JP2002072035A - 光ファイバケーブルの牽引端部 - Google Patents

光ファイバケーブルの牽引端部

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JP2002072035A
JP2002072035A JP2000267966A JP2000267966A JP2002072035A JP 2002072035 A JP2002072035 A JP 2002072035A JP 2000267966 A JP2000267966 A JP 2000267966A JP 2000267966 A JP2000267966 A JP 2000267966A JP 2002072035 A JP2002072035 A JP 2002072035A
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Japan
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tension member
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fiber cable
gap
tension
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JP2000267966A
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Kinya Tsuchiya
欣也 土屋
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SWCC Corp
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 光ファイバケーブル1のテンションメン
バ3が所定長だけ露出され、前記露出されたテンション
メンバ3の周囲にテンションメンバ3の長さよりも短い
筒状部材4がテンションメンバ3との間に間隙を有する
ように被覆されている。筒状部材4から突出したテンシ
ョンメンバ3の端末側は折り曲げられ、前記間隙には棒
状部材5が挿入され、接着剤6が充填されている。そし
て前記筒状部材4にプーリングアイ7が被嵌固定されて
いる。 【効果】 従来の光ファイバケーブルの牽引端部に比べ
て、圧縮スリーブなどを用いることがないため小型化が
可能となり、また牽引端部を形成する場合においても油
圧機等の大型で電源を使用する装置を必要としない。従
って、光ファイバケーブルの布設現場においても簡単に
形成できる光ファイバケーブルの牽引端部を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型で布設現場で
取り付け可能な光ファイバケーブルの牽引端部に関す
る。
【0002】
【従来の技術】
【0003】光ファイバケーブルを布設する際には、通
常光ファイバケーブルの端末部にプーリングアイを取り
付け、このプーリングアイと布設装置等を接続して光フ
ァイバケーブルを牽引して布設している。ところで、光
ファイバケーブルの端末部にプーリングアイを取り付け
る場合、従来はテンションメンバを有する光ファイバケ
ーブルの場合は金属製のスリーブの中にテンションメン
バを挿入し、ダイスを用いて外部より油圧機により圧縮
し固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。即ち、前記したように、従来行われていた光ファイ
バケーブルとプーリングアイの結合方法は、金属製のス
リーブの中にテンションメンバを挿入し、ダイスを用い
て外部より油圧機を用いて圧縮し固定していたために、
プーリングアイ取り付け部が大きな形状とならざるを得
ず、管路内に多条の光ファイバケーブルを布設する場合
などに支障を来すことが多かった。また油圧機を用いる
ために電源を必要とするなど装置全体も大型化し、さら
に油圧機を用いるためにプーリングアイの取り付けは工
場内で行わなければならず、光ファイバケーブルの布設
現場でのプーリングアイの取り付けは不可能であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉光ファイバケーブルの牽引端部であって、上
記光ファイバケーブルの端末部より所定長だけ露出さ
れ、端末側が折り曲げられたテンションメンバと、上記
露出されたテンションメンバの周囲に上記テンションメ
ンバの長さよりも短尺でかつ上記テンションメンバとの
間に間隙を有するように被覆された筒状部材と、上記間
隙に挿入された棒状部材と、上記間隙に充填された接着
剤と、上記筒状部材に被嵌固定されたプーリングアイと
からなることを特徴とする光ファイバケーブルの牽引端
部。
【0006】〈構成2〉光ファイバケーブルの牽引端部
であって、上記光ファイバケーブルの端末部より所定長
だけ露出され、端末側が折り曲げられたテンションメン
バと、上記露出されたテンションメンバの周囲に上記テ
ンションメンバの長さよりも短尺でかつ上記テンション
メンバとの間に間隙を有するように被覆された筒状部材
と、上記間隙に挿入された棒状部材と、上記間隙に充填
された接着剤と、上記折り曲げられたテンションメンバ
の端末部に被覆された被覆部材と、上記筒状部材に被嵌
固定されたプーリングアイとからなることを特徴とする
光ファイバケーブルの牽引端部。
【0007】〈構成3〉光ファイバケーブルの牽引端部
であって、上記光ファイバケーブルの端末部より所定長
だけ露出されたテンションメンバと、上記露出されたテ
ンションメンバの周囲に上記テンションメンバの長さよ
りも短尺でかつ上記テンションメンバとの間に間隙を有
するように被覆された筒状部材と、上記間隙に充填され
た接着剤と、上記筒状部材から突出した上記テンション
メンバの端末側に被覆され、上記テンションメンバと上
記筒状部材との間隙に嵌合された円錐台状部材と、上記
筒状部材に被嵌固定されたプーリングアイとからなるこ
とを特徴とする光ファイバケーブルの牽引端部。
【0008】〈構成4〉光ファイバケーブルの牽引端部
であって、上記光ファイバケーブルの端末部より所定長
だけ露出され、端末側が折り曲げられたテンションメン
バと、上記露出されたテンションメンバの周囲に上記テ
ンションメンバの長さよりも短尺でかつ上記テンション
メンバとの間に間隙を有するように被覆された筒状部材
と、上記間隙に充填された接着剤と、上記筒状部材から
突出した上記テンションメンバの端末側に被覆され、上
記テンションメンバと上記筒状部材との間隙に嵌合され
た円錐台状部材と、上記筒状部材に被嵌固定されたプー
リングアイとからなることを特徴とする光ファイバケー
ブルの牽引端部。
【0009】〈構成5〉光ファイバケーブルの牽引端部
であって、上記光ファイバケーブルの端末部より所定長
だけ露出され、端末側が折り曲げられたテンションメン
バと、上記露出されたテンションメンバの周囲に上記テ
ンションメンバの長さよりも短尺でかつ上記テンション
メンバとの間に間隙を有するように被覆された筒状部材
と、上記間隙に充填された接着剤と、上記筒状部材から
突出した上記テンションメンバの端末側に被覆され、上
記テンションメンバと上記筒状部材との間隙に嵌合され
た円錐台状部材と、上記折り曲げられたテンションメン
バの端末部に被覆された被覆部材と、上記筒状部材に被
嵌固定されたプーリングアイとからなることを特徴とす
る光ファイバケーブルの牽引端部。
【0010】〈構成6〉上記テンションメンバは単鋼線
であることを特徴とする構成1から5記載の光ファイバ
ケーブルの牽引端部。
【0011】〈構成7〉上記筒状部材と上記プーリング
アイとの間で形成される空間部に接着剤が充填されてい
ることを特徴とする構成1から5記載の光ファイバケー
ブルの牽引端部。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1の(a)は本発明の第1の実施
例を説明するための光ファイバケーブルの牽引端部縦断
面図、(b)はそのA−A線に沿う横断面図を示してい
る。図1において、1は光ファイバケーブルである。こ
の光ファイバケーブル1はスロット構造型光ファイバテ
ープ心線ケーブルであり、2は光ファイバテープ心線が
収納されているスロットを有するスペーサである。3は
スペーサ2の中心部に配置されたテンションメンバであ
り、単鋼線により構成されている。現在一般的に布設さ
れている比較的少心型の光ファイバケーブルのテンショ
ンメンバは直径が最大でも2.6mm程度の単鋼線が用
いられることが多い。
【0013】このテンションメンバ3は光ファイバケー
ブルの端末部から外皮やスペーサを除去して所定長露出
されている。4はテンションメンバ3の周囲に被覆され
た筒状部材である。筒状部材4はテンションメンバ3の
露出部分よりも短い長さを有し、テンションメンバ3の
周囲に被覆されたときにテンションメンバ3の端末側が
筒状部材4よりも突出した状態となっている。この突出
した部分は光ファイバケーブルを牽引するときに大きな
牽引力をかけても筒状部材4が抜けることのないように
工具等で必要な長さだけ折り曲げられている。同時に、
プーリングアイ7と筒状部材4との間に挟み込まれてク
ランプされている。
【0014】前記の筒状部材4の内径はテンションメン
バ3の外径よりも充分大きく、テンションメンバ3と筒
状部材4の間は間隙を有するようになっている。この間
隙には鉄等の金属製の棒状部材5が挿入されている。図
の(b)に示すように、棒状部材5の役割は間隙に挿入
されることにより充分な牽引力に耐えられるような楔効
果を奏するものである。そしてさらに間隙にはエポキシ
系、シリコン系、シアノアクリレート系等の接着剤6が
充填されている。筒状部材4にはプーリングアイ7が被
せられ、例えば螺合等により嵌め合わされ、強固に結合
固定されている。なお、筒状部材4とプーリングアイ7
との間で形成される空間部にも前記した接着剤と同種の
接着剤8が充填されている。
【0015】このような牽引端部には、スペーサ2の周
囲にもやはりエポキシ系、シリコン系、シアノアクリレ
ート系等の接着剤9が塗布され、外径を整えるために自
己融着テープ10が巻回され、最後に熱収縮チューブ1
1が被覆されて目的の端末部が形成されている。以上の
ように、この例では、簡単な組立作業で筒状部材4とプ
ーリングアイ7の間で端末側を折り曲げられたテンショ
ンメンバ3が強固に固定されるので、強度があり信頼性
が高く、現場作業が容易という効果がある。
【0016】図2は本発明の第2の実施例を説明するた
めの光ファイバケーブルの牽引端部の縦断面図を示して
いる。なお、以後同一の構成部分は同一の番号で表すこ
ととする。図2において、図1と同様に光ファイバケー
ブル1の端末部からテンションメンバ3が所定長露出さ
れている。テンションメンバ3の周囲にはテンションメ
ンバ3との間に間隙を有するようにテンションメンバ3
の露出部分よりも長さの短い筒状部材4が被覆されてい
る。この時テンションメンバ3の端末側は筒状部材4よ
りも突出した状態になっている。
【0017】この突出したテンションメンバ3の端末側
は図1で述べたのと同様の理由で折り曲げられており、
前記した間隙には楔効果をもたらすように鉄等の金属製
の棒状部材5が挿入されている。さらに間隙にはエポキ
シ系、シリコン系、シアノアクリレート系等の接着剤6
が充填されている。本実施例では前記した折り曲げられ
たテンションメンバ3の端末側に被覆部材12が被覆さ
れており、この被覆部材12と折り曲げられた端末側は
工具等でかしめて密着させられている。図1の例と比較
した場合に、この被覆部材12を設けることにより、テ
ンションメンバ3の抜け防止効果が高まる。故に、テン
ションメンバ3の先端をより強固に安全に筒状部材4と
プーリングアイ7の間に固定するという効果がある。
【0018】そして図1と同様に前記筒状部材4にプー
リングアイ7が例えば螺合等により被嵌され、強固に結
合固定されている。なお、図1と同様に筒状部材4とプ
ーリングアイ7との間で形成される空間部にも前記した
接着剤と同種の接着剤8が充填されている。さらに図1
と同様にスペーサ2の周囲に接着剤9が塗布され、自己
融着テープ10が巻回され、熱収縮チューブ11が被覆
されて端末部が形成されている。
【0019】図3は本発明の第3の実施例を説明するた
めの光ファイバケーブルの牽引端部の縦断面図を示して
いる。図3において、光ファイバケーブル1のテンショ
ンメンバ3が所定長露出されており、その周囲にテンシ
ョンメンバ3よりも長さの短い筒状部材4がテンション
メンバ3との間で間隙を有するように被覆されている。
この間隙にエポキシ系、シリコン系、シアノアクリレー
ト系等の接着剤6が充填されている。
【0020】本実施例では、前記筒状部材4から突出し
たテンションメンバ3の端末側が、中空部を有し軸方向
に漸次直径が減少する円錐台状部材13により、この円
錐台状部材13の面積の小さい底面側がテンションメン
バ3と筒状部材4の間隙に嵌合されて被覆されている。
円錐台状部材13を設けたのは、楔効果によって、テン
ションメンバ3の抜けを防止するためである。
【0021】そして前記筒状部材4にプーリングアイ7
が例えば螺合等により被嵌され、強固に結合固定されて
いる。筒状部材4をプーリングアイ7にねじ込むとき
に、円錐台状部材13を長手方向に圧縮するから、その
楔効果を一層高める作用をする。本実施例においても筒
状部材4とプーリングアイ7との間で形成される空間部
に前記した接着剤と同種の接着剤8が充填されている。
さらにスペーサ2の周囲に接着剤9が塗布され、自己融
着テープ10が巻回され、熱収縮チューブ11が被覆さ
れて端末部が形成されている。
【0022】図4は本発明の第4の実施例を説明するた
めの光ファイバケーブルの牽引端部の縦断面図を示して
いる。図4において、光ファイバケーブル1のテンショ
ンメンバ3が所定長露出されており、その周囲にテンシ
ョンメンバ3よりも長さの短い筒状部材4がテンション
メンバ3との間で間隙を有するように被覆されている。
この間隙にエポキシ系、シリコン系、シアノアクリレー
ト系等の接着剤6が充填されている。
【0023】本実施例では、前記筒状部材4から突出し
たテンションメンバ3の端末側が、中空部を有し軸方向
に漸次直径が減少する円錐台状部材13により、この円
錐台状部材13の面積が小さい底面側がテンションメン
バ3と筒状部材4の間隙に嵌合されて被覆されており、
かつ突出しているテンションメンバ3の端末側が折り曲
げられている。そして前記筒状部材4にプーリングアイ
7が例えば螺合等により被嵌され、強固に結合固定され
ている。本実施例においても筒状部材4とプーリングア
イ7との間で形成される空間部にも前記した接着剤と同
種の接着剤8が充填されている。さらにスペーサ2の周
囲に接着剤9が塗布され、自己融着テープ10が巻回さ
れ、熱収縮チューブ11が被覆されて端末部が形成され
ている。こうして、図1と図3の構造を組み合わせて、
テンションメンバ3を固定する効果を一層高めることが
できる。
【0024】図5は本発明の第5の実施例を説明するた
めの光ファイバケーブルの牽引端部の縦断面図を示して
いる。図5において、光ファイバケーブル1のテンショ
ンメンバ3が所定長露出されており、その周囲にテンシ
ョンメンバ3よりも長さの短い筒状部材4がテンション
メンバ3との間で間隙を有するように被覆されている。
この間隙にエポキシ系、シリコン系、シアノアクリレー
ト系等の接着剤6が充填されている。
【0025】本実施例では、前記筒状部材4から突出し
たテンションメンバ3の端末側が、中空部を有し軸方向
に漸次直径が減少する円錐台状部材13により、この円
錐台状部材13の面積が小さい底面側がテンションメン
バ3と筒状部材4の間隙に嵌合されて被覆されており、
かつ突出しているテンションメンバ3の端末側が折り曲
げられ、この折り曲げられたテンションメンバ3の端末
側に被覆部材12が被覆されており、この被覆部材12
と折り曲げられた端末側は工具等でかしめて密着させら
れている。
【0026】そして前記筒状部材4にプーリングアイ7
が例えば螺合等により被嵌され、強固に結合固定されて
いる。なお、本実施例においても筒状部材4とプーリン
グアイ7との間で形成される空間部にも前記した接着剤
と同種の接着剤8が充填されている。さらにスペーサ2
の周囲に接着剤9が塗布され、自己融着テープ10が巻
回され、熱収縮チューブ11が被覆されて端末部が形成
されている。こうして、図2と図3の構造を組み合わせ
て、テンションメンバ3を固定する効果を一層高めるこ
とができる。
【0027】図6は、上記の各実施例で使用した筒状部
材4とプーリングアイ7の具体例を示す側面図である。
図のように、筒状部材4は、スパナ掛け部4Aと雄ねじ
部4Bと貫通孔4Cとを備える。また、プーリングアイ
7は、ねじ孔7Aに雌ねじ部7Bを設けており、牽引孔
7Cを備える。予め筒状部材4の貫通孔4Cに上記テン
ションメンバ3を挿通し、すでに説明したような要領で
その先端の折り曲げ等を行ったのち、筒状部材4のスパ
ナ掛け部4Aを図示しないスパナで挟む。その状態で、
筒状部材4の雄ねじ部4Bをプーリングアイ7のねじ孔
7Aにねじ込み、雄ねじ部4Bと雌ねじ部7Bとを螺合
させる。
【0028】このときに、同時に、すでに説明したよう
な要領でテンションメンバ3の先端を締め付けて固定す
れば、組立の一時工程は終了する。その後は貫通孔4C
とねじ孔7Aに接着剤を流し込み、外側に上記のような
保護処理をする。いずれの実施例も、貫通孔4C中で、
テンションメンバ3との間に間隙を有する筒状部材4を
使用しているので、接着剤をねじ孔7Aの内部まで流し
込むことができ、強度を高めるとともに、防水処理を完
全にすることができる。こうした理由から、接着剤は、
硬化前は比較的流動性のよいものが好ましい。また、接
着剤は、雄ねじ部4Bと雌ねじ部7Bのねじのゆるみを
防止できる程度の接着力があれば充分である。以上のよ
うにすれば、牽引孔7Cに図示しないウインチを接続し
て牽引をしても、安全に光ファイバケーブルの牽引がで
きる。
【発明の効果】以上のように、本発明の光ファイバケー
ブルの牽引端部は、従来の光ファイバケーブルの牽引端
部に比べて、圧縮スリーブなどを用いることがないため
小型化が可能となり、また牽引端部を形成する場合にお
いても油圧機等の大型でかつ電源を使用する装置を必要
としない。従って、光ファイバケーブルの布設現場にお
いても簡単に形成できる光ファイバケーブルの牽引端部
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】牽引端部の第1の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図2】牽引端部の第2の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図3】牽引端部の第3の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図4】牽引端部の第4の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図5】牽引端部の第5の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図6】各実施例で使用した筒状部材とプーリングアイ
の具体例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル 2 スペーサ 3 テンションメンバ 4 筒状部材 5 棒状部材 6 テンションメンバと筒状部材の間隙に充填さ
れた接着剤 7 プーリングアイ 8 筒状部材とプーリングアイとで形成された空
間部に充填された接着剤 9 スペーサの周囲に塗布された接着剤 10 自己融着テープ 11 熱収縮チューブ 12 折り曲げられたテンションメンバの端末部
に被覆された被覆材 13 円錐台状部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブルの牽引端部であっ
    て、 前記光ファイバケーブルの端末部より所定長だけ露出さ
    れ、端末側が折り曲げられたテンションメンバと、 前記露出されたテンションメンバの周囲に前記テンショ
    ンメンバの長さよりも短尺でかつ前記テンションメンバ
    との間に間隙を有するように被覆された筒状部材と、 前記間隙に挿入された棒状部材と、 前記間隙に充填された接着剤と、 前記筒状部材に被嵌固定されたプーリングアイとからな
    ることを特徴とする光ファイバケーブルの牽引端部。
  2. 【請求項2】 光ファイバケーブルの牽引端部であっ
    て、 前記光ファイバケーブルの端末部より所定長だけ露出さ
    れ、端末側が折り曲げられたテンションメンバと、 前記露出されたテンションメンバの周囲に前記テンショ
    ンメンバの長さよりも短尺でかつ前記テンションメンバ
    との間に間隙を有するように被覆された筒状部材と、 前記間隙に挿入された棒状部材と、 前記間隙に充填された接着剤と、 前記折り曲げられたテンションメンバの端末部に被覆さ
    れた被覆部材と、 前記筒状部材に被嵌固定されたプーリングアイとからな
    ることを特徴とする光ファイバケーブルの牽引端部。
  3. 【請求項3】 光ファイバケーブルの牽引端部であっ
    て、 前記光ファイバケーブルの端末部より所定長だけ露出さ
    れたテンションメンバと、 前記露出されたテンションメンバの周囲に前記テンショ
    ンメンバの長さよりも短尺でかつ前記テンションメンバ
    との間に間隙を有するように被覆された筒状部材と、 前記間隙に充填された接着剤と、 前記筒状部材から突出した前記テンションメンバの端末
    側に被覆され、前記テンションメンバと前記筒状部材と
    の間隙に嵌合された円錐台状部材と、 前記筒状部材に被嵌固定されたプーリングアイとからな
    ることを特徴とする光ファイバケーブルの牽引端部。
  4. 【請求項4】 光ファイバケーブルの牽引端部であっ
    て、 前記光ファイバケーブルの端末部より所定長だけ露出さ
    れ、端末側が折り曲げられたテンションメンバと、 前記露出されたテンションメンバの周囲に前記テンショ
    ンメンバの長さよりも短尺でかつ前記テンションメンバ
    との間に間隙を有するように被覆された筒状部材と、 前記間隙に充填された接着剤と、 前記筒状部材から突出した前記テンションメンバの端末
    側に被覆され、前記テンションメンバと前記筒状部材と
    の間隙に嵌合された円錐台状部材と、 前記筒状部材に被嵌固定されたプーリングアイとからな
    ることを特徴とする光ファイバケーブルの牽引端部。
  5. 【請求項5】 光ファイバケーブルの牽引端部であっ
    て、 前記光ファイバケーブルの端末部より所定長だけ露出さ
    れ、端末側が折り曲げられたテンションメンバと、 前記露出されたテンションメンバの周囲に前記テンショ
    ンメンバの長さよりも短尺でかつ前記テンションメンバ
    との間に間隙を有するように被覆された筒状部材と、 前記間隙に充填された接着剤と、 前記筒状部材から突出した前記テンションメンバの端末
    側に被覆され、前記テンションメンバと前記筒状部材と
    の間隙に嵌合された円錐台状部材と、 前記折り曲げられたテンションメンバの端末部に被覆さ
    れた被覆部材と、 前記筒状部材に被嵌固定されたプーリングアイとからな
    ることを特徴とする光ファイバケーブルの牽引端部。
  6. 【請求項6】 前記テンションメンバは単鋼線であるこ
    とを特徴とする請求項1から5記載の光ファイバケーブ
    ルの牽引端部。
  7. 【請求項7】 前記筒状部材と前記プーリングアイとの
    間で形成される空間部に接着剤が充填されていることを
    特徴とする請求項1から5記載の光ファイバケーブルの
    牽引端部。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017146324A1 (ko) * 2016-02-24 2017-08-31 엘에스전선 주식회사 해저케이블용 풀링아이, 해저케이블용 풀링아이의 설치방법, 및 풀링아이룰 구비한 해저케이블

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