JP2002062865A - 鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置 - Google Patents

鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置

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JP2002062865A
JP2002062865A JP2000252252A JP2000252252A JP2002062865A JP 2002062865 A JP2002062865 A JP 2002062865A JP 2000252252 A JP2000252252 A JP 2000252252A JP 2000252252 A JP2000252252 A JP 2000252252A JP 2002062865 A JP2002062865 A JP 2002062865A
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opening
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JP2000252252A
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Tadafumi Minowa
匡文 箕輪
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立が容易でコンパクトに構成できるととも
に、鍵盤蓋を確実にゆっくり閉じることができる鍵盤楽
器の鍵盤蓋開閉装置を提供する。 【解決手段】 鍵盤9を含む演奏部4を、支点11を中
心として開放位置と閉鎖位置の間で回動自在の鍵盤蓋8
により開閉する鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置であって、鍵
盤蓋8の左右の端部の少なくとも一方に、前後方向に延
びかつ鍵盤蓋8の背面から突出した状態で一体に設けら
れたステー12と、腕木5の内側面に、鍵盤蓋8の支点
11を中心とするステー12の突出した先端部の回動軌
跡に沿って配置されたラック27と、ステー12の先端
部に取り付けられ、回転体25と、これと一体に回転す
るピニオン26とを有し、鍵盤蓋8が閉鎖位置側へ回動
するときに、ピニオン26がラック27と噛み合いなが
ら転動することにより、ステー12を介して鍵盤蓋8を
制動するトルクダンパ28と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵盤を含む演奏部
を開放位置と閉鎖位置の間で移動可能な鍵盤蓋により開
閉する電子オルガンなどの鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子オルガンとして、例えば図9
に示すものが知られている。この電子オルガン51は、
鍵盤蓋58を閉じた状態で、上面が平らになり、机とし
て使用可能ないわゆるデスク型のものであり、学校の教
室などで用いられる。この電子オルガン51のオルガン
本体52は、ケース53と、ケース53内に配置された
演奏部54などで構成されている。ケース53は、左右
の腕木55、55(一方のみ図示)と、両腕木55、5
5の下部間に水平に固定・支持された棚板56と、両腕
木55、55の後部間に固定され、この部分を水平に覆
う屋根57と、屋根57の前端部に取り付けられ、演奏
部54を開閉する鍵盤蓋58などを備えている。演奏部
54は、棚板56の前部に配置された多数の鍵盤59
(1つのみ図示)と、その後ろ側に設けられ、各種のス
イッチ(図示せず)などを配置したコントロールパネル
60などで構成されている。
【0003】鍵盤蓋58は、その後端部が、屋根57の
前端部に複数の蝶番61(1つのみ図示)を介して回動
自在に取り付けられている。また、鍵盤蓋58の裏面の
左右両端部には、アーム状のステー62、62(一方の
み図示)が取り付けられている。各ステー62は、その
前側の固定部62aの部分で鍵盤蓋58の裏面後端部に
固定され、鍵盤蓋58に沿って後方に延び、鍵盤蓋58
の背面から突出している。一方、各腕木55の内側面の
所定位置には、ストッパピン63が突出して設けられて
いる。そして、鍵盤蓋58を後方へ回動させたときに、
ステー62がストッパピン63に当接することによっ
て、鍵盤蓋58は、斜め後方に傾いた所定の角度に保持
される(同図の実線)。この位置が鍵盤蓋58の開放位
置であり、この状態で、鍵盤蓋58は、演奏部54を開
放するとともに、譜面台としても使用される。
【0004】また、鍵盤蓋58の裏面前端部には、断面
L形の前付け64が取り付けられており、鍵盤蓋58を
手前側へ回動させたときに、この前付け64が棚板56
の前端部に設けた口棒65に当接することによって、鍵
盤蓋58が水平に保持される(同図の2点鎖線)。この
位置が鍵盤蓋58の閉鎖位置であり、この状態で、鍵盤
蓋58は、演奏部54を閉鎖するとともに、屋根57の
前側に上面面一で水平に連なった状態になり、これによ
り、電子オルガン51を、屋根57および鍵盤蓋58を
天板として、机としても使用することが可能になる。
【0005】さらに、この電子オルガン51には、鍵盤
蓋58をゆっくり閉じるための制動機構66が設けられ
ている。これは、鍵盤蓋58が回動式であるため、その
開閉操作中に誤って鍵盤蓋58から手が滑った場合や、
閉じ操作が適切でない場合などに、鍵盤蓋58が自重で
勢いよく回動し、口棒65に衝突することにより、鍵盤
蓋58や口棒65が損傷するおそれがあるので、そのよ
うな不具合を防止するためである。具体的には、この制
動機構66は、一方のステー62の先端部と棚板56の
前部との間に連結された引張りコイルばね67と、屋根
57の下面に配置した板ばね状のキャッチャー68とに
よって構成されている。この構成により、コイルばね6
7のばね力を、鍵盤蓋58の閉鎖中の全体にわたり且つ
閉鎖終了時に最大になるように鍵盤蓋58に作用させる
ことにより、これを減速するとともに、閉鎖終了時に鍵
盤蓋58をキャッチャー68で挟持し、そのばね力を作
用させ、さらに減速することによって、鍵盤蓋58をゆ
っくり閉じるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の電子オルガン51の鍵盤蓋58の制動機構66では、
コイルばね67の組立を、これを伸ばしながら引っ掛け
るという作業によって行わなければならいため、組立作
業が煩雑である。また、板ばね状のキャッチャー68は
ステー62を挟持することで制動を行うので、両者6
2、68の当たり具合によって制動力がばらつきやす
く、その調整が微妙で、手間がかかる。また、出荷時に
制動力が適正に調整されていたとしても、使用が進むに
つれて、キャッチャー68の変形などによって制動力が
変化しやすく、これを長期間、良好に維持できないとい
う問題もある。
【0007】なお、鍵盤蓋を閉鎖時に減速する制動機構
として、トルクダンパを用いたものも従来知られてい
る。しかし、上述したデスク型オルガンの場合には、屋
根57の前端部に鍵盤蓋58が連結されていて、スペー
スの余裕がないため、この部分にトルクダンパを直接、
配置するのは困難である。また、たとえそのような配置
を行ったとしても、その場合にはトルクダンパの回転中
心が鍵盤蓋58の回動中心と一致するため、所要の制動
トルクを確保するのに大型のトルクダンパが必要にな
る。その結果、制動機構の大型化およびコストの上昇を
招くとともに、トルクダンパの配置が一層、困難になっ
てしまう。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、組立が容易でコンパクトに構成
できるとともに、鍵盤蓋を確実にゆっくり閉じることが
できる鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、左右の腕木の間に配置された鍵盤を含む
演奏部を、支点を中心として開放位置と閉鎖位置の間で
回動自在の鍵盤蓋により開閉する鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉
装置であって、鍵盤蓋の左右の端部の少なくとも一方
に、前後方向に延びかつ鍵盤蓋の背面から突出した状態
で設けられ、鍵盤蓋と一体に回動するステーと、腕木の
内側面に、鍵盤蓋の支点を中心とするステーの突出した
先端部の回動軌跡に沿って配置されたラックと、ステー
の先端部に取り付けられ、左右方向に延びる軸線回りに
回転自在の回転体と、この回転体と一体に回転するピニ
オンとを有し、鍵盤蓋が閉鎖位置側へ回動するときに、
ピニオンがラックと噛み合いながら転動することによ
り、ステーを介して鍵盤蓋を制動するトルクダンパと、
を備えていることを特徴とする。
【0010】この鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置によれば、
鍵盤蓋を支点を中心として閉鎖位置側へ回動させると、
これと一体にステーが回動する。このステーの回動に伴
い、ステーに取り付けたトルクダンパの回転体と一体の
ピニオンが、腕木の内側面に配置したラックと噛み合い
ながら転動する。その結果、鍵盤蓋の閉鎖時に、トルク
ダンパのトルク抵抗が、ステーを介して鍵盤蓋に制動ト
ルクとして作用し、鍵盤蓋を減速・制動することによっ
て、鍵盤蓋を確実にゆっくり閉じることができる。ま
た、トルクダンパがステーの先端部に配置されていて、
その制動トルクが鍵盤蓋にその支点から離れた位置で作
用し、支点回りのうでの長さを大きく確保できるので、
小型のトルクダンパで所要の制動トルクを得ることがで
きる。その結果、装置の小型化および低コスト化を図れ
るとともに、レイアウトも容易になる。さらに、トルク
ダンパがステーに直接、取り付けられるので、例えば、
これらを鍵盤蓋にあらかじめ組み付けた後、鍵盤蓋を楽
器本体に取り付けることが可能になるなど、組立も容易
に行える。
【0011】この場合、ラックは、鍵盤蓋の閉鎖位置側
への回動の途中からピニオンが噛み合うように配置され
ていることが好ましい。
【0012】この構成によれば、開放位置からの鍵盤蓋
の閉鎖の途中までは、ピニオンがラックに噛み合わない
ことで、トルクダンパのトルク抵抗が発生せず、鍵盤蓋
はフリーな状態にあるので、その閉じ操作を小さな操作
力でより容易に行える。また、その後、閉鎖の途中から
ピニオンがラックに噛み合うようになり、以後はトルク
ダンパの制動トルクが鍵盤蓋に作用するので、トルクダ
ンパの制動トルクを鍵盤蓋に必要なタイミングで効果的
に作用させることができる。
【0013】これらの場合、ラックに、鍵盤蓋が開放位
置側へ回動したときにピニオンが当接することにより鍵
盤蓋を開放位置に保持するストッパ部が一体に形成され
ていることが好ましい。
【0014】この構成では、ラックに一体に形成したス
トッパ部にピニオンが当接することによって、鍵盤蓋が
開放位置に保持されるので、この目的のために通常、腕
木に別個に設けられている従来のストッパピンを省略で
き、その分、部品点数および組立工数を削減することが
できる。
【0015】さらにこれらの場合、トルクダンパは、鍵
盤蓋が閉鎖位置へ回動するときにのみトルク抵抗を発生
するワンウェイトルクダンパで構成されていることが好
ましい。
【0016】この構成では、鍵盤蓋を開放するときに
は、トルクダンパの制動トルクが鍵盤蓋に作用しないの
で、その開放操作を小さな操作力で容易に行えるととも
に、鍵盤蓋を閉鎖するときには、鍵盤蓋をトルクダンパ
で制動することで、これを確実にゆっくり閉じることが
できる。
【0017】また、前記目的を達成するため、請求項5
に係る発明は、左右の腕木の間に配置された鍵盤を含む
演奏部を、開放位置と閉鎖位置の間で移動自在の鍵盤蓋
により開閉する鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置であって、鍵
盤蓋の左右の端部の少なくとも一方に設けられ、側方に
突出するとともに、左右方向に延びる軸線回りに回転自
在のピニオンと、腕木の内側面に所定の軌道に沿って配
置され、鍵盤蓋の開閉に伴いピニオンが噛み合いながら
転動することにより鍵盤蓋の移動を案内するラックと、
オン/オフ操作されるスイッチと、鍵盤蓋に設けられ、
スイッチのオン/オフ状態に応じて作動し、ピニオンを
回転させることにより鍵盤蓋を開放位置と閉鎖位置に駆
動するモータと、を備えていることを特徴とする。
【0018】この鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置によれば、
スイッチが操作されると、そのオン/オフ状態に応じて
モータが作動することによって、鍵盤蓋の側方に突出し
て設けられたピニオンを回転駆動する。これにより、ピ
ニオンが、腕木の内側面に所定の軌道に沿って配置され
たラックと噛み合いながら転動することによって、鍵盤
蓋は、ラックに案内されながら、開放位置と閉鎖位置に
駆動される。このように、鍵盤蓋の開閉を、手動操作で
はなく、スイッチのオン/オフに応じてモータの駆動に
よって行うので、その回転速度などを適切に設定するこ
とによって、鍵盤蓋を所定の速度で開閉でき、回動式の
鍵盤蓋の場合においても、これを確実にゆっくり閉じる
ことができる。また、モータが鍵盤蓋に設けられている
ので、装置をコンパクトに構成できるとともに、組立も
容易に行える。
【0019】この場合、スイッチが、鍵盤楽器の電源ス
イッチであることが好ましい。
【0020】この構成によれば、電源スイッチのオン/
オフ操作に連動してモータが作動するので、演奏の開始
および終了に応じて、鍵盤蓋を自動的に開閉することが
できる。また、演奏終了後、電源を切り忘れていれば、
鍵盤蓋が開いたままの状態になっていることから、演奏
者がそのことに気づきやすいので、電源の切り忘れの防
止にもなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1は、本
発明の第1実施形態による電子オルガンの鍵盤蓋開閉装
置を示している。この電子オルガン1は、すでに説明し
た従来の電子オルガン51と同様のデスク型のものであ
り、基本的な構成も同じである。
【0022】すなわち、両図に示すように、この電子オ
ルガン1は、オルガン本体2と、これを支持する側板2
1などから成るスタンド22で構成されている。オルガ
ン本体2は、ケース3と、ケース3内に配置された演奏
部4などで構成されている。ケース3は、ラワン合板な
どの板材を組み立てたものであり、左右の腕木5、5
(一方のみ図示)と、両腕木5、5の下部間に水平に固
定・支持された棚板6と、両腕木5、5の後部間に固定
され、この部分を水平に覆う屋根7と、屋根7の前端部
に取り付けられ、演奏部4を開閉する鍵盤蓋8などを備
えている。演奏部4は、棚板6の前部に配置された多数
の鍵盤9(1つのみ図示)と、各種のスイッチ(図示せ
ず)などを配置したコントロールパネル10などで構成
され、コントロールパネル10は、屋根7の下面前端部
に取り付けられるとともに、鍵盤9の後端部付近まで前
方に延びている。
【0023】鍵盤蓋8は、その後端部が、屋根7の前端
部に複数の蝶番11(支点)(1つのみ図示)を介して
回動自在に取り付けられている。また、鍵盤蓋8の裏面
の左右両端部には、ステー12、12(一方のみ図示)
が取り付けられている。
【0024】図2に示すように、各ステー12は、鉄板
を折曲げ加工などすることによりアーム状に形成されて
おり、固定部13と、これと一体のステー本体部14で
構成されている。固定部13は、鍵盤蓋8の裏面後部
に、これに沿った状態でねじ(図示せず)などで固定さ
れている。一方、ステー本体部14は、固定部13の外
側端から、鍵盤蓋8に対して直角に且つ後方(図1およ
び図2では下方)に延びており、鍵盤蓋8の背面から突
出している。
【0025】このステー本体部14の突出した先端部に
は、トルクダンパ23が取り付けられている。このトル
クダンパ23は、ワンウェイトルク式の油圧ダンパで構
成されており、オイルを充填した円筒状のケーシング2
4と、ケーシング24に回転自在に取り付けられた回転
軸25(回転体)とを有している。このトルクダンパ2
3は、回転軸25がケーシング24に対して所定の方向
に回転するときのみ、回転軸25に油圧によるトルク抵
抗を作用させ、逆方向に回転するときには、トルク抵抗
が発生せず、すなわち無負荷になるように構成されてい
る。ケーシング24は、ステー12の内側面にねじ(図
示せず)などで固定され、回転軸25は、ステー12を
貫通してその外方に突出していて、その先端部にピニオ
ン26が一体に取り付けられている。
【0026】一方、各腕木5の内側面には、ピニオン2
6が噛み合うラック27が設けられている。このラック
27は、所定の曲率を有する円弧状にあらかじめ形成さ
れ、腕木5にねじ止めされており、蝶番11を中心とす
る円弧に沿うように配置されている。以上の構成によ
り、鍵盤蓋8を回動させると、ピニオン26はラック2
7と噛み合いながら転動する。また、鍵盤蓋8を閉鎖側
(図1の反時計方向)に回動させたときには、回転軸2
5がピニオン26と一体に上記所定方向に回転すること
で、トルクダンパ23のトルク抵抗が作用する一方、鍵
盤蓋8を開放側(図1の時計方向)に回動させたときに
は、回転軸25が逆方向に回転することで、トルクダン
パ23のトルク抵抗は発生しない。
【0027】また、各腕木5の内側面の所定位置には、
ストッパピン15が突出して設けられている。さらに、
鍵盤蓋8の裏面前端部には、断面L形の前付け16が取
り付けられており、棚板6の前端部には、口棒17が設
けられている。
【0028】次に、上記構成の鍵盤蓋開閉装置による鍵
盤蓋8の開閉動作を、図1を参照して説明する。まず、
鍵盤蓋8を後方へ引き起こすようにすると、鍵盤蓋8お
よびこれと一体のステー12が、開放側(同図の時計方
向)へ回動する。このステー12の回動に伴い、トルク
ダンパ23に取り付けたピニオン26が、ラック27と
噛み合いながら転動する。この鍵盤蓋8の回動は、ステ
ー12のステー本体部14がストッパピン15に当接す
ることによって終了し、鍵盤蓋8は、同図に実線で示す
開放位置に達する。この状態では、鍵盤蓋8は、斜め後
方に傾いた所定の角度に保持され、演奏部4を開放する
とともに、譜面台としても使用される。前述したよう
に、この方向の鍵盤蓋8の回動中には、トルクダンパ2
3のトルク抵抗が発生せず、無負荷の状態になるので、
鍵盤蓋8を小さな操作力で容易に開放することができ
る。
【0029】一方、この開放位置から鍵盤蓋8を手前側
に倒すようにすると、ピニオン26が上記と逆方向に転
動しながら、鍵盤蓋8およびステー12が閉鎖側(同図
の反時計方向)に回動する。この鍵盤蓋8の回動は、前
付け16が口棒17に当接することによって終了し、鍵
盤蓋8は、同図に2点鎖線で示す閉鎖位置に達する。こ
の状態では、鍵盤蓋8は、水平に保持され、演奏4を閉
鎖するとともに、屋根7の前側に上面面一で水平に連な
った状態になり、これにより、電子オルガン1は机とし
ても使用される。前述したように、この方向の鍵盤蓋8
の回動中には、トルクダンパ23のトルク抵抗が発生
し、このトルク抵抗がステー12を介して鍵盤蓋8に制
動トルクとして作用する。したがって、この制動トルク
により、鍵盤蓋8を減速・制動することによって、これ
を確実にゆっくり閉じることができ、鍵盤蓋8や口棒1
7の損傷などを防止できる。
【0030】また、本実施形態によれば、トルクダンパ
23がステー12の先端部に配置されていて、その制動
トルクが鍵盤蓋8にその支点である蝶番11から離れた
位置で作用し、支点回りのうでの長さを大きく確保でき
るので、小型のトルクダンパで所要の制動トルクを得る
ことができる。その結果、装置の小型化および低コスト
化を図れるとともに、レイアウトも容易になる。さら
に、トルクダンパ23がステー12に直接、取り付けら
れているので、例えば、これらを鍵盤蓋8にあらかじめ
組み付けた後、鍵盤蓋8を屋根7に取り付けることが可
能になるなど、組立も容易に行うことができる。
【0031】図3は、本発明の第2実施形態による電子
オルガンの鍵盤蓋開閉装置を示している。この実施形態
は、上述した第1実施形態のラック27をより短く形成
し、第1実施形態のラック27の前部を除く部分に配置
した点が異なっており、他の構成は第1実施形態と同様
である。
【0032】したがって、本実施形態によれば、第1実
施形態による効果が同様に得ることができる。また、開
放位置からの鍵盤蓋8の閉鎖の途中までは、ピニオン2
6がラック27に噛み合わないことで、トルクダンパ2
3のトルク抵抗が発生せず、鍵盤蓋8はフリーな状態に
あるので、その閉じ操作を小さな操作力でより容易に行
うことができる。その後、閉鎖の途中からピニオン26
がラック27に噛み合うようになり(同図の実線)、以
後はトルクダンパ23の制動トルクが鍵盤蓋8に作用す
るので、トルクダンパ23の制動トルクを鍵盤蓋8に必
要なタイミングで効果的に作用させることができる。
【0033】図4は、本発明の第3実施形態による電子
オルガンの鍵盤蓋開閉装置を示している。この実施形態
は、第1実施形態のラック27の前端部に、上方に突出
するストッパ部27aを一体に形成するとともに、第1
実施形態のストッパピン15を省略した点が異なるもの
である。同図に示すように、この構成では、鍵盤蓋8が
開放位置側へ回動したときに、ピニオン26がストッパ
部27aに当接することによって、鍵盤蓋8が開放位置
に保持される。このため、同じ目的のためにラック27
とは別個に設けられていた第1実施形態のストッパピン
15は省略されており、その分、部品点数および組立工
数を削減することができる。
【0034】図5および図6は、本発明の第4実施形態
を示している。本実施形態は、これまでに説明した第1
〜第3実施形態のトルクダンパ23に代えて、ステー1
2の先端部にモータ28を取り付け、このモータ28に
よって鍵盤蓋8を駆動し、開閉するようにしたものであ
る。このモータ28は、正逆回転可能なステッピングモ
ータで構成されており、図5に示すように、ステー12
の内側面にねじ(図示せず)などで固定され、その出力
軸28aがステー12を貫通して外方に突出していて、
その先端部にピニオン26が一体に取り付けられてい
る。このピニオン26は、前述した実施形態と同様に腕
木5に配置されたラック27と噛み合っている。
【0035】図6は、モータ28の作動を制御するため
の2つの制御回路を示している。同図(a)に示す制御
回路は、開閉スイッチ(SW)29(スイッチ)および
ECU30を備えている。開閉スイッチ29は、鍵盤蓋
8が閉鎖されている状態においても操作可能な部位、例
えば口棒17の前面などに配置されており、そのオン/
オフ状態を表す信号をECU30に出力する。ECU3
0は、マイクロコンピュータで構成されており、開閉ス
イッチ29からのオン/オフ信号に応じて、モータ28
の作動を次のように制御する。
【0036】すなわち、鍵盤蓋8が閉鎖位置にある状態
から、演奏を行うために開閉スイッチ29が演奏者によ
ってオン操作されると、ECU30は、そのオン信号が
入力されるのに応じて、モータ28に駆動信号を出力
し、モータ28を所定方向に所定回転数、回転させた
後、これを停止させる。これにより、モータ28の出力
軸28aに取り付けたピニオン26がラック27に噛み
合いながら、所定ストローク、前方に転動することで、
鍵盤蓋8が閉鎖位置から開放位置に駆動される。一方、
演奏の終了時に、開閉スイッチ29がオフ操作される
と、ECU30は、そのオフ信号の入力に応じて、モー
タ28を上記と逆方向に同じ所定回転数、回転させた
後、これを停止させる。これにより、ピニオン26がラ
ック27上を上記と同じ所定ストローク、後方に転動す
ることで、鍵盤蓋8が開放位置から閉鎖位置に駆動され
る。
【0037】以上のように、本実施形態によれば、鍵盤
蓋8の開閉を、手動操作ではなく、開閉スイッチ29の
オン/オフに応じてモータ28の駆動によって行うの
で、その回転速度などを適切に設定することによって、
鍵盤蓋8を最適な速度で開閉できる。例えば、鍵盤蓋8
の閉鎖中におけるモータ28の回転速度を、その初期に
は大きくし、閉鎖位置に近づくにつれて次第に小さくな
るように制御することによって、鍵盤蓋8を、全体とし
ては短い時間で、かつ閉じ終わりにはゆっくりと閉鎖す
ることができる。あるいは、モータ28の回転速度を、
鍵盤蓋8の開放時と閉鎖時との間で、異ならせるように
してもよい。また、モータ28がステー12に取り付け
られているので、装置をコンパクトに構成できるととも
に、組立も容易に行うことができる。
【0038】図6(b)に示す制御回路は、同図(a)
の制御回路にリミットスイッチ31a、31bを付加し
たものである。これらのリミットスイッチ31a、31
bは、例えば第1実施形態のストッパピン15や屋根7
の裏面にそれぞれ配置されていて、鍵盤蓋8が開放位置
および閉鎖位置に達したときにステー12で押圧される
ことによりそれぞれオンされ、その信号をECU30に
出力する。そして、ECU30は、上記と同様、開閉ス
イッチ29からのオン/オフ信号の入力に応じてモータ
28を作動させるとともに、その後、リミットスイッチ
31aまたは31bからオン信号が入力されたときに、
モータ28を停止させる。したがって、この制御例によ
れば、鍵盤蓋8を開放位置と閉鎖位置に精度良く駆動す
ることができる。
【0039】図7は、本発明の第5実施形態を示してい
る。図6との対比から明らかなように、本実施形態は、
上述した第4実施形態の開閉スイッチ29に代え、電子
オルガン1の電源スイッチ(SW)32のオン/オフ状
態に応じて、モータ28の作動を制御するようにしたも
のである。
【0040】したがって、本実施形態によれば、電源ス
イッチ32のオン/オフ操作に連動してモータ28が作
動するので、演奏の開始および終了に応じて、鍵盤蓋8
を自動的に開閉することができる。また、演奏終了後、
電源を切り忘れていれば、鍵盤蓋8が開いたままの状態
になっていることから、演奏者がそのことに気づきやす
いので、電源の切り忘れをも防止することができる。
【0041】なお、上述した第4および第5実施形態
は、回動式の鍵盤蓋8をモータ28で駆動し、開閉する
例であるが、このようなモータによる鍵盤蓋の開閉を、
スライド式の鍵盤蓋に対して適用してもよい。例えば、
図8は、従来の電子ピアノの一例を示しており、この電
子ピアノ41では、左右の腕木42、42(一方のみ図
示)の間に配置された鍵盤43を含む演奏部44が、ス
ライド式の鍵盤蓋45によって開閉される。この鍵盤蓋
45は、その前端部が、腕木42の内側面に形成した前
後方向に延びるガイド溝46で案内されるとともに、後
端部に取り付けたピニオン47が、腕木42の内側面に
設けた前後方向に延びるラック48と噛み合いながら転
動することにより、ラック48で案内された状態で、同
図に示す開放位置と図示しない閉鎖位置との間で前後方
向にスライドされる。したがって、このピニオン47
を、第4または第5実施形態と同様の構成により、モー
タで回転駆動することによって、このようなタイプのス
ライド式の鍵盤蓋についても、第4または第5実施形態
による前述した効果を同様に得ることができる。
【0042】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、各実施形態では、ステー12が鍵盤蓋8の左右
の両端部に設けられるものとして説明したが、ステー1
2は鍵盤蓋8の左右の一方の端部に設けてもよい。ま
た、第1〜第3実施形態では、トルクダンパ23とし
て、ワンウェイ式の油圧ダンパを用いているが、これに
限らず、他の適当なダンパを採用することも可能であ
る。
【0043】さらに、第4および第5実施形態では、モ
ータ28により鍵盤蓋8を開放位置と閉鎖位置に駆動す
る手法として、モータ28を所定回転数、回転させた
り、リミットスイッチ31a、31bを併用したりして
いるが、その手法は任意であり、例えばモータ28の回
転速度をあらかじめ設定するとともに、タイマ処理によ
ってモータ28を停止させるようにしてもよい。その
他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更
することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の鍵盤楽器の鍵盤
蓋開閉装置は、組立が容易でコンパクトに構成できると
ともに、鍵盤蓋を確実にゆっくり閉じることができるな
どの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による鍵盤蓋開閉装置を
備えた電子オルガンの側面図である。
【図2】図1の鍵盤蓋開閉装置のステーおよびトルクダ
ンパならびにその取付状況などを示す正面図である。
【図3】第2実施形態による鍵盤蓋開閉装置を備えた電
子オルガンの側面図である。
【図4】第3実施形態による鍵盤蓋開閉装置を備えた電
子オルガンの側面図である。
【図5】第4実施形態による鍵盤蓋開閉装置のステーお
よびモータならびにその取付状況などを示す正面図であ
る。
【図6】図5のモータの作動を制御する2つの制御回路
を示すブロック図である。
【図7】第5実施形態による2つの制御回路を示す、図
6と同様のブロック図である。
【図8】第4および第5実施形態を適用する電子ピアノ
の一例を示す側面図である。
【図9】従来の電子オルガンの鍵盤蓋開閉装置を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 電子オルガン(鍵盤楽器) 4 演奏部 5 腕木 8 鍵盤蓋 9 鍵盤 11 蝶番(支点) 12 ステー 23 トルクダンパ 25 回転軸(回転体) 26 ピニオン 27 ラック 27a ストッパ部 28 モータ 29 開閉スイッチ(スイッチ) 32 電源スイッチ 41 電子ピアノ(鍵盤楽器) 42 腕木 43 鍵盤 44 演奏部 45 鍵盤蓋 47 ピニオン 48 ラック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の腕木の間に配置された鍵盤を含む
    演奏部を、支点を中心として開放位置と閉鎖位置の間で
    回動自在の鍵盤蓋により開閉する鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉
    装置であって、 前記鍵盤蓋の左右の端部の少なくとも一方に、前後方向
    に延びかつ当該鍵盤蓋の背面から突出した状態で設けら
    れ、当該鍵盤蓋と一体に回動するステーと、 前記腕木の内側面に、前記鍵盤蓋の前記支点を中心とす
    る前記ステーの突出した先端部の回動軌跡に沿って配置
    されたラックと、 前記ステーの前記先端部に取り付けられ、左右方向に延
    びる軸線回りに回転自在の回転体と、この回転体と一体
    に回転するピニオンとを有し、前記鍵盤蓋が前記閉鎖位
    置側へ回動するときに、前記ピニオンが前記ラックと噛
    み合いながら転動することにより、前記ステーを介して
    前記鍵盤蓋を制動するトルクダンパと、 を備えていることを特徴とする鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ラックは、前記鍵盤蓋の前記閉鎖位
    置側への回動の途中から前記ピニオンが噛み合うように
    配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の鍵
    盤楽器の鍵盤蓋開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記ラックに、前記鍵盤蓋が前記開放位
    置側へ回動したときに前記ピニオンが当接することによ
    り前記鍵盤蓋を前記開放位置に保持するストッパ部が一
    体に形成されていることを特徴とする、請求項1または
    2に記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記トルクダンパは、前記鍵盤蓋が前記
    閉鎖位置側へ回動するときにのみトルク抵抗を発生する
    ワンウェイトルクダンパで構成されていることを特徴と
    する、請求項1ないし3のいずれかに記載の鍵盤楽器の
    鍵盤蓋開閉装置。
  5. 【請求項5】 左右の腕木の間に配置された鍵盤を含む
    演奏部を、開放位置と閉鎖位置の間で移動自在の鍵盤蓋
    により開閉する鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装置であって、 前記鍵盤蓋の左右の端部の少なくとも一方に設けられ、
    側方に突出するとともに、左右方向に延びる軸線回りに
    回転自在のピニオンと、 前記腕木の内側面に所定の軌道に沿って配置され、前記
    鍵盤蓋の開閉に伴い前記ピニオンが噛み合いながら転動
    することにより前記鍵盤蓋の移動を案内するラックと、 オン/オフ操作されるスイッチと、 前記鍵盤蓋に設けられ、前記スイッチのオン/オフ状態
    に応じて作動し、前記ピニオンを回転させることにより
    前記鍵盤蓋を前記開放位置と前記閉鎖位置に駆動するモ
    ータと、 を備えていることを特徴とする鍵盤楽器の鍵盤蓋開閉装
    置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチが、当該鍵盤楽器の電源ス
    イッチであることを特徴とする、請求項5に記載の鍵盤
    楽器の鍵盤蓋開閉装置。
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