JP2001013955A - 鍵盤楽器の鍵盤蓋装置 - Google Patents

鍵盤楽器の鍵盤蓋装置

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JP2001013955A
JP2001013955A JP11186897A JP18689799A JP2001013955A JP 2001013955 A JP2001013955 A JP 2001013955A JP 11186897 A JP11186897 A JP 11186897A JP 18689799 A JP18689799 A JP 18689799A JP 2001013955 A JP2001013955 A JP 2001013955A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍵盤楽器のコンパクト化を図ることができ、
メンテナンス時の作業性および開閉時の操作性をともに
向上させることができる鍵盤楽器の鍵盤蓋装置を提供す
る。 【解決手段】 楽器本体3内に配置された鍵盤5を含む
演奏部4を開閉するための鍵盤楽器2の鍵盤蓋装置1
は、回動軸22aを有する鍵盤蓋11と、楽器本体3に
設けられ、回動軸22aとの間に所定の回動抵抗を持た
せた状態で、鍵盤蓋11を回動軸22aを介して演奏部
4を閉鎖する閉鎖位置と、開放する開放位置との間で回
動可能に支持する軸受22bと、鍵盤蓋11を開放位置
側に付勢する付勢手段24と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、比較的、大
きな面積の鍵盤蓋によって演奏部を開閉する鍵盤楽器の
鍵盤蓋装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的、大きな面積の演奏部を備
えた鍵盤楽器として、例えば前後2段の鍵盤と操作パネ
ルとを斜め後上がりに配置した演奏部を備えた電子オル
ガンが知られている。このような電子オルガンでは、メ
ンテナンス時に、後段の鍵盤および操作パネルをそれぞ
れ上方に跳ね上げるように回動させることによって、そ
の内部のメンテナンス作業を行うものが一般的である。
このような電子オルガンの鍵盤蓋装置として、スライ
ド自在に設けられた蛇腹式の鍵盤蓋を備え、この鍵盤蓋
を、電子オルガンの使用時にオルガン本体内に格納し、
不使用時にオルガン本体から引き出すようにしたものが
ある。このような鍵盤蓋装置では、操作パネルを上方に
回動させると、格納した鍵盤蓋と干渉するため、上記メ
ンテナンス作業は、鍵盤蓋が邪魔にならないように、鍵
盤蓋をオルガン本体から取り外した状態で行われる。
【0003】また、上記と異なるタイプの電子オルガン
の鍵盤蓋装置として、1枚の鍵盤蓋をその後端部を中
心として水平軸線回りに上下方向に回動させることによ
って、演奏部を開閉するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年では、国内の住宅
事情による設置スペースの確保の観点から、鍵盤楽器の
小型化・薄型化が要求されている。しかし、上記の鍵
盤蓋装置によれば、蛇腹式の鍵盤蓋を格納するために、
格納スペースをオルガン本体内に設ける必要があるの
で、その格納スペースの分だけオルガン本体の奥行が大
きくなり、その結果、電子オルガンが大型化してしま
う。これに加えて、メンテナンス時に、鍵盤蓋をオルガ
ン本体から取り外さなければならないので、作業性がよ
くないという問題がある。
【0005】また、上記の鍵盤蓋装置では、1枚の鍵
盤蓋の上下方向の回動によって演奏部を開閉しているの
で、上記の鍵盤蓋装置と異なり、オルガン本体内に鍵
盤蓋の格納スペースを設ける必要がないことから、オル
ガン本体の奥行が大きくなることはない。しかしなが
ら、の鍵盤蓋装置の鍵盤蓋は、演奏部の面積が大きい
ことに伴う大型化によって、その重量がかなり重くなっ
てしまうので、鍵盤蓋が急激に閉じることによって、そ
の破損などの不具合を招くおそれがある。このような不
具合を回避するために、例えば小型の鍵盤楽器で用いら
れているような、鍵盤蓋の回動軸と軸受との間に比較
的、大きな摩擦抵抗を持たせて、鍵盤蓋を減速させるよ
うにした鍵盤蓋装置を採用することが考えられる。しか
し、この場合には、かなり重い鍵盤蓋を減速できるよう
にするために、摩擦抵抗もかなり大きく設定する必要が
ある。それゆえ、手動で鍵盤蓋を開閉する際、特に開放
の際にその重量と、かなり大きな摩擦抵抗とに抗しなが
ら鍵盤蓋を回動させなければならないため、大きな操作
力が必要になり、鍵盤蓋の開閉時の操作性がよくない。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、鍵盤楽器のコンパクト化を図ることがで
き、メンテナンス時の作業性および開閉時の操作性をと
もに向上させることができる鍵盤楽器の鍵盤蓋装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、楽器本体内に配置された鍵
盤を含む演奏部を開閉するための鍵盤楽器の鍵盤蓋装置
であって、回動軸を有する鍵盤蓋と、楽器本体に設けら
れ、回動軸との間に所定の摩擦抵抗を持たせた状態で、
鍵盤蓋を回動軸を介して、演奏部を閉鎖する閉鎖位置
と、開放する開放位置との間で回動自在に支持する軸受
と、鍵盤蓋を開放位置側へ付勢する付勢手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0008】この鍵盤楽器の鍵盤蓋装置によれば、鍵盤
蓋を手動で開放位置から閉鎖位置に閉鎖する際に、鍵盤
蓋は、回動軸と軸受の間に作用する摩擦抵抗と、付勢手
段の付勢力による付勢抵抗とによって減速されるので、
鍵盤蓋を従来と同様に緩やかに閉鎖することができる。
このように、摩擦抵抗と付勢抵抗が回動抵抗として作用
するので、付勢抵抗の分、摩擦抵抗を従来よりも小さく
設定できる。また、鍵盤蓋を開放する際には、付勢手段
の付勢力が操作力として付加されることから、開放動作
に必要な操作力は、付勢手段の付勢力分だけ小さくなる
とともに、摩擦抵抗自体も、上記のように従来よりも小
さく設定できる。したがって、鍵盤蓋を従来よりも小さ
な操作力で開放できることによって、比較的、大きな面
積を有する重量の重い鍵盤蓋において、その開放時の操
作性を向上させることができる。また、鍵盤蓋が回動式
であるので、従来の蛇腹式の鍵盤蓋を備えた鍵盤楽器と
比べて、楽器本体の奥行を小さくでき、それゆえ、鍵盤
楽器のコンパクト化を図ることができる。なお、ここで
言う軸受および回動軸は、例えば軸受が凸部を有し、回
動軸がこの軸受の凸部に係合する凹部を有するものなど
を含み、回動軸側が軸受に対して相対的に回動自在な構
成を全て含む。
【0009】上記において、付勢手段は、開放位置およ
び閉鎖位置の間の所定角度の中間位置と閉鎖位置との間
においてのみ、鍵盤蓋に係合することによって、鍵盤蓋
を付勢するように構成されていることが好ましい。
【0010】この鍵盤楽器の鍵盤蓋装置によれば、鍵盤
蓋を開放位置から閉鎖する際に、開放位置と中間位置の
間では、摩擦抵抗のみが鍵盤蓋に作用し、中間位置と閉
鎖位置の間では、摩擦抵抗に加えて付勢抵抗が鍵盤蓋に
作用する。この場合、付勢手段の変位量は、鍵盤蓋の中
間位置を基準とした閉鎖位置側への回動量に比例して増
大するので、付勢抵抗は、鍵盤蓋が閉鎖位置(すなわち
閉じ終り位置)に近づくのに従って大きくなる。これに
よって、鍵盤蓋を閉じ終り付近で効果的に減速すること
ができる。また、鍵盤蓋を閉鎖位置から開放する際に
は、開放するための操作力として付加される付勢力は、
鍵盤蓋の開き始めにおいて、付勢手段の変位量が最大に
なることから最大になるので、鍵盤蓋の開き始めに必要
な操作力を効果的に小さくすることができる。以上のよ
うに、中間位置と閉鎖位置の間の鍵盤蓋の閉じ終りおよ
び開き始めにのみ、付勢手段の付勢力を作用させること
によって、鍵盤蓋の閉じ終りおよび開き始めにおける操
作性を効果的に向上させることができる。さらに、上記
のように、付勢手段の付勢力を常に作用させる必要がな
く、上記の限られた範囲でのみ作用させればよいので、
付勢手段を効果的に利用できるとともに、付勢手段の変
位量すなわち作動ストローク量を小さくできることか
ら、鍵盤蓋装置をコンパクトにできる。
【0011】また、上記において、演奏部は、楽器本体
に取り付けられ、楽器本体内の少なくとも一部を覆う閉
鎖位置と、開放する開放位置との間で回動自在な操作パ
ネル部をさらに備え、軸受および付勢手段は、この操作
パネル部に取り付けられていることが好ましい。
【0012】この鍵盤楽器の鍵盤蓋装置によれば、操作
パネル部を閉鎖位置から開放位置に回動させることによ
り、楽器本体内の少なくとも一部が開放される。また、
鍵盤蓋を支持する軸受が、操作パネル部に取り付けられ
ている。したがって、操作パネル部の回動に従って、鍵
盤蓋が操作パネル部とともに後方に回動する。これによ
って、従来と異なり、鍵盤蓋を楽器本体から取り外すこ
となく、メンテナンス作業を行うことができるので、メ
ンテナンス性を向上させることができる。また、軸受と
ともに付勢手段が操作パネル部に取り付けられているこ
とによって、鍵盤蓋を開閉するための構造を1箇所にコ
ンパクトにまとめることができる。以上によって、鍵盤
楽器をより一層、コンパクトにできる。
【0013】請求項4に係る発明は、楽器本体に取り付
けられ、この楽器本体内の少なくとも一部を覆う閉鎖位
置と開放する開放位置との間で回動自在な操作パネル部
および鍵盤とを含む演奏部を開閉するための鍵盤楽器の
鍵盤蓋装置であって、回動軸を有する鍵盤蓋と、操作パ
ネル部に取り付けられ、鍵盤蓋を回動軸を介して演奏部
を閉鎖する閉鎖位置と、開放する開放位置との間で回動
自在に支持する軸受と、を備えることを特徴とする。
【0014】この鍵盤楽器の鍵盤蓋装置によれば、上記
と同様に、鍵盤蓋を楽器本体から取り外すことなく、メ
ンテナンス作業を行うことができるので、メンテナンス
性を向上させることができる。また、鍵盤蓋を開閉する
ための構造を1箇所にコンパクトにまとめることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施形態に係る鍵盤楽器の鍵盤蓋装置について説
明する。図1および図2は、本実施形態の鍵盤蓋装置1
を適用した鍵盤楽器としての電子オルガン2を示してい
る。この電子オルガン2は、楽器本体としてのオルガン
本体3と、オルガン本体3の演奏部4を開閉するための
鍵盤蓋装置1と、を備えている。オルガン本体3は、鋼
材や合成樹脂板などによって作製されており、前後2段
の鍵盤5,5および操作パネル6(操作パネル部)を有
する演奏部4と、演奏部4およびその後側の背面パネル
7の外側に前後方向に延びる左右の腕木8,8と、これ
ら腕木8,8からそれぞれ下方に延びる左右の側板9,
9などを備えている。
【0016】演奏部4の前後の鍵盤5,5は、ともに左
右方向に延びるように配置されており、前鍵盤5はオル
ガン本体3の前端部に、後鍵盤5は前鍵盤5の後斜め上
方にそれぞれ配置されている。前後の鍵盤5,5の左端
部と左腕木8の間には、左操作パネル5aが、オルガン
本体3の前端部から斜め後上がりに所定幅で延びてお
り、この左操作パネル5aは、後鍵盤5と一体に組み立
てられている。左操作パネル5aは、オルガン本体3に
斜め後上がりの状態で固定されており、この固定を解除
することにより、図7に示すように、左操作パネル5a
の後端部を中心として、後鍵盤5とともに上方に回動可
能になっている。これら左操作パネル5aおよび後鍵盤
5の回動によって、オルガン本体3の前側内部が開放さ
れる。この左操作パネル5aには、多数のスイッチ5b
が設けられている。
【0017】また、操作パネル6は、後鍵盤5の後上端
部の付近から斜め後上がりに後方に延びている。この操
作パネル6には、上記左操作パネル5aのスイッチ5b
と同様の多数のスイッチ6aが設けられている。これら
のスイッチ6aおよびスイッチ5bを操作することによ
って、鍵盤5が押鍵されたときにオルガン本体3内の音
響装置から発生する音の音色などが調節される。
【0018】さらに、図3および図5〜図6に示すよう
に、操作パネル6の上端よりも後側には、斜め後下がり
に延び、さらに下方に折れ曲がる後壁部と、後壁部の下
端から後方に直角に折れ曲がって延びる連結部とが形成
されている。操作パネル6の連結部は、ヒンジ6bを介
して背面パネル7の上端部に連結されている。これによ
り、操作パネル6は、ヒンジ6bを中心として、オルガ
ン本体3の後側内部を覆う閉鎖位置(図1に示す位置)
と、開放する開放位置(図7に示す位置)との間で回動
自在である。また、操作パネル6は、後述するように、
閉鎖位置にある状態でオルガン本体3にねじ止めされて
おり、メンテナンス時などに、このねじを外すことによ
って、開放位置に回動可能になる。さらに、背面パネル
7は、操作パネル6の後端部に連続して斜め後下がりに
延び、さらに下方に折れ曲がって延びている。
【0019】また、図3〜図7に示すように、鍵盤蓋装
置1は、左右の支持アーム10,10(1つのみ図示)
と、各支持アーム10の一端部に一体に取り付けられた
前鍵盤蓋11(鍵盤蓋)と、前鍵盤蓋11に連結された
後鍵盤蓋12とを備えている。各支持アーム10は、細
長い板状のものであり、後述するように、その他端側の
連結端部において、図2に実線で示す閉鎖位置と、同図
に符号Aで示す開放位置との間で水平軸線回りに回動自
在に、操作パネル6に取り付けられている。前後の鍵盤
蓋11,12は、腕木8,8間の幅とほぼ同じ幅を有し
ており、互いに水平軸線回りに回動自在に連結されてい
る。支持アーム10が回動するときに、前鍵盤蓋11
は、支持アーム10と一体に回動し、後鍵盤蓋12は、
オルガン本体3上を前後方向にスライドする。図2に示
すように、支持アーム10が閉鎖位置にあるときに、鍵
盤蓋11,12は、互いに一直線状に斜め前下がりに延
びるとともに、その状態でオルガン本体3上に載置され
ることによって、演奏部4を閉鎖する。また、支持アー
ム10が開放位置にあるときに、前鍵盤蓋11は斜め後
上がりに延びた状態に保持され、後鍵盤蓋12は、その
下端部が背面パネル7の表面に当接するとともに、前鍵
盤蓋11に対して「く」字状に斜め後下がりの状態に保
持される。
【0020】さらに、支持アーム10は、操作パネル6
と腕木8の間の隙間に配置され、腕木8の内面に沿って
延びており、その上記連結端部が、連結機構20を介し
て操作パネル6に取り付けられている。これら支持アー
ム10および連結機構20は、左右対称に設けられてお
り、以下、片側の支持アーム10および連結機構20に
ついて説明する。連結機構20は、ベース21と、ベー
ス21に取り付けられた回動軸機構22とを備えている
(図3〜図4参照)。
【0021】ベース21は、鋼板を曲げ加工および切削
加工することによって作製され、上下方向に延びる側壁
部21aと、この側壁部21aの上端から腕木8側に直
角に折れ曲がった上壁部21bと、側壁部21aの後端
部から腕木8側に直角に折れ曲がった後ステー21cと
を備えている。上壁部21bは、互いに所定間隔で配置
された3つの孔21dを有しており、操作パネル6は、
これら3つの孔21dに対応する3つボス6cを有して
いる。各ボス6cは、操作パネル6の内面から下方に突
出し、図示しない雌ねじを有している。また、後ステー
21cは、上下2つの雌ねじ孔21e,21eを有して
おり、これらの雌ねじ孔21e,21eに対応する2つ
の孔6d,6dが、操作パネル6の後縦壁部に形成され
ている。ベース21は、ねじNを孔21dに通し、ボス
6cの雌ねじに螺合させると同時に、ねじ(図示せず)
を操作パネル6の孔6dに通し、雌ねじ孔21eに螺合
させることによって、操作パネル6に取り付けられてい
る。
【0022】また、ベース21は、2つの横ステー21
f,21fを有しており、これらの横ステー21f,2
1fはそれぞれ、側壁部21aの後下端部および上壁部
12bの前端部から腕木8側に突出し、さらに下方に直
角に折れ曲がっている。横ステー21f,21fはそれ
ぞれ、雌ねじ孔21g,21gを有しており、腕木8
は、これらの雌ねじ孔21g,21gに対応する位置に
形成した貫通孔8a,8aを有している。ベース21
は、長ねじN1を腕木8の貫通孔8aに通し、横ステー
21fの雌ねじ孔21gに螺合させることによって、腕
木8に固定されている。
【0023】さらに、側壁部21aの中央部に、前述し
た回動軸機構22が取り付けられている。図3〜図4に
示すように、回動軸機構22は、回動軸22aと、この
回動軸22aを回動自在に支持する軸受22bと、軸受
22bを側壁部21aに取り付けるための取付板22c
と、を備えている。取付板22cは、上下2枚の鋼板を
軸受22bを間にして一体にねじ止めしたものであり、
これによって、軸受22bを上下2枚の鋼板の間に堅固
に挟持している。また、取付板22cは、その腕木8側
の端部から下方に直角に折れ曲がった3つのステー22
dを有しており、各ステー22dには、雌ねじ孔が形成
されている。一方、ベース21の側壁部21aは、各ス
テー22dの雌ねじ孔に対応する位置に孔を有してお
り、この孔にねじNを通し、ステー22dの雌ねじ孔に
螺合させることによって、取付板22cは側壁部21a
に取り付けられている。以上によって、回動軸機構22
がベース21に取り付けられている。
【0024】また、軸受22bは、合成樹脂で構成さ
れ、左右方向に貫通する断面円形の孔を有している。回
動軸22aは、断面円形で、軸受22bの孔に抜け止め
状態で嵌合しており、軸受22bに対して相対的に回動
するときに、互いの間に所定の摩擦抵抗が生じるような
状態で軸受22bに保持されている。また、回動軸22
aは、側壁部21aの孔を通って腕木8側に突出する板
状の取付部を有しており、この取付部には、2つのL字
状の連結金具22e,22eが取り付けられている。具
体的には、連結金具22e,22eの一辺部は、回動軸
22aの取付部の表裏面に2つのねじN,Nを介して取
り付けられ、各連結金具22eの他辺部は、回動軸22
aに対して直角に延びるとともに、左右方向に貫通する
雌ねじ孔22fを有している。一方、上記支持アーム1
0の連結端部には、連結金具22e,22eの雌ねじ孔
22f,22fに対応する位置に、2つの孔10a,1
0aがそれぞれ形成されている。これらの孔10a,1
0aにねじN,Nをそれぞれ通し、雌ねじ孔22f,2
2fにそれぞれ螺合させることによって、支持アーム1
0は、側壁部21aから所定距離、離れた状態で、回動
軸22aの先端部に連結されている(図4(a)参
照)。
【0025】図5および図6に示すように、側壁部21
aの腕木8側の面には、回動軸22aの下方に回動板2
3が取り付けられている。この回動板23は、その上端
部を中心として水平軸線回りに回動自在に設けられてお
り、側壁部21aの腕木8側の面に沿って回動する。回
動板23は、その後端から腕木8側に直角に折れ曲がっ
た後壁部23aと、この後壁部23aから前方に直角に
折れ曲がったステー23bとを備えており、ステー23
bには、孔が形成されている。
【0026】一方、ベース21の前下端部には、腕木8
側に直角に折れ曲がったフック21hが形成されてお
り、このフック21hには、前方に開放する切欠きが形
成されている。このフック21hの切欠きには、コイル
ばね24(付勢手段)の前端部が引っかけられており、
さらに、コイルばね24の後端部は、回動板23のステ
ー23bの孔を介してステー23bに取り付けられてい
る。このように、回動板23は、コイルばね24を介し
てベース21に連結されており、その付勢力によって、
図中の時計回りに常に付勢されている。また、ベース2
1には、回動板23の前方にストッパ21iが取り付け
られている。このストッパ21iは、側壁部21aから
腕木8側に突出しており、コイルばね24の付勢力によ
って回動板23が時計回りに回動したときに、回動板2
3の前端部が確実に当接するような位置に配置されてい
る(図6参照)。
【0027】さらに、前述した支持アーム10の連結端
部には、突起10bが形成されている。この突起10b
は、前述した開放位置と閉鎖位置の間の所定角度の中間
位置(図2に符号Bで示す位置、図6に実線で示す位
置)において、回動板23の後壁部23aに当接するよ
うに配置されており、図5に示すように、支持アーム1
0の中間位置から閉鎖位置側への回動に伴って、回動板
23を反時計回りに回動させる。一方、前述した操作パ
ネル6の後壁部には、その内面から前方に突出するスト
ッパ6eが設けられており、支持アーム10は、中間位
置から開放位置に回動したときに、このストッパ6eに
当接することによって、開放位置に保持される。
【0028】さらに、オルガン本体3の前下端部には、
エクスプレッションペダル13および足鍵盤14が設け
られている。電子オルガン2の演奏時には、エクスプレ
ッションペダル13を足で操作することによって発生音
の音量や音色が変更され、足鍵盤14を足で操作するこ
とによって、所望の高さの発生音が音響装置から出力さ
れる。
【0029】以上のように構成された本実施形態の鍵盤
蓋装置1の開閉動作について説明する。電子オルガン2
を使用しない場合、鍵盤蓋装置1は、図2および図5に
実線で示すような閉鎖状態とされ、この閉鎖状態では、
支持アーム10は閉鎖位置にあり、前後の鍵盤蓋11,
12は、互いに一直線状に斜め後上がりに延びるととも
に、演奏部4を閉鎖している。また、回動板23は、支
持アーム10の突起10によって後方に押された状態
で、図5の実線で示す位置に保持されている。
【0030】電子オルガン2を使用するために、閉鎖状
態の前鍵盤蓋11を上方に持ち上げると、前鍵盤蓋11
とともに支持アーム10が図2の時計回りに回動する。
これに連動して、後鍵盤蓋12は、操作パネル6上を後
方に摺動するとともに、回動板23が、コイルばね24
の付勢力によって支持アーム10の突起10bの回動に
追従しながら、図5の時計回りに回動する。このとき、
前鍵盤蓋11を上方に持ち上げるのに必要な操作力は、
コイルばね24の付勢力分だけ、小さくなる。
【0031】支持アーム10が中間位置(図2の符号B
で示す位置)まで時計回りに回動すると、回動板23が
ストッパ21iに当接することよって、図6に実線で示
す位置に保持される。さらに、支持アーム10が中間位
置から開放位置(図2の符号Aで示す位置)側に回動す
ると、支持アーム10の突起10bが回動板23から外
れる。この後、支持アーム10は、開放位置まで回動し
たときに、ストッパ6eに当接することによって開放位
置に保持され、前鍵盤蓋11および後鍵盤蓋12が開放
状態に保持される。これによって、演奏部4が開放さ
れ、電子オルガン2が演奏可能になる。
【0032】上記とは逆に、開放状態の前鍵盤蓋11を
前方に倒すと、前鍵盤蓋11とともに支持アーム10が
前方に回動し、これに連動して、後鍵盤蓋12は、操作
パネル6上を前方に摺動する。このとき、支持アーム1
0は、中間位置までは、回動軸22aと軸受22bの間
の摩擦抵抗によって減速される。この後、支持アーム1
0が中間位置まで回動したときに、その突起10bが回
動板23に当接する。さらに、支持アーム10が中間位
置から閉鎖位置に回動すると、前鍵盤蓋11および後鍵
盤蓋12が閉鎖状態になることによって、演奏部4が閉
鎖される。このように、中間位置から閉鎖位置に回動す
るときに、支持アーム10は、上記摩擦抵抗に加えてコ
イルばね24の付勢力によって減速される。
【0033】次いで、電子オルガン2のメンテナンス時
の操作について説明すると、まず、上述したように、前
後の鍵盤蓋11,12を開放する。次に、腕木8の長ね
じN1,N1をそれぞれ、ベース21の横ステー21
f,21fから取り外す。さらに、図7に示すように、
操作パネル6をヒンジ6bを介して、操作パネル6の開
放位置に回動させることによって、オルガン本体3の後
側内部を開放する。このとき、支持アーム10が操作パ
ネル6に取り付けられていることによって、支持アーム
10および前後の鍵盤蓋11,12は、操作パネル6と
ともに後方に回動する。この後、後鍵盤5のオルガン本
体3への固定を解除し、後鍵盤5を上方に回動させるこ
とによって、オルガン本体3の前側内部を開放する。以
上によって、オルガン本体3内が開放され、メンテナン
ス作業を行うことができる。
【0034】以上詳述したように、本実施形態の鍵盤蓋
装置1によれば、前後の鍵盤蓋11,12を手動で開放
位置から閉鎖位置に閉鎖するときに、前後の鍵盤蓋1
1,12は、開放位置と中間位置の間では、軸受機構2
2の回動軸22aと軸受22bの間に作用する摩擦抵抗
によって減速される。さらに、中間位置と閉鎖位置の間
では、摩擦抵抗に加えてコイルばね24の付勢力による
付勢抵抗によって減速される。この場合、コイルばね2
4の変位量は、前鍵盤蓋11の中間位置を基準とした閉
鎖位置側への回動量に比例して増大するので、付勢抵抗
は、前鍵盤蓋11が閉鎖位置に近づくのに従って大きく
なる。これによって、前後の鍵盤蓋11,12を閉じ終
り付近で効果的に減速することができる。また、このよ
うに、摩擦抵抗と付勢抵抗が回動抵抗として作用するの
で、付勢抵抗の分、摩擦抵抗を従来よりも小さく設定で
きる。
【0035】また、前後の鍵盤蓋11,12を開放する
ときに、閉鎖位置から中間位置までは、コイルばね24
が支持アーム10を開放位置側に付勢することから、そ
の開放動作に必要な操作力は、コイルばね24の付勢力
分だけ、小さくなるとともに、摩擦抵抗も、上記のよう
に従来よりも小さく設定できる。これによって、前後の
鍵盤蓋11,12を従来よりも小さな操作力で開き始め
ることができる。さらに、この開き始めにおいて、コイ
ルばね24の変位量が最大になっていることから、最大
の付勢力が得られるので、前後の鍵盤蓋11,12の開
き始めに必要な操作力を効果的に小さくすることができ
る。したがって、比較的、大きな面積を有する重量の重
い前後の鍵盤蓋11,12においても、その開放時の操
作性を向上させることができる。
【0036】以上のように、中間位置と閉鎖位置の間に
おける前後の鍵盤蓋11,12の閉じ終りおよび開き始
めにのみ、コイルばね24の付勢力を作用させることに
よって、これらの閉じ終りおよび開き始めにおける操作
性を効果的に向上させることができる。さらに、上記の
ように、コイルばね24の付勢力を常に作用させる必要
がなく、上記の限られた範囲でのみ作用させればよいの
で、コイルばね24の変位量すなわち作動ストローク量
を小さくできることから、鍵盤蓋装置1をコンパクトに
できる。また、支持アーム10および連結機構20が操
作パネル6に取り付けられていることによって、前後の
鍵盤蓋11,12を開閉するための構造を1箇所にコン
パクトにまとめることができる。さらに、前鍵盤蓋11
の回動によって演奏部4が開閉されるので、従来の蛇腹
式の鍵盤蓋を備えた電子オルガン2と比べて、楽器本体
3の奥行を小さくできる。以上によって、電子オルガン
2のコンパクト化を図ることができる。
【0037】さらに、メンテナンス時には、操作パネル
6と、左操作パネル5aおよび後鍵盤5とを後方に跳ね
上げるように回動させることにより、オルガン本体3の
内部が開放される。このとき、支持アーム10が操作パ
ネル6に取り付けられていることによって、鍵盤蓋1
1,12が操作パネル6とともに後方に回動する。これ
によって、従来と異なり、鍵盤蓋11,12をオルガン
本体2から取り外すことなく、メンテナンス作業を行う
ことができるので、メンテナンス性を向上させることが
できる。
【0038】なお、前述した実施形態においては、本発
明の鍵盤蓋装置を電子オルガン2に適用した例について
説明したが、鍵盤蓋装置を適用する対象はこれに限ら
ず、例えばシンセサイザや電子オルガン以外のオルガン
などでもよい。また、合成樹脂で構成した軸受22bを
用いたが、軸受22bはこれに限らず、例えば金属製の
軸受でもよく、回動軸22aとの間に所定の摩擦抵抗を
持たせることが可能なものであればよい。さらに、鍵盤
蓋装置1を適用可能な鍵盤楽器は、2枚の鍵盤蓋11,
12を備えた鍵盤楽器に限らず、1枚の鍵盤蓋を備えた
鍵盤楽器に適用してもよく、3つ以上に分割された鍵盤
蓋を有するものに適用してもよい。
【0039】また、鍵盤蓋を減速させるための付勢手段
としてコイルばね24を用いたが、付勢手段はコイルば
ねに限らず、空気ばね、板ばねおよびゴムなど付勢力を
作用させるものであればよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の鍵盤楽器の鍵盤
蓋装置によれば、鍵盤楽器のコンパクト化を図ることが
でき、メンテナンス時の作業性および開閉時の操作性を
ともに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る鍵盤蓋装置を備えた
鍵盤楽器を示す斜視図である。
【図2】図1の鍵盤楽器の側断面図である。
【図3】鍵盤蓋装置の連結機構を示す分解斜視図であ
る。
【図4】図3の連結機構の(a)一部を破断した平面図
と(b)回動軸および軸受の斜視図である。
【図5】鍵盤蓋が閉鎖位置にある状態を示す側断面図で
ある。
【図6】鍵盤蓋が中間位置にある状態を示す側断面図で
ある。
【図7】後鍵盤機構および操作パネルを開放した状態を
示す側断面図である。
【符号の説明】
1 鍵盤蓋装置 2 電子オルガン(鍵盤楽器) 3 オルガン本体(楽器本体) 4 演奏部 5 鍵盤 6 操作パネル(操作パネル部) 11 前鍵盤蓋(鍵盤蓋) 22a 回動軸 22b 軸受 24 コイルばね(付勢手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽器本体内に配置された鍵盤を含む演奏
    部を開閉するための鍵盤楽器の鍵盤蓋装置であって、 回動軸を有する鍵盤蓋と、 前記楽器本体に設けられ、前記回動軸との間に所定の摩
    擦抵抗を持たせた状態で、前記鍵盤蓋を前記回動軸を介
    して、前記演奏部を閉鎖する閉鎖位置と、開放する開放
    位置との間で回動自在に支持する軸受と、 前記鍵盤蓋を前記開放位置側へ付勢する付勢手段と、 を備えることを特徴とする鍵盤楽器の鍵盤蓋装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段は、前記開放位置および前
    記閉鎖位置の間の所定角度の中間位置と前記閉鎖位置と
    の間においてのみ、前記鍵盤蓋に係合することによっ
    て、前記鍵盤蓋を付勢するように構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋装置。
  3. 【請求項3】 前記演奏部は、前記楽器本体に取り付け
    られ、前記楽器本体内の少なくとも一部を覆う閉鎖位置
    と、開放する開放位置との間で回動自在な操作パネル部
    をさらに備え、 前記軸受および前記付勢手段は、この操作パネル部に取
    り付けられていることを特徴とする請求項1または2の
    いずれかに記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋装置。
  4. 【請求項4】 楽器本体に取り付けられ、この楽器本体
    内の少なくとも一部を覆う閉鎖位置と開放する開放位置
    との間で回動自在な操作パネル部および鍵盤を含む演奏
    部を開閉するための鍵盤楽器の鍵盤蓋装置であって、 回動軸を有する鍵盤蓋と、 前記操作パネル部に取り付けられ、前記鍵盤蓋を前記回
    動軸を介して前記演奏部を閉鎖する閉鎖位置と、開放す
    る開放位置との間で回動自在に支持する軸受と、 を備えることを特徴とする鍵盤楽器の鍵盤蓋装置。
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