JP2003177755A - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

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JP2003177755A
JP2003177755A JP2001376976A JP2001376976A JP2003177755A JP 2003177755 A JP2003177755 A JP 2003177755A JP 2001376976 A JP2001376976 A JP 2001376976A JP 2001376976 A JP2001376976 A JP 2001376976A JP 2003177755 A JP2003177755 A JP 2003177755A
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JP2001376976A
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Iwao Tomita
巌 富田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押鍵時にクリック荷重特性が緩やかな曲線を
描いて鍵に抜ける感じの鍵タッチ感を付与する。 【解決手段】 押鍵時に当接部27に当接して乗り越え
る突起部30に第1、第2摺動面31、32を設け、第
1摺動面31を押鍵時に当接部27から受ける反力Fの
鉛直方向成分f1〜f3が次第に減少する形状に形成
し、第2摺動面32を離鍵時に当接部27から受ける反
力の鉛直方向成分が第1摺動面31よりも小さく且つ次
第に減少する形状に形成した。従って、押鍵時に突起部
30の第1摺動面31が当接部27に当接して乗り越
え、鍵にクリック感を付与するときに、従来例のように
鍵に対するクリック荷重特性が急峻にならず、緩やかな
曲線を描いて鍵に抜ける感じの鍵タッチ感を付与する。
また、離鍵時に突起部30の第2摺動面32が当接部2
7に当接して乗り越えるときに、クリック荷重を演奏者
が感じない程度に軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子ピアノなど
の鍵盤楽器における鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ピアノなどの鍵盤楽器では、アコー
スティックピアノの鍵タッチ感に近似した鍵タッチ感を
得るために、鍵の下方に所定の重量を有するハンマーア
ームを上下方向に回動可能に設け、鍵の押鍵操作に伴っ
てハンマーアームがそれ自身の重量に抗して回動するこ
とにより、鍵に所定のアクション荷重を付与するように
したものがある。このような鍵盤楽器では、鍵を回動可
能に支持する鍵盤シャーシにハンマーアームを単に回動
可能に取り付けた場合、鍵に所定のアクション荷重を付
与することはできるが、アコースティックピアノで得ら
れるような抜ける感じの鍵タッチ感に近似した鍵タッチ
感を得ることができない。そこで、従来では、このよう
な鍵タッチ感が得られるように、クリック感付与手段を
備えた鍵盤装置が開発されている。
【0003】図10〜図13はその一例を示した図であ
る。この鍵盤装置は、図10に示すように、楽器ケース
内に組み込まれる合成樹脂製の鍵盤シャーシ1を備えて
いる。この鍵盤シャーシ1は、前端部(同図では右端
部)1aがほぼ逆コ字状に形成され、この前端部1a上
に鍵ガイド2が設けられ、後端部(同図では左端部)1
bが側壁に支持された平板状に形成され、この平板状の
後端部1b上に鍵支持部3が設けられ、中間部1cが脚
部で支持された台座状に形成され、この台座状の中間部
1c上にハンマー支持部4が設けられた構造になってい
る。
【0004】この鍵盤シャーシ1上には、合成樹脂製の
複数の鍵(白鍵と黒鍵、ただしここでは白鍵について説
明する。)5が並列に配置されている。すなわち、各鍵
5は、その後端部(同図では左端部)が鍵盤シャーシ1
の後端部1b上に設けられた鍵支持部3の軸6に回動可
能に取り付けられ、この軸6を中心に上下方向に回動す
ると共に、鍵5の前端部(同図では右端部)が鍵盤シャ
ーシ1の前端部1a上に設けられた鍵ガイド2によって
横振れしないようにガイドされている。
【0005】また、この鍵盤シャーシ1には、各鍵5に
それぞれ対応してハンマーアーム7が配置されている。
すなわち、ハンマーアーム7は、上端部7a、中間部7
b、および下端部7cからなり、中間部7bが鍵盤シャ
ーシ1の中間部1bに設けられたハンマー支持部4の支
持軸8に上下方向に回動可能に支持されている。この場
合、ハンマーアーム7は、その下端部7cが鍵盤シャー
シ1の開口部1dを通して鍵盤シャーシ1の後端部1b
の下側に配置され、この下端部7cに錘9が設けられ、
この錘9の重量によって図10において反時計回りに付
勢され、これにより上端部7aが鍵5の下面に当接し、
鍵5を上方に付勢している。
【0006】この状態では、図10に示すように、通常
は錘9の重量によって下端部7cが下方に付勢され、こ
の下端部7cの後端下面が鍵盤シャーシ1の後端部1b
の下部に設けられたフェルトなどの下限ストッパ10に
当接し、これによりハンマーアーム7が所定の下限位置
に位置規制されている。また、この状態で錘9の重量に
抗して鍵5が押鍵された際には、ハンマーアーム7の後
端上面が鍵盤シャーシ1の後端部1bの内部上面に設け
られたフェルトなどの上限ストッパ11に当接し、これ
によりハンマーアーム7が所定の上限位置に位置規制さ
れる。
【0007】一方、鍵5は、図10に示すように、ハン
マーアーム7によって上方に付勢されているが、通常は
鍵5の前端部に垂設されたL字状のストッパ片12が鍵
盤シャーシ1の前端部1aに設けられたフェルトなどの
上限ストッパ13に当接し、これにより所定の初期位置
(上限位置)に位置規制されている。また、この鍵5
は、押鍵されたときに、ストッパ片12が鍵盤シャーシ
1の前端部1aに設けられたフェルトなどの下限ストッ
パ14に当接し、これにより所定の下限位置に位置規制
されるように構成されている。
【0008】また、この鍵5には、押鍵時にゴムスイッ
チ15を押圧するためのスイッチ押圧部16が設けられ
ている。ゴムスイッチ15は、ゴムシートにドーム状の
膨出部を形成し、このゴムシートを回路基板17上に配
置した状態で、これらを鍵盤シャーシ1の下面に取り付
けることにより、膨出部が鍵盤シャーシ1の開口部1e
を通してその上方に突出し、この突出した膨出部に鍵5
のスイッチ押圧部16が離間対向している。この状態で
鍵5が押鍵されたときには、スイッチ押圧部16によっ
て膨出部が押圧されて弾性変形し、これにより膨出部内
の可動接点が回路基板17上の固定接点に接触してスイ
ッチ信号を出力し、楽音を発生させる。
【0009】ところで、この鍵盤装置では、鍵5にアコ
ースティックピアノで得られるような抜ける感じの鍵タ
ッチ感に近似した鍵タッチ感を付与するために、クリッ
ク感付与部材18を備えている。このクリック感付与部
材18は、鍵5の前部側に設けられた突起部材20と、
この突起部材20に対応する鍵盤シャーシ1の個所に設
けられた当接部材21とからなっている。突起部材20
は、鍵5にほぼ垂直に取り付けられて鍵5の前後方向
(図10では左右方向)に弾性変形する弾性片22と、
この弾性片22の下部に装着された取付部23と、この
取付部23の前面(同図では右面)に設けられた突起部
24とからなっている。この突起部24は、図11に示
すように、三角形状に形成され、下側に位置する第1傾
斜面24aが取付部23の垂直な前面に対し所定の傾斜
角度θ1で傾斜した平坦面に形成され、上側に位置する
第2傾斜面24bが第1傾斜面24aよりも小さい傾斜
角度θ2で傾斜した平坦面に形成されている。
【0010】また、当接部材21は、図10に示すよう
に、鍵盤シャーシ1にビス25により取り付けられて鍵
5の前後方向(同図では左右方向)に弾性変形する弾性
片26と、この弾性片26に設けられて押鍵時に突起部
24が当接して乗り越える当接部27と、弾性片26と
共にビス25により鍵盤シャーシ1に取り付けられて当
接部27が鍵5の後方(同図では左方)へ移動するのを
規制する位置規制片28とからなっている。この場合、
当接部27は、図12に示すように、弾性片26の上部
から鍵5の後方(同図では左方)に向けて突出し、この
突出した先端が円弧状に形成されている。また、この当
接部27には、位置規制片28の上部先端(同図では上
部左端)に設けられた緩衝材28aに接離可能に当接す
るストッパ部29が設けられている。
【0011】このような鍵盤装置では、押鍵時に鍵5が
鍵支持部3の軸6を中心に下方(図10において時計回
り)に回動すると、ハンマーアーム7がハンマー支持部
4の支持軸8を中心に図10において時計回りに回動す
る。このとき、ハンマーアーム7の錘9の重量が鍵5に
加わるため、図13に示すように、鍵荷重が急激に重く
なり、A点に到達するとハンマーアーム7の回動速度が
ほぼ一定になるため、鍵荷重もほぼ一定になる。この
後、鍵5が更に回動して図13に示すB点に到達する
と、鍵5のスイッチ押圧部16がゴムスイッチ15を押
圧して膨出部を弾性変形させるので、鍵荷重が更に重く
なる。
【0012】この状態で、鍵5が更に回動して図13に
示すC点に到達すると、図12に示すように、鍵5の突
起部材20に設けられた突起部24の第1傾斜面24a
が当接部材21の当接部27に上方から当接するので、
鍵荷重が急激に重くなる。そして、図13に示すD点に
到達すると、突起部材20の弾性片22と当接部材21
の弾性片26とが相互に弾性変形して突起部24が当接
部27を乗り越えるので、鍵荷重が急激に軽くなる。こ
れにより、鍵5に抜ける感じのクリック感が付与され
る。この後、図13に示すE点に到達すると、ゴムスイ
ッチ15の膨出部が最も弾性変形してゴムスイッチ15
がオンし、これにより楽音を発生させる。そして、図1
3に示すF点に到達すると、ハンマーアーム7の後端が
上限ストッパ11に当接し、且つ鍵5のストッパ片12
が下限ストッパ14に当接するので、再び鍵荷重が急激
に重くなり、ハンマーアーム7および鍵5の回動が一旦
停止する。
【0013】一方、鍵5が初期状態に戻る離鍵時には、
ハンマーアーム7が錘9の重量により図10において反
時計回りに回動し、これに伴って鍵5がハンマーアーム
7の上端部7aによって押し上げられるので、鍵5が上
記と逆の上方(図10において反時計回り)に回動す
る。このときには、図13に示すF点からG点に到達す
るまでの間で鍵荷重が急激に軽くなる。この後、図13
に示すG点に到達すると、鍵5の突起部材20に設けら
れた突起部24の第2傾斜面24bが当接部材21の当
接部27に下方から当接するので、鍵荷重が重くなる。
そして、図13に示すH点に到達すると、突起部材20
の弾性片22と当接部材21の弾性片26とが相互に弾
性変形して突起部24が当接部27を乗り越えるので、
鍵荷重が急激に軽くなる。このときには、突起部24の
第2傾斜面24bの傾斜角度θ2が第1傾斜面24aの
傾斜角度θ1よりも小さいので、押鍵時に比べてクリッ
ク荷重は大幅に軽くなる。
【0014】この後、図13に示すI点に到達すると、
鍵5のスイッチ押圧部16がゴムスイッチ15の膨出部
から上方に離間してゴムスイッチ15がオフになり、楽
音の発生が停止される。そして、図13に示すJ点に到
達すると、ハンマーアーム7の回動速度がほぼ一定にな
るので、鍵荷重もほぼ一定の状態となり、図13に示す
K点に到達すると、鍵荷重が再び軽くなり、ハンマーア
ーム7が下限ストッパ10に当接すると共に、鍵5が上
限ストッパ13に当接し、これによりハンマーアーム7
および鍵5の回動が停止し、ハンマーアームおよび鍵5
が初期位置に戻る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな鍵盤装置では、図11に示すように、鍵5に設けら
れた突起部材20の突起部24が下側の第1傾斜面24
aと上側の第2傾斜面24bとを有し、且つ突起部材2
0の取付部23に対する第1傾斜面24aの傾斜角度θ
1よりも第2傾斜面24bの傾斜角度θ2が小さいの
で、押鍵時のクリック荷重よりも離鍵時のクリック荷重
を軽くすることはできるが、突起部24の第1、第2傾
斜面24a、22bがそれぞれ平坦面であるから、押鍵
時においても、また離鍵時においても、突起部24が当
接部27に当接して乗り越え、鍵5にクリック感を付与
するときに、図13のC点からE点に示すように、鍵荷
重が急激に重くなって突然軽くなる。このため、図13
のD点に示すように、クリック荷重特性が急峻になり、
アコースティックピアノで得られるような緩やかな曲
線、つまり図14に示したD点付近のような緩やかな曲
線を描いて鍵荷重が抜けるという鍵タッチ感を得ること
ができないという問題がある。
【0016】すなわち、この鍵盤装置では、図12に示
すように、突起部24の第1傾斜面24aが所定角度で
傾斜した平坦面であるから、押鍵時に突起部材20の突
起部24が当接部材21の当接部27から受ける抗力、
つまり突起部24の第1傾斜面24aに対する垂直方向
の力(以下、反力Fという)が第1傾斜面24aのいず
れの個所においてもほぼ一定の力で且つほぼ一定方向を
向いている。このため、突起部24の第1傾斜面24a
が当接部27に当接し、この当接部27が第1傾斜面2
4aに沿って相対的に摺動するときには、図12に示す
ように、第1傾斜面24aのP1点〜P3点のいずれの
個所においても、突起部24が当接部27から受ける反
力Fの鉛直方向成分f1〜f3および水平方向成分もほ
ぼ一定(f1≒f2≒f3)となる。
【0017】このため、当接部27が第1傾斜面24a
に沿って相対的に摺動すると、図13のC点からD点に
示すように、鍵荷重はほぼ一定の状態で順次重くなる。
そして、当接部27が突起部24を乗り越えるときに
は、第1傾斜面24aから当接部27が突然離れるた
め、図13のD点からE点に示すように、鍵荷重が突然
軽くなり、図13のD点に示すように、クリック荷重特
性が急峻になる。この結果、アコースティックピアノで
得られる図14に示したD点付近のような緩やかな曲線
を描いて鍵荷重が抜けるという鍵タッチが得られない。
【0018】この発明の課題は、押鍵時にクリック荷重
特性が急峻にならず、緩やかな曲線を描いて、鍵に抜け
る感じの鍵タッチ感を付与することである。また、この
発明の他の課題は、上記と同様、押鍵時にクリック荷重
特性が急峻にならず、緩やかな曲線を描いて、鍵に抜け
る感じの鍵タッチ感を付与するほかに、離鍵時において
も、クリック荷重特性が急峻にならずに緩やかな曲線を
描くと共に、クリック荷重を押鍵時に比べて十分に軽く
することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に
回動可能に設けられた鍵と、この鍵にクリック感を付与
するクリック感付与部材とを備えた鍵盤装置において、
前記クリック感付与部材は、前記鍵に設けられた突起部
材と、前記鍵盤シャーシに設けられて押鍵時に前記突起
部材が上方向から当接して乗り越える当接部材とを備
え、前記突起部材は少なくとも押鍵時に前記当接部材に
当接して摺動する摺動面を有し、この摺動面は前記当接
部材から受ける反力の鉛直方向成分が前記鍵の押し下げ
動作に伴って次第に減少する形状に形成されていること
を特徴とする鍵盤装置である。
【0020】この発明によれば、押鍵時に突起部材の摺
動面が当接部材に当接すると、鍵荷重が急激に重くなる
が、当接部材が突起部材の摺動面に沿って相対的に摺動
して乗り越え、鍵にクリック感を付与するときに、突起
部材が当接部材から受ける反力の鉛直方向成分が鍵の押
し下げ動作に伴って次第に減少するので、従来例のよう
に鍵に対するクリック荷重特性が急峻にならず、緩やか
な曲線を描いて鍵に抜ける感じの鍵タッチ感を付与する
ことができる。
【0021】また、請求項2に記載の発明は、鍵盤シャ
ーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動可能に設
けられた鍵と、この鍵にクリック感を付与するクリック
感付与部材とを備えた鍵盤装置において、前記クリック
感付与部材は、前記鍵に設けられた突起部材と、前記鍵
盤シャーシに設けられて押鍵時に前記突起部材が上方向
から当接して乗り越える当接部材とを備え、前記突起部
材は、押鍵時に前記当接部材に上方から当接して摺動す
る第1摺動面と、離鍵時に前記当接部材に下方から当接
して摺動する第2摺動面とを有し、前記第1摺動面は前
記当接部材から受ける反力の鉛直方向成分が前記鍵の押
し下げ動作に伴って次第に減少する形状に形成され、前
記第2摺動面は前記当接部材から受ける反力の鉛直方向
成分が前記第1摺動面よりも小さく且つ前記鍵の押し上
げ動作に伴って次第に減少する形状に形成されているこ
とを特徴とする鍵盤装置である。
【0022】この発明によれば、押鍵時には突起部材の
第1摺動面が当接部材に上方向から当接して乗り越え、
鍵にクリック感を付与するときに、請求項1に記載の発
明と同様、従来例のように鍵に対するクリック荷重特性
が急峻にならず、緩やかな曲線を描いて鍵に抜ける感じ
の鍵タッチ感を付与することができ、また離鍵時には突
起部材の第2摺動面が当接部材に下方向から当接し、こ
の状態で当接部材が第2摺動面に沿って相対的に摺動し
て乗り越えるときに、突起部材が当接部材から受ける反
力の鉛直方向成分が第1摺動面よりも小さく且つ鍵の押
し上げ動作に伴って次第に減少するので、離鍵時におい
てもクリック荷重特性が急峻にならずに緩やかな曲線を
描くと共に、クリック荷重を押鍵時に比べて十分に軽く
することができる。
【0023】この場合、請求項3に記載のごとく、前記
突起部材の前記第1摺動面と前記第2摺動面とは、それ
ぞれ曲率半径の異なる曲面に形成されていることによ
り、当接部材が第1、第2摺動面に沿って相対的に摺動
するときに、円滑に摺動させて当接部材から受ける反力
の鉛直方向成分を滑らかに減少させることができる。ま
た、請求項4に記載のごとく、前記突起部材の前記第1
摺動面と前記第2摺動面とは、それぞれ摩擦係数が異な
っていることにより、例えば第1摺動面の摩擦係数を高
くすると、第1摺動面に当接部材が当接して摺動すると
きに、摩擦抵抗が大きく加わり、鍵荷重を重くすること
ができ、第2摺動面の摩擦係数を低くすると、この第2
摺動面に当接して摺動するときに、摩擦抵抗が小さくな
り、滑らかに摺動させることができ、これによってもク
リック荷重を軽減することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、こ
の発明の鍵盤装置の第1実施形態について説明する。な
お、図10〜図13に示された従来例と同一部分には、
同一符号を付して説明する。この鍵盤装置は、鍵5に設
けられた突起部材20の突起部30の形状が従来例と異
なり、これ以外は従来例とほぼ同じ構造になっている。
すなわち、突起部30は、図1および図2に示すよう
に、押鍵時に当接部材21の当接部27に上方から当接
して摺動する下側の第1摺動面31と、離鍵時に当接部
材21の当接部27に下方から当接して摺動する上側の
第2摺動面32とを有し、第1、第2摺動面31、32
がそれぞれ異なる曲率半径R1、R2の曲面で形成され
た構造になっている。
【0025】この場合、下側の第1摺動面31は、図3
に示すように、押鍵時に当接部27から受ける反力Fの
鉛直方向成分f1〜f3が鍵5の押し下げ動作に伴って
次第に減少する曲率半径R1の曲面に形成されている。
すなわち、第1摺動面31は、取付部23に近いP1点
における接線と、このP1点から次第に遠くなるP2
点、P3点における各接線との傾き角度(つまり取付部
23の垂直な前面に対する各接線の傾き角度)が、それ
ぞれ異なり、P1点における接線の傾き角度が最も大き
く、このP1点から次第に遠くなるP2点、P3点にお
ける各接線の傾き角度が次第に小さくなる(つまり接線
が鉛直方向に近づく)ような曲面に形成されている。こ
れにより、第1摺動面31は、当接部27が当接して相
対的に摺動する際、その摺動に伴って反力Fの方向を鉛
直方向から水平方向に向けて変化させるように構成され
ている。
【0026】また、上側の第2摺動面32は、図4に示
すように、離鍵時に当接部27から受ける反力の鉛直方
向成分が下側の第1摺動面31よりも小さく且つ鍵5の
押し上げ動作に伴って次第に減少する曲率半径R2の曲
面に形成されている。すなわち、この第2摺動面32
も、第1摺動面31と同様、取付部23に近い個所から
次第に遠くなる個所の各接線の傾き角度が次第に小さく
なる(つまり接線が鉛直方向に近づく)ような曲面に形
成され、これにより反力の方向を鉛直方向から水平方向
に向けて変化させるように構成されている。また、この
第2摺動面32は、第1摺動面31の曲率半径R1より
も大きい曲率半径R2の曲面で形成され、且つ当接部2
7から受ける反力の鉛直方向成分が第1摺動面31より
も十分に小さくなるような曲面、つまり取付部23に最
も近い点、例えば第1摺動面31のP1点に対応する個
所における接線の傾き角度が、第1摺動面31のP1点
における接線の傾き角度よりも十分に小さい角度の曲面
に形成されている。
【0027】このような鍵盤装置では、押鍵時に突起部
30の第1摺動面31が当接部27に上方から当接して
乗り越えるとき、および離鍵時に突起部30の第2摺動
面32が当接部27に下方から当接して乗り越えるとき
の各クリック荷重特性が従来例と異なり、これ以外は従
来例と同じ特性を示す。すなわち、鍵5を押鍵すると、
鍵5が鍵支持部3の軸6を中心に下方(図10において
時計回り)に回動し、これに伴ってハンマーアーム7が
ハンマー支持部4の支持軸8を中心に図10において時
計回りに回動し、鍵5のスイッチ押圧部16がゴムスイ
ッチ15を押圧した後、鍵5に設けられた突起部材20
の突起部30が鍵盤シャーシ1に設けられた当接部材2
1の当接部27に上方から当接して乗り越える。
【0028】このときには、図3に示すように、突起部
材20の弾性片22と当接部材21の弾性片26とが撓
み変形しながら、当接部27が突起部30の下側の第1
摺動面31に沿って相対的に摺動するため、突起部30
が当接部27から受ける反力Fの鉛直方向成分f1〜f
3が次第に減少する。すなわち、当接部27が第1摺動
面31のP1点〜P3点に相対的に移動するときに、突
起部30が当接部27から受ける反力Fは、ほぼ一定の
力であるが、その反力Fの方向が鉛直方向から水平方向
に向けて次第に傾き、これに伴って各反力Fの鉛直方向
成分f1〜f3が、図3に示すように、次第に減少す
る。つまり、P1点での鉛直方向成分f1が最も大き
く、これよりもP2点での鉛直方向成分f2が小さく、
このP2点よりも更にP3点での鉛直方向成分f3が小
さくなる。
【0029】このため、押鍵時に突起部30の第1摺動
面31が当接部27に上方向から当接したときには、図
5のC点からD点付近に示すように、鍵荷重が急激に重
くなり、当接部27が突起部30の第1摺動面31に沿
って相対的に摺動して乗り越えるときには、突起部30
が当接部27から受ける反力Fの鉛直方向成分f1、f
2、f3が鍵5の押し下げ動作に伴って次第に減少(f
1>f2>f3)した後に当接部が第1摺動面31から
離れるので、鍵5にクリック感を付与するときに、従来
例の図13に示したD点付近のように、鍵5に対するク
リック荷重特性が急峻にならず、図5に示すD点付近の
ように緩やかな曲線を描いて鍵5に抜ける感じの鍵タッ
チ感を付与することができる。
【0030】また、押鍵された鍵5が初期位置に戻る離
鍵時には、図4に示すように、突起部材20の突起部3
0が当接部材21の当接部27に下方から当接して乗り
越える。このときには、突起部材20と当接部材21と
の各弾性片22、26が撓み変形しながら、当接部27
が突起部30の上側の第2摺動面32に沿って相対的に
摺動するため、突起部30が当接部27から受ける反力
の鉛直方向成分が鍵5の押し上げ動作に伴って次第に減
少した後に当接部27が第2摺動面32から離れる。こ
のため、クリック荷重特性が図13に示すH点のように
急峻にならず、図5に示すH点付近のように緩やかな曲
線を描く。この場合には、第2摺動面32の曲率半径R
2が、第1摺動面31の曲率半径R1よりも大きい緩や
かな曲面で形成され、且つ第2摺動面32が当接部27
から受ける反力の鉛直方向成分が第1摺動面31よりも
十分に小さいので、図5に示すH点付近のように、離鍵
時におけるクリック荷重を押鍵時に比べて十分に軽くす
ることができる。
【0031】このように、この鍵盤装置によれば、押鍵
時に図5に示すD点付近のようにクリック荷重特性が緩
やかな曲線を描いて、鍵5に抜ける感じの鍵タッチ感を
付与することができるので、アコースティックピアノで
得られるような抜ける感じの鍵タッチ感を得ることがで
き、また離鍵時にもクリック荷重特性が緩やかな曲線を
描くと共に、クリック荷重を押鍵時に比べて十分に軽く
することができるので、離鍵時にクリック荷重を演奏者
がほとんど感じない程度に軽減することができる。この
場合、第1、第2摺動面31、32がそれぞれ曲率半径
R1、R2の異なる曲面で形成されているので、当接部
材21の当接部27が第1、第2摺動面31、32に沿
って相対的に摺動するときに、円滑に摺動させて当接部
27から受ける反力Fの鉛直方向成分f1〜f3を滑ら
かに減少させることができる。また、第1、第2摺動面
31、32を摺動する当接部27の先端部が円弧状に形
成されているので、これによっても、円滑に摺動させて
反力の鉛直方向成分を滑らかに減少させることができ
る。
【0032】[第2実施形態]次に、図6〜図9を参照
して、この発明の鍵盤装置の第2実施形態について説明
する。この場合には、図1〜図5に示された第1実施形
態と同一部分に同一符号を付して説明する。この鍵盤装
置は、突起部30の第1、第2摺動面31、32にそれ
ぞれ摩擦係数の異なる第1、第2摩擦部材34、35を
設けた構造で、これ以外は第1実施形態と同じ構造にな
っている。
【0033】この場合、下側の第1摺動面31は、第1
実施形態と同様、押鍵時に当接部27から受ける反力の
鉛直方向成分が鍵5の押し下げ動作に伴って次第に減少
する曲面に形成されている。また、上側の第2摺動面3
2も、第1実施形態と同様、離鍵時に当接部27から受
ける反力の鉛直方向成分が下側の第1摺動面31よりも
小さく且つ鍵5の押し上げ動作に伴って次第に減少する
曲面に形成されている。一方、第1摩擦部材34は、摩
擦係数の高いゴムなどの樹脂シートからなり、第1摺動
面31に均一な厚みで貼り付られている。また、第2摩
擦部材35は、第1摩擦部材34よりも摩擦係数が十分
に低いテフロン(登録商標)などの樹脂シートからな
り、第2摺動面32に均一な厚みで貼り付られている。
【0034】このような鍵盤装置では、第1実施形態と
同様、押鍵時に当接部27が突起部30の第1摺動面3
1に当接して乗り越えるときに、図9のD点付近に示す
ように、クリック荷重特性が緩やかな曲線を描いて鍵5
に抜ける感じの鍵タッチ感を付与することができ、また
離鍵時にもクリック荷重特性が緩やかな曲線を描くと共
に、クリック荷重を押鍵時よりも十分に軽くすることが
できるほか、特に押鍵時に第1摩擦部材34に当接部2
7が当接して相対的に摺動する際、第1摺動面31の第
1摩擦部材34の摩擦係数が高いので、摩擦抵抗が大き
く加わり、これによりクリック荷重を重くすることがで
き、また離鍵時に第2摩擦部材35に当接部27が当接
して相対的に摺動する際、第2摺動面32の第2摩擦部
材35の摩擦係数が低いので、摩擦抵抗が小さく、滑ら
かに摺動させることができ、これによりクリック荷重を
軽くすることができる。このため、押鍵時にクリック荷
重を重くしクリック感を十分に付与することができ、ま
た離鍵時にクリック荷重を軽くしてクリック荷重を演奏
者が感じない程度に軽減することができる。
【0035】なお、上記第2実施形態では、突起部30
の第1、第2摺動面31、32に第1、第2摩擦部材3
4、35をそれぞれ設けた場合について述べたが、これ
に限らず、例えば、第1、第2摺動面31、32にそれ
ぞれ異なる仕上加工を施してそれぞれ摩擦係数の異なる
構造にしても良い。この場合には、第1摺動面31をエ
ッチング加工などにより粗面に仕上げて摩擦係数を大き
く、第2摺動面32をバフ研磨などにより鏡面に仕上げ
て摩擦係数を小さくすれば良い。また、上記第1、第2
実施形態では、突起部30の第1、第2摺動面31、3
2をそれぞれ異なる曲率半径R1、R2の曲面に形成し
たが、これに限らず、放物面や楕円面、多角面に形成し
ても良い。
【0036】さらに、上記第1、第2実施形態では、各
鍵5に対応させてハンマーアーム7をそれぞれ設け、こ
れらハンマーアームにより押鍵時に鍵5にアクション荷
重を付与する鍵盤装置について述べたが、これに限ら
ず、各鍵5と鍵盤シャーシ1との間にばね部材をそれぞ
れ設け、これらばね部材のばね力で各鍵5をそれぞれ初
期位置に復帰させるようにした鍵盤装置にも適用するこ
とができる。また、これに限らず、各鍵の後端部にそれ
ぞれ薄肉状の弾性部を形成し、これら弾性部をヒンジ部
として共通の連結部に連結形成することにより、各鍵を
一体に成形して鍵盤シャーシ上に組み付けた一体鍵構造
の簡易型の鍵盤装置にも適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、押鍵操作時に当接部材に当接して乗り越える突起部
材に第1、第2摺動面を設け、第1摺動面を当接部材か
ら受ける反力の鉛直方向成分が鍵の押し下げ動作に伴っ
て次第に減少する形状に形成し、第2摺動面を当接部材
から受ける反力の鉛直方向成分が第1摺動面よりも小さ
く且つ鍵の押し上げ動作に伴って次第に減少する形状に
形成したので、押鍵時に突起部材の第1摺動面が当接部
材に当接して乗り越え、鍵にクリック感を付与するとき
に、従来例のように鍵に対するクリック荷重特性が急峻
にならず、緩やかな曲線を描いて鍵に抜ける感じの鍵タ
ッチ感を付与することができ、また離鍵時に突起部材の
第2摺動面が当接部材に当接して乗り越えるときに、押
鍵時と同様、クリック荷重特性が急峻にならずに緩やか
な曲線を描くと共に、クリック荷重を押鍵時に比べて十
分に軽くすることができ、これによりクリック荷重を演
奏者がほとんど感じない程度に軽減することができる。
【0038】この場合、第1摺動面と第2摺動面とがそ
れぞれ曲率半径の異なる曲面に形成されていることによ
り、当接部材が第1、第2摺動面に沿って相対的に摺動
するときに、円滑に摺動させて当接部材から受ける反力
の鉛直方向成分を滑らかに減少させることができる。ま
た、第1摺動面と第2摺動面との摩擦係数がそれぞれ異
なり、例えば第1摺動面の摩擦係数が高いと、第1摺動
面に当接部材が当接して摺動するときに、摩擦抵抗が大
きく加わって鍵荷重を重くすることができ、第2摺動面
の摩擦係数が低いと、第2摺動面に当接して摺動すると
きに、摩擦抵抗が小さくなり、滑らかに摺動させること
ができ、これによってもクリック荷重を軽くすることが
できる。このため、押鍵時にクリック荷重を重くしてク
リック感を十分に付与することができると共に、離鍵時
にクリック荷重を演奏者が感じない程度に良好に軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の鍵盤装置の第1実施形態におけるク
リック感付与部材を示した拡大図。
【図2】図1の突起部を示した拡大図。
【図3】図2の突起部の第1摺動面が当接部に当接した
押鍵時の拡大図。
【図4】図2の突起部の第2摺動面が当接部に当接した
離鍵時の拡大図。
【図5】第1実施形態の鍵盤装置における押鍵操作時の
鍵荷重特性を示した図。
【図6】この発明の鍵盤装置の第2実施形態における突
起部を示した拡大図。
【図7】図6の突起部の第1摺動面が当接部に当接した
押鍵時の拡大図。
【図8】図6の突起部の第2摺動面が当接部に当接した
離鍵時の拡大図。
【図9】第2実施形態の鍵盤装置における押鍵操作時の
鍵荷重特性を示した図。
【図10】鍵盤装置の全体を示した断面図。
【図11】従来の突起部の形状を示した拡大図。
【図12】図11の突起部が当接部に当接した押鍵時の
拡大図。
【図13】従来の鍵盤装置における押鍵操作時の鍵荷重
特性を示した図。
【図14】アコースティックピアノで得られる押鍵操作
時の鍵荷重特性を示した図。
【符号の説明】
1 鍵盤シャーシ 5 鍵 18 クリック感付与部材 20 突起部材 21 当接部材 27 当接部 30 突起部 31 第1摺動面 32 第2摺動面 34 第1摩擦部材 35 第2摩擦部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上
    下方向に回動可能に設けられた鍵と、この鍵にクリック
    感を付与するクリック感付与部材とを備えた鍵盤装置に
    おいて、 前記クリック感付与部材は、前記鍵に設けられた突起部
    材と、前記鍵盤シャーシに設けられて押鍵時に前記突起
    部材が上方向から当接して乗り越える当接部材とを備
    え、 前記突起部材は少なくとも押鍵時に前記当接部材に当接
    して摺動する摺動面を有し、この摺動面は前記当接部材
    から受ける反力の鉛直方向成分が前記鍵の押し下げ動作
    に伴って次第に減少する形状に形成されていることを特
    徴とする鍵盤装置。
  2. 【請求項2】鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上
    下方向に回動可能に設けられた鍵と、この鍵にクリック
    感を付与するクリック感付与部材とを備えた鍵盤装置に
    おいて、 前記クリック感付与部材は、前記鍵に設けられた突起部
    材と、前記鍵盤シャーシに設けられて押鍵時に前記突起
    部材が上方向から当接して乗り越える当接部材とを備
    え、 前記突起部材は、押鍵時に前記当接部材に上方から当接
    して摺動する第1摺動面と、離鍵時に前記当接部材に下
    方から当接して摺動する第2摺動面とを有し、 前記第1摺動面は、前記当接部材から受ける反力の鉛直
    方向成分が前記鍵の押し下げ動作に伴って次第に減少す
    る形状に形成され、前記第2摺動面は、前記当接部材か
    ら受ける反力の鉛直方向成分が前記第1摺動面よりも小
    さく、且つ前記鍵の押し上げ動作に伴って次第に減少す
    る形状に形成されていることを特徴とする鍵盤装置。
  3. 【請求項3】前記突起部材の前記第1摺動面と前記第2
    摺動面とは、それぞれ曲率半径の異なる曲面に形成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】前記突起部材の前記第1摺動面と前記第2
    摺動面とは、それぞれ摩擦係数が異なっていることを特
    徴とする請求項2または3に記載の鍵盤装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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