JP2002058592A - 調理容器 - Google Patents
調理容器Info
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- JP2002058592A JP2002058592A JP2000249568A JP2000249568A JP2002058592A JP 2002058592 A JP2002058592 A JP 2002058592A JP 2000249568 A JP2000249568 A JP 2000249568A JP 2000249568 A JP2000249568 A JP 2000249568A JP 2002058592 A JP2002058592 A JP 2002058592A
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- cooking
- stirring
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 器に入れた調理材料を、手早く且つ十分に、
少ない労力でかき混ぜることができる、調理容器を提供
する。 【解決手段】 器3と、該器3内の調理材料Mをかき混
ぜる攪拌回転体4と、該攪拌回転体4を回転操作するた
めのハンドル5と、を備えている。該ハンドル5によっ
て前記攪拌回転体4を回転操作すると、前記器3内の調
理材料Mを手軽にかき混ぜることができる。前記器3を
振る必要はなく、前記ハンドル5を回すだけで良いの
で、調理する人が疲れることはない。また、前記調理材
料Mが前記器3から飛び出すこともない。
少ない労力でかき混ぜることができる、調理容器を提供
する。 【解決手段】 器3と、該器3内の調理材料Mをかき混
ぜる攪拌回転体4と、該攪拌回転体4を回転操作するた
めのハンドル5と、を備えている。該ハンドル5によっ
て前記攪拌回転体4を回転操作すると、前記器3内の調
理材料Mを手軽にかき混ぜることができる。前記器3を
振る必要はなく、前記ハンドル5を回すだけで良いの
で、調理する人が疲れることはない。また、前記調理材
料Mが前記器3から飛び出すこともない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理容器に関する
ものであり、特に、例えば、炒め物を作るのに適する鍋
に関するものである。
ものであり、特に、例えば、炒め物を作るのに適する鍋
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、野菜炒めやチャーハン等の炒め
物を作る場合には、中華鍋やフライパン等に入れた複数
の調理材料を、強火の上で、手早く十分にかき混ぜるこ
とが重要である。
物を作る場合には、中華鍋やフライパン等に入れた複数
の調理材料を、強火の上で、手早く十分にかき混ぜるこ
とが重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、中華鍋やフラ
イパンを上手に振りながら調理材料を手早くかき混ぜる
ことは素人にはなかなか容易ではない。例えば、調理材
料を攪拌している時に調理材料が鍋から飛び出したり、
調理材料と鍋の重みで鍋をうまく振ることができなかっ
たり、鍋を振る腕が疲れてしまったりする等の問題があ
る。
イパンを上手に振りながら調理材料を手早くかき混ぜる
ことは素人にはなかなか容易ではない。例えば、調理材
料を攪拌している時に調理材料が鍋から飛び出したり、
調理材料と鍋の重みで鍋をうまく振ることができなかっ
たり、鍋を振る腕が疲れてしまったりする等の問題があ
る。
【0004】本発明は、こうした事情に鑑みてなされた
もので、器に入れた調理材料を、手早く且つ十分に、少
ない労力でかき混ぜることができる、調理容器を提供し
ようとするものである。
もので、器に入れた調理材料を、手早く且つ十分に、少
ない労力でかき混ぜることができる、調理容器を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る調理容器は、器と、該器内の調理材料
をかき混ぜる攪拌回転体と、該攪拌回転体を回転操作す
るためのハンドルと、を備えたものである(請求項
1)。
め、本発明に係る調理容器は、器と、該器内の調理材料
をかき混ぜる攪拌回転体と、該攪拌回転体を回転操作す
るためのハンドルと、を備えたものである(請求項
1)。
【0006】本発明によれば、前記ハンドルによって前
記攪拌回転体を回転操作すると、前記器内の調理材料を
手軽にかき混ぜることができる。前記器を振る必要はな
く、前記ハンドルを回すだけで良いので、調理する人が
疲れることはない。また、前記ハンドルを回すスピード
を適宜に加減すれば、前記調理材料が前記器から飛び出
すこともない。
記攪拌回転体を回転操作すると、前記器内の調理材料を
手軽にかき混ぜることができる。前記器を振る必要はな
く、前記ハンドルを回すだけで良いので、調理する人が
疲れることはない。また、前記ハンドルを回すスピード
を適宜に加減すれば、前記調理材料が前記器から飛び出
すこともない。
【0007】本発明に係る調理容器は、例えば、火にか
けて炒め物を作るのに適した鍋として実施することがで
きるほか、それぞれ切り刻んだ複数の調理材料を均等に
混ぜ合わせるためのボールとして実施することもでき
る。
けて炒め物を作るのに適した鍋として実施することがで
きるほか、それぞれ切り刻んだ複数の調理材料を均等に
混ぜ合わせるためのボールとして実施することもでき
る。
【0008】前記調理容器において、前記攪拌回転体
は、必ずしも前記器の内底面に接して回転するものでな
くてもよいが、前記器の内底面に接して回転するものと
せしめれば(請求項2)、前記攪拌回転体の回転時に、
該攪拌回転体によって前記器の前記内底面がこそがれる
ので、該内底面に調理材料が付着してしまうこともな
く、好適である。
は、必ずしも前記器の内底面に接して回転するものでな
くてもよいが、前記器の内底面に接して回転するものと
せしめれば(請求項2)、前記攪拌回転体の回転時に、
該攪拌回転体によって前記器の前記内底面がこそがれる
ので、該内底面に調理材料が付着してしまうこともな
く、好適である。
【0009】本発明の実施の形態として、前記攪拌回転
体を、水平な回転軸線を中心として回転自在とし、前記
器を、前記攪拌回転体の回転によって形成される仮想立
体の下半部の外周面に対応する形状の内底面を備えたも
のとせしめることもできる(請求項3)。
体を、水平な回転軸線を中心として回転自在とし、前記
器を、前記攪拌回転体の回転によって形成される仮想立
体の下半部の外周面に対応する形状の内底面を備えたも
のとせしめることもできる(請求項3)。
【0010】また、前記攪拌回転体は、前記器の内底面
に沿って回転する攪拌作用部と、該攪拌作用部による前
記調理材料の攪拌時に該調理材料が相対的に前記攪拌作
用部を乗り越えて該攪拌作用部の回転方向後方へ移動す
ることを許容する調理材料通過許容部と、を備えたもの
とせしめれば(請求項4)、前記調理材料が十分に混ざ
り合うほか、前記ハンドルによる前記攪拌回転体の回転
操作抵抗も小さくなり、一層好適である。
に沿って回転する攪拌作用部と、該攪拌作用部による前
記調理材料の攪拌時に該調理材料が相対的に前記攪拌作
用部を乗り越えて該攪拌作用部の回転方向後方へ移動す
ることを許容する調理材料通過許容部と、を備えたもの
とせしめれば(請求項4)、前記調理材料が十分に混ざ
り合うほか、前記ハンドルによる前記攪拌回転体の回転
操作抵抗も小さくなり、一層好適である。
【0011】さらに、前記攪拌作用部を、耐熱性を有す
る合成樹脂で形成し、前記器の前記内底面に接して移動
するものとせしめれば(請求項5)、該内底面に調理材
料が付着してしまうこともなく、また、前記器の前記内
底面が傷つくこともなく、なお一層好適である。
る合成樹脂で形成し、前記器の前記内底面に接して移動
するものとせしめれば(請求項5)、該内底面に調理材
料が付着してしまうこともなく、また、前記器の前記内
底面が傷つくこともなく、なお一層好適である。
【0012】さらにまた、前記器の上縁部に対して着脱
自在であって、調理容器全体としての高さを調節し得る
筒体を備えたものとせしめれば(請求項6)、前記器に
入れるべき調理材料の量に応じて、前記器に対して前記
筒体を着脱することにより、調理容器全体の高さを適切
なものに調節することができて、好適である。
自在であって、調理容器全体としての高さを調節し得る
筒体を備えたものとせしめれば(請求項6)、前記器に
入れるべき調理材料の量に応じて、前記器に対して前記
筒体を着脱することにより、調理容器全体の高さを適切
なものに調節することができて、好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な一実施の形態について説明する。
明の好適な一実施の形態について説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態に係る調理
容器の全体斜視図、図2は、図1の調理容器の分解斜視
図、図3は、図1の調理容器の部分拡大分解斜視図、図
4は、図1の調理容器の使用状態を示す斜視図、図5
は、図1の調理容器の使用状態を示す縦断面図である。
容器の全体斜視図、図2は、図1の調理容器の分解斜視
図、図3は、図1の調理容器の部分拡大分解斜視図、図
4は、図1の調理容器の使用状態を示す斜視図、図5
は、図1の調理容器の使用状態を示す縦断面図である。
【0015】これらの図において、本実施の形態に係る
調理容器1は、主として炒め物を作るのに適した、柄2
を有する鍋として示されている。しかし、本発明は、鍋
には限定されず、調理材料を入れてかき混ぜるための容
器について広く適用することができる。
調理容器1は、主として炒め物を作るのに適した、柄2
を有する鍋として示されている。しかし、本発明は、鍋
には限定されず、調理材料を入れてかき混ぜるための容
器について広く適用することができる。
【0016】図1及び図2に示すように、前記調理容器
1は、器3と、該器3内の調理材料をかき混ぜる攪拌回
転体4と、該攪拌回転体4を回転操作するためのハンド
ル5と、を備えている。前記攪拌回転体4は、前記器3
の内部に配置され、前記器3に対して相対回動可能に支
持された回転軸5に、相対回動不能に取着されている。
1は、器3と、該器3内の調理材料をかき混ぜる攪拌回
転体4と、該攪拌回転体4を回転操作するためのハンド
ル5と、を備えている。前記攪拌回転体4は、前記器3
の内部に配置され、前記器3に対して相対回動可能に支
持された回転軸5に、相対回動不能に取着されている。
【0017】図3に明瞭に示すように、前記回転軸6の
扁平な一端部6aは、前記器3に形成された回転軸挿通
孔7に挿通されて前記器3の外部へ延び出していて、前
記一端部6aには、L字状の前記ハンドル5の一端部側
に一体形成された取付用扁平筒部5aが装着されてい
る。そして、前記ハンドル5は、前記回転軸6の前記一
端部6a側の端面に形成されたねじ孔8aに螺入するね
じ8で、前記回転軸6に対して抜け落ちることのないよ
うに取着されている。本実施の形態では、前記攪拌回転
体4は、水平な回転軸線X−Xを中心として回転自在と
されている。
扁平な一端部6aは、前記器3に形成された回転軸挿通
孔7に挿通されて前記器3の外部へ延び出していて、前
記一端部6aには、L字状の前記ハンドル5の一端部側
に一体形成された取付用扁平筒部5aが装着されてい
る。そして、前記ハンドル5は、前記回転軸6の前記一
端部6a側の端面に形成されたねじ孔8aに螺入するね
じ8で、前記回転軸6に対して抜け落ちることのないよ
うに取着されている。本実施の形態では、前記攪拌回転
体4は、水平な回転軸線X−Xを中心として回転自在と
されている。
【0018】前記攪拌回転体4は、図4及び図5に示す
ように、鉄等の金属製の前記器3内で回転して、該器3
内の調理材料Mをかき混ぜるためのものである。したが
って、該調理材料Mを満遍なくかき混ぜることができる
ように、前記器3の内底面9の形状と、前記攪拌回転体
4の外周縁の形状と、が互いに対応していることが望ま
しい。すなわち、前記攪拌回転体4の輪郭は、該攪拌回
転体4の回転によって形成される仮想立体10(図1参
照)の下半部の外周面10aが、前記器3の前記内底面
9と、隙間なくあるいはごくわずかな隙間をおいて対向
して位置するように形成するのが望ましい。
ように、鉄等の金属製の前記器3内で回転して、該器3
内の調理材料Mをかき混ぜるためのものである。したが
って、該調理材料Mを満遍なくかき混ぜることができる
ように、前記器3の内底面9の形状と、前記攪拌回転体
4の外周縁の形状と、が互いに対応していることが望ま
しい。すなわち、前記攪拌回転体4の輪郭は、該攪拌回
転体4の回転によって形成される仮想立体10(図1参
照)の下半部の外周面10aが、前記器3の前記内底面
9と、隙間なくあるいはごくわずかな隙間をおいて対向
して位置するように形成するのが望ましい。
【0019】前記器3は、限定はされないが、本実施の
形態では、図1に示すように、その開口部が上向きとな
るように横置きされるとともにその両外端部が半円状の
側板11でそれぞれ閉じられた半円筒状の下半部12
と、該下半部12から連続して上向きに延びた周壁部1
3と、を備えている。そして、前記攪拌回転体4の輪郭
は、前記器3の前記内底面9、すなわち、前記器3の前
記下半部12の内周面の形状に対応したものとなってい
る。
形態では、図1に示すように、その開口部が上向きとな
るように横置きされるとともにその両外端部が半円状の
側板11でそれぞれ閉じられた半円筒状の下半部12
と、該下半部12から連続して上向きに延びた周壁部1
3と、を備えている。そして、前記攪拌回転体4の輪郭
は、前記器3の前記内底面9、すなわち、前記器3の前
記下半部12の内周面の形状に対応したものとなってい
る。
【0020】具体的には、前記攪拌回転体4の輪郭は、
図2に明瞭に示されているように、前記各側板11の内
面に沿って半円状の前記各側板11の半径方向にそれぞ
れ延びた半径方向縁部14と、半円筒状の前記下半部1
2の軸線方向に沿って延びるとともに前記半径方向縁部
14,14同士を互いに連結する軸線方向縁部15と、
によって画定されている。
図2に明瞭に示されているように、前記各側板11の内
面に沿って半円状の前記各側板11の半径方向にそれぞ
れ延びた半径方向縁部14と、半円筒状の前記下半部1
2の軸線方向に沿って延びるとともに前記半径方向縁部
14,14同士を互いに連結する軸線方向縁部15と、
によって画定されている。
【0021】図1及び図2に示すように、本実施の形態
では、前記攪拌回転体4は、前記器3の前記内底面9に
沿って水平方向に延びる攪拌作用部16と、該攪拌作用
部16による前記調理材料Mの攪拌時に該調理材料Mが
相対的に前記攪拌作用部16を乗り越えて該攪拌作用部
16の回転方向後方へ移動することを許容する調理材料
通過許容部17と、を備えている。
では、前記攪拌回転体4は、前記器3の前記内底面9に
沿って水平方向に延びる攪拌作用部16と、該攪拌作用
部16による前記調理材料Mの攪拌時に該調理材料Mが
相対的に前記攪拌作用部16を乗り越えて該攪拌作用部
16の回転方向後方へ移動することを許容する調理材料
通過許容部17と、を備えている。
【0022】具体的には、図2に示すように、前記攪拌
回転体4は、互いに平行に延びた一対の腕部18,18
と、該一対の腕部18,18の先端部同士を互いに連結
する前記攪拌作用部16と、を備えている。前記一対の
腕部18,18は、前記回転軸6の前記軸線X−Xに対
して直角な外方向へと互いに平行に延びていて、前記一
対の腕部18,18のそれぞれの基端部には、前記回転
軸6への相対回動不能な取付部として、断面扁平形状の
前記回転軸6を相対回動不能に受け入れる取付用扁平筒
部19,19が一体形成されている。そして、前記攪拌
作用部16と、前記一対の腕部18,18と、前記回転
軸6と、で囲まれた空間部が、前記調理材料通過許容部
17となっている。
回転体4は、互いに平行に延びた一対の腕部18,18
と、該一対の腕部18,18の先端部同士を互いに連結
する前記攪拌作用部16と、を備えている。前記一対の
腕部18,18は、前記回転軸6の前記軸線X−Xに対
して直角な外方向へと互いに平行に延びていて、前記一
対の腕部18,18のそれぞれの基端部には、前記回転
軸6への相対回動不能な取付部として、断面扁平形状の
前記回転軸6を相対回動不能に受け入れる取付用扁平筒
部19,19が一体形成されている。そして、前記攪拌
作用部16と、前記一対の腕部18,18と、前記回転
軸6と、で囲まれた空間部が、前記調理材料通過許容部
17となっている。
【0023】前記攪拌作用部16は、図5に示すよう
に、耐熱性を有するとともに前記器3の前記内底面9に
接して回転移動する板状の合成樹脂部20と、該合成樹
脂部20を支持する金属板部21と、からなり、該金属
板部21が、前記一対の腕部18,18と互いに一体に
形成されている。前記ハンドル5を回すと、前記合成樹
脂部20は、前記器3の前記内底面9を傷付けることな
く、該内底面9をこそぐように該内底面9の周方向に沿
って回転移動する。
に、耐熱性を有するとともに前記器3の前記内底面9に
接して回転移動する板状の合成樹脂部20と、該合成樹
脂部20を支持する金属板部21と、からなり、該金属
板部21が、前記一対の腕部18,18と互いに一体に
形成されている。前記ハンドル5を回すと、前記合成樹
脂部20は、前記器3の前記内底面9を傷付けることな
く、該内底面9をこそぐように該内底面9の周方向に沿
って回転移動する。
【0024】前記攪拌回転体4において、前記一対の腕
部18,18のそれぞれの外側縁部によって前記半径方
向縁部14が形成され、前記合成樹脂部の外側縁部によ
って前記軸線方向縁部15が形成されている。
部18,18のそれぞれの外側縁部によって前記半径方
向縁部14が形成され、前記合成樹脂部の外側縁部によ
って前記軸線方向縁部15が形成されている。
【0025】また、本実施の形態に係る調理容器1は、
前記器3の上縁部22に対して着脱自在であって、調理
容器全体としての高さを調節し得る筒体23を備えてい
る。本実施の形態では、前記器3の上向き開口部が上か
ら見て長方形であるので、これに対応して、前記高さ調
節用筒体23も、長方形の開口部を有する角筒体とされ
ている。前記高さ調節用筒体23は、その四隅部に、前
記器3への係止爪24をそれぞれ備えていて、該各係止
爪24が前記器3の外表面に接触係合することにより、
前記器3からのずれ落ちが防止されるようになってい
る。
前記器3の上縁部22に対して着脱自在であって、調理
容器全体としての高さを調節し得る筒体23を備えてい
る。本実施の形態では、前記器3の上向き開口部が上か
ら見て長方形であるので、これに対応して、前記高さ調
節用筒体23も、長方形の開口部を有する角筒体とされ
ている。前記高さ調節用筒体23は、その四隅部に、前
記器3への係止爪24をそれぞれ備えていて、該各係止
爪24が前記器3の外表面に接触係合することにより、
前記器3からのずれ落ちが防止されるようになってい
る。
【0026】前記高さ調節用筒体23は、例えば、前記
器3に入れてかき混ぜるべき調理材料Mの量が多く、前
記ハンドル5を回転操作して前記攪拌回転体4を回転せ
しめると前記調理材料Mが前記器3からこぼれ出してし
まうような場合に、調理容器全体としての周壁の高さを
高くせしめるために、前記器3に対して接続して使用す
る。
器3に入れてかき混ぜるべき調理材料Mの量が多く、前
記ハンドル5を回転操作して前記攪拌回転体4を回転せ
しめると前記調理材料Mが前記器3からこぼれ出してし
まうような場合に、調理容器全体としての周壁の高さを
高くせしめるために、前記器3に対して接続して使用す
る。
【0027】さらに、本実施の形態では、前記器3を火
にかけたときの安定性を良くするため、前記器3を水平
姿勢に保持せしめるための手段の一例として、前記器3
の下面に、鉄製等の金属製のリング25を水平に固着し
ている。
にかけたときの安定性を良くするため、前記器3を水平
姿勢に保持せしめるための手段の一例として、前記器3
の下面に、鉄製等の金属製のリング25を水平に固着し
ている。
【0028】以上のように構成される本実施の形態に係
る調理容器1は、図4に示すように、例えばコンロ26
の火にかけて、前記器3の中に調理材料Mを入れ、調理
者がそれぞれの手で前記柄2と前記ハンドル5とを持
ち、前記ハンドル5を回しながら使用する。該ハンドル
5を回すと、前記器3の中で前記攪拌回転体4が回転
し、図5に示すように、前記器3の中の調理材料Mが攪
拌される。前記攪拌回転体4は、前記器3の前記内底面
9に対応した輪郭を有しているので、前記器3の中の調
理材料Mは満遍なく混ぜ合わされる。
る調理容器1は、図4に示すように、例えばコンロ26
の火にかけて、前記器3の中に調理材料Mを入れ、調理
者がそれぞれの手で前記柄2と前記ハンドル5とを持
ち、前記ハンドル5を回しながら使用する。該ハンドル
5を回すと、前記器3の中で前記攪拌回転体4が回転
し、図5に示すように、前記器3の中の調理材料Mが攪
拌される。前記攪拌回転体4は、前記器3の前記内底面
9に対応した輪郭を有しているので、前記器3の中の調
理材料Mは満遍なく混ぜ合わされる。
【0029】図5に示すように、前記攪拌回転体4が回
転する時には、前記攪拌作用部16の前記合成樹脂部2
0は、前記器3の前記内底面9に接した状態で、該内底
面9をこそぐようにその周方向に沿って移動する。これ
により、前記調理材料Mが前記器3の前記内底面9に付
着してしまうことが防止される。また、前記攪拌作用部
16の回転に伴い、前記調理材料Mの一部が、前記攪拌
作用部16を相対的に乗り越えて、前記調理材料通過許
容部17を通って連続的に前記攪拌作用部16の回転方
向方向へと順次移動するので、複数の材料からなる前記
調理材料M自体も互いに十分に混ぜ合わされる。前記攪
拌回転体4に前記調理材料通過許容部17を設けると、
前記ハンドル5による前記攪拌回転体4の回転操作抵抗
が小さくなる利点もある。
転する時には、前記攪拌作用部16の前記合成樹脂部2
0は、前記器3の前記内底面9に接した状態で、該内底
面9をこそぐようにその周方向に沿って移動する。これ
により、前記調理材料Mが前記器3の前記内底面9に付
着してしまうことが防止される。また、前記攪拌作用部
16の回転に伴い、前記調理材料Mの一部が、前記攪拌
作用部16を相対的に乗り越えて、前記調理材料通過許
容部17を通って連続的に前記攪拌作用部16の回転方
向方向へと順次移動するので、複数の材料からなる前記
調理材料M自体も互いに十分に混ぜ合わされる。前記攪
拌回転体4に前記調理材料通過許容部17を設けると、
前記ハンドル5による前記攪拌回転体4の回転操作抵抗
が小さくなる利点もある。
【0030】本実施の形態に係る前記調理容器1の変形
例として、攪拌回転体を弓状に形成し、器の内底面を、
前記攪拌回転体の形状に対応した椀状に形成することも
できる。また、前記攪拌回転体4の前記回転軸6は、必
ずしも、前記器3の内部を横切るように延びている必要
はなく、前記一対の腕部18,18の基端部から同一軸
線X−X上で互いに逆方向に延び出すように、前記一対
の腕部18,18と一体形成されたものであってもよ
い。このようにすれば、前記回転軸6が前記調理材料M
を出し入れする時の障害にならない利点がある。
例として、攪拌回転体を弓状に形成し、器の内底面を、
前記攪拌回転体の形状に対応した椀状に形成することも
できる。また、前記攪拌回転体4の前記回転軸6は、必
ずしも、前記器3の内部を横切るように延びている必要
はなく、前記一対の腕部18,18の基端部から同一軸
線X−X上で互いに逆方向に延び出すように、前記一対
の腕部18,18と一体形成されたものであってもよ
い。このようにすれば、前記回転軸6が前記調理材料M
を出し入れする時の障害にならない利点がある。
【図1】本発明の一実施の形態に係る調理容器の全体斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の調理容器の分解斜視図である。
【図3】図1の調理容器の部分拡大分解斜視図である。
【図4】図1の調理容器の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】図1の調理容器の使用状態を示す縦断面図であ
る
る
3 器 4 攪拌回転体 5 ハンドル 9 内底面 10 仮想立体 10a 仮想立体の下半部の外周面 16 攪拌作用部 17 調理材料通過許容部 23 筒体(高さ調節用筒体) M 調理材料 X 回転軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B040 AA02 AC08 AD07 AD12 GD30 JA01 JA18 4B053 AA03 CA01 CB01 4B055 AA26 BA26 BA36 BA52 CA02 CA42 CA49 CA90 CB02 CC24 CC32 CC70 FA20 FB33 FC09 FC20
Claims (6)
- 【請求項1】 器(3)と、該器(3)内の調理材料
(M)をかき混ぜる攪拌回転体(4)と、該攪拌回転体
(4)を回転操作するためのハンドル(5)と、を備え
てなる、調理容器。 - 【請求項2】 前記攪拌回転体(4)は、前記器(3)
の内底面(9)に接して回転するものである、請求項1
に記載の調理容器。 - 【請求項3】 前記攪拌回転体(4)は、水平な回転軸
線(X−X)を中心として回転自在であり、前記器
(3)は、前記攪拌回転体(4)の回転によって形成さ
れる仮想立体(10)の下半部の外周面(10a)に対
応する形状の内底面(9)を備えてなる、請求項1また
は2に記載の調理容器。 - 【請求項4】 前記攪拌回転体(4)は、前記器(3)
の内底面(9)に沿って回転する攪拌作用部(16)
と、該攪拌作用部(16)による前記調理材料(M)の
攪拌時に該調理材料(M)が相対的に前記攪拌作用部
(16)を乗り越えて該攪拌作用部(16)の回転方向
後方へ移動することを許容する調理材料通過許容部(1
7)と、を備えてなる、請求項1,2または3に記載の
調理容器。 - 【請求項5】 前記攪拌作用部(16)は、耐熱性を有
する合成樹脂からなり、前記器(3)の前記内底面
(9)に接して移動するものである、請求項4に記載の
調理容器。 - 【請求項6】 前記器(3)の上縁部(22)に対して
着脱自在であって、調理容器全体としての高さを調節し
得る筒体(23)を備えてなる、請求項1乃至5のいず
れか一項に記載の調理容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000249568A JP2002058592A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 調理容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000249568A JP2002058592A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 調理容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002058592A true JP2002058592A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18739292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000249568A Pending JP2002058592A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 調理容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002058592A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101958688B1 (ko) * | 2017-09-04 | 2019-03-15 | 장진화 | 튀김 요리용 교반 장치 |
KR102048259B1 (ko) * | 2018-09-03 | 2019-11-25 | 장진화 | 튀김 요리용 교반 장치 |
KR102103118B1 (ko) * | 2019-10-25 | 2020-05-29 | 조종연 | 휴대용 반원통형 조리기 |
KR102158979B1 (ko) * | 2020-02-25 | 2020-09-23 | 주식회사 헨즈 | 반원통형 왕복 뒤집음 휴대용 조리기 |
KR102179860B1 (ko) * | 2020-07-21 | 2020-11-17 | 주식회사 헨즈 | 반원통 유자형 포트에 왕복 회전바를 가지는 자동 뒤집음 오븐 조리기 |
-
2000
- 2000-08-21 JP JP2000249568A patent/JP2002058592A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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