JP2002053110A - 滅菌液除去装置 - Google Patents

滅菌液除去装置

Info

Publication number
JP2002053110A
JP2002053110A JP2000239520A JP2000239520A JP2002053110A JP 2002053110 A JP2002053110 A JP 2002053110A JP 2000239520 A JP2000239520 A JP 2000239520A JP 2000239520 A JP2000239520 A JP 2000239520A JP 2002053110 A JP2002053110 A JP 2002053110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
air knife
air
sterilizing
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000239520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4521948B2 (ja
Inventor
Satoshi Kume
聡 久米
Yuji Katayama
裕司 片山
Shigenobu Tawa
茂宣 田和
Michio Ueda
道雄 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Kakoki Co Ltd filed Critical Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority to JP2000239520A priority Critical patent/JP4521948B2/ja
Priority to EP01202970A priority patent/EP1179479A1/en
Priority to US09/919,869 priority patent/US6502327B2/en
Priority to CNB01124786XA priority patent/CN1214947C/zh
Publication of JP2002053110A publication Critical patent/JP2002053110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4521948B2 publication Critical patent/JP4521948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages
    • B65B55/04Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging
    • B65B55/10Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging by liquids or gases
    • B65B55/103Sterilising flat or tubular webs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 側端部にシーリングテープを融着した板状の
包装材料ウエブにおける、シーリングテープと容器内面
側となるウエブにより形成される段差部分に残留してい
る滅菌液の除去・乾燥を容易に行うことができる滅菌液
除去装置や滅菌液の除去方法を提供すること。 【解決手段】 側端部にシーリングテープが融着された
ウエブWの移送経路を挟んで開閉するように配設された
スクイズローラ30によりウエブ表面の液滴を絞り取り、
第2エアーナイフ20によりシーリングテープとウエブに
より形成される段差部分に加熱空気を吹き付け、次いで
第1エアーナイフ10によりウエブの両面の幅全体にわた
って加熱空気を吹き付け、滅菌液を除去する。段差部分
を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることができる第2
エアーナイフ20により、飛び散った段差部分の残留液滴
も除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状の包装材料ウ
エブから液体包装容器を製造する充填包装機械等におけ
る、ウエブから滅菌液を除去する装置や方法に関する。
詳しくは、側端部にシーリングテープを融着した板状の
包装材料ウエブを過酸化水素水等の滅菌液に浸漬するこ
とによって殺菌処理した後、ウエブから滅菌液を除去
し、次にウエブを管状に徐々に成形してその長手方向両
縁を接着しながらその内部に液体を充填し、その後ウエ
ブを容器1つ分に相当する間隔で密封・切断し、成形し
て液体包装容器を製造する充填包装機械等における、ウ
エブから滅菌液を除去する装置や方法に関する。
【0002】
【従来の技術】板状の包装材料ウエブから液体包装容器
を製造する充填包装機械には、通常ウエブを滅菌するた
めの滅菌液槽が設けられており、かかる滅菌液槽内に浸
漬されて滅菌されたウエブは滅菌液槽から排出され、次
いでウエブに付着した滅菌液が除去される。かかるウエ
ブから滅菌液を除去する装置としては、ウエブをスクイ
ズローラと呼ばれる一対の揺動自在なゴムローラの間を
通過させて、ウエブ表面の液滴を絞り取るもの、ウエブ
にエアナイフから高温高速のエアを吹き付けてからウエ
ブ表面の液滴を吹き飛ばすもの(特公昭44−2055
6号公報)、仕切られた2つの部屋の狭い隙間にウエブ
を通過させ、その間に、片側の部屋に高温高速のエアを
流すことによってウエブ表面の液滴を蒸発させるもの
(特開平8−58740号公報)や、これらを併用する
ものが知られている。
【0003】上記ウエブから滅菌液を除去する装置の改
良として、特開平10−114311号公報には、滅菌
液槽と、ウエブを滅菌液槽に導入し、導入したウエブを
滅菌液槽内において滅菌液に浸漬させ、その後に滅菌液
槽から排出するウエブ移送手段と、滅菌液槽から排出後
のウエブ移送経路を挟んで開閉しうるように配置されて
いる一対のスクイズローラとを備えているウエブ滅菌液
除去装置において、両スクイズローラを閉鎖位置におい
て正確に位置決めするために、両スクイズローラの一方
を定ローラとし、他方を動ローラとしたウエブ滅菌液除
去装置が記載されている。また、特開平11−3489
37号公報には、包材を搬送する絞りローラの手前に包
材の凹部が通過する位置に凹部のみに送風を行う送風ノ
ズルを配置し、また、絞りローラの後側に包材の幅全体
に送風を行うエアーナイフ部を配置し、エアーナイフと
送風ノズルを有する送風パイプは連通するように接続さ
れ、包材の凹部内の殺菌剤を集中的に除去し、後のエア
ーナイフ部での送風で包材全体表面に付着した殺菌剤を
効率よく、均一に除去することができる包材表面及び凹
部内の液体を除去する方法及び液体除去装置が記載され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】板状の包装材料ウエブ
から長期保存用の紙パック入り液体飲料の製造に際して
は、ウエブの長手方向両縁を熱融着により接着した縦ヒ
ートシール部の内容物に接するウエブ端面の内容物に接
するウエブ端面から空気が容器内に侵入しないように、
あるいは接着した縦ヒートシール部の内容物に接するウ
エブ端面から内容物が浸透しないように、ウエブ側端部
に酸素非透過性あるいは水非透過性のシーリングテープ
を融着することが行われている。側端部にシーリングテ
ープを融着した板状の包装材料ウエブを、滅菌液槽内に
おいて滅菌液に浸漬させ、その後に滅菌液槽から送出
し、ウエブ表面に付着した滅菌液を、スクイーズローラ
とエアーナイフとを備えた従前の滅菌液除去装置を用い
て除去・乾燥していたが、最近の高速充填包装機におい
てはウエブの移送速度が大きく、かかる従前の滅菌液除
去装置では、シーリングテープと容器内面側となるウエ
ブにより形成される段差部分における滅菌液の除去・乾
燥が不充分となり、前記段差部分に滅菌液が残存すると
いう問題が生じることがわかった。本発明の課題は、側
端部にシーリングテープを融着した板状の包装材料ウエ
ブにおける、シーリングテープと容器内面側となるウエ
ブにより形成される段差部分に残留している滅菌液の除
去・乾燥を容易に行うことができる滅菌液除去装置や滅
菌液の除去方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討し、まず既存の滅菌液除去装
置の設計を変えることのない方策として、スクイーズロ
ーラの表面材質のゴムの硬さを柔らかくするなどの実験
や、エアーナイフの風量を増やす実験や、エアーナイフ
の風温を上げる実験を実施したが満足いく結果が得られ
なかった。次いで、既存の滅菌液除去装置の設計を一部
変更する方策として、シーリングテープと容器内面側と
なるウエブにより形成される段差部分の残留滅菌液を、
局所的に乾燥除去することができる小さな丸い開口を有
する第2エアーナイフを併用する実験を行った。この第
2エアーナイフを併用することにより、段差部分の残留
滅菌液をある程度まで除去しうることがわかったが、し
ばしば、第2エアーナイフにより吹き飛ばされた滅菌液
が液滴となって、前記段差部分から離れたウエブ表面に
付着したり、垂れ流れたりする現象を見い出した。かか
る現象が生じる原因は不明であるが、かかる現象による
滅菌液の除去には、前記段差部分を挟んで幅広い開口を
有する第2エアーナイフを用いることが、特に一対のエ
アーナイフとスクイズローラとの間にかかる第2エアー
ナイフを配設することが滅菌液の除去に効果的であるこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、側端部にシーリングテ
ープが融着されたウエブの移送経路を挟んで開閉するよ
うに配設された、ウエブ表面の液滴を絞り取るスクイズ
ローラと、該スクイズローラのウエブ移送方向下流側に
設けられた、少なくともウエブの容器内面側の幅全体に
わたって加熱空気を吹き付けることができる第1エアー
ナイフと、該第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側
に設けられた、シーリングテープと容器内面側となるウ
エブにより形成される段差部分に加熱空気を吹き付けこ
とができる第2エアーナイフとを備えたことを特徴とす
る滅菌液除去装置(請求項1)や、第1エアーナイフ
が、ウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設され
た一対のエアーナイフであることを特徴とする請求項1
記載の滅菌液除去装置(請求項2)や、第2エアーナイ
フが、第1エアーナイフとスクイズローラとの間に配設
されていることを特徴とする請求項1又は2記載の殺菌
液除去装置(請求項3)や、第2エアーナイフが、シー
リングテープと容器内面側となるウエブにより形成され
る段差部分を挟んで幅広い開口を有することを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか記載の殺菌液除去装置(請求
項4)や、第2エアーナイフが、第2エアーナイフによ
り加熱されたウエブが冷めない内に第1エアーナイフに
至るように配設されていることを特徴とする請求項1〜
4のいずれか記載の殺菌液除去装置(請求項5)や、第
2エアーナイフが、ウエブの容器内面側の幅全体にわた
って加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイ
フと同軸に固設されていることを特徴とする請求項1〜
5のいずれか記載の殺菌液除去装置(請求項6)や、第
2エアーナイフと、ウエブの容器内面側の幅全体にわた
って加熱空気を吹き付けることができる第1エアーナイ
フとが連通していることを特徴とする請求項1〜6のい
ずれか記載の殺菌液除去装置(請求項7)や、スクイズ
ローラにより絞り取られるウエブ表面の液滴が、滅菌液
槽に導入され、滅菌液槽内で滅菌液に浸漬され、その後
滅菌液槽から送出されたウエブ表面の液滴であることを
特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の殺菌液除去装
置(請求項8)に関する。
【0007】また本発明は、側端部にシーリングテープ
が融着されたウエブの移送経路を挟んで開閉するように
配設されたスクイズローラにより、該ウエブ表面の液滴
を絞り取り、該スクイズローラのウエブ移送方向下流側
に設けられた第1エアーナイフにより、少なくともウエ
ブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付け
る滅菌液の除去方法において、前記第1エアーナイフの
ウエブ移送方向上流側に設けられた第2エアーナイフに
より、シーリングテープと容器内面側となるウエブによ
り形成される段差部分に加熱空気を吹き付けることを特
徴とする滅菌液の除去方法(請求項9)や、第1エアー
ナイフを用いて、ウエブの両面に加熱空気を吹き付ける
ことを特徴とする請求項9記載の滅菌液の除去方法(請
求項10)や、第1エアーナイフにより、風速15〜2
5m/s、温度90〜110℃の加熱空気を吹き付ける
ことを特徴とする請求項9又は10記載の滅菌液の除去
方法(請求項11)や、スクイズローラによりウエブ表
面の液滴を絞り取り、次いで第2エアーナイフにより、
シーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成
される段差部分に加熱空気を吹き付けることを特徴とす
る請求項9〜11のいずれか記載の滅菌液の除去方法
(請求項12)や、第2エアーナイフにより、シーリン
グテープと容器内面側となるウエブにより形成される段
差部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることを特徴
とする請求項9〜12のいずれか記載の滅菌液の除去方
法(請求項13)や、第2エアーナイフにより加熱され
たウエブが冷めない内に、第1エアーナイフにより加熱
空気を吹き付けることを特徴とする請求項9〜13のい
ずれか記載の殺菌液除去装置(請求項14)や、第2エ
アーナイフにより、風速18〜28m/s、温度90〜
110℃の加熱空気を吹き付けることを特徴とする請求
項9〜14のいずれか記載の滅菌液の除去方法(請求項
15)や、第2エアーナイフの風速が、常時、第1エア
ーナイフの風速よりも大きいことを特徴とする請求項9
〜15のいずれか記載の滅菌液の除去方法(請求項1
6)に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の滅菌液除去装置として
は、側端部にシーリングテープが融着されたウエブの移
送経路を挟んで開閉するように配設された、ウエブ表面
の液滴を絞り取るスクイズローラと、該スクイズローラ
のウエブ移送方向下流側に設けられた、少なくともウエ
ブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付け
ることができる第1エアーナイフと、該第1エアーナイ
フのウエブ移送方向上流側に設けられた、シーリングテ
ープと容器内面側となるウエブにより形成される段差部
分に加熱空気を吹き付けことができる第2エアーナイフ
とを備えた装置であれば特に制限されるものではなく、
また、本発明の滅菌液の除去方法としては、側端部にシ
ーリングテープが融着されたウエブの移送経路を挟んで
開閉するように配設されたスクイズローラにより、該ウ
エブ表面の液滴を絞り取り、該スクイズローラのウエブ
移送方向下流側に設けられた第1エアーナイフにより、
少なくともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱
空気を吹き付ける滅菌液の除去方法において、前記第1
エアーナイフのウエブ移送方向上流側に設けられた第2
エアーナイフにより、シーリングテープと容器内面側と
なるウエブにより形成される段差部分に加熱空気を吹き
付ける方法であれば特に制限されるものではない。
【0009】上記本発明の滅菌液除去装置や滅菌液の除
去方法は、板状の包装材料ウエブから液体包装容器を製
造する充填包装機械等に適用することができるが、特に
高速充填包装機械に適用した場合に有利である。そし
て、かかる充填包装機械には通常滅菌液槽が設けられて
おり、側端部にシーリングテープが融着されたウエブは
滅菌液槽に導入され、滅菌液槽内で滅菌液に浸漬され、
その後滅菌液槽から送出される。滅菌液槽から送出され
たウエブの表面に付着した液滴が、本発明の滅菌液除去
装置や滅菌液の除去方法により除去されることになる
が、本発明の滅菌液除去装置や滅菌液の除去方法により
除去される対象となるウエブ表面の液滴は、かかる滅菌
液中での浸漬により生じるものの他、殺菌液をミスト状
で吹き付けた際に生じる液滴や、気化によりガス状とな
った滅菌液がウエブ表面で凝縮することにより生じた液
滴など、特に制限されるものではない。
【0010】また、上記滅菌液槽としては、包装材料ウ
エブを滅菌するための滅菌液を貯留することができ、滅
菌液にウエブを浸漬することができるものであれば特に
制限されるものではなく、例えば前記特開平10−11
4311号公報に記載されている公知の滅菌液槽を具体
的に挙げることができる。本発明の滅菌液除去装置は、
かかる滅菌液槽のウエブ移送方向下流側に気密に接続・
設置されている無菌チャンバー内に通常配設される。ま
た、上記滅菌液についても浸漬や噴射や噴霧等によりウ
エブ上の汚染微生物を滅菌することができるものであれ
ば特に制限されるものではなく、例えば過酸化水素水、
電解酸性水など、従来公知の滅菌水を例示することがで
きる。
【0011】本発明におけるウエブとしては特に制限さ
れるものではないが、容器の剛性を維持するための紙シ
ート層と、容器内へ空気、微生物等を透過させないアル
ミ箔層及び/又は合成樹脂フィルム層と、熱融着性合成
樹脂フィルム層などからなる公知の積層包装材料を例示
することができる。またシーリングテープも酸素非透過
性の従来公知のPET製フィルムテープや水非透過性の
従来公知のPE製フィルムテープを例示することがで
き、かかるシーリングテープは、前記滅菌処理槽におけ
る滅菌処理前に、容器内面側となるウエブ面の片側端部
に一部重複するように通常融着される。
【0012】上記第1エアーナイフとしては、少なくと
もウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹
き付けることができる第1エアーナイフであればどのよ
うなものでもよく、例えば、空気の吹出し開口がウエブ
の幅よりも少し大きい細長い開口を有し、熱風を吹き付
け、ウエブ表面に残存する滅菌液を除去・乾燥すると同
時に、塵埃等を除去することができる従来公知のエアー
ナイフを挙げることができる。また、第1エアーナイフ
として、ウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設
され、ウエブ両面の幅全体に渡って加熱空気を吹き付け
ることができる一対のエアーナイフを用いると、ウエブ
の容器外面からも滅菌液を除去することができるので好
ましい。また、このエアーナイフからの加熱空気の吹付
けは、ウエブの移送方向とは逆方向に近い方向から吹き
付けることが、加熱空気の吹出し速度が相対的に大きく
なることから好ましい。第1エアーナイフにより吹き付
けられる加熱空気は、通常、風速15〜25m/s、温
度90〜110℃である。
【0013】本発明における第2エアーナイフとして
は、シーリングテープと容器内面側となるウエブにより
形成される段差部分に、加熱空気を吹き付けることがで
き、前記第1エアーナイフのウエブ移送方向上流側、す
なわち移送されるウエブが第1エアーナイフにより加熱
空気を吹き付けられる前に第2エアーナイフにより加熱
空気を吹き付けられるような位置に設けられているもの
であればどのようなものでもよいが、第2エアーナイフ
における加熱空気の吹出し口が、シーリングテープと容
器内面側となるウエブにより形成される段差部分に局所
(スポット)的に加熱空気を吹き付ける構造のものより
も、前記段差部分を挟んで幅広に形成されているものが
好ましい。小さな丸い開口を有する第2エアーナイフを
用いる場合、段差部分の残留滅菌液を局所的に除去する
ことができるが、かなりの頻度で、第2エアーナイフに
より吹き飛ばされた滅菌液が、前記段差部分から離れた
ウエブ表面に液滴となって付着したり、垂れ流れたりす
る。これに対し、幅広に形成された開口を有する第2エ
アーナイフを用いて、シーリングテープと容器内面側と
なるウエブにより形成される段差部分を挟んで幅広く加
熱空気を吹き付けると、第2エアーナイフにより吹き飛
ばされ、前記段差部分から離れたウエブ表面に液滴とな
って付着したり、垂れ流れたりした滅菌液をも除去・乾
燥することが可能となる。第2エアーナイフにより吹き
付けられる加熱空気は、通常、風速18〜28m/s、
温度90〜110℃であるが、常に、第2エアーナイフ
の風速を第1エアーナイフの風速よりも大きくすること
が、前記段差部分に溜まった滅菌液を完全に除去する上
で好ましい。
【0014】上記スクイズローラとしては、従来公知の
スクイズローラであればどのようなものでもよいが、前
記特開平10−114311号公報に記載されているよ
うな、一方が定ローラで他方が動ローラであるスクイズ
ローラを好適に例示することができる。前記スクイズロ
ーラは、ウエブを挟持しながら、ウエブの移送に伴いウ
エブ表面の液滴を絞り取ることができる、一対の表面材
質ゴムの自由回転するローラから通常構成されている。
したがって、スクイズローラによって絞り取られた滅菌
液はウエブ表面を垂れ流れることになり、第2エアーナ
イフをスクイズローラのウエブ移送方向上流域に設置し
た場合には、第2エアーナイフにより滅菌液を除去した
段差部分に再び滅菌液が付着するおそれがあるが、第2
エアーナイフをスクイズローラのウエブ移送方向下流、
第1エアーナイフのウエブ移送方向上流に配設すると、
かかる心配がないことから、第2エアーナイフは、第1
エアーナイフとウエブ表面の液滴を絞り取るスクイズロ
ーラとの間に配設することが好ましい。特に、第2エア
ーナイフにより加熱されたウエブや殺菌液が冷めない内
に第1エアーナイフに至るように配設し、第2エアーナ
イフにより加熱されたウエブが冷めない内に、第1エア
ーナイフにより加熱空気を吹き付けることが好ましい。
このように、第2エアーナイフを第1エアーナイフの下
流側に近接して設け、第2エアーナイフにより加熱され
たウエブや殺菌液が冷めない内に第1エアーナイフで殺
菌液を除去・乾燥すると、第2エアーナイフによる余熱
を利用することができ、熱効率がよい。さらに、第2エ
アーナイフからの加熱空気を吹付けは、ウエブの移送方
向とは逆方向に近い方向から吹き付けることが、加熱空
気の吹出し速度が相対的に大きくなることから好まし
い。
【0015】また、第2エアーナイフを、ウエブの容器
内面側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることが
できる第1エアーナイフと同軸に固設しておくと、洗浄
のための稼動停止時に、この第1エアーナイフを稼動位
置から待避位置に移動させる際に、同時に第2エアーナ
イフも稼動位置から待避位置に移動させることができ、
パーツ数削減や故障発生率の低下の点で好ましい。さら
に、第2エアーナイフと、ウエブの容器内面側の幅全体
にわたって加熱空気を吹き付けることができる第1エア
ーナイフとを、例えば共通の送風管等をにより連通させ
ておくと、パーツ数削減や故障発生率の低下の点で好ま
しい。そして、第1エアーナイフと第2エアーナイフに
おける風速や風温を個別制御する場合、個別の送風管等
に接続させて個別制御してもよいが、第1エアーナイフ
と第2エアーナイフにおける吹き出し開口面積を互いに
調整することにより、また個別に温度制御することによ
り、個別制御することもできる。
【0016】以下、本発明の滅菌液除去装置の実施例を
図面に基づいて具体的に説明するが、本発明の技術的範
囲はかかる実施例に何ら限定されるものではない。な
お、図1は本発明の滅菌液除去装置及び該滅菌液除去装
置を備えた充填包装機の一部を示す縦断面図であり、図
2は本発明の滅菌液除去装置を示す縦断面図であり、図
3は本発明の滅菌液除去装置を示す概略斜視図であり、
図4はシーリングテープと容器内面側となるウエブによ
り形成される段差部分を挟んで幅広い開口を有する第2
エアーナイフの横断面図であり、図5は第2エアーナイ
フにより吹き飛ばされた液滴が容器内面側となるウエブ
表面に垂れ流れている状態を示す説明図である。
【0017】図1には、一対の第1エアーナイフ10と第
2エアーナイフ20と一対のスクイズローラ30とを備えた
本発明の滅菌液除去装置が、滅菌液槽40のウエブ移送方
向下流側に接続・設置されている無菌チャンバー50内に
配設されているところが示されている。上記滅菌液槽40
には、ウエブ導入口41、上部ウエブガイドローラ42、下
部ウエブガイドローラ43等が設けられており、ウエブ導
入口41から導入された側端部にシーリングテープSが融
着されたウエブWは、上部ウエブガイドローラ42により
滅菌液槽40内に導かれ、濃度30〜35%の過酸化水素
水からなる滅菌液44に浸漬され、滅菌液槽40の底部に設
けられた下部ウエブガイドローラ43により反転させられ
た後、無菌チャンバ50のウエブ入口51へと導かれる。ウ
エブ入口51のほぼ真上には送りローラ52が配置され、送
りローラ52の上端近くには上下揺動左アーム53の先端に
取り付けられた押さえローラ54が配置され、ウエブWは
この送りローラ52と押さえローラ54で挟持されながら次
工程に移送される。
【0018】本発明の滅菌液除去装置におけるスクイズ
ローラ30は、図2に示されるように、弾力性のある表面
材質を有する一対のローラからなり、ローラ軸31を中心
として自由回転できるように構成されている。この一対
のスクイズローラ30は、ウエブ入口51から送りローラ52
までのウエブ移動経路を挟んでその両側に配置され、ウ
エブWを挟持した状態のスクイズローラ30は自由回転し
ながら、ウエブWに付着している滅菌液を絞り取ること
ができるようになっている。しかし、スクイズローラ30
によっては滅菌液を完全に除去することはできず、ま
た、スクイズローラ30の挟持したウエブを下から上へと
ガイドする関係から、一対のローラ間の挟持部上方の窪
み32には、図2に示されるように、滅菌液の貯留が認め
られる。なお、図1に示されるスクイズローラ30のう
ち、ウエブWの容器内面となる側を押圧する左スクイズ
ローラは、ローラ軸31に連結された揺動アーム33により
回動し得るようになっている。
【0019】本発明の滅菌液除去装置における第1エア
ーナイフ10は、スクイズローラ30で除去できなかった滅
菌液をウエブWに高温高圧のエアを吹き付けることによ
り除去するもので、互いに平行に延びた水平エア供給パ
イプ11から半径方向に突出させられた中空帯板12よりな
り、この中空帯板12の中空部がエア供給パイプ11の内部
と連通しており、その先端開口が吹出口13となるように
構成され、前記一対のスクイズローラ30の下流側にウエ
ブを挟んでその両側に配置され、通常、90〜110℃
の熱風を風速15〜25m/秒でウエブの移動方向とは
逆の方向に加熱空気を吹き出すことができるようになっ
ている。また、上記中空帯板12には、左右のウエブガイ
ド14が、図3に示されるように適宜間隔で複数個固着さ
れており、第2エアーナイフ20からの加熱空気の吹き付
け等によるウエブの揺れを抑制するようになっている。
そして、第1エアーナイフ10やウエブガイド14は、前記
水平エア供給パイプ11の軸心として設けられた回転軸15
により、稼動位置から待避位置に移動させることができ
るようになっている。
【0020】本発明の滅菌液除去装置における第2エア
ーナイフ20は、図4に示すように、シーリングテープS
と容器内面側となるウエブWにより形成される段差部分
に加熱空気を吹き付けことができるように構成されてお
り、スクイズローラ30と第1エアーナイフ10との間に、
容器内面側となるウエブWに対向して配設されている。
図2に示すように、第2エアーナイフ20は、第1エアー
ナイフの水平エア供給パイプ11から半径方向に突出させ
られた折れ曲がり連通パイプ21の端部に接続された、ウ
エブWを横断する方向にウエブWと平行に延びる吹出パ
イプ22からなり、この吹出パイプ22は連通パイプ21を介
して第1エアーナイフの水平エア供給パイプ11の内部と
連通しており、シーリングテープSと容器内面側となる
ウエブWにより形成される段差部分を挟んで幅広く加熱
空気を吹き付けることができるように、その長手方向に
吹出スリット23が設けられている。この吹出スリット23
からは、通常、90〜110℃の熱風を風速18〜28
m/秒でウエブの移動方向とは逆の方向に加熱空気を吹
き出すことができるようになっているが、この吹出スリ
ット23の開口面積は、第1エアーナイフの吹出口13の開
口面積よりも狭く、常に、第2エアーナイフの風速が第
1エアーナイフの風速よりも大きくなるように設計され
ている。
【0021】また、第2エアーナイフ20が第1エアーナ
イフ10の直前にあることにより、第2エアーナイフの加
熱効果が維持されている間に第1エアーナイフの加熱空
気を受けることになり、滅菌液の乾燥が促進されるよう
になっている。そして、この第2エアーナイフ20による
加熱空気の吹き出しにより、シーリングテープSと容器
内面側となるウエブWにより形成される段差部分に残留
・付着した滅菌液がかなりの頻度で吹き飛ばされ、図5
に示すように、前記段差部分から離れたウエブ表面に液
滴となって付着したり、垂れ流れたりするが、吹出スリ
ット23は前記段差部分を挟んで幅広に形成されているの
で、これら吹き飛ばされた付着した液滴や垂れ流れをも
除去・乾燥することが可能となる。さらに、第2エアー
ナイフ20は第1エアーナイフ10と回転軸15により同軸に
固設されているので、洗浄のための稼動停止時に、この
第1エアーナイフを稼動位置から待避位置に移動させる
際に、同時に第2エアーナイフも稼動位置から待避位置
に移動させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によると、ウエブとシーリングテ
ープの段差部に溜まっている滅菌液を除去・乾燥するこ
とができ、特に第2エアーナイフによりシーリングテー
プと容器内面側となるウエブにより形成される段差部分
を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることにより、第2
エアーナイフにより吹き飛ばされた滅菌液までも除去・
乾燥することができる。また、第2エアーナイフにより
加熱されたウエブが冷めない内に、第1エアーナイフに
より加熱空気を吹き付けることから、熱効率よく殺菌液
を除去・乾燥を促進することができる。さらに、第2エ
アーナイフと第1エアーナイフとを共通の送風管等をに
より連通させておいた場合には、パーツ数削減や故障発
生率の低下の他、第2エアーナイフの風速を常に第1エ
アーナイフの風速より大きくするなどの制御を容易にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滅菌液除去装置及び該滅菌液除去装置
を備えた充填包装機の一部を示す縦断面図である。
【図2】本発明の滅菌液除去装置を示す縦断面図であ
る。
【図3】本発明の滅菌液除去装置を示す概略斜視図であ
る。
【図4】シーリングテープと容器内面側となるウエブに
より形成される段差部分を挟んで幅広い開口を有する第
2エアーナイフの横断面図である。
【図5】第2エアーナイフにより吹き飛ばされた液滴が
容器内面側となるウエブ表面に垂れ流れている状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
W ウエブ S シーリングテープ 10 第1エアーナイフ 11 水平エア供給パイプ 12 中空帯板 13 吹出口 14 ウエブガイド 15 回転軸 20 第2エアーナイフ 21 連通パイプ 22 吹出パイプ 23 吹出スリット 30 スクイズローラ 31 ローラ軸 32 窪み 33 揺動アーム 40 滅菌液槽 41 ウエブ導入口 42 上部ウエブガイドローラ 43 下部ウエブガイドローラ 44 滅菌液 50 無菌チャンバー 51 ウエブ入口52 送りローラ 53 上下揺動左アーム 54 押さえローラ
フロントページの続き (72)発明者 田和 茂宣 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1 四国化工機株式会社内 (72)発明者 植田 道雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1 四国化工機株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側端部にシーリングテープが融着された
    ウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設された、
    ウエブ表面の液滴を絞り取るスクイズローラと、該スク
    イズローラのウエブ移送方向下流側に設けられた、少な
    くともウエブの容器内面側の幅全体にわたって加熱空気
    を吹き付けることができる第1エアーナイフと、該第1
    エアーナイフのウエブ移送方向上流側に設けられた、シ
    ーリングテープと容器内面側となるウエブにより形成さ
    れる段差部分に加熱空気を吹き付けことができる第2エ
    アーナイフとを備えたことを特徴とする滅菌液除去装
    置。
  2. 【請求項2】 第1エアーナイフが、ウエブの移送経路
    を挟んで開閉するように配設された一対のエアーナイフ
    であることを特徴とする請求項1記載の滅菌液除去装
    置。
  3. 【請求項3】 第2エアーナイフが、第1エアーナイフ
    とスクイズローラとの間に配設されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の殺菌液除去装置。
  4. 【請求項4】 第2エアーナイフが、シーリングテープ
    と容器内面側となるウエブにより形成される段差部分を
    挟んで幅広い開口を有することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  5. 【請求項5】 第2エアーナイフが、第2エアーナイフ
    により加熱されたウエブが冷めない内に第1エアーナイ
    フに至るように配設されていることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  6. 【請求項6】 第2エアーナイフが、ウエブの容器内面
    側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができ
    る第1エアーナイフと同軸に固設されていることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  7. 【請求項7】 第2エアーナイフと、ウエブの容器内面
    側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付けることができ
    る第1エアーナイフとが連通していることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか記載の殺菌液除去装置。
  8. 【請求項8】 スクイズローラにより絞り取られるウエ
    ブ表面の液滴が、滅菌液槽に導入され、滅菌液槽内で滅
    菌液に浸漬され、その後滅菌液槽から送出されたウエブ
    表面の液滴であることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか記載の殺菌液除去装置。
  9. 【請求項9】 側端部にシーリングテープが融着された
    ウエブの移送経路を挟んで開閉するように配設されたス
    クイズローラにより、該ウエブ表面の液滴を絞り取り、
    該スクイズローラのウエブ移送方向下流側に設けられた
    第1エアーナイフにより、少なくともウエブの容器内面
    側の幅全体にわたって加熱空気を吹き付ける滅菌液の除
    去方法において、前記第1エアーナイフのウエブ移送方
    向上流側に設けられた第2エアーナイフにより、シーリ
    ングテープと容器内面側となるウエブにより形成される
    段差部分に加熱空気を吹き付けることを特徴とする滅菌
    液の除去方法。
  10. 【請求項10】 第1エアーナイフを用いて、ウエブの
    両面に加熱空気を吹き付けることを特徴とする請求項9
    記載の滅菌液の除去方法。
  11. 【請求項11】 第1エアーナイフにより、風速15〜
    25m/s、温度90〜110℃の加熱空気を吹き付け
    ることを特徴とする請求項9又は10記載の滅菌液の除
    去方法。
  12. 【請求項12】 スクイズローラによりウエブ表面の液
    滴を絞り取り、次いで第2エアーナイフにより、シーリ
    ングテープと容器内面側となるウエブにより形成される
    段差部分に加熱空気を吹き付けることを特徴とする請求
    項9〜11のいずれか記載の滅菌液の除去方法。
  13. 【請求項13】 第2エアーナイフにより、シーリング
    テープと容器内面側となるウエブにより形成される段差
    部分を挟んで幅広く加熱空気を吹き付けることを特徴と
    する請求項9〜12のいずれか記載の滅菌液の除去方
    法。
  14. 【請求項14】 第2エアーナイフにより加熱されたウ
    エブが冷めない内に、第1エアーナイフにより加熱空気
    を吹き付けることを特徴とする請求項9〜13のいずれ
    か記載の殺菌液除去装置。
  15. 【請求項15】 第2エアーナイフにより、風速18〜
    28m/s、温度90〜110℃の加熱空気を吹き付け
    ることを特徴とする請求項9〜14のいずれか記載の滅
    菌液の除去方法。
  16. 【請求項16】 第2エアーナイフの風速が、常時、第
    1エアーナイフの風速よりも大きいことを特徴とする請
    求項9〜15のいずれか記載の滅菌液の除去方法。
JP2000239520A 2000-08-08 2000-08-08 滅菌液除去装置 Expired - Fee Related JP4521948B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239520A JP4521948B2 (ja) 2000-08-08 2000-08-08 滅菌液除去装置
EP01202970A EP1179479A1 (en) 2000-08-08 2001-08-02 Apparatus and method for removing sterilizing liquid from a web
US09/919,869 US6502327B2 (en) 2000-08-08 2001-08-02 Sterilizing liquid remover
CNB01124786XA CN1214947C (zh) 2000-08-08 2001-08-08 杀菌液除去装置和杀菌液除去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239520A JP4521948B2 (ja) 2000-08-08 2000-08-08 滅菌液除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002053110A true JP2002053110A (ja) 2002-02-19
JP4521948B2 JP4521948B2 (ja) 2010-08-11

Family

ID=18731044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000239520A Expired - Fee Related JP4521948B2 (ja) 2000-08-08 2000-08-08 滅菌液除去装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6502327B2 (ja)
EP (1) EP1179479A1 (ja)
JP (1) JP4521948B2 (ja)
CN (1) CN1214947C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7823618B2 (en) 2007-03-28 2010-11-02 Fujitsu Limited Ultrasonic bonding apparatus
US7938160B2 (en) 2007-03-28 2011-05-10 Fujitsu Limited Ultrasonic bonding apparatus
JP2014528878A (ja) * 2011-09-30 2014-10-30 テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニムTetra Laval Holdings & Finance S.A. 注入可能な食品をパッケージングするための機械のためのパッケージング材料からなるウェブを滅菌するためのユニット

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040031167A1 (en) * 2002-06-13 2004-02-19 Stein Nathan D. Single wafer method and apparatus for drying semiconductor substrates using an inert gas air-knife
JP2005211717A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Shinko Electric Ind Co Ltd 基板の処理装置
EP1790572B1 (en) * 2005-11-29 2009-07-08 Tetra Laval Holdings & Finance SA Packaging material sterilizing unit for a pourable food product packaging machine
JP5024369B2 (ja) * 2007-03-28 2012-09-12 富士通株式会社 超音波接合装置
US8226224B2 (en) * 2009-09-11 2012-07-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Inkjet web printer
DE202009015715U1 (de) 2009-12-10 2011-05-19 Tremco illbruck Produktion GmbH, 92439 Dichtungsfolienbahn
JP6165190B2 (ja) * 2014-04-30 2017-07-19 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置
CN112007187B (zh) * 2020-09-08 2021-11-02 东莞市南炬高分子材料有限公司 一种食品级硅胶制品制造加工方法
IT202200010361A1 (it) * 2022-05-19 2023-11-19 Ipi Srl Apparato per asciugare un foglio di materiale di confezionamento

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5049080A (ja) * 1973-08-03 1975-05-01
US3929409A (en) * 1973-09-12 1975-12-30 Bosch Verpackungsmaschinen Apparatus for the sterilization of packaging material
JPS5463575U (ja) * 1977-10-14 1979-05-04
JPS59163129A (ja) * 1983-03-08 1984-09-14 大日本印刷株式会社 容器内部の乾燥方法および装置
JPS6367225A (ja) * 1986-09-05 1988-03-26 凸版印刷株式会社 包装容器素材の外面異物除去装置
JPS63317427A (ja) * 1987-03-25 1988-12-26 バクスター、インターナショナル、インコーポレイテッド フィルムのウエブから液体および残留物を除去するための装置
JPH0219231A (ja) * 1986-03-05 1990-01-23 Toppan Printing Co Ltd 過酸化水素除去方法
JPH08318917A (ja) * 1995-05-25 1996-12-03 Nippon Tetrapack Kk 液体食品の充填包装法
JPH09202316A (ja) * 1996-01-25 1997-08-05 Toshiba Eng Co Ltd 集塵装置
JPH10114311A (ja) * 1996-10-07 1998-05-06 Shikoku Kakoki Co Ltd ウェッブ滅菌液除去装置
JPH11348937A (ja) * 1998-06-03 1999-12-21 Nihon Tetrapak Kk 包材表面の液体除去方法および液体除去装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1595811A (ja) * 1967-12-20 1970-06-15
CH511150A (de) * 1969-07-29 1971-08-15 Alpura Ag Vorrichtung zum Entfernen von Sterilisationsflüssigkeit von der Oberfläche bahnförmigen, zu sterilisierenden Verpackungsmaterials im Innern einer sterilen Kammer
DE2450445A1 (de) * 1973-11-02 1975-05-07 Sandoz Ag Verfahren zum entwaessern von saugfaehigen textilen und nicht-textilen materialien
DE3028208A1 (de) * 1980-07-25 1982-02-18 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Vorrichtung zum sterilisieren einer packstoffbahn
US4653197A (en) * 1984-11-20 1987-03-31 Meinan Machinery Works, Inc. Method and apparatus for removing moisture in veneer
FR2600560B1 (fr) * 1986-06-24 1988-09-30 Thimonnier Sa Installation pour le traitement d'un film par immersion, suivi d'un essorage
AU592461B2 (en) * 1986-06-26 1990-01-11 Baxter International Inc. Device for continuously cleaning and/or decontaminating a band of a thermoplastic film
SE468982B (sv) * 1991-07-17 1993-04-26 Tetra Alfa Holdings Saett och anordning foer att med stroemmande vaeteperoxid- innehaallande luft sterilisera och torka en loepande foerpackningsmaterialbana
US5404654A (en) * 1993-04-27 1995-04-11 International Paper Company Chambered nip drying of paperboard webs
JP3558693B2 (ja) 1994-08-23 2004-08-25 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 包装材料ウエブの乾燥機構
US5669159A (en) * 1995-05-12 1997-09-23 The Institute Of Paper Science And Technology Method and apparatus for drying a fiber web at elevated ambient pressures
US6134811A (en) * 1996-06-24 2000-10-24 Sundwig Gmbh Device for removing liquid from the surface of a band
EP1050467B1 (en) * 1999-05-03 2004-03-03 Tetra Laval Holdings & Finance SA Unit for sterilizing strip material on a packaging machine for packaging pourable food products, and packaging machine comprising such a unit

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5049080A (ja) * 1973-08-03 1975-05-01
US3929409A (en) * 1973-09-12 1975-12-30 Bosch Verpackungsmaschinen Apparatus for the sterilization of packaging material
JPS5463575U (ja) * 1977-10-14 1979-05-04
JPS59163129A (ja) * 1983-03-08 1984-09-14 大日本印刷株式会社 容器内部の乾燥方法および装置
JPH0219231A (ja) * 1986-03-05 1990-01-23 Toppan Printing Co Ltd 過酸化水素除去方法
JPS6367225A (ja) * 1986-09-05 1988-03-26 凸版印刷株式会社 包装容器素材の外面異物除去装置
JPS63317427A (ja) * 1987-03-25 1988-12-26 バクスター、インターナショナル、インコーポレイテッド フィルムのウエブから液体および残留物を除去するための装置
JPH08318917A (ja) * 1995-05-25 1996-12-03 Nippon Tetrapack Kk 液体食品の充填包装法
JPH09202316A (ja) * 1996-01-25 1997-08-05 Toshiba Eng Co Ltd 集塵装置
JPH10114311A (ja) * 1996-10-07 1998-05-06 Shikoku Kakoki Co Ltd ウェッブ滅菌液除去装置
JPH11348937A (ja) * 1998-06-03 1999-12-21 Nihon Tetrapak Kk 包材表面の液体除去方法および液体除去装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7823618B2 (en) 2007-03-28 2010-11-02 Fujitsu Limited Ultrasonic bonding apparatus
US7938160B2 (en) 2007-03-28 2011-05-10 Fujitsu Limited Ultrasonic bonding apparatus
JP2014528878A (ja) * 2011-09-30 2014-10-30 テトラ・ラヴァル・ホールディングス・アンド・ファイナンス・ソシエテ・アノニムTetra Laval Holdings & Finance S.A. 注入可能な食品をパッケージングするための機械のためのパッケージング材料からなるウェブを滅菌するためのユニット
US9408932B2 (en) 2011-09-30 2016-08-09 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Unit for sterilizing a web of packaging material for a machine for packaging pourable food products

Also Published As

Publication number Publication date
CN1337345A (zh) 2002-02-27
JP4521948B2 (ja) 2010-08-11
CN1214947C (zh) 2005-08-17
US20020020143A1 (en) 2002-02-21
US6502327B2 (en) 2003-01-07
EP1179479A1 (en) 2002-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1200309B1 (en) Filling machine provided with flushing device
JP5546130B2 (ja) 流動食品の包装機械用の包装材料殺菌ユニット
JP2002053110A (ja) 滅菌液除去装置
JP4317761B2 (ja) 流動食品の包装機械における給送材料ウェブの殺菌ユニット
WO2010116519A1 (ja) 無菌充填包装機および無菌充填包装方法
JP2007302009A (ja) 可撓バッグを形成し、充填し、シールするシステム
JP2010522669A (ja) 製品を殺菌包装するための装置および方法
KR20040086335A (ko) 유출 가능한 식료품 포장용 기계상의 웹 공급 재료를멸균하는 장치
JP2000355310A (ja) ストリップ包装材料を殺菌するユニット
RU2605196C2 (ru) Блок для стерилизации полотна упаковочного материала для машины для упаковки разливных пищевых продуктов
JPS58500661A (ja) フレキシブルな容器の無菌充填装置と方法
JP3910398B2 (ja) 充填包装装置
JP3785512B2 (ja) 包装機械におけるチャンバの殺菌方法
JP4848731B2 (ja) 無菌充填機の内部滅菌方法
JP2693228B2 (ja) 移動するウェブ材料を前処理する方法および装置
JP4188454B2 (ja) 包材表面の液体除去方法および液体除去装置
JP2020172297A (ja) 無菌充填機及び無菌充填方法
JP7447424B2 (ja) 無菌充填機及び無菌充填方法
JP7307396B2 (ja) 無菌充填機及び無菌充填方法
JP4596512B2 (ja) 包装充填装置及び液体除去装置
JP2017165447A (ja) フィルム包装袋並びにその製造方法及び製造装置
CN100581926C (zh) 加热室中的空气分布框架
JP3558693B2 (ja) 包装材料ウエブの乾燥機構
JP2684633B2 (ja) 無菌充填装置
JPH01111633A (ja) 無菌包装機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4521948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees