JP2002053090A - 電動アシスト自転車 - Google Patents

電動アシスト自転車

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JP2002053090A
JP2002053090A JP2000243667A JP2000243667A JP2002053090A JP 2002053090 A JP2002053090 A JP 2002053090A JP 2000243667 A JP2000243667 A JP 2000243667A JP 2000243667 A JP2000243667 A JP 2000243667A JP 2002053090 A JP2002053090 A JP 2002053090A
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JP
Japan
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electric assist
rear wheel
drive unit
fork
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000243667A
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English (en)
Inventor
Koji Shima
孝爾 嶋
Masahiko Kono
晶彦 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪もしくは後輪のハブ軸に電動アシスト駆
動部を装着しても、車体フレームにその振動が殆ど伝わ
らず、運転者に不快感を与えることのない電動アシスト
自転車を提供する。 【解決手段】 電動アシスト駆動部14が装着されるハ
ブ軸13の両端部を、弾性部材18を介してフォーク1
2に固定することにより、電動アシスト駆動部14で発
生する振動を弾性部材18で吸収し、フォーク12を介
して車体フレーム1に伝達することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動アシスト自転車
に関し、更に詳しくは、車輪を回転させる電動アシスト
部が前輪もしくは後輪に装着された電動アシスト自転車
に関する。
【0002】
【従来の技術】電動アシスト自転車においては、一般
に、アシスト電動機の駆動力を車輪に伝達するが、アシ
スト電動機の出力軸の回転は減速機を介して減速された
うえで、変速機を介して車輪に伝達される。この種の電
動アシスト自転車においては、ペダルのクランク軸にア
シスト電動機および減速機等からなる電動アシスト駆動
部が配され、かつ、後輪のハブ軸に変速機が設けらた構
成が多用されているが、アシスト電動機および減速機か
らなる電動アシスト駆動部を変速機とともに後輪のハブ
軸に装着することにより、コンパクト化と構成の簡素化
を図ったものが知られている(例えば特開平9−585
68号,特開平11−91677号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な後輪のハブ軸に変速機とともに電動アシスト駆動部を
装着した電動アシスト自転車は、構成が簡素化されるも
のの、電動アシスト駆動部の振動がハブ軸に伝わり、そ
のハブ軸の両端部に固定されるリアフォークを介して車
体フレームにまで振動が伝達され、運転者にとって不快
音ないしは不快な振動と認識されるという問題がある。
【0004】ここで、電動アシスト駆動部を前輪のハブ
軸に装着した電動アシスト自転車は実用化されていない
が、電動アシスト駆動部を前輪に装着した場合において
も、前輪のハブ軸およびフロントフォークを介して車体
フレームに電動アシスト部の振動が伝わり、この場合、
特にハンドルに近いためにその不快感はより一層大きな
ものとなる。
【0005】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、前輪もしくは後輪のハブ軸に電動アシスト駆動
部を装着しても、車体フレームにその振動が殆ど伝わら
ず、運転者に不快感を与えることのない電動アシスト自
転車の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電動アシスト自転車は、前輪もしくは後輪
のハブ軸に電動アシスト駆動部が装着されてなる電動ア
シスト自転車において、電動アシスト駆動部が装着され
ているハブ軸の両端部が、弾性部材を介して車体フレー
ムのフォークに固定されていることによって特徴づけら
れる。
【0007】以上の本発明の構成によれば、電動アシス
ト駆動部が装着されているハブ軸と、そのハブ軸の両端
部に対して固定されるフォークとの間に挿入されている
弾性部材が、電動アシスト駆動部で発生してハブ軸に伝
わった振動を吸収してフォークには殆ど伝わらず、従っ
て車体フレームが振動し、あるいは音を発して運転者に
不快感を与えることを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明を適用した
電動アシスト自転車の側面図であり、図2はその後輪ハ
ブ軸11の近傍の構成を示す部分断面拡大平面図で、図
3はその後輪ハブ軸11とリアフォーク10との取り付
け部の分解斜視図である。
【0009】車体フレーム1の前部にはヘッドパイプ2
が一体的に設けられており、そのヘッドパイプ2内にフ
ロントフォーク3が軸回りに回動可能に支持され、その
フロントフォーク3の上端部にハンドル4が取り付けら
れ、また、フロントフォーク3の下端部には、前輪ハブ
軸5の両端部が固定され、そのハブ軸5の回りにスポー
ク6a,リム6bおよびタイヤ6cからなる前輪6が回
動自在に支持されている。
【0010】車体フレーム1の後部にはサドル7aを支
えるシートポスト7が装着されているとともに、そのシ
ートポスト7と車体フレーム1の接合部分に一対のペダ
ル8が装着されたクランク軸9が回動自在に支持されて
おり、このクランク軸9にはチェーン10が掛け回され
る前スプロケット11が固定されている。また、同接合
部には後方に伸びるリアフォーク12が取り付けられて
いる。そして、そのリアフォーク12の後端部には、後
輪ハブ軸13の両端部が固定されており、この後輪ハブ
軸13には、ハブ内装型変速機および電動アシスト駆動
部14が装着されている。これらのハブ内装型変速機と
電動アシスト駆動部14は、後輪ハブ軸13に対して固
定される固定部15aとその固定部15aに対して回動
自在の回動部15bとからなるケーシング15内に収容
されており、回動部15bには前記したチェーン10が
掛け回される後スプロケット16が取り付けられている
とともに、スポーク17a,リム17bおよびタイヤ1
7cからなる後輪17のスポーク17aの根元部が取り
付けられている。また、電動アシスト駆動部14はアシ
スト電動機とその回転を減速する減速機を含み、バッテ
リ14aを電源とするアシスト電動機の回転動力は減速
機を介してケーシング15の回動部15bに伝達され
る。これらの機構は例えば前記した公報等において既に
公知である。
【0011】さて、後輪ハブ軸13は、前記したように
リアフォーク12の後端部に固定されているのである
が、その固定の構造について以下に詳述する。後輪ハブ
軸13の両端は段部13aを介して小径部13bが突出
形成されており、その小径部13bの先端部に雄ねじ1
3cが刻設されている。小径部13bにはゴムマウント
18が挿入されており、このゴムマウント18は、筒状
部18aの一端部にフランジ部18bを有し、その中心
に貫通孔18cが形成された形状を有し、フランジ部1
8bが後輪ハブ軸13の段部13aに当接するように小
径部13bに挿入されている。リアフォーク12は、こ
のゴムマウント18を介して後輪ハブ軸13の両端の小
径部13bに固定される。すなわち、リアフォーク12
は、その一側面がゴムマウント18のフランジ部18b
に当接し、かつ、先端に形成されたU字型の切り欠き部
12aの内側にゴムマウント18の筒状部18aが位置
するように後輪ハブ軸13の両端部に装着された状態
で、ナット19を雄ねじ13cにねじ込むことによっ
て、後輪ハブ軸13に対して固定されている。
【0012】以上の後輪ハブ軸13とリアフォーク12
との固定構造によると、後輪ハブ軸13とリアフォーク
12とは直接接触せずにゴムマウント18を介在させた
状態で相互に固定されているため、後輪ハブ軸13に装
着されている電動アシスト駆動部14の駆動時における
振動はゴムマウント18で吸収されてリアフォーク12
には殆ど伝わらず、従って車体フレーム1にその振動が
伝達されて運転者に不快感を与えることがない。
【0013】ここで、以上の実施の形態においては、電
動アシスト駆動部14を後輪ハブ軸13に装着した例を
示したが、前輪ハブ軸5に電動アシスト駆動部を装着し
た場合にも本発明を適用することができ、この場合、前
輪ハブ軸5の両端部とフロントフォーク3との間に上記
と同様のゴムマウント18等の弾性部材を介在させるこ
とにより、電動アシスト駆動部の振動がフロントフォー
ク3に伝わることを防止することができる。そして、電
動アシスト駆動部を前輪ハブ軸5に装着した場合におい
ては、後輪ハブ軸13に装着する場合に比して、その振
動がフロントフォーク3介して直接的にハンドル4に伝
達されて運転者に対してより大きな不快感を与え、その
ことも一因となって電動アシスト駆動部を前輪ハブ軸5
に装着した電動アシスト自転車が実用化されていなかっ
たのであるが、本発明の適用によってその不快感を解消
することができる結果、電動アシスト駆動部を前輪ハブ
軸に装着した電動アシスト自転車の実用化も可能とな
る。
【0014】なお、以上の実施の形態においては、電動
アシスト駆動部とフォークとの間に介在させる弾性部材
として、筒状部18aの一端にフランジ部18bを形成
したゴムマウント17を用いたが、その形状については
特に限定されることなく、要はフォークとハブ軸とが直
接的に接触しなければ任意の形状とすることができ、フ
ォークの形状に応じて組立作業が容易となる形状を採用
することが望ましい。また、この弾性部材の材質につい
ても、振動を吸収し得る部材であればゴム以外のエラス
トマをはじめとして任意の材質を採用することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、前輪も
しくは後輪のハブ軸に電動アシスト駆動部が装着された
電動アシスト自転車において、電動アシスト駆動部が装
着されているハブ軸とフォークとを、弾性部材を介在さ
せた状態で相互に固定しているため、電動アシスト駆動
部で発生した振動がフォークを介して車体フレーム等に
伝達されることがなく、運転者に不快感を与えることを
有効に防止することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電動アシスト自転車の例を示
す側面図である。
【図2】図1の後輪ハブ軸11の近傍の構成を示す部分
断面拡大平面図である。
【図3】その後輪ハブ軸11とリアフォーク10との取
り付け部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 ヘッドパイプ 3 フロントフォーク 4 ハンドル 5 前輪ハブ軸 6 前輪 7 シートポスト 8 ペダル 9 クランク軸 10 チェーン 11 前スプロケット 12 リアフォーク 13 後輪ハブ軸 14 電動アシスト駆動部 14a バッテリ 15 ケーシング 15a 固定部 15b 回動部 16 後スプロケット 17 後輪 18 ゴムマウント 18a 筒状部 18b フランジ部 18c 貫通孔 19 ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪もしくは後輪のハブ軸に電動アシス
    ト駆動部が装着されてなる電動アシスト自転車におい
    て、 電動アシスト駆動部が装着されているハブ軸の両端部
    が、弾性部材を介して車体フレームのフォークに固定さ
    れていることを特徴とする電動アシスト自転車。
JP2000243667A 2000-08-11 2000-08-11 電動アシスト自転車 Pending JP2002053090A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2000243667A JP2002053090A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 電動アシスト自転車

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Publications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014201192B4 (de) * 2013-01-30 2016-09-01 Honda Motor Co., Ltd. Radvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102014201192B4 (de) * 2013-01-30 2016-09-01 Honda Motor Co., Ltd. Radvorrichtung

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