JP2002331942A - 操舵補助装置の取付部材 - Google Patents

操舵補助装置の取付部材

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JP2002331942A
JP2002331942A JP2001137536A JP2001137536A JP2002331942A JP 2002331942 A JP2002331942 A JP 2002331942A JP 2001137536 A JP2001137536 A JP 2001137536A JP 2001137536 A JP2001137536 A JP 2001137536A JP 2002331942 A JP2002331942 A JP 2002331942A
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JP
Japan
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assist device
steering assist
steering
vehicle body
mounting member
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Application number
JP2001137536A
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English (en)
Inventor
Seiji Fujioka
誠二 藤岡
Takashi Tsutsui
高志 筒井
Susumu Imagaki
進 今垣
Hironori Kotani
博憲 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操舵補助装置で発生する振動および音が、車
室内に振動伝播するのを防止することができる操舵補助
装置の取付部材を提供する。 【解決手段】 カプセル(操舵補助装置の取付部材)7
の上面に溝部7dを設け、この溝部7dには例えばゴム
等の緩衝部材8を嵌合する。このカプセル7を用いて、
車体側部材の表面に緩衝部材8が当接するように、操舵
補助装置10を車体側部材に取り付けることによって、
操舵補助装置10で発生する振動および音が車体側に伝
わるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵補助装置を車
体側部材に取り付けるために用いられる操舵補助装置の
取付部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、操舵補助装置は、車両の衝突等に
よるステアリングホイールとドライバーとの衝突時に当
該操舵補助装置と車体側部材との結合を解除するため
に、例えばカプセルと呼ばれる取付部材を介して車体側
部材に取り付けられている。図5は、従来のカプセルが
用いられた操舵補助装置の上面図である。操舵補助装置
は、図5に示すようにステアリングシャフト21の一端
部21aには、ステアリングホイール(図示しない)
が、その他端部21bには、ステアリングギアがそれぞ
れ連結されており、上記ステアリングホイールの操舵に
よって車輪(図示しない)が操舵される。
【0003】ステアリングシャフト21のロア側には、
トルクセンサ(図示しない)、減速ギヤを有する減速機
(図示しない)等を収容したハウジング24が設けられ
ている。このハウジング24は、操舵補助力を発生する
ためのモータ25を支持している。また、ハウジング2
4は、例えばボルトにより一体化されたロア側のブラケ
ット29を介して車体側部材(図示しない)に取り付け
られている。ステアリングシャフト21のアッパー側に
は、ステアリングシャフト21を回転自在に支持する筒
状のコラムジャケット22およびシャフトチューブ23
が装着されている。このコラムジャケット22には、コ
ラムジャケット22と自動車のダッシュボード等に設け
られた車体側部材(図示しない)とを一体的に固定する
ためのワンウェイブラケット26が取り付けられてい
る。
【0004】ワンウェイブラケット26は、金属製のカ
プセル27を介して車体側部材に取り付けられている。
このカプセル27は、ステアリングホイールとドライバ
ーとの衝突時に生じる衝撃がコラムジャケット22から
作用したとき、ワンウェイブラケット26と分離して、
ワンウェイブラケット26すなわちコラムジャケット2
2が車体から離脱するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な操舵補助装置では、ハウジング24に収容された減速
機の作動やモータ25の回転等によって振動および音が
発生している。従来、この振動および音は、操舵補助装
置を車体側に取り付けているロア側のブラケット29、
ワンウェイブラケット26およびカプセル27を介して
車体側に振動伝播し、車室内の運転者等にノイズとして
聞こえてしまうという問題点があった。本発明は上記の
事情に鑑みて提案されたものであって、操舵補助装置で
発生する振動および音が、車室内に振動伝播するのを防
止することができる操舵補助装置の取付部材を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。すなわち、操舵
補助装置を車体側部材に取り付けるために用いられると
ともに、衝撃発生時に上記操舵補助装置と上記車体側部
材との結合を解除する操舵補助装置の取付部材におい
て、上記車体側部材との間に介装される緩衝部材を備え
るという手段を採用している(請求項1)。このように
構成された操舵補助装置の取付部材を用いて、操舵補助
装置を車体側部材に取り付けることによって、車体側部
材と操舵補助装置との間に緩衝部材が介装されることに
なるので、操舵補助装置で発生する振動および音が、車
体側に伝わるのを防止することができる。また、上記車
体側部材へ当接する端面に上記緩衝部材を嵌合させる溝
部を備えることが好ましい(請求項2)。この場合、緩
衝部材を例えば接着等により取り付けるのに比較して簡
単に取り付けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る操舵補助装置
の取付部材が用いられる操舵補助装置を示す上面図であ
り、図2はこの操舵補助装置の取付部材の一実施の形態
を示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図であり、図
3はこの操舵補助装置の取付部材の操舵補助装置への装
着を示す要部拡大斜視図である。以下、図に基づいてこ
の操舵補助装置の取付部材および操舵補助装置について
説明する。操舵補助装置10は、図1に示すようにステ
アリングシャフト1の一端部1aには、図示を省略した
ステアリングホイール(ハンドル)が連結されて、ドラ
イバーの操作に応動した操舵力が当該ステアリングシャ
フト1に伝達される。一方、その他端部1bには、例え
ばラックピニオン式のステアリングギアが連結されて、
ステアリングホイールの操舵によって車輪(図示しな
い)が操舵される。また、ステアリングシャフト1は、
一端部1a(アッパー)側と他端部1b(ロア)側とに
二分割して、これらを既知のスプライン等によってその
軸方向に伸縮可能に連結したものである。
【0008】ステアリングシャフト1のロア側には、そ
のステアリングシャフト1によって伝達されるトルク
(操舵力)を検出するためのトルクセンサ(図示しな
い)、ステアリングシャフト1の回転速度を減速して、
所望のトルクを得るための減速ギヤを有する減速機(図
示しない)等を収容したハウジング4が設けられてい
る。このハウジング4は、操舵補助力を発生するための
モータ5を支持している。また、ハウジング4は、例え
ばボルトにより一体化されたロア側のブラケット9およ
び例えばゴム等のロア側緩衝部材11を介して車体側部
材に取り付けられる。尚、モータ5は、上記トルクセン
サで検出されたトルクに基づきその回転動作が制御され
て、その回転力を操舵補助力として上述のステアリング
ギアに伝達する。これにより、ドライバーによるステア
リングホイールの操舵動作を最適にアシストすることが
できる。
【0009】ステアリングシャフト1のアッパー側に
は、ステアリングシャフト1を回転自在に支持する筒状
のコラムジャケット2が装着されている。このコラムジ
ャケット2には、コラムジャケット2と自動車のダッシ
ュボード等に設けられた車体側部材(図示しない)とを
一体的に固定するためのアッパー側のブラケットである
ワンウェイブラケット6が例えば溶接によって取り付け
られている。また、コラムジャケット2の内筒面には、
ステアリングシャフト1の中間部分を挿通したシャフト
チューブ3の一端部が摺動自在に連結されている。この
シャフトチューブ3の他端部は、上記ハウジング4に連
結されている。
【0010】ワンウェイブラケット6の両端部には、図
3に示すように金属製の操舵補助装置の取付部材である
カプセル7を装着するために、ステアリングホイール側
に開口された切欠部6aが設けられている。また、ワン
ウェイブラケット6には、切欠部6aの両側に複数の小
孔6bが形成されている。カプセル7は、図2、図3に
示すように取付ボルトを挿通させる長孔7cが形成され
た本体部7a、この本体部7aの両側面それぞれに設け
られた上下一対の支持部7bとで構成されている。この
本体部7aの両端部上面には、溝部7dが設けられてお
り、この溝部7dには例えばゴム等の緩衝部材8が嵌合
されている。一方、支持部7bには、当該カプセル7を
ワンウェイブラケット6に装着した際に、上記小孔6a
と位置が一致する複数の小孔7eが形成されている。
【0011】このカプセル7は、ワンウェイブラケット
6を上下一対の支持部7bで挟むように、ワンウェイブ
ラケット6の切欠部6aに装着されている。その際、ワ
ンウェイブラケット6とカプセル7とは、それぞれに形
成された小孔6aと小孔7eに合成樹脂を充填すること
によって形成されたピンにより一体化される。このよう
にワンウェイブラケット6と一体化されたカプセル7
は、ワンウェイブラケット6の切欠部6aに連通され、
かつカプセル7の長孔7cを挿通した取付ボルトによっ
て、上記車体側部材の表面に緩衝部材8が当接するよう
に、この車体側部材取り付けられる。これにより、ステ
アリングホイールとドライバーとの衝突時に生じる衝撃
がコラムジャケット2から作用したとき、上記小孔6
a,7eに充填された合成樹脂製のピンがせん断される
ことにより、ワンウェイブラケット6とカプセル7とが
分離して、コラムジャケット2が車体から離脱する。
【0012】以上のように、車体側部材とカプセル7と
の間、すなわち車体側部材と操舵補助装置10との間に
は、緩衝部材8が介在することになり、操舵補助装置1
0で発生する振動および音が、車体側に振動伝播するの
を防止することができる。なお、本実施の形態では、カ
プセル7の本体部7a上面の両端部2ヶ所に、緩衝部材
8を設けているが、これに限られるものではなく、例え
ば図4(a)に示すように緩衝部材8を長孔7cの周囲全
周にわたって設けることや、図4(b)に示すように長孔
7cの周囲の4ヶ所に設けることも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る操舵補助装
置の取付部材では、操舵補助装置を車体側部材に取り付
けたときに、車体側部材と操舵補助装置との間に緩衝部
材が介装されることになるので、操舵補助装置で発生す
る振動および音が、車体側に伝わるのを防止することが
できる。これによって、車室内の静粛性を向上させるこ
とができる。また、車体側部材へ当接する端面に緩衝部
材を嵌合させる溝を備えた場合、緩衝部材を例えば接着
等により取り付けるのに比較して、製造工程等も少なく
簡単に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操舵補助装置の取付部材が用いら
れる操舵補助装置を示す上面図である。
【図2】本発明に係る操舵補助装置の取付部材の一実施
の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図であ
る。
【図3】本発明に係る操舵補助装置の取付部材の操舵補
助装置への装着を示す要部拡大斜視図である。
【図4】本発明に係る操舵補助装置の取付部材の他の実
施の形態を示す上面図である。
【図5】従来の操舵補助装置の取付部材が用いられる操
舵補助装置を示す上面図である。
【符号の説明】
7 カプセル(操舵補助装置の取付部材) 7d 溝部 8 緩衝部材 10 操舵補助装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今垣 進 大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋 精工株式会社内 (72)発明者 小谷 博憲 大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋 精工株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DC16 DC22 DE45 DE46 3D033 CA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操舵補助装置を車体側部材に取り付けるた
    めに用いられるとともに、衝撃発生時に上記操舵補助装
    置と上記車体側部材との結合を解除する操舵補助装置の
    取付部材において、 上記車体側部材との間に介装される緩衝部材を備えたこ
    とを特徴とする操舵補助装置の取付部材。
  2. 【請求項2】上記車体側部材へ当接する端面に上記緩衝
    部材を嵌合させる溝部を備えた請求項1に記載の操舵補
    助装置の取付部材。
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