JP3591350B2 - 自動車のステアリング作動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のステアリング装置、特にそのステアリング作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のラック・ピニオン式ステアリング作動装置のギヤボックスに結合された例えば鋼管であるラックチューブには、ラック軸が挿通されており、ラックチューブ、特にラックチューブ先端においては、そのラック軸を軸線方向に滑動自在に支持する手段が講じられている。
そして、ラック・ピニオン式ステアリング作動装置は、通常、2箇所で車体側に固定されることにより装着され、その固定箇所の1つは、ラックチューブの先端部である。
【0003】
従来の技術におけるラックチューブのラック軸支持手段は、例えば、特開平4−210121号公報に開示されている。
特開平4−210121号公報に開示されているものは、ラックチューブの端部に嵌着されている滑り軸受としてラックブッシュによりラック軸を支持している。
【0004】
そのラックブッシュは、ラック軸が軸線方向に滑動自在に挿通される合成樹脂製の円筒体で、一端側の部分の外周面は段差をもって小径部となり、同じく内周面は外拡がりのテーパ面となっている。小径部と逆の大径部の端面から外径小径部に達する軸線方向のスリットが円周等間隔に形成され、隣接スリット間の外周面の円周中央域は縮径されており、その外周縮径部の外周面にはスリット開口端側で半径方向に突出した突起が形成されている。
【0005】
ラックブッシュをラックチューブの端部に嵌着するのに際しては、小径部端をラックチューブに挿入し、更に、突起がラックチューブ内に入るように大径部側を弾性的に縮径変形させて(スリットにより弾性変形可能)ラックブッシュを押し込み、突起がラックブッシュの端部にあるラックブッシュの突起に対応させて半径方向に貫通した孔に達したとき、突起が孔に嵌まり、大径部側が弾性変形から解放される。
そして、ラックチューブ内のラック軸は、ラックチューブの端部に嵌着したラックブッシュに対しテーパ面開口から挿入される。
【0006】
又、従来の技術のラックチューブの先端部の車体側への固定においては、例えば、ラックチューブの先端部を拡径塑性変形させ、ラックチューブの先端部内にラックブッシュを嵌着すると共に、ラックチューブの先端部は外周面に係合する鞍型ブラケットを介して車体側への固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の技術によるラックチューブのラック軸支持手段においては、ラックブッシュにおける突起の突出量が大きいと縮径装着における弾性撓み量が大きくなり、破損の恐れがあるので、突起の突出量を大きくはできず、結合状態が不安定ある。又、縮径による嵌着における弾性撓み変形に耐え得る寸法設定及び材料選定が必要となり、ラック軸を軸線方向に滑動自在に支持するという本来の目的のみに最適な寸法設定及び材料選定が困難である。
【0008】
又、従来の技術では、ラックブッシュを嵌着するためにラックチューブの先端側の固定手段としては、ラックチューブの先端部の拡径塑性変形が必要となるが、拡径の度合は制限されるので、ラックブッシュの嵌着に必要な量の拡径塑性変形ができない場合には、ラックチューブ自体の径を大きくしなければならず、ステアリング作動装置が大形化してしまう。又、鋼管であるラックチューブ自体を直接固定部としているので、取付ボルト孔を有する取付部を一体に形成することができないで、別体の鞍型ブラケットの使用に限定され、設計の自由度が制限される。
【0009】
この発明は、ラックブッシュを縮径させないでラックチューブに装着可能にすると同時に、車体側への固定構造として鞍型ブラケット以外の使用も可能にした自動車のステアリング作動装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の自動車のステアリング作動装置は、ハウジングから伸び出て、タイヤの向きを変更させる操舵軸、例えばラック軸が外周遊隙をあけて軸線方向変位自在に挿通された支持管体、少なくとも大径部と小径部とからなる段付孔となった中空孔が形成された管端部材、及び内周面が操舵軸の滑動支承面となり、外周面の一端に突出部が形成された支持ブッシュを具備しており、管端部材の中空孔の小径部に嵌着された支持ブッシュの突出部が中空孔の大径部と小径部との間の段部に形成された係合凹部に係合すると共に、管端部材の中空孔の大径部に嵌着された支持管体の先端面が前記段部に当接することにより、支持ブッシュの突出部が前記係合凹部と支持管体の先端面との間に拘束され、それにより抜止めされた支持ブッシュに対し、管端部材に挿通された操舵軸が挿入されている。
【0011】
そしてステアリング作動装置を車体に固定する構造として、鞍状の帯体であり、その両脚部には、取付けボルト孔が穿設されている鞍型ブラケット、又は管端部材と一体的に管端部材から半径方向外方に突出しており、且つ防振ブッシュが嵌着された取付けボルト孔が穿設されている取付部である。
【0012】
鞍型ブラケットの場合は、管端部材の外周面に防振ブッシュを介して挟め込まれた鞍型ブラケットを介して支持管体の先端部が車体側に固定される。
管端部材と一体的に成形された取付部の場合は、この取付部を介して支持管体の先端部が車体側に固定される。
車種により車体側の固定条件が異なる場合があるが、それに対応した鞍型ブラケット又は取付部を一体に設けた管端部材を用意して共通の支持管体の先端部にそれらを適宜取り付ければよい。
【0013】
操舵において支持管体内の操舵軸は、管端部材に案内支持されて軸線方向に変位し、タイヤの向きを変更させる。
そして、走行中、ステアリング作動装置には路面からタイヤを介して伝達される力が絶えず働いており、その力がタイヤを転向させるように作用する結果、タイヤに連結された操舵軸及びステアリング作動装置全体に加わる操舵軸の軸線方向の振動や衝撃は、鞍型ブラケットの場合は、防振ブッシュと鞍型ブラケットと管端部材の外周面との間の摩擦、更には防振ブッシュ自体の剪断応力による弾性変形により吸収される。同じく、管端部材と一体の取付部の場合は、ボルト孔の防振ブッシュの半径方向の圧縮・引張応力による弾性変形により吸収される。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態における自動車のステアリング作動装置、例えばラック・ピニオン式ステアリング作動装置を図面に従って説明する。
図1及び図2に示す自動車のラック・ピニオン式ステアリング作動装置において、操舵ハンドルに連結されたピニオン等からなる駆動部を内蔵するハウジングであるところのギアボックス1から伸び出て、前記ピニオンと噛み合うことにより駆動部に接続された操舵軸であるところのラック軸2が外周遊隙をあけて軸線方向変位自在に挿通された鋼管製のラックチューブ3の先端部には、管端部材4が取り付けられ、管端部材4の先端には、蛇腹構造のダストブーツ5が結合されている。管端部材4は、例えばアルミニューム管又はアルミニューム鋳造物で形成されている。又は鉄の鋳造物でもよい。
【0015】
図3に示すように、管端部材4内には、ラックチューブ3に挿通されたラック軸2を滑動自在に支承するラック支持ブッシュ6が嵌着されている。ラック支持ブッシュ6は、例えば金属、合成樹脂等の適宜の材料で成形された管状片で、均一径の内周面がラック軸支承面61となり、外周面の一端部には、突出部として、1つ又は円周方向間歇配設の複数の突起部62が形成されている。突起部62でなく、適宜大径となって全周に亘る突縁部62でもよい。突起部62の先端(突縁部の外周面)の径は、ラックチューブ3の内径より大きく外径より小さい。
【0016】
又、ラック軸支持ブッシュ6の内周面は、均一径でなくてもよく、例えば内周面の3箇所に隆起を設け、これら3箇所でラック軸2を支承するようにすれば、ラック軸2の軸線方向変位は一層円滑になる。
そして、ラックチューブ3の端部、即ちラック支持ブッシュ6からダストブーツ5内に突出したラック軸2の端部には、ラック軸2の軸線方向運動をタイヤの揺動(転向)運動に変換するステアリング連結棒7の基端部が結合されている。(図1参照)
【0017】
ラックチューブ3、管端部材4及びラック支持ブッシュ6の結合構造について詳述すると、図3に示すように、管端部材4は、後述するようにラック・ピニオン式ステアリング装置の車体側への固定におけるブラケットに適応するように設定されている外径を有する肉厚管体で、軸線方向の半分は緩い先細テーパ面となり、段付孔となった中空孔8は、テーパ先端側から、順次第1孔部81、第2孔部82及び第3孔部83となっており、第1孔部81が大径部に、第2孔部82が小径部に夫々相当する。
【0018】
それらの軸線方向長さは、適宜の長さの第3孔部83は短く、中空孔8の大部分は、例えば略5対3の長さの第1孔部81と第2孔部82とで占められており、又内径は、第3孔部83、第1孔部81、第2孔部82の順に小さくなり、第2孔部82の軸線方向両側には段部84が形成されている。
【0019】
第1孔部81の内径は、ラックチューブ3が嵌着される内径であり、第2孔部82の内径は、ラック支持ブッシュ6が嵌着される内径であり、第1孔部81・第2孔部82間の段部84には、係合凹部として、ラック支持ブッシュ6の突起部62が係合する凹部85が形成され、軸線方向長さは、凹部85の方が突起部62より多少長い。
支持ブッシュ6の外周面の一端部に形成された突出部が突起部62でなく突縁部の場合は、係合凹部は、第2孔部82は段部84側で突縁部が嵌着されるように拡径されて形成され、拡径部の軸線方向長さ(係合凹部85の深さ)は突縁部の軸線方向長さ(厚さ)より多少長い。
【0020】
先ず、管端部材4の第1孔部81側からラック支持ブッシュ6が突起部62(突縁部)と逆の端部から挿入され、突起部62が凹部85に係合するまで(突縁部が第2孔部82の拡径部に嵌着されるまで)、第2孔部82内に挿入される。そして、ラックチューブ3が嵌挿されたラック軸2の先端にラック支持ブッシュ6付きの管端部材4を第1孔部81側から嵌挿し、支持ブッシュ6をラック軸2に挿通すると共に、ラックチューブ3の先端面が段部84に当接するまでラックチューブ3を第1孔部81に圧入させる。
【0021】
ラック支持ブッシュ6の突起部62(突縁部)は、凹部85(第2孔部82の拡径部)に嵌まり、ラックチューブ3の先端面に抜け止めされる。
以上のように、この実施の形態におけるラック支持ブッシュ6は、縮径変形させることなく取り付けられる。従って、縮径による弾性撓み変形に耐え得るような寸法設定や材料選定を考慮することなく、ラック軸を軸線方向に滑動自在に支持するという、本来の目的のみに最適な設計ができ、ラック支持ブッシュ6の品質向上を図ることができる。
【0022】
又、縮径変形が不要であるので、ラック支持ブッシュ6の突起部62(突縁部)の突出高さを十分に大きくすることが可能となり、ラック支持ブッシュ6の抜けについての信頼性も向上できる。
ラック・ピニオン式ステアリング装置は、通常、2箇所で車体側に固定されることにより装着される。その固定箇所の1つは、ラックチューブ3の先端部である。
【0023】
そこで、ラックチューブ3の先端部の固定においては、管端部材4にブラケットが取り付けられ、ラック・ピニオン式ステアリング装置は、そのブラケットを介して車体側に固定されている。
固定構造としては、管端部材4とは別体の鞍型ブラケット10(図1参照)及び管端部材4の外周に一体に形成された目玉型取付部20(図4参照)によるものがある。
【0024】
走行中、ステアリング作動装置には路面からタイヤを介して伝達される力が絶えず働いており、その力がタイヤを転向させるように作用するので、タイヤに連結されたラック軸及びステアリング作動装置全体にラック軸の軸線方向の振動や衝撃を与える。その振動や衝撃がハンドルを介して運転者に伝わると、操舵フィーリングの快適性を損ねる。
【0025】
なお、路面からタイヤを介して伝達される上下方向(鉛直方向)の振動・衝撃は、サスペンション装置により吸収されるので、ステアリング装置に加わる上下方向(鉛直方向)の振動・衝撃は無視できる。
そこで、ブラケットは、ラック軸の軸線方向の振動を吸収すると共に、上下方向(鉛直方向)には高い剛性をもって、ステアリング作動装置を車体側に取り付ければよい。
【0026】
鞍型ブラケット10は、管端部材4の外周面の半周を囲繞するU字形の鞍状の帯体となっており、U字形の両脚部11,11には、互に平行となったボルト孔12,12が貫通して穿設されている。そして、鞍型ブラケット10は、管端部材4の外周面に嵌着された防振ゴムブッシュ13を外周から押圧するようにして挟み込み、ボルト孔12,12に挿入されたボルト14,14により車体側に固締される。
【0027】
目玉型取付部20は、管端部材4と一体に成形されている。管端部材4の外周面から半径方向に両側に突出し、夫々に管端部材4の軸線方向に垂直交差するボルト孔21が穿設された取付部であるところの耳部22,22とから形成されており、各ボルト孔21に防振ゴムブッシュ23が嵌着されている。そして、目玉型取付部20、即ちラックチューブ3の先端部は、防振ゴムブッシュ23,23に挿入されたボルト14,14により車体側に固締される。
【0028】
車種により車体側のボルト14,14のねじ孔の位置が異なる場合がある。
そこで、夫々に対応したボルト孔位置の鞍型ブラケット10及び耳部22,22が一体的に形成された管端部材4を用意して共通のラックチューブ3の先端部にそれらを適宜取り付ければよい。
【0029】
鞍型ブラケット10の場合は、U字形の内周は同一で、ボルト孔間隔が異なる種々の鞍型ブラケット10を用意しておき、それから選択された鞍型ブラケット10を管端部材4の外周面に嵌着された防振ゴムブッシュ13の外周に挟め込めばよい。
又、別の形式として、種々の外径の管端部材4及びそれに対応した鞍型ブラケット10を用意しておき、それから選択された管端部材4と鞍型ブラケット10とで管端部材4の外周面に嵌着された防振ゴムブッシュ13を挟め込んでもよい。
【0030】
目玉型取付部20の場合は、ボルト孔間隔が異なる耳部22,22をもつ種々の管端部材4を用意しておき、それから選択された管端部材4をラック支持ブッシュ6共々ラックチューブ3の先端部に取り付ければよい。
操舵においてハウジング1内のピニオンが回転すると、ラックチューブ3内のラック軸2は、ラック支持ブッシュ6に案内支持されて軸線方向に変位し、ステアリング連結棒7を軸線方向に変位させ、車輪の向きを変更させる。
【0031】
そして、走行中、ステアリングり作動装置には路面からタイヤを介して伝達される力が絶えず働いており、その力がタイヤを転向させるように作用する結果、タイヤに連結されたラック軸及びステアリング装置全体に加わるラック軸の軸線方向の振動や衝撃は、鞍型ブラケット10の場合は、防振ゴムブッシュ13と鞍型ブラケット10のU字形の内周面及び管端部材4の外周面との間の摩擦、更には防振ゴムブッシュ13自体の剪断応力による弾性変形により吸収される。
【0032】
同じく、目玉型取付部20の場合は、ボルト孔21の防振ゴムブッシュ23の半径方向の圧縮・引張応力による弾性変形により吸収される。
このように鞍型ブラケット10と目玉型取付部20との両方が選択可能なため、取付部を含むステアリング作動装置の設計の自由度が増すことになる。
【0033】
図示(図1及び図2)された上記の実施の形態における自動車のステアリング作動装置は、手動のラック・ピニオン式ステアリング作動装置であるが、他の駆動機構によるステアリング作動装置やパワーステアリングのステアリング作動装置においても同様である。
【0034】
【発明の効果】
この発明の自動車のステアリング作動装置においては、操舵軸支持ブッシュは、変形なしに、しかも安定して支持管体に取り付けられるので、設計上、強度上の寸法設定及び材料選定を考慮しないで軸線方向に滑動自在に支持するという本来の目的のみに最適な寸法設定及び材料選定することができる。
【0035】
しかも、ステアリング作動装置の車体側への固定において、特に支持管体の先端側の固定手段としては、車種により車体側の固定位置条件が異なる場合があるが、それに対応した鞍型ブラケット又は取付部を一体に形成された管端部材を用意して、支持管体の寸法変更、特に先端部の変形を要しないで、共通の支持管体の先端部にそれらブラケットを選定して適宜取り付ければよい。しかも、支持管体自体を直接固定部としていないので、取付部を一体に形成された管端部材を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における自動車のステアリング作動装置の断面部分(ラックチューブ先端部)図である。
【図2】この発明の実施の形態における自動車のステアリング作動装置の断面部分(他端部)図である。
【図3】図1の拡大部分図である。
【図4】この発明の実施の形態における自動車のステアリング作動装置の目玉型取付部の側面図である。
【符号の説明】
1 ギヤボックス(ハウジング)
2 ラック軸(操舵軸)
3 ラックチューブ(支持管体)
4 管端部材
5 ダストブーツ
6 ラック支持ブッシュ
61 ラック軸支承面
62 突起部(突出部)
7 ステアリング連結棒
8 中空孔
81 第1孔部(大径部)
82 第2孔部(小径部)
83 第3孔部
84 段部
85 凹部(係合部)
10 鞍型ブラケット
11 脚部
12 ボルト孔(取付ボルト孔)
13 防振ゴムブッシュ
14 ボルト
20 目玉型取付部
21 ボルト孔
22 耳部(取付部)
23 防振ゴムブッシュ

Claims (5)

  1. ハウジングから伸び出て、タイヤの向きを変更させる操舵軸が外周遊隙をあけて軸線方向変位自在に挿通された支持管体、
    少なくとも大径部と小径部とからなる段付孔となった中空孔が形成された管端部材、
    及び内周面が操舵軸の滑動支承面となり、外周面の一端に突出部が形成された支持ブッシュ
    を具備し、
    管端部材の中空孔の小径部に嵌着された支持ブッシュの突出部が中空孔の大径部と小径部との間の段部に形成された係合凹部に係合すると共に、管端部材の中空孔の大径部に嵌着された支持管体の先端面が前記段部に当接することにより、支持ブッシュの突出部が前記係合凹部と支持管体の先端面との間に拘束され、それにより抜止めされた支持ブッシュに対し、管端部材に挿通された操舵軸が挿入されている自動車のステアリング作動装置。
  2. ハウジングから伸び出て、タイヤの向きを変更させる操舵軸が外周遊隙をあけて軸線方向変位自在に挿通された支持管体、
    少なくとも大径部と小径部とからなる段付孔となった中空孔が形成された管端部材、
    内周面が操舵軸の滑動支承面となり、外周面の一端に突出部が形成された支持ブッシュ、
    及び鞍状の帯体であり、その両脚部には、取付けボルト孔が穿設されている鞍型ブラケット
    を具備し、
    管端部材の中空孔の小径部に嵌着された支持ブッシュの突出部が中空孔の大径部と小径部との間の段部に形成された係合凹部に係合すると共に、管端部材の中空孔の大径部に嵌着された支持管体の先端面が前記段部に当接することにより、支持ブッシュの突出部が前記係合凹部と支持管体の先端面との間に拘束され、それにより抜止めされた支持ブッシュに対し、管端部材に挿通された操舵軸が挿入されており、管端部材の外周面に防振ブッシュを介して挟め込まれた鞍型ブラケットを介して支持管体の先端部が車体側に固定可能になっている自動車のステアリング作動装置。
  3. ハウジングから伸び出て、タイヤの向きを変更させる操舵軸が外周遊隙をあけて軸線方向変位自在に挿通された支持管体、
    少なくとも大径部と小径部とからなる段付孔となった中空孔が形成された管端部材、
    内周面が操舵軸の滑動支承面となり、外周面の一端に突出部が形成された支持ブッシュ、
    及び管端部材と一体的に管端部材から外方に突出しており、且つ防振ブッシュが嵌着された取付けボルト孔が穿設されている取付部
    を具備し、
    管端部材の中空孔の小径部に嵌着された支持ブッシュの突出部が中空孔の大径部と小径部との間の段部に形成された係合凹部に係合すると共に、管端部材の中空孔の大径部に嵌着された支持管体の先端面が前記段部に当接することにより、支持ブッシュの突出部が前記係合凹部と支持管体の先端面との間に拘束され、それにより抜止めされた支持ブッシュに対し、管端部材に挿通された操舵軸が挿入されており、管端部材と一体の取付部を介して支持管体の先端部が車体側に固定可能となっている自動車のステアリング作動装置。
  4. 支持ブッシュの突出部が1つ又は円周方向間歇配設の複数の突起部であり、係合凹部が突起部に対応して管端部材の中空孔段部に形成された凹部である請求項1乃至3のいずれかの項に記載の自動車のステアリング作動装置。
  5. 操舵軸がラック軸である請求項1乃至4のいずれかの項に記載の自動車のステアリング作動装置。
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