JP2009096291A - ステアリング装置の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングギヤボックスが後方へ変位することに起因してダッシュパネルが破断してしまう事態を防止あるいは抑制できるようにする。
【解決手段】車室22内からダッシュパネル20を貫通してエンジンルーム21へ伸びるステアリングシャフト30と、車幅方向に伸びると共にサブフレーム1を介して車体に取付けられるステアリングギヤボックス10とを備えている。ステアリングシャフトとス30テアリングギヤボックス10との連結部31が、車幅方向一方側にオフセットされている。ステアリングギヤボックス10に所定以上の後方への荷重が作用したときに、ステアリングギヤボックス10のサブフレーム1に対する取付部11A、11B、11Cのうち、連結部31のオフセット方向とは車幅方向反対側に位置される反対側取付部11B、11Cを取付解除させる取付解除手段(切欠部16a、17)を備えている、
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステアリング装置の取付構造に関するものである。
自動車においては、ステアリングシャフトが、車室とエンジンルームとを仕切るダッシュパネルを貫通して配設される。そして、ステアリングシャフトの前端部は、車幅方向に伸びるようにして車体に固定されたステアリングギヤボックスに対して連結される。自動車においては、運転席が右側または左側にオフセットされた位置に設定されるので、ステアリングシャフト、つまりステアリングシャフトとステアリングギヤボックスとの連結部は、車幅方向一方側にオフセットされた位置に設定されることになる。
ところで、前方衝突時には、エンジン(エンジンおよび変速機を含むパワープラント)がステアリングギヤボックスを後方へ押圧して、ステアリングシャフトが後方へ変位されることになる。特に、ステアリングシャフトが位置する側の車幅方向片側に偏った位置でのオフセット衝突のときに、ステアリングシャフトの後方への変位が顕著になる。
ステアリングシャフトの後方への変位を抑制するために、ステアリングギヤボックスに対して後方への所定以上の荷重が作用したときに、ステアリングギヤボックスを車体に対して積極的に後方へ逃がすことが提案されている。特許文献1には、ステアリングギヤボックスを、中間ブラケットを介して、車体に取付けられるサブフレームに取付けて、ステアリングギヤボックスに対して後方への所定以上の荷重が作用したときには、中間ブラケットが破断されるように設定することが提案されている。また、特許文献2には、ステアリングギヤボックスを、左右一対のリンク機構を介してサブフレームに取付けて、ステアリングギヤボックスに対して後方への所定以上の荷重が作用したときには、リンク機構が作動されてステアリングギヤボックスが全体的に後方へ変位するように設定したものが提案されている。ただし、上記各特許文献に記載のものでは、ステアリングギヤボックスを全体的に後方へ変位させることを意図しており、左右一方側を他方側に比して積極的に後方へ変位させるということは意図されていない。
特開2006−116980号公報 特開2006−137204号公報
ところで、前方衝突時に、ステアリングギヤボックスを全体的に後方へ変位させると、ステアリングシャフトが少なからず上下方向に変位されることになり、この結果、ダッシュパネルのうちステアリングシャフトが貫通している貫通孔の周縁部が破断され易いものになってしまうという問題を生じる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、ステアリングギヤボックスが後方へ変位することに起因してダッシュパネルが破断してしまう事態を防止あるいは抑制できるようにしたステアリング装置の取付構造を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
車室内からダッシュパネルを貫通してエンジンルームへ伸びるステアリングシャフトと、車幅方向に伸びると共にサブフレームを介して車体に取付けられるステアリングギヤボックスとを備え、該ステアリングシャフトとステアリングギヤボックスとの連結部が車幅方向一方側にオフセットされてなるステアリング装置の取付構造において、
前記ステアリングギヤボックスに所定以上の後方への荷重が作用したときに、前記ステアリングギヤボックスの前記サブフレームに対する取付部のうち前記連結部のオフセット方向とは車幅方向反対側に位置される反対側取付部を取付解除させる取付解除手段を備えている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、ステアリングギヤボックスに所定以上の後方への荷重が作用したときに、ステアリングギヤボックスのサブフレームへの取付が解除されるが、この取付解除位置は、ステアリングシャフトとステアリングギヤボックスとの連結部に対して、連結部の車幅方向へのオフセット方向とは反対方向に位置する反対側取付部なので、連結部のオフセット方向と同一方向にある取付部が取付解除される場合に比して、連結部の後方への変位量を相対的に小さくすることができる。この結果、ステアリングシャフトの後方へ変位量はもとより上下方向の変位量も低減されて、この分ダッシュパネルが破断されてしまう事態が防止あるいは抑制されることになる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記ステアリングギヤボックスが、前記連結部を挟んで車幅方向両側においてそれぞれ、前記取付部が構成される取付脚部を有し、
前記取付解除手段が、前記取付脚部のうち前記連結部のオフセット方向とは車幅方向反対側に位置される取付脚部に形成された脆弱部とされている、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、別途部品を追加することなく、ステアリングギヤボックスに形成されている取付脚部に脆弱部を形成するという極めて簡単な構成によって、取付解除手段を構成することができる。
前記ステアリングギヤボックスは、締結具によって前記サブフレームに取付けられており、
前記取付解除手段は、前記ステアリングギヤボックスに形成されて前記締結具が侵入されるスリット溝を有する、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、ステアリングギヤボックスにスリット溝を形成するという極めて簡単な構成によって、取付解除手段を構成することができる。
前記ステアリングギヤボックスは、締結具によって前記サブフレームに取付けられており、
前記取付解除手段は、前記ステアリングギヤボックスが前記締結具に対して上下方向の相対変位を規制されつつ該締結具に対して後方へ相対変位するのを許容するスライド機構を有する、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、ステアリングギヤボックスがサブフレームに対して完全に切り離されてしまう事態を防止することができる。
前記ステアリングギヤボックスは、前記連結部を挟んで車幅方向両側において前記サブフレームに対して取付けられており、
前記取付部のうち前記連結部よりも前記車幅方向一方側の取付部が、該連結部よりも前方位置において前記サブフレームに取付けられ、
前記取付解除手段によって取付解除されたときに、前記ステアリングギヤボックスが前記一方側の取付部を中心にして後方へ揺動されるように設定されている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、ステアリングシャフトとステアリングギヤボックスとの連結部の後方への変位量をより一層十分に低減して、その分ダッシュパネルが破断されてしまう事態をより一層十分に防止あるいは抑制することができる。
本発明によれば、ステアリングギヤボックスが後方へ変位することに起因してダッシュパネルが破断してしまう事態を防止あるいは抑制できる。
図1において、1はサブフレームであり、サブフレーム1は、車幅方向に伸びて、その左右端部でもって、図示を略す左右一対のフロントフレームに対して取付けられている。このサブフレーム1の直前方には、エンジン2と変速機3との組立体からなるパワープラントPが配設されている(図2をも参照)。そして、サブフレーム1には、左右一対のサスペンションアーム(ロアアーム)4が、上下方向に揺動可能として保持されている。なお、サブフレーム1は、図2に示すように、アッパパネル1Aとロアパネル1Bとによって閉断面を構成するように形成されている。
サブフレーム1の上面には、ステアリングギヤボックス10が取付けられている。ステアリングギヤボックス10は、車幅方向に伸びていて、第1取付部11A、第2取付部11B、第3取付部11Cの3箇所でもってサブフレーム1に対して取付けられている。なお、各取付部11A、11B、11Cの詳細については後述する。
図1中、20はダッシュパネル、30はステアリングシャフトである。ダッシュパネル20は、既知のように、上下方向に伸びて、パワープラントPやサブフレーム1,ステアリングギヤボックス10等が配設されるエンジンルーム21と、車室22とを仕切るものである。また、ステアリングシャフト30は、軸方向に分割された複数本のシャフトを連結することにより構成されて、ダッシュパネル20に形成された貫通孔20aを貫通している。ステアリングシャフト30は、前後方向に伸びる共に、前方に向かうにつれて下方に位置するように傾斜配置されている。
上記ステアリングシャフト30の前端部は、ステアリングギヤボックス10に対して連結されており、この連結部が符合31で示される。この連結部31は、車幅方向一方側にオフセットされた位置に設定されている(実施形態では右ハンドル車に対応させて右側にオフセット)。すなわち、ステアリングギヤボックス10の車幅方向中心位置よりも右側に、連結部31が位置されている。ステアリングシャフト30の後端部には、図示を略すステアリングハンドルが取付けられており、ステアリングハンドルを右あるいは左に操作することにより、ステアリングシャフト30が正転あるいは逆転されて、ステアリングギヤボックス10の左右端部から伸びる左右一対のタイロッド33が同時に右あるいは左に変位されて、タイロッド33に連結されたナックルアーム(ひいてはタイヤ)が右または左に転舵されることになる。
前述した各取付部11A、11B、11Cについて、図1〜図4を参照しつつ説明する。まず、ステアリングギヤボックス10は、3つの取付部11A、11B、11Cに対応して、第1〜第3の3つの取付脚部12A、12B、12Cを有する。図1に示すように、第1取付脚部12Aは、連結部31直近から右前方に向けて伸びていて、その先端部に構成される第1取付部11Aは、連結部31よりも右方かつ前方に位置されている。また、第2取付脚部12Bは、連結部31付近から一旦短く後方へ伸びた後、略90度屈曲されて、左方に向けて伸びており、その先端部に形成された第2取付部11Bは、連結部31よりも左方かつ後方に位置されている。さらに、第3取付脚部12Cは、ステアリングギヤボックス10の左端部付近から、左前方に向かうように伸びて、その先端部に形成された第3取付部11Cが、ステアリングギヤボックス10の前方に位置されている。
各取付部11A、11B、11Cは、それぞれ、締結具としてのボルト13と、弾性体としてのゴムブッシュ14とを用いて取付けが行われている。この取付部について、第2取付部11Bに着目して図2、図3を参照しつつ説明する。まず、図2に示すように、サブフレーム1(におけるアッパパネル1Aの下面)に、ナット部材15が固定されて、このナット部材15に対して、サブフレーム1の上方からボルト13が螺合されている。そして、ボルト13(の軸部)を取り巻くようにして、ボルト13の頭部とサブフレーム1上面との間に、円筒状のゴムブッシュ14が介在されている。このゴムブッシュ14の外周に、第2取付脚部11Bの先端部に形成された取付孔16がきつく嵌合されている。図2から明かなように、ボルト13の頭部の直径は、ゴムブッシュ14の外径よりも大きく、しかも取付孔16の周縁部をも上方から覆う大きさとされている。これにより、第2取付脚部11Bは、その下方への移動はサブフレーム1(の上面)によって規制され、その上方への移動はボルト13の頭部によって規制されている。
図2、図3に示すように、第2取付部11Bにおいては、その取付孔16が、前方にむけて一部開口された切欠部(開口部)16aを有するように設定されている。この切欠部16aの開口幅は、ゴムブッシュ14の外径よりも若干小さくされ、また切欠部16aの上下幅は、ゴムブッシュ14の上下幅と同じに設定されている。そして、走行中の振動や操舵力程度の小さな外力では、切欠部16aからゴムブッシュ14が抜けでないように設定されている。この一方、前方衝突時のように、ステアリングギヤボックス10に対して後方への所定以上の荷重(つまり大きな外力)が作用したときは、ゴムブッシュ14が、圧縮変形されつつ、切欠部16aから抜け出るように設定されている。このような切欠部16aが、脆弱部を構成する。なお、各切欠部16aは、そのゴムブッシュ14を通り、かつ第1取付部11A(におけるボルト13)を中心とする円弧軌跡上に形成されている。
第3取付部11Cは、図4に示すように、第2取付部11Bと同様な取付構造とされており、その取付孔16に、切欠部16aを有するものとなっている。これに対して、第1取付部1Aは、その取付孔16が、切欠部16aを有しない構造とされている。つまり、第1取付部11Aにおいては、ボルト13(ゴムブッシュ14)の径方向(車体前後方向)における位置規制が強固なものとされて、事実上、この取付位置が常に確保されるように設定されている。
次に、以上のような構成の作用について説明する。いま、前方衝突によって、パワープラントPが後方へ変位されて、ステアリングギヤボックス10に後方へ所定以上の大きな荷重が作用したときを考える。このとき、ステアリングギヤボックス10は、パワープラントPから、後方への大きな荷重を受けて後方へ押圧される。後方は押圧されたステアリングギヤボックス10は、その第1取付部11Bと第2取付部11Cとが、切欠部16aからゴムブッシュ14が抜け出ることにより取付解除される。この一方、第1取付部11Aにおいては切欠部16aを有しないように設定されているので、ステアリングギヤボックス10は、第1取付部11Aを中心として後方へ揺動される(図1一点鎖線の状態)。
連結部31は、ステアリングギヤボックス10が後方へ揺動されたときに、その揺動中心となる第1取付部11Aの近くに位置しているので、後方への変位量が小さいものとなる。これにより、ステアリングシャフト30の後方への変位量はもとより、上下方向(特に下方向)へ変位するのが防止あるいは抑制されて、ダッシュパネル20(の貫通孔20a周縁部)が破断される事態が防止あるいは抑制されることになる。ちなみに、ステアリングギヤボックス10が、第3取付部11Cを中心として後方へ揺動されたときは、連結部31が第3取付部11Cから遠く離れているために、連結部31の後方への変位量が大きいものになってしまう。
図5〜図7は、本発明の第2の実施形態を示すものであり、前記実施形態と同一構成要素には同一符合を付してその重複した説明は省略する(このことは、後述する第3に実施形態においても同じ)。本実施形態では、取付孔16に切欠部16aを形成することなく、第2取付脚部12Bそのものに、脆弱部としての切欠部17を形成したものである。すなわち、第2取付脚部12Bは、図6に示すように、断面逆U字状として形成されているが、切欠部17が形成された部分では、図7に示すように断面逆L字状とされて、切欠部17が形成された部分の強度が積極的に弱くなるように設定されている。この図6、図7に示すような形状設定は、第3取付脚部12Cについても同じであり、切欠部17は、例えば図4で示す領域Xにおいて形成されている。
図5〜図7の実施形態でも、ステアリングギヤボックス10に後方への所定以上の荷重が作用したときは、切欠部17でもって、各取付脚部12B、12Cが破断されて、第1取付部11Aを中心として、ステアリングギヤボックス10が後方へ揺動されることになる。
図8は、本発明の第3の実施形態を示すものである。本実施形態では、図3の変形例となるもので、図3の切欠部16aの前方延長位置において、スライド溝18を形成してある。このスライド溝18は、第1取付部1Aを中心とする円弧軌跡となるように形成されていて、その全周囲(特に前端)が閉じられている。このようなスライド溝18は、第2取付部11Bおよび第3取付部11Cにそれぞれ形成されている。本実施形態では、ステアリングギヤボックス10が、第1取付部11Aを中心として後方へ揺動されたときに、ステアリングギヤボックス10がサブフレーム1から切り離されることなく、後方へ揺動されることになる(特に上方への勝手な移動の規制で、スライド溝18内を圧縮変形されたゴムブッシュ14が移動される)。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。連結部31は、図1の場合とは逆に、車幅方向左方側にオフセットされたものであってもよい(左ハンドル車の場合で、各取付部11A、11B、11Cは、図1の場合とは左右逆の対称関係に設定すればよい)。図3,図4に示す切欠部16aと、図5,図7に示す切欠部17との両方共に形成するようにしてもよい。ステアリングギヤボックス10のサブフレーム1に対する取付け箇所は、左右2箇所あるいは4箇所以上とすることもできる(連結部31のオフセット方向に位置設定された1つの取付部を中心としてステアリングギヤボックス10が後方へ揺動されるように設定するのが好ましい)。スライド溝18に代えて、例えば特許文献2(の例えば図4、図5)に示すような後方へのスライド機構(ガイド機構)を第2取付部11B、第3取付部11C部分に適用することもできる。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明の一実施形態を示す一部断面平面図。 図1のX2−X2線相当断面図。 第2取付部の詳細を示す平面図。 第3取付部の詳細を示す平面図。 本発明の第2の実施形態を示すもので、図3に対応した平面図。 図5のX6−X6線相当断面図。 図5のX7−X7線相当断面図。 本発明の第3の実施形態を示すもので、図3に対応した平面図。
符号の説明
1:サブフレーム
2:エンジン
3:変速機
10:ステアリングギヤボックス
11A、11B、11C:取付部
12A、12B、12C:取付脚部
13:ボルト(締結具)
14:ゴムブッシュ
15:ナット部材
16:取付孔
16a:切欠部(脆弱部)
17:切欠部(脆弱部)
18:スライド溝

Claims (5)

  1. 車室内からダッシュパネルを貫通してエンジンルームへ伸びるステアリングシャフトと、車幅方向に伸びると共にサブフレームを介して車体に取付けられるステアリングギヤボックスとを備え、該ステアリングシャフトとステアリングギヤボックスとの連結部が車幅方向一方側にオフセットされてなるステアリング装置の取付構造において、
    前記ステアリングギヤボックスに所定以上の後方への荷重が作用したときに、前記ステアリングギヤボックスの前記サブフレームに対する取付部のうち前記連結部のオフセット方向とは車幅方向反対側に位置される反対側取付部を取付解除させる取付解除手段を備えている、
    ことを特徴とするステアリング装置の取付構造。
  2. 請求項1において、
    前記ステアリングギヤボックスが、前記連結部を挟んで車幅方向両側においてそれぞれ、前記取付部が構成される取付脚部を有し、
    前記取付解除手段が、前記取付脚部のうち前記連結部のオフセット方向とは車幅方向反対側に位置される取付脚部に形成された脆弱部とされている、
    ことを特徴とするステアリング装置の取付構造。
  3. 請求項2において、
    前記ステアリングギヤボックスは、締結具によって前記サブフレームに取付けられており、
    前記取付解除手段は、前記ステアリングギヤボックスに形成されて前記締結具が侵入されるスリット溝を有する、
    ことを特徴とするステアリング装置の取付構造。
  4. 請求項2において、
    前記ステアリングギヤボックスは、締結具によって前記サブフレームに取付けられており、
    前記取付解除手段は、前記ステアリングギヤボックスが前記締結具に対して上下方向の相対変位を規制されつつ該締結具に対して後方へ相対変位するのを許容するスライド機構を有する、
    ことを特徴とするステアリング装置の取付構造。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
    前記ステアリングギヤボックスは、前記連結部を挟んで車幅方向両側において前記サブフレームに対して取付けられており、
    前記取付部のうち前記連結部よりも前記車幅方向一方側の取付部が、該連結部よりも前方位置において前記サブフレームに取付けられ、
    前記取付解除手段によって取付解除されたときに、前記ステアリングギヤボックスが前記一方側の取付部を中心にして後方へ揺動されるように設定されている、
    ことを特徴とするステアリング装置の取付構造。
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