JP2002053050A - 電気式動力舵取装置 - Google Patents
電気式動力舵取装置Info
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Abstract
気式動力舵取装置を提供する。 【解決手段】 ダンパ補償制御90が、温度センサ28
により低温が検出された際に、逆方向へのアシスト量
(ダンパ量)を下げる。このため、低温において、減速
機16の摩擦抵抗が高いときに、ダンパ量を下げること
で、減速機が常温となったときと同じ操舵感を実現でき
る。
Description
舵をアシストする電気式動力舵取装置に関するものであ
る。
グホイールが固定された入力軸に、操舵トルクを検出す
るトルクセンサを取り付け、トルクセンサで検出した操
舵トルクに応じたアシストトルクを電動モータにより発
生させ、減速機を介して操舵力を軽減するものが一般的
に知られている。係る電気式動力舵取装置においては、
アシストトルクを発生させる際にのみにモータを付勢す
ればよいため、常に油圧ポンプを駆動する必要がある油
圧式舵取装置に対して、エネルギー消費が少ないという
利点がある。一方、電気式動力舵取装置では、モータ及
び減速機を介して操舵をアシストするため、モータ及び
減速機分だけ摩擦及び慣性量が油圧式動力舵取装置より
も大きく、この摩擦及び慣性感により運転者に違和感を
与えることになる。具体的には、低速において摩擦によ
り路面の反力による舵の戻りが遅く、反対に、中高速で
は一旦戻り始めると慣性により戻りが早くなる。更に、
摩擦により切り始めに舵が重く感じ、一旦切り始める
と、慣性により舵がどんどん切れて行く感覚を運転者に
与えることになる。
おける舵の戻りが遅いのを補償するため、低速時のハン
ドルの戻り量を増大させるハンドル戻し補償を行い、上
述した中高速における舵の戻りが早いのを補償するた
め、中高速時のハンドルの戻り量を減少させるダンパ補
償を行い、更に、上述した切り始めに舵が重く、一旦切
り始めると、舵がどんどん切れて行く慣性感を軽減する
ためのトルク慣性補償を行っている。
たハンドル戻し補償、ダンパ補償、トルク慣性補償を行
っても、電気式動力舵取装置においては、温度により操
舵感が変わってしまうという課題が残った。本発明者
が、温度による操舵感の変化の原因を調べたところ、低
温時には、減速機を構成する各部品の熱膨張率差からク
ーロン摩擦抵抗が高まり、また、減速機内のグリスの粘
性抵抗が増大し、かかる減速機の低温時と、常温時との
抵抗の違いから、操舵感が変化していることが判明し
た。
なされたものであり、その目的とするところは、温度に
関わらず一様な操舵感を実現できる電気式動力舵取装置
を提供することにある。
目的を達成するため、操舵状態を検出し、操舵状態に応
じてモータを駆動して操舵をアシストする電気式動力舵
取装置において、温度によりアシスト量を調整すること
を技術的特徴とする。
整するため、温度によらず一定の操舵感を実現できる。
舵状態に応じてモータを駆動して操舵方向へアシストす
るアシスト制御部と、ハンドルまたはモータの角速度を
検出し、角速度に応じて中高速時のハンドルの戻り量を
調整するダンパ制御部とを備える電気式動力舵取装置に
おいて、前記ダンパ制御部が、低温が検出された際に、
戻り量を上げることを技術的特徴とする。
逆方向への戻り量を上げる。このため、低温において、
減速機の摩擦抵抗が高いときにも、常温と同じ操舵感を
実現できる。
出し、操舵状態に応じてモータを駆動して操舵方向へア
シストするアシスト制御部と、ハンドルまたはモータの
角速度を検出し、角速度に応じて低速時のハンドルの戻
り量を調整するハンドル戻し補償制御部とを備える電気
式動力舵取装置において、前記ハンドル戻し補償制御部
が、低温が検出された際に、戻り量を上げることを技術
的特徴とする。
低温時に戻り量を上げる。このため、低温において、減
速機の摩擦抵抗が高いときにも、常温と同じ操舵感を実
現できる。
操舵状態に応じてモータを駆動して操舵方向へアシスト
するアシスト制御部と、操舵状態の微分値に基づき、操
舵方向へアシストしモータ及び減速機の慣性感を打ち消
す操舵状態慣性補償制御部とを備える電気式動力舵取装
置において、前記操舵状態慣性補償制御部が、低温が検
出された際に、アシスト量を上げることを技術的特徴と
する。
低温時にアシスト量を上げる。このため、低温におい
て、減速機の摩擦抵抗が高く慣性感を強く感じるとき
に、アシスト量を上げることで、常温と同じ操舵感を実
現できる。
ンサが、減速機に取り付けられているため、減速機に起
因する摩擦抵抗の増大を正確に検出することができ、減
速機が常温となったときと同じ操舵感を実現できる。
施形態に係る電気式動力舵取装置について図を参照して
説明する。図1は第1実施態様の電気式動力舵取装置1
0の構成を示すブロック図である。電気式動力舵取装置
10は、操舵トルクを検出するためのトルクセンサ22
と、トルクセンサ22からの操舵トルク及び車速センサ
24からの車速に基づきモータ指令トルク(操舵アシス
ト量)を演算する制御装置30と、モータ指令トルクに
応じた電流指令値を求めてモータMへの通電を制御する
モータ駆動回路26とを備える。
ング14に連結された入力軸12に配設されている。モ
ータMの出力は、減速機16により減速され、前輪を操
舵するためのラック・ピニオンギア18に伝達される。
減速機16には、温度センサ28が取り付けられ、温度
センサ28からの測定温度が制御装置30へ入力される
ようになっている。
御系について、図2のブロック図に示す。トルクセンサ
22からの出力(操舵トルク:電圧値)は、A/D変換
32を介してデジタル値に変換され、トルク演算34に
てトルク値が演算される。演算されたトルク値は、ロー
パスフィルタ36にてノイズが除去され、加算ノード3
8を介してアシスト制御60へ入力される。一方、車速
センサ24からの車速(パルス信号)は、I/F40を
介して車速演算42に入力され、演算された車速がアシ
スト制御60へ入力される。同様に、温度センサ28の
温度値がアシスト制御60へ入力される。一方、ローパ
スフィルタ36からの出力は、微分44を介して、位相
補償46にて位相補償され、加算ノード38を介してア
シスト制御60へ入力される。該位相補償46は、操舵
トルク値を微分44にて微分することで位相を進め、操
舵アシストの遅れを補償する。即ち、検出値に基づき指
令値を演算すると、演算完了までに一定の時間がかか
り、この一定時間が、検出値に対する指令値の遅れとな
って、現在の検出値に基づいて指令値を求めると、操舵
アシストを適正に制御し得ない。このため、該位相補償
46が操舵トルクの位相を進める。
す。加算ノード38からの操舵トルクに応じて、アシス
トマップ62により、指令トルク値が決定される。即
ち、操舵トルクが大きいときには、高い指令トルク値が
決定され、操舵トルクが小さいときには、低い指令トル
ク値が決定され、乗算ノード68側へ出力される。ま
た、第1実施形態の電気式動力舵取装置においては、操
舵トルクが所定値よりも小さいときには、該操舵トルク
に応じたモータ制御を行わないようにする「不感帯」を
設けてある。即ち、不感帯を設けることで、中、高速走
行時のステアリング中立付近での剛性感を高め、操舵フ
ィーリングを高めている。操舵トルクTsよりも小さな
操舵トルクのときは、指令トルクが0として出力され
る。また、所定の操舵トルクTmよりも大きいときに
は、最大値として一定の指令トルク値(モータの最大出
力)が出力される。
ンマップ64により車速に応じた重み付けが行われる。
車速に応じて車速ゲインマップを検索することで、例え
ば、車速0km/hの際には“1”を出力し、100k
m/hの際には“0.2”を出力する。これにより、操
舵アシスト量を車速に応じて重み付けを行うことでステ
アリングを操作する際、低速時に操舵を軽く、反対に、
高速時に操舵を重くしている。車速ゲインマップ64か
らの車速重み付け値が乗算ノード68側へ出力され、上
述した指令トルクが車速に応じて補正される。
ンマップ66により温度に応じた重み付けが行われる。
温度に応じて該温度ゲインマップ66を検索すること
で、例えば、温度−10℃の際には、1.0が出力さ
れ、10℃の際には0.7が出力される。これにより、
低温で上述した減速機16を構成する各部品の熱膨張率
差からクーロン摩擦抵抗が高まり、また、減速機16内
のグリスの粘性抵抗が増大し、抵抗が大きくなっている
時には、高い重み付け値を出力することで、指令トルク
値を高め、低温時の常温時とで、操舵感が異ならないよ
うにする。この温度ゲインマップ66からの温度重み付
け値が、乗算ノード69側へ出力され、上記車速により
補正された指令トルク値が、温度に応じて補正される。
の指令トルク値は、加算ノード48を介して電流指令リ
ミッタ50に加えられる。電流指令リミッタ50では、
モータMの最大出力を越える指令トルク値が制限され
る。
は、減算ノード52を介してPI制御100に加えられ
る。PI制御100の内容を図5に示す。PI制御10
0では、指令トルク値にGpゲインが加えられ、加算ノ
ード102に印加され、また、指令トルク値が微分され
Giゲインが加えられ、加算ノード102へ印加され
る。一方、上記減算ノード52へは、ローパスフィルタ
112及びA/D変換114を介してモータMの電流が
印加される。PI制御100では、A/D変換114を
介して入力された実モータ電流が、指令トルク値(指令
電流値)となるようにPIフィードバック制御が行われ
る。
ータ駆動回路26へ印加される。モータ駆動回路26の
PWM演算27は、指令トルク値に応じた出力をモータ
Mに発生させるようにトランジスタTr1、Tr2、T
r3,Tr4のベースに電流を印加し、PWM制御を行
う。
22及びA/D変換124を介して差動アンプ136の
非反転入力に加えられる。モータV相の電位は、ローパ
スフィルタ132及びA/D変換134を介して差動ア
ンプ136の反転入力に加えられる。差動アンプ136
からモータ端子間電圧が出力され、減算ノード54へ印
加される。上述したA/D変換114を介して入力され
たモータ電流が、(LS+R)138で乗算されてモー
タ起電力として減算ノード54へ印加され、減算ノード
54からモータの逆起電力が出力される。ここで、乗算
される(LS+R)中のLSは、モータインダクタンス
の微分値を、Rは、モータの抵抗分を示している。
56にて逆起電力定数Keが除算され、モータの角速度
が求められ、更に、アンプ58にて減速機16の減速比
が除算されて、ハンドルの角速度として、ハンドル戻し
補償制御80及びダンパ補償制御90へ印加される。こ
こでは、ハンドルの角速度を演算により推測している
が、舵角センサにより角速度を検出することも可能であ
る。
て路面の反力による舵の戻りがモータMと減速機16の
摩擦抵抗により遅くなる電気式動力舵取装置の特性を補
償するための制御を行う。ハンドル戻し補償制御80の
内容を図4(A)に示す。ハンドルの角速度に応じて、
ハンドル戻しマップ82により、ハンドル戻し量が決定
される。即ち、ハンドルの角速度が大きいときには、大
きなハンドルの戻り量が決定され、角速度が小さいとき
には、小さなハンドルの戻り量が決定され、乗算ノード
88側へ出力される。第1実施形態の電気式動力舵取装
置のハンドル戻しマップ82においては、上述したアシ
ストマップ62と同様に、角速度が所定値よりも小さい
ときには、角速度に応じたモータ制御を行わないように
する「不感帯」を設けてある。また、また、所定の角速
度よりも大きいときには、最大値として一定のハンドル
の戻り量が出力される。
ンマップ84により車速に応じた重み付けが行われる。
車速に応じて車速ゲインマップを検索することで、例え
ば、車速0km/hの際には“1”を出力し、40km
/hの際には“0.2”を出力する。これにより、低速
においてハンドル戻し量を大きくし、中高速では戻り量
を小さくしている。車速ゲインマップ84からの車速重
み付け値が乗算ノード88側へ出力され、上述したハン
ドルの戻り量が車速に応じて補正される。
ンマップ86により温度に応じた重み付けが行われる。
温度に応じて該温度ゲインマップ86を検索すること
で、例えば、温度−10℃の際には、1.0が出力さ
れ、10℃の際には0.7が出力される。これにより、
低温で上述した減速機16を構成する各部品の熱膨張率
差からクーロン摩擦抵抗が高まり、また、減速機16内
のグリスの粘性抵抗が増大し、抵抗が大きくなっている
時には、高い重み付け値を出力することで、低温時と常
温時とで、操舵感が異ならないようにする。この温度ゲ
インマップ86からの温度重み付け値が、乗算ノード8
9側へ出力され、上記車速により補正されたハンドルの
戻り量が、温度に応じて補正され、図2に示す加算ノー
ド48へ印加され、アシスト制御60からの指令トルク
値を補償する。なお、ハンドル戻し制御回路80は、ハ
ンドルの角速度に代えて、モータMの角速度に応じてハ
ンドル戻し量を決定するようにしてもよい。
中高速で路面の反力による舵の戻りが早くなるのを補償
する。これは一旦舵が戻り始めると、モータMと減速機
16の慣性により舵が戻りすぎるのを防止するためであ
る。ダンパ補償制御90の内容を図4(B)に示す。ハ
ンドルの角速度に応じて、ダンパマップ92により、ダ
ンパ量が決定される。即ち、ハンドルの角速度が大きい
ときには、ハンドルの回転方向とは逆方向への大きなダ
ンパ量(小さなハンドル戻り量)が決定され、角速度が
小さいときには、小さなダンパ量(大きなハンドル戻り
量)が決定され、乗算ノード98側へ出力される。ダン
パマップ92は、上述したアシストマップ62と同様
に、角速度が所定値よりも小さいときには、角速度に応
じたモータ制御を行わないようにする「不感帯」を設け
てある。また、また、所定の角速度よりも大きいときに
は、最大値として一定のダンパ量が出力される。
ンマップ94により車速に応じた重み付けが行われる。
車速に応じて車速ゲインマップを検索することで、例え
ば、車速0km/hの際には“0”を出力し、40km
/hの際には“0.6”を出力する。これにより、高速
においてダンパ量を大きくし、低速ではダンパ量を小さ
くしている。車速ゲインマップ94からの車速重み付け
値が乗算ノード98側へ出力され、上述したハンドルの
戻り量が車速に応じて補正される。
ンマップ96により温度に応じた重み付けが行われる。
温度に応じて該温度ゲインマップ96を検索すること
で、例えば、温度−10℃の際には、0が出力され、1
0℃の際には0.7が出力される。これにより、低温で
上述した減速機16を構成する各部品の熱膨張率差から
クーロン摩擦抵抗が高まり、また、減速機16内のグリ
スの粘性抵抗が増大し、抵抗が大きくなっている時に
は、低い重み付け値を出力することで、低温時と常温時
とで、操舵感が異ならないようにする。この温度ゲイン
マップ96からの温度重み付け値が、乗算ノード99側
へ出力され、上記車速により補正されたダンパ量が、温
度に応じて補正され、図2に示す加算ノード48へ印加
され、アシスト制御60からの指令トルク値を補償す
る。なお、ダンパ補償制御90はハンドルの角速度に代
えて、モータMの角速度に応じてダンパ量を決定するよ
うにしてもよい。
車速及び温度値は、トルク慣性補償制御70に入力され
る。トルク慣性補償制御70は、切り始めに舵が重く、
一旦切り始めると、舵がどんどん切れて行く慣性感を軽
減する。トルク慣性補償制御70の内容を図3(A)に
示す。微分44で微分された操舵トルクに応じて、慣性
補償マップ72により慣性補償量が決定される。即ち、
操舵トルク微分値が大きいときには、高い慣性補償量が
決定され、操舵トルクが小さいときには、低い慣性補償
量が決定され、乗算ノード78側へ出力される。
マップ74により車速に対応する重み付けが行われる。
例えば、車速0km/hの際には“0.7”を出力し、
40km/hの際には“1.0”を出力し、70km/
hの際には“0.6”を出力する。これにより、慣性補
償量を低速で小さく、中速で大きく、高速で小さくして
いる。補間計数マップ74からの重み付け値が乗算ノー
ド78側へ出力され、上述した慣性補償量が車速に応じ
て補正される。
ンマップ76により温度に応じた重み付けが行われる。
例えば、温度−10℃の際には、1.0が出力され、1
0℃の際には0.7が出力される。これにより、低温で
減速機16の抵抗が大きくなっている時には、高い重み
付け値を出力することで、低温時と常温時とで、操舵感
が異ならないようにする。この温度ゲインマップ76か
らの温度重み付け値が、乗算ノード79側へ出力され、
上記車速により補正された慣性補償量が、温度に応じて
補正され、図2に示す加算ノード48へ印加され、アシ
スト制御60からの指令トルク値を補償する。
動力舵取装置においては、アシスト制御60、トルク慣
性補償制御70、ハンドルの戻し補償制御80、ダンパ
補償制御90において、温度ゲインマップを備え、温度
に応じて補正を行っているため、低温で減速機16の抵
抗が大きくなっている時に、温度補正を行うことで、低
温時と常温時とで同じ操舵感を実現できる。
が、減速機16に取り付けられているため、減速機16
に起因する摩擦抵抗の増大を正確に検出し、補償するこ
とができ、減速機16が常温となったときと同じ操舵感
を実現できる。なお、本実施形態では、操舵状態として
操舵トルクを検出し、この操舵トルクに応じてアシスト
制御するようにしたが、操舵トルクに代えて操舵角や操
舵角速度などに応じてアシスト制御するようにしてもよ
い。また、本実施形態では、温度を検出するのに減速機
16に取り付けられた温度センサにより行っていたが、
所定の計算式から推定するようにしてもよい。
置の構成を示すブロック図である。
置の制御系を示すブロック図である。
ブロック図であり、図3(B)は、アシスト制御のブロ
ック図である。
のブロック図であり、図4(B)は、ダンパ補償制御の
ブロック図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 操舵状態を検出し、操舵状態に応じてモ
ータを駆動して操舵をアシストする電気式動力舵取装置
において、 温度によりアシスト量を調整することを特徴とする電気
式動力舵取装置。 - 【請求項2】 操舵状態を検出し、操舵状態に応じてモ
ータを駆動して操舵方向へアシストするアシスト制御部
と、 ハンドルまたはモータの角速度を検出し、角速度に応じ
て中高速時のハンドルの戻り量を調整するダンパ制御部
とを備える電気式動力舵取装置において、 前記ダンパ制御部が、低温が検出された際に、戻り量を
上げることを特徴とする電気式動力舵取装置。 - 【請求項3】 操舵状態を検出し、操舵状態に応じてモ
ータを駆動して操舵方向へアシストするアシスト制御部
と、 ハンドルまたはモータの角速度を検出し、角速度に応じ
て低速時のハンドルの戻り量を調整するハンドル戻し補
償制御部とを備える電気式動力舵取装置において、 前記ハンドル戻し補償制御部が、低温が検出された際
に、戻り量を上げることを特徴とする電気式動力舵取装
置。 - 【請求項4】 操舵状態を検出し、操舵状態に応じてモ
ータを駆動して操舵方向へアシストするアシスト制御部
と、 操舵状態の微分値に基づき、操舵方向へアシストしモー
タ及び減速機の慣性感を打ち消す操舵状態慣性補償制御
部とを備える電気式動力舵取装置において、 前記操舵状態慣性補償制御部が、低温が検出された際
に、アシスト量を上げることを特徴とする電気式動力舵
取装置。 - 【請求項5】 前記温度を検出する温度センサが、減速
機に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1の電気式動力舵取装置。
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- 2000-08-08 JP JP2000239699A patent/JP4300691B2/ja not_active Expired - Fee Related
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