JP2002050879A

JP2002050879A - 基本架台

Info

Publication number: JP2002050879A
Application number: JP2001132209A
Authority: JP
Inventors: Josef Knab; クナープヨセフ; Alexander Prinz; プリンツアレクサンデル; Siegfried Schneiderbauer; シュナイダーバウアージークフリート; Klaus Neuwardt; ノイバルトクラウス
Original assignee: Knuerr GmbH
Current assignee: Vertiv Integrated Systems GmbH
Priority date: 2000-05-04
Filing date: 2001-04-27
Publication date: 2002-02-15
Also published as: ATE282254T1; CN1334697A; EP1152507A2; DE10021719A1; BR0101683A; US6561603B2; CN1225955C; US20010038260A1; EP1152507A3; DE50104455D1; EP1152507B1

Abstract

(57)【要約】【課題】軽量かつ構造簡単であり、低い製造コストで
極めて能率的に組み立てることができる安定した基本架
台を提供する。【解決手段】隅結合部材によって上部および下部枠に
連結される幅方向異形部材２と奥行き方向異形部材３
と、上部および下部枠を隅結合部材の領域内において連
結する高さ方向異形部材４とを有する基本架台におい
て、少なくとも幅方向異形部材２と奥行き方向異形部材
３とは、三角形断面、特別な場合は長方形断面、の中空
異形部材から作られ、隅結合部材には、２個の相補的に
組立てられる三角形断面締結用延長部材７が設けられ、
幅方向異形部材２と奥行き方向異形部材３とを装着す
る。高さ方向異形部材４は、端部に締結用挿入部材８を
有し、隅結合部材の隅部に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、基本架台に関する
ものであり、特に機器キャビネット用であって、隅結合
部材によって上部および下部枠に結合される幅方向異形
部材と奥行き方向異形部材とを有し、さらに前記上部お
よび下部枠を前記隅結合部材領域内において結合する高
さ方向異形部材を有する機器キャビネット用の基本架台
に関するものである。

【０００２】本発明は、基本的には、キャビネット、ケ
ーシング、およびコンテナに適合するものであるけれど
も、好適には、例えば、ＬＡＮ、コンピュータ、サーバ
のキャビネットのような電気および電子機器や構成部品
を収納するために使用されるキャビネット用である。本
発明は、また、作業用テーブル、および特に、工場用作
業台にも使用することができ、その場合は、３個のは
り、または異形部材が互いに直角に隅部に連結される。

【０００３】

【従来の技術】ドイツ特許第９３０２７６９Ｕ１
号には、取り付け用の案内要素と、高さ方向、幅方向、
または奥行き方向のはり要素を締結用要素によって締結
するための貫通穴を有する機器キャビネットが開示され
ている。この案内要素は、隅結合部材の前方結合面上に
構成され、前記はりの相補的前方開口部に装着される。
取り付けられたはりの締結は、その後、前記隅結合部材
の貫通穴の中に案内された３個の締結用要素によって遂
行され、これらの締結用要素は、いずれの場合も前記は
りの対応して構成された締結用開口部の中に挿入され、
確保される。

【０００４】ドイツ特許第１９５２９２７０Ｃ１
号に記述された機器キャビネット用の基本架台は、ま
た、３個の延長部材を持つ隅結合部材を有する。この延
長部材は、取り付けられる異形部材と同一の正方形また
は円形断面を有する。破壊しなければ取り外し不可能に
取り付けられる中空異形部材の機械的締結のためと、永
久的電気的接続のために、各部材は少なくとも１個の凹
みを有し、前記中空異形部材の材料、例えば打ち抜きタ
ング部の材料が、その凹みの中に圧入される。

【０００５】ある種の隅結合部材構造においては、２個
の延長部材が成形加工され、第３の延長部材は取り外し
可能に、例えば、ねじ締結で固定される。

【０００６】ドイツ特許第６９１０１７２７Ｔ２
号には、幅方向、奥行き方向、および高さ方向異形部材
を有する基本架台が開示され、これらの異形部材は、３
個の締結用延長部材を有する隅結合部材によって結合さ
れる。これらの異形部材および締結用延長部材は、三角
形状断面を有し、クランプした後、ねじで締結すること
によって、取り外し可能に連結される。締結用延長部材
上に置かれた異形部材をクランプするために、締結用延
長部材には、スリットが設けられ、このスリットは、対
応するようにボルトによって拡幅される。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】長方形または正方形断
面の異形部材を有する既知の基本架台は、材料の見地か
ら比較的高価であり、さらにそれに対応して重量が重く
なる。前記隅結合部材の延長部材上に装着可能な三角形
状断面異形部材を取り外し可能なように締結すること
は、組立、製作、取り付けの費用を高める。装着された
異形部材を打ち込み、または圧着するために余分な工具
が必要となり、それは現場装着の場合には、不都合な影
響を及ぼす。

【０００８】本発明の目的は、安定した基本架台を作り
出すことであり、それによって比較的軽量であると共に
簡単な構造物であり、低い製造コストで著しく能率的に
組み立てられる設備を提供することである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、隅結合
部材によって上部および下部枠と、前記上部および下部
枠の間の高さ方向異形部材とに連結される幅方向異形部
材と奥行き方向異形部材とを有する基本架台において、
少なくとも前記上部および下部枠の前記幅方向異形部材
と奥行き方向異形部材は、三角形状断面中空異形部材か
ら形成され、各隅結合部材は、幅方向異形部材と奥行き
方向異形部材を取り付けるための２個の延長部材を有す
る１個の隅部を有し、さらに高さ方向異形部材は、その
端部に締結用挿入部材を備え、前記隅結合部材の前記隅
部に締結されることによって、前述の目的が達成され
る。

【００１０】本発明の基本的考えは、隅結合部材の延長
部材上に取り付けられる正方形および長方形断面中空異
形部材をやめて、代わりに三角形状断面異形部材を使用
することである。この三角形状断面異形部材の好適には
直角を形成する２個の側面を適切に配置することによっ
て、組込みレール等や、さらには機器キャビネットのカ
バー部の固定に対する必要な締結条件が確保される。

【００１１】本発明のさらに他の基本的考えは、２個の
異形締結用延長部材を有する隅結合部材を使用して下部
および上部枠を形成することと、締結用挿入部材を用い
て高さ方向異形部材を結合することであり、この締結用
挿入部材は前記高さ方向異形部材の端部領域内に配置さ
れる。

【００１２】本発明によれば、少なくとも、上部および
下部枠の前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材は、
三角形状断面中空異形部材を、所定の長さに切断するこ
とによって構成される。これらの幅方向異形部材と奥行
き方向異形部材は、狭い間隙をもって、隅結合部材の隅
部上に形成された相補的延長部材上に取り付け、締結さ
れる。前記高さ方向異形部材は、端部に配置された締結
用挿入部材によって、隅部領域において隅結合部材と連
結される。

【００１３】前記高さ方向異形部材が、その締結用挿入
部材を用いて取り外し可能に前記上部および下部枠に締
結することができ、その結果、改造や再艤装の場合に、
前記上部および下部枠、さらに、また前記高さ方向異形
部材が再使用可能になることは有益である。

【００１４】前記高さ方向異形部材が、前記幅方向異形
部材や奥行き方向異形部材と同一の三角形状中空断面輪
郭を具備することは、低コストの製造と組立のために適
切なことである。これは、在庫管理上も有益な効果を及
ぼす。

【００１５】締結用挿入部材として、ねじ穴付きブロッ
クを高さ方向異形部材の端部内に収納し、例えば圧入、
打ち込み、またはねじ込みによって締結することも可能
である。締結用挿入部材は、いずれの場合も、締結用ボ
ルトのためのねじ穴を有し、締結用ボルトは前記隅部に
よって案内され、前記高さ方向異形部材の締結用挿入部
材の中にねじ込まれる。

【００１６】連結されるべき前記幅方向異形部材と奥行
き方向異形部材とが、確実係合と摩擦係合によって締結
され、端部上のクランプ領域と係合するように、前記隅
部と締結用延長部材は適切に構成される。端部に締結用
挿入部材を有する高さ方向異形部材は、いずれの場合
も、締結用挿入部材の面と係合する。これによって、確
実に締結された異形部材を有する隅部の結合が実現し、
架台の高い安定性が確保される。

【００１７】前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材
を、取り外し不可能に、隅結合部材に連結することも適
当な場合がある。これは、既知の打ち込み、または圧着
によって基本的に実行することができる。

【００１８】もし前記締結用延長部材が係合要素を有
し、前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材が締結位
置において前記係合要素を収納するための相補的開口部
を有するならば、前記幅方向異形材と奥行き方向異形材
は、特に有利に、前記締結用延長部材に締結することが
できる。工具不要の組立のために、前記係合要素は、例
えばくさび状突出部として構成することができ、これに
よって意図しない異形部材の脱落が防止される。

【００１９】さらに別の締結方法を、少なくとも１個の
穴を有する締結用延長部材によって提供することも可能
であり、その穴は、水平方向にも、または垂直方向にも
明けることができ、前記の装着された幅方向異形部材と
奥行き方向異形部材は、前記の穴の中に打ち込むことの
できる打ち込みピンによって締結することができる。こ
の場合は、前記の装着された幅方向異形部材と奥行き方
向異形部材には、開口部または凹部を形成する必要はな
い。前記打ち込みピンは、手またはそれに相当する装置
を用いて挿入することができる。

【００２０】ねじ穴のような締結方法は、前記幅方向異
形部材と奥行き方向異形部材に１個の貫通穴を設け、前
記締結用延長部材には前記貫通穴よりも大直径の穴を１
個明けることによって達成される。その後、前記幅方向
異形部材と奥行き方向異形部材の材料を大直径の穴の中
に突入、圧入させ、それによって、さらに信頼性の高い
締結を得ることができる。

【００２１】前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材
の取り外し可能、または取り外し不可能な締結は、また
接着剤を用いても実現することができる。その場合、例
えば長手方向の溝または横断方向の溝を締結用延長部材
の上に形成して、前記接着剤を収容することが適当であ
る。

【００２２】

【発明の実施の形態】図１は、隅部６と、互いに直角に
かつ一平面内に配置された２個の締結用延長部材７とを
含む隅結合部材５を示す。本実施形態においては、この
隅結合部材５は、図２の左側後部の架台の隅を形成する
ために使用されていて、そこでは幅方向異形部材２、奥
行き方向異形部材３、および高さ方向異形部材４は、そ
れぞれｘ，ｙ，ｚ座標軸の方向に配置されている。

【００２３】前記隅結合部材５の前記２個の締結用延長
部材７は、三角形断面を有し、その上に係合要素１８を
備え、前記の装着されるべき幅方向異形部材２と奥行き
方向異形部材３とを確実に締結する。前記幅方向異形部
材２と奥行き方向異形部材３は、三角形中空断面異形材
から所定の長さに切断され、この三角形中空断面異形部
材は、相補的方法で前記締結用延長部材７に組立てら
れ、僅かの隙間をもって締結用延長部材７上に装着また
は係合することができる。

【００２４】前記装着された幅方向および奥行き方向異
形部材２、３を確実かつ基本的に取り外し不能なように
締結することは、凹部２８、特別には開口部、によって
達成され、これらは相補的方法で、前記幅方向および奥
行き方向異形部材２、３内の前記締結用延長部材７の前
記係合要素１８に組立られる。理解を容易にするため、
これらの係合要素１８は、図１においてのみ、前記締結
用延長部材７の水平方向を向いた側面２４上に図示され
ているけれども、図２では、それらは凹部２８と共に省
略されている。前記隅結合部材５の背面図は、それに締
結された高さ方向異形部材４と、半ば装着された幅方向
異形部材２と、前記幅方向異形部材２中の凹部２８と、
および前記締結用延長部材７上の前記相補的係合要素１
８と共に、図３に示されている。

【００２５】図４は、くさび状突出部として組立られて
いる前記係合要素１８が、締結用延長部材７の垂直方向
側面２３上にも設けることができることを示している。
係合要素１８のくさび状構造は、異形部材２、３を滑ら
せて装着、固定することを可能にし、同時にクランプ用
領域２５を形成し、確実係合および摩擦係合を可能にす
る。装着中に生成された磨耗屑を収納するための空間２
７を設けることが適当である。

【００２６】前記隅結合部材５は、相補的方法で前記三
角形状断面差込み部材７に差し込まれた隅部６を有す
る。組立られた上部および下部枠（図示せず）の場合は
水平に配置される接触面１１は、直角三角形状に構成さ
れ、高さ方向異形部材４の前面の係合のために用いられ
る（図１参照）。

【００２７】前記幅方向異形部材２および奥行き方向異
形部材３と同様な方法で、前記高さ方向異形部材４は、
同じ三角形状中空断面異形材から適切に製造され、前記
下部および上部枠の隅部６に、ねじ止めされ、従って、
取り外し可能に締結される。この目的のために、高さ方
向異形部材４には、いずれの場合も、図示されていない
中央締結ボルトをねじ込むことができる図示されていな
いねじ穴が設けられ、中央締結ボルトが前記隅部６の穴
１２の中に案内される。

【００２８】図２は、前記下部および上部枠の隅結合部
材５の隅部６上に前記高さ方向異形部材４を取り外し可
能に締結する好適な方法を示す。高さ方向異形部材４に
は、その端部に、例えばねじ穴付きブロック９のような
締結用挿入部材８が設けられ、図示されていないねじ穴
が、これらの締結用挿入部材８に形成されている。図２
に示されたねじ穴付きブロック９の締結は、打ち込み部
２６によって行われる。ねじ穴付きブロック９は、また
圧入またはねじ締めすることもできる。１本だけの図示
されていないボルトが、その後、外部から隅部６を経由
して案内され、ねじ穴付きブロック９内に固定され、そ
の結果、前記高さ方向異形部材４と前記ねじ穴付きブロ
ック９との係合および信頼できる締結が、前記隅部６の
前記接触面１１上で確実に実行される。

【００２９】図２は、前記幅方向、奥行き方向、および
高さ方向異形部材２、３、４の構造の変形例を示す図で
あり、前記幅方向異形部材２と奥行き方向異形部材３に
は、内側には締結用ウェブ１５が、外側には保持用ウェ
ブ１７が締結用ウェブ１５に平行に設けられている。図
２は、前記締結用ウェブ１５と保持用ウェブ１７とがＵ
字形輪郭に形成できることを示している。前記締結用ウ
ェブ１５は、前記幅方向異形部材２または奥行き方向異
形部材３の垂直方向を向いた側面１３と同一面になるよ
うに位置決めされ、締結用ウェブ１５には締結用穴１６
が設けられ、それらは特に格子状に構成することができ
る。平行な保持用ウェブ１７は、例えば側壁、後壁、前
ドアおよび／または天井または底板（図示せず）のよう
な機器キャビネットの裏張りまたはカバー部を固定する
ために設けられ、外側の端部から離して配置される。

【００３０】図３の前記隅結合部材５の背面透視図は、
２個の締結延長部材７と半ば取り付けられた状態の幅方
向異形部材２を示し、図１および図２に対応する図であ
る。前記幅方向異形部材２と奥行き方向異形部材３の両
者は、前記高さ方向異形部材４および締結用延長部材７
と同様に、それらの断面は直角三角形状に構成され、直
角を形成するそれらの側面１３、１４または２３、２４
は、内部領域１０の方向を向いている（図２も参照）。

【００３１】図４から図７までは、隅結合部材５の２個
の締結用延長部材７上に装着される前記三角形状中空断
面異形部材に対する代替の締結方法を示すもので、いず
れの場合も端部を含む幅方向異形部材２の１個のみを示
している。

【００３２】図４の締結方法は、図１および図３によっ
て既に記述した締結方法に対応するものであり、同一の
特徴を有する部品は同一の参照番号を付してある。図５
に示された締結方法においては、少なくとも１個の水平
方向を向く穴１９が前記締結用延長部材７に作られてい
る。取り付けられた幅方向異形部材２または奥行き方向
異形部材４は、前記穴１９の中に打ち込まれる打ち込み
ピン２０によって確実に締結される。

【００３３】図６の代替の締結方法においては、少なく
とも１個の水平な穴１９が前記締結用延長部材７に作ら
れ、貫通穴２１が、穴１９に芯合わせして、装着された
異形部材２の中に作られ、前記貫通穴２１は前記穴１９
よりも小さな直径を有している。締結は、装着された異
形部材２の材料を前記穴１９の中に圧入、突出させるこ
とによって行われ、その結果、ねじ穴締結に匹敵する打
ち込み締結が実現する。

【００３４】図７は、２個の締結用延長部材７を有する
隅結合部材５を示し、１個の延長部材７には、例示した
ように溝２２が設けられている。これらの溝は、長手方
向の溝および/または横方向の溝の形式であっても良
い。同様に、第２の締結用延長部材７が、このような長
手方向または横方向の溝を有しても良く、それらの溝
は、装着された幅方向異形部材２または奥行き方向異形
部材３を接着するための接着剤を収納するのに使用され
る。

【００３５】前述の装着された幅方向異形部材２および
奥行き方向異形部材３を締結する方法の変形例の全て
は、前記隅締結部材５の前記隅部６直近のクランプ領域
による確実係合と摩擦係合を実現し、その結果、前記幅
方向異形部材２と奥行き方向異形部材３の信頼性の高い
締結がなされ、さらに、ねじ締結可能な高さ方向異形部
材４と相まって、安定した基本架台を創り出すことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による基本架台に対する隅結合部材の
透視図である。

【図２】本発明による基本架台の隅部領域の透視図で
ある。

【図３】半ば装着された幅方向異形部材と締結済み高
さ方向異形部材とを有する隅結合部材の透視図である。

【図４】装着かつ締結された幅方向異形部材を有する
隅結合部材の平面図である。

【図５】装着され幅方向異形部材を有する隅結合部材
の平面図であり、締結法の変形例を示す。

【図６】装着され幅方向異形部材を有する隅結合部材
の平面図であり、締結法のさらに他の変形例を示す。

【図７】幅方向および奥行き方向異形部材の接着締結
のための隅結合部材の平面図である。

【符号の説明】

２幅方向異形部材、３奥行き方向異形部材、４高
さ方向異形部材、５隅結合部材、６隅部、７締結用
延長部材、８締結用挿入部材、９ねじ穴付きブロッ
ク、１０内部領域、１１接触面、１２穴、１３
側面、１４側面、１５締結用ウェブ、１６締結用
穴、１７保持用ウェブ、１８係合要素、１９穴、
２０打ち込みピン、２１貫通穴、２２溝、２３
側面、２４側面、２５クランプ領域、２６打ち込
み部、２７空間、２８凹部。

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１３年５月１５日（２００１．５．１
５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図４】

【図５】

【図６】

【図３】

【図７】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｆ１６Ｂ 12/50 Ｆ１６Ｂ 12/50 ＢＨ０５Ｋ 7/18 Ｈ０５Ｋ 7/18 Ｑ (72)発明者ジークフリートシュナイダーバウアードイツロスバッハケンネルスベルグ１ (72)発明者クラウスノイバルトドイツジムバッハアンデアシューレ 28 Ｆターム(参考） 3B069 DA01 3J024 AA31 BB04 CA03 CA11 CA19 3J039 AA03 BB02 DA01 4E360 AC11 EA22 ED02 ED03 ED07 ED08 ED17 GA06 GA53 GB99

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】機器キャビネット用の基本架台であっ
て、幅方向異形部材と、奥行き方向異形部材と、高さ方向異形部材と、を具備し、前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材
は、隅結合部材を用いて上部および下部枠に結合され、
前記高さ方向異形部材は、前記上部および下部枠に、前
記隅結合部材の領域内において結合され、少なくとも、前記上部および下部枠の前記幅方向異形部
材と奥行き方向異形部材は、三角形断面中空異形部材か
ら形成されており、各隅結合部材は、１個の隅部と、いずれの場合も、三角
形状の前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材とを装
着するための２個の締結用延長部材を有し、前記高さ方向異形部材は、その端部に締結用挿入部材を
備え、前記隅結合部材の前記隅部に締結されることを特
徴とする基本架台。
【請求項２】請求項１に記載の基本架台において、前
記高さ方向異形部材は、前記上部および下部枠の前記幅
方向異形部材と奥行き方向異形部材と同一の三角形断面
中空異形材から形成されることを特徴とする基本架台。
【請求項３】請求項２に記載の基本架台において、前
記高さ方向異形部材は、締結用挿入部材としてねじ穴付
きブロックを有し、前記隅部を通って案内される締結用
ボルトによって締結されることを特徴とする基本架台。
【請求項４】請求項３に記載の基本架台において、前
記ねじ穴付きブロックは、前記高さ方向異形部材の中
に、圧入、打ち込み、または、ねじ込みによって締結さ
れ、いずれの場合も、締結用ボルトのためのねじ穴を有
することを特徴とする基本架台。
【請求項５】請求項２に記載の基本架台において、前
記隅結合部材の前記隅部は、三角形状の接触面を有し、
前記高さ方向異形部材の前端と締結用挿入部材とが接触
することを特徴とする基本架台。
【請求項６】請求項５に記載の基本架台において、前
記隅結合部材の前記隅部は、相補的な方法で、前記異形
の三角形状締結用延長部材に結合され、また前記締結用
ボルトを収容かつ案内するためのねじ穴を有することを
特徴とする基本架台。
【請求項７】請求項６に記載の基本架台において、前
記幅方向異形部材、奥行き方向異形部材、および高さ方
向異形部材は、横断面では、直角三角形状に構成され、
前記直角を挟む側面は、前記架台によって形成される内
部領域の方向を向くように配置されていることを特徴と
する基本架台。
【請求項８】請求項７に記載の基本架台において、前
記三角形状中空異形材から形成された前記幅方向異形部
材と前記奥行き方向異形部材は、締結用ウェブを備える
ことを特徴とする基本架台。
【請求項９】請求項８に記載の基本架台において、前
記締結用ウェブは、高さ方向を向くように内側に、前記
幅方向異形部材と前記奥行き方向異形部材の前記三角形
状断面中空異形材上に配置され、締結用の穴として多孔
の格子状部材を備えることを特徴とする基本架台。
【請求項１０】請求項８に記載の基本架台において、
前記幅方向異形部材と前記奥行き方向異形部材の前記三
角形状断面中空異形材は、保持用ウェブを備えることを
特徴とする基本架台。
【請求項１１】請求項１０に記載の基本架台におい
て、前記保持用ウェブは、高さ方向を向くように外側に
配置され、前記締結用ウェブに平行に延長されているこ
とを特徴とする基本架台。
【請求項１２】請求項１０に記載の基本架台におい
て、前記締結用延長部材上に装着された前記幅方向異形
部材と奥行き方向異形部材は、取り外し可能または取り
外し不可能に前記隅結合部材に締結されていることを特
徴とする基本架台。
【請求項１３】請求項１２に記載の基本架台におい
て、前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材は、打ち
込みまたは圧着によって、前記隅結合部材の前記締結用
延長部材上に締結できることを特徴とする基本架台。
【請求項１４】請求項１２に記載の基本架台におい
て、前記締結用延長部材は係合要素を備え、前記幅方向
異形部材と奥行き方向異形部材は、締結位置において前
記係合要素を収容するための凹部を有することを特徴と
する基本架台。
【請求項１５】請求項１２に記載の基本架台におい
て、前記締結用延長部材は少なくとも１個の穴を備え、
装着された前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材
は、前記の穴の中に打ち込むことのできる打ち込みピン
によって、前記締結用延長部材に締結できることを特徴
とする基本架台。
【請求項１６】請求項１２に記載の基本架台におい
て、前記締結用延長部材は１個の穴を備え、前記幅方向
異形部材と奥行き方向異形部材は、前記装着された締結
位置において芯合わせされた１個の貫通穴を有し、前記
貫通穴は前記穴よりも小さな直径を有し、前記幅方向異
形部材と奥行き方向異形部材の材料を前記貫通穴の領域
内において前記穴の中に圧入突出させることができるこ
とを特徴とする基本架台。
【請求項１７】請求項１２に記載の基本架台におい
て、前記幅方向異形部材と奥行き方向異形部材は、接着
によって前記締結用延長部材に締結することができ、接
着剤を収容するための溝が前記締結用延長部材上に形成
されていることを特徴とする基本架台。
【請求項１８】請求項１に記載の基本架台において、
前記隅結合部材はアルミニューム鋳物として製造され、
三角形状断面中空異形部材として構成された前記幅方向
異形部材、奥行き方向異形部材、および高さ方向異形部
材は、押出しアルミニューム形材または圧延形鋼から製
造されることを特徴とする基本架台。