JP2002050668A - 基板処理装置及びその方法 - Google Patents

基板処理装置及びその方法

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JP2002050668A JP2000238468A JP2000238468A JP2002050668A JP 2002050668 A JP2002050668 A JP 2002050668A JP 2000238468 A JP2000238468 A JP 2000238468A JP 2000238468 A JP2000238468 A JP 2000238468A JP 2002050668 A JP2002050668 A JP 2002050668A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査部を処理ステーションに設けることによ
り、スループットの向上を図り、面倒な基板搬送を行わ
ずに抜き取り検査を行うこと。 【解決手段】 処理ステーションS2内に、受け渡しス
テージ5と検査装置40とウエハ載置部50と補助アー
ムAとを備えた検査ユニット4を設け、主基板搬送手段
MAにより受け渡しステージ5とウエハ載置部50にア
クセスする。処理後の基板に対して抜き取り検査を行う
場合に、検査用ウエハW1を受け渡しステージ5、補助
アームAを介して検査装置40に搬送し、検査用ウエハ
W1が検査を行っている間に、検査の前工程から搬送さ
れるウエハWに対してはウエハ載置部50に搬送する。
検査が終了した検査用ウエハW1を次工程に搬送し、次
いでウエハ載置部50のウエハWを次工程に搬送する
と、カセットCに配列されている順序で検査部から次工
程に搬送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハや液晶ディスプレイ用のガラス基板などの基板に対し
て例えばレジスト液の塗布処理や現像処理などを行な
い、これらの処理の処理状態の検査を行う基板処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造プロセスにおいて
は、半導体ウエハ(以下ウエハという)などの基板にレ
ジスト液を塗布し、フォトマスクを用いてそのレジスト
膜を露光し、更に現像することによって所望のレジスト
パタ−ンを基板上に作製するフォトリソグラフィ技術が
用いられている。
【0003】このフォトリソグラフィは、図12の概略
図に示すように、塗布現像装置1Aに露光装置1Bを接
続したパターン形成システムによって行われる。塗布現
像装置1Aは、ウエハを処理する場合を例にとると、ウ
エハカセットCを搬入出するカセットステージ11、こ
のカセットステージ11に載置されたカセットCからウ
エハを取り出す受け渡しアーム12と、処理ステーショ
ン13及びインターフェイスステーション14とからな
り、露光装置1Bに接続される。
【0004】受け渡しアーム12を介して処理ステーシ
ョン13に搬入されたウエハWはレジスト膜が形成さ
れ、その後露光装置1Bにて露光される。続いてウエハ
Wは処理ステーション13に戻されて現像処理され、受
け渡しアーム12を介してカセットCに戻される。
【0005】処理を終えたウエハWがカセットCに収納
されると、カセットCはオペレータあるいは自動搬送ロ
ボットによってカセットステージ11から搬出され、塗
布現像装置1Aとは別のエリアに設置された検査ユニッ
ト15に搬送される。この検査ユニット15では、ウエ
ハW上に形成されたレジストパターンの線幅、レジスト
パターンと下地パターンの重なり具合、レジストの塗布
ムラ及び現像欠陥等について検査を行う。
【0006】そして合格と判定されたウエハWは次工程
に送られるが、不合格と判定されたウエハWは図示しな
い洗浄ユニットに送られてレジスト膜が溶解除去され、
当該塗布、現像が行われる前の状態に戻される。そして
ウエハWは再び塗布、現像システムに送られ、再度同様
の処理が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら塗布現像
装置1Aにて処理されたウエハWを外部の検査ユニット
15に送ってパターンの検査を行い、その後次工程に搬
送しているので、スループットの低下の一因となってい
る。また前記検査ユニット15にて他の塗布現像装置1
Aで処理されたウエハWの検査が行われている場合には
待機しなければならず、塗布現像装置1Aのスループッ
トが全体の処理に反映されなくなってしまう。さらにこ
のシステムのオペレータは、パターンの検査結果を知ろ
うとすると、離れた場所まで結果を取りに行かなければ
ならず、このため例えば検査結果に基づいて処理のレシ
ピを検討する場合等には不便である。
【0008】そこで本発明者らは、上述の塗布現像装置
1Aに検査ユニット15を組み込むことを検討してい
る。ところが検査ユニット15を組み込んで、塗布現像
装置1Aで処理されたウエハWの全数について検査ユニ
ット15で所定の検査を行うようにすると、塗布現像処
理や検査の種類により、検査ユニット15のスループッ
トが塗布現像装置1Aのスループットよりも遅くため、
検査ユニット15が全体のスループットを悪化させてし
まうという恐れがある。
【0009】ここで検査ユニット15のスループットを
塗布現像装置1Aのスループットに合わせて処理全体の
スループットを向上させるために、ウエハWの全数を検
査するのではなく、所定枚数毎に抜き取り検査を行うこ
とが考えられる。しかしながら塗布現像装置1Aに検査
ユニット15を組み込み、このユニット15にウエハW
を搬送手段にて自動的に搬送するようにした場合、検査
を行うウエハWと検査を行わないウエハWがあるので、
スループットを向上させようとすると、ウエハWの搬送
の制御が困難になるという問題がある。
【0010】つまり抜き取り検査を行うウエハWの次の
ウエハWは、前のウエハWが検査を行なっている間に、
検査の次の工程に搬送されることになるが、このように
抜き取り検査を行わないウエハWが検査を行うウエハW
を飛び越して検査の次の工程を行ない、最後にはカセッ
トCに元の順序で戻されるように、ウエハWの搬送を制
御しなくてはならない。この場合例えばウエハWに順番
を示すIDを付けておき、予め設定された順番毎に検査
を行うように搬送を制御することも考えられるが、実際
にはこのような搬送制御はかなり困難である。
【0011】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は、基板に対して基板処理部にて処
理を行い、処理後の基板の検査を行うにあたり、スルー
プットの向上を図れ、また基板の抜き取り検査を行うこ
とができる装置及び方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため本発明の基板処
理装置は、複数の基板を収納した基板カセットを載置す
る載置部と、この載置部に載置された基板カセットに対
して基板の受け渡しをする受け渡し手段と、を含むカセ
ットステ−ションと、前記カセットステーションに隣接
して設けられ、基板に対して処理液を塗布する基板処理
部と、この基板処理部に対して前記基板カセットの配列
の順序に従って基板の搬送を行うと共に、前記受け渡し
手段との間で前記基板カセットの配列の順序に従って基
板の受け渡しを行う主基板搬送手段と、を含む処理ステ
−ションと、前記基板に対して前記基板処理部の処理状
態を検査する検査部と、前記基板処理部にて処理され、
前記検査部にて検査しようとする検査用基板を載置する
ための検査基板載置部と、前記基板処理部にて処理さ
れ、前記検査用基板よりも基板カセットの配列の順序が
後ろの基板を、基板カセットの配列の順序で載置するた
めの基板載置部と、前記検査基板載置部と前記基板載置
部に基板処理部にて処理された基板を搬送する基板搬送
手段と、を含むことを特徴とする。
【0013】このような構成では、基板処理装置に検査
部を組み込んでいるので、外部に検査部を設ける場合に
比べて、基板の搬送の手間がなく、搬送時間も短いの
で、スループットの向上を図ることができる。
【0014】また上述の装置では、例えば複数の基板を
収納した基板カセットの基板を、基板カセットの配列の
順序で、基板に対して処理液を塗布する基板処理部に搬
送し、この基板に対して、搬送された順序で処理を行な
う工程と、前記基板処理部にて処理された基板を当該基
板処理部から搬出する工程と、前記基板処理部から搬出
された基板のうち、基板カセットのn(nは1以上の整
数)番目の検査用基板を検査部に搬送して、基板処理部
の処理状態を検査する工程と、検査部の処理時間が、基
板処理部からの基板の搬出間隔よりも長い場合に、検査
部における検査用基板の検査が終了するまで、基板処理
部における基板処理が終了してこの基板処理部から搬出
された、前記検査用基板よりも基板カセットの配列の順
序が後ろの基板を、基板カセットの配列の順序で基板載
置部に順次搬送し、この順序で載置する工程と、前記検
査部における検査が終了した検査用基板を検査部から搬
出する工程と、前記検査用基板を検査部から搬出した
後、前記基板載置部に載置された基板を、基板カセット
の配列の順序で基板載置部から搬出する工程と、を含む
ことを特徴とする基板処理方法が実施される。
【0015】このような発明では、基板処理部で処理さ
れた基板に対して抜き取り検査を行う場合であって、検
査部の処理時間が、基板処理部への基板の搬送間隔より
も長い場合においても、検査用基板が検査を行っている
間、検査を行わない基板を基板載置部にて待機させてお
くことにより、面倒な抜き取り検査用の搬送プログラム
を用意することなく、基板を基板カセットの配列順序に
従ってカセットCに戻すことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の基板処理装置を塗
布現像装置に適用した実施の形態について説明する。図
1はこの実施の形態に係る塗布現像装置100を露光装
置200に接続してなる塗布現像システムの全体の概略
を示す斜視図、図2はこのシステムの内部を示す平面図
であって、図中S1はカセットステ−ション、S2は処
理ステ−ション、S3はインタ−フェイスステ−ション
である。
【0017】カセットステ−ションS1は、複数枚例え
ば25枚の基板であるウエハWが棚状に保持された基板
カセットをなすウエハカセット(以下「カセット」とい
う)Cが搬入出されるように構成されており、例えば4
個のカセットCを載置する載置部をなすカセットステ−
ジ21と、カセットステ−ジ21上のカセットCと、後
述する処理ステ−ションS2の受け渡し部との間でウエ
ハWの受け渡しを行なうための受け渡し手段をなす受け
渡しア−ム22とを備えている。受け渡しアーム22
は、昇降自在、X,Y方向に移動自在、鉛直軸まわりに
回転自在に構成されている。
【0018】処理ステ−ションS2は、カセットステー
ションS1のカセットの配列方向と略直交する方向(図
中X方向)に、カセットステーションS1に接続して設
けられている。そして基板処理部をなす現像ユニット3
1及び塗布ユニット32と、基板の処理状態を検査する
ための複数の検査部を含む検査ユニット4と、主基板搬
送手段MAと、棚ユニットRと、を備えており、カセッ
トステーションS1とインタ−フェイスステ−ションS
3との間でウエハWの受け渡しを行うと共に、当該ステ
−ションS2内ではウエハWにレジスト液を塗布する処
理と、ウエハWの現像処理と、これらの処理の前後にウ
エハWを所定の温度に加熱又は冷却する処理と、例えば
レジスト塗布処理後及び現像処理後のウエハWに対して
所定の基板の処理状態の検査を行うように構成されてい
る。
【0019】このような処理ステーションS2のレイア
ウトの一例について説明すると、例えば中央に主基板搬
送手段MAが設けられており、この主基板搬送手段MA
の、カセットステージ21から奥を見て前後には、夫々
棚ユニットR1,R2が設けられている。
【0020】またカセットステージ21から奥を見て例
えば右側には、現像ユニット31,塗布ユニット32,
検査ユニット4を備えた処理ユニットUが2段に亘って
設けられている。この例では、上段側に1個の現像ユニ
ット31と1個の検査ユニット4が設けられ、下段側に
2個の塗布ユニット32が設けられている。前記主基板
搬送手段MAは、前記現像ユニット31,塗布ユニット
32,検査ユニット4,棚ユニットR1,R2との間で
ウエハWの受け渡しを行う役割を果たすものであり、後
述するように昇降自在、左右、前後に移動自在かつ鉛直
軸まわりに回転自在に構成されている。なお図1では便
宜上主基板搬送手段MAは省略してある。前記検査ユニ
ット4は、例えば図3の斜視図、図4の断面図に示すよ
うに、検査装置40と、前記主基板搬送手段MAとの間
でウエハWの受け渡しを行うための受け渡しステージ5
と、この受け渡しステージ5と検査装置40との間でウ
エハWを搬送するための専用の補助基板搬送手段をなす
補助アームAと、を備えている。
【0021】前記受け渡しステージ5は、前記主基板搬
送手段MAとの間でウエハWの受け渡しを行う検査用基
板載置部をなすものであり、主基板搬送手段MAがアク
セス可能な位置に配置されている。またこの受け渡しス
テージ5は、例えばウエハWを収納できる大きさの容器
51の上部に、前記主基板搬送手段MAの後述するアー
ム71と、前記補助アームAのアームA1が当該受け渡
しステージ5との間でウエハWの受け渡しを行う位置に
進出したときに、これらアーム71,A1と干渉しない
位置に形成された複数個例えば3個の突部51aを備え
て構成されている。
【0022】そしてこの受け渡しステージ5と主基板搬
送手段MA及び補助アームAとの間では、ウエハWを保
持したアーム71,A1が突部51aの上方側から下降
して突部51aにウエハWを受け渡し、またアーム7
1,A1が突部51a上のウエハWの下方側から上昇し
て当該突部51a上のウエハWをすくい取って受け取る
ようになっている。このため突部51aの高さは、突部
51aがウエハWを保持したときに、前記アーム71,
A1がこのウエハWの下側に進退できるように、アーム
71,A1の厚さよりも所定分大きくなっている。
【0023】この受け渡しステージ5の下方側つまり前
記容器51は、例えば所定枚数のウエハWを棚状に保持
するウエハ載置部50として構成されている。このウエ
ハ載置部50は基板載置部をなすものであり、主基板搬
送手段MAとの間でウエハWの受け渡しを行うために、
例えば主基板搬送手段MAによりアクセスできるよう
に、前記容器51の主基板搬送手段MAに対する面は開
口され、この内部にウエハWの周縁部を保持する棚部5
2が縦に所定間隔で形成されており、これによりウエハ
Wが縦に配列された状態で保持されるようになってい
る。
【0024】そしてこのウエハ載置部50と主基板搬送
手段MAとの間では、ウエハWを保持したアーム71が
棚部52の上方側から下降して棚部52にウエハWを受
け渡し、またアーム71が棚部52上のウエハWの下方
側から上昇して当該棚部52上のウエハWをすくい取っ
て受け取るようになっている。このため棚部52の大き
さ及び配列間隔は、前記アーム71との間でウエハWの
受け渡しを行う際に、当該アーム71と干渉しないよう
に設定されている。またウエハ載置部50の棚部52の
数は、検査処理に要する時間と塗布現像装置100にお
けるウエハWの搬送間隔に基づいて決定される。
【0025】前記検査装置40は、この例では複数個例
えば3個の検査部41(41A,41B,41C)を備
えており、これらは、補助アームAがアクセスできる位
置に設けられている。なお図3は図示の便宜上、受け渡
しステージ5と検査装置40との間でウエハWの受け渡
しが行われる様子をイメージで示している。
【0026】この例では、3つの検査部41として、例
えば現像線幅を検査する線幅検査装置41A、上層部の
レジストパターンと下地パターンの重なり具合を検査す
る重なり検査装置41B、レジスト膜の表面の傷(スク
ラッチ検出)や、レジスト液の塗布時に混入する異物の
有無(コメット検出)、現像ムラ、現像処理後の現像欠
陥等を検査する欠陥検査装置41Cが割り当てられてお
り、各検査部41A,41B,41Cには受け渡しステ
ージ50との間で補助アームAにより夫々ウエハWの搬
出入口42A,42B,42Cを介してウエハWの受け
渡しが行われるようになっている。
【0027】前記線幅検査装置41A,重なり検査装置
41B、欠陥検査装置41Cは、例えばCCDカメラに
よる撮像により前記所定の検査を行うものであり、これ
ら装置の一例について図5に基づいて説明すると、例え
ばウエハWの搬送口42を備えた筐体43と、この筐体
43内に設けられ、ウエハWを水平に支持してその向き
を調整できるように構成された回転載置台44と、この
回転載置台44上のウエハWの表面を撮像する、X,
Y,Z方向に移動自在なCCDカメラ45と、照明手段
46と、を備え、このCCDカメラ45で得られたウエ
ハWの画像を図示しないデータ処理部であるパーソナル
コンピュータ等にて解析することによって検査を行うよ
うに構成されている。なおCCDカメラ45は固定され
ていて、ウエハWの載置台44側がX,Y,Z方向に移
動できる構成であってもよい。
【0028】前記補助アームAは、例えば受け渡しステ
ージと各検査部41との間でウエハWの受け渡しを行う
ものであり、受け渡しアーム22と同様に、アームA1
が昇降自在、X,Y方向に移動自在、鉛直軸まわりに回
転自在に構成されている。
【0029】ここで検査ユニット4は、必ずしも処理ユ
ニットUの中に組み込む必要はなく、主基板搬送手段M
Aが受け渡しステージ5にアクセスできる位置であれ
ば、処理ステーションS2内のどこにレイアウトするよ
うにしてもよい。また検査ユニット4の構成は、受け渡
しステージ5を介して主基板搬送手段MAと検査部41
との間でウエハWを搬送する構成であればよく、検査部
41の数は3個以上或いは3個以下であってもよい。さ
らに検査部41の種類も上述の例に限らず、例えば膜厚
検査装置や、露光により生じるパターンの位置ズレを検
査するデフォーカス検査装置、ウエハに付着したパーテ
ィクル数を検出するパーティクル検査装置、ウエハの表
面から飛び出したレジスト液の溶剤がウエハに再付着し
ているか否かを検査するスプラッシュバック検査装置、
ウエハ表面の同一場所に同一の形状で現れる共通欠陥を
検出する共通欠陥検出装置、現像処理後のウエハに残る
レジスト残査を検出するスカム検出装置、クランプリン
グ検査装置、NO RESIST検査装置、NO DE
VLOP検査装置等を組み込むようにしてもよい。さら
にまた受け渡しステージ5のみならず各検査部41に対
しても主基板搬送手段MAによりウエハWの受け渡しを
行うようにしてもよい。
【0030】前記棚ユニットR1は、図6に示すよう
に、ウエハWを加熱する加熱部61と、ウエハWを冷却
する冷却部62、ウエハ表面を疎水化する疎水化部63
と、カセットステーションS1の受け渡しアーム22と
当該ステーションS2の主基板搬送手段MAとの間でウ
エハWの受け渡しを行うための受け渡し台を備えた受け
渡し部64と、ウエハWの位置合わせを行うアライメン
ト部65等とを縦に配列して構成されている。また棚ユ
ニットR2は、ウエハWを加熱し、次いで冷却する複数
のCHP装置66(Chilling Hot Plate Process S
tation)と、後述するインターフェイスステーションS
3の搬送アームと当該ステーションS2の主基板搬送手
段MAとの間でウエハWの受け渡しを行うための受け渡
し台を備えた受け渡し部67等とが縦に配列されてい
る。なお図6に示す割り当てはイメージを示す便宜上の
もので、この割り当てに拘束されるものではなく、例え
ば加熱部と冷却部とを別々の棚に分けるようにしてもよ
い。また例えばカセットステージ21から奥を見て左側
に、ガイドレールに沿ってスライド可能に構成された、
前記棚ユニットR1,R2と同様な棚ユニットを設ける
ようにしてもよい。
【0031】また現像ユニット31について例えば図7
に基づいて説明すると、33はカップであり、このカッ
プ33内に真空吸着機能を有する回転自在なスピンチャ
ック34が設けられている。このスピンチャック34は
昇降機構35により昇降自在に構成されており、カップ
33の上方側に位置しているときに、前記主基板搬送手
段MA1の後述するア−ム71との間でウエハWの受け
渡しが行われる。
【0032】このウエハWの受け渡しについては、ア−
ム71上のウエハWをカップ33の上方側にてスピンチ
ャック34がその下方側から相対的に上昇して受取り、
またその逆の動作によってスピンチャック34側からア
−ム71に受け渡される。36は処理液の吐出ノズル、
37は処理液供給管、38はノズルを水平移動させる支
持ア−ムである。
【0033】前記吐出ノズル36は、例えばウエハWの
直径方向に配列された多数の供給孔を備えるように構成
され、スピンチャック34上のウエハWの表面に吐出ノ
ズル36から現像液を吐出し、スピンチャック34を半
回転させることによりウエハW上に現像液の液盛りが行
われ、現像液の液膜が形成されるようになっている。
【0034】また塗布ユニット32は現像ユニット31
とほぼ同一の構成であるが、塗布ユニット32は吐出ノ
ズル36が例えばウエハWのほぼ中心付近に処理液を供
給するように構成され、スピンチャック34上のウエハ
Wの表面に吐出ノズル36から処理液であるレジスト液
を滴下し、スピンチャック34を回転させてレジスト液
をウエハW上に伸展させ塗布するようになっている。
【0035】前記主基板搬送手段MAは、例えば図8に
示すように、ウエハWを保持するための3枚のア−ム7
1と、このア−ム71を進退自在に支持する基台72
と、この基台72を昇降自在に支持する一対の案内レ−
ル73,74と、を備えており、これら案内レ−ル7
3,74を回転駆動部75により回転させることによ
り、進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在に構成
されている。
【0036】このように構成された処理ステーションS
2では、主基板搬送手段MAにより塗布ユニット31,
現像ユニット32,検査ユニット4の受け渡しステージ
5,棚ユニットRの各部に対してアクセスされるが、こ
のアクセスのタイミング及び塗布ユニット31や現像ユ
ニット32、検査ユニット4や棚ユニットRの各部での
処理の開始及び終了のタイミング等の一連の制御は、図
示しない制御部に格納されたプログラムにより実行され
る。
【0037】処理ステ−ションSのX方向の隣にはイン
タ−フェイスステ−ションS3が接続され、このインタ
−フェイスステ−ションS3の奥側には、レジスト膜が
形成されたウエハWに対して露光を行うための露光装置
200が接続されている。インタ−フェイスステ−ショ
ンS3は、処理ステ−ションS2と露光装置200との
間でウエハWの受け渡しを行うための搬送アーム76を
備えており、この搬送アーム76は、処理ステーション
S2の棚ユニットR2の受け渡し部67と露光装置20
0との間でウエハWの受け渡しを行うために、例えば昇
降自在、左右、前後に移動自在かつ鉛直軸まわりに回転
自在に構成されている。
【0038】続いて上述の装置にて実施される本発明方
法について、所定枚数毎、例えばカセットC毎に、カセ
ットCの1番目のウエハWに対して、現像処理後に所定
の検査を行なう場合であって、検査部ユニット4のスル
ープットが60枚/hであり、塗布現像装置100のス
ループットが150枚/hである場合を例にして説明す
る。
【0039】この例では特許請求の範囲でいう検査部の
処理時間は、検査ユニット4のスループット、基板処理
部からの基板の搬出間隔は、塗布現像装置100のスル
ープットに相当し、検査ユニット4のスループットが6
0枚/hということは、1枚のウエハWの検査処理に要
する時間が60秒であり、塗布現像装置100のスルー
プットが150枚/hということは、塗布現像装置10
0のウエハWの搬送間隔が24秒ということである。
【0040】なおこの例では検査ユニット4のスループ
ットとは、受け渡しステージ5上のウエハWが線幅検査
装置41A,重なり検査装置41B,マクロ欠陥検査装
置41Cに順次搬送されて全ての処理を行ない、受け渡
しステージ5に戻されるまでの時間を想定して算出して
ある。
【0041】先ず塗布現像装置100におけるウエハW
の流れについて説明すると、処理前の例えば25枚のウ
エハWを収納したカセットCは、自動搬送ロボット(あ
るいは作業者)によりカセットステ−ジ21に搬入さ
れ、受け渡しア−ム22によりカセットC内からウエハ
Wが取り出されて、処理ステーションS2の棚ユニット
R1の受け渡し部64にカセットCの配列順序に従って
順次置かれる。
【0042】次いでこのウエハWは、処理ステーション
S2の主基板搬送手段MAに受け渡され、塗布ユニット
32に搬送され、ここでレジスト液が塗布された後、主
基板搬送手段MAから棚ユニットR2の受け渡し部67
及びインタ−フェイスステ−ションS3の搬送アーム7
6を経て露光装置200に搬送されて、露光が行われ
る。
【0043】なおレジスト液を塗布する前には、棚ユニ
ットRの各部において、疎水化処理、冷却処理が行わ
れ、レジスト液を塗布した後には、加熱処理及び冷却処
理が行われる。またレジストの種類によっては疎水化処
理の代わりに図には記載していないユニットにて反射防
止膜が塗布される。
【0044】露光後のウエハWは逆の経路で処理ステー
ションS2に搬送され、現像ユニット31にて現像処理
が行われる。なお現像処理の前後においても棚ユニット
RのCHP装置66や加熱部61,冷却部362にて、
加熱処理と冷却処理が行われる。
【0045】こうして現像処理されたウエハWの内、例
えばカセットCの1番目のウエハW1に対しては、主基
板搬送手段MAにより検査ユニット4の受け渡しステー
ジ5,補助アームAを介して検査装置40の各検査部4
1に順次搬送され、各部で所定の検査が行われる。この
例では、所定枚数毎に選ばれる検査用ウエハWは、カセ
ットC毎に1枚選ばれ、例えばカセットCに配列されて
いる順番の1番目のウエハWが検査用ウエハWとなる。
【0046】ここで本発明では、検査ユニット4におけ
るウエハWの搬送方法に特徴があり、続いてこの方法に
ついて説明する。カセットCの1番目の検査用ウエハW
1(検査用基板に相当する)は、図9(a)に示すよう
に、現像処理、加熱処理及び冷却処理が行われた後、主
基板搬送手段MAにより検査ユニット4の受け渡しステ
ージ5上に載置され、続いて図9(b)に示すように、補
助アームAにより各検査部41に順次搬送されて、線幅
検査装置41Aにて現像線幅,重なり検査装置41Bに
て上層部のレジストパターンと下地パターンとの重なり
具合,マクロ欠陥検査装置41Cにて現像ムラ、現像欠
陥の検査が順次行われる。
【0047】一方カセットCの2番目のウエハW2は、
ウエハW1の検査処理に要する時間が60秒であり、塗
布現像装置100のウエハWの搬送間隔が24秒である
ので、図9(c)に示すように、ウエハW1が検査を行っ
ている間、主基板搬送手段MAによりウエハ載置台50
に搬送される。さらにロットの3番目のウエハW3もウ
エハW1の検査が終了していないので、図9(c)に示す
ように、ウエハW1が検査を行っている間、主基板搬送
手段MAによりウエハ載置台50に搬送される。
【0048】ここで主基板搬送手段MAによりウエハ載
置台50に搬送されるウエハWの数は、検査ユニット4
の検査時間と塗布現像装置100のスループットによっ
て決定され、検査用ウエハW1が検査を行っている間
に、検査前までの所定の処理が終了し、検査ユニット4
の前工程から搬出されたウエハWは全て、カセットCに
配列されている順序でウエハ載置台50に搬送される。
【0049】こうして所定の検査が終了したウエハW1
は、図10(a)に示すように、補助アームAにより受け
渡しステージ5に搬送され、図10(b)に示すように主
基板搬送手段MAにより棚ユニットRの受け渡し部を介
してカセットステージ21に搬送され、検査結果が合格
であれば元のカセットC、不合格であれば不合格用のカ
セットC1に戻される。なおウエハWは元の同一のカセ
ットCに全て戻し、検査結果の情報はソフト側で持つよ
うにしてもよい。
【0050】また2番目のウエハW2及び3番目のウエ
ハW3は、4番目のウエハW4は1番目のウエハW1か
ら72秒遅れで搬送されるので、主基板搬送手段MAが
ウエハW1を搬送した後、ウエハW4の搬送の前に、図
10(c),(d)に示すように、主基板搬送手段MAを介し
て、カセットCに配列されている順序でウエハW1と同
じカセットに搬送される。そして4番目のウエハW4〜
から最後のウエハWまでは、現像処理、加熱処理及び冷
却処理を行った後、ウエハW1と同じカセットCにこの
順序で戻される。
【0051】この後検査合格のウエハWを含むカセット
Cは次工程に搬送され、検査不合格のウエハWを含むカ
セットC1は、例えば図示しない洗浄部に搬送されて、
ここでウエハW上のレジストが溶解除去され、塗布現像
装置100に搬入される前の状態に戻される。
【0052】このように本発明では、塗布現像装置10
0に検査ユニット4を組み込んでいるので、外部に検査
ユニットを設ける場合に比べて、ウエハWの搬送がな
く、他の塗布現像装置100にて処理されたウエハWの
検査を待機する必要もないので、スループットの向上を
図ることができる。
【0053】さらに塗布現像処理と検査処理を同じオペ
レータが監視することができ、検査結果をリアルタイム
で知ることができるので、例えば検査により何らかの欠
陥が認められたときに、速やかに原因の特定や、原因の
排除などの次のアクションを起こすことができる。
【0054】さらにまた本発明では、検査ユニット4を
処理ステーションS2内に組み込んでいるので、現像処
理後に検査を行う場合のみならず、レジスト液の塗布処
理後や露光処理後に所定の検査を行う場合であっても、
プロセスフローを変更することなく検査を行うことがで
きる。つまり現状の塗布現像装置では、ウエハWの搬送
フローが決まっており、露光前のウエハWは図中カセッ
トステーションS1から露光装置200までX方向の左
側から右側に搬送され、露光後のウエハWは逆の経路で
露光装置200からカセットステーションS1までX方
向の右側から左側に搬送される。
【0055】従って検査ユニット4を処理ステーション
S2内に備える場合には、レジスト液の塗布処理後に検
査を行う場合には、レジスト液の塗布処理→検査→イン
ターフェイスステーションS3→露光装置200の経路
でウエハWが搬送され、露光処理後に検査を行う場合に
は、露光装置200→インターフェイスステーションS
3→処理ステーションS2の検査→現像処理の経路でウ
エハWが搬送され、現像処理後に検査を行う場合には、
露光装置200→インターフェイスステーションS3→
処理ステーションS2内にて現像処理→検査の経路でウ
エハWが搬送され、ウエハWの搬送フローを逆行するこ
となく、何れの処理後にも所定の検査を行うことができ
る。
【0056】ここでレジスト液の塗布後の検査として
は、レジスト液の塗布ムラやレジスト液の膜厚の検査等
があり、これらの検査は、例えば上述の欠陥検査装置4
1Cや図示しない膜厚検査装置にて検査される。また露
光後の検査としては、露光装置にて生じるパターンの位
置ズレを検査するデフォーカス検査等の露光状態の検査
等があり、この検査は前記の各検査と同様にCCDカメ
ラによる撮像により行うことができる。
【0057】さらにまた本発明では、塗布現像装置10
0内で処理されたウエハWに対して抜き取り検査を行う
場合であって、検査ユニット4のスループットが塗布現
像装置100のスループットよりも低い場合であって
も、面倒な抜き取り検査用の搬送プログラムを用意する
ことなく、ウエハWをカセットCから搬出された順番で
カセットCに戻すことができる。
【0058】つまり検査ユニット4に、検査処理用のウ
エハW1の受け渡しステージ5と、検査を行わないウエ
ハWを収納するウエハ載置部50とを別個に設け、検査
処理用のウエハW1が検査部41にて検査を行っている
間に、塗布現像装置100のウエハWの搬送間隔に応じ
て検査部の前工程から主基板搬送手段MAにより搬出さ
れるウエハW、つまり検査用ウエハW1の2番目のウエ
ハW2等や3番目のウエハW3をウエハW載置部50に
搬送し、ここで検査用ウエハW1の検査終了を待機さ
せ、検査用ウエハW1の検査が終わって当該ウエハW1
を検査ユニット4から搬出してから、これら待機してい
たウエハWを検査ユニット4から搬出するようにしてい
るので、カセットC内の順番を崩さずに検査ユニット4
からウエハWを搬出することができ、これによりカセッ
トC内に元の順番でウエハWを戻すことができる。
【0059】ここで上述の例のように、抜き取り検査が
行われる検査用ウエハWは、処理されたウエハWの内、
例えば3枚以上毎に選ばれるものであり、1個のカセッ
トC毎に1枚選ぶようにしてもよいし、1個のカセット
C毎に複数枚選ぶようにしてもよい。また複数個のカセ
ットC毎に1枚選ぶようにしてもよい。
【0060】続いて本発明の他の実施の形態について図
11に基づいて説明する。この例は、検査装置40,受
け渡しステージ5,補助アームAを備えた検査ブロック
8をカセットステーションS1にカセットステージ21
のカセット22の配列方向(図11中Y方向)に隣接し
て設けた構成であり、これら検査装置40,受け渡しス
テージ5,補助アームAは上述の実施の形態と同様に形
成されている。また処理ステーションS2には、例えば
2個の現像装置31と2個の塗布ユニット32とが2段
に亘って設けられている。その他の構成は上述の実施の
形態と同様である。
【0061】この例では、受け渡しステージ5に対して
はカセットステーションS1の受け渡しアーム22がア
クセスし、処理ステーションS2内にて例えば現像処理
されたウエハWがカセットステーションS1の受け渡し
アーム22を介して受け渡しステージ5に搬送され、次
いで補助アームAにより検査装置40の各検査部41に
搬送されて所定の検査が行われる。また検査を行わない
ウエハWに対しては、受け渡しアーム22により受け渡
しステージ5の下方側に設けられたウエハ載置部50に
載置される。
【0062】このような構成においても、塗布現像装置
100内で処理されたウエハWに対して抜き取り検査を
行う場合であって、検査ブロック8のスループットが塗
布現像装置100のスループットよりも低い場合であっ
ても、面倒な抜き取り検査用の搬送プログラムを用意す
ることなく、ウエハWをカセットCから搬出された順番
でカセットCに戻すことができる。
【0063】以上において本発明は、現像処理後に現像
処理の処理状態を検査する場合のみならず、レジスト塗
布後にレジスト処理の処理状態を検査する場合や、露光
後に露光処理の処理状態を検査する場合にも適用でき
る。
【0064】また本発明の構成としては、受け渡しステ
ージ5とウエハ載置部50とを別個に設けるようにして
もよいし、ウエハ載置部50の二つの面を開口して主基
板搬送手段MAとは別の開口面から補助アームAがアク
セスできるようにし、ウエハ載置部50の一部例えば最
上棚あるいは最下棚を受け渡しステージ5として利用す
るようにしてもよく、受け渡しステージ5に搬入用のス
テージと搬出用のステージを別個に備えるようにしても
よい。なおウエハ載置部50の構成は、ウエハWを載置
できる構成であればよく、例えば受け渡しステージ5と
同じように構成してもよい。
【0065】さらに図2と同様に構成された検査ユニッ
ト4をインターフェイスステーションS3に設けるよう
にしてもよく、この場合には搬送アーム76により受け
渡しステージ5及びウエハ載置部50にウエハWが受け
渡される。さらにまた図11と同様に構成された検査ブ
ロック8を処理ステーションS2とインターフェイスス
テーションS3との間に設けるようにしてもよい。
【0066】さらに本発明は、処理されたウエハWに対
して抜き取り検査を行う場合であって、検査ユニット4
のスループットが塗布現像装置100のスループットよ
り高い場合であっても適用でき、この場合にはウエハ載
置部50へのウエハWの搬送を行なう必要がない。さら
に処理されたウエハWの全数について検査をする場合に
は、検査を待機するウエハWをウエハ載置部50に搬送
するようにしてもよく、この場合には主基板搬送手段M
Aにより例えば受け渡しステージ5とウエハ載置部50
との間でウエハWの受け渡しが行われる。
【0067】この際検査部としては、線幅検査装置や重
なり検査装置、欠陥検査装置の他、パーティクルカウン
ター、EBR幅測定、WEE幅測定、塗布ムラ、現像ム
ラ、未塗布箇所、未現像箇所、線幅測定、露光フォーカ
スずれ等の検査を行う装置を備えるようにしてもよい。
【0068】さらにまた処理ユニットUに割り当てられ
る基板処理部としては塗布ユニット32や現像ユニット
31以外に例えば反射防止膜形成ユニット等であっても
よく、これらの数も自由に設定できる。
【0069】さらに上述の例のようにウエハ表面に疎水
化処理を行う代わりに、反射防止膜を形成するようにし
てもよいし、基板としてはウエハに限らず、液晶ディス
プレイ用のガラス基板であってもよい。
【0070】
【発明の効果】本発明は、検査部を基板処理装置に設け
ることにより、基板処理から検査に亘る作業時間の短縮
とを図り、スループットを向上させることができる。ま
た他の発明では、処理された基板に対して抜き取り検査
を行う場合に、面倒な搬送プログラムを用意することな
く、検査後も基板カセットに配列されている順序で搬送
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る塗布現像装置を示す
概観図である。
【図2】前記塗布現像装置を示す概略平面図である。
【図3】前記塗布現像装置の検査ユニットを示す斜視図
である。
【図4】前記検査ユニットを示す断面図である。
【図5】検査部の一例を示す断面図である。
【図6】棚ユニットと処理ユニットの一例を示す斜視図
である。
【図7】塗布ユニットを示す断面図である。
【図8】主基板搬送手段を示す斜視図である。
【図9】前記塗布現像装置で実施される本発明方法を説
明するための工程図である。
【図10】前記塗布現像装置で実施される本発明方法を
説明するための工程図である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係る塗布現像装置
を示す概略平面図である。
【図12】従来の塗布、現像装置を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ S1 カセットステ−ション S2 処理ステーション S3 インタ−フェイスステ−ション MA 主基板搬送手段 A 補助アーム 100 塗布現像装置 200 露光装置 31 塗布ユニット 32 現像ユニット 4 検査ユニット 41 検査部 5 受け渡しステージ 50 ウエハ載置部 8 塗布ブロック
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/66 H01L 21/30 502J 562 (72)発明者 富田 浩 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 Fターム(参考) 2H025 AB13 AB16 EA04 4M106 AA01 BA10 CA39 CA41 DB04 DB19 DH44 DH45 DJ03 DJ06 DJ20 5F031 CA02 CA05 DA01 FA01 FA02 FA07 FA12 FA15 GA02 GA03 GA47 GA48 GA49 MA02 MA03 MA24 MA26 MA33 PA02 5F046 AA28 CD01 CD05 JA21 LA18

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基板を収納した基板カセットを載
    置する載置部と、この載置部に載置された基板カセット
    に対して基板の受け渡しをする受け渡し手段と、を含む
    カセットステ−ションと、 前記カセットステーションに隣接して設けられ、基板に
    対して処理液を塗布する基板処理部と、この基板処理部
    に対して前記基板カセットの配列の順序に従って基板の
    搬送を行うと共に、前記受け渡し手段との間で前記基板
    カセットの配列の順序に従って基板の受け渡しを行う主
    基板搬送手段と、を含む処理ステ−ションと、 前記基板に対して前記基板処理部の処理状態を検査する
    検査部と、 前記基板処理部にて処理され、前記検査部にて検査しよ
    うとする検査用基板を載置するための検査基板載置部
    と、 前記基板処理部にて処理され、前記検査用基板よりも基
    板カセットに配列されている順序が後ろの基板を、前記
    配列の順序で載置するための基板載置部と、 前記検査基板載置部と前記基板載置部に基板処理部にて
    処理された基板を搬送する基板搬送手段と、を含むこと
    を特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検査部と、前記検査基板載置部との
    間で基板の受け渡しを行うための補助基板搬送手段が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の基板処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記検査部と、前記検査基板載置部と、
    前記基板載置部と、は処理ステーションに設けられてお
    り、前記基板搬送手段は前記主基板搬送手段よりなり、
    この主基板搬送手段により前記検査基板載置部に対して
    前記基板載置部にて処理された検査用基板の受け渡しを
    行うことを特徴とする請求項1又は2記載の基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記検査部と、前記検査基板載置部と、
    前記基板載置部と、は、前記カセットステーションに隣
    接して設けられており、前記基板搬送手段は前記受け渡
    し手段よりなり、この受け渡し手段により前記検査基板
    載置部に対して前記基板載置部にて処理された検査用基
    板の受け渡しを行うことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検査部は、複数種類の検査を行うよ
    うに、複数上下に積まれて配置されていることを特徴と
    する請求項1ないし4の何れかに記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理ステーションの基板処理部の少
    なくとも一つは、レジスト液が塗布され、露光された基
    板に対して現像液を塗布して現像処理を行うものであ
    り、前記検査部の少なくとも一つは、基板に対して現像
    処理の処理状態を検査するものであることを特徴とする
    請求項1ないし5の何れかに記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理ステーションの基板処理部の少
    なくとも一つは、基板に対してレジスト液を塗布するも
    のであり、前記検査部の少なくとも一つは、基板に対し
    てレジスト液の塗布状態を検査するものであることを特
    徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の基板処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記検査部は、基板に形成されたレジス
    トパターンの線幅を測定するものであることを特徴とす
    る請求項6記載の基板処理装置。
  9. 【請求項9】 前記検査部は、基板に形成されたレジス
    トパターンと下地パターンとの重なり具合を検査するも
    のであることを特徴とする請求項6記載の基板処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記検査部は、基板に形成された塗布
    膜の表面状態を検査するものであることを特徴とする請
    求項6又は7記載の基板処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の基板を収納した基板カセットの
    基板を、基板カセットに配列されている順序で、基板に
    対して処理液を塗布する基板処理部に搬送し、この基板
    に対して、搬送された順序で処理を行なう工程と、 前記基板処理部にて処理された基板を当該基板処理部か
    ら搬出する工程と、 前記基板処理部から搬出された基板のうち、所定枚数毎
    に選ばれる検査用基板を検査部に搬送して、基板処理部
    の処理状態を検査する工程と、 検査部の処理時間が、基板処理部からの基板の搬出間隔
    よりも長い場合に、検査部における検査用基板の検査が
    終了するまで、基板処理部における基板処理が終了して
    この基板処理部から搬出された、前記検査用基板よりも
    基板カセットに配列されている順序が後ろの基板を、前
    記配列の順序で基板載置部に順次搬送し、この順序で載
    置する工程と、 前記検査部における検査が終了した検査用基板を検査部
    から搬出する工程と、 前記検査用基板を検査部から搬出した後、前記基板載置
    部に載置された基板を、基板カセットに配列されている
    順序で基板載置部から搬出する工程と、を含むことを特
    徴とする基板処理方法。
  12. 【請求項12】 前記基板処理部では、レジスト液が塗
    布され、露光された基板に対して現像液を塗布して現像
    処理を行ない、前記検査部では、基板に対して現像処理
    の処理状態が検査されることを特徴とする請求項11記
    載の基板処理方法。
  13. 【請求項13】 前記基板処理部では、基板に対してレ
    ジスト液を塗布する処理が行われ、前記検査部では、基
    板に対してレジスト液の塗布状態の検査が行われること
    を特徴とする請求項11記載の基板処理装置。
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