JP2002050557A - 判別方法及び処理装置 - Google Patents

判別方法及び処理装置

Info

Publication number
JP2002050557A
JP2002050557A JP2000230988A JP2000230988A JP2002050557A JP 2002050557 A JP2002050557 A JP 2002050557A JP 2000230988 A JP2000230988 A JP 2000230988A JP 2000230988 A JP2000230988 A JP 2000230988A JP 2002050557 A JP2002050557 A JP 2002050557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
hot plate
substrate
wafer
predetermined position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000230988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3581303B2 (ja
Inventor
Yuichi Nishijima
雄一 西島
Koji Okamura
幸治 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2000230988A priority Critical patent/JP3581303B2/ja
Priority to KR1020010045079A priority patent/KR100881707B1/ko
Priority to US09/916,503 priority patent/US6568847B2/en
Publication of JP2002050557A publication Critical patent/JP2002050557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3581303B2 publication Critical patent/JP3581303B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N25/00Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
    • G01N25/18Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating thermal conductivity

Landscapes

  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハの不良の発生を最小限に抑えるため
に,ウェハが熱板上に正確に載置されているか否かをよ
り迅速かつ正確に判断する。 【解決手段】 熱板63上にウェハWが載置された際に
熱板温度が低下する現象を利用する。熱板63にその温
度低下をモニタリングする温度センサ73を設ける。温
度センサ73からの測定結果を受信する不良検出部77
には,熱板温度の時間変化をグラフで現した場合の温度
曲線と設定温度とで囲まれた範囲の面積,すなわち温度
積算面積を算出し,その温度積算面積と予め設定してお
いたしきい値とを比較する機能が備えられる。しきい値
には,ウェハWが正確に載置された場合の温度積算面積
から求められた標準偏差が使用される。不良検出部77
は,熱板温度の低下が小さく,温度積算面積がしきい値
を越えた場合にウェハWが正確に載置されていないと判
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,判別方法及び処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造におけるフォトリ
ソグラフィー工程においては,半導体ウエハ(以下,
「ウエハ」)の表面にレジスト液を塗布した後の加熱処
理(プリベーキング)や,パターンの露光を行った後の
加熱処理(ポストエクスポージャーベーキング)等,種
々の加熱処理が行われている。
【0003】前記加熱処理は,通常加熱処理装置によっ
て行われる。図12に示すように,この加熱処理装置1
00には,ウェハWを所定の位置に載置して加熱するた
めの厚みのある円盤状の熱板101が設けられている。
熱板101上の前記載置位置には,ウェハWを支持する
ための支持ピン102が設けられており,ウェハWを載
置した際にウェハWと熱板101とが直接接触すること
を防止している。また,熱板101下方には,ウェハW
を熱板101上に載置する際にウェハWを昇降させるた
めの昇降ピン103が熱板101を貫通するようにして
設けられている。
【0004】また,ウェハWは,ウェハW面内において
均一に加熱される必要があるので,ウェハWが熱板10
1上に載置される際には,ウェハWは所定位置に水平に
載置されることが重要である。そこで,通常は,ウェハ
Wの載置位置に向けて傾斜面104を有する複数のガイ
ド部材105が,熱板101上にウェハWの前記載置位
置を取り囲むようにして設けられている。かかる構成か
ら,ウェハWが加熱される際には,他の処理装置から搬
送されたウェハWが,予め熱板101上に突出して待機
していた昇降ピン103上に支持され,その昇降ピン1
03が下降されると共にウェハWも下降され,熱板10
1上の支持ピン102に載置される。また,ウェハWが
載置される際に,ウェハWが多少所定の載置位置からず
れて載置された場合には,図13に示すように,上述し
たガイド部材105の傾斜部104によって正確な位置
に導かれるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,ウェハ
Wの載置位置が大幅にずれて,例えばウェハWがガイド
部材105上に乗り上げて載置された場合には,その状
態でウェハWの加熱処理が行われてしまい,製品不良が
発生する。そして,このような不良の発生は,通常,後
に行われる検出工程で発見される。しかし,前記不良は
連続的に発生する場合が多いため,前記検出工程で不良
の発生が検出されたときには,既に多量の不良製品が製
造されている場合が多く,被害が大きくなる前のより早
い段階で前記不良の発生を検出することが望まれてい
る。
【0006】ところで,前記熱板101にウェハWが載
置されると,温度の低いウェハWによって熱が奪われ,
熱板温度が一旦低下することが確認されている。そし
て,ウェハWの載置が正確に行われず,例えばウェハW
が斜めに載置されたような場合には,熱板101とウェ
ハWとの距離が離れて,熱の伝導が抑えられるため,前
記温度低下が小さくなる。そこで,このような,ウェハ
Wが載置された際の熱板の温度低下の変化を利用して,
ウェハWの載置の適否を検出することが提案される。し
かし,その際に,例えば熱板温度が低下した際の最低温
度を基準にウェハの載置の適否を判断する場合には,そ
の最低温度のばらつきが大きくなってしまう。従って,
その信頼性の向上が望まれるところである。
【0007】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
であり,ウェハの不良の発生を最小限に抑えるために,
ウェハ等の基板が熱板上に正確に載置されていないこと
を迅速かつ正確に判断するための判断方法と,その判断
方法の実施可能な処理装置とを提供することをその目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば,熱板を所定温度に設定し,その熱板上の所定の位置
に基板を載置して加熱処理又は冷却処理するときに,前
記基板が前記所定位置に正確に載置されているかどうか
を判別する方法あって,前記熱板に基板を載置した後
に,少なくとも熱板温度の変化する第1の時間から第2
の時間までの熱板の温度を測定する工程と,その測定さ
れた時系列的に変化する温度曲線と,前記熱板の設定温
度とで囲まれた範囲で定まる温度積算面積Iを算出する
工程と,その算出された温度積算面積Iと,予め定めて
おいた温度積算面積のしきい値とを比較する工程とを有
することを特徴とする判別方法が提供される。
【0009】請求項1によれば,基板が加熱用の加熱熱
板に載置された後で,その加熱熱板の温度が低下する期
間又は基板が冷却用の冷却熱板に載置された後で,その
冷却熱板の温度が上昇する期間の温度を測定し,その測
定された時系列的な温度曲線と熱板の設定温度で囲まれ
る温度積算面積Iを算出する。そして,予め基板が正確
に載置された場合の温度積算面積を求めておき,その理
想的な温度積算面積の許容値であるしきい値と,前記温
度積算面積Iとを比較する。こうすることによって,測
定され,算出された温度積算面積Iが,前記しきい値を
越えた場合には,基板が正確に載置されていないと判断
できる。したがって,基板が熱板上に正確に載置され,
基板が適切に加熱処理されたか否かをより早い段階で判
定することができる。また,その判断基準として,温度
積算面積Iを用いることによって,例えば単に熱板温度
の最低温度を基準にするよりも,他の要因による一瞬の
温度変動等に左右されず,より信頼性のある判別を行う
ことができる。
【0010】かかる請求項1の発明において,請求項2
のように前記温度積算面積のしきい値が,基板が前記所
定位置に正確に載置された場合の温度積算面積の標準偏
差に関するものであるようにしてもよい。このように,
予め基板が前記所定位置に正確に載置された場合の温度
積算面積のデータを採っておき,そのデータの例えば標
準偏差を前記しきい値とすることにより,予め採って置
かなくてはならない前記データが前記基板が正確に載置
された場合の温度積算面積のみで済む。すなわち,標準
偏差を使用しない場合には,基板が正確に載置された場
合のデータと基板が正確に載置されなかった場合のデー
タを採り,その両方のデータからしきい値を定める必要
があり,そのデータの採取に多くの時間と労力が費やさ
れることになる。したがって,本発明により,一種類の
データを採取するだけで済むため,作業員の作業時間と
労力が軽減できる。なお,標準偏差に関するものとは,
例えばNσ(Nは実数)であり,標準偏差σ,2σ,3
σ等が採用される。
【0011】請求項3の発明によれば,熱板上の所定の
位置に基板を載置して加熱処理又は冷却処理するときに
前記基板が前記所定位置に正確に載置されているかどう
かを判別する方法あって,前記熱板に基板を載置した後
に,少なくとも熱板温度の変化する第1の時間から第2
の時間までの熱板の温度を測定する工程と,その測定さ
れた温度と,予め定めておいた,基板が正確に載置され
た場合における熱板温度の標準偏差に関するしきい値と
を比較する工程とを有することを特徴とする判別方法が
提供される。なお,比較対象になる前記測定された温度
として,例えば,加熱処理の場合には,基板の載置によ
り熱板温度が最も低下したときの最低温度が提案され,
冷却処理の場合には,基板の載置により熱板温度が最も
上昇したときの最高温度が提案される。
【0012】このように,前記測定された温度,例えば
基板を加熱するときには,熱板温度の最低温度と前記基
板が正確に載置された場合の標準偏差に関するしきい値
とを比較することによっても,請求項2と同様に,予め
採取されるデータが一種類で済むため,その作業にかか
る時間と労力の削減が図られる。
【0013】また,請求項4の発明によれば,熱板上の
所定の位置に基板を載置して加熱処理又は冷却処理する
ときに前記基板が前記所定位置に正確に載置されている
かどうかを判別する方法あって,前記熱板に基板を載置
した後に,少なくとも熱板温度の変化する第1の時間か
ら第2の時間までの熱板の温度を測定する工程と,その
測定された温度の最大温度差と,予め定めておいた,基
板が正確に載置された場合における熱板温度の最大温度
差の標準偏差に関するしきい値とを比較する工程とを有
することを特徴とする判別方法が提供される。このよう
に,請求項3の前記測定された温度自体の代わりに,最
大温度差を判断基準としてもよい。この場合において
も,請求項3と同様に予め採取されるデータが一種類で
済むため,その作業にかかる時間と労力の削減が図られ
る。
【0014】以上の請求項1〜4の各判別方法におい
て,請求項5のように前記温度測定は,熱板上の複数の
位置で行われ,前記比較工程は,各測定位置毎に行われ
るようにしてもよい。このように,熱板上の複数の位置
で温度を測定することにより,より信頼性の高い,前記
基板が正確に載置されているか否かの判別を行うことが
できる。
【0015】また,以上の請求項1〜請求項5の発明に
おいて,請求項6のように前記熱板上には,基板が載置
される際に基板を案内する案内部材が前記所定位置を取
り囲むようにして設けられていてもよい。このように,
基板を前記所定位置に案内するための案内部材がある場
合には,基板が大幅にずれて載置されると,基板の一部
がこの案内部材の上に乗り上げてしまい,基板が斜めに
載置される。このような場合には,基板の載置による熱
板温度の低下又は上昇の異常が顕著に現れるため,上述
した請求項1〜5の発明を用いることの効果が大きい。
【0016】請求項7の発明によれば,基板を所定位置
に載置して,所定温度で加熱又は冷却する熱板を有する
処理装置において,前記熱板の温度を測定する温度セン
サと,前記温度センサによって測定された,前記熱板に
基板を載置した後であって熱板温度の変化する第1の時
間から第2の時間までの熱板温度の測定結果に基づい
て,その測定された時系列的に変化する温度曲線と,前
記熱板の設定温度とに囲まれた範囲で定まる温度積算面
積Iを算出し,その温度積算面積Iと予め定められてい
る温度積算面積のしきい値とを比較する演算処理手段と
を有することを特徴とする処理装置が提供される。
【0017】このように,熱板温度測定する温度センサ
と,温度積算面積Iを算出し,前記しきい値と比較する
演算処理手段とを有することにより,請求項1に記載し
た判別方法が好適に実施できる。したがって,基板が熱
板上に正確に載置され,基板が適切に処理されたか否か
をより早い段階で判定することができる。また,その判
断のデータとして,温度積算面積Iを用いることによっ
て,例えば単に熱板温度の最低温度を基準にするより
も,データのばらつきが抑制され,より信頼性のある判
断を行うことができる。
【0018】かかる請求項7の発明において,請求項8
のように前記温度センサが,熱板上に複数設けられてお
り,前記演算処理手段は,前記温度積算面積Iの算出
と,温度積算面積Iと前記しきい値との比較とを各温度
センサ毎の測定結果に基づいて行うように構成されてい
てもよい。このように,温度センサを複数設け,温度積
算面積Iの算出と,前記しきい値との比較とを各温度セ
ンサ毎の測定結果に基づいて行うことにより,請求項5
と同様に,前記基板が正確に載置されているか否かの判
別の信頼性が向上される。
【0019】請求項9の発明によれば,基板を所定位置
に載置して加熱又は冷却する熱板を有する処理装置にお
いて,前記熱板の温度を測定する温度センサと,前記温
度センサの測定温度と,予め定めておいた,基板が正確
に載置された場合の熱板温度の標準偏差に関するしきい
値とを比較する手段とを有することを特徴とする処理装
置が提供され,また,請求項10の発明によれば,基板
を所定位置に載置して加熱又は冷却する熱板を有する処
理装置において,前記熱板の温度を測定する温度センサ
と,前記温度センサの測定温度の最大温度差と,予め定
めておいた,基板が正確に載置された場合における熱板
温度の最大温度差の標準偏差に関するしきい値とを比較
する手段とを有することを特徴とする処理装置が提供さ
れる。
【0020】このように,請求項9によれば,処理装置
が熱板温度を測定する温度センサと,その測定温度と前
記しきい値とを比較する手段とを有するため,請求項3
に記載した判別方法を好適に実施することができる。ま
た,請求項10によれば,処理装置が前記温度センサ
と,その測定温度の最大温度差と予め定めておいた前記
熱板の最大温度差の前記しきい値とを比較する手段を有
するため,請求項4に記載の判別方法を好適に実施する
ことできる。したがって,基板載置の適否を判別するに
あたって予め採取しておくデータが一種類で済むため,
その作業にかかる時間と労力との軽減される。
【0021】かかる請求項9,10の発明において,請
求項11のように前記温度センサが,熱板上に複数設け
られており,前記比較手段は,前記比較を各温度センサ
毎の測定結果に基づいて行うように構成されていてもよ
い。このように,温度センサを複数設け,前記最大温度
差又はある測定温度と,予め定めておいた標準偏差に関
するしきい値との比較を温度センサ毎の測定結果に基づ
いて行うことにより,請求項5と同様に,前記基板が正
確に載置されているか否かの判別の信頼性が向上され
る。
【0022】また,かかる請求項7〜11の各処理装置
において,請求項12のように前記熱板上には,基板が
載置される際に基板を案内する案内部材が前記所定位置
を取り囲むようにして設けられるようにしてもよい。こ
のように,案内部材を設けることにより,基板が案内部
材上に載置されてしまい,基板が正確に載置されないこ
とが想定されるため,請求項6と同様に請求項1〜5の
判別方法を使用する効果が大きい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。本実施の形態にかかる処理装置は
加熱処理装置として実施される。図1は,前記加熱処理
装置を有する塗布現像処理システム1の平面図であり,
図2は,塗布現像処理システム1の正面図であり,図3
は,塗布現像処理システム1の背面図である。
【0024】塗布現像処理システム1は,図1に示すよ
うに,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部か
ら塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットス
テーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定
の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステ
ーション3と,この処理ステーション3に隣接して設け
られている図示しない露光装置との間でウェハWの受け
渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構
成を有している。
【0025】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台5上の所定の位置に,複数のカセット
CをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在とな
っている。そして,このカセット配列方向(X方向)と
カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z
方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送体7が
搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセッ
トCに対して選択的にアクセスできるようになってい
る。
【0026】ウェハ搬送体7は,ウェハWの位置合わせ
を行うアライメント機能を備えている。このウェハ搬送
体7は後述するように処理ステーション3側の第3の処
理装置群G3に属するエクステンション装置32に対し
てもアクセスできるように構成されている。
【0027】処理ステーション3では,その中心部に主
搬送装置13が設けられており,この主搬送装置13の
周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を
構成している。該塗布現像処理システム1においては,
4つの処理装置群G1,G2,G3,G4が配置されており,第
1及び第2の処理装置群G1,G2は現像処理システム1の
正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセットス
テーション2に隣接して配置され,第4の処理装置群G4
は,インターフェイス部4に隣接して配置されている。
さらにオプションとして破線で示した第5の処理装置群
G5を背面側に別途配置可能となっている。前記主搬送装
置13は,これらの処理装置群G1,G3,G4,G5
に配置されている後述する各種処理装置に対して,ウェ
ハWを搬入出可能である。なお,処理装置群の数や配置
は,ウェハWに施される処理の種類によって異なり,処
理装置群の数は,1以上であれば4つで無くてもよい。
【0028】第1の処理装置群G1では,例えば図2に示
すように,ウェハWにレジスト液を塗布するレジスト塗
布装置17と,露光後のウェハWを現像処理する現像処
理装置18とが下から順に2段に配置されている。処理
装置群G2の場合も同様に,レジスト塗布装置19と,現
像処理装置20とが下から順に2段に積み重ねられてい
る。
【0029】第3の処理装置群G3では,例えば図3に示
すように,ウェハWを冷却処理するクーリング装置3
0,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのア
ドヒージョン装置31,ウェハWを待機させるエクステ
ンション装置32,レジスト液中の溶剤を乾燥させるプ
リベーキング装置33,34及び現像処理後の加熱処理
を施すポストベーキング装置35,36等が下から順に
例えば7段に重ねられている。
【0030】第4の処理装置群G4では,例えばクーリン
グ装置40,載置したウェハWを自然冷却させるエクス
テンション・クーリング装置41,エクステンション装
置42,クーリング装置43,本実施の形態にかかる加
熱処理装置としてのポストエクスポージャーベーキング
装置(以下「PEB装置」とする)44,45,ポスト
ベーキング装置46,47等が下から順に例えば8段に
積み重ねられている。
【0031】インターフェイス部4の中央部にはウェハ
搬送体50が設けられている。このウェハ搬送体50は
X方向(図1中の上下方向),Z方向(垂直方向)の移
動とθ方向(Z軸を中心とする回転方向)の回転が自在
にできるように構成されており,第4の処理装置群G4に
属するエクステンション・クーリング装置41,エクス
テンション装置42,周辺露光装置51及び図示しない
露光装置に対してアクセスして,各々に対してウェハW
を搬送できるように構成されている。
【0032】次に上述したPEB装置44の構成につい
て説明する。図4に示すように,このPEB装置44
は,上側に位置して上下動自在な蓋体60と,下側に位
置して蓋体60と一体となって処理室Sを形成する熱板
収容部61とを有している。
【0033】蓋体60は,中心部に向かって次第に高く
なる略円錐状の形態を有し,頂上部には排気部60aが
設けられている。そして,処理室S内の雰囲気は排気部
60aから均一に排気されるようになっている。
【0034】一方,熱板収容部61には,中央の所定位
置にウェハWを載置して加熱する厚みのある円盤状の熱
板63が設けられている。
【0035】この熱板63上には,図5に示すようにウ
ェハWを所定位置Pに載置するための案内部材としての
ガイド部材65が設けられている。このガイド部材65
は,所定位置Pを取り囲むようにして複数箇所,例えば
4箇所に設けられている。また,ガイド部材65は,図
6に示すように,所定位置P側に傾斜部65aを有して
おり,ウェハWの端部が過ってこの傾斜部65a上に載
置された場合には,ウェハWがこの傾斜部65aを滑り
落ち,所定位置Pに載置されるようになっている。
【0036】また,熱板63上には,図4,図5に示す
ようにウェハWが載置された際にウェハWを支持する支
持ピン66が複数箇所に設けられており,ウェハWと熱
板63とが直接接触しないようになっている。
【0037】熱板63には,図4に示すようにヒータ制
御装置67によって制御されたヒータ68が内蔵されて
おり,熱板63は,このヒータ68から発熱した熱によ
って設定温度Tに加熱され,ウェハWを所定温度T
に加熱できるようになっている。
【0038】また,熱板63の所定位置Pであって,例
えば所定位置Pの外周部側の各所定位置には,図4,図
5に示すように熱板63の裏面から表面に向けて所定深
さの有底の穴70,71,72がそれぞれ等間隔になる
ように3箇所に設けられている。各穴70,71,72
の底部,すなわち熱板63の上面に最も近い部分には,
例えば熱電対である温度センサ73,74,75がそれ
ぞれ設けられており,熱板63の各所定位置の温度を随
時測定できるようになっている。これらの温度センサ7
3〜75による温度測定結果は,上述したヒータ制御装
置67と,演算処理手段としての不良検出部77に送ら
れ,ヒータ制御装置67では,それらの測定結果に基づ
いて熱板温度を所定温度になるようにヒータ68の調節
が行われ,不良検出部77では,測定結果に基づいて,
後述するウェハWが所定位置Pに正確に載置されたか否
かの判定,すなわち,ウェハWを不良製品とするか否か
の判定が行われるようになっている。
【0039】前記不良検出部77は,各温度センサ73
〜75の測定結果に基づいて,所定期間,例えば第1の
時間としてのウェハWが熱板63上に載置された時間S
から第2の時間としての熱板温度が設定温度Tに戻
った時間Sまでの熱板63の温度曲線T(s)と熱板
63の設定温度Tとで囲まれる面積(図7に示す斜線
部),いわゆる温度積算面積Iを算出する機能を有して
いる。なお,温度積算面積Iは,次式(1)で定まる値
に相当する。
【0040】
【数1】
【0041】不良検出部77は,予め各温度センサ73
〜75に対して定めておく温度積算面積の許容範囲の上
限値であるしきい値Hと下限値であるしきい値Lを記憶
する機能と,その記憶されているしきい値H,Lと測定
された温度積算面積Iとを比較する機能とを有してい
る。そして,不良検出部77では,温度積算面積Iがし
きい値H〜Lの間にある場合には,ウェハWが正確に載
置されていると判定され,温度積算面積Iがしきい値H
〜L外の値である場合には,ウェハWが正確に載置され
ていない,すなわちそのウェハWは不良製品であると判
定されることによって,不良製品の検出が行われるよう
になっている。ここで,前記しきい値は,例えばウェハ
Wが正確に載置された場合の多数の温度積算面積のデー
タを予め採取しておき,そのデータから求まる標準偏差
σに相当する温度積算面積をしきい値Hとし,−σに相
当する温度積算面積をしきい値Lとする。
【0042】さらに,不良検出部77は,不良製品と判
断したウェハWと他の良製品のウェハWとを区別するた
めに,不良製品のウェハWに対してマーキングを行うこ
とができるようになっている。具体的には,例えば予め
処理されるウェハWに番号を付しておき,ウェハWが不
良製品と判断された場合にそのウェハWの番号を記憶す
るようにする。なお,その他のマーキング方法として
は,実際にウェハWに対してマーキングを行うほか,ソ
フトウェア上で良品から区別できるように不良ウェハW
にマーキングするようにしても構わない。
【0043】一方,熱板63の下方には,ウェハWを搬
入出する際にウェハWを支持し,昇降させるための昇降
ピン80が設けられており,この昇降ピン80は,昇降
駆動機構81により上下に移動自在に構成されている。
また,熱板63の中央部付近には,熱板63を鉛直方向
に貫通する孔83が設けられており,昇降ピン80がこ
の孔83を貫通し,熱板63上に突出できるように構成
されている。
【0044】また,熱板収容部61は,図4に示すよう
に熱板63の外縁部を支持する支持部材85と,その支
持部材85を支持する支持台86を有している。支持部
材85には,熱板63の熱を外部に逃がさないように断
熱材が使用されている。また,支持台86は,上面が開
口した略筒状に形成されており,その上部に支持部材8
5を支持している。
【0045】さらに,熱板収容部61は,支持部材85
とその支持台86とを囲む略筒状のサポートリング87
を有している。このサポートリング87には,処理室S
内に向けて例えば,不活性ガスを噴出する吹き出し口8
7aが設けられており,処理室S内をパージすることが
できる。また,サポートリング87の外方には,熱板収
容部61の外周となる円筒状のケース88が設けられて
いる。
【0046】次に,以上のように構成されているPEB
装置44の作用について,塗布現像処理システム1で行
われるフォトリソグラフィー工程のプロセスと共に説明
する。
【0047】先ず,ウェハ搬送体7がカセットCから未
処理のウェハWを1枚取りだし,第3の処理装置群G3に
属するアドヒージョン装置31に搬入する。このアドヒ
ージョン装置31において,レジスト液との密着性を向
上させるHMDSなどの密着強化剤を塗布されたウェハW
は,主搬送装置13によって,クーリング装置30搬送
され,所定の温度に冷却される。その後,ウェハWは,
レジスト塗布装置17又19,プリベーキング装置34
又は35に順次搬送され,所定の処理が施される。その
後,ウェハWは,エクステンション・クーリング装置4
1に搬送される。
【0048】次いで,ウェハWはエクステンション・ク
ーリング装置41からウェハ搬送体50によって取り出
され,その後,周辺露光装置51を経て露光装置(図示
せず)に搬送される。露光処理の終了したウェハWは,
ウェハ搬送体50によりエクステンション装置42に搬
送された後,主搬送装置13に保持される。次いで,こ
のウェハWは,加熱処理が行われるPEB装置44又は
45に搬送される。
【0049】そして,加熱処理の終了したウェハWは,
主搬送装置13によりクーリング装置43,現像処理装
置18又は20,ポストベーキング装置35,クーリン
グ装置30と順次搬送され,各装置において所定の処理
が施される。その後,ウェハWは,エクステンション装
置32を介して,ウェハ搬送体7によってカセットCに
戻され,一連の所定の塗布現像処理が終了する。
【0050】上述したPEB装置44の作用について詳
しく説明する。先ず,ウェハWの加熱処理を開始する前
に,上述したようにウェハWが正確に所定位置Pに載置
された場合の各温度センサ73,74,75における温
度積算面積のデータを採取しておき,各温度センサ7
3,74,75毎に上述した温度積算面積の標準偏差σ
,σ,σを求める。そして,各温度センサ73,
74,75毎の各標準偏差σ,σ,σに相当する
温度積算面積の値をしきい値H,H,Hとし,−
σ,−σ,−σに相当する温度積算面積の値をし
きい値L,L,Lとして,不良検出部77に設定
する。また,熱板63は,ウェハWの加熱設定温度T
になるように加熱され,各温度センサ73,74,75
とヒータ制御装置67によってその設定温度Tが維持
される。
【0051】そして,加熱処理が開始されると,温度セ
ンサ73,74,75による熱板温度のモニタリングが
開始され,その測定結果が随時不良検出部77に送られ
る。次いで,蓋体60が図示しない駆動機構により上昇
され,前工程,すなわちパターンの露光処理が終了した
ウェハWが主搬送装置13によってPEB装置44内に
搬入される。そして,PEB装置44内に搬入されたウ
ェハWは,図8に示すように予め熱板63上方の所定の
位置で待機していた昇降ピン80上に支持される。
【0052】次いで,蓋体60が下降され,熱板収容部
63と一体となって処理室Sが形成される。このとき,
サポートリング87の吹き出し口87aから不活性ガス
の供給が開始される。この不活性ガスが処理室Sを通っ
て排気部60aから排気されることにより気流が発生
し,以後加熱処理が終了するまで,処理室S内の雰囲気
がパージされる。
【0053】その後,ウェハWは,昇降駆動機構85に
より昇降ピン84と共に下降され,通常は,図9に示す
ように,支持ピン66上であって熱板63の所定位置P
に載置される。そして,ウェハWが載置されると同時に
加熱処理が開始される。
【0054】このときの熱板63の温度曲線T(s)
は,図10に示したように,温度の低いウェハWによっ
て熱板63の熱が奪われるため,ウェハWが載置された
直後に一旦下降し,再びヒータ68の熱によって設定温
度Tに戻される。
【0055】以下,不良検出部77における測定データ
の処理について,温度センサ73から送られた前記測定
データを例にとって説明する。先ず,温度センサ73か
らの測定データを受信した不良検出部77では,前記温
度曲線T(s)と設定温度Tとで囲まれた範囲の温
度積算面積Iを算出する。
【0056】次いで,その温度積算面積Iと予め設定さ
れている温度積算面積のしきい値H ,Lとを比較す
る。その温度積算面積IがH〜Lの間にある場合に
は,ウェハWが熱板63上の所定位置Pに正確に載置さ
れたものと判定し,温度積算面積IがH〜Lの間に
無い場合には,ウェハWが所定位置Pに正確に載置され
なかったものとし,当該ウェハWが不良製品であると判
定する。なお,図9に示したようにウェハWが所定位置
Pに正確に載置された場合は,温度積算面積IがH
間にあり,ウェハWは不良製品であるとは判定され
ない。
【0057】一方,例えば,図11に示すようにウェハ
Wがガイド部材65に乗り上げるようにして載置されて
しまい,熱板63とウェハWの距離が通常よりも離れた
場合には,ウェハWが載置された後の熱板63の温度曲
線T(s)は,図10に示すようにウェハWが正確に
載置された場合(温度曲線T(s))に比べて,ウェ
ハWによる熱板温度の低下が小さくなる。したがって,
このような場合には,温度積算面積Iが小さくなり,し
きい値Lよりも小さい場合には,そのウェハWは不良製
品と判定される。
【0058】なお,他の温度センサ74,75からの測
定データも同様にして処理され,各温度センサ74,7
5の各データに基づいて,ウェハWの不良製品が検出さ
れる。したがって,温度センサ73,74,75の置か
れた全ての所定位置に置いて,ウェハが正確に載置され
ていないと,ウェハWが不良製品と判断される。
【0059】次に,ウェハWが不良製品と判断された場
合には,そのウェハWが不良製品であることを示すマー
キングが行われる。そして,不良製品であるか否かに関
わらず,そのまま所定時間の加熱処理が続行される。所
定の加熱時間が経過すると,ウェハWは,昇降ピン80
により再び上昇され,熱板63による加熱が終了する。
次いで,蓋体60が再び上昇され,処理室Sが開放され
る。そして,ウェハWが昇降ピン80から主搬送装置1
3に受け渡され,PEB装置44内から搬出されて一連
の加熱処理が終了する。
【0060】そして,上述したように一連の塗布現像処
理が終了した後,マーキングされているウェハWを他の
ウェハWと区別し,良製品の中から不良製品を取り除く
ようにする。
【0061】以上の実施の形態によれば,ウェハWが載
置された直後の熱板温度の変化に着目してウェハWが正
確に載置されたか否かを判断し,ウェハWの不良製品の
検出を可能にしたため,従来に比べてより迅速に当該検
出を行うことができる。
【0062】また,各温度センサ73,74,75によ
って測定された,ウェハWが熱板63上に載置された後
の温度曲線T(s)と設定温度Tとで囲まれた範囲で
定まる温度積算面積Iを算出し,その温度積算面積Iと
予め定めておいたしきい値H及びLとを比較するように
したため,例えば熱板温度の最低温度を基準に比較した
ときに比べて,データのばらつきが抑制され,より信頼
性のある判断を行うことができる。
【0063】さらに,しきい値H及びLを標準偏差に関
するものとしたため,しきい値H及びLを求める際に必
要となるデータが,一種類,すなわちウェハWが正確に
所定位置Pに載置された場合のみの温度積算面積のデー
タを採取すればよく,ウェハWが正確に載置された場合
とされない場合の両方のデータを採取する必要がない。
【0064】以上の実施の形態では,ウェハWが正確に
載置されたか否かを温度積算面積Iを基準に判定し,ま
たその時のしきい値は標準偏差に関するものとしたが,
当然に,温度積算面積Iを基準に判定し,しきい値に標
準偏差を使用しなくてもよいし,また,温度積算面積I
を基準とせず,しきい値に標準偏差を使用するようにし
てもよい。
【0065】前者の場合,例えばウェハWが正確に載置
された場合と,所定位置Pからずれて載置された場合と
の両方の温度積算面積のデータを採取し,その境界線を
しきい値として使用することが提案される。この場合に
おいても,温度積算面積を基準にしているため,より信
頼性のある判定を行うことができる。
【0066】また,後者の場合は,温度積算面積Iの代
わりに,測定された熱板温度の値をそのまま基準として
使用することが提案される。このよう場合,例えば熱板
温度が低下する際の最低温度T(図7中に示す)と,
予め採取しておいた,ウェハWが正確に載置された場合
の熱板の最低温度から定められたしきい値としての標準
偏差σとを比較し,T<−σ,σ<Tの場合
には,ウェハWが正確に載置されていないと判断し,そ
の時処理されたウェハWが不良製品であると認定され
る。このような場合においても,しきい値として標準偏
差が使用されているため,しきい値を定める際のデータ
収集が容易になり,その作業時間と作業労力の軽減が図
られる。
【0067】また,最低温度Tの代わりに,熱板設定
温度Tと熱板63が最も低下したときの最低温度T
との差である最大温度差T(図7中に示す)を用いて
もよい。この場合においても,最低温度Tを用いたと
きと同様に,予め定めておいたしきい値である標準偏差
と比較することによって,ウェハWの載置の適否が判断
されるため,しきい値を求める際の時間や労力の軽減が
図られる。
【0068】さらに,上記の実施の形態においては,三
箇所で熱板温度を測定していたが,三箇所に限らず一箇
所でもよく,3箇所以外の複数箇所であってもよい。ま
た,各温度測定位置毎にしきい値を設定したが,全ての
温度測定位置に共通する一のしきい値を設定し,それを
基準にウェハWの載置の適否を判断するようにしてもよ
い。
【0069】上述した実施の形態では,ウェハWが不良
と判定された後の処置として,加熱処理を続行し,ウェ
ハWにマーキングするようにしたが,例えば不良検出部
77と警告を発するためのスピーカや作業員の指示を入
力するための入力部とを接続しておき,ウェハWが不良
製品と判定された場合には,警報を鳴らし,そして,作
業員は,その警告に対する処置を入力部を通じてPEB
装置44に指示するようにしてもよい。その作業員の指
示は,加熱処理を中断させてもよいし,続行させてもよ
い。また,ウェハWが不良製品と判断された時点で,即
座に加熱処理を中断するようにしてもよい。
【0070】また,ウェハWが正確に載置されない場合
の多くは,主搬送装置13と昇降ピン80との位置ずれ
によるものであるため,ウェハWが不良製品であると判
定された場合には,主搬送装置13の位置を修正するよ
うにしてもよい。
【0071】以上の実施の形態にかかる処理装置は,P
EB装置44又は45についてであったが,他の加熱処
理装置,例えばプリベーク装置33又は34,ポストベ
ーク装置46又は47においても応用できる。
【0072】また,ウェハWを載置して冷却する熱板を
有する冷却処理装置においても応用できる。冷却処理装
置の場合には,載置されるウェハWが熱板温度よりも高
温であるため,ウェハWが熱板上に載置された際には,
熱板温度が一旦上昇し,その後,熱板の設定温度に戻さ
れる。そして,ウェハWが所定位置に正確に載置されな
い場合には,その上昇温度が小さくなる。したがって,
その上昇温度の相異を利用して,上述した加熱処理装置
の場合と同様に,温度積算面積I等を用いてウェハWが
熱板上に正確に載置されたか否かを判定することができ
る。
【0073】また,以上で説明した実施の形態は,半導
体ウェハデバイス製造プロセスのフォトリソグラフィー
工程におけるウェハWの処理装置についてであったが,
本発明は半導体ウェハ以外の基板例えばLCD基板の処
理装置においても応用できる。
【0074】
【発明の効果】請求項1〜12の発明によれば,基板が
熱板上に載置された際の熱板の温度変化に基づいて,基
板が熱板上に正確に載置され,基板が適切に加熱処理さ
れたか否かを判断するため,より早い段階で基板の不良
を検出することができる。したがって,検出されるまで
の間に多量の不良基板が製造されることを防止し,歩留
まりの向上が図られる。
【0075】特に,請求項1,2,7,8によれば,温
度積算面積Iを基準に基板が所定位置に載置されたか否
かを判別するため,熱板温度をそのまま基準にするより
も,ばらつきが少なく,より信頼性のある判別を行うこ
とができる。
【0076】さらに,請求項2,3,4,8,9,10
によれば,しきい値として標準偏差に関するものを使用
するため,予め採取すべきデータが一種類,すなわち基
板が正確に載置された場合のデータのみで済み,その作
業時間や労力の軽減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるPEB装置を有す
る塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図であ
る。
【図2】図1の塗布現像処理システムの正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの背面図である。
【図4】本実施の形態にかかるPEB装置の縦断面の説
明図である。
【図5】図4のPEB装置の熱板の平面図である。
【図6】図5の熱板上のガイド部材を示す縦断面の説明
図である。
【図7】ウェハが熱板上に載置された際の熱板温度の温
度曲線と設定温度とで定まる温度積算面積を示す説明図
である。
【図8】ウェハが昇降ピン上に支持された状態を示す説
明図である。
【図9】ウェハが所定位置に載置された状態を示す説明
図である。
【図10】ウェハが所定位置に載置された場合とされな
かった場合の熱板温度の温度曲線を現すグラフである。
【図11】ウェハがガイド部材に乗り上げて載置された
場合の状態を示す説明図である。
【図12】一般的な熱板の構成を模式的に示した縦断面
の説明図である。
【図13】ウェハがガイド部材の傾斜面に載置された場
合の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 44 PEB装置 63 熱板 65 ガイド部材 68 ヒータ 73,74,75 温度センサ 77 不良検出部 S 処理室 W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA03 BB15 CC07 DD08 DD25 GG01 GG16 GG31 GG52 GG56 GG74 HH30 JJ02 JJ19 KK08 MM04 MM17 NN13 NN25 QQ05 5F046 KA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱板を所定温度に設定し,その熱板上の
    所定の位置に基板を載置して加熱処理又は冷却処理する
    ときに,前記基板が前記所定位置に正確に載置されてい
    るかどうかを判別する方法あって,前記熱板に基板を載
    置した後に,少なくとも熱板温度の変化する第1の時間
    から第2の時間までの熱板の温度を測定する工程と,そ
    の測定された時系列的に変化する温度曲線と,前記熱板
    の設定温度とで囲まれた範囲で定まる温度積算面積Iを
    算出する工程と,その算出された温度積算面積Iと,予
    め定めておいた温度積算面積のしきい値とを比較する工
    程とを有することを特徴とする,判別方法。
  2. 【請求項2】 前記温度積算面積のしきい値は,基板が
    前記所定位置に正確に載置された場合の温度積算面積の
    標準偏差に関するものであることを特徴とする,請求項
    1に記載の判別方法。
  3. 【請求項3】 熱板上の所定の位置に基板を載置して加
    熱処理又は冷却処理するときに前記基板が前記所定位置
    に正確に載置されているかどうかを判別する方法あっ
    て,前記熱板に基板を載置した後に,少なくとも熱板温
    度の変化する第1の時間から第2の時間までの熱板の温
    度を測定する工程と,その測定された温度と,予め定め
    ておいた,基板が正確に載置された場合における熱板温
    度の標準偏差に関するしきい値とを比較する工程とを有
    することを特徴とする,判別方法。
  4. 【請求項4】 熱板上の所定の位置に基板を載置して加
    熱処理又は冷却処理するときに前記基板が前記所定位置
    に正確に載置されているかどうかを判別する方法あっ
    て,前記熱板に基板を載置した後に,少なくとも熱板温
    度の変化する第1の時間から第2の時間までの熱板の温
    度を測定する工程と,その測定された温度の最大温度差
    と,予め定めておいた,基板が正確に載置された場合に
    おける熱板温度の最大温度差の標準偏差に関するしきい
    値とを比較する工程とを有することを特徴とする,判別
    方法。
  5. 【請求項5】 前記温度測定は熱板上の複数の位置で行
    われ,前記比較工程は各測定位置毎に行われることを特
    徴とする,請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の
    判別方法。
  6. 【請求項6】 前記熱板上には,基板が載置される際に
    基板を案内する案内部材が前記所定位置を取り囲むよう
    にして設けられていることを特徴とする,請求項1,
    2,3,4又は5のいずれかに記載の判別方法。
  7. 【請求項7】 基板を所定位置に載置して,所定温度で
    加熱又は冷却する熱板を有する処理装置において,前記
    熱板の温度を測定する温度センサと,前記温度センサに
    よって測定された,前記熱板に基板を載置した後であっ
    て熱板温度の変化する第1の時間から第2の時間までの
    熱板温度の測定結果に基づいて,その測定された時系列
    的に変化する温度曲線と,前記熱板の設定温度とで囲ま
    れた範囲で定まる温度積算面積Iを算出し,その温度積
    算面積Iと予め定められている温度積算面積のしきい値
    とを比較する演算処理手段とを有することを特徴とす
    る,処理装置。
  8. 【請求項8】 前記温度センサは,熱板上に複数設けら
    れており,前記演算処理手段は,前記温度積算面積Iの
    算出と,温度積算面積Iと前記しきい値との前記比較と
    を,各温度センサ毎の測定結果に基づいて行うように構
    成されていることを特徴とする,請求項7に記載の処理
    装置。
  9. 【請求項9】 基板を所定位置に載置して加熱又は冷却
    する熱板を有する処理装置において,前記熱板の温度を
    測定する温度センサと,前記温度センサの測定温度と,
    予め定めておいた,基板が正確に載置された場合の熱板
    温度の標準偏差に関するしきい値とを比較する手段とを
    有することを特徴とする,処理装置。
  10. 【請求項10】 基板を所定位置に載置して加熱又は冷
    却する熱板を有する処理装置において,前記熱板の温度
    を測定する温度センサと,前記温度センサの測定温度の
    最大温度差と,予め定めておいた,基板が正確に載置さ
    れた場合における熱板温度の最大温度差の標準偏差に関
    するしきい値とを比較する手段とを有することを特徴と
    する,処理装置。
  11. 【請求項11】 前記温度センサは,熱板上に複数設け
    られており,前記比較手段は,前記比較を各温度センサ
    毎の測定結果に基づいて行うように構成されていること
    を特徴とする,請求項9又は10のいずれかに記載の処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記熱板上には,基板が載置される際
    に基板を案内する案内部材が前記所定位置を取り囲むよ
    うにして設けられていることを特徴とする,請求項7,
    8,9,10又は11のいずれかに記載の処理装置。
JP2000230988A 2000-07-31 2000-07-31 判別方法及び処理装置 Expired - Lifetime JP3581303B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000230988A JP3581303B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 判別方法及び処理装置
KR1020010045079A KR100881707B1 (ko) 2000-07-31 2001-07-26 판별방법 및 처리장치
US09/916,503 US6568847B2 (en) 2000-07-31 2001-07-30 Judging method and processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000230988A JP3581303B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 判別方法及び処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002050557A true JP2002050557A (ja) 2002-02-15
JP3581303B2 JP3581303B2 (ja) 2004-10-27

Family

ID=18723878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000230988A Expired - Lifetime JP3581303B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 判別方法及び処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6568847B2 (ja)
JP (1) JP3581303B2 (ja)
KR (1) KR100881707B1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006073602A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Omron Corp 熱処理の異常検出方法、異常検出装置、温度調節器およびプログラム
JP2006292535A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Omron Corp 距離推定装置、異常検出装置、温度調節器および熱処理装置
JP2006319093A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板熱処理装置
JP2007258441A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
JP2008097910A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Omron Corp 異常検出装置、異常検出方法、温度調節器および熱処理装置
US7815366B2 (en) 2004-11-12 2010-10-19 Tokyo Electron Limited Method of detecting extraneous matter on heat processing plate, heat processing apparatus, program, and computer-readable recording medium with program recorded thereon
JP2012151247A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Tokyo Electron Ltd 基板加熱装置、基板加熱方法及び記憶媒体
JP2016186962A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 東京エレクトロン株式会社 熱処理装置、熱処理における異常検出方法及び読み取り可能なコンピュータ記憶媒体
JP2018056205A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3671951B2 (ja) * 2002-10-08 2005-07-13 住友電気工業株式会社 測温装置及びそれを用いたセラミックスヒータ
JP4255267B2 (ja) * 2002-11-22 2009-04-15 富士機械製造株式会社 作業プログラム適否判定装置を含む対基板作業システムおよび作業プログラム適否判定プログラム
US20060130767A1 (en) 2004-12-22 2006-06-22 Applied Materials, Inc. Purged vacuum chuck with proximity pins
US7819079B2 (en) 2004-12-22 2010-10-26 Applied Materials, Inc. Cartesian cluster tool configuration for lithography type processes
US7699021B2 (en) 2004-12-22 2010-04-20 Sokudo Co., Ltd. Cluster tool substrate throughput optimization
US7651306B2 (en) 2004-12-22 2010-01-26 Applied Materials, Inc. Cartesian robot cluster tool architecture
US7798764B2 (en) 2005-12-22 2010-09-21 Applied Materials, Inc. Substrate processing sequence in a cartesian robot cluster tool
US7694688B2 (en) 2007-01-05 2010-04-13 Applied Materials, Inc. Wet clean system design
US7950407B2 (en) * 2007-02-07 2011-05-31 Applied Materials, Inc. Apparatus for rapid filling of a processing volume
JP4877075B2 (ja) * 2007-05-29 2012-02-15 東京エレクトロン株式会社 塗布、現像装置及び塗布、現像装置の運転方法並びに記憶媒体
US7854547B2 (en) * 2007-08-07 2010-12-21 International Business Machines Corporation Bidirectional and expandable heat flow measurement tool for units of air cooled electrical equipment
US8197124B2 (en) * 2009-02-05 2012-06-12 International Business Machines Corporation Heat flow measurement tool for a rack mounted assembly of electronic equipment
CN103474381B (zh) * 2013-09-22 2016-04-20 上海华力微电子有限公司 利用温度差异监测晶片在高温腔体的位置偏差的方法
CN104952752A (zh) * 2014-03-28 2015-09-30 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 晶圆位置倾斜的侦测方法
JP6382151B2 (ja) * 2014-09-25 2018-08-29 東京エレクトロン株式会社 基板熱処理装置、基板熱処理方法、記録媒体及び熱処理状態検知装置
CN105529280A (zh) * 2016-01-27 2016-04-27 武汉新芯集成电路制造有限公司 一种探测烘烤制程中晶圆位置是否倾斜的方法
JP2020035834A (ja) 2018-08-28 2020-03-05 キオクシア株式会社 加熱処理装置および加熱処理方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1272028B (it) * 1993-03-15 1997-06-10 Whirlpool Italia Dispositivo per rilevare la presenza di un contenitore per alimenti, quale una pentola, una pirofila o similare, su un piano di cottura in vetroceramica.
TW277139B (ja) * 1993-09-16 1996-06-01 Hitachi Seisakusyo Kk
KR0165350B1 (ko) * 1995-12-13 1999-02-18 김광호 반도체웨이퍼 공급장치
TW325148U (en) * 1997-01-23 1998-01-11 Taiwan Semiconductor Mfg Co Ltd Temperature processing device
US6075375A (en) * 1997-06-11 2000-06-13 Applied Materials, Inc. Apparatus for wafer detection
JPH118180A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Sony Corp ベーキング装置
DE19748088A1 (de) * 1997-10-30 1999-05-12 Wacker Siltronic Halbleitermat Verfahren und Vorrichtung zum Erkennen einer Fehllage einer Halbleiterscheibe
US5948986A (en) * 1997-12-26 1999-09-07 Applied Materials, Inc. Monitoring of wafer presence and position in semiconductor processing operations
JP3325833B2 (ja) * 1998-05-20 2002-09-17 東京エレクトロン株式会社 熱処理装置
US6403322B1 (en) * 2001-03-27 2002-06-11 Lam Research Corporation Acoustic detection of dechucking and apparatus therefor

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006073602A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Omron Corp 熱処理の異常検出方法、異常検出装置、温度調節器およびプログラム
US7815366B2 (en) 2004-11-12 2010-10-19 Tokyo Electron Limited Method of detecting extraneous matter on heat processing plate, heat processing apparatus, program, and computer-readable recording medium with program recorded thereon
JP2006292535A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Omron Corp 距離推定装置、異常検出装置、温度調節器および熱処理装置
JP2006319093A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板熱処理装置
JP4666473B2 (ja) * 2005-05-12 2011-04-06 大日本スクリーン製造株式会社 基板熱処理装置
JP2007258441A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
JP2008097910A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Omron Corp 異常検出装置、異常検出方法、温度調節器および熱処理装置
JP2012151247A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Tokyo Electron Ltd 基板加熱装置、基板加熱方法及び記憶媒体
JP2016186962A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 東京エレクトロン株式会社 熱処理装置、熱処理における異常検出方法及び読み取り可能なコンピュータ記憶媒体
JP2018056205A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20020011084A (ko) 2002-02-07
US20020027942A1 (en) 2002-03-07
KR100881707B1 (ko) 2009-02-06
US6568847B2 (en) 2003-05-27
JP3581303B2 (ja) 2004-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3581303B2 (ja) 判別方法及び処理装置
JP4509820B2 (ja) 熱処理板の温度設定方法,熱処理板の温度設定装置,プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US7815366B2 (en) Method of detecting extraneous matter on heat processing plate, heat processing apparatus, program, and computer-readable recording medium with program recorded thereon
US8874254B2 (en) Temperature setting method of heat processing plate, temperature setting apparatus of heat processing plate, program, and computer-readable recording medium recording program thereon
US6654668B1 (en) Processing apparatus, processing system, distinguishing method, and detecting method
TWI643246B (zh) Heat treatment device, abnormality detection method in heat treatment, and readable computer memory medium
JP3888620B2 (ja) 基板搬送装置における基板の受け渡し位置検知方法及びその教示装置
JP3577436B2 (ja) 処理装置、処理システム、判別方法及び検出方法
US7938587B2 (en) Substrate processing method, computer storage medium and substrate processing system
TW201716886A (zh) 基板處理裝置、基板處理方法及記憶媒體
JP2008270542A (ja) 熱処理板の温度設定方法、熱処理板の温度設定装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US8326559B2 (en) Substrate processing system, system inspecting method, system inspecting program and recording medium storing the program recorded therein
US7947926B2 (en) Heat treatment apparatus, heat treatment method, and recording medium recording program for practicing the method
US7128481B2 (en) Substrate processing apparatus for inspecting processing history data
JP2007088485A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP2009064934A (ja) 処理装置の異常検出方法、処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP3840387B2 (ja) 温度計測方法、温度計測装置及び基板処理装置
JP3878907B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP4920317B2 (ja) 基板の処理方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び基板の処理システム
JP4969304B2 (ja) 熱処理板の温度設定方法、熱処理板の温度設定装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP3782323B2 (ja) 不具合修正システム
JP3919939B2 (ja) 熱処理装置
JP2002353111A (ja) 熱処理板の温度制御方法及び熱処理装置
JP2003133399A (ja) ごみ除去システムおよび方法
JP2004304209A (ja) 基板処理方法及び基板処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040720

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3581303

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term