JP2003133399A - ごみ除去システムおよび方法 - Google Patents

ごみ除去システムおよび方法

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JP2003133399A
JP2003133399A JP2001331571A JP2001331571A JP2003133399A JP 2003133399 A JP2003133399 A JP 2003133399A JP 2001331571 A JP2001331571 A JP 2001331571A JP 2001331571 A JP2001331571 A JP 2001331571A JP 2003133399 A JP2003133399 A JP 2003133399A
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JP2001331571A
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Koji Okamura
幸治 岡村
Yuichi Nishijima
雄一 西島
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱処理や冷却処理の際のプレート上のごみ
を自動的に除去することができるごみ除去システムおよ
び方法を提供すること。 【解決手段】 基板を加熱するための加熱プレート51
上のごみを除去するごみ除去システムであって、加熱プ
レート51上に配置され、加熱プレート51上のごみを
除去するためのごみ除去部材71と、ごみ除去部材71
をプレート外の収納位置70と加熱プレート51上との
間で搬送する搬送装置22とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
基板を加熱または冷却するためのプレート上のごみを除
去するごみ除去システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスのフォトリソグラフィー
工程においては、半導体ウエハ(以下、単にウエハとい
う)にレジストを塗布し、これにより形成されたレジス
ト膜を所定の回路パターンに応じて露光し、この露光パ
ターンを現像処理することによりレジスト膜に回路パタ
ーンが形成されている。
【0003】このようなフォトリソグラフィー工程にお
いては、レジスト塗布後の加熱処理(プリベーク)、露
光後の加熱処理(ポストエクスポージャーベーク)、現
像後の加熱処理(ポストベーク)等、種々の加熱処理が
行われている。
【0004】これらの加熱処理は、通常、筐体内に加熱
プレートを配置して構成された加熱処理ユニットによっ
て行われており、この加熱プレートの表面にウエハを近
接または載置して、加熱プレートをヒーターにより加熱
することによってウエハを加熱処理する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、半導
体デバイスの微細化が益々進み、これにともなって、加
熱プレートにより高精度でウエハを加熱することが求め
られており、従来問題とならなかった微小なごみが加熱
プレート上に存在していてもウエハの加熱処理の際にプ
ロセス不良が生じてしまう。
【0006】このようなプロセス不良を防止するために
は、加熱プレート上のごみを検出することが求められる
が、ごみを検出できたとしてもごみの除去は作業者が行
わざるを得ず、その間装置を停止する必要があり、スル
ープットが低下してしまう。
【0007】また、ウエハの加熱処理の後に冷却処理ユ
ニットの冷却プレートによりウエハを所定温度にする際
にも、このようなごみの影響が生じる可能性がある。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、加熱処理や冷却処理の際のプレート上のごみ
を自動的に除去することができるごみ除去システムおよ
び方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点では、基板を加熱または冷却す
るためのプレート上のごみを除去するごみ除去システム
であって、前記プレート上に配置され、前記プレート上
のごみを除去するためのごみ除去部材と、前記ごみ除去
部材を前記プレート外の収納位置と前記プレート上との
間で搬送する搬送装置とを具備することを特徴とするご
み除去システムを提供する。
【0010】本発明の第2の観点では、基板を加熱また
は冷却するためのプレート上のごみを除去するごみ除去
システムであって、前記プレート上のごみを検出するご
み検出機構と、前記プレート上に配置され、前記プレー
ト上のごみを除去するためのごみ除去部材と、前記ごみ
除去部材を前記プレート外の収納位置と前記プレート上
との間で搬送する搬送装置と、前記ごみ検出機構により
所定のごみが検出された際に前記ごみ除去部材を前記プ
レート上に搬送させる制御手段とを具備することを特徴
とするごみ除去システムを提供する。
【0011】本発明の第3の観点では、基板を加熱また
は冷却するためのプレート上のごみを除去するごみ除去
方法であって、搬送装置により所定のタイミングでごみ
除去部材を前記プレート上に搬送して、前記プレート上
のごみを除去することを特徴とするごみ除去方法を提供
する。
【0012】本発明の第4の観点では、基板を加熱また
は冷却するためのプレート上のごみを除去するごみ除去
方法であって、前記プレート上のごみを検出する工程
と、所定のごみが検出された際に、搬送装置によりごみ
除去部材を前記プレート上に搬送して、前記プレート上
のごみを除去する工程とを有することを特徴とするごみ
除去方法を提供する。
【0013】本発明によれば、所定のタイミングでまた
は検出機構がプレート上のごみを検出した時点で、搬送
装置により基板の加熱または冷却を行うプレート上にご
み除去部材を搬送してプレート上のごみを除去するの
で、作業者の手によらずに自動的にプレート上のごみを
除去することができる。
【0014】上記第1の観点において、前記ごみ除去部
材を前記プレート上へ配置するタイミングを制御する制
御手段をさらに具備することが好ましい。
【0015】上記第2の観点において、前記ごみ検出機
構は、加熱プレート上に基板を配置した状態で前記プレ
ートの温度を所定時間測定した結果に基づいて、前記所
定のごみを検出する構成とすることができる。
【0016】この場合に、前記ごみ検出機構は、前記所
定時間測定した前記プレートの温度曲線と前記プレート
の設定温度とで囲まれた範囲の温度積算面積と、予め設
定された温度積算面積のしきい値とを比較することによ
って前記所定のごみを検出を行ってもよいし、前記プレ
ート温度を所定時間測定した際の最大温度差と、予め設
定された最大温度差のしきい値とを比較することによっ
て前記所定のごみを検出してもよい。
【0017】前記ごみ除去部材としては、前記プレート
上のごみを吸着または吸引するものを好適に用いること
ができる。また、前記プレートは排気口を有し、前記ご
み除去部材は、前記プレート上に適長離隔して配置され
た際に、前記排気口から排気することにより前記プレー
トに沿った排気流を形成し、その排気流により前記プレ
ート上のごみを除去する構成とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明
の一実施形態に係るレジスト塗布現像処理システムを示
す概略平面図、図2はその正面図、図3はその背面図で
ある。
【0019】このレジスト塗布現像処理システム1は、
搬送ステーションであるカセットステーション10と、
複数の処理ユニットを有する処理ステーション11と、
処理ステーション11と隣接して設けられる露光装置
(図示せず)との間でウエハWを受け渡すためのインタ
ーフェイスステーション12とを具備している。
【0020】上記カセットステーション10は、被処理
体としてのウエハWを複数枚例えば25枚単位でウエハ
カセットCRに搭載された状態で他のシステムからこの
システムへ搬入またはこのシステムから他のシステムへ
搬出したり、ウエハカセットCRと処理ステーション1
1との間でウエハWの搬送を行うためのものである。
【0021】このカセットステーション10において
は、図1に示すように、カセットCを載置する載置台2
0上に図中X方向に沿って複数(図では4個)の位置決
め突起20aが形成されており、この突起20aの位置
にウエハカセットCRがそれぞれのウエハ出入口を処理
ステーション11側に向けて一列に載置可能となってい
る。ウエハカセットCRにおいてはウエハWが垂直方向
(Z方向)に配列されている。また、カセットステーシ
ョン10は、ウエハカセット載置台20と処理ステーシ
ョン11との間に位置するウエハ搬送装置21を有して
いる。このウエハ搬送装置21は、カセット配列方向
(X方向)およびその中のウエハWのウエハ配列方向
(Z方向)に移動可能なウエハ搬送用アーム21aを有
しており、この搬送アーム21aによりいずれかのウエ
ハカセットCRに対して選択的にアクセス可能となって
いる。また、ウエハ搬送用アーム21aは、θ方向に回
転可能に構成されており、後述する処理ステーション1
1側の第3の処理ユニット群Gに属するアライメント
ユニット(ALIM)およびエクステンションユニット
(EXT)にもアクセスできるようになっている。
【0022】上記処理ステーション11は、ウエハWへ
対して塗布・現像を行う際の一連の工程を実施するため
の複数の処理ユニットを備え、これらが所定位置に多段
に配置されており、これらによりウエハWが一枚ずつ処
理される。この処理ステーション11は、図1に示すよ
うに、中心部に搬送路22aを有し、この中に主ウエハ
搬送機構22が設けられ、搬送路22aの周りに全ての
処理ユニットが配置されている。これら複数の処理ユニ
ットは、複数の処理ユニット群に分かれており、各処理
ユニット群は複数の処理ユニットが鉛直方向に沿って多
段に配置されている。
【0023】主ウエハ搬送機構22は、図3に示すよう
に、筒状支持体49の内側に、ウエハ搬送装置46を上
下方向(Z方向)に昇降自在に装備している。筒状支持
体49はモータ(図示せず)の回転駆動力によって回転
可能となっており、それにともなってウエハ搬送装置4
6も一体的に回転可能となっている。
【0024】ウエハ搬送装置46は、搬送基台47の前
後方向に移動自在な複数本の保持部材48を備え、これ
らの保持部材48によって各処理ユニット間でのウエハ
Wの受け渡しを実現している。
【0025】また、図1に示すように、この実施の形態
においては、4個の処理ユニット群G,G,G
が搬送路22aの周囲に実際に配置されており、処
理ユニット群Gは必要に応じて配置可能となってい
る。
【0026】これらのうち、第1および第2の処理ユニ
ット群G,Gはシステム正面(図1において手前)
側に並列に配置され、第3の処理ユニット群Gはカセ
ットステーション10に隣接して配置され、第4の処理
ユニット群Gはインターフェイスステーション12に
隣接して配置されている。また、背面部には第5の処理
ユニット群Gが配置可能となっている。
【0027】第1の処理ユニット群Gでは、カップC
P内でウエハWをスピンチャック(図示せず)に載置し
てウエハWにレジストを塗布するレジスト塗布処理ユニ
ット(COT)および同様にカップCP内でレジストの
パターンを現像する現像処理ユニット(DEV)が下か
ら順に2段に重ねられている。第2の処理ユニット群G
も同様に、2台のスピナ型処理ユニットとしてレジス
ト塗布処理ユニット(COT)および現像処理ユニット
(DEV)が下から順に2段に重ねられている。
【0028】第3の処理ユニット群Gにおいては、図
3に示すように、ウエハWを載置台SPに載せて所定の
処理を行うオーブン型の処理ユニットが多段に重ねられ
ている。すなわち、レジストの定着性を高めるためのい
わゆる疎水化処理を行うアドヒージョンユニット(A
D)、位置合わせを行うアライメントユニット(ALI
M)、ウエハWの搬入出を行うエクステンションユニッ
ト(EXT)、冷却処理を行うクーリングユニット(C
OL)、露光処理前や露光処理後、さらには現像処理後
にウエハWに対して加熱処理を行う3つの加熱処理ユニ
ット(HP)、および加熱処理ユニット(HP)の加熱
プレート上のごみを除去するためのごみ除去部材が収納
されたユニット70が下から順に8段に重ねられてい
る。なお、アライメントユニット(ALIM)の代わり
にクーリングユニット(COL)を設け、クーリングユ
ニット(COL)にアライメント機能を持たせてもよ
い。
【0029】第4の処理ユニット群Gも、オーブン型
の処理ユニットが多段に重ねられている。すなわち、ク
ーリングユニット(COL)、クーリングプレートを備
えたウエハ搬入出部であるエクステンション・クーリン
グユニット(EXTCOL)、エクステンションユニッ
ト(EXT)、クーリングユニット(COL)、および
4つの加熱処理ユニット(HP)が下から順に8段に重
ねられている。
【0030】主ウエハ搬送機構22の背部側に第5の処
理ユニット群Gを設ける場合には、案内レール25に
沿って主ウエハ搬送機構22から見て側方へ移動できる
ようになっている。したがって、第5の処理ユニット群
を設けた場合でも、これを案内レール25に沿って
スライドすることにより空間部が確保されるので、主ウ
エハ搬送機構22に対して背後からメンテナンス作業を
容易に行うことができる。
【0031】上記インターフェイスステーション12
は、奥行方向(X方向)については、処理ステーション
11と同じ長さを有している。図1、図2に示すよう
に、このインターフェイスステーション12の正面部に
は、可搬性のピックアップカセットCRと定置型のバッ
ファカセットBRが2段に配置され、背面部には周辺露
光装置23が配設され、中央部には、ウエハ搬送装置2
4が配設されている。このウエハ搬送装置24は、ウエ
ハ搬送用アーム24aを有しており、このウエハ搬送用
アーム24aは、X方向、Z方向に移動して両カセット
CR,BRおよび周辺露光装置23にアクセス可能とな
っている。また、このウエハ搬送用アーム24aは、θ
方向に回転可能であり、処理ステーション11の第4の
処理ユニット群Gに属するエクステンションユニット
(EXT)や、さらには隣接する露光装置側のウエハ受
け渡し台(図示せず)にもアクセス可能となっている。
【0032】このようなレジスト塗布現像処理システム
1においては、ウエハカセットCRから処理前のウエハ
Wを1枚ずつウエハ搬送装置21によって搬出し、アラ
イメントユニット(ALIM)へ搬入する。次いで、こ
こで位置決めされたウエハWを主ウエハ搬送機構22に
より搬出し、アドヒージョンユニット(AD)に搬入し
てアドヒージョン処理を施す。このアドヒージョン処理
の終了後、ウエハWを主ウエハ搬送機構22により搬出
し、クーリングユニット(COL)に搬送して、ここで
冷却する。次いで、ウエハWをレジスト塗布処理ユニッ
ト(COT)に搬送してレジスト塗布を行い、さらに、
加熱処理ユニット(HP)でプリベーク処理を行って、
エクステンション・クーリングユニット(EXTCO
L)を介して、インターフェイスステーション12に搬
送し、そこから隣接する露光装置に搬送する。さらに、
露光装置にて露光処理のなされたウエハWを、ウエハ搬
送装置24によりインタ−フェイスステーション12、
エクステンションユニット(EXT)を介して処理ステ
ーション11に搬送する。処理ステーション11におい
て、主ウエハ搬送機構22によりウエハWを加熱処理ユ
ニット(HP)に搬送してポストエクスポージャー処理
を施し、さらに現像処理ユニット(DEV)に搬送して
現像処理を施した後、加熱処理ユニット(HP)でポス
トベーク処理を行い、クーリングユニット(COL)に
おいて冷却した後、エクステンションユニット(EX
T)を介してカセットステーション10に搬送する。以
上のようにして所定の処理がなされたウエハWを、ウエ
ハ搬送装置21がウエハカセットCRに収納する。
【0033】次に、図4を参照して加熱処理ユニット
(HP)について説明する。加熱処理ユニット(HP)
は、ケーシング50を有し、その内部の下側には円盤状
をなす加熱プレート51が配置されている。加熱プレー
ト51は例えばアルミニウムで構成されており、その表
面にはプロキシミティピン52が設けられている。そし
て、このプロキシミティピン52上に加熱プレート51
に近接した状態でウエハWが載置されるようになってい
る。加熱プレート51の裏面には所定パターンを有する
発熱体が設けられており、この発熱体53に給電するこ
とにより、加熱プレート51が所定の温度に設定される
ようになっている。なお、ケーシング50には、主ウエ
ハ搬送機構22を構成する搬送装置46の保持部材48
を出し入れするための窓65が設けられている。
【0034】加熱プレート51は、その外縁を支持部材
54に支持されており、支持部材54内は空洞となって
いる。加熱プレート51には、その中央部に3つの貫通
孔55が形成されており、これら貫通孔55にはウエハ
Wを昇降させるための3本(2本のみ図示)の昇降ピン
56が昇降自在に設けられている。そして、加熱プレー
ト51と支持部材54の底板54aとの間には、貫通孔
55に連続する筒状のガイド部材57が設けられてい
る。これらガイド部材57によって加熱プレート51の
下のヒーター配線等に妨げられることなく昇降ピン56
を移動させることが可能となる。これら昇降ピン56は
支持板58に支持されており、この支持板58を介して
支持部材54の側方に設けられたシリンダー59により
昇降されるようになっている。
【0035】加熱プレート51および支持部材54の周
囲にはそれらを包囲支持するサポートリング61が設け
られており、このサポートリング61の上には蓋体62
が図示しないシリンダーにより上下動可能に設けられて
いる。そして、この蓋体62がサポートリング61の上
面まで降下した状態でウエハWの加熱処理空間Sが形成
され、その際に、サポートリング61と蓋体62との間
には微小な隙間64が形成され、この隙間64から処理
空間Sへの空気の侵入が許容される。ウエハWを搬入出
する際には、蓋体62は図示しないシリンダーにより上
方へ退避される。
【0036】蓋体62は、外側から中心部に向かって次
第に高くなるような円錐状をなし、中央の頂上部には排
気管64が接続された排気口63を有しており、これら
排気口63および排気管64を介して排気される。
【0037】このように構成される加熱処理ユニット
(HP)においては、まず、ケーシング50内にウエハ
Wを搬入し、突出させた状態で待機している昇降ピン5
6上にウエハWを載置し、昇降ピン56を降下させてプ
ロキシミティピン52上にウエハを載置する。次いで、
蓋体62を降下させて、排気口63および排気管64を
介して溶媒蒸気を排気しながら、発熱体53によって所
定温度に加熱された加熱プレート51によりウエハWに
加熱処理を施す。
【0038】次に、このような加熱処理ユニット(H
P)の加熱プレート51上のごみを除去するごみ除去シ
ステムについて説明する。
【0039】このごみ除去システムは、図5に示すよう
に、加熱処理ユニット(HP)の加熱プレート51上の
ごみを除去するためのごみ除去部材71と、それを収納
する上述したユニット70と、主ウエハ搬送機構22
と、ごみ除去部材71を予め設定された所定のタイミン
グで加熱処理ユニット(HP)の加熱プレート上へ搬送
するように主ウエハ搬送機構22の駆動機構75に指令
を与えるコントローラ80とで構成されている。コント
ローラ80には、予めごみ除去部材71の動作タイミン
グを予め設定しておく設定器81と、作業者が所望の時
期にごみ除去部材71を搬送させる操作をさせるための
操作ボタン82が接続されている。そして、コントロー
ラ80は、このようなごみ除去部材71の搬送動作をオ
ートモードとマニュアルモードとで切替可能となってお
り、オートモードでは設定器81に設定されたタイミン
グでごみ除去部材71の搬送が行われ、マニュアルモー
ドでは作業者による操作ボタン82の操作によりごみ除
去部材71の搬送が行われる。コントローラ80は、プ
ロセスの全体を制御するプロセスコントローラ85との
間でデータの授受を行う。
【0040】ごみ除去部材71を収納するユニット70
は、図6に示すように、ケーシング70aと、ケーシン
グ70a内に設けられたステージ72と、ステージ72
の表面に設けられた3本の支持ピン73とを有し、ケー
シング70aには主ウエハ搬送機構22を構成する搬送
装置46の保持部材48を出し入れするための窓74が
設けられている。
【0041】ごみ除去部材71は、加熱プレート51と
略同一面積の円盤状をなし、図7に示すように、加熱処
理ユニット(HP)の加熱プレート51に載置されるこ
とにより、加熱プレート51上のごみを吸着するように
なっている。ごみ除去部材71の下面にはプロキシミテ
ィピン52に対応する凹部が形成されており、ごみ除去
部材71が加熱プレート51の表面に直接接することが
可能となっている。
【0042】ごみ除去部材71は、加熱プレート51上
に載置された際に、その上のごみを吸着または吸引する
ように構成されている。このごみ除去部材71は、例え
ば多孔質材料で構成することができる。この場合には、
多数の気孔にともなう下面の凹凸によりごみを吸着す
る。また、下面を粘着面としてごみを吸着するようにし
てもよく、さらに、適宜の手段で帯電させて静電力によ
りごみを吸着するようにしてもよい。さらにまた、ごみ
除去部材71の内部を空洞とし、かつその下面を空気通
過可能な面とし、適宜の手段で内部を減圧状態としてお
き、加熱プレート51に載置された際に内部への空気の
流入を許可するようにし、その下面から流入する空気と
ともに加熱プレート51上のごみを吸引または下面に吸
着させるようにしてもよい。なお、これらのうち静電力
で吸着するものと、空気流入を利用するものの場合に
は、必ずしもごみ除去部材71の下面を加熱プレート5
1に接触させなくてもよい。
【0043】次に、このようなごみ除去システムを用い
て加熱プレート51上のごみを除去する処理の動作につ
いて図8のフローチャートを参照して説明する。
【0044】まず、予め設定されたデータによりまたは
操作ボタンの押圧により、コントローラ80がごみ除去
の指示をプロセスコントローラ85に出し(STEP
1)、プロセスコントローラ85は設定された処理レシ
ピの次のウエハWの搬送を停止する(STEP2)。そ
して、コントローラ80からごみ除去の主ウエハ搬送機
構22の駆動機構75へごみ除去部材71搬送の指令を
出す(STEP3)。この指令に基づいて、主ウエハ搬
送機構22を構成する搬送装置46の保持部材48がユ
ニット70からごみ除去部材71を取り出し、目的の加
熱処理ユニット(HP)の加熱プレート51上に搬送す
る(STEP4)。予め設定された時間、ごみ除去部材
71を加熱プレート51上に載置したままの状態とし、
ごみ除去を行う(STEP5)。設定された時間が終了
後、主ウエハ搬送機構22によりごみ除去部材71をユ
ニット70に戻す(STEP6)。そして、コントロー
ラ80からプロセスコントローラ85へごみ除去処理の
終了の信号を出力し(STEP7)、プロセスコントロ
ーラ85は処理レシピの再開の信号を出力する(STE
P8)。以上によりごみ除去処理の動作が終了する。
【0045】このように、所定のタイミングで、主ウエ
ハ搬送機構22により加熱処理ユニット(HP)の加熱
プレート51上にごみ除去部材71を搬送してその上の
ごみを除去するので、作業者の手によらずに自動的に加
熱プレート51上のごみを除去することができる。した
がって、ごみ除去の際に、レジスト塗布現像処理システ
ム1を停止する必要がなく、ごみ除去にともなうスルー
プットの低下をより少なくすることが可能となる。
【0046】次に、ごみ除去システムの他の例について
図9を参照しながら説明する。この例のごみ除去システ
ムでは、加熱処理ユニット(HP)の加熱プレート51
上のごみを検出するごみ検出機構90が付加されてお
り、ごみ検出機構90により所定のしきい値以上のごみ
が検出された際に、コントローラ80へ検出信号が出力
され、その信号に基づいてコントローラ80がごみ除去
部材71を搬送させ、その際にアラーム装置91からア
ラームを出すようにすることもできるようになってい
る。もちろん、上述のように予め設定されたデータによ
りまたは操作ボタンの押圧によりごみ除去を行わせるこ
とも可能となっている。
【0047】ごみ検出機構90による検出結果に基づい
てごみ除去を行う場合の処理動作について図10のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0048】まず、ごみ検出機構90により加熱プレー
ト51上のごみの検出を行う(STEP10)。この際
に所定のしきい値以上のごみが存在するか否かを判断し
(STEP11)、所定のしきい値以上のごみが存在す
れば、上記STEP2〜8に対応する以下のSTEP1
2〜18を行う。
【0049】すなわち、所定のしきい値以上のごみの存
在が検出された時点で、コントローラ80はプロセスコ
ントローラ85に指示を出し、プロセスコントローラ8
5は設定された処理レシピの次のウエハWの搬送を停止
する(STEP12)。そして、コントローラ80から
駆動機構75へごみ除去部材71搬送の指令を出し(S
TEP13)、この指令に基づいて、保持部材48がユ
ニット70からごみ除去部材71を取り出し、目的の加
熱処理ユニット(HP)の加熱プレート51上に搬送す
る(STEP14)。予め設定された時間、ごみ除去を
行い(STEP15)、その後、主ウエハ搬送機構22
によりごみ除去部材71をユニット70に戻す(STE
P16)。そして、コントローラ80からプロセスコン
トローラ85へごみ除去処理の終了の信号を出力し(S
TEP17)、プロセスコントローラ85は処理レシピ
の再開の信号を出力し(STEP18)、ごみ除去処理
の動作が終了する。一方、所定のしきい値以上のごみの
存在が検出されなかった場合は、その場で処理を終了す
る。
【0050】なお、図9のごみ除去システムでは、図8
に示した予め設定されたデータによりまたは操作ボタン
の押圧によりごみ除去を行うシーケンスと、図10に示
したごみ検出機構90による検出結果に基づいてごみ除
去を行うシーケンスを併用することも可能である。
【0051】次に、このようなごみ検出機構90につい
て図11を参照して説明する。図11は、ごみ検出機構
90を設けた加熱処理ユニット(HP)を示す断面図で
ある。図11の加熱処理ユニット(HP)の基本構造は
図4の加熱処理ユニット(HP)と同様であるから、同
じものには同じ符号を付して説明を省略する。加熱プレ
ート51の表面近傍には、複数の温度センサー92が設
けられている。この温度センサー92は、例えば熱電対
で構成されている。一方、発熱体53に接続された発熱
体電源53aには発熱体コントローラ93が接続されて
おり、この発熱体コントローラ93には温度センサー9
2からの情報が入力されるようになっている。そして、
発熱体コントローラ93は、温度センサー92からの信
号に基づいて発熱体電源53aを制御し、発熱体53に
より加熱プレート51が所定温度Tに制御されるよう
になっている。なお、温度センサーの数は特に限定され
ず、複数が好ましいが1個であってもよい。
【0052】ごみ検出機構90は、温度センサー92の
測定結果に基づいて、加熱プレートが温度Tに制御さ
れている状態で加熱プレート51上にウエハWが載置さ
れた時間Sから加熱プレート51の温度がTに戻っ
た時間Sまでの加熱プレートの温度曲線T(s)と加
熱プレートの制御温度Tとで囲まれる面積、つまり図
12の斜線で示す部分の面積、すなわち温度積算面積I
を算出する機能を有している。この温度積算面積Iは以
下の(1)式で求められる。
【0053】
【数1】
【0054】ごみ検出機構90は、所定のしきい値以上
の大きさのごみが存在しない場合の温度積算面積の範囲
Rを予め記憶しておき、その記憶されているRと測定さ
れた温度積算面積Iとを比較する機能を有している。加
熱プレート51上にごみが存在する場合には、上述の温
度曲線T(s)がごみが存在しない場合から変化するた
め、このように比較することにより、所定のしきい値以
上の大きさのごみの存在の有無を検出することができ
る。そして、例えば、所定のしきい値以上の大きさのご
みが存在しない場合の多数の温度積算面積のデータを予
め採取しておきそのデータから求まる標準偏差(±σ)
の範囲内を許容範囲とすることができる。
【0055】具体的には、各温度センサー92の温度積
算面積のデータを求めておき、温度センサー毎に上述の
標準偏差を求め、この標準偏差の値から温度積算面積の
許容範囲をごみ検出機構90に設定する。そして、各温
度センサーにより実際に測定した温度から図12に例示
する温度積算面積Iを算出する。次いで、算出された温
度積算面積Iと予め設定されている温度積算面積の許容
範囲とを比較する。温度積算面積Iが許容範囲内にある
場合には、加熱プレート51上に所定のしきい値以上の
大きさのごみが存在しないと判断し、温度積算面積Iが
許容範囲を外れる場合には、加熱プレート51上に所定
のしきい値以上の大きさのごみが存在すると判断する。
つまり、加熱プレート51上にごみが存在する場合に
は、図13に示すように、存在しない場合の温度曲線T
(s)に比べて、ウエハWを載置した際における加熱
プレート51の温度低下が小さい温度曲線T(s)
なり、このような場合には温度積算面積Iが小さくな
り、その面積が上記許容範囲を外れると所定のしきい値
以上の大きさのごみが存在すると判断されるのである。
【0056】このように温度積算面積を用いることによ
り、高精度で所定のしきい値以上の大きさのごみが存在
するか否かを判定することができる。また、標準偏差を
用いることにより、所定のしきい値以上の大きさのごみ
が存在しない場合のデータのみを採取すればよく、採取
するデータを少なくすることができる。
【0057】ただし、基準値として必ずしも温度積算面
積を用いる必要はない。例えば、基準値として温度積算
面積の代わりに測定された加熱プレート51の温度をそ
のまま基準として用いることができる。このような場
合、温度測定期間中の加熱プレート51の最低温度(図
12のT)と、予め求めておいた所定のしきい値以上
の大きさのごみが存在しない場合の加熱プレート51の
最低温度の標準偏差とを比較し、その測定された最低温
度Tが予め求めておいた最低温度の標準偏差の範囲を
外れる場合には、所定のしきい値以上の大きさのごみが
存在すると判断される。また、最低温度Tを用いる代
わりに、図12に示す加熱プレート51の設定温度T
と最低温度Tとの差である最大温度差Tを用いても
よい。
【0058】このように最低温度Tや最大温度差T
を用いることにより、精度は多少低下するが温度積算面
積を用いる場合よりも簡便に所定のしきい値以上の大き
さのごみが存在するか否かを判断することができる。
【0059】また、しきい値として必ずしも標準偏差を
用いる必要はない。例えば、加熱プレート51上に所定
のしきい値以上の大きさのごみが存在しない場合と、存
在する場合との両方のデータを採取し、その境界値をし
きい値として使用することもできる。
【0060】以上の例のように、ごみ検出機構90を用
い、所定のしきい値以上の大きさのごみが存在すること
が検出された時点でごみ除去部材71によりごみを除去
するようにすることにより、加熱プレート上のごみにと
もなうプロセス不良をより確実に減少させることができ
る。
【0061】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、本発明の思想の範囲内で種々変形が可能である。例
えばごみ除去部材の吸着または吸引方法は上記実施の形
態に限るものではなく、また、ごみ除去部材は加熱プレ
ート上のごみを吸着または吸引するものに限るものでは
ない。例えば図14に示すように、加熱プレート上のご
みを排気孔に向かって導くものであってもよい。すなわ
ち、加熱プレートとしては中央に吸着のための排気孔が
設けられているものがあり、図14に示すそのような加
熱プレート51′に対してそのプロキシミティピン5
2′上に平板からなるごみ除去部材71′を載置し、加
熱プレート51′の排気孔97を介して排気することに
より、ごみ除去部材71′が加熱プレート51に沿った
排気流を形成し、その排気流により加熱プレート51上
のごみを除去するようにしてもよい。
【0062】また、ごみ検出機構として加熱プレート上
にウエハを載置した際の加熱プレートの温度変化を検出
して所定のごみを間接的に検出するものを示したが、こ
れに限るものではなく、例えば加熱プレート表面に光を
照射してその反射光を検出するもの等、直接的に加熱プ
レートに作用させるものであってもよい。このような場
合には、加熱プレートにウエハを載置することなくごみ
を検出することができるので、プロセス不良のウエハを
その分少なくすることができる。
【0063】さらに、ごみ除去部材を収納するユニット
を第3の処理ユニット群Gの上段に設けたが、それに
限るものではない。さらにまた、上記実施形態ではウエ
ハをプロキシミティピン上に載置して間接的に加熱を行
った場合について示したが、ウエハを加熱プレート上に
直接載置して加熱してもよい。さらにまた、上記実施形
態では本発明を加熱処理ユニット(HP)に適用した場
合について示したが、冷却処理ユニット(COL)の冷
却プレート上のごみの除去にも適用可能である。さらに
また、上記実施形態では基板として半導体ウエハを用い
た場合について説明したが、半導体ウエハ以外の他の被
処理基板、例えば液晶表示装置(LCD)用ガラス基板
の加熱処理を行う場合についても適用可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定のタイミングでまたは検出機構がプレート上のごみ
を検出した時点で、搬送装置により基板の加熱または冷
却を行うプレート上にごみ除去部材を搬送してプレート
上のごみを除去するので、作業者の手によらずに自動的
にプレート上のごみを除去することができる。したがっ
て、ごみ除去の際に、処理装置を停止する必要がなく、
ごみ除去にともなうスループットの低下をより少なくす
ることが可能となる。また、検出機構によりごみを検出
した時点でプレート上のごみを除去することにより、熱
プレート上のごみにともなうプロセス不良をより確実に
減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される半導体ウエハのレジスト塗
布・現像処理システムの全体構成を示す平面図。
【図2】本発明が適用される半導体ウエハのレジスト塗
布・現像処理システムの全体構成を示す正面図。
【図3】本発明が適用される半導体ウエハのレジスト塗
布・現像処理システムの全体構成を示す背面図。
【図4】本発明が適用される半導体ウエハのレジスト塗
布・現像処理システムに搭載された加熱処理ユニットを
模式的に示す断面図。
【図5】本発明の一実施形態に係るごみ除去システムを
示すブロック図。
【図6】ごみ除去部材を収納するユニットを示す断面
図。
【図7】ごみ除去部材を加熱処理ユニットの加熱プレー
ト上に載置した状態を示す断面図。
【図8】図5のごみ除去システムにより加熱プレート上
のごみを除去するフローを示すフローチャート。
【図9】本発明の他の実施形態に係るごみ除去システム
を示すブロック図。
【図10】図9のごみ除去システムにより加熱プレート
上のごみを除去するフローを示すフローチャート。
【図11】ごみ検出機構が搭載された加熱処理ユニット
を示す断面図。
【図12】ウエハが加熱プレート上に載置された際の加
熱プレートの温度曲線と設定温度とで囲まれた温度積算
面積を説明するための図。
【図13】加熱プレート上に所定のしきい値以上のごみ
が存在する場合と存在しない場合の加熱プレートの温度
曲線を示す図。
【図14】ごみ除去部材の変形例を示す断面図。
【符号の説明】
1:レジスト塗布現像処理システム 22:主ウエハ搬送機構 51;加熱プレート 52;プロキシミティピン 53;発熱体 56;昇降ピン 70:ごみ除去部材が収納されるユニット 71;ごみ除去部材 80;コントローラ 90;ごみ検出機構 W;半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 FA07 GA02 HA08 HA33 HA37 HA38 JA08 JA17 JA46 LA15 MA02 MA26 MA27 NA11 NA13 NA14 NA16 PA02 PA03 5F046 KA04 KA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を加熱または冷却するためのプレー
    ト上のごみを除去するごみ除去システムであって、 前記プレート上に配置され、前記プレート上のごみを除
    去するためのごみ除去部材と、 前記ごみ除去部材を前記プレート外の収納位置と前記プ
    レート上との間で搬送する搬送装置とを具備することを
    特徴とするごみ除去システム。
  2. 【請求項2】 前記ごみ除去部材を前記プレート上へ配
    置するタイミングを制御する制御手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のごみ除去システム。
  3. 【請求項3】 基板を加熱または冷却するためのプレー
    ト上のごみを除去するごみ除去システムであって、 前記プレート上のごみを検出するごみ検出機構と、 前記プレート上に配置され、前記プレート上のごみを除
    去するためのごみ除去部材と、 前記ごみ除去部材を前記プレート外の収納位置と前記プ
    レート上との間で搬送する搬送装置と、 前記ごみ検出機構により所定のごみが検出された際に前
    記ごみ除去部材を前記プレート上に搬送させる制御手段
    とを具備することを特徴とするごみ除去システム。
  4. 【請求項4】 前記ごみ検出機構は、加熱プレート上に
    基板を配置した状態で前記プレートの温度を所定時間測
    定した結果に基づいて、前記所定のごみを検出すること
    を特徴とする請求項3に記載のごみ除去システム。
  5. 【請求項5】 前記ごみ検出機構は、前記所定時間測定
    した前記プレートの温度曲線と前記プレートの設定温度
    とで囲まれた範囲の温度積算面積と、予め設定された温
    度積算面積のしきい値とを比較することによって前記所
    定のごみを検出することを特徴とする請求項4に記載の
    ごみ除去システム。
  6. 【請求項6】 前記ごみ検出機構は、前記プレート温度
    を所定時間測定した際の最大温度差と、予め設定された
    最大温度差のしきい値とを比較することによって前記所
    定のごみを検出することを特徴とする請求項4に記載の
    ごみ除去システム。
  7. 【請求項7】 前記ごみ除去部材は、前記プレート上の
    ごみを吸着または吸引することを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のいずれか1項に記載のごみ除去システム。
  8. 【請求項8】 前記プレートは排気口を有し、前記ごみ
    除去部材は、前記プレート上に適長離隔して配置された
    際に、前記排気口から排気することにより前記プレート
    に沿った排気流を形成し、その排気流により前記プレー
    ト上のごみを除去することを特徴とする請求項1から請
    求項6のいずれか1項に記載のごみ除去システム。
  9. 【請求項9】 基板を加熱または冷却するためのプレー
    ト上のごみを除去するごみ除去方法であって、 搬送装置により所定のタイミングでごみ除去部材を前記
    プレート上に搬送して、前記プレート上のごみを除去す
    ることを特徴とするごみ除去方法。
  10. 【請求項10】 基板を加熱または冷却するためのプレ
    ート上のごみを除去するごみ除去方法であって、 前記プレート上のごみを検出する工程と、 所定のごみが検出された際に、搬送装置によりごみ除去
    部材を前記プレート上に搬送して、前記プレート上のご
    みを除去する工程とを有することを特徴とするごみ除去
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006051774A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Tokyo Electron Limited 熱処理板の付着物検出方法,熱処理装置,プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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