JP2002049391A - 音声記録再生装置 - Google Patents

音声記録再生装置

Info

Publication number
JP2002049391A
JP2002049391A JP2000237175A JP2000237175A JP2002049391A JP 2002049391 A JP2002049391 A JP 2002049391A JP 2000237175 A JP2000237175 A JP 2000237175A JP 2000237175 A JP2000237175 A JP 2000237175A JP 2002049391 A JP2002049391 A JP 2002049391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
audio
recording medium
audio file
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000237175A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Nagai
通夫 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000237175A priority Critical patent/JP2002049391A/ja
Publication of JP2002049391A publication Critical patent/JP2002049391A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】リムーバブルメディアを使用するICレコーダ
において、設定されたアラーム再生ができないことをユ
ーザに告知可能な音声記録再生装置を提供する。 【解決手段】音声データを記録可能な記録媒体を着脱可
能な音声記録再生装置において、計時手段(CPU6
0)と、任意の時刻を設定する時刻設定手段(MENU
ボタン)と、着脱可能な記録媒体(メモリB)63に記
録された音声ファイルの中から任意の音声ファイルを選
択する音声ファイル選択手段と、時刻設定手段(MEN
Uボタン)において設定された設定時刻と音声ファイル
選択手段によって選択された音声ファイルに関する情報
を、着脱可能な記録媒体(メモリB)63とは異なる本
体に内蔵された記録媒体(メモリA)61に記録する記
録手段(CPU60)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声記録再生装置に
関し、特に、音声データを記録可能な記録媒体を着脱可
能な音声記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】録音した音声を所望の時刻に自動的に再
生させる機能を有する音声記録再生装置が従来より知ら
れている。例えば特開平10−91200号公報はこの
ような音声記録再生装置の一例を開示しており、本体に
内蔵された半導体メモリにメッセージを録音しておき、
ユーザーが設定した時刻になると自動的にアラームを鳴
らした後に上記半導体メモリ内のメッセージを再生する
ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、メッセージの記
憶に上記のような内蔵型ではなく、カード型のリムーバ
ブルな半導体メモリを用いるタイプの音声記録再生装置
がすでに市販されている。このようなタイプの音声記録
再生装置に上述の自動再生機能を付加すると、アラーム
が設定された時間にはメモリカードが抜かれており、再
度すべきメッセージが再生できなくなってしまう場合が
ある。
【0004】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、着脱可能な記
録媒体を使用する音声記録再生装置において、着脱可能
な記録媒体が抜かれても設定されたアラーム再生を可能
にする、あるいは設定されたアラーム再生ができないこ
とをユーザに告知可能な音声記録再生装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、音声データを記録可能な記録媒体
を着脱可能な音声記録再生装置において、計時手段と、
任意の時刻を設定する時刻設定手段と、上記着脱可能な
記録媒体に記録された音声ファイルの中から任意の音声
ファイルを選択する音声ファイル選択手段と、上記時刻
設定手段において設定された設定時刻と、上記音声ファ
イル選択手段によって選択された音声ファイルに関する
情報を、上記着脱可能な記録媒体とは異なる本体に内蔵
された記録媒体に記録する記録手段とを具備する。
【0006】また、第2の発明は、第1の発明に係る音
声記録再生装置において、さらに、上記着脱可能な記録
媒体の前記音声記録再生装置からのイジェクトを指示す
るイジェクト指示手段を具備し、上記記録手段は、上記
イジェクト指示手段により上記着脱可能な記録媒体のイ
ジェクトが指示された際に、上記時刻設定手段において
設定された設定時刻と、上記音声ファイル選択手段にお
いて選択された音声ファイルに関する情報を上記着脱可
能な記録媒体とは異なる本体に内蔵された記録媒体に記
録する。
【0007】また、第3の発明は、音声データを記録可
能な記録媒体を着脱可能な音声記録再生装置において、
計時手段と、任意の時刻を設定する時刻設定手段と、上
記着脱可能な記録媒体に記録された音声ファイルの中か
ら任意の音声ファイルを選択する音声ファイル選択手段
と、上記時刻設定手段により設定された時刻になったこ
とを検出する再生時刻検出手段と、上記音声ファイル選
択手段において選択された音声ファイルが該音声記録再
生装置において再生可能な状態にあるかどうかを検出す
る音声ファイル検出手段と、上記再生時刻検出手段によ
り、上記設定された時刻になったことが検出されたとき
に、上記音声ファイル検出手段により上記選択された音
声ファイルが再生可能でないことが検出されたときには
警告を行う警告手段とを具備する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は本発明の音声記録再生
装置を適用したICレコーダの外観斜視図である。本体
の正面上部には液晶窓14が、正面中央部には再生ボタ
ン(PLAYボタン)18、停止ボタン(STOPボタ
ン)19、メニューボタン(MENUボタン)20、イ
ンデックスボタン21、消去ボタン22等の操作ボタン
が設けられている。また、正面下部にはスピーカー用放
音孔23が設けられている。
【0009】また、本体上面にはイジェクト指示手段と
してのメモリカードイジェクトスイッチ10、メモリカ
ード挿入口11、マイク12、LED窓13が設けられ
ている。また、本体側面にはフォルダー切換ボタン1
5、録音ボタン16、アップ/再生送り、ダウン/再生
戻しレバー17が設けられている。
【0010】図2は、本実施形態のICレコーダのシス
テム構成を示す図である。本ICレコーダは、マイク5
0と、増幅器51と、ローパスフィルタ(LPF)52
と、A/D変換器53とから構成される録音用信号入力
部と、D/A変換器54と、ローパスフィルタ(LP
F)55と、増幅器56と、スピーカ57とから構成さ
れる再生用信号出力部とを備えている。
【0011】上記A/D変換器53及び上記D/A変換
器54は、主として音声信号や情報の圧縮/伸長を行う
デジタル信号処理部(DSP)58を介してレコーダ全
体の制御を行うシステム制御部(CPU)60に接続さ
れている。デジタル信号処理部58は上記圧縮/伸張を
実現するために、入力された音声信号を音声データに符
号化する符号化手段と、音声データ及び後述するガイド
用音声データを復号化して音声信号に変換する復号化手
段としての機能を有している。
【0012】システム制御部60には、上記した各種の
操作スイッチ類65が接続されるとともに、本体内蔵の
フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリで
構成される記録媒体(メモリA)61、データを一時的
に記録するためのRAM62、メモリカードなどの着脱
可能な記録媒体(メモリB)63が接続されている。
【0013】さらに駆動回路59を介して時刻データや
動作状態等の表示を行う液晶表示部(LCD)としての
表示器64が接続されている。
【0014】上記したCPU60は時刻を計時する計時
手段を備え、この計時手段により計時された時刻と、ユ
ーザが時刻設定手段としてのMENUボタン21及びレ
バー17を操作して設定した任意のアラーム再生時刻と
を比較し、アラーム再生時刻となったかどうかを判断す
る。CPU60はさらにアラーム再生設定された時刻と
選択された音声ファイルに関する情報を本体内蔵の記録
媒体(メモリA)61に記録する記録手段、選択された
音声ファイルが再生可能な状態にあるかどうかを検出す
る音声ファイル検出手段、アラーム再生設定時刻になっ
たときに、音声ファイルが再生可能でないときに警告を
行う警告手段としての機能を備えている。
【0015】上記した構成において、外部から録音、再
生、消去等の操作入力が行われると、システム制御部6
0はそれを検出して各部を対応する状態に移行させる。
例えば録音操作が行われた場合には、マイク50から入
力された音声信号は増幅器51によって増幅され、続い
てローパスフィルタ52によって不要な高周波成分が除
去された後、A/D変換器53によってデジタル音声信
号に変換されて録音用信号入力部から出力される。
【0016】デジタル信号処理部58は、A/D変換器
53から入力されるデジタル音声信号のデータ量を圧縮
してシステム制御部60にデータを出力する。デジタル
信号処理部58によって圧縮符号化されたデジタルデー
タはシステム制御部60の制御により記録媒体(メモリ
A)61の所定のアドレスに書き込まれる。また、シス
テム制御部60は、書き込まれたデジタルデータがどの
アドレスに書き込まれたかを示すアドレス管理情報も合
わせて記録媒体(メモリA)61内の所定のアドレスへ
書き込む制御を行う。
【0017】一方、再生操作が行われた場合には、シス
テム制御部60は記録媒体(メモリA)61の指定アド
レスから再生対象のアドレス情報を読み出すとともに、
当該アドレス情報に対応する再生対象のデジタルデータ
を読み出してデジタル信号処理部58に出力する。デジ
タル信号処理部58はこのデジタルデータを伸長してD
/A変換器54へ出力する。
【0018】図3は本実施形態に係るICレコーダのメ
インフローを説明するための図である。電源投入後、ス
テップS1において、RAM62のクリアやポートの入
出力の設定、通信系の初期設定などの処理を含む初期設
定を行った後、ユーザからの操作入力待ち状態となる。
そしてステップS2でRECボタンが押された場合には
ステップS3に進んで録音(REC)動作を実行する。
ステップS4でPLAYボタンが押された場合にはステ
ップS5に進んで再生(PLAY)動作を実行する。ス
テップS6でFFボタンが押された場合にはステップS
7に進んで早送り(FF)動作を実行する。ステップS
8で早戻し(REW)ボタンが押された場合にはステッ
プS9に進んで早戻し(REW)動作を実行する。
【0019】ステップS10でMENUボタン20が押
された場合にはステップS11のメニュー(MENU)
処理においてアラーム再生の設定を行う。このアラーム
再生の設定については後述する。また、初期設定の後、
アラーム再生設定時刻かどうかを監視しており(ステッ
プS12)、アラーム再生設定時刻になった場合にはス
テップS13に進んでアラーム再生動作を行う。
【0020】またステップS15でフォルダー切換ボタ
ン15がONになったかどうかを監視しており、ONさ
れた場合はステップS17においてフォルダーの切り換
え処理を行う。本実施形態ではA、B、Cの3つのフォ
ルダーを使用可能であり、切換操作により3つのフォル
ダーA、B、Cがサイクリックに切り換わる。また、ス
テップS14でSTOPボタン19が2秒以上ONされ
た場合にはステップS16に進んでアラーム再生の確認
を行う。
【0021】図4は上記した図3のステップS11のア
ラーム再生設定(第1実施形態)の手順を説明するため
のフローチャートである。ここではユーザがMENUボ
タン20を2秒以上押した場合にアラーム再生の設定モ
ードに移行するようにしている。まずステップS30で
MENUボタン20が2秒間以上押されたかどうかを判
断し、NOの場合にはステップS35で時刻、年月日、
ビープ音のON/OFF、ユーザID、録音モード(S
P/LP)、VCVA(音声起動録音モード)のON/
OFF等の各種の設定を行ってリターンする。
【0022】また、ステップS30の判断がYESの場
合にはステップS31でアラーム再生のON/OFF設
定を行う。具体的にはレバー17でON/OFFを切り
換え再生ボタン18で決定する。次にアラーム再生がO
Nかどうかを確認し(ステップS32)、YESの場合
にはステップS33に進んで再生時刻を設定するととも
に、この再生時刻とその他の設定情報を記録媒体(メモ
リA)61に記録(ステップS34)してリターンす
る。なお、時刻の設定はレバー17を用いて時刻を合わ
せ、再生ボタン18で決定するようにして行う。ここで
記録される設定情報としては、アラーム再生日時、選択
されたファイルのファイルヘッダー情報、ファイルの有
無情報等である。ここでは、該当するファイルが記録さ
れた記録媒体(メモリB)63が本体に装着されていて
再生可能かどうかによりファイルの有無を判断する。ま
た、ファイルの有無情報は記録媒体(メモリB)63の
挿脱時及びファイルの作成、消去時に更新される。
【0023】図5は、図3のステップS13のアラーム
再生動作の手順(第1実施形態)を説明するためのフロ
ーチャートである。本実施形態では、図3のメインフロ
ーにおいて、ユーザーが何も操作していないときにアラ
ーム再生設定時刻になるとこのフローを実行する。
【0024】まずステップS40でアラームをONして
アラームを鳴らす。次にアラーム開始から10秒経過し
たか、あるいは何らかの操作ボタンが押されたかの判断
を行う。10秒以内に何らかの操作ボタンが押された場
合、あるいは操作ボタンが押されなくとも10秒経過し
た場合にはステップS42においてアラームをOFFす
る。次にステップS43において、記録媒体(メモリ
A)61に記録された情報をもとに記録媒体(メモリ
B)63内にアラーム再生を行おうとしているファイル
があるかどうかを検索する。YESの場合には当該ファ
イルを再生ファイルとしてセット(ステップS50)し
てステップS51に進み、当該ファイルを再生する。
【0025】ステップS43の判断がNOの場合にはス
テップS44において警告表示を行う。図8はこの警告
表示の一例を示しており、図8(a)のアラーム設定時
刻(10:30)を示す表示と図8(b)のファイルな
し(NO FILE)の表示を交互に表示する。図8の
“((・))”はアラーム設定のマークである。同時にLE
Dを点滅させてもよい。
【0026】次に警告表示中にSTOPボタンが押され
たかどうか(ステップS45)、10分経過したかどう
か(ステップS46)、アラーム再生ファイルがあるか
どうか(ステップS47)を判断しながら、ステップS
45、S46、S47をサイクリックに実行する。警告
表示中にSTOPボタンが押されるかあるいはSTOP
ボタンが押されてなくとも10分経過した場合にはステ
ップS48で警告表示をOFFしてリターンする。
【0027】また、警告表示中にアラーム再生を行おう
としているファイルを含む記録媒体(メモリB)63が
装填されるなどしてファイルが検出されたときにはステ
ップS47の判断がYESとなってステップS49にお
いて警告表示をOFFする。そしてステップS50にお
いて記録媒体(メモリB)63内のアラーム再生ファイ
ルをセットして再生動作を実行(ステップS51)して
リターンする。
【0028】図6は記録媒体(メモリB)63がイジェ
クトされたときの処理(第1実施形態)の詳細を説明す
るためのフローチャートである。この処理はメモリカー
ドイジェクトスイッチ10(図2)により記録媒体(メ
モリB)63がイジェクトされることを検出したときに
以下の割り込み処理を行う。
【0029】記録媒体(メモリB)63がイジェクトさ
れることを検出したときにはまず、ステップS50でフ
ァイルのクローズ等、もとの状態に復帰するのに必要な
退避動作を行った後、ユーザがイジェクトしようとして
いる記録媒体(メモリB)63内にアラーム再生が設定
されたファイルがあるかどうかを判断する(ステップS
51)。ここでそのようなファイルがある場合にはステ
ップS52において警告を行い、ステップS53でファ
イルの有無に関する情報を「ファイル無し」に更新す
る。
【0030】図9は警告表示の一例を示しており、図9
(a)のアラーム再生を示す“TIMER PLAY”
の表示と図9(b)のファイルなしを示す“NO FI
LE”の表示とを1秒づつ2回交互に表示する。
【0031】次にステップS54で記録媒体(メモリ
B)63のイジェクト動作を行ってリターンする。
【0032】図7は図3のステップS16のアラーム再
生確認の処理の詳細を説明するためのフローチャートで
ある。このフローは図3のメインフローのループ中でS
TOPボタンが2秒以上押された場合に以下のフローを
実行する。
【0033】まずステップS60でアラーム再生の設定
があるかどうかを判断し、NOであればステップS68
でその旨の表示を行う。図10はこのときの表示の一例
を示しており、数字部分(0/0)を点滅させる。
【0034】また、ステップS60でアラーム再生の設
定があった場合にはステップS61においてアラーム再
生の設定確認のために最初のアラーム再生情報を表示す
る。図11はアラーム再生の設定確認画面の一例を示す
図であり、図11(a)に示すように、全設定数に対す
る登録番号の表示を2秒間行った後、図11(b)の表
示を4秒間表示する。
【0035】この表示中にSTOPボタンが押されたか
(ステップS62)、FFボタンが押されたか(ステッ
プS63)、6秒経過したか(ステップS64)の判断
をサイクリックに行い、表示中にSTOPボタンが押さ
れた場合にはアラーム再生確認表示を終了し、表示中に
FFボタンが押された場合は6秒経過を待たずにステッ
プS65に進む。また、6秒経過した場合にもステップ
S65に進む。ステップS65では次のアラーム再生の
設定があるかどうかを判断し、ある場合にはステップS
66で次のアラーム再生情報の表示を行ってステップS
62に戻る。このようにしてアラーム再生情報を順番に
確認することができる。
【0036】図12は図4で説明したアラーム再生の設
定フローの第2実施形態を説明するための図である。第
1実施形態ではヘッダー情報や時刻等の情報のみを記録
したが、第2実施形態ではファイルの内容(メッセー
ジ)も記録媒体(メモリA)61にコピーすることを特
徴とする。
【0037】まずステップS70でMENUボタン20
が2秒間押されたかどうかを判断し、NOの場合にはス
テップS78で時刻、年月日、ビープ音のON、OF
F、ユーザID、録音モード(SP/LP)、VCVA
(音声起動録音モード)のON、OFF等の各種の設定
を行ってリターンする。
【0038】また、ステップS70の判断がYESの場
合にはステップS71でアラーム再生のON/OFF設
定を行う。ここで記録媒体(メモリB)63内の選択さ
れたファイルに対応するバックアップファイルが記録媒
体(メモリA)61にある場合には当該バックアップフ
ァイルにも上記ON/OFF設定を反映させる。
【0039】次にステップS72でアラーム再生がON
かどうかを判断し、ONの場合にステップS73に進ん
で再生時刻を設定した後、ステップS74でバックアッ
プファイルがあるかどうかを判断する。ステップS74
の判断がNOの場合にはバックアップするかどうかをユ
ーザーに判断させる。YESの場合にはファイルの内容
を記録媒体(メモリA)61にコピーするバックアップ
を行って(ステップS76)、リターンする。また、ス
テップS75でバックアップを行わない場合には第1実
施形態と同様にステップS77でヘッダー情報のみを記
録してリターンする。
【0040】一方、ステップS74においてバックアッ
プファイルがあると判断された場合には直ちにリターン
する。
【0041】図13は図12のステップS76で説明し
たファイルバックアップ処理の詳細を説明するためのフ
ローチャートである。バックアップするファイルがあま
り大きいと、記録媒体(メモリA)61の容量が不足し
たり、バックアップに時間がかかる等の弊害が考えられ
るので、まず、ステップS80でバックアップするファ
イルが所定サイズよりも大きいかどうかを判断する。Y
ESの場合にはステップS81で警告を行った後、ステ
ップS82でバックアップ方式を確認する。ここで全バ
ックアップを選択した場合にはステップS84に進んで
ファイル全体をバックアップ対象にセットする。また、
部分バックアップを選択した場合にはステップS83に
おいてバックアップ対象を先頭の30秒にセットする。
【0042】また、ステップS80の判断がNOの場合
にもステップS84に移行してファイル全体をバックア
ップ対象にセットする。また、バックアップ無しを選択
した場合には直ちにステップS88に進む。
【0043】ステップS83あるいはステップS84の
実行後はステップS85においてメモリ容量がOKかど
うかを判断する。ここでOKの場合にはステップS87
においてセットされたファイルをバックアップする。ま
た、ステップS85でメモリ容量が不足している場合に
はステップS86においてメモリ不足の表示を行ってリ
ターンする。この場合、ユーザーは消去ボタン22等を
用いて記録媒体(メモリA)61内の不要なファイルを
消去して空容量を確保すれば良い。
【0044】ステップS82でバックアップ無しと判断
された場合あるいはステップS87の実行後はステップ
S88においてバックアップ情報をバックアップメモリ
に記録してリターンする。
【0045】図14は図5で説明したアラーム再生動作
の第2実施形態を説明するためのフローチャートであ
る。ステップS90〜S92は図5のステップS40〜
S42と同様なので説明を省略する。次のステップS9
3では、記録媒体(メモリB)63内に元ファイルがあ
るかどうかを判断し、YESの場合にはステップS94
で元ファイルを再生してリターンする。また、元ファイ
ルがない場合にはステップS95で記録媒体(メモリ
A)61内にバックアップファイルがあるかどうかを判
断し、YESの場合にはステップS96において当該バ
ックアップファイルを再生してリターンし、NOの場合
にはステップS97でファイルなしの表示を行ってリタ
ーンする。
【0046】図15は、記録媒体(メモリB)63がイ
ジェクトされたときの処理(第2実施形態)の詳細を説
明するためのフローチャートである。まずステップS1
00でアラーム再生の設定があるかどうかを判断し、あ
る場合にはステップS101においてバックアップする
かどうかを判断する。ここでバックアップする場合には
ステップS102においてファイルバックアップを行
い、ステップS103で記録媒体(メモリB)63の排
出動作を行ってからリターンする。また、ステップS1
00でアラーム再生の設定がない場合あるいはステップ
S101でバックアップしない場合には直ちにリターン
する。
【0047】ここでのファイルバックアップは設定情報
のみの記録、あるいはメッセージの記録をも含んだ図1
3で説明したような処理のどちらでもよい。設定情報だ
けにしておけば短時間でバックアップが終了するし、メ
ッセージまでバックアップすれば記録媒体(メモリB)
63を再装填する必要がなくなる。
【0048】なお、上述の実施形態ではいずれもアラー
ム再生の設定時にファイルのバックアップを行ったが、
記録媒体(メモリB)63のイジェクトの際に機械的あ
るいは電気的なロック機構があって、一気に記録媒体
(メモリB)63のイジェクトができないような音声記
録再生装置においては、イジェクトの際にメッセージあ
るいは設定情報を記録媒体(メモリA)61にバックア
ップするようにして、バックアップ後にイジェクトする
ようにしても良い。そのようにすれば不要なバックアッ
プを少なくすることができる。
【0049】上記した実施形態によれば、メモリカード
等のリムーバブルメディアを使用するICレコーダにお
いて、設定されたアラーム再生ができないことをユーザ
に告知することができる。
【0050】なお、上記した具体的実施形態から以下の
ような構成の発明が抽出可能である。
【0051】1. 音声データを記録可能な記録媒体を
着脱可能な音声記録再生装置において、計時手段と、任
意の時刻を設定する時刻設定手段と、上記着脱可能な記
録媒体に記録された音声ファイルの中から任意の音声フ
ァイルを選択する音声ファイル選択手段と、上記時刻設
定手段において設定された設定時刻と上記音声ファイル
選択手段によって選択された音声ファイルに関する情報
を上記着脱可能な記録媒体とは異なる本体に内蔵された
記録媒体に記録する記録手段と、を具備することを特徴
とする音声記録再生装置。
【0052】2. 上記記録手段は、上記時刻設定手段
において設定された設定時刻と、上記音声ファイル選択
手段において選択された音声ファイルのヘッダー情報を
上記着脱可能な記録媒体とは異なる本体に内蔵された記
録媒体に記録することを特徴とする1.に記載の音声記
録再生装置。
【0053】3. 上記記録手段は、上記音声ファイル
内の音声データの少なくとも一部を上記着脱可能な記録
媒体とは異なる本体に内蔵された記録媒体に記録するこ
とを特徴とする1.に記載の音声記録再生装置。
【0054】4. さらに、上記選択された音声ファイ
ルのサイズが所定値よりも大きいか否かを検出する音声
ファイルサイズ検出手段を具備し、上記記録手段は、上
記音声ファイルサイズ検出手段により上記選択された音
声ファイルのサイズが所定値よりも大きいことが検出さ
れた際には、上記音声ファイルの一部のみを上記着脱可
能な記録媒体とは異なる本体に内蔵された記録媒体に記
録することを特徴とする3.に記載の音声記録再生装
置。
【0055】5. さらに、上記着脱可能な記録媒体の
上記音声記録再生装置からのイジェクトを指示するイジ
ェクト指示手段を具備し、上記記録手段は、上記イジェ
クト指示手段により上記着脱可能な記録媒体のイジェク
トが指示された際に、上記時刻設定手段において設定さ
れた設定時刻と、上記音声ファイル選択手段において選
択された音声ファイルに関する情報を、上記着脱可能な
記録媒体とは異なる本体に内蔵された記録媒体に記録す
ることを特徴とする1.に記載の音声記録再生装置。
【0056】6. さらに、上記時刻設定手段において
設定された時刻になったかどうかを検出する再生時刻検
出手段と、上記再生時刻設定手段により上記設定時刻に
なったときには、上記本体に内蔵された記録媒体内に記
録された音声ファイルに優先して上記着脱可能な記録媒
体内に記録された音声ファイルの再生を行う再生手段
と、を具備することを特徴とする1.に記載の音声記録
再生装置。
【0057】7. 音声データを記録可能な記録媒体を
着脱可能な音声記録再生装置において、計時手段と、任
意の時刻を設定する時刻設定手段と、上記着脱可能な記
録媒体に記録された音声ファイルの中から任意の音声フ
ァイルを選択する音声ファイル選択手段と、上記時刻設
定手段により設定された時刻になったことを検出する再
生時刻検出手段と、上記音声ファイル選択手段において
選択された音声ファイルが前記音声記録再生装置におい
て再生可能な状態にあるかどうかを検出する音声ファイ
ル検出手段と、上記再生時刻検出手段により、上記設定
された時刻になったことが検出されたときに、上記音声
ファイル検出手段により上記選択された音声ファイルが
再生可能ではないことが検出されたときには警告を行う
警告手段と、を具備することを特徴とする音声記録再生
装置。
【0058】8. さらに、上記設定された時刻から所
定時間内に上記選択された音声ファイルの再生が可能と
なったことを上記音声ファイル検出手段が検出したとき
には上記選択された音声ファイルの再生を行うように制
御する再生制御手段を具備することを特徴とする7.に
記載の音声記録再生装置。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、着脱可能な記録媒体を
使用する音声記録再生装置において、設定されたアラー
ム再生ができないことをユーザに告知可能な音声記録再
生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声記録再生装置を適用したICレコ
ーダの外観斜視図である。
【図2】本実施形態のICレコーダのシステム構成を示
す図である。
【図3】本実施形態に係るICレコーダのメインフロー
を説明するための図である。
【図4】図3のアラーム再生設定の手順(第1実施形
態)を説明するためのフローチャートである。
【図5】図3のステップS13のアラーム再生動作の手
順(第1実施形態)を説明するためのフローチャートで
ある。
【図6】記録媒体(メモリB)がイジェクトされたとき
の処理(第1実施形態)の詳細を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】図3のステップS16のアラーム再生確認の処
理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図8】アラーム再生時刻になったときに再生されるべ
きファイルがない場合の警告表示の一例を示す図であ
る。
【図9】アラーム再生設定がされたファイルを含む記録
媒体(メモリB)が抜かれた場合の警告表示の一例を示
す図である。
【図10】アラーム再生の設定がひとつもないときの表
示を示す図である。
【図11】アラーム再生の設定確認の表示を示す図であ
る。
【図12】図4で説明したアラーム再生設定フローの第
2実施形態を説明するための図である。
【図13】図12のステップS76で説明したファイル
バックアップ処理の詳細を説明するためのフローチャー
トである。
【図14】図5で説明したアラーム再生動作の第2実施
形態を説明するためのフローチャートである。
【図15】記録媒体(メモリB)63がイジェクトされ
たときの処理(第2実施形態)の詳細を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
10 メモリカードイジェクトスイッチ 11 メモリカード挿入口 12 マイク 13 LED窓 14 液晶窓 15 フォルダー切換ボタン 16 録音ボタン 17 アップ/再生送り、ダウン/再生戻しレバー 18 再生ボタン(PLAYボタン) 19 停止ボタン(STOPボタン) 20 メニューボタン(MENUボタン20) 21 インデックスボタン 22 消去ボタン 23 スピーカー用放音孔 50 マイク 51 増幅器 52 ローパスフィルタ(LPF) 53 A/D変換器 54 D/A変換器 55 ローパスフィルタ(LPF) 56 増幅器 57 スピーカ 58 デジタル信号処理部(DSP) 59 駆動回路 60 システム制御部(CPU) 61 記録媒体(メモリA) 62 RAM 63 記録媒体(メモリB) 64 表示器 65 操作スイッチ類

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データを記録可能な記録媒体を着脱
    可能な音声記録再生装置において、 計時手段と、 任意の時刻を設定する時刻設定手段と、 上記着脱可能な記録媒体に記録された音声ファイルの中
    から任意の音声ファイルを選択する音声ファイル選択手
    段と、 上記時刻設定手段において設定された設定時刻と、上記
    音声ファイル選択手段によって選択された音声ファイル
    に関する情報を、上記着脱可能な記録媒体とは異なる本
    体に内蔵された記録媒体に記録する記録手段と、 を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 【請求項2】 さらに、上記着脱可能な記録媒体の前記
    音声記録再生装置からのイジェクトを指示するイジェク
    ト指示手段を具備し、 上記記録手段は、上記イジェクト指示手段により上記着
    脱可能な記録媒体のイジェクトが指示された際に、上記
    時刻設定手段において設定された設定時刻と、上記音声
    ファイル選択手段において選択された音声ファイルに関
    する情報を、上記着脱可能な記録媒体とは異なる本体に
    内蔵された記録媒体に記録することを特徴とする請求項
    1に記載の音声記録再生装置。
  3. 【請求項3】 音声データを記録可能な記録媒体を着脱
    可能な音声記録再生装置において、 計時手段と、 任意の時刻を設定する時刻設定手段と、 上記着脱可能な記録媒体に記録された音声ファイルの中
    から任意の音声ファイルを選択する音声ファイル選択手
    段と、 上記時刻設定手段により設定された時刻になったことを
    検出する再生時刻検出手段と、 上記音声ファイル選択手段において選択された音声ファ
    イルが該音声記録再生装置において再生可能な状態にあ
    るかどうかを検出する音声ファイル検出手段と、 上記再生時刻検出手段により、上記設定された時刻にな
    ったことが検出されたときに、上記音声ファイル検出手
    段により上記選択された音声ファイルが再生可能でない
    ことが検出されたときには警告を行う警告手段と、 を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
JP2000237175A 2000-08-04 2000-08-04 音声記録再生装置 Pending JP2002049391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237175A JP2002049391A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 音声記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237175A JP2002049391A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 音声記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002049391A true JP2002049391A (ja) 2002-02-15

Family

ID=18729083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000237175A Pending JP2002049391A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 音声記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002049391A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103045A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Kenwood Corp 再生装置及び再生方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11306057A (ja) * 1998-04-17 1999-11-05 Sony Corp 記録再生装置及び記録再生システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11306057A (ja) * 1998-04-17 1999-11-05 Sony Corp 記録再生装置及び記録再生システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103045A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Kenwood Corp 再生装置及び再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7653756B2 (en) Recording/reproducing apparatus
JP3593814B2 (ja) 記録再生装置
JP3825941B2 (ja) 複合型電子装置の警告装置および方法
JP2004032717A (ja) データ処理装置
JP2002049391A (ja) 音声記録再生装置
JP3963701B2 (ja) 音声記録再生装置
JP2006221755A (ja) 記録再生装置
EP1176598A2 (en) Digital recording and reproducing apparatus
JPH09305464A (ja) 音声情報記録装置および音声情報再生装置
JP2003330494A (ja) 音声記録再生装置
JP2004328074A (ja) 画像データ書込み方法
JP4372976B2 (ja) 音声記録再生システム
JP2003122399A (ja) 音楽再生装置
JPH11296198A (ja) 情報記録装置
JPH10320513A (ja) 記録再生装置
JP4685216B2 (ja) 遠隔操作装置
JP4343408B2 (ja) データ記録再生装置
JP4436558B2 (ja) 音声記録再生装置
JP2000293975A (ja) 複写方法及び装置並びにプログラム記憶媒体
JPH11260090A (ja) 記録/再生装置
JP2001005496A (ja) ディジタル式音声録音再生装置
JP2002073087A (ja) 音声記録再生装置
JP2003140957A (ja) 音声処理装置
JP2002196794A (ja) 音声記録再生装置
JP2000227485A (ja) 時計装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110215