JPH09305464A - 音声情報記録装置および音声情報再生装置 - Google Patents

音声情報記録装置および音声情報再生装置

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JPH09305464A
JPH09305464A JP8123697A JP12369796A JPH09305464A JP H09305464 A JPH09305464 A JP H09305464A JP 8123697 A JP8123697 A JP 8123697A JP 12369796 A JP12369796 A JP 12369796A JP H09305464 A JPH09305464 A JP H09305464A
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audio
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recorded
recording
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JP8123697A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Tobiuchi
正敏 飛内
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混同することがない明確なファイル管理が可
能な音声情報記録装置および音声情報再生装置を提供す
る。 【解決手段】 入力音声信号をデジタルデータ化するA
/D変換器4と、出力用のデジタルデータをアナログ信
号に変換するD/A変換器11と、デジタルデータを圧
縮し又は伸長するデジタル信号処理部5と、記録時に
は、圧縮された音声データに音声ファイル識別信号とフ
ァイル管理番号を有するインデックス情報領域を付加し
て1文字以上8文字以下のファイル名と3文字の拡張子
を持った音声ファイルを作成し、読取時には、着脱可能
なフラッシュメモリカード8内のファイルから上記音声
ファイルのみを選択してそのインデックス情報を読み出
し上記音声ファイル識別信号とファイル管理番号情報を
検出するシステム制御部6と、上記フラッシュメモリカ
ード8への音声ファイルの記録または読出を制御するメ
モリカード制御部7とを備えた音声情報記録再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報記録装置
および音声情報再生装置、より詳しくは、音声信号をデ
ジタルデータに変換して記録しあるいは再生する音声情
報記録装置および音声情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声信号をデジタルデータに変換して、
書き換え可能な固体メモリ等の記録媒体に記録しあるい
は再生する、いわゆるデジタルレコーダなどの音声情報
記録装置および音声情報再生装置は、種々のものが提案
されて実用化されている。
【0003】こうしたデジタルレコーダにおいては、書
き換え可能な固体メモリを着脱自在となるように構成し
て用いられており、例えばパーソナルコンピュータ等に
汎用的に利用されているメモリカードを使うことが考え
られる。この汎用的なメモリカードを用いる場合には、
デジタルレコーダで記録した情報を、他の装置や機器に
容易に移すことができるという利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記汎
用的なメモリカードを使用する場合には、一つのメモリ
カード内には音声ファイルのみならず、各種の装置や機
器で記録された様々なファイルが混在して記録されてし
まうことがあるために、ファイルを読み出すときに読み
出しエラーを発生させたり、誤って他の装置や機器で記
録されたファイルを破壊するなどの原因になっていた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、混同することがない明確なファイル管理が可能な
音声情報記録装置および音声情報再生装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による音声情報記録装置は、入力され
た音声信号をデジタルデータに変換するA/D変換手段
と、上記デジタルデータを圧縮するデータ圧縮手段と、
上記圧縮された音声データにインデックス情報領域を付
加して1文字以上8文字以下のファイル名と3文字の拡
張子を持った音声ファイルを作成するファイル作成手段
と、着脱可能な記録媒体に電気的、機械的に接続され上
記音声ファイルを上記着脱可能な記録媒体に記録するた
めのメモリカード制御手段と、上記インデックス情報領
域の所定の位置に少なくとも音声ファイルであることを
識別するための識別信号と上記記録媒体内に既に記録さ
れている他の音声ファイルと重複しないユニークなファ
イル管理番号とを記録するインデックス情報記録手段と
を備えたものである。
【0007】また、第2の発明による音声情報再生装置
は、着脱可能な記録媒体に電気的、機械的に接続され上
記着脱可能な記録媒体に記録された情報を読み出すため
のメモリカード制御手段と、上記記録媒体内に記録され
ているファイルの中から1文字以上8文字以下のファイ
ル名と3文字の拡張子がついたファイルのみを選択する
ファイル選択手段と、選択されたファイルのインデック
ス情報領域に記録されている情報を読み出すインデック
ス情報読み取り手段と、上記インデックス情報の所定の
場所に音声ファイルであることを表す所定の識別信号と
ファイル管理番号情報が記録されていることを検出する
ファイルID検出手段と、上記ファイルID検出手段で
検出された音声ファイル内の圧縮された音声データを伸
長するデータ伸長手段と、上記伸長されたデジタルデー
タをアナログ信号に変換するD/A変換手段とを備えた
ものである。
【0008】さらに、第3の発明による音声情報再生装
置は、着脱可能な記録媒体に電気的、機械的に接続され
上記着脱可能な記録媒体に記録された情報を読み出すた
めのメモリカード制御手段と、上記記録媒体内に記録さ
れているファイルの中から1文字以上8文字以下のファ
イル名と3文字の拡張子がついたファイルのみを選択す
るファイル選択手段と、選択されたファイルのインデッ
クス情報領域に記録されている情報を読み出すインデッ
クス情報読み取り手段と、上記インデックス情報の所定
の場所に音声ファイルであることを表す所定の識別信号
とファイル管理番号情報が記録されていることを検出す
るファイルID検出手段と、上記ファイルID検出手段
で検出された音声ファイルを本体内に内蔵された記録媒
体に転送するファイル転送手段と、内蔵記録媒体に転送
された音声ファイル内の圧縮された音声データを伸長す
るデータ伸長手段と、上記伸長されたデジタルデータを
アナログ信号に変換するD/A変換手段とを備えたもの
である。
【0009】従って、第1の発明による音声情報記録装
置は、A/D変換手段が入力された音声信号をデジタル
データに変換し、データ圧縮手段が上記デジタルデータ
を圧縮し、ファイル作成手段が上記圧縮された音声デー
タにインデックス情報領域を付加して1文字以上8文字
以下のファイル名と3文字の拡張子を持った音声ファイ
ルを作成し、着脱可能な記録媒体に電気的機械的に接続
されたメモリカード制御手段が上記音声ファイルを上記
着脱可能な記録媒体に記録し、インデックス情報記録手
段が上記インデックス情報領域の所定の位置に少なくと
も音声ファイルであることを識別するための識別信号と
上記記録媒体内に既に記録されている他の音声ファイル
と重複しないユニークなファイル管理番号とを記録す
る。
【0010】また、第2の発明による音声情報再生装置
は、着脱可能な記録媒体に電気的機械的に接続されたメ
モリカード制御手段が上記着脱可能な記録媒体に記録さ
れた情報を読み出し、ファイル選択手段が上記記録媒体
内に記録されているファイルの中から1文字以上8文字
以下のファイル名と3文字の拡張子がついたファイルの
みを選択し、インデックス情報読み取り手段が選択され
たファイルのインデックス情報領域に記録されている情
報を読み出し、ファイルID検出手段が上記インデック
ス情報の所定の場所に音声ファイルであることを表す所
定の識別信号とファイル管理番号情報が記録されている
ことを検出し、データ伸長手段が上記ファイルID検出
手段で検出された音声ファイル内の圧縮された音声デー
タを伸長し、D/A変換手段が上記伸長されたデジタル
データをアナログ信号に変換する。
【0011】さらに、第3の発明による音声情報再生装
置は、着脱可能な記録媒体に電気的機械的に接続された
メモリカード制御手段が上記着脱可能な記録媒体に記録
された情報を読み出し、ファイル選択手段が上記記録媒
体内に記録されているファイルの中から1文字以上8文
字以下のファイル名と3文字の拡張子がついたファイル
のみを選択し、インデックス情報読み取り手段が選択さ
れたファイルのインデックス情報領域に記録されている
情報を読み出し、ファイルID検出手段が上記インデッ
クス情報の所定の場所に音声ファイルであることを表す
所定の識別信号とファイル管理番号情報が記録されてい
ることを検出し、ファイル転送手段が上記ファイルID
検出手段で検出された音声ファイルを本体内に内蔵され
た記録媒体に転送し、データ伸長手段が内蔵記録媒体に
転送された音声ファイル内の圧縮された音声データを伸
長し、D/A変換手段が上記伸長されたデジタルデータ
をアナログ信号に変換する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図11は本発明の第1の
実施形態を示したものであり、図2は音声情報記録再生
装置の外観を示す斜視図、図3から図6は音声情報記録
再生装置上に配置された各種操作ボタン並びにスイッチ
類のレイアウトを表す正面図、右側面図、左側面図、平
面図である。
【0013】この音声情報記録再生装置21は、音声情
報記録装置と音声情報再生装置を兼ねたものとなってい
て、図示のように、手でホールドし易い外形に形成され
ており、正面ほぼ中央部には各種の情報を視認可能に表
示するLCD9aが、このLCD9aのやや下側には後
述するスピーカ14を内蔵するスピーカ部14aが、上
記LCD9aの上側近傍には後述する消去指示ボタンE
RASEに対応する消去指示ボタン22が、上記LCD
9aの右側近傍には上から下に向かって順に後述するア
ップボタンUP、ダウンボタンDOWN、メニューボタ
ンMENUにそれぞれ対応するアップ/セットボタン2
3、ダウン/セレクトボタン24、メニューボタン25
がそれぞれ設けられている。
【0014】また、この音声情報記録再生装置21の右
側面には、図4に示すように、上から下に向かって順
に、後述する録音ボタンREC、停止ボタンSTOP、
再生ボタンPLAY、早戻しボタンREW、早送りボタ
ンFFに対応する録音ボタン26、停止ボタン27、再
生ボタン28、早戻しボタン29、早送りボタン30が
それぞれ設けられている。
【0015】さらに、この音声情報記録再生装置21の
左側面には、図5に示すように、上から下に向かって順
に、後述する音声起動録音モード設定スイッチVCV
A、符号化モード切換スイッチRATE、ホールドモー
ド設定スイッチHOLDに対応する音声起動録音モード
設定ボタン32、符号化モード切換ボタン33、ホール
ドモード設定ボタン34と、後述する記録媒体たるフラ
ッシュメモリカード8を抜脱するためのイジェクトボタ
ン35と、外部の直流電源からの入力を行うDC−IN
36とが設けられており、さらに、上記イジェクトボタ
ン35により開閉してフラッシュメモリカード8を挿脱
するための蓋部材31の一部が見えている。
【0016】そして、この音声情報記録再生装置21の
上面には、図6に示すように、後述するIマークボタン
Iに対応するIマークボタン37と、該音声情報記録再
生装置21が録音状態にあることを発光して示すLED
38と、イヤホンジャック39と、外部マイク等を接続
するためのマイク/リモートジャック40と、後述する
マイク1が内蔵されたマイク部1aとが設けられてい
る。
【0017】こうして図示のように構成された音声情報
記録再生装置21は、小型で携帯性に優れているのに加
えて手になじみやすく操作性の優れたものとなってい
る。
【0018】次に図1は上記音声情報記録再生装置21
の構成を示すブロック図である。
【0019】この音声情報記録再生装置21は、音声を
電気信号に変換するマイクロホン1と、このマイクロホ
ン1から得られるアナログ信号を増幅する増幅器(AM
P)2と、この増幅器2の出力の内の低周波側の所定帯
域の信号のみを通過させる低域通過フィルタ(LPF)
3と、この低域通過フィルタ3の出力をデジタル信号に
変換するA/D変換手段たるアナログ/デジタル(A/
D)変換器4と、録音動作時に音声を圧縮するとともに
再生動作時に音声を伸長するデータ圧縮手段でありデー
タ伸長手段を兼ねたデジタル信号処理部(DSP)5
と、後述する複数の操作ボタンおよびスイッチの操作に
応じて上記デジタル信号処理部5および後述するメモリ
カード制御部7とフラッシュメモリカード8の動作の制
御を含むシステム全体の制御を行う、ファイル作成手
段、ファイル選択手段、インデックス情報記録手段、イ
ンデックス情報読み取り手段、並びにファイルID検出
手段の構成要素であるシステム制御部6と、このシステ
ム制御部6から適当なアドレス信号が与えられることに
より後述するフラッシュメモリカード8を制御するもの
であり、上記デジタル信号処理部5からシステム制御部
6を介して供給された音声データを所定のフォーマット
に基づいて記録し、あるいは記録されているデータを読
み出して上記システム制御部6を介してデジタル信号処
理部5に供給するメモリカード制御手段たるメモリカー
ド制御部7と、このメモリカード制御部7に接続されて
いて該音声情報記録再生装置21に着脱自在な例えば半
導体メモリでなる記録媒体たるフラッシュメモリカード
8と、上記デジタル信号処理部5で伸長された読み出し
データをアナログ信号に変換するD/A変換手段たるデ
ジタル/アナログ(D/A)変換器11と、このデジタ
ル/アナログ変換器11の出力の内の不要な周波数帯域
をカットするバンドパスフィルタ(BPF)12と、こ
のバンドパスフィルタ12の出力を増幅する増幅器(A
MP)13と、この増幅器13から出力された電気信号
を音声信号として出力するスピーカ14と、上記システ
ム制御部6の制御により動作モードやファイル番号など
の各種情報を表示する表示部9と、上記システム制御部
6の制御によりこの音声情報記録再生装置21に電源を
供給する電源部10と、上記システム制御部6に接続さ
れているボタンやスイッチ等でなる操作部15とを備え
てなる。
【0020】また、上記操作部15は、録音開始を指示
するための録音ボタンREC、録音,再生等を停止させ
るための停止ボタンSTOP、再生開始を指示するため
の再生ボタンPLAY、録音位置や再生位置を戻すため
の早戻しボタンREW、録音位置や再生位置を早送りす
るための早送りボタンFF、各種オプションメニューを
選択する際に使用されるメニューボタンMENU、アッ
プボタンUP、ダウンボタンDOWN、記録された音声
情報を消去する際に用いる消去指示ボタンERASE、
頭出し信号として指示用インデックスマークであるイン
ストラクションマークを記録するためのIマークボタン
Iの各ボタンと、録音時に無音部分をカットして有音部
分のみを記録媒体に記録する音声起動録音モード設定ス
イッチVCVA、音声データの圧縮方式とビットレート
を切り換えるための符号化モード切換スイッチRAT
E、未使用時に不用意にボタンが操作されないようにす
るホールドモード設定スイッチHOLDの各切換スイッ
チとを有して構成されている。
【0021】次に、このような構成の音声情報記録再生
装置21の動作を説明する。図7はシステム制御部6の
動作を示すフローチャートである。
【0022】電源部10から電源がシステム制御部6に
供給されると、該システム制御部6はこの図7に示すよ
うな動作を開始する。
【0023】すなわち、まず、システム制御部6の外部
条件や内部の記憶部の初期設定を行い、表示部9への表
示を行う(ステップS1)。
【0024】初期設定を完了した後に、この音声情報記
録再生装置21を停止状態にして(ステップS2)、着
脱自在のフラッシュメモリカード8が装着されているか
どうかを検出する(ステップS3)。
【0025】もしフラッシュメモリカード8が装着され
ていない場合には上記ステップS2に戻り、一方、装着
されている場合には、その中に記録されているファイル
の情報を読んで(ステップS4)、有効な音声ファイル
のみをカウントして表示部9にその数を表示する(ステ
ップS5)。
【0026】このとき、ファイルが有効ファイルである
と判断されるためには、次の3つの条件を全て満たさな
ければならない。 1.ファイル名の拡張子がdssであること。 2.ファイルのインデックス情報が記録されているイン
デックス情報記録部の所定の位置にdssというファイ
ル識別信号が書き込まれていること。 3.上記インデックス情報記録部の所定の位置にファイ
ル管理番号として0001から9999までの数値が書
き込まれていること。
【0027】なお、ここではファイル名の拡張子やファ
イル識別信号をdssとしているが、ddsであっても
構わない。さらに、これらdssやddsは、アスキー
コードで記述されていれば、汎用性があってよい。
【0028】ここで、上記3つの条件を判断する動作に
ついて図8を参照して説明する。図8はフラッシュメモ
リカード8のファイル情報を取得するときの動作を示す
フローチャートである。
【0029】この動作が開始されると、まず、有効ファ
イル数に0をセットし(ステップS21)、有効ファイ
ル情報テーブルを初期化する(ステップS22)。
【0030】次に、フラッシュメモリカード8内のファ
イルの検索を行い(ステップS23)、ファイルが存在
するか否かを判断して(ステップS24)、ファイルが
存在しない場合にはそのまま終了する。
【0031】また、ファイルが存在する場合には、その
ファイルの拡張子がdssであるか否かを判断し(ステ
ップS25)、dssである場合にはさらにファイル識
別信号の検出を行う(ステップS26)。
【0032】そして、検出した識別信号がdssである
か否かを判断し(ステップS27)、dssである場合
にはファイル管理番号の検出を行う(ステップS2
8)。
【0033】続いて、検出したファイル管理番号が00
01〜9999の範囲内の数値であるかを判断して(ス
テップS29)、その範囲内である場合には有効ファイ
ル情報テーブルにファイル番号をセットして(ステップ
S30)上記ステップS23に戻る。
【0034】また、上記ステップS25において拡張子
がdssでない場合、上記ステップS27において識別
信号がdssでない場合、または上記ステップS29に
おいてファイル管理番号が0001〜9999の範囲内
の数値でない場合には、何れも上記ステップS23に戻
る。
【0035】このようにして、ファイルが有効ファイル
であるか否かを判断するようになっている。
【0036】次に、インデックス情報領域にはどのよう
な情報が記録されているかを、図9を参照して説明す
る。図9はフラッシュメモリカード8内に記録される情
報の内訳を概念的に示す図である。
【0037】図示のように、フラッシュメモリカード8
内の記録領域は、例えば512バイトの記憶容量が確保
されているインデックス情報領域と、音声データが記録
される音声データ領域とに大別される。
【0038】これらの内のインデックス情報領域は、さ
らに、システムバージョン番号、ファイル識別信号、フ
ァイル管理番号、ユーザIDコード、録音開始日時、録
音終了日時、録音時間、優先度レベル、転送済みフラ
グ、誤消去防止フラグ、IマークアドレスNo.1〜N
o.16、予備領域などに分別される。
【0039】さて、図7のシステム制御部6の動作に戻
ると、上記ステップS5において有効ファイルの情報を
表示部9に表示した後に、操作部15内の操作ボタンの
何れかが押されたか否かを検出する(ステップS6)。
【0040】ここで何れの操作ボタンも押されていない
場合には上記ステップS2に戻り、何れかの操作ボタン
が押されたことを検出した場合には、次にホールドモー
ド設定スイッチHOLDがオンであるかどうかを検出す
る(ステップS7)。
【0041】ここでホールドモード設定スイッチHOL
Dがオンである場合には上記ステップS2に戻り、一
方、オフである場合には、まず、操作されたのが録音ボ
タンRECであるか否かを検出して(ステップS8)、
録音ボタンRECが押されていた場合には、デジタル信
号処理部5を制御してA/D変換器4から入力される音
声情報を圧縮し、メモリカード制御部7へデータを送出
してフラッシュメモリカード8に記録する録音処理に入
る(ステップS9)。
【0042】この録音処理については、図10および図
11のフローチャートを参照して、詳細に説明する。図
10は録音処理の動作の一部を示すフローチャート、図
11は録音処理の動作の他の一部を示すフローチャート
である。
【0043】この録音処理が開始されると、まず、新規
録音であるか否かが判定されて(ステップS31)、新
規録音でない場合には指定ファイルをオープンする(ス
テップS32)。
【0044】また、上記ステップS31において新規録
音であると判断された場合には、フラッシュメモリカー
ド8内のファイル情報から新しいファイル管理番号を取
得し(ステップS33)、ユーザIDコードとファイル
管理番号の組み合わせで新規ファイル名を作成し(ステ
ップS34)、識別信号(dss)をインデックス情報
領域に記録する(ステップS35)。
【0045】この新規に録音が開始されて新しい音声フ
ァイルが作られる場合の特徴は、まず、既にメモリ内に
存在するファイルの管理番号と重複しない番号が選ばれ
て(通常0001から9999まで順番に選択され、9
999の次は再び0001に戻る)、その番号がファイ
ルのインデックス情報領域の所定の場所に記録されるこ
とである。
【0046】さらに本実施形態では、上記メニューボタ
ンMENUによるオプションメニューの選択によって、
4桁のユーザIDコード(通常、アルファベット4文字
の名前)を設定することができるようになっているため
に、このユーザIDコードも、上記インデックス情報領
域の所定の場所に記録されるようになっている。
【0047】そして、上記4文字のユーザIDコードと
4桁のファイル管理番号から8文字のファイル名を作成
し、そのファイル名にdssという3文字の拡張子が付
加されることになる。
【0048】上記ステップS32またはステップS35
が終了したら、記録位置の読み込みを行い(ステップS
36)、音声データの圧縮方式とビットレートが異なる
2つの符号化方式A,Bを切り換えるための符号化モー
ド切換スイッチRATEがオンであるか否かを判断する
(ステップS37)。
【0049】オンである場合には符号化方式Aを選択し
(ステップS38)、オフである場合には符号化方式B
を選択する(ステップS39)。
【0050】そして、音声起動録音モード設定スイッチ
VCVAがオンであるか否かを判断し(ステップS4
0)、オンである場合にはデジタル信号処理部5へエネ
ルギー計算命令を出力する(ステップS41)。
【0051】続いて、このデジタル信号処理部5からエ
ネルギー値を入力し(ステップS42)、そのエネルギ
ーを閾値と比較して(ステップS43)、エネルギーが
閾値以下である場合には上記ステップS37へ戻り、エ
ネルギーが閾値よりも大きい場合、または上記ステップ
S40において音声起動録音モード設定スイッチVCV
Aがオフである場合には、デジタル信号処理部5へ符号
化開始命令を出力する(ステップS44)。
【0052】その後、デジタル信号処理部5から音声デ
ータブロックを入力し(ステップS45)、メモリカー
ド制御部7へ音声データブロックを出力し(ステップS
46)、記録位置を更新して(ステップS47)、停止
ボタンSTOPが操作されたか否かを判断する(ステッ
プS48)。
【0053】停止ボタンSTOPが操作されていない場
合には上記ステップS37へ戻って、この録音動作を継
続して行い、一方、停止ボタンSTOPが操作された場
合には、デジタル信号処理部5へ符号化停止命令を送出
する(ステップS49)。
【0054】そして、インデックス情報を更新して(ス
テップS50)、ファイルをクローズして(ステップS
51)、終了する。
【0055】再び上記図7のシステム制御部の動作の説
明に戻って、上記ステップS8において操作されたのが
録音ボタンRECでないと判断された場合には、次に再
生ボタンPLAYが押されたか否かを検出する(ステッ
プS10)。ここで再生ボタンPLAYが押されている
場合には、フラッシュメモリカード8の記録データをメ
モリカード制御部7を介して読み出して、デジタル信号
処理部5に送って伸長処理を行い、D/A変換器11に
音声情報を送る再生処理に入る(ステップS11)。
【0056】また、上記ステップS10において操作さ
れたのが再生ボタンPLAYでないと判断されたとき
は、早送りボタンFFが操作されたか否かを検出する
(ステップS12)。ここで早送りボタンFFが押され
ている場合には、動作位置を適当な速度(例えば、再生
時の100倍の速度)で順次早送りする早送り処理に入
る(ステップS13)。
【0057】上記ステップS12において操作されたの
が早送りボタンFFでないと判断されたときは、早戻し
ボタンREWが操作されたか否かを検出する(ステップ
S14)。ここで早戻しボタンREWが押されている場
合には、上記早送りの場合とは逆の方向に同様の速度で
動作位置を順次移動させる早戻し処理に入る(ステップ
S15)。
【0058】上記ステップS14において操作されたの
が早戻しボタンREWでないと判断されたときは、消去
指示ボタンERASEが操作されたか否かを検出する
(ステップS16)。ここで消去指示ボタンERASE
が押されている場合には、表示部9に現在表示されてい
るファイル番号に該当するファイルを消去する消去処理
に入る(ステップS17)。
【0059】上記ステップS16において操作されたの
が消去指示ボタンERASEでないと判断されたとき
は、オプションメニュー選択ボタンMENUが操作され
たか否かを検出する(ステップS18)。ここでオプシ
ョンメニュー選択ボタンMENUが押されている場合に
は、アップボタンUPとダウンボタンDOWNの指示に
基づいて、各種のオプションを設定するメニュー切り換
え処理に入る(ステップS19)。
【0060】具体的にはこのオプションメニューによ
り、誤消去防止の設定、マイク感度の設定、ユーザID
コードの設定、優先度レベルの設定、時計の設定などが
可能になる。また、オプションメニュー選択ボタンME
NUを押さない状態で、上記UP/DOWNボタンが直
接操作された場合には、再生音量を調節するためのボリ
ュームとして動作するようになっている。
【0061】なおここで、上記ステップS9の録音処
理、ステップS11の再生処理、ステップS13の早送
り処理、ステップS15の早戻し処理において、停止ボ
タンSTOPが押されたり、フラッシュメモリカード8
が抜脱されたり、現在位置がメモリの終端位置や先端位
置に達した場合には、各処理から抜けて上記ステップS
2の停止処理に戻るようになっている。
【0062】また、上記ステップS17の消去処理ある
いはステップS19のメニュー切り換え処理が終了した
場合、または上記ステップS18においてオプションメ
ニュー選択ボタンMENUがオフである場合にも、上記
ステップS2に戻るようになっている。
【0063】このような第1の実施形態によれば、一枚
のフラッシュメモリカード内に音声ファイルや音声ファ
イル以外のファイルなどの異なる種類のファイルが混在
して記録されていたとしても、それらのファイルの中か
ら有効な音声ファイルを容易に識別することができるた
めに、ファイル管理が容易になるとともに、フラッシュ
メモリカードの汎用性を保つことができる。また、音声
ファイル以外のファイルを音声情報記録再生装置が誤っ
て消去してしまうことや破壊してしまうことを、防止す
ることができる。
【0064】図12から図15は本発明の第2の実施形
態を示したものであり、図12は音声情報再生装置の構
成を示すブロック図である。この第2の実施形態におい
て、上述の第1の実施形態と同様である部分については
説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明す
る。
【0065】この音声情報再生装置は、例えば上記第1
の実施形態の音声情報記録再生装置21によりフラッシ
ュメモリカード8に記録された音声ファイルを、秘書や
タイピストが再生しながらワープロやタイプライター等
により文書化する作業を効率良く行うことができるよう
な機能を有して、例えば卓上型のものとして構成されて
いる。
【0066】すなわち、この音声情報再生装置は、該音
声情報再生装置に着脱自在な上記フラッシュメモリカー
ド8と、このフラッシュメモリカード8に接続されてい
て後述するシステム制御部56から適当なアドレス信号
が与えられることにより該フラッシュメモリカード8を
制御するメモリカード制御手段たるメモリカード制御部
57と、上記フラッシュメモリカード8に記録されてい
るファイルの中からシステム制御部56の制御により上
記メモリカード制御部57を通じて転送された有効ファ
イルのみを記憶する本体内に内蔵された記録媒体たる内
蔵メモリ64と、後述する複数の操作ボタンおよびスイ
ッチの操作に応じて後述するデジタル信号処理部55、
上記メモリカード制御部57とフラッシュメモリカード
8および上記内蔵メモリ64の動作の制御を含むシステ
ム全体の制御を行う、ファイル選択手段、インデックス
情報読み取り手段、ファイルID検出手段、ファイル転
送手段、およびファイル消去手段の構成要素であるシス
テム制御部56と、再生動作時にこのシステム制御部5
6の制御により上記内蔵メモリ64から送出された有効
音声ファイルのデータの伸長処理を行うデータ圧縮手段
でありデータ伸長手段を兼ねたデジタル信号処理部(D
SP)55と、このデジタル信号処理部55で伸長され
た読み出しデータをアナログ信号に変換するD/A変換
手段たるデジタル/アナログ(D/A)変換器51と、
このデジタル/アナログ変換器51の出力の内の不要な
周波数帯域をカットするバンドパスフィルタ(BPF)
52と、このバンドパスフィルタ52の出力を増幅する
増幅器(AMP)53と、この増幅器53から出力され
た電気信号の出力先を選択するスイッチ62と、このス
イッチ62を介して伝達された電気信号を音声信号とし
て出力するスピーカ54と、上記スイッチ62からの電
気信号をイヤホン等へ出力するためのイヤホンジャック
63と、上記システム制御部56の制御により動作モー
ドやファイル番号などの各種情報を表示する表示部59
と、上記システム制御部56の制御によりこの音声情報
再生装置に電源を供給する電源部60と、上記システム
制御部56に接続されているボタンやスイッチ等でなる
操作部61とを備えてなる。
【0067】また、上記操作部61は、再生開始を指示
するための再生ボタンPLAY、再生停止を指示するた
めの停止ボタンSTOP、再生位置を戻すための早戻し
ボタンREW、再生位置を早送りするための早送りボタ
ンFF、各種オプションメニューを選択する際に使用さ
れるメニューボタンMENU、アップボタンUP、ダウ
ンボタンDOWN、記録された音声情報を消去する際に
用いる消去指示ボタンERASE、頭出し信号検出用イ
ンデックスマークを検索するための頭出し信号検出用イ
ンデックスサーチボタンSEARCH等を有して構成さ
れている。
【0068】さらに、上記メニューボタンMENUによ
り選択されるオプションメニューの具体的な例として
は、再生速度の設定、オートバックスペースの戻り量の
設定、再生音質(トーン)の設定、ファイル転送後にそ
のファイルを自動消去するかどうかの設定、タイピスト
IDコードの設定、時計の設定などがある。また、メニ
ューボタンMENUを押さないでアップボタンUPまた
はダウンボタンDOWNが直接操作された場合には、再
生音量を調節するためのボリュームの動作を行うように
なっている。
【0069】なお、上記内蔵メモリ64としては、RA
Mやフラッシュメモリ等でもよいし、あるいはハードデ
ィスク等の磁気ディスクでも構わない。
【0070】図13はシステム制御部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0071】電源部60から電源がシステム制御部56
に供給されると、このシステム制御部56の動作が開始
されて、まず、システム制御部56の外部条件や内部の
記憶部の初期設定を行い、表示部59への表示を行う
(ステップS61)。
【0072】初期設定を完了した後に、この音声情報再
生装置を停止状態にして(ステップS62)、着脱自在
のフラッシュメモリカード8が装着されているかどうか
を検出する(ステップS63)。
【0073】もしフラッシュメモリカード8が装着され
ていない場合には上記ステップS62に戻り、一方、装
着されている場合には、その中に記録されているファイ
ルの情報を読んで(ステップS64)、有効な音声ファ
イルの転送処理を行い(ステップS65)、表示部59
に現在位置にあるファイルのインデックス情報を表示す
る(ステップS66)。この時点で、フラッシュメモリ
カード8は抜き取られても良いために、文書化する作業
が終了するまで待つことなく、そのフラッシュメモリカ
ード8を次の録音に利用することができる。
【0074】次に、操作ボタンの検出を行い(ステップ
S67)、何れの操作ボタンも押されていない場合には
上記ステップS62に戻り、一方、何れかの操作ボタン
が押されたことを検出した場合には、まず再生ボタンP
LAYが操作されたか否かを検出する(ステップS6
8)。
【0075】ここで再生ボタンPLAYが押されている
場合には、メモリカード制御部57に接続されているフ
ラッシュメモリカード8の記録データを読み出して、デ
ジタル信号処理部55に送って伸長処理を行い、D/A
変換器51に音声情報を送る再生処理に入る(ステップ
S69)。
【0076】また、上記ステップS68において操作さ
れたのが再生ボタンPLAYでないと判断されたとき
は、早送りボタンFFが操作されたか否かを検出する
(ステップS70)。ここで早送りボタンFFが押され
ている場合には、動作位置を適当な速度(例えば、再生
時の100倍の速度)で順次早送りする早送り処理に入
る(ステップS71)。
【0077】上記ステップS70において操作されたの
が早送りボタンFFでないと判断されたときは、早戻し
ボタンREWが操作されたか否かを検出する(ステップ
S72)。ここで早戻しボタンREWが押されている場
合には、上記早送りの場合とは逆の方向に同様の速度で
動作位置を順次移動させる早戻し処理に入る(ステップ
S73)。
【0078】上記ステップS72において操作されたの
が早戻しボタンREWでないと判断されたときは、消去
指示ボタンERASEが操作されたか否かを検出する
(ステップS74)。ここで消去指示ボタンERASE
が押されている場合には、表示部59に現在表示されて
いるファイル番号に該当するファイルを消去する消去処
理に入る(ステップS75)。
【0079】上記ステップS74において操作されたの
が消去指示ボタンERASEでないと判断されたとき
は、オプションメニュー選択ボタンMENUが操作され
たか否かを検出する(ステップS76)。ここでオプシ
ョンメニュー選択ボタンMENUが押されている場合に
は、上記操作部61のアップボタンUPとダウンボタン
DOWNによる指示に基づいて、各種のオプションを設
定する(ステップS77)。
【0080】上記ステップS76において操作されたの
がオプションメニュー選択ボタンMENUでないと判断
されたときは、頭出し信号検出用インデックスサーチボ
タンSEARCHが操作されたか否かを検出する(ステ
ップS78)。ここで頭出し信号検出用インデックスサ
ーチボタンSEARCHが押されている場合には、イン
デックスマークを検出するIマーク検出処理を行う(ス
テップS79)。
【0081】なおここで、上記ステップS69の再生処
理、ステップS71の早送り処理、ステップS73の早
戻し処理において、停止ボタンSTOPが押されたり、
現在位置がメモリの終端位置や先端位置に達した場合に
は、各処理から抜けて上記ステップS62の停止処理に
戻るようになっている。なお、音声データは既に内蔵メ
モリ64に転送されているので、フラッシュメモリカー
ド8はいつ抜脱されてもよい。
【0082】また、上記ステップS75の消去処理、ス
テップS77のメニュー切り換え処理、あるいはステッ
プS79のIマーク検出処理が終了した場合、または上
記ステップS78において頭出し信号検出用インデック
スサーチボタンSEARCHがオフである場合にも、上
記ステップS62に戻るようになっている。
【0083】次に、図14および図15を参照して有効
ファイル転送処理について詳細に説明する。図14は有
効ファイル転送処理の動作の一部を示すフローチャー
ト、図15は有効ファイル転送処理の動作の他の一部を
示すフローチャートである。
【0084】まず、メモリカード制御部57に接続され
た着脱自在のフラッシュメモリカード8内に、有効ファ
イルが記録されているか否かを検出し(ステップS8
1)、有効ファイルが記録されていない場合には、表示
部59にエラー表示をして(ステップS83)、この有
効ファイル転送処理から抜け出る。
【0085】また、上記ステップS81において有効フ
ァイルが記録されていると判断した場合には、次に、そ
のファイルのインデックス情報を読み取り、既に転送さ
れたファイルであるかどうかを表すフラグの状態を検出
する(ステップS82)。このフラグから未転送のファ
イルが存在するか否かを判断して(ステップS84)、
未転送のファイルが存在しなければ、転送が終了した旨
を表示部59に表示して(ステップS85)、この有効
ファイル転送処理から抜け出る。
【0086】一方、上記ステップS84において、未転
送のファイルが存在すると判断された場合には、そのフ
ァイルと既にこの音声情報再生装置の内蔵メモリ64に
記録されているファイルとの比較を行う(ステップS8
6)。そして、同じファイル名のファイルが存在するか
否かを判断し(ステップS87)、存在しない場合は後
述するステップS99へ行って、内蔵メモリ64に十分
な空き容量があるかどうか確かめた上で、そのファイル
の転送を行う。
【0087】また、同じファイル名のファイルが既に内
蔵メモリ64内に存在している場合には、インデックス
情報の内容、すなわちファイル管理番号やユーザIDコ
ードが同じであるかどうか、あるいは録音開始日時や録
音終了日時、さらには録音時間までもが同じであるかど
うかを比較して調べる(ステップS88)。
【0088】この比較に基づいて、まず、ファイル管理
番号が同じであるかを判断し(ステップS89)、異な
る場合にはファイル名の下4文字をファイル管理番号に
変更して(ステップS90)上記ステップS82に戻
る。
【0089】一方、ファイル管理番号が同じである場合
には、次に、ユーザIDコードが同じであるかを判断し
(ステップS91)、異なる場合にはファイル名の上4
文字をユーザIDコードに変更して(ステップS9
2)、上記ステップS82に戻る。
【0090】ユーザIDコードも同じである場合には、
続いて、録音開始日時が同じであるかを判断し(ステッ
プS93)、異なる場合にはフラッシュメモリカード8
内のファイルのファイル名とファイル管理番号を内蔵メ
モリ64内に既に記録されている他の音声ファイルと重
複しないユニークなものに変更し(ステップS95)上
記ステップS82に戻る。
【0091】録音開始日時が同じである場合には、録音
終了日時が同じであるかを判断し(ステップS94)、
同じである場合には、さらに録音時間が同じであるかを
判断する(ステップS96)。
【0092】録音時間が異なる場合には上記ステップS
95へ行き、録音時間が同じである場合には、フラッシ
ュメモリカード8内のファイルの転送済みフラグをオン
にして(ステップS98)上記ステップS82に戻る。
【0093】また、上記ステップS94において、録音
終了日時が異なる場合には、フラッシュメモリカード8
内のファイルの方が内蔵メモリ64内のファイルより新
しいか否かを判断して(ステップS97)、新しくない
場合には上記ステップS98へ行き、新しい場合には、
内蔵メモリ64の残り容量は未転送ファイルの容量より
も大きいかを判断する(ステップS99)。
【0094】このステップS99において大きくない場
合には上記ステップS83へ行き、大きい場合には最小
ファイル管理番号の未転送ファイルを内蔵メモリ64に
転送して(ステップS100)、フラッシュメモリカー
ド8内のファイルの転送済みフラグをオンにする(ステ
ップS101)。
【0095】こうして上述のような比較を行うことによ
り、全てのインデックス情報が完全に同じである場合
と、フラッシュメモリカード8内のファイルの方が内蔵
メモリ64内の同名ファイルよりも古い場合とを除い
て、何らかのインデックス情報が異なっていればファイ
ル名とファイル管理番号が重複しないように書き換えを
行った後に、ファイル管理番号の若い順に転送を行うよ
うになっている。そして、転送が完了したファイルにつ
いては、そのインデックス情報領域に記録されている転
送済みフラグをオンにするようになっている。
【0096】次に、消去モードを検出し(ステップS1
02)、自動消去モードであるか否かを判断して(ステ
ップS103)、自動消去モードでない場合には上記ス
テップS82へ行き、自動消去モードである場合には誤
消去防止フラグがオンであるか否かを判断する(ステッ
プS104)。
【0097】誤消去防止フラグがオンである場合には、
消去不可表示アラーム出力を行って(ステップS10
6)上記ステップS82へ行き、一方、誤消去防止フラ
グがオフである場合には、フラッシュメモリカード8内
の転送済みファイルを消去して(ステップS105)上
記ステップS82へ行く。
【0098】なお、上記転送処理が完了した後に、転送
されたフラッシュメモリカード8内のファイルをそのま
ま残しておくか、それとも自動で消去してしまうかは、
上述のように、オプションメニューで選択することがで
きるようになっている。このオプションメニューによ
り、転送後に自動消去するオプションを選択しておけ
ば、同じファイルを別々のメモリに重複して記録するこ
とがなくなって、メモリ容量を節約することができる。
【0099】このような第2の実施形態によれば、上述
の第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するとともに、
様々なファイルが混在して記録されているフラッシュメ
モリカードから音声ファイルのみを選び出して内蔵メモ
リへ転送するために、不要なファイルを内蔵メモリへ転
送することがなく、内蔵メモリの容量を節約することが
できるとともにファイル管理が容易になるという利点を
有している。
【0100】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0101】(1) 入力された音声信号をデジタルデ
ータに変換するA/D変換手段と、上記デジタルデータ
を圧縮するデータ圧縮手段と、上記圧縮された音声デー
タにインデックス情報領域を付加して、1文字以上8文
字以下のファイル名と3文字の拡張子を持った音声ファ
イルを作成するファイル作成手段と、着脱可能な記録媒
体に電気的、機械的に接続され、上記音声ファイルを上
記着脱可能な記録媒体に記録するためのメモリカード制
御手段と、上記インデックス情報領域の所定の位置に、
少なくとも音声ファイルであることを識別するための識
別信号と、上記記録媒体内に既に記録されている他の音
声ファイルと重複しないユニークなファイル管理番号と
を記録するインデックス情報記録手段と、を具備したこ
とを特徴とする音声情報記録装置。
【0102】(2) 上記3文字の拡張子がdssまた
はddsであることを特徴とする上記(1)に記載の音
声情報記録装置。
【0103】(3) 上記識別信号がdssまたはdd
sというアスキーコードであることを特徴とする上記
(1)または(2)に記載の音声情報記録装置。
【0104】(4) 上記ユニークなファイル管理番号
として0001から9999までの何れかの4桁の数字
で、既に記録媒体内に存在する最大のファイル管理番号
よりも大きなユニーク番号が選択されるか、あるいはそ
れ以上大きなユニーク番号が存在しない場合は最小のユ
ニーク番号が選択されることを特徴とする上記(1)、
(2)、または(3)に記載の音声情報記録装置。
【0105】(5) 上記ファイル名の一部に上記ファ
イル管理番号が含まれていることを特徴とする上記
(1)、(2)、(3)、または(4)に記載の音声情
報記録装置。
【0106】(6) 上記着脱可能な記録媒体がフラッ
シュメモリカードであることを特徴とする上記(1)、
(2)、(3)、(4)、または(5)に記載の音声情
報記録装置。
【0107】(7) 着脱可能な記録媒体に電気的、機
械的に接続され、上記着脱可能な記録媒体に記録された
情報を読み出すためのメモリカード制御手段と、上記記
録媒体内に記録されているファイルの中から、1文字以
上8文字以下のファイル名と3文字の拡張子がついたフ
ァイルのみを選択するファイル選択手段と、選択された
ファイルのインデックス情報領域に記録されている情報
を読み出すインデックス情報読み取り手段と、上記イン
デックス情報の所定の場所に音声ファイルであることを
表す所定の識別信号とファイル管理番号情報が記録され
ていることを検出するファイルID検出手段と、上記フ
ァイルID検出手段で検出された音声ファイル内の圧縮
された音声データを伸長するデータ伸長手段と、上記伸
長されたデジタルデータをアナログ信号に変換するD/
A変換手段と、を具備したことを特徴とする音声情報再
生装置。
【0108】(8) 上記3文字の拡張子がdssまた
はddsであることを特徴とする上記(7)に記載の音
声情報再生装置。
【0109】(9) 上記識別信号がdssまたはdd
sというアスキーコードであることを特徴とする上記
(7)または(8)に記載の音声情報再生装置。
【0110】(10) 上記ファイル管理番号が000
1から9999までの何れかの4桁の数字であることを
特徴とする上記(7)、(8)、または(9)に記載の
音声情報再生装置。
【0111】(11) 上記着脱可能な記録媒体がフラ
ッシュメモリカードであることを特徴とする上記
(7)、(8)、(9)、または(10)に記載の音声
情報再生装置。
【0112】(12) 着脱可能な記録媒体に電気的、
機械的に接続され、上記着脱可能な記録媒体に記録され
た情報を読み出すためのメモリカード制御手段と、上記
記録媒体内に記録されているファイルの中から、1文字
以上8文字以下のファイル名と3文字の拡張子がついた
ファイルのみを選択するファイル選択手段と、選択され
たファイルのインデックス情報領域に記録されている情
報を読み出すインデックス情報読み取り手段と、上記イ
ンデックス情報の所定の場所に音声ファイルであること
を表す所定の識別信号とファイル管理番号情報が記録さ
れていることを検出するファイルID検出手段と、上記
ファイルID検出手段で検出された音声ファイルを本体
内に内蔵された記録媒体に転送するファイル転送手段
と、内蔵記録媒体に転送された音声ファイル内の、圧縮
された音声データを伸長するデータ伸長手段と、上記伸
長されたデジタルデータをアナログ信号に変換するD/
A変換手段と、を具備したことを特徴とする音声情報再
生装置。
【0113】(13) 上記3文字の拡張子がdssま
たはddsであることを特徴とする上記(12)に記載
の音声情報再生装置。
【0114】(14) 上記識別信号がdssまたはd
dsというアスキーコードであることを特徴とする上記
(12)または(13)に記載の音声情報再生装置。
【0115】(15) 上記ファイル管理番号が000
1から9999までの何れかの4桁の数字であることを
特徴とする上記(12)、(13)、または(14)に
記載の音声情報再生装置。
【0116】(16) 上記着脱可能な記録媒体がフラ
ッシュメモリカードであることを特徴とする上記(1
2)、(13)、(14)、または(15)に記載の音
声情報再生装置。
【0117】(17) 上記内蔵記録媒体が磁気ディス
クであることを特徴とする上記(12)、(13)、
(14)、(15)、または(16)に記載の音声情報
再生装置。
【0118】(18) 上記内蔵記録媒体への転送が完
了した着脱可能な記録媒体内の音声ファイルを消去する
ファイル消去手段を具備したことを特徴とする上記(1
2)、(13)、(14)、(15)、(16)、また
は(17)に記載の音声情報再生装置。
【0119】(19) 着脱可能な記録媒体内に複数の
音声ファイルが存在する場合、上記ファイル管理番号が
小さいファイルから順番に転送する転送制御手段を具備
したことを特徴とする上記(15)、(16)、(1
7)、または(18)に記載の音声情報再生装置。
【0120】(20) 着脱可能な記録媒体内に記録さ
れた音声ファイルと同じファイル名のファイルが上記内
蔵記録媒体内にも存在する場合、インデックス情報領域
内に記録されているファイル管理番号、ユーザIDコー
ド、録音開始日時、録音終了日時、録音時間などの情報
を比較して、少なくともその内の1つの情報が異なる場
合にはファイル名とファイル管理番号を新規の値に更新
して転送する転送制御手段を具備したことを特徴とする
上記(12)、(13)、(14)、(15)、(1
6)、(17)、(18)または(19)に記載の音声
情報再生装置。
【0121】従って、上記(1)に記載の音声情報記録
装置によれば、同一の記録媒体中に音声ファイル以外の
ファイルが記録されている場合にも、該ファイルと明確
に識別可能に音声ファイルを記録することができ、さら
に、同一の記録媒体中に他の音声ファイルが記録されて
いる場合にも、その音声ファイルと明確に識別可能に音
声ファイルを記録することができて、混同することがな
い明確なファイル管理が可能になる。
【0122】上記(2)に記載の音声情報記録装置によ
れば、上記(1)に記載の発明と同様の効果を奏すると
ともに、拡張子によりファイルの種類を判別することが
可能になる。
【0123】上記(3)に記載の音声情報記録装置によ
れば、上記(1)または(2)に記載の発明と同様の効
果を奏するとともに、一般に広く使われているアスキー
コードでなる識別信号により、音声ファイルであること
を識別することができる。
【0124】上記(4)に記載の音声情報記録装置によ
れば、上記(1)、(2)、または(3)に記載の発明
と同様の効果を奏するとともに、適切なデータ量の4桁
の数字をサイクリックに用いることにより、むやみにデ
ータ量を増やすことなく容易にファイルを管理すること
ができる。
【0125】上記(5)に記載の音声情報記録装置によ
れば、上記(1)、(2)、(3)、または(4)に記
載の発明と同様の効果を奏するとともに、ファイル管理
番号を取得するだけでユニークなファイル名を得ること
ができる。
【0126】上記(6)に記載の音声情報記録装置によ
れば、上記(1)、(2)、(3)、(4)、または
(5)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、記
録媒体がフラッシュメモリカードであるために、記録媒
体を抜脱しても内部のデータが消失することはない。
【0127】上記(7)に記載の音声情報再生装置によ
れば、同一の記録媒体中に音声ファイルと音声ファイル
以外のファイルが混在して記録されている場合にも、フ
ァイルが音声ファイルであるか否かを明確に識別して、
音声ファイルのみを読み出すことができ、さらに、同一
の記録媒体中に複数の音声ファイルが記録されている場
合にも、目的とする音声ファイルを明確に識別して読み
出すことができて、混同することがない明確なファイル
管理が可能になる。
【0128】上記(8)に記載の音声情報再生装置によ
れば、上記(7)に記載の発明と同様の効果を奏すると
ともに、拡張子によりファイルの種類を判別することが
可能になる。
【0129】上記(9)に記載の音声情報再生装置によ
れば、上記(7)または(8)に記載の発明と同様の効
果を奏するとともに、一般に広く使われているアスキー
コードでなる識別信号により、音声ファイルであること
を識別することができる。
【0130】上記(10)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(7)、(8)、または(9)に記載の発
明と同様の効果を奏するとともに、適切なデータ量の4
桁の数字を用いることにより、むやみにデータ量を増や
すことなく容易にファイルを管理することができる。
【0131】上記(11)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(7)、(8)、(9)、または(10)
に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、記録媒体
がフラッシュメモリカードであるために、記録媒体を抜
脱しても内部のデータが消失することはない。
【0132】上記(12)に記載の音声情報再生装置に
よれば、同一の記録媒体中に音声ファイルと音声ファイ
ル以外のファイルが混在して記録されている場合にも、
ファイルが音声ファイルであるか否かを明確に識別し
て、音声ファイルのみを読み出すことができ、さらに、
同一の記録媒体中に複数の音声ファイルが記録されてい
る場合にも、目的とする音声ファイルを明確に識別して
読み出すことができて、混同することがない明確なファ
イル管理が可能になる。さらに、内蔵記録媒体に音声フ
ァイルを転送した後には、該内蔵記録媒体内の音声ファ
イルのみを管理すればよいために、ファイル管理がより
容易になる。
【0133】上記(13)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(12)に記載の発明と同様の効果を奏す
るとともに、拡張子によりファイルの種類を判別するこ
とが可能になる。
【0134】上記(14)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(12)または(13)に記載の発明と同
様の効果を奏するとともに、一般に広く使われているア
スキーコードでなる識別信号により、音声ファイルであ
ることを識別することができる。
【0135】上記(15)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(12)、(13)、または(14)に記
載の発明と同様の効果を奏するとともに、適切なデータ
量の4桁の数字を用いることにより、むやみにデータ量
を増やすことなく容易にファイルを管理することができ
る。
【0136】上記(16)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(12)、(13)、(14)、または
(15)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、
記録媒体がフラッシュメモリカードであるために、記録
媒体を抜脱しても内部のデータが消失することはない。
【0137】上記(17)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(12)、(13)、(14)、(1
5)、または(16)に記載の発明と同様の効果を奏す
るとともに、内蔵記録媒体が磁気ディスクであるため
に、多量のデータを消失することなく低コストで保存す
ることができる。
【0138】上記(18)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(12)、(13)、(14)、(1
5)、(16)、または(17)に記載の発明と同様の
効果を奏するとともに、着脱可能な記録媒体内の音声フ
ァイルをあらためて消去する必要がなくなり、操作が簡
便になる。
【0139】上記(19)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(15)、(16)、(17)、または
(18)に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、
ファイル管理番号が小さいファイルから順番に転送され
るために、ファイル管理がより容易になる。
【0140】上記(20)に記載の音声情報再生装置に
よれば、上記(12)、(13)、(14)、(1
5)、(16)、(17)、(18)、または(19)
に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、ファイル
管理番号、ユーザIDコード、録音開始日時、録音終了
日時、録音時間などの情報の内の1つの情報が異なる場
合には、ファイル名とファイル管理番号を新規の値に更
新して転送するために、転送するファイルを選択するな
どの複雑な操作を行う必要がなく、しかも不要なファイ
ルの転送は行わないために転送に要する時間が短くて済
む。
【0141】
【発明の効果】請求項1による本発明の音声情報記録装
置によれば、同一の記録媒体中に音声ファイル以外のフ
ァイルが記録されている場合にも、該ファイルと明確に
識別可能に音声ファイルを記録することができ、さら
に、同一の記録媒体中に他の音声ファイルが記録されて
いる場合にも、その音声ファイルと明確に識別可能に音
声ファイルを記録することができて、混同することがな
い明確なファイル管理が可能になる。
【0142】請求項2による本発明の音声情報再生装置
によれば、同一の記録媒体中に音声ファイルと音声ファ
イル以外のファイルが混在して記録されている場合に
も、ファイルが音声ファイルであるか否かを明確に識別
して、音声ファイルのみを読み出すことができ、さら
に、同一の記録媒体中に複数の音声ファイルが記録され
ている場合にも、目的とする音声ファイルを明確に識別
して読み出すことができて、混同することがない明確な
ファイル管理が可能になる。
【0143】請求項3による本発明の音声情報再生装置
によれば、同一の記録媒体中に音声ファイルと音声ファ
イル以外のファイルが混在して記録されている場合に
も、ファイルが音声ファイルであるか否かを明確に識別
して、音声ファイルのみを読み出すことができ、さら
に、同一の記録媒体中に複数の音声ファイルが記録され
ている場合にも、目的とする音声ファイルを明確に識別
して読み出すことができて、混同することがない明確な
ファイル管理が可能になる。さらに、内蔵記録媒体に音
声ファイルを転送した後には、該内蔵記録媒体内の音声
ファイルのみを管理すればよいために、ファイル管理が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の音声情報記録再生装
置の構成を示すブロック図。
【図2】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置の
外観を示す斜視図。
【図3】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置に
おける操作釦のレイアウトを示す正面図。
【図4】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置に
おける操作釦のレイアウトを示す右側面図。
【図5】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置に
おける操作釦のレイアウトを示す左側面図。
【図6】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置に
おける操作釦のレイアウトを示す平面図。
【図7】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置の
システム制御部の動作を示すフローチャート。
【図8】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置に
おけるカードのファイル情報取得の動作を示すフローチ
ャート。
【図9】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置に
おける音声ファイルの構成を概念的に示す図。
【図10】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置
における録音処理の動作の一部を示すフローチャート。
【図11】上記第1の実施形態の音声情報記録再生装置
における録音処理の動作の他の一部を示すフローチャー
ト。
【図12】本発明の第2の実施形態の音声情報再生装置
の構成を示すブロック図。
【図13】上記第2の実施形態の音声情報再生装置のシ
ステム制御部の動作を示すフローチャート。
【図14】上記第2の実施形態の音声情報再生装置にお
ける有効ファイル転送処理の動作の一部を示すフローチ
ャート。
【図15】上記第2の実施形態の音声情報再生装置にお
ける有効ファイル転送処理の動作の他の一部を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
4…アナログ/デジタル(A/D)変換器(A/D変換
手段) 5,55…デジタル信号処理部(データ圧縮手段,デー
タ伸長手段) 6…システム制御部(ファイル作成手段、ファイル選択
手段、インデックス情報記録手段、インデックス情報読
み取り手段、ファイルID検出手段) 7,57…メモリカード制御部(メモリカード制御手
段) 8…フラッシュメモリカード(記録媒体) 11,51…デジタル/アナログ(D/A)変換器(D
/A変換手段) 56…システム制御部(ファイル選択手段、インデック
ス情報読み取り手段、ファイルID検出手段、ファイル
転送手段、ファイル消去手段) 64…内蔵メモリ(本体内に内蔵された記録媒体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声信号をデジタルデータに
    変換するA/D変換手段と、 上記デジタルデータを圧縮するデータ圧縮手段と、 上記圧縮された音声データにインデックス情報領域を付
    加して、1文字以上8文字以下のファイル名と3文字の
    拡張子を持った音声ファイルを作成するファイル作成手
    段と、 着脱可能な記録媒体に電気的、機械的に接続され、上記
    音声ファイルを上記着脱可能な記録媒体に記録するため
    のメモリカード制御手段と、 上記インデックス情報領域の所定の位置に、少なくとも
    音声ファイルであることを識別するための識別信号と、
    上記記録媒体内に既に記録されている他の音声ファイル
    と重複しないユニークなファイル管理番号とを記録する
    インデックス情報記録手段と、 を具備したことを特徴とする音声情報記録装置。
  2. 【請求項2】 着脱可能な記録媒体に電気的、機械的に
    接続され、上記着脱可能な記録媒体に記録された情報を
    読み出すためのメモリカード制御手段と、 上記記録媒体内に記録されているファイルの中から、1
    文字以上8文字以下のファイル名と3文字の拡張子がつ
    いたファイルのみを選択するファイル選択手段と、 選択されたファイルのインデックス情報領域に記録され
    ている情報を読み出すインデックス情報読み取り手段
    と、 上記インデックス情報の所定の場所に音声ファイルであ
    ることを表す所定の識別信号とファイル管理番号情報が
    記録されていることを検出するファイルID検出手段
    と、 上記ファイルID検出手段で検出された音声ファイル内
    の圧縮された音声データを伸長するデータ伸長手段と、 上記伸長されたデジタルデータをアナログ信号に変換す
    るD/A変換手段と、 を具備したことを特徴とする音声情報再生装置。
  3. 【請求項3】 着脱可能な記録媒体に電気的、機械的に
    接続され、上記着脱可能な記録媒体に記録された情報を
    読み出すためのメモリカード制御手段と、 上記記録媒体内に記録されているファイルの中から、1
    文字以上8文字以下のファイル名と3文字の拡張子がつ
    いたファイルのみを選択するファイル選択手段と、 選択されたファイルのインデックス情報領域に記録され
    ている情報を読み出すインデックス情報読み取り手段
    と、 上記インデックス情報の所定の場所に音声ファイルであ
    ることを表す所定の識別信号とファイル管理番号情報が
    記録されていることを検出するファイルID検出手段
    と、 上記ファイルID検出手段で検出された音声ファイルを
    本体内に内蔵された記録媒体に転送するファイル転送手
    段と、 内蔵記録媒体に転送された音声ファイル内の、圧縮され
    た音声データを伸長するデータ伸長手段と、 上記伸長されたデジタルデータをアナログ信号に変換す
    るD/A変換手段と、 を具備したことを特徴とする音声情報再生装置。
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