JP2004328074A - 画像データ書込み方法 - Google Patents

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雅仁 伊賀
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Abstract

【課題】動画像データに時間的な不連続を生じさせることなく複数の記録媒体の切替えを意図的に選択できる画像データ書込み方法を提供する。
【解決手段】第1記録媒体に動画像データの前半を画像ファイルDSCF1001A.AVI として記録し始めて残容量が1MB未満になったとき第2記録媒体への切替えを促すメッセージを液晶パネルに表示し、ブザーを鳴らす。第1記録媒体の残容量が0MBになったら書込み先を切り替え、動画像データの後半を画像ファイルDSCF1001B.AVI として第2記録媒体に記録し始め、タイマをスタートする。書込み指示ボタンを押すと、書込みが継続される。書込み拒否ボタンを押すと、第2記録媒体への書込みは中止され、画像ファイルDSCF1001B.AVI は消去される。第2記録媒体を交換して書込み指示ボタンを押すと、新たな第2記録媒体に動画像データの後半が書き込まれる。指示しないまま30秒を経過すると、第2記録媒体への書込みが継続される。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データ書込み方法に関し、更に詳しくは時間的な不連続を生じさせることなく複数の記録媒体の切替えを意図的に選択できる画像データ書込み方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数種類の記録媒体を有するデジタルカメラにおいて、動画撮影時に動画の画像データを記録する第1の記録媒体の残容量が不十分な場合に、第2の記録媒体に切り替えて動画の画像データを継続して記録する画像データ書込み方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−136475号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載されたような画像データ書込み方法では、使用者が意図していない記録媒体に画像データが記録されることがある。このため、複数の記録媒体からすべての画像データを読み出してサムネイル表示する必要があるなど、撮影後のデータ整理や加工を行う際に手間がかかるという欠点がある。この欠点を解消するためには、手動で記録媒体の切替えを行うことが考えられるが、特に画像データが動画像データの場合、時間的な不連続を生じるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題点を考慮してなされたものであり、動画像データに時間的な不連続を生じさせることなく複数の記録媒体の切替えを意図的に選択できる画像データ書込み方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の画像データ書込み方法は、画像データを第1記録媒体に書き込んでから第2記録媒体に書き込む画像データ書込み方法において、第1記録媒体の書込み終了間際に第2記録媒体への書込みの可否を問い合わせ、第1記録媒体の書込み終了時に指示がなかった時は、第2記録媒体への書込みを開始し、この書込み中に第2記録媒体への書込み指示があれば、そのまま書込みを継続し、第2記録媒体への書込み拒否があれば、第2記録媒体への書込みを停止するとともに、第2記録媒体に書き込まれた画像データを消去するものである。また、前記第2記録媒体への書込みを開始してから一定時間が経過しても第2記録媒体への書込み指示または書込み拒否のいずれもがない場合、第2記録媒体への書込みを続行するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明を実施したデジタルカメラの外観を示す図1及び図2において、デジタルカメラ10のカメラ本体11の前面の右上部には、対物側ファインダ窓12が設けられており、中央部には、開閉自在にスライド操作される半月状のレンズバリア13が組み付けられている。このレンズバリア13が開放位置にスライド操作された時に、撮影レンズ14、ストロボ発光部15等が露呈する。また、カメラ本体11の上面には、シャッタボタン16が設けられている。
【0008】
カメラ本体11の背面には、接眼側ファインダ窓17,液晶パネル(LCD)18,各種操作を行うための操作ボタン20,カーソル操作ボタン21が設けられている。また、液晶パネル18は、静止画モード時,動画モード時にそれぞれ被写体確認用の画像であるスルー画を表示する電子ビューファインダとして使用される。また、再生モードでは、記録画像の再生表示を行う。また、セットアップモードにおいては、各種設定画面等が表示される。
【0009】
操作ボタン20は、電源ボタン22,モード選択ボタン23,決定ボタン24,書込み指示ボタン25,書込み拒否ボタン26の5つのボタンで構成されている。電源ボタン22は、電源スイッチのオン/オフ切替を行う時に、ユーザに押圧操作される。
【0010】
モード選択ボタン23は、押圧操作する毎に、静止画撮影を行う静止画モード/動画撮影を行う動画モード/記録画像を再生表示する再生モード/各種設定を行うセットアップモード等に順次に切り替わる。なお、モード選択ボタン23は、デフォルトでは静止画モードにセットされている。
【0011】
決定ボタン24は、セットアップモード等で選んだ選択肢を確定する際にユーザによって押圧操作される。また、書込み指示ボタン25は、後述する第2記録媒体への書込み指示を行う際に押圧操作される。また、書込み拒否ボタン26は、第2記録媒体への書込み拒否を行う際に押圧操作される。
【0012】
カーソル操作ボタン21は、円形状のボタンであり、この円周を等分割する上下左右の4箇所が押圧操作部となっており、それぞれを操作することによりカーソルを上下左右に移動させることができる。
【0013】
前述の操作ボタン20,及びカーソル操作ボタン21を操作することにより、各種設定・操作を行うことができる。例えば、モード選択ボタン23を押圧操作してセットアップモードにしたときに、液晶パネル18の設定画面内に表示されたメニューのうち該当する項目にカーソルを移動させ、決定ボタン24を押圧操作することにより、該当する項目が選択されて各種操作を行うことができる。
【0014】
カメラ本体11の側面には、2つのメディアスロット27,28が設けられている。第1のメディアスロット27には、第1記録媒体であるメモリカード29が挿脱され、また第2のメディアスロット28には、第2記録媒体である第1記録媒体と同型のメモリカード30が挿脱される。このメモリカード29,30としては、例えば記録容量128MBのエックスディーピクチャーカード(登録商標,以下xDピクチャーカードという)が使用される。なお、メモリカード29,30の容量は異なっていてもよい。
【0015】
デジタルカメラ10の電気構成を示す図3において、デジタルカメラ10は、撮影レンズ14,絞り部31、シャッタ32、撮像素子としてのCCD33、ドライバ回路34、及びA/Dコンバータ35,システムコントローラ37,静止画処理部38,動画処理部39,第1及び第2のバッファメモリ41,42,静止画圧縮/伸張処理部43,動画圧縮/伸張処理部44,表示制御部46,メディアスロット27,28等から構成されている。
【0016】
CCD33は、数百万画素程度の撮像素子である。ドライバ回路34は、システムコントローラ37からの制御により、露光,CCD33からの撮像信号の読出し処理,素子シャッタ制御,及びCCD33に対する電力供給のオン/オフ制御などの処理を行なう。
【0017】
CCD33は、通常では電源供給がオフされており、シャッタボタン16によるシャッタ・レリーズのオン操作に応じて、ドライバ回路34により電源供給がオンされる。シャッタ32は、システムコントローラ37の制御に応じて開閉し、CCD33からの撮像信号の読出し時(静止画撮影時)には閉じられる。
【0018】
A/Dコンバータ35は、CCD33から読出された撮像信号をデジタル画像データに変換する。また、撮影レンズ14は、図示しないA/F機構によりフォーカス駆動されるように構成されている。
【0019】
第1バッファメモリ41は、静止画処理部38により画像処理された静止画の画像データ(以下静止画像データという)または動画処理部39により画像処理された動画の画像データ(以下動画像データという)を一時的に格納する。第1バッファメモリ41に格納された画像データ(以下、静止画像データと動画像データとを区別しない場合に使う)は、表示制御部46により液晶パネル18に表示される。静止画処理部38及び動画処理部39は、画像処理用CPU及びその制御プログラムを格納したメモリから構成されている。
【0020】
静止画圧縮/伸張処理部43は、第1バッファメモリ41に格納された静止画像データを、例えばJPEG方式により画像圧縮処理して第2バッファメモリ42に格納する。また、静止画圧縮/伸張処理部43は、第2バッファメモリ42に格納された静止画像データを画像伸張処理して、第1バッファメモリ41に格納する。
【0021】
また、動画圧縮/伸張処理部44は、第1バッファメモリ41に格納された動画像データを、例えばモーションJPEG方式により画像圧縮処理して第2バッファメモリ42に格納する。また、動画圧縮/伸張処理部44は、第2バッファメモリ42に格納された動画像データを画像伸張処理して、第1バッファメモリ41に格納する。第2バッファメモリ42は、第1メディアスロット27、第2メディアスロット28に接続されている。
【0022】
システムコントローラ37は、制御用CPU及びその制御プログラムを格納したメモリから構成されており、デジタルカメラ10の全ての動作を制御する。また、システムコントローラ37は、メディアスロット27,28を介してメモリカード29,30の各残容量を監視するメモリ残容量検出部51,記録先(記録媒体)切替部(以下記録切替部という)52及び内蔵タイマ53を有する。メモリ残容量検出部51は、メモリカード29,30が新たなものに交換されたか否かを判定する機能も有する。
【0023】
記録切替部52は、メモリ残容量検出部51からの残容量検知結果に基づいて、メモリカード29の残容量が許容量,例えば1MBより少なくなった時には、メモリカード30への切替え指示(書込み指示ボタン25の押圧操作)を促すメッセージを液晶パネル18に出力するとともに、カメラ本体11に設けられたブザー48を駆動して警告音を出力させる。
【0024】
また、記録切替部52は、書込み指示ボタン25の押圧操作があった場合と、書込み指示ボタン25及び書込み拒否ボタン26のいずれの押圧操作もなく一定時間が経過した場合には、記録先をメモリカード30に切り替える制御を実行する。なお、メモリカード29,30への書込み順序は、デフォルトで第1メディアスロット27(メモリカード29)→第2メディアスロット28(メモリカード30)の順になっているが、ユーザの設定により変更可能である。
【0025】
メモリカード29は、図4に示すように、メディアスロット27とのインターフェース(I/F)55,コントローラ56,メモリ部57から構成されている。メモリ部57は、静止画像データまたは動画像データを記録するユーザ使用領域33aと、ユーザ非使用領域33bとからなる。このユーザ非使用領域33bには、メモリカード29固有のID番号がメモリカード29の工場出荷前に記録される。
【0026】
図5(A)に示すように、メモリ部57に画像データが画像ファイルとして記録される毎に画像ファイルのファイル名がシステムコントローラ37によって付与される。本第1実施形態では、メモリ部57内に完結して1つの画像ファイルとして書き込まれる画像データの画像ファイルについては、撮影した順番に連続した通し番号のファイル名、「DSCF0001. JPG」,「DSCF0002. AVI」,・・・・が付与される。なお、各ファイル名の拡張子は、静止画像データは「. JPG」(JPEG)であり、動画像データは「. AVI」(モーションJPEG)である。
【0027】
動画撮影時には、上述したように、時間的に連続する動画像データがメモリカード29のメモリ部57とメモリカード30のメモリ部58(B)とに二分割されて記録され得るが、分割された前側の動画像データは、例えばファイル名「DSCF1001A. AVI」の画像ファイルとしてメモリ部57に書き込まれ、後側の動画像データは、例えばファイル名「DSCF1001B. AVI」の画像ファイルとしてメモリ部58に書き込まれる。
【0028】
前記ファイル名「DSCF1001A. AVI」,「DSCF1001B. AVI」の「DSCF1001」は、それぞれに共通する主要部であり、メモリ部57,58を通しての通し番号である。これにより、画像ファイルDSCF1001A. AVIと画像ファイルDSCF1001B. AVIとが関連していることを示している。また、主要部に続く従属部のアルファベット「A」,「B」が2つの画像ファイルが時間的に連続するものであり、かつ「A」は続き(後側)の画像データが欠落していることを示し、「B」はその前側の画像データが欠落していることを示している。
【0029】
記録切替部52は消去処理部54を有する。この消去処理部54は、書込み拒否ボタン26が押された際に、その時点からメモリカード30への書込みを停止し、その直後にメモリカード30に既に書き込まれた動画像データを消去する機能を備えている。例えば、本実施形態では、画像ファイルDSCF1001B. AVIが消去される。
【0030】
このように構成されたデジタルカメラの作用について説明する。まず、静止画撮影は、シャッタボタン16の押下操作に応じてシャッタ32が閉じることにより実行される。静止画処理部38により処理された静止画像データは、第1バッファメモリ41,画像圧縮/伸張部43及び第2バッファメモリ42を介して、メモリカード29に記録される。静止画再生時には、メモリカード29から読出された画像データは、第2バッファメモリ42,画像圧縮/伸張部43、及び第1バッファメモリ41を介して表示制御部46に送られ、静止画が液晶パネル18上に表示される。
【0031】
動画撮影は、モード選択ボタン23を押圧操作して静止画モードから動画モードに切り替えてから、シャッタボタン16を押すことにより実行される。動画処理部39は、A/Dコンバータ35から得られた動画像データを処理し、第1バッファメモリ41に格納する。動画の撮影時間は、例えば最長2分間であり、撮影途中でもう一度シャッタボタン16を押すと、動画撮影が中止される。動画撮影が終了すると、画像圧縮/伸張部44は、動画像データを圧縮し、第2バッファメモリ42を介してメモリカード29に送出する。
【0032】
残容量検出部51は、常にメモリカード29,30の残容量を監視しているとともに、システムコントローラ37は、圧縮された動画像データのデータサイズから、この動画像データがメモリカード29の残容量に格納され得るか否かを判断する。本実施形態では、メモリカード29の残容量は、1MBより多いが、動画像データの全部を書き込むには足りないものとする。なお、メモリカード29の残容量が1MBより少ない場合には、撮影を開始する以前から警告メッセージが液晶パネル18に表示される。
【0033】
図6のフローチャートに示すように、動画像データをメモリカード29に書き込み始める。この時、システムコントローラ37は、動画像データの前側部を書き込むための画像ファイルDSCF1001A. AVIをメモリカード29のメモリ部57に作成する。メモリカード29の残容量が1MB未満になった時、記録切替部52は、画像データの記録先をメモリカード29からメモリカード30へ切り替えるようユーザに促すメッセージを液晶パネル18に表示すると同時に、ブザー48を駆動して警告音を出力する。
【0034】
ユーザが書込み指示ボタン25も書込み拒否ボタン26をも押圧操作しないままメモリカード29の残容量が0MBになったら、記録切替部52が画像データの書込み先をメモリカード29からメモリカード30に切り替える。そして、システムコントローラ37は、メモリカード30のメモリ部58に新しい画像ファイルDSCF1001B. AVIを作成し、これに動画像データの後側部を書き込み始める。また、これと同時にタイマ53をリセットして(t=0秒)時間の計測を開始する。
【0035】
ユーザが書込み指示ボタン25を押圧操作すると、動画像データの後側部はそのまま継続してメモリカード30に書き込まれる。また、ユーザがメモリカード30への書込みを行いたくない場合には、書込み拒否ボタン26を押圧操作する。これにより、メモリカード30への動画像データの書込みは中止される。そして、この直後に、メモリカード30に既に書き込まれていた画像ファイルDSCF1001B. AVIが消去処理部54によって消去され、メモリカード30にはじめから何も書き込まれなかったと同じ状態にされる。
【0036】
この後、ユーザは第2メディアスロット28からメモリカード30を引き抜き、代わりにデータ書込みを行いたい別のメモリカードを第2メディアスロット28に挿入する。そして、ユーザが書込み指示ボタン25を押圧操作すると、動画像データの後側部がメモリカードに書き込まれる。これにより、ユーザが意図的に選択した記録媒体に画像データを書き込むことができる。また、データ書込み自体を中止する場合には、もう一度書込み拒否ボタン26を押圧操作する。この場合、メモリカード29に画像ファイルDSCF1001A. AVIが残ったままになるが、ユーザが不用と判断すれば、後で消去すればよい。
【0037】
また、動画像データのメモリカード30への書込みが開始されてから、ユーザが書込み指示ボタン25も書込み拒否ボタン26も押圧操作しないまま、例えば30秒経過した場合(t=30秒)には、動画像データのメモリカード30への書込みは、そのまま継続される。これにより、ユーザのうっかりミス等で書込み指示ボタン25を押さなかった場合でも、動画像データの記録は確実に行われる。もし、不用の動画像データであった場合には、後で消去操作を行えばよい。
【0038】
また、図6には記載してないが、メモリカード30の残容量が、例えば1MBより少なくなった場合や、1MBより多いが書き込むべき動画像データのデータサイズがメモリカード30の残容量より大きい場合には、記録切替部52は、メモリカード30を別のものと交換するように促すメッセージを液晶パネル18に出力する。なお、第1メディアスロット28側のメモリカード29を交換して第1メディアスロット27側の新たなメモリカードに画像データを書き込むようにしてもよい。
【0039】
なお、静止画像データの書込みでは、メモリカード29の残容量が1MB以上あっても、書き込むべき静止画像データのデータサイズがメモリカード29の残容量より大きければ、メモリカード29に書き込むことなく(静止画像データを分割することなく)、画像データの書込み先をメモリカード29からメモリカード30に切り替える。
【0040】
撮影を終了した後、撮影された画像データをパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)に取り込んで整理や編集を行う場合について説明する。画像データが書き込まれたメモリカード29,30を第1,第2メディアスロット27,28から引き抜いてから、パソコンのメディアスロットに順次に挿入し、メモリカード29,30の全ファイルをパソコンのハードディスクにコピーする。なお、本実施形態では、パソコンのメディアスロットは1個である。
【0041】
分割された動画像データの前側部である画像ファイルDSCF1001A. AVIを開こうとすると、パソコンにインストールされている画像編集用プログラムが起動して、「この動画像データには続きの動画像データがあります。連結しますか?」というメッセージがパソコンのモニタに表示される。
【0042】
ユーザが実行キーを押すと、画像編集用プログラムがハードディスクに記録されている画像データファイルから画像ファイルDSCF1001A. AVIのファイル名「DSCF1001A. AVI」の主要部である「DSCF1001」が同じ画像ファイルを検索し、画像ファイルDSCF1001B. AVIを捜し出す。そして、ファイル名「DSCF1001A. AVI」とファイル名「DSCF1001B. AVI」の従属部「A」,「B」のアルファベット順に、画像ファイルDSCF1001A. AVIと画像ファイルDSCF1001B. AVIとを連結し、連続した動画像データとして新たな画像ファイルDSCF1001. AVIを生成する。
【0043】
ハードディスク内に画像ファイルDSCF1001B. AVIを発見できない場合には、「ファイルが見つかりません。続きの動画像データが記録されたメモリカードをメディアスロットに挿入して下さい。」というメッセージがモニタに表示される。
【0044】
なお、分割された後側の動画像データをメモリカードに書き込む際に、例えば最初の1秒間は、前側の動画像データのうち最後の1秒間の動画像データと同じものを書き込むようにすると、後の手作業による編集で連続した動画像データとする際に、作業が容易となる。
【0045】
以上説明した実施形態では、書込み拒否がなされた場合、メモリカード30の画像ファイルDSCF1001B. AVIだけを消去したが、メモリカード29の画像ファイルDSCF1001A. AVI及びメモリカード30の画像ファイルDSCF1001B. AVIの両方を消去するようにしてもよい。この場合、メモリカード30の代わりに第2メディアスロットに新たなメモリカードを挿入してから書込み指示ボタン25を押すと、第2バッファメモリ42から第2メディアスロットを介して一続きの動画像データが新たなメモリカードに書き込まれるようにする。
【0046】
また、上記実施形態では、前側の動画像データのファイル名を「DSCF1001A. AVI」とし、後側の動画像データのファイル名を「DSCF1001B. AVI」としたが、前側の動画像データと後側の動画像データとを関連付けられれば、上記の例に限らないのはもちろんである。
【0047】
また、動画像データのファイルを電子情報技術産業協会(JEIDA)から発表された規格であるExifフォーマットで作成し、分割された2つの動画像データのファイルの各Exifタグ(Tag )データに含まれるメーカーノートタグ(Maker Note Tag)データに、互いに相手方を示す関連付けデータを書き込むようにしてもよい。この関連付けデータには、画像データのファイル名に加えて相手のメモリカード固有のID番号を含めるようにするのがよい。
【0048】
また、上記実施形態では、ファイル名を付与する際に、静止画像データと動画像データとを拡張子を除いて区別することなく、通し番号としたが、静止画像データと動画像データとを別々のディレクトリに格納し、なおかつ静止画と動画とを判別できるようなファイル名を付与するようにしてもよい。
【0049】
また、上記実施形態では、書込み先の切替えタイミングの目安とする記録媒体の残容量を1MBとしたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば2MBでも、また0.5MBでもよい。また、動画の撮影時間を最長2分間としたが、例えば5分間でも、また1分間でもよい。また、第2のメモリカードに書込みを開始してから、そのまま継続することを判断するまでの時間を30秒としたが、これは一例であって、例えば20秒や40秒でもよい。
【0050】
また、上記実施形態では、記録媒体としてメモリカードを採用し、このメモリカードとしてxDピクチャーカード(登録商標)を想定したが、本発明はこれに限定されることなく、メモリカードとしては、例えばスマートメディア(登録商標)でもよい。また、記録媒体としては、メモリカードではなく、マイクロドライブ(登録商標)など種々のものが使用でき、使用される記録媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。また、2つの記録媒体の組み合わせも、種類,容量など、上記の態様に限定されないのはもちろんである。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の画像データ書込み方法によれば、第1記録媒体の書込み終了間際に第2記録媒体への書込みの可否を問い合わせ、第1記録媒体の書込み終了時に指示がなかった時は、第2記録媒体への書込みを開始し、この書込み中に第2記録媒体への書込み指示があれば、そのまま書込みを継続し、第2記録媒体への書込み拒否があれば、第2記録媒体への書込みを停止するとともに、第2記録媒体に書き込まれた画像データを消去するので、動画像データに時間的な不連続を生じさせることなく複数の記録媒体の切替えを意図的に選択できる。また、第2記録媒体への書込みを開始してから一定時間が経過しても第2記録媒体への書込み指示または書込み拒否のいずれもがない場合、第2記録媒体への書込みを続行するので、ユーザのミスで書込み指示をしなかった場合でも動画像データに時間的な不連続を生じさせることなく複数の記録媒体の切替えが自動的に行われ、確実に画像データを保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルカメラの正面側の外観を示す斜視図である。
【図2】デジタルカメラの背面側の外観を示す斜視図である。
【図3】デジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。
【図4】メモリカードの内部構成を示すブロック図である。
【図5】メモリカードのメモリ部のファイル構造の概略を示す説明図である。
【図6】動画像データの書込みに関する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
25 書込み指示ボタン
26 書込み拒否ボタン
27 第1メディアスロット
28 第2メディアスロット
29,30 メモリカード
37 システムコントローラ
51 残容量検出部
52 記録切替部
53 タイマ
54 消去処理部

Claims (2)

  1. 画像データを第1記録媒体に書き込んでから第2記録媒体に書き込む画像データ書込み方法において、
    第1記録媒体の書込み終了間際に第2記録媒体への書込みの可否を問い合わせ、第1記録媒体の書込み終了時に指示がなかった時は、第2記録媒体への書込みを開始し、この書込み中に第2記録媒体への書込み指示があれば、そのまま書込みを継続し、第2記録媒体への書込み拒否があれば、第2記録媒体への書込みを停止するとともに、第2記録媒体に書き込まれた画像データを消去することを特徴とする画像データ書込み方法。
  2. 前記第2記録媒体への書込みを開始してから一定時間が経過しても第2記録媒体への書込み指示または書込み拒否のいずれもがない場合、第2記録媒体への書込みを続行することを特徴とする請求項1記載の画像データ書込み方法。
JP2003116118A 2003-04-21 2003-04-21 画像データ書込み方法 Pending JP2004328074A (ja)

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