JP2003330494A - 音声記録再生装置 - Google Patents

音声記録再生装置

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JP2003330494A
JP2003330494A JP2002136336A JP2002136336A JP2003330494A JP 2003330494 A JP2003330494 A JP 2003330494A JP 2002136336 A JP2002136336 A JP 2002136336A JP 2002136336 A JP2002136336 A JP 2002136336A JP 2003330494 A JP2003330494 A JP 2003330494A
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Koji Mizobuchi
孝二 溝渕
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、再生時において口述者とその口述
内容を容易に確認することができ、使い易く誤操作を防
止した音声記録再生装置を提供する。 【解決手段】 上記第1の選択手段30によって、音声
記憶領域が選択されている場合に、データの再生を指示
する再生指示部材が操作されたときには、第2の選択手
段31により選択された音声データを再生するととも
に、上記第2の選択手段31により選択された音声デー
タに関連付けられた画像を再生するように制御し、上記
第1の選択手段30によって画像記憶領域が選択されて
いる場合に、上記再生指示部材が操作されたときには、
上記第2の選択手段により選択された画像データのみを
再生する制御手段30を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声記録再生装
置、詳しくは、撮像機能を備えた音声記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、音声信号をデジタルデー
タに変換した後、書き換え可能な記憶媒体としてのフラ
ッシュメモリに記憶し、上記フラッシュメモリに記憶さ
れた音声データをアナログ化して再生するという携帯型
の音声記録再生装置が実用化されている。
【0003】上記音声記録再生装置の特徴としては、所
定の操作スイッチを操作することにより、録音、再生、
早送り、および早戻しなどの各動作モードを選択的に動
作させることができることである。たとえば、録音モー
ドを選択したときには、予め上記フラッシュメモリに設
けられた音声データ領域およびインデックス情報領域
に、デジタル信号に変換された音声データ、および該音
声データに関するインデックス情報(音声データのアド
レス、録音日時等)を記憶するようになっている。
【0004】上記フラッシュメモリに記憶される音声デ
ータは、ファイルナンバーとフォルダ記号が割り当てら
れ、その後のファイル検索や再生を容易にしている。ま
た、上記フォルダは、録音毎に増え続けるファイルを効
率よく区分管理するために、たとえばA,B,およびC
フォルダのように通常は複数個設けられており、選択中
のフォルダを口述者が認識し易いように、装置本体のL
CDなどの表示機器に当該フォルダマークをポップ表示
するように工夫されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、画像記録機能を
兼ね備えたカメラ付き音声記録再生装置の場合、音声デ
ータの記録以外に撮影時の画像データも記録する。生成
した画像データファイルは、音声データファイルと混同
しないように画像データファイル専用フォルダに記憶す
るようになっている。すなわち、画像データファイル
は、専用のフォルダ記号で管理する。たとえば、前述し
たようにA、B、およびCフォルダを音声データファイ
ル専用のフォルダとすると、画像データファイル専用の
フォルダとしてPフォルダーを追加する。
【0006】ところが、実際に口述者がLCDなどを見
ながら上記フォルダの内容を確認するとき、単にファイ
ル数のみをチェックするのではなく、音声記録再生装置
であるが故に、同時にそのファイルの録音状態(再生音)
もチェックすることが多い。このとき、口述者が画像専
用フォルダを選択していることに気づかずに再生スイッ
チを操作すると、音声データと画像データの符号化フォ
ーマットが異なるため、無意味な音の再生が開始する。
このような不用意な動作は、口述者に故障という印象を
与えかねず、好ましくない。
【0007】本発明の目的は、上記事情に鑑みてなされ
たものであり、再生時において口述者とその口述内容を
容易に確認することができ、使い易く誤操作を防止する
ことができる音声記録再生装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段、及び作用】上記の目的を
達成するために本発明による音声記録再生装置は、音声
データを記録する音声記憶領域と画像データを記録する
画像記憶領域とを有する記憶手段と、上記音声記憶領
域、または上記画像領域を選択する第1の選択手段と、
上記記憶手段に記憶されている音声データ、あるいは画
像データを選択する第2の選択手段と、上記第2の選択
手段により選択された音声データ、あるいは画像データ
の再生を指示する再生指示部材と、上記第2の選択手段
により選択された音声データを再生する音声再生手段
と、上記第2の選択手段により選択された画像データを
再生表示する表示手段と、上記第1の選択手段によって
上記音声記憶領域が選択されている場合に、上記再生指
示部材が操作されたときには、上記第2の選択手段によ
り選択された音声データを再生するとともに、上記第2
の選択手段により選択された音声データに関連付けられ
た画像を再生するように制御し、上記第1の選択手段に
よって上記画像記憶領域が選択されている場合に、上記
再生指示部材が操作されたときには、上記第2の選択手
段により選択された画像データのみを再生するように制
御する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0009】また、音声データを記憶する音声記憶領域
と画像データを記録する画像記憶領域とを有する記憶手
段と、上記音声記憶領域、または上記画像領域を選択す
る第1の選択手段と、上記記憶手段に記憶されている音
声データ、あるいは画像データを選択する第2の選択手
段と、上記第2の選択手段により選択された音声データ
の再生を指示する再生指示部材と、上記第2の選択手段
により選択された音声データを再生する音声再生手段
と、音声データの再生が禁止されていることを警告する
警告手段と、上記第1の選択手段によって上記音声記憶
領域が選択されている場合に、上記再生指示部材が操作
されたときには、上記第2の選択手段により選択された
音声データを再生するように制御し、上記第1の選択手
段によって上記画像記憶領域が選択されている場合に、
上記再生指示部材が操作されたときには、上記記憶手段
に記憶されている音声データの再生を禁止し、警告を行
うように制御する制御手段とを具備することを特徴と
し、また、上記第1の選択手段は、電源投入直後、ある
いはホールド機能解除直後には自動的に上記音声記憶領
域を選択することを特徴とする。
【0010】さらに、複数の音声データを格納する音声
フォルダと複数の画像データを格納する画像フォルダと
を有する記憶手段と、上記音声フォルダ、または上記画
像フォルダを選択するフォルダ選択手段と、上記フォル
ダ選択手段により選択された上記音声フォルダ、または
上記画像フォルダに格納されている音声データ、あるい
は画像データの中から再生する音声データ、あるいは画
像データを選択するデータ選択手段と、上記データ選択
手段により選択された音声データ、あるいは画像データ
の属性情報を表示する表示手段と、上記フォルダ選択手
段により上記音声フォルダが選択されている場合に、上
記データ選択手段により選択された音声データの再生を
指示する再生指示手段と、上記再生指示手段により指示
された音声データを再生する音声再生手段と、上記フォ
ルダ選択手段により、上記画像フォルダが選択されてい
る場合に、音声データの再生を禁止する禁止手段と、上
記フォルダ選択手段により上記画像フォルダが選択され
ている場合に、上記再生指示手段が操作されたときに
は、上記データ選択手段により選択されている画像デー
タを再生する画像再生手段とを具備することを特徴とす
る。
【0011】また、複数の音声データを格納する音声フ
ォルダと複数の画像データを格納する画像フォルダとを
有する記憶手段と、上記音声フォルダ、または上記画像
フォルダを選択するフォルダ選択手段と、上記フォルダ
選択手段により選択された上記音声フォルダ、または上
記画像フォルダに格納されている音声データ、あるいは
画像データの中から再生する音声データ、あるいは画像
データを選択するデータ選択手段と、上記データ選択手
段により選択された音声データ、あるいは画像データの
属性情報を表示する表示手段と、上記フォルダ選択手段
により上記音声フォルダが選択されている場合に、上記
データ選択手段により選択された音声データの再生を指
示する再生指示手段と、上記再生指示手段により指示さ
れた音声データを再生する音声再生手段と、上記フォル
ダ選択手段により上記画像フォルダが選択されている場
合に、音声データの再生を禁止する禁止手段と、上記フ
ォルダ選択手段により上記画像フォルダが選択されてい
る場合に、上記再生指示手段が操作されたときには警告
を行う警告手段とを具備することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の例によって説明する。図1は、本発明の一実施の形態
である音声記録再生装置の構成の概略を示したブロック
図である。図1に示すように、本実施形態の音声記録再
生装置は、音声信号、および画像信号を、所定のフォー
マット形式の音声データおよび画像データに符号化する
符号化手段1と、複数の操作スイッチが設けられたSW
操作部6と、録音時に限って前記SW操作部6の特定ス
イッチを操作することにより、画像データを上記符号化
手段1に入力する選択手段5と、上記音声データ、およ
び上記音声データに関連づけられた画像データを記憶す
る記憶手段2と、再生時に上記記憶手段2から読み出し
た上記音声データ、および画像データを所定の復号化フ
ォーマットに従って、音声信号および画像信号に復号化
する復号化手段3と、上記復号化された音声信号を音声
として再生する音声再生部4と、上記復号化された画像
信号を画像として再生する画像再生部8と、上記音声信
号に関連づけられた画像信号のみを選択的に上記画像再
生部8に出力するようにした選択手段7とからで構成さ
れている。
【0013】図2は、上記一実施形態における音声記録
再生装置の具体的な構成を示したブロック図である。こ
の図2に示すように、音声を電気信号に変換するマイク
ロフォン(MIC)25の出力端は音声入力部26の入
力端に接続されており、また前記音声入力部26の出力
端はデジタル信号処理部(DSP)33の入力端に接続
されている。
【0014】さらに、上記デジタル信号処理部(DS
P)33の出力端は音声再生部27の入力端に接続され
ており、この音声再生部27の出力端はスピーカ(S
P)28の入力端に接続されている。
【0015】同様に、画像を電気信号に変換する撮像素
子(CCD)21の出力端は、画像入力部22の入力端
に接続されており、前記画像入力部22の出力端は、上
記デジタル信号処理部33の入力端に接続されている。
【0016】さらに、上記デジタル信号処理部33の出
力端は、画像再生部23の入力端に接続されており、ま
た前記画像再生部23の出力端は、たとえばTFTタイ
プのLCD等で構成されている画像表示部24の入力端
に接続されている。また、前記画像表示部24は、後述
する第2の選択手段により選択された画像データを再生
表示し、後述するデータ選択手段により選択された音声
データ、あるいは画像データの属性情報を表示する表示
手段を有している。
【0017】上記音声入力部26は、前記マイクロフォ
ン25からの電気信号を増幅するマイクアンプ、不要な
周波数帯域をカットするローパスフィルタ、および入力
される音声信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換
するA/D変換器(いずれも図示されず)で構成されて
いる。
【0018】上記音声再生部27は、入力されるデジタ
ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、不要な
周波数帯域をカットするローパスフィルタ、および音声
信号を増幅するパワーアンプ(いずれも図示されず)で
構成されており、後述する第2の選択手段により選択さ
れた音声データを再生し、後述する第1の選択手段によ
り指示された音声データを再生する音声再生手段を有し
ている。
【0019】上記画像入力部22は、アイリス、ゲイ
ン、ホワイトバランス等の各制御回路、およびA/D変
換器(いずれも図示されず)で構成されており、前記撮
像素子21が出力する各画素信号を、上記画像入力部2
2によりデジタル信号に変換する。
【0020】上記画像再生部23は、ビデオ制御回路、
およびD/A変換器(いずれも図示されず)で構成され
ており、この画像再生部23で入力されるデジタル信号
をアナログ信号に変換する。
【0021】上記デジタル信号処理部(DSP)33
は、後述するシステム制御部30によって制御され、録
音時には上記音声および画像の各デジタル信号をフレー
ム単位で所定の符号化フォーマットの音声データおよび
画像データに符号化(圧縮)する。そして、符号化された
各データは、一時的にシステム制御部30の図示しない
バッファメモリに記憶される。また、再生時には前記バ
ッファメモリから音声データ、および画像データをフレ
ーム単位で復号化(伸長)する処理を行う。
【0022】そして、前記デジタル信号処理部(DS
P)33には、システム制御部30が接続されており、
このシステム制御部30には、上記デジタル信号処理部
33以外に、記憶部(メモリ)32、操作部31、および
表示部29がそれぞれ接続されている。
【0023】上記システム制御部30は、CPU等で構
成され、本装置全体の制御を行うものであり、本発明に
おける制御手段と、後述するフォルダ選択手段により選
択された音声データの再生を指示する再生指示手段と、
音声データの再生が禁止されていることを警告する警告
手段と、後述するフォルダ選択手段により上記画像フォ
ルダが選択されている場合に、音声データの再生を禁止
する禁止手段と、後述する音声記憶領域、または画像領
域を選択する第1の選択手段を有している。
【0024】また上記記憶部(メモリ)32は、不揮発性
の半導体メモリ、たとえばフラッシュメモリ等で構成さ
れており、録音時は、上記デジタル信号処理部33で符
号化された音声データおよび画像データを上記システム
制御部30の図示しないバッファメモリを介して記憶す
る。このとき、音声データおよび画像データに関するイ
ンデックス情報も記憶する。また、前記記憶部32は、
音声データを記録する音声記憶領域と画像データを記録
する画像記憶領域とを有し、複数の音声データを格納す
る音声フォルダと複数の画像データを格納する画像フォ
ルダを有する記憶手段を有している。
【0025】上記操作部31は、各種機能を制御するた
めの操作スイッチであり、録音スイッチ(REC)、再生
スイッチ(PLAY)、停止スイッチ(STOP)、早送り
スイッチ(FF)、早戻しスイッチ(REW)、メニュース
イッチ(MENU)、ホールドスイッチ(HOLD)、消去
スイッチ(ERASE)等からなり、上記記憶手段に記
憶されている音声データ、あるいは画像データを選択す
る第2の選択手段と、音声フォルダ、または画像フォル
ダを選択するフォルダ選択手段と、上記フォルダ選択手
段により選択された音声フォルダ、または画像フォルダ
に格納されている音声データ、あるいは画像データの中
から再生する音声データ、あるいは画像データを選択す
るデータ選択手段を構成している。
【0026】上記表示部29は、上記操作部31のいず
れかのスイッチ操作により、所定のシーケンス動作が開
始されたときの動作モード、またはその後の動作状況を
表示するものである。たとえば、録音スイッチ(REC)
を押した場合は、録音の経過時間、録音可能な残り時
間、およびファイルナンバー等を表示し、また、メニュ
ースイッチ(MENU)を押した場合は、マイク感度(高
/低)、録音モード(標準/ロング)、およびアラーム(オ
ン/オフ)等の機能選択に関連した表示を行う。さら
に、上記システム制御部30が時計機能を有している場
合は、現在日時の表示も行う。また、これら表示内容
は、上記画像表示部24に表示してもよい。
【0027】次に、本実施形態の音声記録再生装置の動
作を図3を参照しながら説明すると、図3は、上記一実
施の形態を示す音声記録再生装置におけるメイン動作の
処理の概略を示したフローチャートである。
【0028】このフローに示すように、当該音声記録再
生装置がパワーオンされると、図2のシステム制御部3
0は、ステップS1で所定の初期設定を行ってステップ
S2に移行し、ステップS2でタイマスタートを実行し
て、ステップS3以下に移行する。
【0029】このタイマは、所定時間経過後に、音声記
録再生装置が通常の動作モードから待機モード(低消費
電流モード)に入るための時間を計時するものである。
【0030】音声記録再生装置が動作モードに入ると、
前記システム制御部30は以下、前記操作部31の各種
スイッチのオン検出のチェックを、ホールドスイッチ
(HOLD)、録音スイッチ(REC)、再生スイッチ(P
LAY)、早送りスイッチ(FF)、早戻しスイッチ(RE
W)、停止スイッチ(STOP)、メニュースイッチ(ME
NU)、消去スイッチ(ERASE)の順に、ステップS
3〜ステップS10で行い、それぞれのオン検出に応じ
て、それぞれ前記各ステップから分岐して、ステップS
20、ステップS11、ステップS12、ステップS1
3、ステップS14、ステップS15、ステップS1
6、ステップS19において所定のサブルーチン“待機
モード”“録音処理”“再生処理”“早送り処理”“早
戻し処理”“停止処理”“メニュー変更処理”“消去処
理”を実行する。
【0031】“待機モード”以外の上記サブルーチン実
行後は、上記タイマをステップS17で再スタートさ
せ、メインループに戻る。
【0032】なお、上記早送り処理、早戻し処理、停止
処理、メニュー変更処理、および消去処理の各処理は、
周知の技術手段を用いて実施しており、また、本発明の
内容に直接関係しないので詳しい説明は省略する。
【0033】ステップS3〜ステップS10ですべての
スイッチがオフしている場合は、ステップS18に移行
し、上記タイマの計時時間が所定時間をオーバーしてい
るか否かを判定し、タイムオーバーしていなければ、前
記ステップS3から始まるメインフローに戻り、タイム
オーバーしていると、前記ステップS3でHOLDSW
をオンさせた場合とともに、ステップS20に移行し
て、待機モードのサブルーチンに入り、低消費電流状態
となる。
【0034】具体的には図2の音声入力部26、画像入
力部22、音声再生部27、画像再生部23、画像表示
部24、デジタル信号処理部(DSP)33、表示部2
9、および記憶部32の電源を遮断、もしくは各ブロッ
クを構成する図示しないICに設けられているチップイ
ネーブル端子に、システム制御部30から非選択信号を
出力することにより、低消費電流状態となる。このと
き、システム制御部30のCPUは、自らの動作クロッ
クを最も消費電流の少ない低速クロックに切り換えて低
消費電流状態になる。場合によっては、動作クロックを
メインクロック(たとえば、9.28MHz)からサブクロック
(たとえば、32.768kHz)に切り換えて、その後スイッチ
入力が検出されるまでメインクロックを完全に停止させ
てもよい。この待機モードにおいて、いづれかの操作ス
イッチが操作された場合には、動作クロックをメインク
ロックに戻し、ステップS2へ戻る。
【0035】次に、上記所定のサブルーチンのうち、ス
テップS20の“待機モード”について図4のフローチ
ャートを参照にしながら説明する。
【0036】図4は上記図3中の待機モードを詳細に説
明したフローチャートである。待機モードでは、まず、
ステップS30でメインクロックを停止させた後、ステ
ップS31で主にスイッチ入力の検出を行う。スイッチ
入力が検出されれば、ステップS32に移行し、待機モ
ードから図3で前述したステップS2に移行してタイマ
スタートを行い、メインループに戻るようになってい
る。
【0037】また、上記スイッチ入力検出時に、ステッ
プS32でホールドスイッチオフの入力を検出した場合
は、ステップS33で音声フォルダを選択してステップ
S34でメインクロックをスタートさせメインループに
戻る。
【0038】次に、図3における上記所定のサブルーチ
ンのうち、ステップS11の“録音処理”について図6
のフローチャート、図2、および図5を参照しながら、
説明する。
【0039】図5は、上記図2中の前記記憶部32に記
憶された、音声データ領域とインデックス情報領域のそ
れぞれの構成と対応を示した図であり、図6は、上記図
3中の録音処理動作を詳細に説明したフローチャートで
ある。
【0040】図6において、録音が開始されると、最初
にステップS44でマイク感度(高/低)、録音モード
(標準/ロング)、ファイルナンバー、およびこの音声デ
ータを記憶する音声データ記憶領域開始アドレス等の各
種情報が、前記記憶部32中のインデックス情報領域に
記憶され、ステップS45に移行する。
【0041】ステップS45ではレリーズフラグを検出
する。後述するステップS48でレリーズフラグをセッ
トしてあれば、ステップS49に分岐して1stレリー
ズスイッチの状態を判定する。1stレリーズスイッチ
がオンであれば、ステップS51に移行して2ndレリ
ーズスイッチの状態を確認し、ステップS49で1st
レリーズスイッチがオフのときは、ステップS50に分
岐してレリーズフラグをリセットする。
【0042】ステップS51で2ndレリーズスイッチ
がオンのときは、ステップS52に移行して画像取得フ
ラグをセットしてステップS53に移行し、画像取得処
理のサブルーチンを実行する。なお、上記1stレリー
ズスイッチおよび2ndレリーズスイッチは、後述する
レリーズスイッチ(REL)と等価である。
【0043】上記ステップS45でレリーズフラグがセ
ットされていなかった場合、ステップS46に移行し
て、録音中に1stレリーズスイッチがオンしているか
否かを判定する。1stレリーズスイッチがオンしてい
れば、ステップS47に分岐して撮像素子の通電を開始
してステップS48に移行し、レリーズフラグをセット
し、ステップS53に移行し、画像取得処理のサブルー
チンを実行する。
【0044】上記ステップS46で1stレリーズスイ
ッチがオフであれば、ステップS53に移行して、その
まま画像処理のサブルーチンを実行する。
【0045】尚、ステップS53の画像取得処理のサブ
ルーチンは後述する図7で詳細に説明する。
【0046】ステップS53で画像取得処理のサブルー
チンが実行された後は、ステップS54に移行し、デジ
タル信号処理部33による音声信号の符号化が行われる
が、符号化そのものはフレーム単位で行うため、音声デ
ータが所定フレーム数になるまで連続的に行われる。
【0047】続くステップS55では、前記システム制
御部30の図示しないバッファメモリに記憶された音声
データが、予め決められた所定フレーム数に達したか否
かを判定する。音声データが所定フレーム数に達してい
れば、ステップS56に移行し、音声データを前記記憶
部32の音声データ記憶領域開始アドレスから順に書き
込んで記憶する。たとえば、10ビット/フレームの音
声信号を4ビット/フレームまで符号化した音声データ
を上記記憶部32へ512バイト単位で書き込む場合、
所定フレーム数は1024になる。
【0048】ここで、前記記憶部32に記憶される音声
データは、図5に示すように、音声データ領域A、およ
び音声データ領域Bが、たとえば音声データ領域の先頭
アドレスから順に記憶されている。また、音声データ領
域A、および音声データ領域Bに対応する開始アドレス
が、音声データ領域Aの先頭アドレス、および音声デー
タ領域Bの先頭アドレスとしてインデックス情報領域に
記憶されている。以下、音声データ領域C、音声データ
領域D、・・・と、音声データ領域が確保される毎に、
各音声データ領域の先頭アドレスをインデックス情報領
域に記憶されるようになっている。音声データを前記記
憶部32に記憶した後は、ステップS57に移行する。
【0049】ステップS57では後述する画像取得フラ
グがリセットされているか否かを判定する。画像取得フ
ラグがリセットされているときは、前記音声信号の符号
化と、後述する画像信号の符号化を一つの前記デジタル
信号処理部33によって同時進行させる。すなわち、撮
影中も音切れが起こらないように、音声データと画像デ
ータを所定フレーム数毎に記憶部32に交互に記憶す
る。
【0050】ステップS57で画像取得フラッグがリセ
ットされていない場合は、ステップS53に戻り、画像
取得処理サブルーチンを繰り返す。
【0051】画像取得が終了した後は、ステップS58
に移行し、画像取得終了フラグがセットされているか否
かを判定しながら音声信号の符号化を続ける。画像取得
終了フラグがセットされていれば、ステップS59に分
岐して1stレリーズスイッチの状態を検出し、オフを
検出すると、以下、ステップS60〜ステップS62で
撮像素子の通電を停止して、画像取得終了フラグとレリ
ーズフラグをリセットする。
【0052】上記ステップS59で1stレリーズスイ
ッチがオンであれば、ステップS53に戻り、画像取得
処理サブルーチンを繰り返す。
【0053】上記ステップS45〜ステップS62は、
ステップS63の停止スイッチ(STOP)がオンするま
での間、所定のレリーズシーケンス動作に従って各ステ
ップの実行が繰り返される。停止スイッチ(STOP)が
オンすると、ステップS64に移行して録音終了処理を
実行して録音を終了し、その後リターンする。
【0054】次に、上記所定のサブルーチンのうち、ス
テップS53の“画像取得処理”について図7のフロー
チャート、図2、および図5を参照しながら説明する。
【0055】図7は、上記図6中の画像取得処理動作を
詳細に説明したフローチャートである。まず、ステップ
S71で画像取得フラグがセットされているか否かを検
出する。セットされていなければ通常の録音処理を実行
するが、セットされているときは、撮像動作を行う場合
であるので、ステップS72に移行してデジタル信号処
理部33により、取得した画像信号の符号化を行う。符
号化そのものは音声データ同様にフレーム単位で行い、
画像データが所定フレーム数になるまで連続的に行われ
る。そして、続くステップS73で、上記システム制御
部30の図示しないバッファメモリに記憶された画像デ
ータが、予め決められた所定フレーム数に達すると、ス
テップS74に移行し、画像データを上記記憶部32の
画像データ記憶領域開始アドレスから順に書き込んで記
憶する。
【0056】ここで、前記記憶部32に記憶される画像
データは、図5に示すように、画像データ領域の開始ア
ドレスは、たとえば上記音声データ領域の最後のアドレ
スから順に記憶されている。また、画像データ領域P、
画像データ領域Q、および画像データ領域Rに対応する
開始アドレスが、画像データ領域Pの先頭アドレス、画
像データ領域Qの先頭アドレス、および画像データ領域
Rの先頭アドレスとしてインデックス情報領域に記憶さ
れている。これら画像データも上記音声データと同様
に、画像データ領域が確保される毎に、各画像データ領
域の先頭アドレスをインデックス情報領域に記憶される
ようになっている。
【0057】上記ステップS71〜ステップS74は、
画像取得を終了するまで繰り返し行う。ステップS75
で画像取得終了後は、以下ステップS76で音声データ
関連付けフラグをセットし、続くステップS77で画像
取得フラグをリセットし、さらにステップS78で画像
取得終了フラグをセットして本サブルーチンを終了す
る。ステップS75において画像取得が終了していない
と判定された場合にはリターンし、もとのルーチンに戻
る。
【0058】ここで上記ステップS77の画像取得フラ
ッグをリセット、上記ステップS77の画像取得終了フ
ラッグをセットは、前記図6のステップS57、ステッ
プS58にそれぞれ対応する。
【0059】なお、上記音声データ関連付けフラグに関
しては、後述の画像再生処理において詳しく説明する。
【0060】次に、前記図3のステップS12の“再生
処理”について、図8のフローチャート、および図2を
参照しながら説明する。
【0061】図8は上記図3中の再生処理動作を詳細に
説明したフローチャートである。音声の再生が開始され
ると、まず、ステップS80で音声フォルダが選択され
ているか否かを判定する。音声フォルダが選択されてい
れば、ステップS83に移行し、選択した音声データ領
域に関連した録音モード(標準/ロング)、ファイルナン
バー、およびこの音声データを記憶した音声データ記憶
領域開始アドレス等の各種情報が前記記憶部32のイン
デックス情報領域から読み出され、ステップS84に移
行する。
【0062】ステップS84で画像再生処理のサブルー
チンを実行した後、ステップS85で後述する単画像デ
ータフラグがセットされているか否かの検出を行い、セ
ットされていないのであれば、ステップS86で上記音
声データ記憶領域開始アドレスから順に前記記憶部32
に記憶している音声データを読み出し、さらにステップ
S87でデジタル信号処理部33により復号化する。復
号化そのものはフレーム単位で行うので、音声データが
所定フレーム数になるまで連続的に行い、前記システム
制御部30の図示しないバッファメモリに順次記憶しな
がら音声信号として前記音声再生部27に出力する。
【0063】続くステップS88で音声データの復号化
が所定フレーム数終了すると、ステップS89で画像表
示中フラグの状態を検出する。画像表示中フラグがセッ
トされている場合は、音声の再生開始と同時に前記図2
の前記表示部29に画像表示が行われ、ステップS90
に移行する。通常、音声の再生に伴う口述者の認識は、
画像表示開始から数秒間あれば十分なので、ステップS
90では後述する画像再生処理で計時を開始させた画像
表示中タイマが、所定時間を計時してオーバフローした
か否かを判定する。オーバフローしていなければ、上記
ステップS84〜ステップS89を繰り返し行う。
【0064】上記ステップS90でオーバフローしてい
れば、ステップS91に移行して画像表示中フラグをリ
セットし、続くステップS92で上記画像表示中タイマ
の計時を停止させて、さらにステップS93で通常の再
生モード時の表示(録音時間、再生経過時間、録音モー
ド(標準/ロング)、ファイルナンバー等)を行う。
【0065】尚、上記ステップS84〜ステップS89
は、ステップ94で停止スイッチ(STOP)がオンする
まで繰り返し行なわれる。停止スイッチ(STOP)がオ
ンすると、ステップS95に移行して、再生終了処理を
実行して再生を終了し、その後リターンする。
【0066】上記ステップS80の音声フォルダの選択
否かの判定において、画像フォルダが選択されている場
合は、ステップS81に移行して、フォルダ内の画像フ
ァイルの有無を判定する。画像ファイルがなければステ
ップS96に分岐して警告処理を行い、前記ステップS
95の再生終了処理を実行して再生を終了する。
【0067】上記ステップS96の警告処理の警告手段
として、たとえばLEDの点滅、およびビープ音等を用
いればより効果的に使用者に告知することができる。
【0068】一方、上記ステップS81で画像ファイル
がある場合は、ステップS82に移行して、画像表示部
があるか否かを判定する。画像表示部がなければステッ
プS96に分岐して警告処理を行い、前記ステップS9
5で再生終了処理を実行して再生を終了する。
【0069】尚、上記画像フォルダ内の画像ファイル
は、音声データ関連付けフラグ付き、または単画像デー
タフラグ付きのどちらかのファイルに属しており、上記
ステップS84の画像再生処理、および上記ステップS
85の単画像データフラグの判定において上記属性の判
別を行い、もし、単画像データフラグがセットされてい
れば、上記ステップS86〜ステップS88を省略して
ステップS84の画像再生処理のみを実行する。
【0070】次に、上記所定のサブルーチンのうち、ス
テップS84の“画像再生処理”について図9のフロー
チャート、および図2を参照しながら、説明すると、図
9は、上記図8中の画像再生処理動作を詳細に説明した
フローチャートである。
【0071】まず、ステップS100で単画像データフ
ラグがセットされているか否かを検出する。セットされ
ていればステップS102の画像復号化処理に分岐し、
セットされていなければステップS101に移行して、
音声データ関連付けフラグがセットされているか否かを
検出する。
【0072】音声データ関連付けフラグがセットされて
いなければリターンして、音声データだけを復号化する
前記図8に示した通常の再生処理を実行するが、音声デ
ータ関連付けフラグがセットされているときは、ステッ
プS102へ移行する。ステップS102では画像デー
タ復号化終了フラグがセットされているか否かを検出す
る。画像データ復号化終了フラグがセットされていた場
合は、そのままリターンする。画像データ復号化終了フ
ラグがセットされていなかった場合は、ステップS10
3で上記画像データ記憶領域開始アドレスから順に前記
記憶部32に記憶している画像データを読み出し、続く
ステップS104でデジタル信号処理部33により復号
化を行う。復号化そのものは音声データ同様にフレーム
単位で行うので、ステップS105で画像データが所定
フレーム数になるまで連続的に行い、前記システム制御
部30の図示しないバッファメモリに順次記憶しながら
画像信号として前記画像再生部23に出力する。
【0073】上記ステップS101〜ステップS105
は、画像データの復号化を終了するステップS106ま
で繰り返し行われる。画像データの復号化終了と同時
に、以下、ステップS107で画像データ復号化終了フ
ラグをセットし、ステップS108で画像表示中フラグ
をセットし、さらにステップS110で画像表示中タイ
マの計時を開始させて終了する。
【0074】ただし、ステップS109で単画像データ
フラグがセットされているときは、前記ステップS11
0の上記画像表示中タイマの計時を開始させずに終了す
る。すなわち、音声を伴わない画像再生のときは、口述
者が画像を十分な時間をかけて認識し易いように、時間
的なリミットを設けずに画像表示を出し続ける。
【0075】次に、実際の録音時の画像取得方法の概略
を図10、図11および図12を参照しながら説明す
る。
【0076】図10は上記一実施の形態を示す音声記録
再生装置における録音時の撮影の概略を示した上面図で
あり、図11は正面図、および図12は使用状態図であ
る。
【0077】上記音声記録再生装置72の上面には、マ
イクロフォン孔74、撮像レンズ75、マイクジャック
76、およびイヤフォンジャック77が長手方向に沿っ
てそれぞれ配設されている。前記マイクロフォン孔74
および前記撮像レンズ75に対向する装置内には、前記
図2の前記マイクロフォン25および前記撮像素子21
のそれぞれが配設されている。
【0078】また、上記音声記録再生装置72の正面の
上部にはレリーズスイッチ釦73および表示部71がそ
れぞれ配設されており、一側面には録音スイッチ釦70
が配設されている。
【0079】尚、上記音声記録再生装置72に配設され
るその他の操作スイッチ釦は、特に図示しないが、これ
らその他の操作スイッチ釦は、操作し易いように音声記
録再生装置72の正面あるいは側面側に配設されてい
る。
【0080】さらに、上記音声記録再生装置72の正面
の下部にはスピーカ放音孔78が配設されており、前記
スピーカ放音孔78に対向する装置内には、前記図2の
スピーカ28が配設されている。なお、上記操作スイッ
チは、通常タクティルプッシュスイッチ(Tactil
e Push Switch)といわれるフェザータッチ
のスイッチを用いることが多い。
【0081】まず、上記音声記録再生装置72の録音ス
イッチ釦70を押動して録音スイッチをオンにすると録
音が開始される。このとき、表示部71には録音開始初
期の表示が現れ、録音動作状態であることを操作者に告
知する。この状態において、前記図12に示すように、
音声記録再生装置72の上面を口述者79に向けてレリ
ーズスイッチ釦73を押してレリーズスイッチをオンす
ることにより、口述者の画像を取得することができる。
画像取得は、レリーズスイッチをオンする毎に行われ
る。したがって、複数の口述者を相手にするインタビュ
ー等においても、口述内容に対応する口述者毎の画像を
確実に記録することができる。
【0082】さらに、画像を確実に記録するために、レ
リーズスイッチをオンしてから暫らくの間は、撮像レン
ズ75で捕捉した画像を表示部71に表示してもよい。
そして、被写体のフレーミングを決定した後、再びレリ
ーズスイッチをオンすることにより画像取得が実行され
る。
【0083】続いて図13を参照して再生時の画像再生
の概略を説明すると、図13は再生時の画像再生の概略
を示した音声記録再生装置の正面図である。
【0084】音声記録再生装置72の正面あるいは側面
側に配設された図示しない再生スイッチ釦を押して再生
スイッチをオンにすると再生動作が開始される。前記ス
ピーカ放音孔78からは、たとえば図13の吹き出しに
示すような音声が発音されると同時に、この音声に関連
した口述者の画像が表示部に表示される。前記画像は、
この画像に関連した音声の再生が終了するまで表示して
もよい。もちろん、前述のように再生開始から一定時間
だけ表示するのもよい。
【0085】また、画像確認が不要ならば、全く表示し
なくてもよい。もし、音声に関連した画像が記録されて
いないときは、通常の再生時の表示(録音時間、再生経
過時間、録音モード(標準/ロング)、ファイルナンバー
等)を表示する。
【0086】このように構成された本発明の一実施形態
を示す音声記録再生装置においては、前記システム制御
部30の制御により、使用者が画像ファイル(フォル
ダ)選択中に再生動作を実行したとしても、前記図3に
示すように、警告音が発生するため、誤動作を防止する
ことができる。
【0087】また、前記図3、図4に示すように、パワ
ーオンリセット直後、またはホールド解除後は自動的に
音声フォルダを選択表示するため、誤動作を行う可能性
を低下させることができる。
【0088】また、再生時に、口述内容を聴きながら口
述者自身を視覚的に確認することができるので、特にイ
ンタビューなど、複数の口述者の口述内容を口述者毎に
録音して、後日ドキュメント化するような場合にも非常
に有効となる。
【0089】さらに、画像データおよび音声データを不
揮発性メモリに兼用して記憶するので、コストアップが
生じず、また、マイクロフォンの指向方向と同軸方向に
撮像レンズを配設しているので、操作者は、違和感なく
スムーズに録音時の画像取得を行うことができるし、ま
た、口述者に対してもほとんど不快感を与えることがな
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、再
生時において口述者とその口述内容を容易に確認するこ
とができる、使い易く、誤操作を防止した音声記録再生
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である音声記録再生装置の
構成の概略を示したブロック図、
【図2】上記一実施形態における音声記録再生装置の具
体的な構成を示したブロック図、
【図3】上記一実施の形態を示す音声記録再生装置にお
けるメイン動作の処理の概略を示したフローチャート、
【図4】上記図3中の待機モードを詳細に説明したフロ
ーチャート、
【図5】上記図2中の記憶部に記憶された、音声データ
領域とインデックス情報領域のそれぞれの構成と対応を
示した図、
【図6】上記図3中の録音処理動作を詳細に説明したフ
ローチャート、
【図7】上記図6中の画像取得処理動作を詳細に説明し
たフローチャート、
【図8】上記図3中の再生処理動作を詳細に説明したフ
ローチャート、
【図9】上記図8中の画像再生処理動作を詳細に説明し
たフローチャート
【図10】上記一実施の形態を示す音声記録再生装置の
要部の構成および録音時の撮影の概略を示した上面図、
【図11】上記一実施の形態を示す音声記録再生装置の
要部の構成および録音時の撮影の概略を示した正面図、
【図12】上記一実施の形態を示す音声記録再生装置の
要部の構成および録音時の撮影の概略を示した録音状態
の正面図、
【図13】上記一実施の形態において、再生時の画像再
生の概略を示した音声記録再生装置の正面図。
【符号の説明】 32…記憶部(メモリ)(記憶手段) 24…画像表示部(表示手段) 27…音声再生部(音声再生手段) 30…システム制御部(制御手段)(警告手段)(禁止
手段)(再生指示手段)(第1の選択手段) 31…操作部(第2の選択手段)(フォルダ選択手段)
(データ選択手段) 72…音声記録再生装置本体部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データを記録する音声記憶領域と画
    像データを記録する画像記憶領域とを有する記憶手段
    と、 上記音声記憶領域、または上記画像領域を選択する第1
    の選択手段と、 上記記憶手段に記憶されている音声データ、あるいは画
    像データを選択する第2の選択手段と、 上記第2の選択手段により選択された音声データ、ある
    いは画像データの再生を指示する再生指示部材と、 上記第2の選択手段により選択された音声データを再生
    する音声再生手段と、 上記第2の選択手段により選択された画像データを再生
    表示する表示手段と、 上記第1の選択手段によって上記音声記憶領域が選択さ
    れている場合に、上記再生指示部材が操作されたときに
    は、上記第2の選択手段により選択された音声データを
    再生するとともに、上記第2の選択手段により選択され
    た音声データに関連付けられた画像を再生するように制
    御し、上記第1の選択手段によって上記画像記憶領域が
    選択されている場合に、上記再生指示部材が操作された
    ときには、上記第2の選択手段により選択された画像デ
    ータのみを再生するように制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 【請求項2】 音声データを記憶する音声記憶領域と画
    像データを記録する画像記憶領域とを有する記憶手段
    と、 上記音声記憶領域、または上記画像領域を選択する第1
    の選択手段と、 上記記憶手段に記憶されている音声データ、あるいは画
    像データを選択する第2の選択手段と、 上記第2の選択手段により選択された音声データの再生
    を指示する再生指示部材と、 上記第2の選択手段により選択された音声データを再生
    する音声再生手段と、 音声データの再生が禁止されていることを警告する警告
    手段と、 上記第1の選択手段によって上記音声記憶領域が選択さ
    れている場合に、上記再生指示部材が操作されたときに
    は、上記第2の選択手段により選択された音声データを
    再生するように制御し、上記第1の選択手段によって上
    記画像記憶領域が選択されている場合に、上記再生指示
    部材が操作されたときには、上記記憶手段に記憶されて
    いる音声データの再生を禁止し、警告を行うように制御
    する制御手段と、 を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の選択手段は、電源投入直後、
    あるいはホールド機能解除直後には自動的に上記音声記
    憶領域を選択することを特徴とする請求項1、または請
    求項2に記載の音声記録再生装置。
  4. 【請求項4】 複数の音声データを格納する音声フォル
    ダと複数の画像データを格納する画像フォルダとを有す
    る記憶手段と、 上記音声フォルダ、または上記画像フォルダを選択する
    フォルダ選択手段と、 上記フォルダ選択手段により選択された上記音声フォル
    ダ、または上記画像フォルダに格納されている音声デー
    タ、あるいは画像データの中から再生する音声データ、
    あるいは画像データを選択するデータ選択手段と、 上記データ選択手段により選択された音声データ、ある
    いは画像データの属性情報を表示する表示手段と、 上記フォルダ選択手段により上記音声フォルダが選択さ
    れている場合に、上記データ選択手段により選択された
    音声データの再生を指示する再生指示手段と、 上記再生指示手段により指示された音声データを再生す
    る音声再生手段と、 上記フォルダ選択手段により上記画像フォルダが選択さ
    れている場合に、音声データの再生を禁止する禁止手段
    と、 上記フォルダ選択手段により上記画像フォルダが選択さ
    れている場合に、上記再生指示手段が操作されたときに
    は、上記データ選択手段により選択されている画像デー
    タを再生する画像再生手段と、 を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
  5. 【請求項5】 複数の音声データを格納する音声フォル
    ダと複数の画像データを格納する画像フォルダとを有す
    る記憶手段と、 上記音声フォルダ、または上記画像フォルダを選択する
    フォルダ選択手段と、 上記フォルダ選択手段により選択された上記音声フォル
    ダ、または上記画像フォルダに格納されている音声デー
    タ、あるいは画像データの中から再生する音声データ、
    あるいは画像データを選択するデータ選択手段と、 上記データ選択手段により選択された音声データ、ある
    いは画像データの属性情報を表示する表示手段と、 上記フォルダ選択手段により上記音声フォルダが選択さ
    れている場合に、上記データ選択手段により選択された
    音声データの再生を指示する再生指示手段と、 上記再生指示手段により指示された音声データを再生す
    る音声再生手段と、 上記フォルダ選択手段により上記画像フォルダが選択さ
    れている場合に、音声データの再生を禁止する禁止手段
    と、 上記フォルダ選択手段により上記画像フォルダが選択さ
    れている場合に、上記再生指示手段が操作されたときに
    は警告を行う警告手段と、 を具備することを特徴とする音声記録再生装置。
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