JP2002049230A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2002049230A JP2002049230A JP2000237229A JP2000237229A JP2002049230A JP 2002049230 A JP2002049230 A JP 2002049230A JP 2000237229 A JP2000237229 A JP 2000237229A JP 2000237229 A JP2000237229 A JP 2000237229A JP 2002049230 A JP2002049230 A JP 2002049230A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】離間すじをより確実に防止するとともに、清掃
部材に堆積した異物が帯電部材の下に零れ落ちるのを防
止することのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】ステップS1で清掃部材による帯電部材の
清掃回数が設定回数以上であると判断されると、ステッ
プS3で帯電部材に対する清掃部材の離間および当接が
2回以上繰り返して行われ、清掃部材による帯電部材の
清掃が2回以上行われるようになる。これにより、離間
すじを構成する現像剤等の異物の一部をより確実に除去
することができ、離間すじを画像への影響がないレベル
まで低減させることが可能となる。
部材に堆積した異物が帯電部材の下に零れ落ちるのを防
止することのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】ステップS1で清掃部材による帯電部材の
清掃回数が設定回数以上であると判断されると、ステッ
プS3で帯電部材に対する清掃部材の離間および当接が
2回以上繰り返して行われ、清掃部材による帯電部材の
清掃が2回以上行われるようになる。これにより、離間
すじを構成する現像剤等の異物の一部をより確実に除去
することができ、離間すじを画像への影響がないレベル
まで低減させることが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電ローラ等の帯
電装置を感光体に接触させてこの感光体を帯電し、帯電
した感光体上に静電潜像を形成することで画像を形成す
る画像形成装置の技術分野に属し、特に、帯電装置の帯
電部材を清掃部材によって清掃するようになっている画
像形成装置の技術分野に属する。
電装置を感光体に接触させてこの感光体を帯電し、帯電
した感光体上に静電潜像を形成することで画像を形成す
る画像形成装置の技術分野に属し、特に、帯電装置の帯
電部材を清掃部材によって清掃するようになっている画
像形成装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】静電複写機やプリンタ等の画像形成装置
は感光体を帯電する帯電装置を備えており、この帯電装
置として、従来、コロナ帯電が広く利用されている。し
かし、このコロナ帯電はオゾンや窒素酸化物が発生して
感光体などの表面に付着するので、画像欠陥を起こすと
いう問題がある。
は感光体を帯電する帯電装置を備えており、この帯電装
置として、従来、コロナ帯電が広く利用されている。し
かし、このコロナ帯電はオゾンや窒素酸化物が発生して
感光体などの表面に付着するので、画像欠陥を起こすと
いう問題がある。
【0003】そこで、帯電装置として、電圧を印加した
例えばウレタンゴム等からなる帯電部材を感光体に接触
させて感光体を帯電させるという接触帯電方式が、例え
ば特開昭63−149668号公報において提案されて
いる。このような接触帯電方式の帯電によれば、前述の
コロナ帯電で発生する問題が解消される。しかしなが
ら、接触帯電方式は帯電部材が感光体に接触しているこ
とから、クリーニング装置からすり抜けた感光体上のト
ナーや現像器から飛散したトナー等の異物が帯電部材の
表面に付着してしまう。このため、感光体の帯電不良が
引き起こされ、画像劣化が発生してしまう。
例えばウレタンゴム等からなる帯電部材を感光体に接触
させて感光体を帯電させるという接触帯電方式が、例え
ば特開昭63−149668号公報において提案されて
いる。このような接触帯電方式の帯電によれば、前述の
コロナ帯電で発生する問題が解消される。しかしなが
ら、接触帯電方式は帯電部材が感光体に接触しているこ
とから、クリーニング装置からすり抜けた感光体上のト
ナーや現像器から飛散したトナー等の異物が帯電部材の
表面に付着してしまう。このため、感光体の帯電不良が
引き起こされ、画像劣化が発生してしまう。
【0004】このようなことから、帯電部材の表面に付
着したトナー等の異物を取り除くための清掃部材を備え
た画像形成装置が、従来から種々提案されている。この
ような画像形成装置の清掃部材は常時帯電部材に接触し
ていると、帯電部材の表面が傷ついて帯電不良を起こし
てしまうので帯電部材に対して離接可能に設けられてい
る。そして、この清掃部材は、帯電部材を清掃するとき
のみこの帯電部材に接触され、帯電部材を清掃しないと
きには帯電部材から離間された状態に設定されるように
なっている。その場合、帯電部材の清掃は一般的に定期
的に行われるようになっており、したがって清掃部材の
離接動作も定期的に行われている。この清掃部材を備え
た画像形成装置によれば、帯電部材の表面が清掃され、
感光体の帯電が良好になる。
着したトナー等の異物を取り除くための清掃部材を備え
た画像形成装置が、従来から種々提案されている。この
ような画像形成装置の清掃部材は常時帯電部材に接触し
ていると、帯電部材の表面が傷ついて帯電不良を起こし
てしまうので帯電部材に対して離接可能に設けられてい
る。そして、この清掃部材は、帯電部材を清掃するとき
のみこの帯電部材に接触され、帯電部材を清掃しないと
きには帯電部材から離間された状態に設定されるように
なっている。その場合、帯電部材の清掃は一般的に定期
的に行われるようになっており、したがって清掃部材の
離接動作も定期的に行われている。この清掃部材を備え
た画像形成装置によれば、帯電部材の表面が清掃され、
感光体の帯電が良好になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、帯電部材の
清掃を繰り返すことにより、帯電部材から除去された現
像剤等の異物は清掃部材中に付着し徐々に蓄積されるよ
うになる。このような状態で清掃部材を帯電部材に当接
させて帯電部材の清掃を行うと、清掃部材が帯電部材か
ら離れる瞬間に、蓄積した現像剤等の異物を保持しきれ
ないために、清掃部材は現像剤等の異物を帯電部材上に
残したまま、帯電部材から離間してしまう。このため、
清掃部材が帯電部材から離れるときに、現像剤等の異物
が帯電部材と清掃部材の接触するニップ部に堆積して帯
電部材上にいわゆる離間すじが発生する。このように離
間すじが発生すると、離間すじの一部が帯電部材上にこ
の帯電部材の回転方向に対しすじ状に残ってしまう。特
に、清掃部材が帯電部材に対して離間する方向が周方向
であると、常時同一個所がすじ状になり、帯電不良の原
因となる。また、離間すじの一部が感光体に移動した
り、帯電部材の下に零れ落ちたりする。帯電部材の下に
零れ落ちた現像剤等の異物は清掃部材の離接動作の度毎
に蓄積してプロセスカートリッジ内や画像形成装置内を
汚染し、画像形成装置の品質を劣化させてしまう。ま
た、前述のように帯電部材にはウレタンゴム等のゴムロ
ーラが従来一般的に用いられているが、このゴムローラ
は新品の状態ではタック性があるため、画像形成装置の
クリーニング装置をすり抜けた現像剤等の異物がこのゴ
ムローラに付着しやすいばかりでなく、ゴムローラに一
度付着した現像剤等の異物は取り難いという特性を有し
ている。このため、画像形成装置の初期的には、清掃部
材による帯電部材の清掃は比較的短い間隔で比較的長時
間行う必要がある。しかしながら、初期時から帯電部材
の清掃の回数がある程度以上になった耐久後には、帯電
部材から除去された現像剤等の異物は清掃部材中に付着
し徐々に蓄積されるようになる。この現像剤が蓄積され
た清掃部材で、初期に必要な清掃間隔および清掃時間と
同様の清掃間隔および清掃時間で清掃を行うと、清掃部
材に蓄積された現像剤等の異物が帯電部材に擦り付けら
れてしまい、帯電部材の清掃の能力が落ちるという問題
がある。
清掃を繰り返すことにより、帯電部材から除去された現
像剤等の異物は清掃部材中に付着し徐々に蓄積されるよ
うになる。このような状態で清掃部材を帯電部材に当接
させて帯電部材の清掃を行うと、清掃部材が帯電部材か
ら離れる瞬間に、蓄積した現像剤等の異物を保持しきれ
ないために、清掃部材は現像剤等の異物を帯電部材上に
残したまま、帯電部材から離間してしまう。このため、
清掃部材が帯電部材から離れるときに、現像剤等の異物
が帯電部材と清掃部材の接触するニップ部に堆積して帯
電部材上にいわゆる離間すじが発生する。このように離
間すじが発生すると、離間すじの一部が帯電部材上にこ
の帯電部材の回転方向に対しすじ状に残ってしまう。特
に、清掃部材が帯電部材に対して離間する方向が周方向
であると、常時同一個所がすじ状になり、帯電不良の原
因となる。また、離間すじの一部が感光体に移動した
り、帯電部材の下に零れ落ちたりする。帯電部材の下に
零れ落ちた現像剤等の異物は清掃部材の離接動作の度毎
に蓄積してプロセスカートリッジ内や画像形成装置内を
汚染し、画像形成装置の品質を劣化させてしまう。ま
た、前述のように帯電部材にはウレタンゴム等のゴムロ
ーラが従来一般的に用いられているが、このゴムローラ
は新品の状態ではタック性があるため、画像形成装置の
クリーニング装置をすり抜けた現像剤等の異物がこのゴ
ムローラに付着しやすいばかりでなく、ゴムローラに一
度付着した現像剤等の異物は取り難いという特性を有し
ている。このため、画像形成装置の初期的には、清掃部
材による帯電部材の清掃は比較的短い間隔で比較的長時
間行う必要がある。しかしながら、初期時から帯電部材
の清掃の回数がある程度以上になった耐久後には、帯電
部材から除去された現像剤等の異物は清掃部材中に付着
し徐々に蓄積されるようになる。この現像剤が蓄積され
た清掃部材で、初期に必要な清掃間隔および清掃時間と
同様の清掃間隔および清掃時間で清掃を行うと、清掃部
材に蓄積された現像剤等の異物が帯電部材に擦り付けら
れてしまい、帯電部材の清掃の能力が落ちるという問題
がある。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、離間すじをより確実に防
止するとともに、清掃部材に堆積した異物が帯電部材の
下に零れ落ちるのを防止することのできる画像形成装置
を提供することである。本発明はの他の目的は、耐久後
でも初期時と同等の帯電部材の清掃能力を確保できる画
像形成装置を提供することである。
たものであって、その目的は、離間すじをより確実に防
止するとともに、清掃部材に堆積した異物が帯電部材の
下に零れ落ちるのを防止することのできる画像形成装置
を提供することである。本発明はの他の目的は、耐久後
でも初期時と同等の帯電部材の清掃能力を確保できる画
像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1の発明は、静電潜像が形成される感光体
と、この感光体に接触して感光体を帯電する帯電部材
と、この帯電部材に対して離接可能に設けられて前記帯
電部材を清掃する清掃部材とを少なくとも備え、前記清
掃部材を前記帯電部材に当接させた状態で前記帯電部材
を回転させることで前記帯電部材の清掃を行うようにな
っている画像形成装置において、前記清掃部材の清掃動
作での前記帯電部材に対する前記清掃部材の離間および
当接を2回以上繰り返すことを特徴としている。
に、請求項1の発明は、静電潜像が形成される感光体
と、この感光体に接触して感光体を帯電する帯電部材
と、この帯電部材に対して離接可能に設けられて前記帯
電部材を清掃する清掃部材とを少なくとも備え、前記清
掃部材を前記帯電部材に当接させた状態で前記帯電部材
を回転させることで前記帯電部材の清掃を行うようにな
っている画像形成装置において、前記清掃部材の清掃動
作での前記帯電部材に対する前記清掃部材の離間および
当接を2回以上繰り返すことを特徴としている。
【0008】また、請求項2の発明は、静電潜像が形成
される感光体と、この感光体に接触して感光体を帯電す
る帯電部材と、この帯電部材に対して離接可能に設けら
れて前記帯電部材を清掃する清掃部材とを少なくとも備
え、前記清掃部材を前記帯電部材に当接させた状態で前
記帯電部材を回転させることで前記帯電部材の清掃を行
うようになっている画像形成装置において、所定条件の
成立時に、帯電部材に対する清掃部材の当接条件を初期
時の当接条件から変更することを特徴としている。
される感光体と、この感光体に接触して感光体を帯電す
る帯電部材と、この帯電部材に対して離接可能に設けら
れて前記帯電部材を清掃する清掃部材とを少なくとも備
え、前記清掃部材を前記帯電部材に当接させた状態で前
記帯電部材を回転させることで前記帯電部材の清掃を行
うようになっている画像形成装置において、所定条件の
成立時に、帯電部材に対する清掃部材の当接条件を初期
時の当接条件から変更することを特徴としている。
【0009】更に、請求項3の発明は、前記所定条件の
成立時が、清掃回数が予め設定された設定回数になった
とき、清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ10
0%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材
との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれ
かであることを特徴としている。更に、請求項4の発明
は、前記清掃部材の当接条件の変更が、前記所定条件の
成立時に、前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接間
隔を初期時より長くすることであることを特徴としてい
る。更に、請求項5の発明は、前記清掃部材の当接条件
の変更が、前記所定条件の成立時に、前記帯電部材に対
する前記清掃部材の当接時間を初期時より短くすること
であることを特徴としている。
成立時が、清掃回数が予め設定された設定回数になった
とき、清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ10
0%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材
との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれ
かであることを特徴としている。更に、請求項4の発明
は、前記清掃部材の当接条件の変更が、前記所定条件の
成立時に、前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接間
隔を初期時より長くすることであることを特徴としてい
る。更に、請求項5の発明は、前記清掃部材の当接条件
の変更が、前記所定条件の成立時に、前記帯電部材に対
する前記清掃部材の当接時間を初期時より短くすること
であることを特徴としている。
【0010】更に、請求項6の発明は、前記清掃部材の
当接条件の変更が、前記所定条件の成立時に、前記帯電
部材に対する前記清掃部材の当接間隔を初期時より長く
し、かつ前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接時間
を初期時より短くすることであることを特徴としてい
る。更に、請求項7の発明は、前記清掃部材の当接条件
の変更が、前記所定条件の成立時に、前記帯電部材に対
する前記清掃部材の当接圧を初期時より小さくすること
であることを特徴としている。
当接条件の変更が、前記所定条件の成立時に、前記帯電
部材に対する前記清掃部材の当接間隔を初期時より長く
し、かつ前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接時間
を初期時より短くすることであることを特徴としてい
る。更に、請求項7の発明は、前記清掃部材の当接条件
の変更が、前記所定条件の成立時に、前記帯電部材に対
する前記清掃部材の当接圧を初期時より小さくすること
であることを特徴としている。
【0011】
【作用】このように構成された本発明の画像形成装置に
おいては、清掃部材による帯電部材の清掃が2回以上繰
り返して行われるようになる。したがって、清掃部材に
よる1回目の清掃の終了により清掃部材が帯電部材から
離間するとき、帯電部材と清掃部材が接するニップ部に
発生した離間すじを構成する現像剤等の異物の一部が再
度の清掃部材による清掃でより確実に除去されるように
なる。これにより、離間すじを画像への影響がないレベ
ルまで低減させることが可能となるとともに、清掃部材
に堆積した異物が帯電部材の下に零れ落ちるのが防止さ
れるので、プロセスカートリッジおよび画像形成装置の
各内部の汚れが防止され、画像形成装置の品質が向上す
る。
おいては、清掃部材による帯電部材の清掃が2回以上繰
り返して行われるようになる。したがって、清掃部材に
よる1回目の清掃の終了により清掃部材が帯電部材から
離間するとき、帯電部材と清掃部材が接するニップ部に
発生した離間すじを構成する現像剤等の異物の一部が再
度の清掃部材による清掃でより確実に除去されるように
なる。これにより、離間すじを画像への影響がないレベ
ルまで低減させることが可能となるとともに、清掃部材
に堆積した異物が帯電部材の下に零れ落ちるのが防止さ
れるので、プロセスカートリッジおよび画像形成装置の
各内部の汚れが防止され、画像形成装置の品質が向上す
る。
【0012】特に請求項2の発明では、所定条件が成立
したときに、帯電部材に対する清掃部材の当接条件が初
期時の当接条件から変更される。このように、帯電部材
に対する清掃部材の当接条件が変更されることで、清掃
部材に蓄積された現像剤が帯電部材に擦り付けられるこ
とがなくなり、清掃部材による帯電部材の清掃能力が初
期時から、帯電部材の累積回転数の設定回転数後、設定
清掃回数後、清掃部材と帯電部材との間の一定摩擦係数
後、あるいは清掃部材の現像剤等の異物被覆率の100
%またはほぼ100%後等の耐久後までほぼ一定に確保
されるようになる。清掃能力が確保される理由は、帯電
部材の清掃の回数がある程度以上になると、現像剤に含
まれるシリカ等の外添剤が帯電部材に付着蓄積され、例
えば帯電部に一般的なウレタンゴム等のゴムローラが使
用された場合、この外添剤によりゴム特有のタック性が
なくなって、帯電部材に対する現像剤の付着力が弱めら
れるからであると考えられる。付着力が弱められた現像
剤は帯電部材の回転にともなって感光体に戻されるの
で、帯電部材が効果的に清掃される。したがって、清掃
部材の当接条件が変更されても初期と耐久後とで同等の
清掃が行われるようになる。なお、このとき、外添剤が
帯電部材に付着蓄積されても、外添剤が帯電部材に均一
に付着する分には、帯電特性に与える影響は少ない。
したときに、帯電部材に対する清掃部材の当接条件が初
期時の当接条件から変更される。このように、帯電部材
に対する清掃部材の当接条件が変更されることで、清掃
部材に蓄積された現像剤が帯電部材に擦り付けられるこ
とがなくなり、清掃部材による帯電部材の清掃能力が初
期時から、帯電部材の累積回転数の設定回転数後、設定
清掃回数後、清掃部材と帯電部材との間の一定摩擦係数
後、あるいは清掃部材の現像剤等の異物被覆率の100
%またはほぼ100%後等の耐久後までほぼ一定に確保
されるようになる。清掃能力が確保される理由は、帯電
部材の清掃の回数がある程度以上になると、現像剤に含
まれるシリカ等の外添剤が帯電部材に付着蓄積され、例
えば帯電部に一般的なウレタンゴム等のゴムローラが使
用された場合、この外添剤によりゴム特有のタック性が
なくなって、帯電部材に対する現像剤の付着力が弱めら
れるからであると考えられる。付着力が弱められた現像
剤は帯電部材の回転にともなって感光体に戻されるの
で、帯電部材が効果的に清掃される。したがって、清掃
部材の当接条件が変更されても初期と耐久後とで同等の
清掃が行われるようになる。なお、このとき、外添剤が
帯電部材に付着蓄積されても、外添剤が帯電部材に均一
に付着する分には、帯電特性に与える影響は少ない。
【0013】また、請求項3の発明では、清掃回数が予
め設定された設定回数になったとき、清掃部材が現像剤
被覆率100%またはほぼ100%になったとき、およ
び前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定
摩擦係数になったときのいずれかで、帯電部材に対する
清掃部材の当接条件が初期時の当接条件から変更され
る。また、請求項4の発明では、清掃部材の当接条件の
変更が所定条件の成立時に、帯電部材に対する清掃部材
の当接間隔が初期時より長く設定される。更に、請求項
5の発明では、清掃部材の当接条件の変更が所定条件の
成立時に、帯電部材に対する清掃部材の当接時間が初期
時より短く設定される。更に、請求項6の発明では、清
掃部材の当接条件の変更が所定条件の成立時に、帯電部
材に対する清掃部材の当接間隔が初期時より長く設定さ
れ、かつ帯電部材に対する清掃部材の当接時間が初期時
より短く設定される。更に、請求項7の発明では、清掃
部材の当接条件の変更が所定条件の成立時に、帯電部材
に対する清掃部材の当接圧が初期時より小さく設定され
る。
め設定された設定回数になったとき、清掃部材が現像剤
被覆率100%またはほぼ100%になったとき、およ
び前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定
摩擦係数になったときのいずれかで、帯電部材に対する
清掃部材の当接条件が初期時の当接条件から変更され
る。また、請求項4の発明では、清掃部材の当接条件の
変更が所定条件の成立時に、帯電部材に対する清掃部材
の当接間隔が初期時より長く設定される。更に、請求項
5の発明では、清掃部材の当接条件の変更が所定条件の
成立時に、帯電部材に対する清掃部材の当接時間が初期
時より短く設定される。更に、請求項6の発明では、清
掃部材の当接条件の変更が所定条件の成立時に、帯電部
材に対する清掃部材の当接間隔が初期時より長く設定さ
れ、かつ帯電部材に対する清掃部材の当接時間が初期時
より短く設定される。更に、請求項7の発明では、清掃
部材の当接条件の変更が所定条件の成立時に、帯電部材
に対する清掃部材の当接圧が初期時より小さく設定され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の画像形成
装置の実施の形態の一例が適用されたフルカラ−の中間
転写型の画像形成装置を模式的に示す図、図2は、この
例の清掃部材および帯電部材に対するこの清掃部材の当
接を説明し、(a)は清掃部材と帯電部材との関係を模
式的に示す図、(b)は清掃部材を模式的に示す図、
(c)は清掃部材を帯電部材に当接させた状態を示す図
である。
施の形態について説明する。図1は、本発明の画像形成
装置の実施の形態の一例が適用されたフルカラ−の中間
転写型の画像形成装置を模式的に示す図、図2は、この
例の清掃部材および帯電部材に対するこの清掃部材の当
接を説明し、(a)は清掃部材と帯電部材との関係を模
式的に示す図、(b)は清掃部材を模式的に示す図、
(c)は清掃部材を帯電部材に当接させた状態を示す図
である。
【0015】図1に示すように、この例の画像形成装置
1は、感光体(以下、OPCともいう)2、帯電装置
3、露光装置4、現像装置5、中間転写装置6、および
クリーニング装置7を備えているとともに、図示しない
が中間転写装置6の転写ベルト6aに転写された中間転
写画像を転写紙等の転写材に転写する転写装置および転
写材に転写された転写画像を定着する定着装置を備えて
いる。帯電装置3、露光装置4、現像装置5、中間転写
装置6、およびクリーニング装置7は、従来の画像形成
装置と同様にOPC2の周囲にこれらの順に図において
時計回りに配設されている。
1は、感光体(以下、OPCともいう)2、帯電装置
3、露光装置4、現像装置5、中間転写装置6、および
クリーニング装置7を備えているとともに、図示しない
が中間転写装置6の転写ベルト6aに転写された中間転
写画像を転写紙等の転写材に転写する転写装置および転
写材に転写された転写画像を定着する定着装置を備えて
いる。帯電装置3、露光装置4、現像装置5、中間転写
装置6、およびクリーニング装置7は、従来の画像形成
装置と同様にOPC2の周囲にこれらの順に図において
時計回りに配設されている。
【0016】この例の画像形成装置1における帯電装置
3は、図2に示すようにOPC2に接触してこのOPC
2を帯電するためのウレタンゴム等のゴムローラ等から
なる帯電部材9、この帯電部材9に対して離接可能とさ
れ、帯電部材9と接触時にその表面を清掃する清掃部材
10、および図に矢印で示すように斜め右下方向A、つ
まり帯電部材9の回転軸9aの軸方向かつ帯電部材9の
径方向に斜めに移動可能に設けられ、清掃部材10を保
持する保持部材11を備えている。したがって、清掃部
材10も帯電部材9の回転軸9aの軸方向かつ帯電部材
9の径方向に斜めに移動可能であり、つまり清掃部材1
0は図2において斜め右下方向Aに移動して帯電部材9
の帯電部9bに当接可能であり、また元の方向の斜め左
上方向に移動して帯電部材9から離間可能になってい
る。
3は、図2に示すようにOPC2に接触してこのOPC
2を帯電するためのウレタンゴム等のゴムローラ等から
なる帯電部材9、この帯電部材9に対して離接可能とさ
れ、帯電部材9と接触時にその表面を清掃する清掃部材
10、および図に矢印で示すように斜め右下方向A、つ
まり帯電部材9の回転軸9aの軸方向かつ帯電部材9の
径方向に斜めに移動可能に設けられ、清掃部材10を保
持する保持部材11を備えている。したがって、清掃部
材10も帯電部材9の回転軸9aの軸方向かつ帯電部材
9の径方向に斜めに移動可能であり、つまり清掃部材1
0は図2において斜め右下方向Aに移動して帯電部材9
の帯電部9bに当接可能であり、また元の方向の斜め左
上方向に移動して帯電部材9から離間可能になってい
る。
【0017】この清掃部材10および支持部材11は、
図1に示すように支持部材11の長手方向に設けられた
一対のばね13,14のばね力で帯電部材9に当接する
ようになっているとともに、帯電部材9の長手方向に延
設された図示しないカム手段で帯電部材9から離間する
ようになっている。なお、清掃部材10を帯電部材9に
対して離接させるため、カム手段を駆動する清掃部材駆
動手段は適宜の手段を用いることができるので、ここで
はこれらのカム手段および清掃部材駆動手段の具体的な
構成の説明は省略する。
図1に示すように支持部材11の長手方向に設けられた
一対のばね13,14のばね力で帯電部材9に当接する
ようになっているとともに、帯電部材9の長手方向に延
設された図示しないカム手段で帯電部材9から離間する
ようになっている。なお、清掃部材10を帯電部材9に
対して離接させるため、カム手段を駆動する清掃部材駆
動手段は適宜の手段を用いることができるので、ここで
はこれらのカム手段および清掃部材駆動手段の具体的な
構成の説明は省略する。
【0018】そして、図3に示すように、CPU37が
この清掃部材駆動手段22を制御することによって、帯
電部材9に対する清掃部材10の離接作動が行われるよ
うになっている。すなわち、CPU37は、通常は清掃
部材10を帯電部材9から離間した離間位置に設定した
状態で清掃部材駆動手段22を停止しているとともに、
帯電作動を行わないときは帯電部材9を駆動する帯電部
材駆動手段36を停止している。また、帯電部材9の清
掃は、帯電部材3が帯電動作を行わないときに行うよう
にしている。
この清掃部材駆動手段22を制御することによって、帯
電部材9に対する清掃部材10の離接作動が行われるよ
うになっている。すなわち、CPU37は、通常は清掃
部材10を帯電部材9から離間した離間位置に設定した
状態で清掃部材駆動手段22を停止しているとともに、
帯電作動を行わないときは帯電部材9を駆動する帯電部
材駆動手段36を停止している。また、帯電部材9の清
掃は、帯電部材3が帯電動作を行わないときに行うよう
にしている。
【0019】帯電部材9の清掃を行うにあたり、CPU
37は、まず、帯電部材9を停止させた状態で清掃部材
駆動手段22を駆動して清掃部材10を帯電部材9に当
接する当接位置に設定し、その後清掃部材駆動手段22
を停止する。次に、CPU37は帯電部材駆動手段36
を駆動して帯電部材9を回転することにより、清掃部材
10による帯電部材9の清掃を行う。清掃部材10によ
り、帯電部材に付着しているトナー等の異物がほとんど
浮いた状態にされ、帯電部材9の回転とともにOPC2
の方へ移動して、このOPC2に吸引付着されて帯電部
材9から簡単に除去される。なお、OPC2に付着した
トナー等の異物はクリーニング装置7によって除去され
る。
37は、まず、帯電部材9を停止させた状態で清掃部材
駆動手段22を駆動して清掃部材10を帯電部材9に当
接する当接位置に設定し、その後清掃部材駆動手段22
を停止する。次に、CPU37は帯電部材駆動手段36
を駆動して帯電部材9を回転することにより、清掃部材
10による帯電部材9の清掃を行う。清掃部材10によ
り、帯電部材に付着しているトナー等の異物がほとんど
浮いた状態にされ、帯電部材9の回転とともにOPC2
の方へ移動して、このOPC2に吸引付着されて帯電部
材9から簡単に除去される。なお、OPC2に付着した
トナー等の異物はクリーニング装置7によって除去され
る。
【0020】帯電部材駆動手段36を所定時間駆動し
て、帯電部材9の清掃が終了すると、CPU37は帯電
部材駆動手段36を停止した後、清掃部材駆動手段22
を逆方向に駆動して清掃部材10を離間位置に設定し、
その後清掃部材駆動手段22を停止することにより、帯
電部材9の清掃を終了する。このように、CPU37
は、帯電部材9に対する清掃部材10の離接時には、帯
電部材9を停止させた状態で、清掃部材10の離接動作
を行うように各22,36を駆動制御するようになって
いる。
て、帯電部材9の清掃が終了すると、CPU37は帯電
部材駆動手段36を停止した後、清掃部材駆動手段22
を逆方向に駆動して清掃部材10を離間位置に設定し、
その後清掃部材駆動手段22を停止することにより、帯
電部材9の清掃を終了する。このように、CPU37
は、帯電部材9に対する清掃部材10の離接時には、帯
電部材9を停止させた状態で、清掃部材10の離接動作
を行うように各22,36を駆動制御するようになって
いる。
【0021】そして、この例の画像形成装置1では、清
掃部材10による帯電部材9の清掃を、その清掃回数の
予め設定された設定回数毎にあるいは常時、2回以上繰
り返して行うようにしている。
掃部材10による帯電部材9の清掃を、その清掃回数の
予め設定された設定回数毎にあるいは常時、2回以上繰
り返して行うようにしている。
【0022】図4は、このように清掃部材による帯電部
材の清掃を制御する一例のフローを示す図である。図4
に示すように、この例における清掃部材10の離間およ
び当接の繰り返し制御は、まずステップS1で清掃部材
10による帯電部材9の清掃回数が設定回数以上である
か否かが判断される。清掃回数が設定回数以上でないと
判断されると、ステップS2で清掃部材10による帯電
部材9の清掃F1回だけ行われる。また、ステップS1
で清掃回数が設定回数以上であると判断されると、ステ
ップS3で帯電部材9に対する清掃部材10の離間およ
び当接が2回以上繰り返して行われ、清掃部材10によ
る帯電部材9の清掃が2回以上行われるようになる。な
お、清掃部材10による帯電部材9の清掃を常時2回以
上繰り返して行うようにすることもできる。この場合に
は図4においてステップS1およびS2の各処理が省略
され、ステップS3の処理が直接実行されるようにな
る。
材の清掃を制御する一例のフローを示す図である。図4
に示すように、この例における清掃部材10の離間およ
び当接の繰り返し制御は、まずステップS1で清掃部材
10による帯電部材9の清掃回数が設定回数以上である
か否かが判断される。清掃回数が設定回数以上でないと
判断されると、ステップS2で清掃部材10による帯電
部材9の清掃F1回だけ行われる。また、ステップS1
で清掃回数が設定回数以上であると判断されると、ステ
ップS3で帯電部材9に対する清掃部材10の離間およ
び当接が2回以上繰り返して行われ、清掃部材10によ
る帯電部材9の清掃が2回以上行われるようになる。な
お、清掃部材10による帯電部材9の清掃を常時2回以
上繰り返して行うようにすることもできる。この場合に
は図4においてステップS1およびS2の各処理が省略
され、ステップS3の処理が直接実行されるようにな
る。
【0023】現像装置5は、従来のフルカラーの画像形
成装置の現像器と同様に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、および黒の各現像器28,29,30,31を備えて
おり、これらの各現像器28,29,30,31はOPC
の外周に沿って配設されている。その場合、各色の現像
器28,29,30,31の配設順序は、前述の順序に限
定されることなく任意に設定される。なお、以下の説明
では、説明の便宜上、前述の色の順序、つまり、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、および黒の順で各現像器28,
29,30,31が配設されているものとする。
成装置の現像器と同様に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、および黒の各現像器28,29,30,31を備えて
おり、これらの各現像器28,29,30,31はOPC
の外周に沿って配設されている。その場合、各色の現像
器28,29,30,31の配設順序は、前述の順序に限
定されることなく任意に設定される。なお、以下の説明
では、説明の便宜上、前述の色の順序、つまり、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、および黒の順で各現像器28,
29,30,31が配設されているものとする。
【0024】クリーニング装置7も、従来のフルカラー
の画像形成装置と同様にクリーナハウジング32および
クリーニングブレード33を備えている。その場合、ク
リーナハウジング32は、図示のようにプロセスカート
リッジ8の枠体8aと一体に形成されている。なお、ク
リーナハウジング32はプロセスカートリッジ8の枠体
8aと別体に形成し、このプロセスカートリッジ8に取
り付けるようにすることもできる。
の画像形成装置と同様にクリーナハウジング32および
クリーニングブレード33を備えている。その場合、ク
リーナハウジング32は、図示のようにプロセスカート
リッジ8の枠体8aと一体に形成されている。なお、ク
リーナハウジング32はプロセスカートリッジ8の枠体
8aと別体に形成し、このプロセスカートリッジ8に取
り付けるようにすることもできる。
【0025】このように、この例の画像形成装置1で
は、OPC2、帯電部材9、帯電部材9の清掃部材1
0、現像装置5、およびクリーニング装置7が、1つの
プロセスカートリッジ8の枠体8a内に収容されている
(なお、図1には現像装置5およびクリーニング装置7
がプロセスカートリッジ8の枠体8a内に収容されてい
ることが示されていないが、これらはこの例でも従来と
同様の方法でプロセスカートリッジ8の枠体8a内に収
容されている)。
は、OPC2、帯電部材9、帯電部材9の清掃部材1
0、現像装置5、およびクリーニング装置7が、1つの
プロセスカートリッジ8の枠体8a内に収容されている
(なお、図1には現像装置5およびクリーニング装置7
がプロセスカートリッジ8の枠体8a内に収容されてい
ることが示されていないが、これらはこの例でも従来と
同様の方法でプロセスカートリッジ8の枠体8a内に収
容されている)。
【0026】このように構成されたこの例の画像形成装
置1の作動について説明する。まず、通常時は、清掃部
材10は図2(a)に実線で示す離間位置に設定されて
帯電部材9から離間している。画像形成にあたり、従来
の一般的な画像形成装置と同様に帯電部材9でOPC2
の表面に帯電させた後、露光装置4で画像がOPC2上
の帯電された部分に静電潜像として露光される。そし
て、このOPC2上の静電潜像がイエロー、マゼンタ、
シアン、および黒の各現像器28,29,30,31で順
に現像されて可視像化され、更に、OPC2上の現像画
像が中間転写装置6に一次転写されて転写装置(不図
示)に送られ、この転写装置で色合わせが行われて転写
材(不図示)に転写された後、定着装置(不図示)で定
着することにより、転写材上に所望の画像が得られるよ
うになる。
置1の作動について説明する。まず、通常時は、清掃部
材10は図2(a)に実線で示す離間位置に設定されて
帯電部材9から離間している。画像形成にあたり、従来
の一般的な画像形成装置と同様に帯電部材9でOPC2
の表面に帯電させた後、露光装置4で画像がOPC2上
の帯電された部分に静電潜像として露光される。そし
て、このOPC2上の静電潜像がイエロー、マゼンタ、
シアン、および黒の各現像器28,29,30,31で順
に現像されて可視像化され、更に、OPC2上の現像画
像が中間転写装置6に一次転写されて転写装置(不図
示)に送られ、この転写装置で色合わせが行われて転写
材(不図示)に転写された後、定着装置(不図示)で定
着することにより、転写材上に所望の画像が得られるよ
うになる。
【0027】そして、現像画像が転写材に転写された
後、OPC2上に残留する残余トナーはクリーニング装
置7のクリーニングブレード33によって除去され、ク
リーナハウジング32に収容される。こうして、画像形
成装置1により、画像形成が終了し、OPC2が除電さ
れた後、次の画像形成のため、OPC2が帯電部材9に
よって再び帯電され、以下同様の画像形成工程が行われ
る。
後、OPC2上に残留する残余トナーはクリーニング装
置7のクリーニングブレード33によって除去され、ク
リーナハウジング32に収容される。こうして、画像形
成装置1により、画像形成が終了し、OPC2が除電さ
れた後、次の画像形成のため、OPC2が帯電部材9に
よって再び帯電され、以下同様の画像形成工程が行われ
る。
【0028】この例の画像形成装置1では、転写後、ク
リーニングブレード33をすり抜けて帯電部材9に付着
したトナー等の異物が定期的に清掃工程を行うことで清
掃部材10によって除去される。このとき、清掃回数の
設定回数毎に、帯電部材9に対する清掃部材10の離間
および当接が2回以上繰り返されることで清掃部材10
による帯電部材9の清掃が2回以上繰り返されて行わ
れ、その後で清掃部材10が帯電部材9から離間して離
間位置に設定されるようになる。
リーニングブレード33をすり抜けて帯電部材9に付着
したトナー等の異物が定期的に清掃工程を行うことで清
掃部材10によって除去される。このとき、清掃回数の
設定回数毎に、帯電部材9に対する清掃部材10の離間
および当接が2回以上繰り返されることで清掃部材10
による帯電部材9の清掃が2回以上繰り返されて行わ
れ、その後で清掃部材10が帯電部材9から離間して離
間位置に設定されるようになる。
【0029】このように、清掃部材10による帯電部材
9の清掃を2回以上繰り返して行うことにより、前述の
ように清掃部材10による1回目の清掃の終了により清
掃部材10が帯電部材9から離間するとき、帯電部材9
と清掃部材10が接するニップ部に発生した離間すじを
構成する現像剤等の異物の一部が再度の清掃でより確実
に除去されるようになる。これにより、離間すじを画像
への影響がないレベルまで低減させることが可能となる
とともに、清掃部材に堆積した異物が帯電部材の下に零
れ落ちるのを防止できるので、プロセスカートリッジお
よび画像形成装置1の各内部の汚れを防止でき、画像形
成装置1の品質を向上できる。
9の清掃を2回以上繰り返して行うことにより、前述の
ように清掃部材10による1回目の清掃の終了により清
掃部材10が帯電部材9から離間するとき、帯電部材9
と清掃部材10が接するニップ部に発生した離間すじを
構成する現像剤等の異物の一部が再度の清掃でより確実
に除去されるようになる。これにより、離間すじを画像
への影響がないレベルまで低減させることが可能となる
とともに、清掃部材に堆積した異物が帯電部材の下に零
れ落ちるのを防止できるので、プロセスカートリッジお
よび画像形成装置1の各内部の汚れを防止でき、画像形
成装置1の品質を向上できる。
【0030】図5は、本発明の実施の形態の他の例を示
す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図であ
る。この例の画像形成装置1では、前述の例の清掃部材
10の制御に加えて、初期時に、前述のようにゴムロー
ラ等で形成された帯電部材9に一度付着したトナー等の
異物が帯電部材9のタック性により取り難いという特性
のため、清掃部材10による帯電部材9の清掃を比較的
多く行うようにしている。また、所定条件が成立した耐
久後には、清掃部材10の帯電部材9への当接条件つま
り清掃条件を清掃部材10による帯電部材9の清掃を初
期時より少なくなるように変更している。つまり、この
例では、所定条件の成立は帯電部材9の初期時からの累
積回転数が予め設定された設定回転数以上になったとき
としているとともに、清掃部材10の当接条件は、清掃
部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長くす
るように設定している。すなわち、図5に示すようにス
テップS1で帯電部材10の初期時からの累積回転数が
設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電部材10
の累積回転数が設定回転数以上であると判断されると、
ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10の当接
間隔が初期時より長くなるように変更される。
す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図であ
る。この例の画像形成装置1では、前述の例の清掃部材
10の制御に加えて、初期時に、前述のようにゴムロー
ラ等で形成された帯電部材9に一度付着したトナー等の
異物が帯電部材9のタック性により取り難いという特性
のため、清掃部材10による帯電部材9の清掃を比較的
多く行うようにしている。また、所定条件が成立した耐
久後には、清掃部材10の帯電部材9への当接条件つま
り清掃条件を清掃部材10による帯電部材9の清掃を初
期時より少なくなるように変更している。つまり、この
例では、所定条件の成立は帯電部材9の初期時からの累
積回転数が予め設定された設定回転数以上になったとき
としているとともに、清掃部材10の当接条件は、清掃
部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長くす
るように設定している。すなわち、図5に示すようにス
テップS1で帯電部材10の初期時からの累積回転数が
設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電部材10
の累積回転数が設定回転数以上であると判断されると、
ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10の当接
間隔が初期時より長くなるように変更される。
【0031】具体的な一例として、帯電部材9の累積回
転数が帯電部材9の初期から10000回転間での初期
時には、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を帯電
部材の2000〜3000回転毎に設定し、このとき、
清掃部材10の当接時における帯電部材9の当接回転数
は40〜60回転/分に設定される。また、帯電部材9
の累積回転数が10000回転以上の耐久後には、清掃
部材10の帯電部材9への当接間隔を前述の初期時より
長い、帯電部材の10000〜20000回転毎に設定
し、このとき、清掃部材10の当接時における帯電部材
9の当接回転数は前述の初期時より小さく、20〜30
回転/分に設定される。ステップS2で当接間隔が初期
時より長く変更された後、ステップS3に移行し、前述
の図4に示す例のステップS1ないしS3の各処理が行
われる。その場合、この例のステップS3、S4、およ
びS5の各処理が図4に示す例の各処理のステップS
1、S2、およびS3の各処理と同じである。また、こ
の例においてステップS1で帯電部材10の累積回転数
が設定回転数以上でないと判断されると、ステップS3
の処理が行われる。
転数が帯電部材9の初期から10000回転間での初期
時には、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を帯電
部材の2000〜3000回転毎に設定し、このとき、
清掃部材10の当接時における帯電部材9の当接回転数
は40〜60回転/分に設定される。また、帯電部材9
の累積回転数が10000回転以上の耐久後には、清掃
部材10の帯電部材9への当接間隔を前述の初期時より
長い、帯電部材の10000〜20000回転毎に設定
し、このとき、清掃部材10の当接時における帯電部材
9の当接回転数は前述の初期時より小さく、20〜30
回転/分に設定される。ステップS2で当接間隔が初期
時より長く変更された後、ステップS3に移行し、前述
の図4に示す例のステップS1ないしS3の各処理が行
われる。その場合、この例のステップS3、S4、およ
びS5の各処理が図4に示す例の各処理のステップS
1、S2、およびS3の各処理と同じである。また、こ
の例においてステップS1で帯電部材10の累積回転数
が設定回転数以上でないと判断されると、ステップS3
の処理が行われる。
【0032】この例の画像形成装置1では、前述の例の
画像形成装置1の作用に、次のような作用が加えられ
る。すなわち、転写後、クリーニングブレード33をす
り抜けて帯電部材9に付着したトナー等の異物が定期的
に清掃工程を行うことで清掃部材10によって除去され
る。その場合、画像形成装置1の前述の初期時には清掃
部材10の帯電部材9への当接間隔を比較的短く、つま
り清掃部材10による清掃の間隔を短くして、帯電部材
9のタック性によってトナー等の異物が帯電部材9から
取り難い状態にあっても、トナー等の異物が帯電部材9
からより確実に除去される。
画像形成装置1の作用に、次のような作用が加えられ
る。すなわち、転写後、クリーニングブレード33をす
り抜けて帯電部材9に付着したトナー等の異物が定期的
に清掃工程を行うことで清掃部材10によって除去され
る。その場合、画像形成装置1の前述の初期時には清掃
部材10の帯電部材9への当接間隔を比較的短く、つま
り清掃部材10による清掃の間隔を短くして、帯電部材
9のタック性によってトナー等の異物が帯電部材9から
取り難い状態にあっても、トナー等の異物が帯電部材9
からより確実に除去される。
【0033】また、画像形成装置1の耐久後、つまり帯
電部材9の累積回転数が設定回転数以上になった後に
は、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時よ
り長く、つまり清掃部材10による帯電部材9の清掃の
間隔を初期時より長くなるように変更されることで、清
掃部材10に蓄積されたトナー等の異物が帯電部材9に
擦り付けられることが抑制されるようになる。これによ
り、清掃部材10による帯電部材9の清掃能力が初期時
から耐久後(帯電部材9の累積設定回転数の回転後)ま
でもほぼ一定に確保されるようになる。このように清掃
能力が確保される理由は、帯電部材9の清掃の回数があ
る程度以上になると、例えばトナーに含まれるシリカ等
の外添剤が帯電部材9に付着蓄積され、例えば帯電部材
9の帯電部9bに一般的なウレタンゴム等のゴムローラ
が使用された場合、この外添剤によりゴム特有のタック
性がなくなって、帯電部材9に対するトナー等の異物の
付着力が弱められるからであると考えられる。そして、
付着力が弱められたトナー等の異物は帯電部材9の回転
にともなって感光体2に戻されるので、帯電部材9が効
果的に清掃される。したがって、帯電部材の回転が設定
回転数以上になった後に、清掃部材10の当接間隔が初
期時より長くなるように変更されても、初期時と耐久後
とでほぼ同等の清掃が行われるようになる。なお、この
とき、外添剤が帯電部材9に付着蓄積されても、外添剤
が帯電部材9に均一に付着する分には、帯電特性に与え
る影響は少ない。
電部材9の累積回転数が設定回転数以上になった後に
は、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時よ
り長く、つまり清掃部材10による帯電部材9の清掃の
間隔を初期時より長くなるように変更されることで、清
掃部材10に蓄積されたトナー等の異物が帯電部材9に
擦り付けられることが抑制されるようになる。これによ
り、清掃部材10による帯電部材9の清掃能力が初期時
から耐久後(帯電部材9の累積設定回転数の回転後)ま
でもほぼ一定に確保されるようになる。このように清掃
能力が確保される理由は、帯電部材9の清掃の回数があ
る程度以上になると、例えばトナーに含まれるシリカ等
の外添剤が帯電部材9に付着蓄積され、例えば帯電部材
9の帯電部9bに一般的なウレタンゴム等のゴムローラ
が使用された場合、この外添剤によりゴム特有のタック
性がなくなって、帯電部材9に対するトナー等の異物の
付着力が弱められるからであると考えられる。そして、
付着力が弱められたトナー等の異物は帯電部材9の回転
にともなって感光体2に戻されるので、帯電部材9が効
果的に清掃される。したがって、帯電部材の回転が設定
回転数以上になった後に、清掃部材10の当接間隔が初
期時より長くなるように変更されても、初期時と耐久後
とでほぼ同等の清掃が行われるようになる。なお、この
とき、外添剤が帯電部材9に付着蓄積されても、外添剤
が帯電部材9に均一に付着する分には、帯電特性に与え
る影響は少ない。
【0034】この例の画像形成装置1によれば、前述の
例の画像形成装置1の効果に加えて、次の効果を得るこ
とができる。すなわち、画像形成装置1の耐久後に清掃
部材10の帯電部材への当接間隔を初期時より長くな
る、つまり耐久後での清掃部材10による帯電部材9の
清掃の間隔を初期時より長くなるようにしているので、
耐久後において、清掃部材10に蓄積されたトナー等の
異物が帯電部材9に擦り付けられることを抑制でき、初
期時から耐久までほぼ同等の清掃能力を確保することが
できる。
例の画像形成装置1の効果に加えて、次の効果を得るこ
とができる。すなわち、画像形成装置1の耐久後に清掃
部材10の帯電部材への当接間隔を初期時より長くな
る、つまり耐久後での清掃部材10による帯電部材9の
清掃の間隔を初期時より長くなるようにしているので、
耐久後において、清掃部材10に蓄積されたトナー等の
異物が帯電部材9に擦り付けられることを抑制でき、初
期時から耐久までほぼ同等の清掃能力を確保することが
できる。
【0035】図6は、本発明の実施の形態の更に他の例
を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図
である。この例の画像形成装置1では、離間すじを防止
するための清掃部材10の制御および所定条件の成立は
前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、
清掃部材10の帯電部材9への当接時間を初期時より短
くするように設定している。すなわち、図6に示すよう
にステップS1で帯電部材9の累積回転数が設定回転数
以上であるか否かが判断され、帯電部材9の累積回転数
が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2
で帯電部材9に対する清掃部材10の当接時間が初期時
より短くなるように変更される。
を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図
である。この例の画像形成装置1では、離間すじを防止
するための清掃部材10の制御および所定条件の成立は
前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、
清掃部材10の帯電部材9への当接時間を初期時より短
くするように設定している。すなわち、図6に示すよう
にステップS1で帯電部材9の累積回転数が設定回転数
以上であるか否かが判断され、帯電部材9の累積回転数
が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2
で帯電部材9に対する清掃部材10の当接時間が初期時
より短くなるように変更される。
【0036】この例の清掃部材10による帯電部材9の
清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接す
る時間が初期時より短くなり、耐久後の帯電部材9の清
掃時間が初期時より短くなる。この例の清掃部材10に
よる帯電部材9の清掃の他の作用および効果は前述の図
5に示す例と同じである。
清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接す
る時間が初期時より短くなり、耐久後の帯電部材9の清
掃時間が初期時より短くなる。この例の清掃部材10に
よる帯電部材9の清掃の他の作用および効果は前述の図
5に示す例と同じである。
【0037】図7は、本発明の実施の形態の更に他の例
を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図
である。この例の画像形成装置1では、離間すじを防止
するための清掃部材10の制御および所定条件の成立は
前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、
清掃部材10の帯電部材9への当接圧を初期時より小さ
くするように設定している。すなわち、図7に示すよう
にステップS1で帯電部材9の累積回転数が設定回転数
以上であるか否かが判断され、帯電部材9の累積回転数
が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2
で帯電部材9に対する清掃部材10の当接圧が初期時よ
り小さくなるように変更される。
を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図
である。この例の画像形成装置1では、離間すじを防止
するための清掃部材10の制御および所定条件の成立は
前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、
清掃部材10の帯電部材9への当接圧を初期時より小さ
くするように設定している。すなわち、図7に示すよう
にステップS1で帯電部材9の累積回転数が設定回転数
以上であるか否かが判断され、帯電部材9の累積回転数
が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2
で帯電部材9に対する清掃部材10の当接圧が初期時よ
り小さくなるように変更される。
【0038】この例の清掃部材10による帯電部材9の
清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接す
る当接圧が初期時より小さくなり、耐久後の帯電部材9
の清掃が初期時より小さい圧力で軽く行われる。この例
の清掃部材10による帯電部材9の清掃の他の作用およ
び効果は前述の図5に示す例と同じである。
清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接す
る当接圧が初期時より小さくなり、耐久後の帯電部材9
の清掃が初期時より小さい圧力で軽く行われる。この例
の清掃部材10による帯電部材9の清掃の他の作用およ
び効果は前述の図5に示す例と同じである。
【0039】図8は、本発明の実施の形態の更に他の例
を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図
である。この例の画像形成装置1では、離間すじを防止
するための清掃部材10の制御および所定条件の成立は
前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、
清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長
くするとともに、清掃部材10の帯電部材9への当接時
間を初期時より短くするように設定している。すなわ
ち、図8に示すようにステップS1で帯電部材9の累積
回転数が設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電
部材9の累積回転数が設定回転数以上であると判断され
ると、ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10
の当接間隔が初期時より長くなり、かつ帯電部材9に対
する清掃部材10の当接時間が初期時より短くなるよう
に変更される。
を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図
である。この例の画像形成装置1では、離間すじを防止
するための清掃部材10の制御および所定条件の成立は
前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、
清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長
くするとともに、清掃部材10の帯電部材9への当接時
間を初期時より短くするように設定している。すなわ
ち、図8に示すようにステップS1で帯電部材9の累積
回転数が設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電
部材9の累積回転数が設定回転数以上であると判断され
ると、ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10
の当接間隔が初期時より長くなり、かつ帯電部材9に対
する清掃部材10の当接時間が初期時より短くなるよう
に変更される。
【0040】この例の清掃部材10による帯電部材9の
清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接す
る間隔が初期時より長くなるとともに清掃部材10が帯
電部材9に当接する時間が初期時より短くなり、耐久後
の帯電部材9の清掃間隔が初期時より長くなるとともに
清掃時間が初期時より短くなる。この例の清掃部材10
による帯電部材9の清掃の他の作用および効果は前述の
図5に示す例と同じである。
清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接す
る間隔が初期時より長くなるとともに清掃部材10が帯
電部材9に当接する時間が初期時より短くなり、耐久後
の帯電部材9の清掃間隔が初期時より長くなるとともに
清掃時間が初期時より短くなる。この例の清掃部材10
による帯電部材9の清掃の他の作用および効果は前述の
図5に示す例と同じである。
【0041】図9は、本発明の実施の形態の更に他の例
を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図
である。この例の画像形成装置1では、離間すじを防止
するための清掃部材10の制御および所定条件の成立は
前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、
清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長
くするとともに、清掃部材10の帯電部材9への当接時
間を初期時より短くし、更に清掃部材10の帯電部材9
への当接圧を初期時より小さくするように設定してい
る。すなわち、図9に示すようにステップS1で帯電部
材9の累積回転数が設定回転数以上であるか否かが判断
され、帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上である
と判断されると、ステップS2で帯電部材9に対する清
掃部材10の当接間隔が初期時より長くなるとともに帯
電部材9に対する清掃部材10の当接時間が初期時より
短くなり、更に清掃部材10の帯電部材9への当接圧を
初期時より小さくなるように変更される。
を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図
である。この例の画像形成装置1では、離間すじを防止
するための清掃部材10の制御および所定条件の成立は
前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、
清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長
くするとともに、清掃部材10の帯電部材9への当接時
間を初期時より短くし、更に清掃部材10の帯電部材9
への当接圧を初期時より小さくするように設定してい
る。すなわち、図9に示すようにステップS1で帯電部
材9の累積回転数が設定回転数以上であるか否かが判断
され、帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上である
と判断されると、ステップS2で帯電部材9に対する清
掃部材10の当接間隔が初期時より長くなるとともに帯
電部材9に対する清掃部材10の当接時間が初期時より
短くなり、更に清掃部材10の帯電部材9への当接圧を
初期時より小さくなるように変更される。
【0042】この例の清掃部材10による帯電部材9の
清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接す
る間隔が初期時より長くなるとともに清掃部材10が帯
電部材9に当接する時間が初期時より短くなり、更には
清掃部材10が帯電部材9に当接する当接圧が初期時よ
り小さくなるので、耐久後の帯電部材9の清掃間隔が初
期時より長くなるとともに清掃時間が初期時より短くな
り、更には清掃部材10による帯電部材9の清掃が初期
時より小さい力で軽く行われるようになる。この例の清
掃部材10による帯電部材9の清掃の他の作用および効
果は前述の図5に示す例と同じである。なお、清掃部材
10の帯電部材9への当接条件は、前述の各例の他に前
述の各例の他の組み合わせで設定することもできる。ま
た、前述の各例の帯電部材9の累積回転数に代えて、清
掃部材10による清掃回数を用いることもできる。
清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接す
る間隔が初期時より長くなるとともに清掃部材10が帯
電部材9に当接する時間が初期時より短くなり、更には
清掃部材10が帯電部材9に当接する当接圧が初期時よ
り小さくなるので、耐久後の帯電部材9の清掃間隔が初
期時より長くなるとともに清掃時間が初期時より短くな
り、更には清掃部材10による帯電部材9の清掃が初期
時より小さい力で軽く行われるようになる。この例の清
掃部材10による帯電部材9の清掃の他の作用および効
果は前述の図5に示す例と同じである。なお、清掃部材
10の帯電部材9への当接条件は、前述の各例の他に前
述の各例の他の組み合わせで設定することもできる。ま
た、前述の各例の帯電部材9の累積回転数に代えて、清
掃部材10による清掃回数を用いることもできる。
【0043】図10は、本発明の実施の形態の更に他の
例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す
図である。前述の図5ないし図9に示す各例では、いず
れも、所定条件の成立は帯電部材9の累積回転数が設定
回転数以上になったときを判断して清掃部材10の当接
条件を変更するようにしているが、この例では、図10
(a)および(b)に示すように所定条件の成立が清掃
部材10と帯電部材9との間の摩擦係数の変化がなくな
った一定摩擦係数になったとき、つまり摩擦係数μがほ
ぼ一定になって摩擦係数の時間変化率(dμ/dt)が
0となったときとしている。この一定摩擦係数は一定と
なるような摩擦係数を推測して予め設定した設定摩擦係
数とすることもできる。また、この例の画像形成装置1
では、清掃部材10の当接条件は、前述の各例のいずれ
かであってもよいし、前述の各例のいずれかの組み合わ
せであってもよい。
例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す
図である。前述の図5ないし図9に示す各例では、いず
れも、所定条件の成立は帯電部材9の累積回転数が設定
回転数以上になったときを判断して清掃部材10の当接
条件を変更するようにしているが、この例では、図10
(a)および(b)に示すように所定条件の成立が清掃
部材10と帯電部材9との間の摩擦係数の変化がなくな
った一定摩擦係数になったとき、つまり摩擦係数μがほ
ぼ一定になって摩擦係数の時間変化率(dμ/dt)が
0となったときとしている。この一定摩擦係数は一定と
なるような摩擦係数を推測して予め設定した設定摩擦係
数とすることもできる。また、この例の画像形成装置1
では、清掃部材10の当接条件は、前述の各例のいずれ
かであってもよいし、前述の各例のいずれかの組み合わ
せであってもよい。
【0044】この例の清掃部材10による帯電部材9の
清掃では、清掃部材10のほぼ全面にトナー等の異物が
付着して清掃部材10と帯電部材9との間の摩擦が一定
となったときに、清掃部材10の帯電部材9への当接条
件が変更される。この例の画像形成装置の他の作用およ
び効果は前述の図5に示す例と同じである。
清掃では、清掃部材10のほぼ全面にトナー等の異物が
付着して清掃部材10と帯電部材9との間の摩擦が一定
となったときに、清掃部材10の帯電部材9への当接条
件が変更される。この例の画像形成装置の他の作用およ
び効果は前述の図5に示す例と同じである。
【0045】また、所定条件の成立を清掃部材10のト
ナー被覆率が100%またはほぼ100%になったと
き、つまり清掃部材10のほぼ全面にトナー等の異物が
付着して清掃部材10の全面がほぼ被覆されたときとす
ることもできる。
ナー被覆率が100%またはほぼ100%になったと
き、つまり清掃部材10のほぼ全面にトナー等の異物が
付着して清掃部材10の全面がほぼ被覆されたときとす
ることもできる。
【0046】更に、本発明の実施の形態の他の例とし
て、画像形成装置1の初期化動作時に前述の現像剤のシ
リカ等の外添剤の微粉末を帯電部材9に付着蓄積させる
ようにしている。このように、初期化時に外添剤を帯電
部材10に付着蓄積することにより、前述と同様に耐久
後でも帯電部材9が効果的に清掃され、耐久後の清掃能
力は初期時と同等となる。画像形成装置1の初期化動作
としては、感光体2に現像剤であるトナーによりベタ現
像を行うとともにこれを転写しないでクリーニング装置
7の方へ搬送し、このクリーニング装置7をすり抜けた
トナーの外添剤を帯電部材9の表面に付着することによ
り行うようにする。また、画像形成装置1の他の初期化
動作としては、感光体2に現像剤の遊離外添剤(トナー
母粒子から遊離した外添剤)を予め付着させておき、こ
れを帯電部材9の方へ移動させて帯電部材9に付着させ
る。この場合には、感光体2に付着された遊離外添剤は
感光体2とクリーニングブレード33との間の初期摩擦
を低減することに兼用される。
て、画像形成装置1の初期化動作時に前述の現像剤のシ
リカ等の外添剤の微粉末を帯電部材9に付着蓄積させる
ようにしている。このように、初期化時に外添剤を帯電
部材10に付着蓄積することにより、前述と同様に耐久
後でも帯電部材9が効果的に清掃され、耐久後の清掃能
力は初期時と同等となる。画像形成装置1の初期化動作
としては、感光体2に現像剤であるトナーによりベタ現
像を行うとともにこれを転写しないでクリーニング装置
7の方へ搬送し、このクリーニング装置7をすり抜けた
トナーの外添剤を帯電部材9の表面に付着することによ
り行うようにする。また、画像形成装置1の他の初期化
動作としては、感光体2に現像剤の遊離外添剤(トナー
母粒子から遊離した外添剤)を予め付着させておき、こ
れを帯電部材9の方へ移動させて帯電部材9に付着させ
る。この場合には、感光体2に付着された遊離外添剤は
感光体2とクリーニングブレード33との間の初期摩擦
を低減することに兼用される。
【0047】更に、耐久後ではシリカ(SiO2)等の外
添剤が帯電部材9に付着蓄積され、その表面がコーティ
ングされるようになる。このように、外添剤が帯電部材
9にコーティングされると、清掃部材10によって帯電
部材9が傷付けられることがなくなる。したがって、清
掃部材10に付着したトナー等の異物を回収する回収手
段を画像形成装置1に設けて、この清掃部材10のトナ
ー等の異物を前述のようにOPC2へ戻さないでこの回
収手段に回収させるようにした場合には、前述の図4な
いし図8に示す、清掃部材の当接間隔を初期時より長く
すること、清掃部材の当接時間を初期時より短くするこ
と、清掃部材の当接圧を初期時より小さくすることの清
掃部材10の当接条件を、それぞれ、清掃部材の当接間
隔、当接時間および当接圧をいずれも初期時と同じに設
定するか、あるいはそれらをそれぞれ逆に設定する。特
に、清掃部材10の帯電部材9への当接圧は時間ととも
に強くなるように設定することもできる。
添剤が帯電部材9に付着蓄積され、その表面がコーティ
ングされるようになる。このように、外添剤が帯電部材
9にコーティングされると、清掃部材10によって帯電
部材9が傷付けられることがなくなる。したがって、清
掃部材10に付着したトナー等の異物を回収する回収手
段を画像形成装置1に設けて、この清掃部材10のトナ
ー等の異物を前述のようにOPC2へ戻さないでこの回
収手段に回収させるようにした場合には、前述の図4な
いし図8に示す、清掃部材の当接間隔を初期時より長く
すること、清掃部材の当接時間を初期時より短くするこ
と、清掃部材の当接圧を初期時より小さくすることの清
掃部材10の当接条件を、それぞれ、清掃部材の当接間
隔、当接時間および当接圧をいずれも初期時と同じに設
定するか、あるいはそれらをそれぞれ逆に設定する。特
に、清掃部材10の帯電部材9への当接圧は時間ととも
に強くなるように設定することもできる。
【0048】また、前述の例の画像形成装置1では、清
掃部材10を帯電部材9に対して軸方向かつ径方向の斜
めの離接方向Aに離接させるようにしているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、警報清掃部材10を
帯電部材9に対して例えば径方向直角に離接させるよう
にすることもでき、要は帯電部材9の清掃時に清掃部材
10を帯電部材9に軸方向の全体にわたって当接させて
清掃を行うものであれば、どのような画像形成装置にも
適用することができる。
掃部材10を帯電部材9に対して軸方向かつ径方向の斜
めの離接方向Aに離接させるようにしているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、警報清掃部材10を
帯電部材9に対して例えば径方向直角に離接させるよう
にすることもでき、要は帯電部材9の清掃時に清掃部材
10を帯電部材9に軸方向の全体にわたって当接させて
清掃を行うものであれば、どのような画像形成装置にも
適用することができる。
【0049】更に、前述の例の画像形成装置1では、本
発明をフルカラーの画像形成装置に適用して説明してい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なく
とも感光体、この感光体を帯電する帯電部材、およびこ
の帯電部材に対して離接可能に設けられて帯電部材を清
掃する清掃部材を少なくとも備える画像形成装置であれ
ば、どのような画像形成装置にも適用することができ
る。
発明をフルカラーの画像形成装置に適用して説明してい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なく
とも感光体、この感光体を帯電する帯電部材、およびこ
の帯電部材に対して離接可能に設けられて帯電部材を清
掃する清掃部材を少なくとも備える画像形成装置であれ
ば、どのような画像形成装置にも適用することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、清掃部材による帯電部材の清
掃を2回以上繰り返して行うようにしているので、前述
のように清掃部材が帯電部材から離間するとき、帯電部
材と清掃部材が接するニップ部に発生した離間すじを構
成する現像剤等の異物の一部をより確実に除去すること
ができる。これにより、離間すじを画像への影響がない
レベルまで低減させることが可能となるとともに、清掃
部材に堆積した異物が帯電部材の下に零れ落ちるのを防
止できるので、プロセスカートリッジおよび画像形成装
置の各内部の汚れを防止でき、画像形成装置の品質を向
上できる。
の画像形成装置によれば、清掃部材による帯電部材の清
掃を2回以上繰り返して行うようにしているので、前述
のように清掃部材が帯電部材から離間するとき、帯電部
材と清掃部材が接するニップ部に発生した離間すじを構
成する現像剤等の異物の一部をより確実に除去すること
ができる。これにより、離間すじを画像への影響がない
レベルまで低減させることが可能となるとともに、清掃
部材に堆積した異物が帯電部材の下に零れ落ちるのを防
止できるので、プロセスカートリッジおよび画像形成装
置の各内部の汚れを防止でき、画像形成装置の品質を向
上できる。
【0051】また、所定条件が成立したときに、帯電部
材に対する清掃部材の当接条件を初期時の当接条件から
変更するようにしているので、清掃部材に蓄積された現
像剤等の異物が帯電部材に擦り付けられることを抑制で
きる。したがって、清掃部材による帯電部材の清掃能力
を、初期時から、帯電部材の累積回転数の回転後、設定
清掃回数後、清掃部材と帯電部材との間の一定摩擦係数
後、あるいは清掃部材の現像剤等の異物被覆率の100
%またはほぼ100%後等の耐久後までほぼ一定に確保
することができる。また、画像形成装置の初期化時に、
現像剤の外添剤を帯電部材に付着蓄積させているので、
前述と同様に耐久後でも帯電部材を効果的に清掃でき、
耐久後の清掃能力を初期時と同等とすることができる。
材に対する清掃部材の当接条件を初期時の当接条件から
変更するようにしているので、清掃部材に蓄積された現
像剤等の異物が帯電部材に擦り付けられることを抑制で
きる。したがって、清掃部材による帯電部材の清掃能力
を、初期時から、帯電部材の累積回転数の回転後、設定
清掃回数後、清掃部材と帯電部材との間の一定摩擦係数
後、あるいは清掃部材の現像剤等の異物被覆率の100
%またはほぼ100%後等の耐久後までほぼ一定に確保
することができる。また、画像形成装置の初期化時に、
現像剤の外添剤を帯電部材に付着蓄積させているので、
前述と同様に耐久後でも帯電部材を効果的に清掃でき、
耐久後の清掃能力を初期時と同等とすることができる。
【図1】 本発明の画像形成装置の実施の形態の一例が
適用されたフルカラ−の中間転写型の画像形成装置を模
式的に示す図である。
適用されたフルカラ−の中間転写型の画像形成装置を模
式的に示す図である。
【図2】 図1に示す画像形成装置における清掃部材の
離接動作を説明する図である。
離接動作を説明する図である。
【図3】 図1に示す画像形成装置に用いられている清
掃部材の離接作動の制御ブロック図である。
掃部材の離接作動の制御ブロック図である。
【図4】 所定条件成立後での清掃部材による帯電部材
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する一例のフローを示す図である。
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する一例のフローを示す図である。
【図5】 所定条件成立後での清掃部材による帯電部材
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する他の例のフローを示す図である。
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する他の例のフローを示す図である。
【図6】 所定条件成立後での清掃部材による帯電部材
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する更に他の例のフローを示す図である。
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する更に他の例のフローを示す図である。
【図7】 所定条件成立後での清掃部材による帯電部材
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する更に他の例のフローを示す図である。
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する更に他の例のフローを示す図である。
【図8】 所定条件成立後での清掃部材による帯電部材
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する更に他の例のフローを示す図である。
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する更に他の例のフローを示す図である。
【図9】 所定条件成立後での清掃部材による帯電部材
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する更に他の例のフローを示す図である。
の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部
材を制御する更に他の例のフローを示す図である。
【図10】 所定条件成立後での清掃部材による帯電部
材の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃
部材を制御する他の例に用いられる所定条件成立を説明
する図である。
材の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃
部材を制御する他の例に用いられる所定条件成立を説明
する図である。
1…画像形成装置、2…感光体(OPC)、3…帯電装
置、4…露光装置、5…現像装置、6…中間転写装置、
7…クリーニング装置、8…プロセスカートリッジ、8
a…プロセスカートリッジ8の枠体、9…帯電部材、1
0…清掃部材、11…保持部材、13,14…ばね、2
2…清掃部材駆動手段、37…CPU
置、4…露光装置、5…現像装置、6…中間転写装置、
7…クリーニング装置、8…プロセスカートリッジ、8
a…プロセスカートリッジ8の枠体、9…帯電部材、1
0…清掃部材、11…保持部材、13,14…ばね、2
2…清掃部材駆動手段、37…CPU
Claims (7)
- 【請求項1】 静電潜像が形成される感光体と、この感
光体に接触して感光体を帯電する帯電部材と、この帯電
部材に対して離接可能に設けられて前記帯電部材を清掃
する清掃部材とを少なくとも備え、前記清掃部材を前記
帯電部材に当接させた状態で前記帯電部材を回転させる
ことで前記帯電部材の清掃を行うようになっている画像
形成装置において、 前記清掃部材の清掃動作での前記帯電部材に対する前記
清掃部材の離間および当接を2回以上繰り返すことを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 静電潜像が形成される感光体と、この感
光体に接触して感光体を帯電する帯電部材と、この帯電
部材に対して離接可能に設けられて前記帯電部材を清掃
する清掃部材とを少なくとも備え、前記清掃部材を前記
帯電部材に当接させた状態で前記帯電部材を回転させる
ことで前記帯電部材の清掃を行うようになっている画像
形成装置において、 所定条件の成立時に、帯電部材に対する清掃部材の当接
条件を初期時の当接条件から変更することを特徴とする
請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記所定条件の成立時は、清掃回数が予
め設定された設定回数になったとき、清掃部材が現像剤
被覆率100%またはほぼ100%になったとき、およ
び前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定
摩擦係数になったときのいずれかであることを特徴とす
る請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記清掃部材の当接条件の変更は、前記
所定条件の成立時に、前記帯電部材に対する前記清掃部
材の当接間隔を初期時より長くすることであることを特
徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記清掃部材の当接条件の変更は、前記
所定条件の成立時に、前記帯電部材に対する前記清掃部
材の当接時間を初期時より短くすることであることを特
徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記清掃部材の当接条件の変更は、前記
所定条件の成立時に、前記帯電部材に対する前記清掃部
材の当接間隔を初期時より長くし、かつ前記帯電部材に
対する前記清掃部材の当接時間を初期時より短くするこ
とであることを特徴とする請求項2または3記載の画像
形成装置。 - 【請求項7】 前記清掃部材の当接条件の変更は、前記
所定条件の成立時に、前記帯電部材に対する前記清掃部
材の当接圧を初期時より小さくすることであることを特
徴とする請求項2または3記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000237229A JP2002049230A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000237229A JP2002049230A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002049230A true JP2002049230A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18729129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000237229A Pending JP2002049230A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002049230A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009058543A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-19 | Sharp Corp | クリーニング装置、画像形成装置、クリーニング方法、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体 |
-
2000
- 2000-08-04 JP JP2000237229A patent/JP2002049230A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009058543A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-19 | Sharp Corp | クリーニング装置、画像形成装置、クリーニング方法、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体 |
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