JP3738822B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帯電ローラ等の帯電装置を感光体に接触させてこの感光体を帯電し、帯電した感光体上に静電潜像を形成することで画像を形成する画像形成装置の技術分野に属し、特に、帯電装置の帯電部材を清掃部材によって清掃するようになっている画像形成装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
静電複写機やプリンタ等の画像形成装置は感光体を帯電する帯電装置を備えており、この帯電装置として、従来、コロナ帯電が広く利用されている。しかし、このコロナ帯電はオゾンや窒素酸化物が発生して感光体などの表面に付着するので、画像欠陥を起こすという問題がある。
【0003】
そこで、帯電装置として、電圧を印加した例えばウレタンゴム等からなる帯電部材を感光体に接触させて感光体を帯電させるという接触帯電方式が、例えば特開昭63−149668号公報において提案されている。このような接触帯電方式の帯電によれば、前述のコロナ帯電で発生する問題が解消される。
しかしながら、接触帯電方式は帯電部材が感光体に接触していることから、クリーニング装置からすり抜けた感光体上のトナーや現像器から飛散したトナー等の異物が帯電部材の表面に付着してしまう。このため、感光体の帯電不良が引き起こされ、画像劣化が発生してしまう。
【0004】
このようなことから、帯電部材の表面に付着したトナー等の異物を取り除くための清掃部材を備えた画像形成装置が、従来から種々提案されている。このような画像形成装置の清掃部材は常時帯電部材に接触していると、帯電部材の表面が傷ついて帯電不良を起こしてしまうので帯電部材に対して離接可能に設けられている。そして、この清掃部材は、帯電部材を清掃するときのみこの帯電部材に接触され、帯電部材を清掃しないときには帯電部材から離間された状態に設定されるようになっている。その場合、帯電部材の清掃は一般的に定期的に行われるようになっており、したがって清掃部材の離接動作も定期的に行われている。この清掃部材を備えた画像形成装置によれば、帯電部材の表面が清掃され、感光体の帯電が良好になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のように帯電部材には、従来一般的にウレタンゴム等のゴムローラが使われている。このようなゴムローラは新品の状態ではタック性があるため、画像形成装置のクリーニング装置をすり抜けた現像剤等の異物がこのゴムローラに付着しやすいばかりでなく、ゴムローラに一度付着した現像剤等の異物は取り難いという特性を有している。このため、画像形成装置の初期的には、清掃部材による帯電部材の清掃は比較的短い間隔で比較的長時間行う必要がある。
しかしながら、初期時から帯電部材の清掃の回数がある程度以上になった耐久後には、帯電部材から除去された現像剤等の異物は清掃部材中に付着し徐々に蓄積されるようになる。この現像剤が蓄積された清掃部材で、初期に必要な清掃間隔および清掃時間と同様の清掃間隔および清掃時間で清掃を行うと、清掃部材に蓄積された現像剤等の異物が帯電部材に擦り付けられてしまい、帯電部材の清掃の能力が落ちるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、耐久後でも初期時と同等の帯電部材の清掃能力を確保できる画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、請求項1の発明は、静電潜像が形成される感光体と、この感光体に接触して感光体を帯電する帯電部材と、この帯電部材に対して離接可能に設けられて前記帯電部材を清掃する清掃部材とを少なくとも備え、前記清掃部材を前記帯電部材に当接させた状態で前記帯電部材を回転させることで前記帯電部材の清掃を行うようになっている画像形成装置において、前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接時間を初期時より短くすることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2の発明は、前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、更に、前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接間隔を初期時より長くすることであることを特徴としている。
【0009】
更に、請求項3の発明は、前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接圧を初期時より小さくすることであることを特徴としている。
【0010】
【作用】
このように構成された請求項1の発明の画像形成装置においては、前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、帯電部材に対する清掃部材の当接時間が初期時より短く設定される。このように、帯電部材に対する清掃部材の当接時間が初期時より短く設定されることで、清掃部材に蓄積された現像剤が帯電部材に擦り付けられることがなくなる。また、請求項2の発明の画像形成装置においては、前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、帯電部材に対する清掃部材の当接間隔が初期時より長く設定される。このように、帯電部材に対する清掃部材の当接間隔が初期時より長く設定されることで、同様に清掃部材に蓄積された現像剤が帯電部材に擦り付けられることがなくなる。更に、請求項3の発明の画像形成装置においては、前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、帯電部材に対する清掃部材の当接圧が初期時より小さく設定される。このように、帯電部材に対する清掃部材の当接圧が初期時より小さく設定されることで、同様に清掃部材に蓄積された現像剤が帯電部材に擦り付けられることがなくなる。
【0011】
したがって、請求項1ないし3の発明の画像形成装置においては、清掃部材による帯電部材の清掃能力が初期時から、帯電部材の累積回転数の設定回転数後、設定清掃回数後、清掃部材と帯電部材との間の一定摩擦係数後、あるいは清掃部材の現像剤等の異物被覆率の100%またはほぼ100%後等の耐久後までほぼ一定に確保されるようになる。清掃能力が確保される理由は、帯電部材の清掃の回数がある程度以上になると、現像剤に含まれるシリカ等の外添剤が帯電部材に付着蓄積され、例えば帯電部に一般的なウレタンゴム等のゴムローラが使用された場合、この外添剤によりゴム特有のタック性がなくなって、帯電部材に対する現像剤の付着力が弱められるからであると考えられる。付着力が弱められた現像剤は帯電部材の回転にともなって感光体に戻されるので、帯電部材が効果的に清掃される。
これにより、前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、清掃部材の当接時間、清掃部材の当接間隔、および清掃部材の当接圧がそれぞれ前述のように変更されても初期と耐久後とで同等の清掃が行われるようになる。
なお、このとき、外添剤が帯電部材に付着蓄積されても、外添剤が帯電部材に均一に付着する分には、帯電特性に与える影響は少ない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の実施の形態の一例が適用されたフルカラ−の中間転写型の画像形成装置を模式的に示す図、図2は、この例の清掃部材および帯電部材に対するこの清掃部材の当接を説明し、(a)は清掃部材と帯電部材との関係を模式的に示す図、(b)は清掃部材を模式的に示す図、(c)は清掃部材を帯電部材に当接させた状態を示す図である。
【0013】
図1に示すように、この例の画像形成装置1は、感光体(以下、OPCともいう)2、帯電装置3、露光装置4、現像装置5、中間転写装置6、およびクリーニング装置7を備えているとともに、図示しないが中間転写装置6の転写ベルト6aに転写された中間転写画像を転写紙等の転写材に転写する転写装置および転写材に転写された転写画像を定着する定着装置を備えている。
帯電装置3、露光装置4、現像装置5、中間転写装置6、およびクリーニング装置7は、従来の画像形成装置と同様にOPC2の周囲にこれらの順に図において時計回りに配設されている。
【0014】
この例の画像形成装置1における帯電装置3は、図2に示すようにOPC2に接触してこのOPC2を帯電するためのウレタンゴム等のゴムローラ等からなる帯電部材9、この帯電部材9に対して離接可能とされ、帯電部材9と接触時にその表面を清掃する清掃部材10、および図に矢印で示すように斜め右下方向A、つまり帯電部材9の回転軸9aの軸方向かつ帯電部材9の径方向に斜めに移動可能に設けられ、清掃部材10を保持する保持部材11を備えている。したがって、清掃部材10も帯電部材9の回転軸9aの軸方向かつ帯電部材9の径方向に斜めに移動可能であり、つまり清掃部材10は図2において斜め右下方向Aに移動して帯電部材9の帯電部9bに当接可能であり、また元の方向の斜め左上方向に移動して帯電部材9から離間可能になっている。
【0015】
この清掃部材10および支持部材11は、図1に示すように支持部材11の長手方向に設けられた一対のばね13,14のばね力で帯電部材9に当接するようになっているとともに、帯電部材9の長手方向に延設された図示しないカム手段で帯電部材9から離間するようになっている。なお、清掃部材10を帯電部材9に対して離接させるため、カム手段を駆動する清掃部材駆動手段は適宜の手段を用いることができるので、ここではこれらのカム手段および清掃部材駆動手段の具体的な構成の説明は省略する。
【0016】
そして、図3に示すように、CPU37がこの清掃部材駆動手段22を制御することによって、帯電部材9に対する清掃部材10の離接作動が行われるようになっている。すなわち、CPU37は、通常は清掃部材10を帯電部材9から離間した離間位置に設定した状態で清掃部材駆動手段22を停止しているとともに、帯電作動を行わないときは帯電部材9を駆動する帯電部材駆動手段36を停止している。また、帯電部材9の清掃は、帯電部材3が帯電動作を行わないときに行うようにしている。
【0017】
帯電部材9の清掃を行うにあたり、CPU37は、まず、帯電部材9を停止させた状態で清掃部材駆動手段22を駆動して清掃部材10を帯電部材9に当接する当接位置に設定し、その後清掃部材駆動手段22を停止する。次に、CPU37は帯電部材駆動手段36を駆動して帯電部材9を回転することにより、清掃部材10による帯電部材9の清掃を行う。清掃部材10により、帯電部材に付着しているトナー等の異物がほとんど浮いた状態にされ、帯電部材9の回転とともにOPC2の方へ移動して、このOPC2に吸引付着されて帯電部材9から簡単に除去される。なお、OPC2に付着したトナー等の異物はクリーニング装置7によって除去される。
【0018】
そして、帯電部材駆動手段36を所定時間駆動して、帯電部材9の清掃が終了すると、CPU37は帯電部材駆動手段36を停止した後、清掃部材駆動手段22を逆方向に駆動して清掃部材10を離間位置に設定し、その後清掃部材駆動手段22を停止することにより、帯電部材9の清掃を終了する。このように、CPU37は、帯電部材9に対する清掃部材10の離接時には、帯電部材9を停止させた状態で、清掃部材10の離接動作を行うように各22,36を駆動制御するようになっている。
【0019】
この例の画像形成装置1では、その初期時に、前述のようにゴムローラ等で形成された帯電部材9に一度付着したトナー等の異物が帯電部材9のタック性により取り難いという特性のため、清掃部材10による帯電部材9の清掃を比較的多く行うようにしている。また、所定条件が成立した耐久後には、清掃部材10の帯電部材9への当接条件つまり清掃条件を清掃部材10による帯電部材9の清掃を初期時より少なくなるように変更している。
【0020】
図4は、このように所定条件成立後での清掃部材10による帯電部材9の清掃時における清掃部材10の当接条件を変更して清掃部材10を制御する一例のフローを示す図である。
この例では、所定条件の成立は帯電部材9の初期時からの累積回転数が予め設定された設定回転数以上になったときとしているとともに、清掃部材10の当接条件は、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長くするように設定している。
すなわち、図4に示すようにステップS1で帯電部材10の初期時からの累積回転数が設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電部材10の累積回転数が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10の当接間隔が初期時より長くなるように変更される。
【0021】
具体的な一例として、帯電部材9の累積回転数が帯電部材9の初期から10000回転間での初期時には、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を帯電部材の2000〜3000回転毎に設定し、このとき、清掃部材10の当接時における帯電部材9の当接回転数は40〜60回転/分に設定される。また、帯電部材9の累積回転数が10000回転以上の耐久後には、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を前述の初期時より長い、帯電部材の10000〜20000回転毎に設定し、このとき、清掃部材10の当接時における帯電部材9の当接回転数は前述の初期時より小さく、20〜30回転/分に設定される。
【0022】
現像装置5は、従来のフルカラーの画像形成装置の現像器と同様に、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒の各現像器28,29,30,31を備えており、これらの各現像器28,29,30,31はOPCの外周に沿って配設されている。その場合、各色の現像器28,29,30,31の配設順序は、前述の順序に限定されることなく任意に設定される。なお、以下の説明では、説明の便宜上、前述の色の順序、つまり、イエロー、マゼンタ、シアン、および黒の順で各現像器28,29,30,31が配設されているものとする。
【0023】
クリーニング装置7も、従来のフルカラーの画像形成装置と同様にクリーナハウジング32およびクリーニングブレード33を備えている。その場合、クリーナハウジング32は、図示のようにプロセスカートリッジ8の枠体8aと一体に形成されている。なお、クリーナハウジング32はプロセスカートリッジ8の枠体8aと別体に形成し、このプロセスカートリッジ8に取り付けるようにすることもできる。
【0024】
このように、この例の画像形成装置1では、OPC2、帯電部材9、帯電部材9の清掃部材10、現像装置5、およびクリーニング装置7が、1つのプロセスカートリッジ8の枠体8a内に収容されている(なお、図1には現像装置5およびクリーニング装置7がプロセスカートリッジ8の枠体8a内に収容されていることが示されていないが、これらはこの例でも従来と同様の方法でプロセスカートリッジ8の枠体8a内に収容されている)。
【0025】
このように構成されたこの例の画像形成装置1の作動について説明する。
まず、通常時は、清掃部材10は図2(a)に実線で示す離間位置に設定されて帯電部材9から離間している。画像形成にあたり、従来の一般的な画像形成装置と同様に帯電部材9でOPC2の表面に帯電させた後、露光装置4で画像がOPC2上の帯電された部分に静電潜像として露光される。そして、このOPC2上の静電潜像がイエロー、マゼンタ、シアン、および黒の各現像器28,29,30,31で順に現像されて可視像化され、更に、OPC2上の現像画像が中間転写装置6に一次転写されて転写装置(不図示)に送られ、この転写装置で色合わせが行われて転写材(不図示)に転写された後、定着装置(不図示)で定着することにより、転写材上に所望の画像が得られるようになる。
【0026】
そして、現像画像が転写材に転写された後、OPC2上に残留する残余トナーはクリーニング装置7のクリーニングブレード33によって除去され、クリーナハウジング32に収容される。こうして、画像形成装置1により、画像形成が終了し、OPC2が除電された後、次の画像形成のため、OPC2が帯電部材9によって再び帯電され、以下同様の画像形成工程が行われる。
【0027】
この例の画像形成装置1では、転写後、クリーニングブレード33をすり抜けて帯電部材9に付着したトナー等の異物が定期的に清掃工程を行うことで清掃部材10によって除去される。その場合、画像形成装置1の前述の初期時には清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を比較的短く、つまり清掃部材10による清掃の間隔を短くして、帯電部材9のタック性によってトナー等の異物が帯電部材9から取り難い状態にあっても、トナー等の異物が帯電部材9からより確実に除去される。
【0028】
また、画像形成装置1の耐久後、つまり帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上になった後には、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長く、つまり清掃部材10による帯電部材9の清掃の間隔を初期時より長くなるように変更されることで、清掃部材10に蓄積されたトナー等の異物が帯電部材9に擦り付けられることが抑制されるようになる。これにより、清掃部材10による帯電部材9の清掃能力が初期時から耐久後(帯電部材9の累積設定回転数の回転後)までもほぼ一定に確保されるようになる。このように清掃能力が確保される理由は、帯電部材9の清掃の回数がある程度以上になると、例えばトナーに含まれるシリカ等の外添剤が帯電部材9に付着蓄積され、例えば帯電部材9の帯電部9bに一般的なウレタンゴム等のゴムローラが使用された場合、この外添剤によりゴム特有のタック性がなくなって、帯電部材9に対するトナー等の異物の付着力が弱められるからであると考えられる。そして、付着力が弱められたトナー等の異物は帯電部材9の回転にともなって感光体2に戻されるので、帯電部材9が効果的に清掃される。したがって、帯電部材の回転が設定回転数以上になった後に、清掃部材10の当接間隔が初期時より長くなるように変更されても、初期時と耐久後とでほぼ同等の清掃が行われるようになる。
なお、このとき、外添剤が帯電部材9に付着蓄積されても、外添剤が帯電部材9に均一に付着する分には、帯電特性に与える影響は少ない。
【0029】
この例の画像形成装置1によれば、その耐久後に清掃部材10の帯電部材への当接間隔を初期時より長くなる、つまり耐久後での清掃部材10による帯電部材9の清掃の間隔を初期時より長くなるようにしているので、耐久後において、清掃部材10に蓄積されたトナー等の異物が帯電部材9に擦り付けられることを抑制でき、初期時から耐久までほぼ同等の清掃能力を確保することができる。
【0030】
図5は、本発明の実施の形態の他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
この例では、所定条件の成立は前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、清掃部材10の帯電部材9への当接時間を初期時より短くするように設定している。
すなわち、図5に示すようにステップS1で帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10の当接時間が初期時より短くなるように変更される。
【0031】
この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接する時間が初期時より短くなり、耐久後の帯電部材9の清掃時間が初期時より短くなる。この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃の他の作用および効果は前述の例と同じである。
【0032】
図6は、本発明の実施の形態の更に他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
この例では、所定条件の成立も前述の各例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、清掃部材10の帯電部材9への当接圧を初期時より小さくするように設定している。
すなわち、図6に示すようにステップS1で帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10の当接圧が初期時より小さくなるように変更される。
【0033】
この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接する当接圧が初期時より小さくなり、耐久後の帯電部材9の清掃が初期時より小さい圧力で軽く行われる。この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃の他の作用および効果は前述の例と同じである。
【0034】
図7は、本発明の実施の形態の更に他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
この例では、所定条件の成立は前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長くするとともに、清掃部材10の帯電部材9への当接時間を初期時より短くするように設定している。
すなわち、図7に示すようにステップS1で帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10の当接間隔が初期時より長くなり、かつ帯電部材9に対する清掃部材10の当接時間が初期時より短くなるように変更される。
【0035】
この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接する間隔が初期時より長くなるとともに清掃部材10が帯電部材9に当接する時間が初期時より短くなり、耐久後の帯電部材9の清掃間隔が初期時より長くなるとともに清掃時間が初期時より短くなる。この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃の他の作用および効果は前述の例と同じである。
【0036】
図8は、本発明の実施の形態の更に他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
この例では、所定条件の成立は前述の例と同じであるが、清掃部材10の当接条件が、清掃部材10の帯電部材9への当接間隔を初期時より長くするとともに、清掃部材10の帯電部材9への当接時間を初期時より短くし、更に清掃部材10の帯電部材9への当接圧を初期時より小さくするように設定している。
すなわち、図8に示すようにステップS1で帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上であるか否かが判断され、帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上であると判断されると、ステップS2で帯電部材9に対する清掃部材10の当接間隔が初期時より長くなるとともに帯電部材9に対する清掃部材10の当接時間が初期時より短くなり、更に清掃部材10の帯電部材9への当接圧を初期時より小さくなるように変更される。
【0037】
この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃では、耐久後に清掃部材10が帯電部材9に当接する間隔が初期時より長くなるとともに清掃部材10が帯電部材9に当接する時間が初期時より短くなり、更には清掃部材10が帯電部材9に当接する当接圧が初期時より小さくなるので、耐久後の帯電部材9の清掃間隔が初期時より長くなるとともに清掃時間が初期時より短くなり、更には清掃部材10による帯電部材9の清掃が初期時より小さい力で軽く行われるようになる。この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃の他の作用および効果は前述の例と同じである。
なお、清掃部材10の帯電部材9への当接条件は、前述の各例の他に前述の各例の他の組み合わせで設定することもできる。また、前述の各例の帯電部材9の累積回転数に代えて、清掃部材10による清掃回数を用いることもできる。
【0038】
図9は、本発明の実施の形態の更に他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
前述の各例では、いずれも、所定条件の成立は帯電部材9の累積回転数が設定回転数以上になったときを判断して清掃部材10の当接条件を変更するようにしているが、この例では、図9(a)および(b)に示すように所定条件の成立が清掃部材10と帯電部材9との間の摩擦係数の変化がなくなった一定摩擦係数になったとき、つまり摩擦係数μがほぼ一定になって摩擦係数の時間変化率(dμ/dt)が0となったときとしている。この一定摩擦係数は一定となるような摩擦係数を推測して予め設定した設定摩擦係数とすることもできる。
また、この例の画像形成装置1では、清掃部材10の当接条件は、前述の各例のいずれかであってもよいし、前述の各例のいずれかの組み合わせであってもよい。
【0039】
この例の清掃部材10による帯電部材9の清掃では、清掃部材10のほぼ全面にトナー等の異物が付着して清掃部材10と帯電部材9との間の摩擦が一定となったときに、清掃部材10の帯電部材9への当接条件が変更される。この例の画像形成装置の他の作用および効果は前述の例と同じである。
【0040】
また、所定条件の成立を清掃部材10のトナー被覆率が100%またはほぼ100%になったとき、つまり清掃部材10のほぼ全面にトナー等の異物が付着して清掃部材10の全面がほぼ被覆されたときとすることもできる。
【0041】
更に、シリカ(Si2)等の外添剤が付着されたトナーを現像剤として用いた場合には、耐久後ではシリカ(Si2)等の外添剤が帯電部材9に付着蓄積され、その表面がコーティングされるようになる。このように、外添剤が帯電部材9にコーティングされると、清掃部材10によって帯電部材9が傷付けられることがなくなる。したがって、清掃部材10に付着したトナー等の異物を回収する回収手段を画像形成装置1に設けて、この清掃部材10のトナー等の異物を前述のようにOPC2へ戻さないでこの回収手段に回収させるようにした場合には、前述の図4ないし図8に示す、清掃部材の当接間隔を初期時より長くすること、清掃部材の当接時間を初期時より短くすること、清掃部材の当接圧を初期時より小さくすることの清掃部材10の当接条件を、それぞれ、清掃部材の当接間隔、当接時間および当接圧をいずれも初期時と同じに設定するか、あるいはそれらをそれぞれ逆に設定する。特に、清掃部材10の帯電部材9への当接圧は時間とともに強くなるように設定することもできる。
【0042】
なお、清掃部材10を帯電部材9に当接しかつ押圧する手段として、ばね以外の手段を用いることもできる。
また、前述の例の画像形成装置1では、清掃部材10を帯電部材9に対して軸方向かつ径方向の斜めの離接方向Aに離接させるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、警報清掃部材10を帯電部材9に対して例えば径方向直角に離接させるようにすることもでき、要は帯電部材9の清掃時に清掃部材10を帯電部材9に軸方向の全体にわたって当接させて清掃を行うものであれば、どのような画像形成装置にも適用することができる。
【0043】
更に、前述の例の画像形成装置1では、本発明をフルカラーの画像形成装置に適用して説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも感光体、この感光体を帯電する帯電部材、およびこの帯電部材に対して離接可能に設けられて帯電部材を清掃する清掃部材を少なくとも備える画像形成装置であれば、どのような画像形成装置にも適用することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の画像形成装置によれば、前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、帯電部材に対する清掃部材の当接時間を初期時より短く設定すること、帯電部材に対する清掃部材の当接圧を初期時より小さくすること、および帯電部材に対する清掃部材の当接圧を初期時より小さくすることの少なくとも1つを行うようにしているので、清掃部材に蓄積された現像剤等の異物が帯電部材に擦り付けられることを抑制できる。したがって、清掃部材による帯電部材の清掃能力を、初期時から、帯電部材の累積回転数の回転後、設定清掃回数後、清掃部材と帯電部材との間の一定摩擦係数後、あるいは清掃部材の現像剤等の異物被覆率の100%またはほぼ100%後等の耐久後までほぼ一定に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の実施の形態の一例が適用されたフルカラ−の中間転写型の画像形成装置を模式的に示す図である。
【図2】 図1に示す画像形成装置における清掃部材の離接動作を説明する図である。
【図3】 図1に示す画像形成装置に用いられている清掃部材の離接作動の制御ブロック図である。
【図4】 所定条件成立後での清掃部材による帯電部材の清掃時における清掃部材の当接条件を変更して清掃部材を制御する一例のフローを示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態の他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態の更に他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態の更に他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態の更に他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態の更に他の例を示す、図4と同様の清掃部材の制御のフローを示す図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…感光体(OPC)、3…帯電装置、4…露光装置、5…現像装置、6…中間転写装置、7…クリーニング装置、8…プロセスカートリッジ、8a…プロセスカートリッジ8の枠体、9…帯電部材、10…清掃部材、11…保持部材、13,14…ばね、22…清掃部材駆動手段、37…CPU

Claims (3)

  1. 静電潜像が形成される感光体と、この感光体に接触して感光体を帯電する帯電部材と、この帯電部材に対して離接可能に設けられて前記帯電部材を清掃する清掃部材とを少なくとも備え、前記清掃部材を前記帯電部材に当接させた状態で前記帯電部材を回転させることで前記帯電部材の清掃を行うようになっている画像形成装置において、
    前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接時間を初期時より短くすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、更に、前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接間隔を初期時より長くすることであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記帯電部材の累積回転数が設定回転数になったとき、前記清掃部材による清掃回数が予め設定された設定回数になったとき、前記清掃部材が現像剤被覆率100%またはほぼ100%になったとき、および前記清掃部材の前記帯電部材との間の摩擦係数が一定摩擦係数になったときのいずれかであるときに、前記帯電部材に対する前記清掃部材の当接圧を初期時より小さくすることであることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
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