JP2006194964A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間転写ベルトからクリーニングブレードにより除去した残留トナーなどが落下,飛散することによる不具合を防ぐ。
【解決手段】第1のクリーニングブレード12と第2のクリーニングブレード21とを中間転写ベルト2から離隔する際に、第1のクリーニングブレード12より第2のクリーニングブレード21を遅く離隔させることにより、第1のクリーニングブレード12の離隔時に、そのエッジ部に溜まった残留トナーTなどが、落下しても第2のクリーニングブレード21にて受け止め、また、中間転写ベルト2に付着しても第2のクリーニングブレード21にて除去することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、トナー像転写が行われ、無端ベルトよりなる像担持体を用いる画像形成装置に関するものである。
電子複写機,プリンタ,ファクシミリなどの画像形成装置において、前記のように現像材としてトナーを用い、かつ無端ベルトよりなる像担持体を用いるものが知られている。このような画像形成装置のうち、例えば、カラー式の画像形成装置においては、無端ベルトよりなる像担持体上に、それぞれ異なる色のトナー像を重ねて形成することにより、所定のカラー像を得て、このカラー像を普通紙のような転写材に転写するようにした構成のものがある。
図6は従来のカラー画像形成装置の一例の概略構成図であり、1は時計方向に回転駆動されるドラム状の感光体、2は、複数の支持ローラ3に巻き掛けられた像担持体である中間転写ベルトであって、図示矢印a方向に回転駆動される。
前記感光体1の表面は帯電チャージャ4により一様に帯電され、この帯電面に対し、露光部5において、像露光またはレーザ光などによる光書き込みが行われることによって、感光体1の露光部5の表面に静電潜像が形成される。6Y,6M,6C,6Bは、それぞれイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの現像器である。
前記静電潜像は、先ず、現像器6Yによって、イエロー色のトナー像として可視像化され、このトナー像は、中間転写ベルト2が接する部分において、転写チャージャ7の作用により、中間転写ベルト2が接する部分において中間転写ベルト2に転写される。トナー像転写後の感光体1の表面はクリーニング装置8によって清掃される。
次いで、感光体1の次の回転時に、同様にして帯電,露光,マゼンタ現像器6Mによる現像がそれぞれ行われて、感光体1上にマゼンタ色のトナー像が形成され、矢印a方向に再回転した中間転写ベルト2上のイエロートナー像に、マゼンタ色のトナー像が重ねられて転写される。この転写後に、感光体1に残留するトナーもクリーニング装置8によって清掃される。さらに引き続き、感光体1上に、シアン現像器6Cとブラック現像器6Bによって、それぞれシアントナー像とブラックトナー像とが順次形成され、これらが中間転写ベルト2上に、既に転写されているトナー像に重ねて順次転写される。
このようにして中間転写ベルト2上にはフルカラーのトナー像が形成される。このフルカラーのトナー像が、転写ローラ9の作用によって転写紙Pに転写される。
転写ローラ9と感光体1との間には、中間転写ベルト2のクリーニング用のクリーニング装置10が設けられ、ケーシング11に内設されている。
かような画像形成装置では、トナー像転写工程後に、像担持体上に残留しているトナーを除去しているが、この除去手段として、例えば、中間転写ベルトの表面に当接して、トナーを掻き取り除去するクリーニングブレードを用いているものがある。ところが、かかるクリーニングブレードを中間転写ベルトに当接したままにしておくと、転写工程前のトナー像をクリーニングブレードで壊してしまうことになるため、未転写のカラー像を転写材に転写するまでの間は、クリーニングブレードを中間転写ベルトから離隔させておき、転写を終えた後、再びクリーニングブレードを中間転写ベルトに当接させるようにしている(特許文献1,2参照)。
図7(a),(b)は図6に示す中間転写ベルトのクリーニング装置における動作の説明図であり、ケーシング11内に設けられたクリーニングブレード12は、支持軸13を支点として回動可能な支持部材14の一端部に固定されており、図7(a)に示すように、クリーニング時には、支持部材14の他端部がバネ部材16の引張力を受けることにより、支持部材14を介してクリーニングブレード12が中間転写ベルト2に押し付けられている。この状態でクリーニングブレード12によって、中間転写ベルト2の表面に残留付着している転写工程後の残留トナーTなどが掻き取り除去される。
しかし、クリーニングブレード12を、中間転写ベルト2に当接させたままにしておくと、中間転写ベルト2上のトナー像を転写紙Pに転写する前における中間転写ベルト2上の未転写トナー像が壊れてしまうことになる。このため、この種の画像形成装置では、転写紙Pへのトナー像の転写工程を終えるまでは、カム部材15を回転駆動させて支持部材14の一端部をバネ部材16の引張力に抗して押下することにより、図7(b)に示すように、クリーニングブレード12を中間転写ベルト2から離隔させ、転写紙Pへの転写を終えた直後に、図7(a)に示すように、クリーニングブレード12を中間転写ベルト2に当接させ、中間転写ベルト2上の少なくとも画像形成領域に残留するトナーTを中間転写ベルト2から除去し、クリーニングを行った後、図7(b)に示すように、再びクリーニングブレード12を中間転写ベルト2から離隔させ、画像形成待機状態にしている。
特開平7−121037号公報 特開平8−63071号公報
前記従来の技術において、クリーニングブレードの中間転写ベルトへの当接時に、中間転写ベルト上の残留トナーを掻き取り除去することによって中間転写ベルトの表面をクリーニングし、このクリーニングが終了した後に、クリーニングブレードを中間転写ベルトから離隔させている。
このようにして、中間転写ベルトのクリーニングが行われるが、これを継続しているうちに、クリーニングブレードのエッジ部に、掻き取ったトナーが溜って塊状に付着するようになる。そして、この付着物がクリーニングブレードの離隔時に、中間転写ベルトに付着あるいは感光体などに落下してしまい、得られる画像の品質を著しく低下させてしまうことがある。
本発明の目的は、前記従来の課題を解決し、中間転写ベルトなどの像担持体からクリーニングブレードによって除去した残留トナーなどが落下,飛散することによる不具合を防ぐようにした画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、無端ベルトよりなる像担持体と、この像担持体の表面に接触して、該表面に残留付着している残留トナーをトナー像転写工程後に除去する第1のクリーニングブレードと、この第1のクリーニングブレードを前記像担持体に対して接離させるクリーニングブレード変位駆動手段と、前記第1のクリーニングブレードにおける前記像担持体に対する接触位置より回転方向下流側で接触して、前記第1のクリーニングブレードにて除去した除去物を受ける第2のクリーニングブレードと、この第2のクリーニングブレードを前記第1のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔するときから時間差を設けて離隔させる離隔手段とを備えたことを特徴とし、この構成によって、クリーニングブレードが像担持体から離隔する際に、第1のクリーニングブレードと第2のクリーニングブレードとを時間差を設けて離隔させることにより、第1のクリーニングブレードの離隔時にエッジ部に溜まった残留トナーなどが落下しても、第2のクリーニングブレードにてそれを受け止めることができ、また像担持体に付着しても、第2のクリーニングブレードにて容易に除去することができる。
請求項2に記載の発明は、無端ベルトよりなる像担持体と、この像担持体の表面に接触して、該表面に残留付着している残留トナーをトナー像転写工程後に除去する第1のクリーニングブレードと、この第1のクリーニングブレードにおける前記像担持体に対する接触位置より回転方向下流側で接触して、前記第1のクリーニングブレードにて除去した除去物を受ける第2のクリーニングブレードと、前記第1のクリーニングブレードと前記第2のクリーニングブレードとを前記像担持体に対して接離させるクリーニングブレード変位駆動手段とを備え、前記第1のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔するときから時間差を有して前記第2のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔するように、前記第1のクリーニングブレードと前記第2のクリーニングブレードとを設定したことを特徴とし、この構成によって、第1のクリーニングブレードと第2のクリーニングブレードとにおける時間差を有する離隔動作を、例えば、各クリーニングブレードにおけるたわみ量,配設位置などの設定値を変えることにより行うとするものである。これにより、第1のクリーニングブレードの離隔時にエッジ部に溜まった残留トナーなどが、感光体側方向へ落下しても、第2のクリーニングブレードにてそれを受け止めることが、より簡単で安価な構成にて達成することができる。
請求項3に記載の発明は、無端ベルトよりなる像担持体と、この像担持体の表面に接触して、該表面に残留付着している残留トナーをトナー像転写工程後に除去する第1のクリーニングブレードと、この第1のクリーニングブレードを前記像担持体に対して接離させる第1のクリーニングブレード変位駆動手段と、この第1のクリーニングブレードにおける前記像担持体に対する接触位置より回転方向下流側で接触して、前記第1のクリーニングブレードにて除去した除去物を受ける第2のクリーニングブレードと、この第2のクリーニングブレードを前記像担持体に対して接離させる第2のクリーニングブレード変位駆動手段と、前記第1のクリーニングブレード変位駆動手段と前記第2のクリーニングブレード変位駆動手段とを、前記第1のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔した後に前記第2のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とし、この構成によって、第1のクリーニングブレードと第2のクリーニングブレードとにおける時間差を有する離隔動作を、各クリーニングブレードをそれぞれ独立して行うことができ、遅延のタイミングを制御することが可能となり、仕様,使用環境の変化などに合わせて隔離タイミングを変更することが容易にでき、残留トナーなどの第2のクリーニングブレードにおける受け止め動作の信頼性をより向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3いずれか1項記載の画像形成装置において、第2のクリーニングブレードのブレード断面形状を、先端先細り形状あるいはシート状にしたことを特徴とし、この構成によって、第2のクリーニングブレードの先端断面形状における厚みを小さくすることができるため、エッジ部のトナー溜りが少なく、かつ、第1のクリーニングブレードの離隔時に像担持体に付着したトナーをより効率的に掻き取ることができる。
本発明によれば、像担持体の表面に残留付着している残留トナーなどをトナー像転写終了後に除去して、クリーニングブレードが像担持体から離隔する際に、第1のクリーニングブレードと第2のクリーニングブレードとを時間差を設けて離隔させることにより、第1のクリーニングブレードの離隔時にエッジ部に溜まった残留トナーなどが落下しても、第2のクリーニングブレードにてそれを受け止めることができ、さらに、像担持体に付着しても、第2のクリーニングブレードにて除去することができるため、従来のようなクリーニングブレードによって除去した残留トナーなどが落下,飛散することなどによる不具合の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態1を説明するためのカラー画像形成装置の概略構成図である。なお、以下の説明において、図6,図7にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図1に示す画像形成装置において、図6に示す従来の画像形成装置と異なる構成は、中間転写ベルト2のクリーニングを行うクリーニング装置20の構成であって、基本的な画像形成動作は従来装置と同様である。
すなわち、本実施形態では、既述したように像担持体である中間転写ベルト2をクリーニングブレード(以下に説明する本実施形態では第1のクリーニングブレード)12によってクリーニングするうちに、クリーニングブレード12のエッジ部に掻き取ったトナーが溜まって塊状に付着するようになり、これがクリーニングブレード12の離隔時に、中間転写ベルト2に付着あるいは感光体1方向へ落下してしまい、形成画像の品質を著しく低下させるなどの、従来装置において発生していた不具合を防ぐ構成にした点が特徴である。
図2(a)〜(c)は実施形態1におけるクリーニング装置の構成および動作の説明図である。
図2(a)において、ケーシング21内に設けた第1のクリーニングブレード12と第2のクリーニングブレード21とは、それぞれ第1の支持部材14と第2の支持部材22の一端部に固定されており、第1の支持部材14と第2の支持部材22とは、支持軸13を支点として回動可能に支持されている。また第2の支持部材22は、復帰バネ23によって図2(a)の位置に戻るような付勢力を受けている。
第1の支持部材14は、他端部がバネ部材16の引張力を受けており、第1の支持部材14を介して第1のクリーニングブレード12が中間転写ベルト2に押し付けられている。この状態で第1のクリーニングブレード12によって、中間転写ベルト2の表面に残留付着している転写工程後の残留トナーTなどが掻き取り除去される。
そして、前記のように第1のクリーニングブレード12によって中間転写ベルト2上の少なくとも画像形成領域に残留するトナーTを除去し、クリーニングが終了した後、次の画像形成に対する待機状態にする過程において、第1のクリーニングブレード12を中間転写ベルト2から離隔させるためにクリーニングブレード変位駆動手段であるカム部材15を回転駆動させる。
すなわち、カム部材15を回転駆動させて第1の支持部材14の一端部をバネ部材16の引張力に抗して押下することにより、第1の支持部材14が支点軸13を中心に回転し、図2(b)に示すように、第1のクリーニングブレード12を中間転写ベルト2から離隔させる。
さらにカム部材15を回転させると、第1の支持部材14に形成された凸部14aが、第2のクリーニングブレード21が設けられている第2の支持部材22の突起部22aに当接する。そして、そのままカム部材15の回転を継続させることにより、図2(c)に示すように、第2の支持部材22が、第1の支持部材14の凸部14aによる突起部22aに対する押圧によって回転を始め、第2のクリーニングブレード21も中間転写ベルト2から離隔し、画像形成待機状態となる。
このように、両クリーニングブレード12,21が中間転写ベルト2から離隔する際に、離隔手段として第1の支持部材14の凸部14aと、第2の支持部材22の突起部22aとを設けて、第1のクリーニングブレード12と第2のクリーニングブレード21とに時間差を設けて離隔させることにより、第1のクリーニングブレード12の離隔時に、図2(b)に示すように、ブレードのエッジ部に溜まった残留トナーなどが感光体側へ落下しても、第2のクリーニングブレード21にて受け止めることができ、また、中間転写ベルト2に付着しても、第2のクリーニングブレード21にて、残留トナーなどを掻き取ることができる。
図3(a)〜(c)は実施形態2におけるクリーニング装置の構成および動作の説明図である。図3の説明において、図2にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施形態2では、第1のクリーニングブレード12と第2のクリーニングブレード21とを時間差を設けて中間転写ベルト2から離隔させるために、実施形態1のように第1のクリーニングブレード12と第2のクリーニングブレード21とにおいて遅延動作を行わせるための機構を設けるのではなく、各クリーニングブレード12,21のたわみ量、あるいは設置位置などの設定値を変えることにより、各クリーニングブレード12,21の中間転写ベルト2から離隔するタイミング(第1のクリーニングブレード12よりも第2のクリーニングブレード21が遅く中間転写ベルト2から離れる)をずらすようにしている。
すなわち、実施形態2では、第1のクリーニングブレード12が第2のクリーニングブレード21よりも早く中間転写ベルト2から離れるように、第1の支持部材14と第2の支持部材22との設置位置が設定されており、図3(a)に示す転写終了後のクリーニング状態では、両支持部材14,22に対して上圧バネ24からの付勢力が加わって、両クリーニングブレード12,21が中間転写ベルト2に接触している。
クリーニングが終了して次の画像形成に対する待機状態にする過程において、第1のクリーニングブレード12を中間転写ベルト2から離隔させるためにクリーニングブレード変位駆動手段であるカム部材15を回転駆動させる。
すなわち、カム部材15を回転駆動させて第1の支持部材14の一端部を上圧バネ24の押上げ力に抗して押下することにより、第1の支持部材14と第2の支持部材22とが支点軸13を中心に回転し、図3(b)に示すように、先ず、第1のクリーニングブレード12を中間転写ベルト2から離隔する。
さらにカム部材15を回転させると、第1の支持部材14と第2の支持部材22とが共に回動して、図3(c)に示すように、第2のクリーニングブレード21も中間転写ベルト2から離隔し、画像形成待機状態となる。
この実施形態2の構成によれば、実施形態1よりも構造を簡単で安価な構成にすることができる。
図4(a)〜(c)は実施形態3におけるクリーニング装置の構成および動作の説明図である。図4の説明において、図2,図3にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施形態3では、第1のクリーニングブレード12と第2のクリーニングブレード21の時間差を有する離隔を、各クリーニングブレード12,21にそれぞれ専用の離隔機構を設けて行う。
図4(a)において、第1のクリーニングブレード12を支持する第1の支持部材14と、第2のクリーニングブレード21を支持する第2の支持部材22とを独立して設け、第1の支持部材14を第1のカム部材25により回転駆動し、また第2の支持部材22を第2のカム部材26により回転駆動し、両カム部材25,26を画像形成装置に搭載された制御手段である中央演算処理ユニット(図示せず)により制御して、図4(b),図4(c)に示すように、第1のクリーニングブレード12よりも第2のクリーニングブレード21が遅く中間転写ベルト2から離れるようにしている。
このように実施形態3では、第1のクリーニングブレード12と第2のクリーニングブレード21とにおける動作タイミングを制御することが可能になるため、仕様あるいは使用環境などの変化に合わせてタイミングを適正に変更,設定することができ、変更を容易に行うことができ、かつ環境変化に対応した信頼性の高い構成にすることができる。
図5(a)〜(b)は本実施形態に使用される第2のクリーニングブレードの先端形状を例示した断面図であって、一般的な形状である図5(a)の形状の他に、図5(b)に示すように、先端部の厚みが徐々に薄くなるように変化させたり、あるいは図5(c)のように、全体をシート状にしたりすることができる。
前記のように第2のクリーニングブレード21の先端断面形状における厚みを小さくすることにより、クリーニングブレードのエッジ部におけるトナー溜りが少なくなり、かつ第1のクリーニングブレード12の離隔時に中間転写ベルト2に付着した残留トナーを、より効率的に掻き取ることができる。
本発明は、複写機,ファクシミリ装置,プリンタ、それらの複合機に搭載される、トナー像転写が行われ、無端ベルトよりなる像担持体を用いる画像形成装置に適用され、特に、クリーニングブレードによって除去した残留トナーなどの落下,飛散の対策が要求される画像形成装置に実施して有効である。
本発明の実施形態1を説明するためのカラー画像形成装置の概略構成図 (a)〜(c)は実施形態1におけるクリーニング装置の構成および動作の説明図 (a)〜(c)は実施形態2におけるクリーニング装置の構成および動作の説明図 (a)〜(c)は実施形態3におけるクリーニング装置の構成および動作の説明図 (a)〜(b)は本実施形態に使用される第2のクリーニングブレードの先端形状を例示した断面図 従来のカラー画像形成装置の概略構成図 (a),(b)は図6に示す従来の中間転写ベルトのクリーニング装置における動作の説明図
符号の説明
2 中間転写ベルト
12 第1のクリーニングブレード
13 支持軸
14 第1の支持部材
14a 凸部
15 カム部材
16 バネ部材
20 クリーニング装置
21 第2のクリーニングブレード
22 第2の支持部材
22a 突起部
23 復帰バネ
24 上圧バネ
25 第1のカム部材
26 第2のカム部材

Claims (4)

  1. 無端ベルトよりなる像担持体と、この像担持体の表面に接触して、該表面に残留付着している残留トナーをトナー像転写工程後に除去する第1のクリーニングブレードと、この第1のクリーニングブレードを前記像担持体に対して接離させるクリーニングブレード変位駆動手段と、前記第1のクリーニングブレードにおける前記像担持体に対する接触位置より回転方向下流側で接触して、前記第1のクリーニングブレードにて除去した除去物を受ける第2のクリーニングブレードと、この第2のクリーニングブレードを前記第1のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔するときから時間差を設けて離隔させる離隔手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 無端ベルトよりなる像担持体と、この像担持体の表面に接触して、該表面に残留付着している残留トナーをトナー像転写工程後に除去する第1のクリーニングブレードと、この第1のクリーニングブレードにおける前記像担持体に対する接触位置より回転方向下流側で接触して、前記第1のクリーニングブレードにて除去した除去物を受ける第2のクリーニングブレードと、前記第1のクリーニングブレードと前記第2のクリーニングブレードとを前記像担持体に対して接離させるクリーニングブレード変位駆動手段とを備え、前記第1のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔するときから時間差を有して前記第2のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔するように、前記第1のクリーニングブレードと前記第2のクリーニングブレードとを設定したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 無端ベルトよりなる像担持体と、この像担持体の表面に接触して、該表面に残留付着している残留トナーをトナー像転写工程後に除去する第1のクリーニングブレードと、この第1のクリーニングブレードを前記像担持体に対して接離させる第1のクリーニングブレード変位駆動手段と、この第1のクリーニングブレードにおける前記像担持体に対する接触位置より回転方向下流側で接触して、前記第1のクリーニングブレードにて除去した除去物を受ける第2のクリーニングブレードと、この第2のクリーニングブレードを前記像担持体に対して接離させる第2のクリーニングブレード変位駆動手段と、前記第1のクリーニングブレード変位駆動手段と前記第2のクリーニングブレード変位駆動手段とを、前記第1のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔した後に前記第2のクリーニングブレードが前記像担持体から離隔するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記第2のクリーニングブレードのブレード断面形状を、先端先細り形状あるいはシート状にしたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017120288A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 富士ゼロックス株式会社 清掃装置および画像形成装置

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