JP4804134B2 - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、経時的にクリーニングブレードに付着、蓄積する異物、特にトナーが原因で引き起こされる異常画像の発生を抑制することができるクリーニング装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明のクリーニング装置は、像担持体に残留したトナーをクリーニングするためのクリーニング部材と、該クリーニング部材を像担持体面に接離させる接離機構と、該クリーニング部材のバイアスを印加するバイアス印加手段と、該接離機構、及びバイアス印加手段を作動させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、所定回数クリーニング動作が行われた後の作像終了時に前記クリーニング部材を前記像担持体に対して複数回接離させると共に、作像、クリーニングの両工程中は、前記バイアス印加手段からトナーと逆極性のバイアスを前記クリーニング部材に印加し、接離動作の工程中は、前記クリーニング部材に印加するバイアスをアースに切り替えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記クリーニング装置を搭載したことを特徴とする。
このことにより、接離動作による振動によりクリーニング部材に付着するトナーを落下させ、クリーニング部材自身をクリーニングすると共に、作像中はクリーニング部材とトナーの吸着力を強めて画像領域へのトナーの落下を防止することができる。
図1は本発明のクリーニング装置が搭載される画像形成装置の構成図である。無端ベルト状の感光体(像担持体)1に中間転写ベルト(像担持体)2が当接している。中間転写ベルト2の外周面の適所にはクリーニング装置3が対向して設けてある。一様に帯電された感光体1上には書き込み手段20によって静電潜像が形成され、この静電潜像に対しては現像手段21からトナーが供給されてトナー像が形成される。このトナー像は、転写手段22によって中間転写ベルト2上に転写される。中間転写ベルト2上のトナー像は転写ローラ4により図示しない記録紙上に転写される。
図1に示した画像形成装置は、画像形成部A、書き込み部B、給紙部C、定着部D、排紙部E、両面装置Fとに大別される。画像形成部Aは、感光体1、中間転写ベルト、クリーニング装置3、現像手段21、転写手段22、4等を備える。
給紙部Cから給紙された記録紙は2次転写手段4に搬送されて中間転写ベルト2上のトナー像の転写を受け、更に定着部Dにおいて未定着トナー像が記録紙上に定着される。定着を受けた記録紙は排紙部Eから機外に排出される。両面装置Fでは両面コピー等のために用紙を反転させる。
クリーニング装置3は、中間転写ベルト2の周面に先端縁にて接離するクリーニングブレード(クリーニング部材)3−1、その下流で中間転写ベルト2に接離するブラシローラ3−2、正のバイアスが印加されブラシローラ3−2に接触する金属製のバイアスローラ3−3、バイアスローラ3−3に接触しバイアスローラ3−3上のトナーを掻き取るブレード3−4を備える。本クリーニング装置3のブラケットは支点3−5を中心に回動可能となっている。このブラケットは図示しないソレノイド(回動機構)によってON、OFFされることによって回動し、クリーニングブレード3―1を中間転写ベルト面に対して接離させる。
なお、クリーニングブレード3−1の材質として、導電性のポリウレタンを用いると、後述する本発明の効果が顕著となる。
本発明では、クリーニング装置を中間転写ベルト2に対して繰り返し接離動作させ、クリーニングブレード3−1に付着・蓄積している異物をその振動でふるい落とすクリーニングを実施している。さらに、クリーニング装置3内に配置したバイアス印加手段10によってクリーニングブレード3−1にバイアスを印加して、クリーニングブレード3−1とその表面に残留したトナーとの保持力を上げることで、トナーの中間転写ベルト2への落下を抑制している。クリーニングブレード3に対するバイアス印加手段10は、図示しない制御手段(CPU)によってON、オフ制御される。以下、その内容を図3に基いてさらに詳しく説明する。
クリーニング装置3は、作像中は中間転写ベルト2に対して非接触状態である。作像された画像が用紙に転写された後、クリーニング装置3は中間転写ベルト2に接触してベルトクリーニングを行う。ベルトクリーニング中にクリーニングブレード3−1にトナーが付着・蓄積される。
作像、ベルトクリーニングを所定の回数、例えば数十回繰り返した後にクリーニング装置3(のクリーニングブレード3−1)のクリーニング動作である接離動作(中間転写ベルト2への)が行われ、クリーニングブレード3−1に付着している異物はクリーニングブレード3−1から落下し、中間転写ベルト2に再付着され、再びクリーニングされる。
クリーニングブレード3−1に対しては、バイアス印加手段10から、作像開始時にトナー電荷と逆極性のバイアスが印加される。作像中、ベルトクリーニング時にトナー電荷と逆極性のバイアスをクリーニングブレード3−1に印加することにより、クリーニングブレード3−1とその表面に付着したトナーに静電的引力が生まれ、クリーニングブレード3−1とトナーの付着力は高まる。これにより、作像中の振動、衝撃などによるクリーニングブレード3−1から中間転写ベルト2へのトナー落下を抑制することができる。
また、作像、クリーニングの両工程中は、バイアス印加手段10からトナーと逆極性のバイアスをクリーニングブレードに印加し、接離動作の工程中は、クリーニングブレードに印加するバイアスをアースに切り替えるように制御してもよい。このようにアース側に切り替えることによっても、クリーニングブレードに付着したトナーは落下するからである。
このように、クリーニングブレード3−1に印加するバイアスを切り替えることによって、クリーニング装置3のクリーニングは機械的かつ静電的に行われ、クリーニング効果は向上する。
なお、上記実施形態では主としてクリーニングブレードを用いたクリーニング動作について説明したが、本発明はブレード状のクリーニング部材に限らずあらゆるタイプのクリーニング部材に適用することができる。
3 クリーニング装置
3−1 クリーニングブレード
Claims (3)
- 像担持体に残留したトナーをクリーニングするためのクリーニング部材と、該クリーニング部材を像担持体面に接離させる接離機構と、該クリーニング部材のバイアスを印加するバイアス印加手段と、該接離機構、及びバイアス印加手段を作動させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、所定回数クリーニング動作が行われた後の作像終了時に前記クリーニング部材を前記像担持体に対して複数回接離させると共に、作像、クリーニングの両工程中は、前記バイアス印加手段からトナーと逆極性のバイアスを前記クリーニング部材に印加し、接離動作の工程中は、トナーと同極性のバイアスを前記クリーニング部材に印加する
ことを特徴とするクリーニング装置。 - 像担持体に残留したトナーをクリーニングするためのクリーニング部材と、該クリーニング部材を像担持体面に接離させる接離機構と、該クリーニング部材のバイアスを印加するバイアス印加手段と、該接離機構、及びバイアス印加手段を作動させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、所定回数クリーニング動作が行われた後の作像終了時に前記クリーニング部材を前記像担持体に対して複数回接離させると共に、作像、クリーニングの両工程中は、前記バイアス印加手段からトナーと逆極性のバイアスを前記クリーニング部材に印加し、接離動作の工程中は、前記クリーニング部材に印加するバイアスをアースに切り替える
ことを特徴とするクリーニング装置。 - 請求項1又は2に記載のクリーニング装置を搭載した
ことを特徴とする画像形成装置。
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