JP4092052B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、潜像担持体上で顕像化された像を中間転写体上に一次転写し、該中間転写体上の顕像を記録媒体に二次転写する画像形成装置における、該中間転写体表面に付着した異物のクリーニングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の画像形成装置としては、潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上に形成した潜像を顕像化する現像手段と、潜像担持体上の顕像を中間転写体上に一次転写する一次転写手段と、該中間転写体上の一次転写画像を記録媒体としての転写紙等に二次転写する二次転写手段とを有するものが知られている。
そして、このような画像形成装置においては、画像品質を良好に保つことが常に望まれることであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記画像形成装置において、予期せずに画像品質の劣化が生じてしまうことがあった。この画像品質の劣化の要因は種々考えられるが、そのうち、空気中に浮遊する異物(例えば、衣服から離脱した繊維、転写紙から離脱した繊維パルプ等)など、少量ではほとんど影響を及ぼさないものが、画像形成上重要な部品や部位に徐々に堆積して画像上の不具合を引き起こす要因となることが判った。
【0004】
ところで、従来、潜像担持体としての感光体ドラムや中間転写体表面にブレードのエッジを当接させたものがある。これは、感光体ドラム上の画像を中間転写体に転写したり、中間転写体上の画像を転写紙等に転写したりした後の、感光体ドラムや中間転写体等の部材表面に残留したトナーを掻き取るためである。しかしながら、これらの部材表面とブレードのエッジ部との間に前記のような異物が挟まると、エッジの欠け等が生じてクリーニング性能が低下し、ついには形成画像上に黒スジや、白スジが発生してしまうという不具合がある。
【0005】
特に、中間転写体表面に堆積した異物は、中間転写体表面に当接している潜像担持体側にも転移混入し、潜像担持体のブレードのエッジ部でもクリーニング性能の低下を引き起こす原因となることもある。
【0006】
従来、上記潜像担持体のブレードエッジでの異物による不具合を防止するために、ブレードのエッジに異物が到達する前に異物を除去するようにしたものがある。これは、例えば、感光体や中間転写体等の像担持体上、又はその周辺に浮遊する異物を静電気的に吸着回収する異物回収装置であったり、また、送風によって吹き飛ばすファンであったりするものであった。
【0007】
しかしながら、上記吸着回収や吹き飛ばし等の方法では異物を完全に除去することはできず、像担持体上やその周辺に残留する異物があるため、前記のような形成画像上の不具合を長期に渡って完全に防止することができなかった。
【0008】
特に、液体現像剤を用いた湿式画像形成装置の場合は、現像剤が液体であるため異物を吸着しやすく、また、一旦混入した異物を取り除くのが困難である。このため、前記のような従来の方法での残留異物による画像上の不具合は顕著なものであった。
【0009】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、異物の混入によって生じる画像上の不具合を防止し、長期に渡って安定した画像を得ることができる画像形成装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置は、表面に静電潜像を担持する複数の潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を顕像化する現像手段と、該潜像担持体上の顕像を、該潜像担持体に対向し表面が移動する中間転写体表面に一次転写する一次転写手段と、該中間転写体表面の一次転写画像を記録媒体に二次転写する二次転写手段と、該中間転写体表面をクリーニングする中間転写体クリーニング手段と、該潜像担持体を該中間転写体に対して接離するための接離手段とを有する画像形成装置において、上記複数の潜像担持体のうち上記中間転写体表面の該表面移動方向最下流側で対向する最下流側潜像担持体のみを該中間転写体表面に当接させ、他の潜像担持体を該中間転写体表面から離間させた状態で、上記中間転写体のクリーニングを行うように、上記接離手段及び上記中間転写体クリーニング手段を制御する制御手段を設けたことを基本構成とするものである。
【0014】
ここで、中間転写体表面における複数の潜像担持体の当接位置のうち、中間転写体表面移動方向最下流側の当接位置は、それよりも上流側で当接する潜像担持体に異物が取り込まれるなどするため、他の潜像担持体の当接位置に比して異物の残流量が少ないと考えられる。
【0015】
上記基本構成の画像形成装置においては、接離手段によって異物の残留量が最も少ないと思われる中間転写体表面の該表面移動方向最下流側で該中間転写体に当接する潜像担持体のみを該中間転写体表面に当接させたままにしておく。そして、異物の残留量が最下流側のそれよりも多いと思われる上流側の中間転写体表面では、接離手段によって潜像担持体を該表面から離間させ、該中間転写体表面を中間転写体クリーニング手段でクリーニングし、異物を除去する。これによって、複数の潜像担持体を中間転写体に当接させて一次転写を行う際に、上記上流側の潜像担持体が当接する中間転写体表面を異物の残留していないクリーンな状態にする。これによって、中間転写体表面の異物を取り込みやすい上記上流側の潜像担持体への異物の混入を防止する。
【0016】
請求項の画像形成装置は、前記最下流側潜像担持体の当接位置と、該最下流側潜像担持体と隣り合う潜像担持体の当接位置との間の前記中間転写体表面をクリーニングする補助クリーニング手段を設けたことを特徴とするものである。
【0017】
請求項の画像形成装置においては、補助クリーニング手段によって、中間転写体表面における、前記最下流側潜像担持体の当接位置と該最下流側潜像担持体と隣り合う潜像担持体の当接位置との間、即ち、中間転写体表面の該最下流側潜像担持体が当接している位置のすぐ上流側を補助クリーニング手段でクリーニングできるようにする。これによって、前記中間転写体クリーニング手段で中間転写体表面のクリーニングを行うと共に、中間転写体表面に当接し続けている最下流側潜像担持体の該中間転写体への当接位置のすぐ上流側を補助クリーニング手段でクリーニングし、最下流側潜像担持体へも異物が混入しないようにする。
また、最下流側の該潜像担持体のクリーニング装置や現像装置等への異物の混入をより確実に防ぐことができ、異物の混入によるこれらの装置・部品の故障・損傷などの不具合の発生を未然に防ぐこともできる。
【0022】
請求項の画像形成装置は、請求項の画像形成装置において、前記中間転写体クリーニング手段によるクリーニングを、装置の電源をオンしてから一次転写動作を開始するまでの間、待機状態から復帰してから一次転写動作を開始するまでの間、及び、ある一次転写画像が二次転写されてから次の画像の一次転写動作を開始するまでの間に行うようにしたことを特徴とするものである。
【0023】
求項の画像形成装置においては、中間転写体表面のクリーニングを、装置の電源をオンしてから一次転写動作を開始するまでの間、待機状態から復帰してから一次転写動作を開始するまでの間、及び、前の一次転写画像が二次転写されてから次の画像の一次転写動作を開始するまでの間に行う。これによって、一次転写が行われる直前には必ず中間転写体表面のクリーニングを行うようにし、一次転写が行われる中間転写体表面への異物付着の時間的な機会を極力減らして、中間転写体表面が常に異物付着のない綺麗な状態で一次転写が行われるようにする。
【0024】
【発明の実施の形態】
基本構成
以下、本発明を画像形成装置である湿式電子写真複写機(以下「複写機」という。)に適用した基本構成について説明する。
図1は、基本構成に係る複写機の概略構成図である。この複写機は、黒(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の各色毎に用意された4組の画像形成部1、一次転写手段としての中間転写ユニット70、二次転写手段としての二次転写装置80、定着装置90、図示しない読み取り部、給紙部、駆動部、及び制御部から構成されている。
【0025】
上記4組の画像形成部1は、それぞれ潜像担持体としての感光体ドラム10、現像手段としての現像装置40、感光体ドラム10をクリーニングする潜像担持体クリーニング手段としての感光体クリーニング装置60などから構成される。そして、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色に対応する画像形成部(1C、1M、1Y、及び1B)及び現像装置(40C、40M、40Y、及び40B)を有しており、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのトナー像として、重ね合わせることで、フルカラー画像を形成することができる。4組の画像形成部1では、同じ構成となっているので、以下、ブラックに関する画像形成部1Bについて、画像形成プロセスを説明する。
【0026】
上記ブラックについての画像形成部1Bには、感光体ドラム10B、帯電手段としての一様帯電器20B、レーザ光LBを照射するレーザ書き込み装置30、湿式現像器としての湿式現像ユニット40B、除電手段としての除電装置50B、クリーニング部材としてのクリーニングブレード61Bを用いた感光体クリーニング装置60Bが配置されている。
【0027】
上記湿式現像ユニット40Bは、現像剤担持体としての現像ローラ41Bと、液体現像剤を収容する現像タンク42Bと、該現像タンク42B内の液体現像剤に浸漬するように配置された汲み上げローラ43Bから汲み上げられた液体現像剤を薄層化して現像ローラ41Bに塗布する計量ローラ44Bなどから構成されている。上記液体現像剤は絶縁体溶媒であるキャリア液体中に顕像化粒子であるトナー粒子が分散された液体現像剤である。
【0028】
上記中間転写ユニット70は、懸架ローラ71、72、73、74、75、76、これら懸架ローラ71、72、73、74、75、76に張架された像担持体である中間転写体としての中間転写ベルト78、一次転写手段としての一次転写バイアスローラ77C、77M、77Y、77B、及び中間転写体クリーニング手段としての中間転写ベルトクリーニング装置79から構成されている。
【0029】
二次転写ユニット80は、二次転写電荷付与手段としての二次転写バイアスローラ81及び該二次転写バイアスローラ81に接続された図示しない二次転写電源などから構成されている。
【0030】
上記構成の複写機において、感光体ドラム10Bを矢印の向きに回転駆動しながら、帯電器20Bで一様に帯電した後、レーザ書き込み装置30からレーザ光をLBを照射して感光体ドラム10B上に静電潜像を形成する。一方、現像タンク42Bの液体現像剤に浸漬されている汲み上げローラ43Bに付着した液体現像剤は計量ローラ44Bを介して現像ローラ41B上に均一に塗布される。そして、感光体ドラム10Bに現像ローラ41Bを接触させ、感光体ドラム10Bの表面に形成された静電潜像に液体現像剤中のトナーを電界の力で移行させる。このトナー移動によって、感光体ドラム10Bへの現像が完了し、感光体ドラム10B上に顕像化されたトナー像が形成される。
【0031】
そして、所定の転写バイアス電圧が印加された一次転写ローラ77Bにより、中間転写ユニット70における中間転写ベルト78上に上記トナー像の一次転写を行う。一次転写を終えた後、感光体ドラム10Bの表面は、感光体クリーニング装置60Bのクリーニングブレード61Bが接触することにより、被除去物質としての残留トナーがクリーニングされる。そして、感光体10Bは図示しない除電ランプ(QL)で除電され、一様帯電器20Bで一様帯電された後、次の現像プロセスにおける潜像を、レーザ書き込み装置30によって感光体ドラム10B上に書き込みが行われる。この一連のプロセスを各色で繰り返し行い、中間転写ベルト78上に現像色に対応するトナー像を転写する。
【0032】
中間転写ベルト78には、各色に対応した画像形成部1C、1M、1Y、1Bから、一次転写バイアスローラ77C、77M、77Y、77Bによって、順次重ね合わせながら転写されて、4色を重ね合わせることによって一つのフルカラーのトナー像が形成される。このトナー像は、二次転写ユニット80によって、最終的な転写材としての転写紙200へ二次転写される。二次転写後の中間転写ベルト78の表面に残留している被除去物質としての残留トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置79でクリーニングされる。
【0033】
中間転写ベルトクリーニング装置79は、中間転写ベルト78表面を摺擦するブラシローラ79aとこのブラシローラ79aに当接して付着した異物を掻き取るブレード79b、及び中間転写ベルト78表面に当接するクリーニングブレード79cとを有している。このブラシローラ79a及びクリーニングブレード79cは、本基本構成においては、常に中間転写ベルト78に当接し、中間転写ベルト78の回転と共に該表面に付着している異物を除去するようになっている。
【0034】
一方、二次転写が行われた転写紙200は、分離装置85で中間転写ベルト78から分離され、定着装置90のローラニップ部を通過するときに画像が定着され、機外に排出される。
【0035】
ところで、一般にフルカラー複写機でもモノクロ画像を形成する頻度は高く、その場合、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の画像形成部は不要となる。具体的にはY、M、Cの感光体ドラム10Y、10M、10Cが中間転写ベルト78に接触している必要がなくなるのである。モノクロ画像を形成するときに、必要のないY、M、Cの感光体ドラム10Y、10M、10Cが中間転写ベルト78に接触していることで不具合を生じることもある。そのため装置には接離手段としての接離機構を設け、必要に応じY、M、Cの感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78から接離可能に構成している。
【0036】
また、本複写機のように液体現像剤を用いた装置においては、現像剤の保有量の多い装置(部材)ほど出来る限り装置下方に配置することが望ましい。何故なら、そのような装置(部材)が上方にあると液体現像剤が装置や部品を伝って下方に流れ出し、他の部品や装置に予期せぬ支障を来す恐れがあるからである。従って、本実施形態の複写機においても、現像剤を多量に貯蔵している現像装置40Y、40M、40C、40Bを装置下方に配置している。
【0037】
上記構成の複写機において、画像上の不具合が生じてしまうことが判った。以下、この不具合について説明する。
上記二次転写工程において、中間転写ベルト78表面には転写紙200が直接接触する。従って、転写紙200から離脱した繊維などがベルト78上に付着し易い。また、上述のように中間転写ベルト78の上方(図2の範囲A)には作像プロセス上必要な装置が何も配置されていないため、浮遊するゴミなどの異物が付着し易い。特に未動作の期間が長いと異物はベルト78上面に落下して堆積しやすくなる。
【0038】
ここで、上記中間転写ベルトクリーニング装置79は、一連の作像プロセスを終えた中間転写ベルト78表面に残留しているトナーを除去し、綺麗な状態のベルト78表面を画像形成部1Y、1M、1C、1Bに送り込むことがその役目である。従って、中間転写ベルトクリーニング装置79の位置は分離装置85以降であればどこでもよく、分離装置85直後や、例えば図2のZに示すように中間転写ベルト78の上部Aの範囲内でも良いことになる。
しかしながら、中間転写ベルトクリーニング装置79が分離装置85に近いと、逆に画像形成部1Yから離れることになり、クリーニング後の中間転写ベルト78表面の異物が堆積する範囲を広げてしまうことになる。図2におけるZの位置だと範囲AのZ以降と中間転写ベルト78がローラ71に巻き付いて下方に方向を転換した後の範囲Bが異物の付着範囲となってしまう。特に、範囲Aは、中間転写ベルト78表面が上方を向いているため、重力によって異物が堆積しやすい。そして異物が付着すると、それはそのまま画像形成部1Y、1M、1C、1Bに運ばれ、一次転写領域に混入して画質の低下を引き起こしたり、感光体10Y、10M、10C、10B表面に付着して感光体クリーニング装置60Y、60M、60C、60Bのクリーニング性能を低下させたりする不具合を引き起すことになる。
【0039】
図2は、本複写機の中間転写ベルト78のクリーニング位置の説明図である。本複写機の中間転写ベルトクリーニング装置79は、上記のような不具合を防止するため、中間転写ベルト78の転写面の外側に向いている法線の向きが水平線Cよりも鉛直方向下側に向いている下向き領域(以下、下向き領域という)に対向させて設けている。
この位置で中間転写ベルト78をクリーニングすることによって、中間転写ベルト78が上方に向いている位置で堆積した異物を、下流側の中間転写ベルトクリーニング装置79で塞き止め、除去することが出来る。また、異物がクリーニングされた中間転写ベルト78表面が、次に顕像が一次転写される画像形成部1Y、1M、1C、1Bの一次転写位置まで下向き状態であり続ける。これによって、一旦クリーニングされた中間転写ベルト78表面に、異物が重力で落下して付着することがなく、表面に異物付着のない綺麗な状態で一次転写がなされる。また、中間転写ベルト78表面に異物付着がないので、該表面に当接している感光体ドラム10Y、10M、10C、10B側に異物が混入して不具合を引き起こす恐れもない。
以上のことから、中間転写ベルト78表面のクリーニング位置を該表面が下方に向いている位置にするという容易な構成で、新たな機構や装置を装備することなく中間転写ベルト78表面に付着した異物に起因する画像上の不具合を防止できる。従って、低コストで、長期に渡って安定した画像を得ることができる。
【0040】
図3は、本複写機の変形例にかかる中間転写ベルト78近傍の説明図である。この図においては、中間転写ベルトクリーニング装置79を図2に示した位置より範囲B内で更に画像形成部1Yに近づけている。これによって、中間転写ベルトクリーニング装置79は、図2における転写ベルト78のクリーニング位置よりも更に下方を向いた位置になっている。
上記構成によって、中間転写ベルトクリーニング装置79によるクリーニング位置と画像形成部1Yとの間で露出するベルト78表面の面積を小さく抑えることができる。よって、クリーニング後の中間転写ベルト78表面に付着して画像形成部1Yに運ばれる異物の量を少なくすることが出来る。
以上の構成によれば、画像形成部1Y、1M、1C、1Bに運ばれてしまう異物を更に減らすことができ、各画像形成部1Y、1M、1C、1Bに装備された感光体クリーニング装置60Y、60M、60C、60Bのブレード欠けや現像装置への異物混入といった事態を防止することが出来る。よって、より確実に装置の状態を良好に保つことができ、安定した高画質を得ることが出来る。
また、異物を静電気的に吸着回収する異物回収装置やファン等のように装置自体の経費やス設置のためのペースを必要とするものを用いる必要がなくなるので、低コスト及び省スペースで異物を除去することができる。
【0041】
〔実施形態
次に、本発明の中間転写ベルト78のクリーニングにかかる第の実施形態について説明する。図4は、実施形態2にかかる中間転写ベルト78近傍の説明図、図5は、本実施形態の特徴部である中間転写ベルト78のクリーニングにかかる制御ブロック図である。この実施形態においては、中間転写ベルト78への感光体ドラム10Y、10M、10Cの上記接離機構を利用したものである。
上述のように、本実施形態の画像形成装置においては、モノクロ画像の形成に対応できるよう、Y、M、Cの感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78から接離可能にするための接離機構を有している。本実施形態2においては、中間転写ベルトクリーニング装置79による中間転写ベルト78のクリーニングを行うときに、上記接離機構によって制御し、感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78から離間させた状態にしておくものである。また、本実施形態においては、中間転写ベルトクリーニング装置79のブラシローラ79aとクリーニングブレード79cとを中間転写ベルト表面から接離可能にするべく接離機構を設けている。
【0042】
以下に、具体的な装置の制御動作を説明する。図5に示すように、この複写機には、感光体ドラム10Y、10M、10Cに接離機構111が、中間転写ベルトクリーニング装置79に駆動機構115が設けられ、接離機構111と駆動機構115は共にコントローラ110に接続されている。そして、コントローラ110に中間転写ベルトクリーニングの指示が出されると、先ず、接離機構111により感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78から離間させる。そして、離間が完了したことが検知されると、駆動機構115によってブラシローラ79aとクリーニングブレード79cとを中間転写ベルト78に当接させると共に、中間転写ベルト78を少なくとも1周させる。これにより、中間転写ベルト78表面はクリーニング装置79のブラシローラ79aに摺擦されると共にクリーニングブレード79cに当接されながら移動して、表面に付着していた異物が取り除かれる。
【0043】
ここで、本実施形態においては、中間転写ベルトクリーニング装置79によるクリーニングが行われた後の中間転写ベルト78表面(図4の範囲D)に異物が付着していた場合、それが画像形成部1Bに到達して、感光体ドラム10Bのクリーニング装置60Bや現像装置40Bに入り込む恐れもある。
しかし、範囲Dはそれまでクリーニング装置79と画像形成部1Yによって囲まれたベルト78の下向き領域なので、異物が付着しにくい。また、装置の構成上通常は画像形成部の1Y→1M→1C→1Bの順に異物を取り込んでしまう確率が高く、1Bは通常の使用では異物混入の確率が一番低い。そのため、上記の動作をして1Bに異物が混入するとしても、それが与える影響は通常画像形成動作時におけるY、M、Cの画像形成部1Y、1M、1Cと同等以下であるといえる。よって、画像形成部1Y、1M、1Cと同じレベルで装置の状態を維持することができ、言い換えれば、特に一番異物が混入する恐れのある1Yのダメージを最小限に抑えることができる。
【0044】
以上の実施形態によれば、異物の残留量が最も少ないと思われる最下流側の感光体ドラム10Bを残し、上流側の感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78から離間させて中間転写ベルト表面をクリーニングするので、この後、一次転写のために感光体ドラム10Y、10M、10Cが当接する中間転写ベルト78表面は残留異物がなくクリーンな状態となっている。これによって、上流側の感光体ドラム10Y、10M、10C周辺への異物の混入を防止することができる。また、もともと感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78から接離可能にするために複写機自体に設けられている接離機構111を、中間転写ベルト78のクリーニング時にも利用するので、クリーニングのための新たな接離機構を設ける必要もない。
【0045】
本実施形態によれば、新たな接離機構を装備することなく、異物の混入しやすい上流側の感光体ドラム10Y、10M、10Cへの異物の混入を防止して、感光体ドラム10Y、10M、10C表面、該感光体ドラム10Y、10M、10Cのクリーニング装置60Y、60M、60C及び現像装置40Y、40M、40C等の画像形成部1Y、1M、1Cに異物が集中的に混入することを防止するので、複数の感光体ドラム10Y、10M、10C、10Bにまつわる種々の装置性能を比較的均等に維持することができる。また、新たな接離機構を装備するのに比して低コストかつ省スペースで、中間転写ベルト78表面に付着した異物に起因する画像上の不具合を防止できる。また、中間転写ベルト78のクリーニングを中間転写ベルト78表面に付着する異物が目立たないうちに頻繁に行うことによって、常に中間転写ベルト表面をクリーンな様態に維持することができ、長期に渡って安定した画像を得ることができる。
【0046】
また、実施形態においては、中間転写ベルト78のクリーニングのための動作を作像動作の直前に必ず行うようにしている。中間転写ベルト78表面への異物付着の時間的な機会を極力減らす意味で、この動作は出来る限り作像直前に行うのが望ましい。即ち、装置の電源をオンしてから一次転写動作を開始するまでの間、待機状態から復帰してから一次転写動作を開始するまでの間、及び、ある一次転写画像が二次転写されてから次の画像の一次転写動作を開始するまでの間には必ず、感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78表面から離して該ベルト78を少なくとも1周回転させ、中間転写ベルトクリーニング装置79によるクリーニングを行う。
ここで、モノクロ画像の場合は元々感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78から離すようになっているので、それに同期して上記クリーニング動作を行い、その後作像動作に移ればよい。一方、カラー画像の場合は、一旦感光体ドラム10Y、10M、10Cを中間転写ベルト78から離間させてクリーニング動作を実施し、その後感光体ドラム10Y、10M、10Cをベルト78に当接してカラー画像の作像動作に移ればよい。
【0047】
一般的な複写機においては、装置の停止時間がそれほど長くない場合は、作像開始の指示と同時に作像が開始されるが、装置が暫く停止していたりスイッチが切られていた場合は、作像前にイニシャライズを行うようになっているものも多く、作像開始の指示から実際の作像開始までに初期動作の時間を要するものである。本実施形態においても、その初期動作を利用して中間転写ベルト78のクリーニングを行うようにすれば装置の立ち上がり時間を更に延ばしてしまうこともないというメリットがある。
【0048】
次に、実施形態1の特徴部について説明する。
図6は、実施形態1の特徴部にかかる中間転写ベルト78近傍の説明図である。この変形例においては、上記中間転写ベルトクリーニング装置79に加えて、中間転写ベルト78表面への感光体ドラム10Cの当接位置と10Bの当接位置との間に、新たに中間転写ベルト78の補助クリーニング手段としてのクリーニングブレード100を設けている。このクリーニングブレード100は、中間転写ベルト78表面に対して接離可能になっており、少なくとも、4色画像形成時には離間するようになっている。これによって、異物が範囲Dに付着した場合だけでなく、範囲D以降クリーニングブレード100との当接部より上流側で付着した場合においても、クリーニングブレード100でそれらを取り除く事が可能となり、潜像担持体10Bへの異物混入を効果的に防止することができる。
特に、装置の初期動作時に中間転写ベルトクリーニング装置79とクリーニングブレード100とによるベルト78のクリーニング動作を行うようにすれば、ブラック画像の一次転写部に異物を送ることが無くなる。スペースに余裕がある場合は、こうすることで潜像担持体10B側に混入する異物をより確実に無くすことができる。
【0049】
上記構成によれば、中間転写ベルト78のクリーニング中に該中間転写ベルト78表面に当接し続けている最下流側の感光体ドラム10B及びその周辺への異物の混入も防止できるので、感光体ドラム10B及びその周辺への異物混入に起因する画像上の不具合、及び、装置・部品の故障・損傷などを防止でき、より確実に高品質の画像を形成することができる。
【0050】
次に、実施形態1の参考例について説明する。
図7は、実施形態1の参考例にかかる中間転写ベルト78近傍の説明図である。この参考例においては、最下流側の感光体ドラム10Bの感光体クリーニング装置60B’の性能を、他の感光体ドラム10Y、10M、10Cのクリーニング装置60Y、60M、60Cに比して高めているものである。具体的には、もともと、クリーニング装置60Y、60M、60C、60Bは、各感光体ドラム10Y、10M、10C、10B表面に当接するブレードによって構成しているものであるが、感光体ドラム10Bの感光体クリーニング装置60B’を、ローラ状クリーニング部材60B1とブレード60B2とにより構成している。
【0051】
上記構成によって、中間転写ベルトクリーニング装置79では取り除くことが出来ずにベルト78表面に残留した異物が感光体ドラム10B表面に付着した場合でも、感光体クリーニング装置60B’で完全に除去することが出来、画像形成部1Bに混入して種々の不具合を生じさせることを防止することができる。
【0052】
上記実施形態1の参考例によれば、中間転写ベルト78のクリーニング中に該中間転写ベルト78表面に当接し続けている最下流側の感光体ドラム10b側に混入した異物を確実に除去できるので、最下流側の感光体ドラム10bへの異物混入に起因する画像上の不具合、及び、装置・部品の故障・損傷などを防止でき、長期にわたって安定した高品質の画像を形成することができる。
【0053】
参考例
次に、中間転写ベルト78のクリーニングにかかる参考例について説明する。図8は、参考例にかかる中間転写ベルト78近傍の説明図、図9は、参考例の中間転写ベルト78のクリーニングにかかる制御ブロック図である。この参考例においては、上記実施形態の感光体ドラム10Y、10M、10Cだけでなく、所望によって最下流側の感光体ドラム10Bも中間転写ベルト78表面に対して接離可能になるような接離機構117を設け、全ての感光体ドラム10Y、10M、10C、10Bを中間転写ベルト78から離間できるように構成している。そして、中間転写ベルト78をクリーニングするときには、図8に示すように、全ての感光体ドラム10Y、10M、10C、10Bを中間転写ベルト78から離間させてクリーニングを行う。また、本参考例においても実施形態と同様、中間転写ベルトクリーニング装置79のブラシローラ79aとクリーニングブレード79cとを中間転写ベルト表面から接離可能にするべく接離機構を設けている。
【0054】
以下に、具体的な装置の制御動作を説明する。図9に示すように、この複写機には、感光体ドラムに接離機構117が、中間転写ベルトクリーニング装置79に駆動機構121が設けられ、接離機構117と駆動機構121とは共にコントローラ116に接続されている。そして、コントローラ116に中間転写ベルトクリーニングの指示が出されると、先ず、接離機構117により感光体ドラム10Y、10M、10C、10Bを中間転写ベルト78から離間させる。そして、離間が完了したことが検知されると、駆動機構121によってブラシローラ79aとクリーニングブレード79cとを中間転写ベルト78に当接させると共に、中間転写ベルト78を少なくとも1周させる。これにより、中間転写ベルト78表面はクリーニング装置79のブラシローラ79aに摺擦されると共にクリーニングブレードに当接されながら移動して、表面に付着していた異物が取り除かれる。
【0055】
ここで、本参考例においても、実施形態と同様、ベルトクリーニング後の通過領域である範囲Dはベルト78の下向き領域なので異物が付着しにくい。
【0056】
また、本参考例においても、作像動作の直前に全ての感光体ドラム10Y、10M、10C、10Bを中間転写ベルト78から離間させ、そこで該ベルト78を回動させてクリーニングを行い、その後に作像を開始する。作像する画像がモノクロの場合は、感光体ドラム10Bのみ中間転写ベルト78に当接させて作像を開始し、カラーの場合は全ての感光体ドラム10Y、10M、10C、10Bを中間転写ベルト78に当接させて作像を開始するものである。
【0057】
以上の構成によって、常に中間転写ベルト78表面の異物を完全に除去した状態で作像を開始することが出来、感光体ドラム10Y〜10B及びその周辺への異物の混入を確実に防止することができる。また、中間転写ベルト78表面のクリーニングを、該表面に顕像を一次転写する直前に行い、顕像が一次転写されるベルト78表面を異物付着のないクリーンな状態にしておくことができる。これらのことにより、中間転写ベルト78表面に付着した異物に起因する画像上の不具合を確実に防止でき、長期に渡って安定した高品質の画像を形成することができる。
【0058】
尚、上記実施形態1複写機では、液体現像剤を用いる湿式現像装置を備えている。そして、液体現像剤は、異物が一旦混入すると除去が困難であることが知られている。このように異物の混入による不具合が防止しにくい構成の装置から残留異物を不具合が生じる前に除去することは、長期に渡って安定した画像を得るために大変有意義なことである。
【0060】
【発明の効果】
請求項の画像形成装置によれば、異物の混入しやすい中間転写体表面移動方向上流側で当接する潜像担持体への異物の混入を防止するので、各潜像担持体への異物の混入量の差を小さくすることができる。よって、複数の潜像担持体のうち、上流側の潜像担持体のみに異物の混入量が多いことに起因する画像上の不具合の発生を防止でき、良好な画像の形成可能な期間を長期化させることができる。よって、中間転写体表面に付着した異物に起因する画像上の不具合を防止でき、長期に渡って安定した画像を得ることができる画像形成装置を提供することができるという優れた効果がある。
【0061】
また、中間転写体のクリーニング中に該中間転写体表面に当接し続けている最下流側潜像担持体への異物の混入も防止できるので、最下流側潜像担持体への異物混入に起因する画像上の不具合を防止できるという優れた効果がある。
【0064】
請求項の画像形成装置によれば、顕像が一次転写される中間転写体表面を、異物付着のないクリーンな状態に確実にしておくことができるので、長期に渡って安定した高品質の画像を形成することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る複写機の概略構成図。
【図2】 複写機の中間転写ベルトのクリーニング位置の説明図。
【図3】 複写機の変形例にかかる中間転写ベルト近傍の説明図。
【図4】 実施形態にかかる中間転写ベルト近傍の説明図。
【図5】 実施形態にかかる中間転写ベルトのクリーニングにかかる制御ブロック図。
【図6】 実施形態特徴部にかかる中間転写ベルト近傍の説明図。
【図7】 実施形態参考例にかかる中間転写ベルト近傍の説明図。
【図8】 参考例にかかる中間転写ベルト近傍の説明図。
【図9】 参考例の中間転写ベルトのクリーニングにかかる制御ブロック図。

Claims (2)

  1. 面に静電潜像を担持する複数の潜像担持体と、
    該潜像担持体上の潜像を顕像化する現像手段と、
    該潜像担持体上の顕像を、該潜像担持体に対向し表面が移動する中間転写体表面に一次転写する一次転写手段と、
    該中間転写体表面の一次転写画像を記録媒体に二次転写する二次転写手段と、
    該中間転写体表面をクリーニングする中間転写体クリーニング手段と、
    該潜像担持体を該中間転写体に対して接離するための接離手段とを有する画像形成装置において、
    上記複数の潜像担持体のうち上記中間転写体表面の該表面移動方向最下流側で対向する最下流側潜像担持体のみを該中間転写体表面に当接させ、他の潜像担持体を該中間転写体表面から離間させた状態で、上記中間転写体のクリーニングを行うように、上記接離手段及び上記中間転写体クリーニング手段を制御する制御手段と、
    前記最下流側潜像担持体の当接位置と、該最下流側潜像担持体と隣り合う潜像担持体の当接位置との間の前記中間転写体表面をクリーニングする補助クリーニング手段と
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 求項1画像形成装置において、
    前記中間転写体クリーニング手段によるクリーニングを、装置の電源をオンしてから一次転写動作を開始するまでの間、待機状態から復帰してから一次転写動作を開始するまでの間、及び、ある一次転写画像が二次転写されてから次の画像の一次転写動作を開始するまでの間に行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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