JP2002046756A - プラスチック容器 - Google Patents

プラスチック容器

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JP2002046756A
JP2002046756A JP2000235418A JP2000235418A JP2002046756A JP 2002046756 A JP2002046756 A JP 2002046756A JP 2000235418 A JP2000235418 A JP 2000235418A JP 2000235418 A JP2000235418 A JP 2000235418A JP 2002046756 A JP2002046756 A JP 2002046756A
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container
cap
thread
container body
screw
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JP2000235418A
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English (en)
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Naoshi Umetsu
直志 梅津
Hiroshi Umebayashi
浩 梅林
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャップを容器本体の口頸部に位置決め可能に
螺着でき、しかも、容器の構造上又は意匠上での制約が
極めて少ないプラスチック容器を提供する。 【解決手段】螺着するキャップ200 を容器本体100 に対
して位置決めする容器10において、容器本体のパーティ
ングラインに直角方向の口頸部110 の螺合部のネジ山の
高さが完全な上方の雄ネジ120 の部分に位置決め溝130
を設け、この位置決め溝に対応するキャップの雌ネジ24
0 からなる螺合部より上方の位置に雌ネジよりも高い位
置決めリブ250 を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップを容器本
体の口頸部に螺合して装着するときに、キャップが容器
本体に対して位置決めされるプラスチック容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、容器本体の口頸部に螺合して装着
するキャップで、容器本体に対してキャップを位置決め
する方法としては、例えば、実公昭63−33817号
公報に記載されている容器の口頸部の根元部分に突起を
設け、この突起に対応するキャップの部位にリブを設け
たものや、実用新案登録第2520692号公報に記載
されたキャップの周壁内面に突設した突起を、容器本体
の口頸部の上端部の外周面に突設した係止片とストッパ
ー片との間の組付溝に係止して位置合わせするものなど
が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のキャップの位置決めする容器は、容器本体の口頸
部の螺合部の上方又は下方に、キャップの内面に設けら
れた突起を係止するための突起を設けるものであるあ
り、自ずと容器の構造上又は意匠上での制約が伴い、す
べて容器に適用することができなかった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題を解決したも
のであり、キャップを容器本体の口頸部に位置決め可能
に螺着でき、しかも、容器の構造上又は意匠上での制約
が極めて少ないプラスチック容器を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、螺着するキャップを容器本体に対して位置決
めする容器において、前記容器本体のパーティングライ
ンに直角方向の口頸部の螺合部のネジ山の高さが完全な
上方の雄ネジの部分に位置決め溝を設け、この位置決め
溝に対応する前記キャップの雌ネジからなる螺合部より
上方の位置に雌ネジよりも高い位置決めリブを設けたこ
とを特徴とするプラスチック容器である。
【0006】次に、本発明の第2の発明は、前記容器本
体の雄ネジが1条ネジで、この1条ネジの容器本体のパ
ーティングラインに直角方向の片側に、位置決め溝を設
けたことを特徴とする第1の発明に記載のプラスチック
容器である。
【0007】次に、本発明の第3の発明は、前記容器本
体の雄ネジが2条ネジで、この2条ネジの容器本体のパ
ーティングラインに直角方向の対向する両側に、位置決
め溝を設けたことを特徴とする第1の発明に記載のプラ
スチック容器である。
【0008】そして、本発明の第5の発明は、前記容器
本体が、ポリエチレンテレフタレートの2軸延伸ブロー
成形容器であることを特徴とする第1乃至第3の発明に
記載のプラスチック容器である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のプラスチック容器は、螺
着するキャップを容器本体に対して位置決め可能な容器
であり、その構造は、容器本体のパーティングライン
(ブロー成形用割り型の分割線に沿ってできる成形品の
僅かな凸部)に直角方向の口頸部の螺合部のネジ山の高
さが完全な上方の雄ネジの部分に位置決め溝を設け、こ
の位置決め溝に対応するキャップの雌ネジからなる螺合
部より上方の位置に雌ネジよりも高い位置決めリブを設
けるものである。
【0010】そして、容器本体の雄ネジが1条ネジの場
合には、容器本体のパーティングラインに直角方向の雄
ネジの片側に位置決め溝を設け、雄ネジが2条ネジの場
合には、容器本体のパーティングラインに直角方向の対
向する両側に位置決め溝を設るものである。
【0011】また、容器本体の製造方法としては、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂をダイレ
クトブロー成形した通常のブロー成形容器でもよいが、
口頸部の寸法精度が良好な、例えばポリエチレンテレフ
タレートを2軸延伸ブロー成形した容器が好ましい。な
お、キャップは、ポリプロピレンやポリエチレンなどの
熱可塑性樹脂を射出成形するものであるが、ネジを無理
抜きにするものでもよい。
【0012】次に、本発明の一実施形態のプラスチック
容器について、図を用いて詳細に説明する。図1(a)
は、本実施形態の容器本体の口頸部にキャップを螺着し
たときの嵌合状態を示す部分断面図であり、図1(b)
は、そのA−A’線断面図である。図2(a)は、キャ
ップの要部を示す部分断面図であり、図2(b)は、一
部を切欠いた正面図である。図3(a)は、容器本体の
平面図であり、図3(b)は、正面図である。図4
(a)は、容器本体の口頸部の要部を示す部分断面図で
あり、図4(b)は、そのB−B’線断面図である。図
5(a)は、容器の平面図であり、図5(b)は、正面
図である。
【0013】本実施形態のプラスチック容器(10)
は、図5(a)又は(b)に示すように、天板に貫通孔
(211)をもつキャップ(200)と容器本体(10
0)と周壁に貫通孔(301)をもつ袴(300)とか
らなり、それぞれの水平断面形状が楕円状である。この
ため、キャップは、容器本体の口頸部に螺合して装着す
るときに位置決めが必要となり、袴は、容器本体の嵌合
部に嵌合させて装着するものである。なお、本実施形態
の容器は、ゲル状の消臭剤や芳香剤などに使用するもの
である。
【0014】本実施形態の容器本体(100)の構造
は、図3(a)、(b)又は図4(a)、(b)に示す
ように、口頸部(110)の雄ネジ(120)は、2条
ネジであり、パーティングライン(141a,141
b)に直角方向の両側の口頸部の螺合部のネジ山の高さ
が完全な上方の雄ネジ(120)の部分にそれぞれ位置
決め溝(130a,130b)を設けるものである。そ
して、胴部(140)の下方に袴を嵌着するための嵌合
部(142)と貫通孔(143)を設けるものである。
なお、ネジ山の高さが完全な雄ネジの部分に位置決め溝
を設けるのは、ネジ山の低い部分ではキャップの位置決
めリブとの嵌合時のストッパー効果が不十分になるため
である。
【0015】次に、本実施形態のキャップ(200)の
構造は、図2(a)及び(b)に示すように、天板(2
10)に貫通孔(211)を設け、外筒(220)の内
側に螺合筒(230)を設け、この螺合筒の内周面に雌
ネジ(240)を設け、この雌ネジの上方の容器本体の
雄ネジの位置決め溝に対応する位置に、雌ネジよりも高
い位置決めリブ(250)を設けるものである。
【0016】そして、本実施形態の容器は、容器本体の
下方に袴を嵌着し、容器本体に内容物を充填し、容器本
体の口頸部にキャップを螺着するものである。容器本体
の口頸部にキャップを螺合して装着すると、図1(a)
及び(b)に示すように、キャップ(200)に設けら
れた位置決めリブ(250)が、容器本体(100)の
雄ネジ(120)に設けられた位置決め溝(130)に
嵌合して、キャップの螺合が停止し、キャップが容器本
体に対して所定位置に位置決めされるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明のプラスチック容器は、キャップ
を容器本体の口頸部に位置決め可能に螺着することがで
き、しかも、キャップの位置決めリブを容器本体の口頸
部の雄ネジに設けた位置決め溝に嵌合させるものである
ので、容器の構造上又は意匠上での制約が極めて少な
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施形態の容器本体の口
頸部にキャップを螺着したときの嵌合状態の要部を示す
部分断面図であり、(b)は、そのA−A’線断面図で
ある。
【図2】(a)は、図1に示す一実施形態のキャップの
要部を示す部分断面図であり、(b)は、そのキャップ
の一部を切欠いた正面図である。
【図3】(a)は、図1に示す一実施形態の容器本体の
平面図であり、(b)は、その正面図である。
【図4】(a)は、図3に示す一実施形態の容器本体の
口頸部の要部を示す部分断面図であり、(b)は、その
B−B’線断面図である。
【図5】(a)は、図1に示す一実施形態の容器の平面
図であり、(b)は、その正面図である。
【符号の説明】
10……容器 100……容器本体 110……口頸部 120……雄ネジ 130……位置決め溝 140……胴部 141……パーティングライン 142……嵌合部 143……貫通孔 200……キャップ 210……天板 211,301……貫通孔 220……外筒 230……螺合筒 240……雌ネジ 250……位置決めリブ 300……袴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA04 BA16 BA18 DA03 DB03 DD01 FA03 3E084 AA04 AA12 AA24 BA01 CA01 CA02 CC03 DA01 DB12 DB17 DB18 DC03 FA09 FB01 FB06 GA01 GB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】螺着するキャップを容器本体に対して位置
    決めする容器において、前記容器本体のパーティングラ
    インに直角方向の口頸部の螺合部のネジ山の高さが完全
    な上方の雄ネジの部分に位置決め溝を設け、該位置決め
    溝に対応する前記キャップの雌ネジからなる螺合部より
    上方の位置に雌ネジよりも高い位置決めリブを設けたこ
    とを特徴とするプラスチック容器。
  2. 【請求項2】前記容器本体の雄ネジが1条ネジで、該1
    条ネジの容器本体のパーティングラインに直角方向の片
    側に、位置決め溝を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のプラスチック容器。
  3. 【請求項3】前記容器本体の雄ネジが2条ネジで、該2
    条ネジの容器本体のパーティングラインに直角方向の対
    向する両側に、位置決め溝を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のプラスチック容器。
  4. 【請求項4】前記容器本体が、ポリエチレンテレフタレ
    ートの2軸延伸ブロー成形容器であることを特徴とする
    請求項1乃至3記載のプラスチック容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176543A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kao Corp キャップ付き容器
JP2013199296A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Daiwa Can Co Ltd 樹脂容器
JP2015131685A (ja) * 2010-05-28 2015-07-23 日精エー・エス・ビー機械株式会社 広口容器
JP2020083439A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 キョーラク株式会社 キャップ付き容器

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