JP5598037B2 - 巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器 - Google Patents

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本発明は、角型ボトル状に成形された合成樹脂製容器に関し、より詳しくは、巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器に関する。
従来、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂を用いてプリフォームを形成し、次いで、このプリフォームを延伸ブロー成形などによってボトル状に成形してなる合成樹脂製の容器が、各種飲料品を内容物とする飲料用容器として知られている(特許文献1参照)。
また、この種の容器は、内容物が充填密封されるとともに、内容物を表示する種々のラベルが装着されて市場に供されており、そのようなラベルの一つとして、帯状に切り揃えられたラベルを容器の胴部に巻き付けて装着する、いわゆる、巻きラベルと称されるものが知られている。
特開平10−29615号公報
ところで、この種の合成樹脂製容器に対しては、近年、その軽量化や、使用樹脂量の削減による低コスト化が強く求められるようになってきているため、可能な限り容器を薄肉に成形する試みが多々なされている。
しかしながら、単に容器を薄肉にしただけでは、薄肉にした分だけ容器の剛性が損なわれてしまうことから、そのような剛性低下に起因する問題が懸念されている。例えば、前述したような巻きラベルは、通常、粘着剤が塗布されたラベル端部を容器の側面に押し当てて仮止めしてから容器の周方向に沿って巻き付けていくが、このとき、容器の剛性が確保できていないと、ラベル端部を押し当てたときに容器が変形してしまい、ラベルの装着に支障が生じてしまうことがある。
本発明は、上記したような事情に鑑みてなされたものであり巻きラベルを装着する際に、その装着に支障を来すことがないように巻きラベルが装着される部位おける横方向からの荷重に対する剛性がより高められた巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器の提供を目的とする。
本発明に係る合成樹脂製容器は、口部、肩部、胴部及び底部を備え、前記胴部の高さ方向に直交する横断面が方形状とされ、巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器であって、前記胴部が、前記胴部の一部を径方向に絞り込むようにして設けられたウェスト部によって、上胴部と下胴部とに分けられ、かつ、前記ウェスト部が、前記上胴部の下端縁に接続する上胴部側斜面と、前記下胴部の上端縁に接続する下胴部側斜面とを有しており、前記上胴部側斜面の上端縁容器外方に向けて屈曲させるとともに、屈曲させた当該斜面が接続する前記上胴部の下端縁高さ方向に沿って前記ウェスト部側に向けて突出させることによって、前記上胴部と前記ウェスト部との間段部を形成し、前記上胴部の上端縁に接続する前記肩部の下端縁を容器外方に向けて屈曲させるとともに、前記上胴部の上端縁を高さ方向に沿って前記肩部側に向けて突出させることによって、前記肩部と前記上胴部との間に段部を形成し、前記上胴部と前記ウェスト部との間に形成される段部と、前記上胴部と前記肩部との間に形成される段部とが、少なくとも当該容器のコーナー部に位置するように形成され、前記巻きラベルの上端側が、前記肩部と前記上胴部との境界に近接するとともに、前記巻きラベルの下端側が、前記上胴部と前記ウェスト部の境界に近接するように、前記巻きラベルが前記上胴部に装着された構成としてある。
本発明によれば、角型ボトル状の合成樹脂製容器に巻きラベルを装着する際に、その装着に支障を来たすことがないように、巻きラベルが装着される部位における横方向からの荷重に対する剛性がより高められた、巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器を提供することができる。
本発明に係る合成樹脂製容器の実施形態の概略を示す説明図である。 本発明に係る合成樹脂製容器の実施形態の概略を示す説明図である。 本発明に係る合成樹脂製容器の実施形態の概略を示す説明図である。 本発明に係る合成樹脂製容器の実施形態の要部拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係る合成樹脂製容器の概略を示す説明図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は平面図、図1(c)は底面図、図1(d)は、図1(a)のD−D断面図である。また、図2(a)は、側面図、図2(b)は、図1(b)のB−B端面図であり、図3(a)は、図1(b)のA−A端面図、図3(b)は、図1(b)のC−C端面図である。
なお、図1(d)に示す断面図では、切り口から覗き見ることかができる容器1の内部形状の図示を省略している。また、図2(b)、図3(a)、図3(b)に示す端面図では、それぞれの切り口の端面形状のみを示している。
本実施形態において、容器1は、例えば、公知の射出成形や圧縮成形などにより製造された、熱可塑性樹脂からなる有底筒状のプリフォームを二軸延伸ブロー成形するなどして、図示するような、口部2、肩部3、胴部4、及び底部5を備えた所定の容器形状に成形される。
容器1を成形するのに使用する熱可塑性樹脂としては、延伸ブロー成形が可能であれば、任意の樹脂を使用することができる。具体的には、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレート,ポリカーボネート,ポリアリレート,ポリ乳酸又はこれらの共重合体などの熱可塑性ポリエステル,これらの樹脂あるいは他の樹脂とブレンドされたものなどが好適である。特に、ポリエチレンテレフタレートなどのエチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステルが、好適に使用される。また、アクリロニトリル樹脂,ポリプロピレン,プロピレン−エチレン共重合体,ポリエチレンなども使用することができる。
図示する例において、口部2は、円筒状とされ、このような口部2の開口端側の側面には、図示しない蓋体を取り付けるためのねじ山が、蓋体取り付け手段として設けられている。これにより、内容物を充填した後に、蓋体を口部2に取り付けることによって、容器1内を密封できるようになっている。
また、肩部3は、口部2と胴部4との間に位置し、口部2の直下から拡径しながら胴部4に連続するように形成されている。胴部4は、容器1の高さ方向の大半を占める部分であり、本実施形態にあっては、高さ方向に直交する横断面が、角部を丸めた矩形状となるようにしている。これにより、容器1は、角型ボトル状の容器形状とされている。
なお、高さ方向とは、口部2を上にして容器1を水平面に置いたときに、水平面に直交する方向に沿った方向をいうものとする。
また、胴部4は、胴部4の一部を径方向に絞り込むようにして設けられたウェスト部40によって、上胴部4aと下胴部4bとに分けられている。そして、胴部4を上胴部4aと下胴部4bとに分けるウェスト部40は、上胴部4aの下端縁に接続する上胴部側斜面40aと、下胴部4bの上端縁に接続する下胴部側斜面40bとを有している。
このようなウェスト部40は、容器1の高さ方向ほぼ中央付近の剛性を高めるために胴部4の周方向に沿って設けられるが、上胴部側斜面40aと下胴部側斜面40bとの間に底面40cを備えると、軸荷重強度(高さ方向からの圧縮強度)も確保しやすくなり好ましい。また、上胴部側斜面40a及び下胴部側斜面40bを高さ方向に対し平行寄りに近づけ、図3(a)に示す高さ方向に対する上胴部側斜面40aの傾斜角度θaと高さ方向に対する下胴部側斜面40bの傾斜角度θbのそれぞれが10〜40°となるようにすると、軸荷重が加わったときに各斜面40a,40bが水平方向に倒れ込みにくくなるのでいっそう好ましくなる。
さらに、ウェスト部40の剛性を確保するためには、上胴部4a側に位置する上胴部側斜面40aと底面40cとの間、及び下胴部4b側に位置する下胴部側斜面40bと底面40cとの間に、図示するような容器内方に窪んだ凹溝40d,40eが形成されるようにするのが好ましい。
また、上胴部4aには、周方向に沿って設けられた四つの横溝41aが、高さ方向にほぼ等間隔で配列されている。上胴部4aに形成される横溝41aは、主として、容器1の軸荷重強度を確保するために設けられるが、内容物を高温で充填密封する場合には、冷却後に容器内の圧力が減少したときに、容器1を縦方向に変形(収縮)させることによって内圧の減少分を吸収するために設けることもできる。下胴部4bにも、同様の横溝41bが高さ方向にほぼ等間隔で配列されている。
また、上記の如き横溝41aを上胴部4aに設けるにあたり、図示する例にあっては、上胴部4aの長辺側及び短辺側の各平面部において、その幅方向中央に、横溝41aよりも幅広で、かつ、横溝41aよりも深く窪んだ横溝補強凹ビード42を横溝41aに重ねて設けている。その一方で、長辺側の幅方向中央におけるウェスト部40から下胴部4bにかけた部分には、容器内方に窪ませた把持部43を設けて、使用者が容器1を把持しやすくなるようにしている。
本実施形態において、容器1の上胴部4aは、下胴部4bよりも長辺側又は短辺側の幅が僅かに小さくなっており、当該上胴部4aには、容器1に充填密封される内容物を表示するための巻きラベルが装着される。容器1にラベルを装着する方法としては、例えば、特開平5−4279号公報や、特開2005−22662号公報、特開2005−82154号公報などに開示されている方法などが挙げられる。また、ラベルを装着するにあたり、上胴部4aと下胴部4bとで長辺側又は短辺側の幅を異ならせ、かつ、長辺側又は短辺側の幅の小さい方に巻きラベルを装着することで、例えば、ライン搬送時や箱詰めしたときなどには容器どうしが接触するが、その際に、ラベルが擦れて痛んでしまうのを有効に回避することができる。さらに、本実施形態では、上胴部4aの長辺側又は短辺側の幅を下胴部4bの長辺側又は短辺側の幅よりも小さくしているが、このような態様は、容器1を安定に正立させやすくすることができるため好ましい。
帯状に切り揃えられた当該巻きラベルが装着される範囲を図3(b)に符号Rで示すが、本実施形態にあっては、巻きラベルの上端側が、肩部3と上胴部4aとの境界に近接するとともに、巻きラベルの下端側が、上胴部4aとウェスト部40の境界に近接するように装着する。このようにして巻きラベルを装着するに際して、容器1は、巻きラベルの上端側と下端側のそれぞれが近接する上記各境界に段部44,45が形成されるようにして、横方向の荷重に対する剛性を高めることができるようにしている。
ここで、図3(b)において一点鎖線αで囲む部分を図4(a)に拡大して示すとともに、図3(b)において一点鎖線βで囲む部分を図4(b)に拡大して示す。これらの図に示すように、肩部3と上胴部4aとの境界にあっては、上胴部4aの上端縁に接続する肩部3の下端縁を容器外方に向けて屈曲させるとともに(このとき肩部3の下端縁側に形成される屈曲部を符号44aで示す)、上胴部4aの上端縁を高さ方向に沿って肩部3側に向けて上方に突出させることによって(このとき上胴部4aの上端縁側に形成される突出部を符号44bで示す)、肩部3と上胴部4aとの間に段部44が形成されるようにしている。
一方、上胴部4aとウェスト部40の境界にあっては、上胴部4aの下端縁に接続するウェスト部40の上胴部側斜面40aの上端縁を容器外方に向けて屈曲させるとともに(このとき上胴部側斜面40aの上端縁側に形成される屈曲部を符号45aで示す)、屈曲させた当該斜面40aが接続する上胴部4aの下端縁を高さ方向に沿ってウェスト部40側に向けて下方に突出させることによって(このとき上胴部4aの下端縁側に形成される突出部を符号45bで示す)、上胴部4aとウェスト部40との間に段部45が形成されるようにしている。
このような段部44,45を形成することで、例えば、巻きラベルを装着する際に、その装着に支障を来すことがないように、巻きラベルが装着される部位における横方向からの荷重に対する剛性を高めることができる。
すなわち、巻きラベルを容器1に装着する際には、粘着剤が塗布されたラベル端部を容器1の側面に押し当てて仮止めしてから容器1の周方向に沿って巻き付けていくのは前述したとおりであるが、このとき、巻きラベルが装着される部位における横方向からの荷重に対する剛性を高めることによって、ラベル端部を押し当てたときに容器1が変形してしまうのを抑止して、ラベルの装着に支障が生じないようにすることができる。
また、上胴部側斜面40aと上胴部4aの胴部壁面との交角が鈍く、これらの面どうしの交線である稜線が明瞭に出にくいことにより剛性が十分得られない場合、段部45における屈曲部45aや突出部45bによって効果的に補強できる。
また、本実施形態のように、本発明を角形ボトル状の容器1に適用するにあたっては、上胴部4aと肩部3との間に形成される段部44と、上胴部4aとウェスト部40との間に形成される段部45は、少なくとも容器1のコーナー部に位置するように形成されていればよいが、横方向からの荷重に対する剛性を高めるには、上胴部4aとウェスト部40との間に形成される段部45は、容器1の全周にわたって形成されるようにするのが好ましい。当該段部45を容器1の全周にわたって形成することで、容器1をウェスト部40で把持する際の上胴部側斜面40aの剛性を高めることも可能となる。
なお、上胴部4aと肩部3との間に形成される段部44も、必要に応じて容器1の全周にわたって形成されるようにすることができるのも言うまでもない。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、前述した実施形態では、上胴部4aと肩部3との間に段部44を形成するとともに、上胴部4aとウェスト部40との間に段部45を形成した例を示したが、本発明にあっては、上胴部4aとウェスト部40との間に形成された段部45と同様の段部を、下胴部4bとウェスト部40との間に形成してもよい。すなわち、下胴部4bとウェスト部40の境界には、下胴部4bの上端縁に接続するウェスト部40の上胴部側斜面40bの下端縁を容器外方に向けて屈曲させるとともに、屈曲させた当該斜面40bが接続する下胴部4bの上端縁を高さ方向に沿ってウェスト部40側に向けて上方に突出させることによって、下胴部4bとウェスト部40との間に段部が形成されるようにしてもよい。
ここで、上胴部4aと下胴部4bとで長辺側又は短辺側の幅を異ならせ、かつ、長辺側又は短辺側の幅の小さい方に巻きラベルを装着することで、ラベルが擦れて痛んでしまうのを有効に回避することができるのは前述した通りであり、下胴部4bの長辺側又は短辺側の幅の方を小さくして、下胴部4bに巻きラベルを装着する場合には、下胴部4bとウェスト部40との間に段部45と同様の段部を形成し、当該段部に巻きラベルの上端側が近接するように装着するようにすればよい。
また、前述した実施形態で図示した容器1において、肩部3は、比較的幅広の大きな斜面で形成されており、横方向からの荷重に対してある程度の剛性を確保することが可能である。このような場合には、上胴部4aと肩部3との間に形成される段部44は、必要に応じて省略してもよく、本発明にあっては、上胴部4aとウェスト部40との間と下胴部4bとウェスト部40との間のいずれか一方又は両方に、前述したような段部が形成されていればよい。
また、前述した実施形態では、ウェスト部40の剛性を確保するために、上胴部側斜面40aと底面40cとの間と、下胴部側斜面40bと底面40cとの間との両方に凹溝40d,40eを形成した例を示したが、かかる凹溝40d,40eを形成する場合には、これらのうち少なくとも一方を形成するようにしてもよい。具体的には、上胴部4aと下胴部4bのいずれに巻きラベルが装着されるかを考慮し、上胴部4aとウェスト部40との間に段部を形成する場合には、少なくとも上胴部側斜面40aと底面40cとの間に凹溝40dを形成し、下胴部4bとウェスト部40との間に段部を形成する場合には、少なくとも下胴部側斜面40bと底面40cとの間に凹溝40eを形成するようにすればよい。このようにすれば、段部が設けられた側の上胴部4a又は下胴部4bを凹溝40d,40eが補助的に補強することとなるため好ましい。
また、前述した実施形態では、胴部4の高さ方向に直交する横断面を矩形状としているが、当該横断面は正方形状としてもよい
以上のような本発明に係る合成樹脂製容器は、ボトル状に成形される種々の合成樹脂製容器に適用できる。
1 容器
2 口部
3 肩部
4 胴部
4a 上胴部
4b 下胴部
40 ウェスト部
40a 上胴部側斜面
40b 下胴部側斜面
40c 底面
40d,40e 凹溝
44,45 段部
5 底部

Claims (6)

  1. 口部、肩部、胴部及び底部を備え、前記胴部の高さ方向に直交する横断面が方形状とされ、巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器であって、
    前記胴部が、前記胴部の一部を径方向に絞り込むようにして設けられたウェスト部によって、上胴部と下胴部とに分けられ、かつ、前記ウェスト部が、前記上胴部の下端縁に接続する上胴部側斜面と、前記下胴部の上端縁に接続する下胴部側斜面とを有しており、
    前記上胴部側斜面の上端縁容器外方に向けて屈曲させるとともに、屈曲させた当該斜面が接続する前記上胴部の下端縁高さ方向に沿って前記ウェスト部側に向けて突出させることによって、前記上胴部と前記ウェスト部との間段部を形成し
    前記上胴部の上端縁に接続する前記肩部の下端縁を容器外方に向けて屈曲させるとともに、前記上胴部の上端縁を高さ方向に沿って前記肩部側に向けて突出させることによって、前記肩部と前記上胴部との間に段部を形成し、
    前記上胴部と前記ウェスト部との間に形成される段部と、前記上胴部と前記肩部との間に形成される段部とが、少なくとも当該容器のコーナー部に位置するように形成され、
    前記巻きラベルの上端側が、前記肩部と前記上胴部との境界に近接するとともに、前記巻きラベルの下端側が、前記上胴部と前記ウェスト部の境界に近接するように、前記巻きラベルが前記上胴部に装着されたことを特徴とする巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器。
  2. 前記上胴部の長辺側又は短辺側の幅を前記下胴部の長辺側又は短辺側の幅よりも小さくた請求項1に記載の巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器。
  3. 前記上胴部と前記ウェスト部との間に形成される段部
    前記下胴部側斜面の下端縁を容器外方に向けて屈曲させるとともに、屈曲させた当該斜面が接続する前記下胴部の上端縁を高さ方向に沿って前記ウェスト部側に向けて突出させることによって、前記下胴部と前記ウェスト部との間に形成される段部のいずれか一方又は両方、当該容器の全周にわたって形成されている請求項1又は2に記載の巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器。
  4. 前記ウェスト部の底面と前記上胴部側に位置する上胴部側斜面と間、及び前記ウェスト部の底面と前記下胴部側に位置する下胴部側斜面との間の少なくとも一方に、容器内方に窪んだ凹溝を形成した請求項1〜のいずれか一項に記載の巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器。
  5. なくとも前記上胴部側斜面と前記底面との間に前記凹溝を形成した請求項に記載の巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器。
  6. 前記下胴部側斜面の下端縁を容器外方に向けて屈曲させるとともに、屈曲させた当該斜面が接続する前記下胴部の上端縁を高さ方向に沿って前記ウェスト部側に向けて突出させることによって、前記下胴部と前記ウェスト部との間に前記段部を形成するとともに、少なくとも前記下胴部側斜面と前記底面との間に前記凹溝を形成した請求項に記載の巻きラベルが装着された角型ボトル状の合成樹脂製容器。
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