JP2002046523A - 荷台傾斜移動装置 - Google Patents
荷台傾斜移動装置Info
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- JP2002046523A JP2002046523A JP2000233999A JP2000233999A JP2002046523A JP 2002046523 A JP2002046523 A JP 2002046523A JP 2000233999 A JP2000233999 A JP 2000233999A JP 2000233999 A JP2000233999 A JP 2000233999A JP 2002046523 A JP2002046523 A JP 2002046523A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両等の積込み積卸し時の荷台の傾斜を選
択し、急傾斜で通常の車高の車両を狭い作業スペースで
積込み、緩傾斜では低車高の車両を積込めるようにす
る。 【解決手段】 シャーシフレーム２の後部に支軸３で傾
動可能に支持されたガイドステー４と、ガイドステー４
上に前後移動可能に支持された荷台６と、荷台６をガイ
ドステー４と共に傾動させる傾動シリンダ９及びアーム
１０と、荷台６をガイドステー４に沿って前後移動させ
る移動シリンダとを備えた貨物自動車１において、積込
み積卸し作業時に荷台６の傾斜を選択して傾動させる傾
斜選択手段と、荷台６が選択された傾斜に達すると傾動
を停止して荷台を後方へ移動させるよう切換える傾斜移
動切換手段とを設ける。
択し、急傾斜で通常の車高の車両を狭い作業スペースで
積込み、緩傾斜では低車高の車両を積込めるようにす
る。 【解決手段】 シャーシフレーム２の後部に支軸３で傾
動可能に支持されたガイドステー４と、ガイドステー４
上に前後移動可能に支持された荷台６と、荷台６をガイ
ドステー４と共に傾動させる傾動シリンダ９及びアーム
１０と、荷台６をガイドステー４に沿って前後移動させ
る移動シリンダとを備えた貨物自動車１において、積込
み積卸し作業時に荷台６の傾斜を選択して傾動させる傾
斜選択手段と、荷台６が選択された傾斜に達すると傾動
を停止して荷台を後方へ移動させるよう切換える傾斜移
動切換手段とを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷台を後方へ傾斜
移動させ車両等を積載する貨物自動車において、車両等
の積込み積卸し時の荷台の傾斜角度を選択可能とする荷
台傾斜移動装置に関するものである。
移動させ車両等を積載する貨物自動車において、車両等
の積込み積卸し時の荷台の傾斜角度を選択可能とする荷
台傾斜移動装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】荷台を後方へ傾斜移動させ車両等を積載
する貨物自動車には、通常の車高の車両の他、低車高の
車両も積載しなければならない場合があるが、低車高の
車両は、積込む際に荷台の傾斜が大きいと車両を損傷す
るおそれがある。そのため、低車高の車両を積込むため
には、通常の車高の車両を積込むときより荷台の傾斜を
小さくできる低車高用の荷台傾斜移動装置が用いられて
いた。
する貨物自動車には、通常の車高の車両の他、低車高の
車両も積載しなければならない場合があるが、低車高の
車両は、積込む際に荷台の傾斜が大きいと車両を損傷す
るおそれがある。そのため、低車高の車両を積込むため
には、通常の車高の車両を積込むときより荷台の傾斜を
小さくできる低車高用の荷台傾斜移動装置が用いられて
いた。
【０００３】この低車高用の荷台傾斜移動装置は、傾斜
を小さくするため荷台の後方への移動距離が大きく設定
されているので、積込み作業時には広い作業スペースが
必要であり、一般的な車高の車両を狭い作業スペースで
積込むには不適である。従って、荷台を後方へ傾斜移動
させ車両等を積載する貨物自動車を、通常の車高の車両
用のものと、低車高の車両用のものとそれぞれ準備して
おき、作業に応じて使い分けねばならず不便である。
を小さくするため荷台の後方への移動距離が大きく設定
されているので、積込み作業時には広い作業スペースが
必要であり、一般的な車高の車両を狭い作業スペースで
積込むには不適である。従って、荷台を後方へ傾斜移動
させ車両等を積載する貨物自動車を、通常の車高の車両
用のものと、低車高の車両用のものとそれぞれ準備して
おき、作業に応じて使い分けねばならず不便である。
【０００４】そこで、通常の車高の車両を狭い作業スペ
ースで積込むことができ、荷台の傾斜を小さくすること
により低車高の車両を積込むことも可能な荷台傾斜移動
装置が提案されている（特開２０００−６７０８参
照）。この荷台傾斜移動装置は、シャーシフレームに取
付けられ後方に向かって上方に傾斜する傾斜案内路を備
えた荷台傾斜用ガイドレールと、荷台下部にに取付けら
れた荷台支持レールと、荷台の前端下方位置に取付けら
れ荷台傾斜用ガイドレールに係合しこのガイドレールの
案内路に沿って荷台前端部を案内するガイドローラと、
シャーシフレームの後端に取付けられ荷台支持レールに
係合して荷台を支持する荷台支持ローラと、シャーシフ
レームと荷台間に取付けられ荷台を後方に移動させる荷
台移動用シリンダとで構成した荷台傾斜移動装置であっ
て、荷台後端に接地ローラを取付け、荷台傾斜用ガイド
レールの傾斜案内路後部に、ガイドローラの下方への移
動を拘束しない非拘束区間を設けたことを特徴としてい
る。
ースで積込むことができ、荷台の傾斜を小さくすること
により低車高の車両を積込むことも可能な荷台傾斜移動
装置が提案されている（特開２０００−６７０８参
照）。この荷台傾斜移動装置は、シャーシフレームに取
付けられ後方に向かって上方に傾斜する傾斜案内路を備
えた荷台傾斜用ガイドレールと、荷台下部にに取付けら
れた荷台支持レールと、荷台の前端下方位置に取付けら
れ荷台傾斜用ガイドレールに係合しこのガイドレールの
案内路に沿って荷台前端部を案内するガイドローラと、
シャーシフレームの後端に取付けられ荷台支持レールに
係合して荷台を支持する荷台支持ローラと、シャーシフ
レームと荷台間に取付けられ荷台を後方に移動させる荷
台移動用シリンダとで構成した荷台傾斜移動装置であっ
て、荷台後端に接地ローラを取付け、荷台傾斜用ガイド
レールの傾斜案内路後部に、ガイドローラの下方への移
動を拘束しない非拘束区間を設けたことを特徴としてい
る。
【０００５】このため、荷台移動用シリンダを伸長させ
てガイドローラが荷台傾斜用ガイドレールの非拘束区間
の直前位置となるまで荷台を移動させれば、ガイドロー
ラは荷台傾斜用ガイドレールの傾斜案内路に沿って斜め
後上方へ移動する。このとき荷台支持レールはシャーシ
フレーム後端の支持ローラに支持された状態で後方に移
動する。よって、荷台は後方へ移動しつつ傾斜し、後傾
終端位置で荷台後端が接地し、狭い作業スペースでも通
常の車高の車両が積込めるようになる。
てガイドローラが荷台傾斜用ガイドレールの非拘束区間
の直前位置となるまで荷台を移動させれば、ガイドロー
ラは荷台傾斜用ガイドレールの傾斜案内路に沿って斜め
後上方へ移動する。このとき荷台支持レールはシャーシ
フレーム後端の支持ローラに支持された状態で後方に移
動する。よって、荷台は後方へ移動しつつ傾斜し、後傾
終端位置で荷台後端が接地し、狭い作業スペースでも通
常の車高の車両が積込めるようになる。
【０００６】荷台移動用シリンダをさらに伸長させてガ
イドローラが荷台傾斜用ガイドレールの非拘束区間内に
位置するまで荷台を移動させると、ガイドローラの拘束
が解かれて自由状態となり、荷台が荷台支持ローラと接
地ローラの２点で支持された状態となる。この状態で荷
台移動用シリンダを伸長すれば、接地ローラが地上を転
動して荷台が後方へ移動するので、荷台の傾斜が小さく
なり低車高の車両が積込めるようになる。
イドローラが荷台傾斜用ガイドレールの非拘束区間内に
位置するまで荷台を移動させると、ガイドローラの拘束
が解かれて自由状態となり、荷台が荷台支持ローラと接
地ローラの２点で支持された状態となる。この状態で荷
台移動用シリンダを伸長すれば、接地ローラが地上を転
動して荷台が後方へ移動するので、荷台の傾斜が小さく
なり低車高の車両が積込めるようになる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この荷
台傾斜移動装置は、荷台の傾斜を小さくする場合には、
荷台の後端が接地ローラで支持された状態で、接地ロー
ラを地上で転動させながら荷台を後方へ移動させるよう
になっているので、荷台後端が接地した位置より後方に
溝や凹凸や段差等があると、荷台を後方へ移動させると
きに接地ローラが転動できず、低車高の車両の積込み作
業ができなくなるという問題がある。
台傾斜移動装置は、荷台の傾斜を小さくする場合には、
荷台の後端が接地ローラで支持された状態で、接地ロー
ラを地上で転動させながら荷台を後方へ移動させるよう
になっているので、荷台後端が接地した位置より後方に
溝や凹凸や段差等があると、荷台を後方へ移動させると
きに接地ローラが転動できず、低車高の車両の積込み作
業ができなくなるという問題がある。
【０００８】本発明は、荷台傾斜移動装置における上記
問題を解決するものであって、車両等の積込み積卸し時
の荷台の傾斜が選択可能で、荷台の後端に接地ローラを
設ける必要はなく、通常の車高の車両を狭い作業スペー
スで積込むことができ、荷台の傾斜を小さくすることに
より低車高の車両を積込むことも可能な荷台傾斜移動装
置を提供することを目的とする。
問題を解決するものであって、車両等の積込み積卸し時
の荷台の傾斜が選択可能で、荷台の後端に接地ローラを
設ける必要はなく、通常の車高の車両を狭い作業スペー
スで積込むことができ、荷台の傾斜を小さくすることに
より低車高の車両を積込むことも可能な荷台傾斜移動装
置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャーシフレ
ームの後部に支軸で傾動可能に支持されたガイドステー
と、ガイドステー上に前後移動可能に支持された荷台
と、荷台をガイドステーと共に傾動させる傾動手段と、
荷台をガイドステーに沿って前後移動させる移動手段と
を備えた貨物自動車において、積込み積卸し作業時に荷
台の傾斜を選択して傾動させる傾斜選択手段と、荷台が
選択された傾斜に達すると傾動を停止して荷台を後方へ
移動させるよう切換える傾斜移動切換手段とを設けるこ
とにより上記課題を解決している。
ームの後部に支軸で傾動可能に支持されたガイドステー
と、ガイドステー上に前後移動可能に支持された荷台
と、荷台をガイドステーと共に傾動させる傾動手段と、
荷台をガイドステーに沿って前後移動させる移動手段と
を備えた貨物自動車において、積込み積卸し作業時に荷
台の傾斜を選択して傾動させる傾斜選択手段と、荷台が
選択された傾斜に達すると傾動を停止して荷台を後方へ
移動させるよう切換える傾斜移動切換手段とを設けるこ
とにより上記課題を解決している。
【００１０】この荷台傾斜移動装置では、車両の積込み
積卸し作業時に積込み対象の車両が通常の車高の車両か
低車高の車両かによって、荷台の傾斜を傾斜選択手段で
適宜選択して傾動させる。荷台が選択された傾斜に達す
ると傾斜移動切換手段が傾動を停止して荷台を後方へ移
動させるよう切換える。このように、車両等の積込み積
卸し時に予め荷台の傾斜を設定した後荷台を後方へ移動
させるので、大きい傾斜を選択すれば通常の車高の車両
を狭い作業スペースで積込むことができ、小さい傾斜を
選択すれば低車高の車両を積込むことが可能となる。荷
台の傾斜を小さくするために荷台後端に接地ローラを設
けて移動させる必要はなく、溝や凹凸や段差等により接
地ローラの転動が阻害されて低車高の車両の積込み作業
ができなくなるような事態は生じない。
積卸し作業時に積込み対象の車両が通常の車高の車両か
低車高の車両かによって、荷台の傾斜を傾斜選択手段で
適宜選択して傾動させる。荷台が選択された傾斜に達す
ると傾斜移動切換手段が傾動を停止して荷台を後方へ移
動させるよう切換える。このように、車両等の積込み積
卸し時に予め荷台の傾斜を設定した後荷台を後方へ移動
させるので、大きい傾斜を選択すれば通常の車高の車両
を狭い作業スペースで積込むことができ、小さい傾斜を
選択すれば低車高の車両を積込むことが可能となる。荷
台の傾斜を小さくするために荷台後端に接地ローラを設
けて移動させる必要はなく、溝や凹凸や段差等により接
地ローラの転動が阻害されて低車高の車両の積込み作業
ができなくなるような事態は生じない。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、この発明の実施の一形態
である荷台傾斜移動装置を備えた貨物自動車の側面図、
図２は荷台傾斜移動装置の制御回路図、図３、図４は大
きい傾斜を選択した場合の荷台傾斜移動装置の作動の説
明図、図５、図６は小さい傾斜を選択した場合の荷台傾
斜移動装置の作動の説明図である。
である荷台傾斜移動装置を備えた貨物自動車の側面図、
図２は荷台傾斜移動装置の制御回路図、図３、図４は大
きい傾斜を選択した場合の荷台傾斜移動装置の作動の説
明図、図５、図６は小さい傾斜を選択した場合の荷台傾
斜移動装置の作動の説明図である。
【００１２】この貨物自動車１は、シャーシフレーム２
の後部に支軸３で傾動可能に支持されたガイドステー４
と、ガイドステー４上に前後方向に敷設されたレール５
に沿って移動可能に支持された荷台６とを備えている。
ガイドステー４の後端部には支持脚７、荷台６の後端部
には後煽り８が設けられている。ガイドステー４には傾
動用シリンダ９が内蔵されており、この傾動用シリンダ
９の先端にアーム１０を連結し、アーム１０の他端をシ
ャーシフレーム２側のアーム支点１１に連結することに
より傾動手段を構成している。この傾動手段は、傾動用
シリンダ９が伸長するとアーム１０がアーム支点１１を
中心として図上反時計方向に回動して起立し、荷台６を
ガイドステー４と共に傾動させる。傾動用シリンダ９が
縮小するとアーム１０がアーム支点１１を中心として図
上時計方向に回動して倒伏し、荷台６をガイドステー４
と共に水平に戻す。
の後部に支軸３で傾動可能に支持されたガイドステー４
と、ガイドステー４上に前後方向に敷設されたレール５
に沿って移動可能に支持された荷台６とを備えている。
ガイドステー４の後端部には支持脚７、荷台６の後端部
には後煽り８が設けられている。ガイドステー４には傾
動用シリンダ９が内蔵されており、この傾動用シリンダ
９の先端にアーム１０を連結し、アーム１０の他端をシ
ャーシフレーム２側のアーム支点１１に連結することに
より傾動手段を構成している。この傾動手段は、傾動用
シリンダ９が伸長するとアーム１０がアーム支点１１を
中心として図上反時計方向に回動して起立し、荷台６を
ガイドステー４と共に傾動させる。傾動用シリンダ９が
縮小するとアーム１０がアーム支点１１を中心として図
上時計方向に回動して倒伏し、荷台６をガイドステー４
と共に水平に戻す。
【００１３】なお、傾動手段としては、アームを設けず
にガイドステー４を直接シリンダで傾動させる等他の構
成を用いることもできる。ガイドステー４と荷台６との
間には、荷台６をガイドステー４に沿って前後移動させ
る移動手段として移動用シリンダ（図示略）が設けられ
ている。傾動用シリンダ９と移動用シリンダは何れも油
圧シリンダであって、傾動用シリンダ９は、アーム起き
ソレノイド１２、アーム伏せソレノイド１３を備えた電
磁制御弁（図示略）によって切換制御され、移動用シリ
ンダは荷台後退ソレノイド１４、荷台前進ソレノイド１
５を備えた電磁制御弁（図示略）によって切換制御され
るようになっている。
にガイドステー４を直接シリンダで傾動させる等他の構
成を用いることもできる。ガイドステー４と荷台６との
間には、荷台６をガイドステー４に沿って前後移動させ
る移動手段として移動用シリンダ（図示略）が設けられ
ている。傾動用シリンダ９と移動用シリンダは何れも油
圧シリンダであって、傾動用シリンダ９は、アーム起き
ソレノイド１２、アーム伏せソレノイド１３を備えた電
磁制御弁（図示略）によって切換制御され、移動用シリ
ンダは荷台後退ソレノイド１４、荷台前進ソレノイド１
５を備えた電磁制御弁（図示略）によって切換制御され
るようになっている。
【００１４】そして、シャーシフレーム２には、ガイド
ステー４が通常の車高の車両を狭い作業スペースで積込
むのに適当な大きい傾斜（以下急傾斜という）に達した
ときアーム１０が当接して切り換えられる急傾斜検出ス
イッチ２０と、ガイドステー４が低車高の車両を積込む
のに適当な小さい傾斜（以下緩傾斜という）に達したと
きアーム１０が当接して切り換えられる緩傾斜検出スイ
ッチ２１とが設けられている。
ステー４が通常の車高の車両を狭い作業スペースで積込
むのに適当な大きい傾斜（以下急傾斜という）に達した
ときアーム１０が当接して切り換えられる急傾斜検出ス
イッチ２０と、ガイドステー４が低車高の車両を積込む
のに適当な小さい傾斜（以下緩傾斜という）に達したと
きアーム１０が当接して切り換えられる緩傾斜検出スイ
ッチ２１とが設けられている。
【００１５】さらに、荷台６には荷台位置検出用ストラ
イカ２２、ガイドステー４には急傾斜状態で荷台６が後
端位置に達したとき荷台位置検出用ストライカ２２が当
接して切り換えられる荷台後端位置検出スイッチ２３
と、荷台６が前端位置に達したとき荷台位置検出用スト
ライカ２２が当接して切り換えられる荷台前端位置検出
スイッチ２４とが設けられている。
イカ２２、ガイドステー４には急傾斜状態で荷台６が後
端位置に達したとき荷台位置検出用ストライカ２２が当
接して切り換えられる荷台後端位置検出スイッチ２３
と、荷台６が前端位置に達したとき荷台位置検出用スト
ライカ２２が当接して切り換えられる荷台前端位置検出
スイッチ２４とが設けられている。
【００１６】貨物自動車１の操作盤には、傾斜選択スイ
ッチ２５と荷台後退スイッチ２６と荷台前進スイッチ２
７とが設けられている。図２に示すように、傾斜選択ス
イッチ２５は荷台後退スイッチ２６を介して電源２８と
接続されている。傾斜選択スイッチ２５の急傾斜側端子
は急傾斜検出スイッチ２０に接続されており、急傾斜検
出スイッチ２０の常閉側端子がアーム起きソレノイド１
２、急傾斜検出スイッチ２０の常開側端子が荷台後退位
置検出スイッチを介して荷台後退ソレノイド１４に接続
されている。
ッチ２５と荷台後退スイッチ２６と荷台前進スイッチ２
７とが設けられている。図２に示すように、傾斜選択ス
イッチ２５は荷台後退スイッチ２６を介して電源２８と
接続されている。傾斜選択スイッチ２５の急傾斜側端子
は急傾斜検出スイッチ２０に接続されており、急傾斜検
出スイッチ２０の常閉側端子がアーム起きソレノイド１
２、急傾斜検出スイッチ２０の常開側端子が荷台後退位
置検出スイッチを介して荷台後退ソレノイド１４に接続
されている。
【００１７】また、傾斜選択スイッチ２５の緩傾斜側端
子は緩傾斜検出スイッチ２１に接続されており、緩傾斜
検出スイッチ２１の常閉側端子がアーム起きソレノイド
１２、緩傾斜検出スイッチ２１の常開側端子が荷台後退
ソレノイド１４に接続されている。そして、荷台前進ス
イッチ２７を介して電源２８に接続されている荷台前端
位置検出スイッチ２４は、常閉側端子が荷台前進ソレノ
イド１５、常開側端子がアーム伏せソレノイド１３に接
続されている。
子は緩傾斜検出スイッチ２１に接続されており、緩傾斜
検出スイッチ２１の常閉側端子がアーム起きソレノイド
１２、緩傾斜検出スイッチ２１の常開側端子が荷台後退
ソレノイド１４に接続されている。そして、荷台前進ス
イッチ２７を介して電源２８に接続されている荷台前端
位置検出スイッチ２４は、常閉側端子が荷台前進ソレノ
イド１５、常開側端子がアーム伏せソレノイド１３に接
続されている。
【００１８】この荷台傾斜移動装置では、車両の積込み
積卸し作業時に積込み対象の車両が通常の車高の車両か
低車高の車両かによって、荷台６の傾斜を傾斜選択スイ
ッチ２５によって選択する。通常の車高の車両の積込み
積卸し作業を行う場合には、傾斜選択スイッチ２５で急
傾斜側を選択し、荷台後退スイッチ２６をonにする。す
るとアーム起きソレノイド１２が励磁され、傾動用シリ
ンダ９が伸長してアーム１０がアーム支点１１を中心と
して図上反時計方向に回動して起立し、荷台６をガイド
ステー４と共に傾動させる。
積卸し作業時に積込み対象の車両が通常の車高の車両か
低車高の車両かによって、荷台６の傾斜を傾斜選択スイ
ッチ２５によって選択する。通常の車高の車両の積込み
積卸し作業を行う場合には、傾斜選択スイッチ２５で急
傾斜側を選択し、荷台後退スイッチ２６をonにする。す
るとアーム起きソレノイド１２が励磁され、傾動用シリ
ンダ９が伸長してアーム１０がアーム支点１１を中心と
して図上反時計方向に回動して起立し、荷台６をガイド
ステー４と共に傾動させる。
【００１９】図３に示すように、ガイドステー４が通常
の車高の車両を狭い作業スペースで積込むのに適当な急
傾斜に達する、アーム１０が急傾斜検出スイッチ２０と
当接して急傾斜検出スイッチ２０が切り換えられる。従
って、アーム起きソレノイド１２への通電が遮断され、
荷台後退ソレノイド１４が励磁されるので、アーム１０
の起立が停止され、移動用シリンダが伸長して荷台が後
退を開始する。
の車高の車両を狭い作業スペースで積込むのに適当な急
傾斜に達する、アーム１０が急傾斜検出スイッチ２０と
当接して急傾斜検出スイッチ２０が切り換えられる。従
って、アーム起きソレノイド１２への通電が遮断され、
荷台後退ソレノイド１４が励磁されるので、アーム１０
の起立が停止され、移動用シリンダが伸長して荷台が後
退を開始する。
【００２０】図４に示すように、荷台６が後退して急傾
斜状態における所定の荷台６の後端位置に達すると、荷
台位置検出用ストライカ２２が荷台後端位置検出スイッ
チ２３と当接して荷台後端位置検出スイッチ２３を切り
換えるので、荷台後退ソレノイド１４への通電が遮断さ
れ、荷台６が停止する。そこで、後煽り８を倒して車両
の積込み積卸し作業を行う。
斜状態における所定の荷台６の後端位置に達すると、荷
台位置検出用ストライカ２２が荷台後端位置検出スイッ
チ２３と当接して荷台後端位置検出スイッチ２３を切り
換えるので、荷台後退ソレノイド１４への通電が遮断さ
れ、荷台６が停止する。そこで、後煽り８を倒して車両
の積込み積卸し作業を行う。
【００２１】低車高の車両の積込み積卸し作業を行う場
合には、傾斜選択スイッチ２５で緩傾斜側を選択し、荷
台後退スイッチ２６をonにする。するとアーム起きソレ
ノイド１２が励磁され、傾動用シリンダ９が伸長してア
ーム１０がアーム支点１１を中心として図上反時計方向
に回動して起立し、荷台６をガイドステー４と共に傾動
させる。
合には、傾斜選択スイッチ２５で緩傾斜側を選択し、荷
台後退スイッチ２６をonにする。するとアーム起きソレ
ノイド１２が励磁され、傾動用シリンダ９が伸長してア
ーム１０がアーム支点１１を中心として図上反時計方向
に回動して起立し、荷台６をガイドステー４と共に傾動
させる。
【００２２】図５に示すように、ガイドステー４が低車
高の車両を積込むのに適当な緩傾斜に達するとアーム１
０が緩傾斜検出スイッチ２１と当接して緩傾斜検出スイ
ッチ２１が切り換えられる。従って、アーム起きソレノ
イド１２への通電が遮断され、荷台後退ソレノイド１４
が励磁されるので、アーム１０の起立が停止され、移動
用シリンダが伸長して荷台が後退を開始する。
高の車両を積込むのに適当な緩傾斜に達するとアーム１
０が緩傾斜検出スイッチ２１と当接して緩傾斜検出スイ
ッチ２１が切り換えられる。従って、アーム起きソレノ
イド１２への通電が遮断され、荷台後退ソレノイド１４
が励磁されるので、アーム１０の起立が停止され、移動
用シリンダが伸長して荷台が後退を開始する。
【００２３】荷台６が後退して急傾斜状態における所定
の荷台６の後端位置に達すると、荷台位置検出用ストラ
イカ２２が荷台後端位置検出スイッチ２３と当接して荷
台後端位置検出スイッチ２３を切り換えるが、荷台後退
ソレノイド１４への通電は遮断されず、図６に示すよう
に、移動用シリンダがストロークエンドまで伸長したと
ころで荷台６が停止する。そこで、後煽り８を倒して車
両の積込み積卸し作業を行う。
の荷台６の後端位置に達すると、荷台位置検出用ストラ
イカ２２が荷台後端位置検出スイッチ２３と当接して荷
台後端位置検出スイッチ２３を切り換えるが、荷台後退
ソレノイド１４への通電は遮断されず、図６に示すよう
に、移動用シリンダがストロークエンドまで伸長したと
ころで荷台６が停止する。そこで、後煽り８を倒して車
両の積込み積卸し作業を行う。
【００２４】荷台６を格納させる場合には、荷台前進ス
イッチ２７をonにする。すると荷台前進ソレノイド１５
が励磁されるので、移動用シリンダが縮小して荷台６が
前進する。荷台６が前端位置に達すると荷台位置検出用
ストライカ２２が荷台前端位置検出スイッチ２４当接し
て荷台前端位置検出スイッチ２４が切り換えられる。従
って、荷台前進ソレノイド１５への通電が遮断され、ア
ーム伏せソレノイド１３が励磁されるので、荷台６の前
進が停止され、傾動用シリンダ９が縮小してアーム１０
が倒伏し、図１の状態に戻る。
イッチ２７をonにする。すると荷台前進ソレノイド１５
が励磁されるので、移動用シリンダが縮小して荷台６が
前進する。荷台６が前端位置に達すると荷台位置検出用
ストライカ２２が荷台前端位置検出スイッチ２４当接し
て荷台前端位置検出スイッチ２４が切り換えられる。従
って、荷台前進ソレノイド１５への通電が遮断され、ア
ーム伏せソレノイド１３が励磁されるので、荷台６の前
進が停止され、傾動用シリンダ９が縮小してアーム１０
が倒伏し、図１の状態に戻る。
【００２５】このように、車両等の積込み積卸し時に予
め荷台６の傾斜を設定した後、荷台６を後方へ移動させ
るので、急傾斜を選択すれば通常の車高の車両を狭い作
業スペースで積込むことができ、緩傾斜を選択すれば低
車高の車両を積込むことが可能となる。荷台６の傾斜を
小さくするために荷台後端に接地ローラを設けて移動さ
せる必要はなく、溝や凹凸や段差等により接地ローラの
転動が阻害されて低車高の車両の積込み作業ができなく
なるような事態は生じない。
め荷台６の傾斜を設定した後、荷台６を後方へ移動させ
るので、急傾斜を選択すれば通常の車高の車両を狭い作
業スペースで積込むことができ、緩傾斜を選択すれば低
車高の車両を積込むことが可能となる。荷台６の傾斜を
小さくするために荷台後端に接地ローラを設けて移動さ
せる必要はなく、溝や凹凸や段差等により接地ローラの
転動が阻害されて低車高の車両の積込み作業ができなく
なるような事態は生じない。
【００２６】
【発明の効果】本発明の荷台傾斜移動装置は、車両等の
積込み積卸し時の荷台の傾斜が選択可能で、通常の車高
の車両を狭い作業スペースで積込むことができ、荷台の
傾斜を小さくすることにより低車高の車両を積込むこと
も可能である。荷台の傾斜を小さくするために荷台後端
に接地ローラを設けて移動させる必要はなく、溝や凹凸
や段差等により接地ローラの転動が阻害されて低車高の
車両の積込み作業ができなくなるような事態は生じな
い。
積込み積卸し時の荷台の傾斜が選択可能で、通常の車高
の車両を狭い作業スペースで積込むことができ、荷台の
傾斜を小さくすることにより低車高の車両を積込むこと
も可能である。荷台の傾斜を小さくするために荷台後端
に接地ローラを設けて移動させる必要はなく、溝や凹凸
や段差等により接地ローラの転動が阻害されて低車高の
車両の積込み作業ができなくなるような事態は生じな
い。
【図１】本発明の実施の一形態である荷台傾斜移動装置
を備えた貨物自動車の側面図である。
を備えた貨物自動車の側面図である。
【図２】荷台傾斜移動装置の制御回路図である。
【図３】大きい傾斜を選択した場合の荷台傾斜移動装置
の作動の説明図である。
の作動の説明図である。
【図４】大きい傾斜を選択した場合の荷台傾斜移動装置
の作動の説明図である。
の作動の説明図である。
【図５】小さい傾斜を選択した場合の荷台傾斜移動装置
の作動の説明図である。
の作動の説明図である。
【図６】小さい傾斜を選択した場合の荷台傾斜移動装置
の作動の説明図である。
の作動の説明図である。
１ 貨物自動車 ２ シャーシフレーム ３ 支軸 ４ ガイドステー ５ レール ６ 荷台 ７ 支持脚 ８ 後煽り ９ 傾動用シリンダ １０ アーム １１ アーム支点 １２ アーム起きソレノイド １３ アーム伏せソレノイド １４ 荷台後退ソレノイド １５ 荷台前進ソレノイド ２０ 急傾斜検出スイッチ ２１ 緩傾斜検出スイッチ ２２ 荷台位置検出用ストライカ ２３ 荷台後端位置検出スイッチ ２４ 荷台前端位置検出スイッチ ２５ 傾斜選択スイッチ ２６ 荷台後退スイッチ ２７ 荷台前進スイッチ ２８ 電源
Claims (1)
- 【請求項１】 シャーシフレームの後部に支軸で傾動可
能に支持されたガイドステーと、ガイドステー上に前後
移動可能に支持された荷台と、荷台をガイドステーと共
に傾動させる傾動手段と、荷台をガイドステーに沿って
前後移動させる移動手段とを備えた貨物自動車におい
て、 積込み積卸し作業時に荷台の傾斜を選択して傾動させる
傾斜選択手段と、荷台が選択された傾斜に達すると傾動
を停止して荷台を後方へ移動させるよう切換える傾斜移
動切換手段とを設けたことを特徴とする荷台傾斜移動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000233999A JP2002046523A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 荷台傾斜移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000233999A JP2002046523A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 荷台傾斜移動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002046523A true JP2002046523A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18726442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000233999A Pending JP2002046523A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 荷台傾斜移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002046523A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006133489A1 (en) * | 2005-06-14 | 2006-12-21 | Tilta Industries Pty Ltd | Improvements to load carrying vehicles |
| JP2007083758A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Tadano Ltd | 車輌運搬車 |
| JP2011131757A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Tadano Ltd | 荷台移動式運搬車における荷台接地状態報知装置 |
| JP2015123955A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | 株式会社タダノ | 車両運搬車の操作装置 |
| JP2020055438A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | 極東開発工業株式会社 | 運搬車両 |
-
2000
- 2000-08-02 JP JP2000233999A patent/JP2002046523A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2006133489A1 (en) * | 2005-06-14 | 2006-12-21 | Tilta Industries Pty Ltd | Improvements to load carrying vehicles |
| US7967544B2 (en) | 2005-06-14 | 2011-06-28 | Anthony Hall | Load carrying vehicles |
| JP2007083758A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Tadano Ltd | 車輌運搬車 |
| JP2011131757A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Tadano Ltd | 荷台移動式運搬車における荷台接地状態報知装置 |
| JP2015123955A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | 株式会社タダノ | 車両運搬車の操作装置 |
| JP2020055438A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | 極東開発工業株式会社 | 運搬車両 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070605 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090812 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090818 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091215 |