JP2002046047A - 研磨工具およびこの研磨工具を用いた研磨装置 - Google Patents

研磨工具およびこの研磨工具を用いた研磨装置

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JP2002046047A JP2000234268A JP2000234268A JP2002046047A JP 2002046047 A JP2002046047 A JP 2002046047A JP 2000234268 A JP2000234268 A JP 2000234268A JP 2000234268 A JP2000234268 A JP 2000234268A JP 2002046047 A JP2002046047 A JP 2002046047A
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カッターマークの効率的な除去および被加工
物の表面の形状精度が高い研磨加工が可能であり、かつ
ポリッシャの走査による研磨痕が生じることのない研磨
工具およびこの研磨工具を用いた研磨装置を提供する。 【解決手段】 被加工物2の表面2aを研磨する研磨工
具37において、被加工物2の表面2aに当接する回転
可能な第1ポリッシャ38と、第1ポリッシャ38の周
囲に配設され第1ポリッシャ38が当接する被加工物2
の表面2aの周囲に当接する回転可能な略筒状の第2ポ
リッシャ43とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ、レンズ成
形型などの表面を高精度に研磨加工する研磨装置に係わ
り、詳しくは表面が回転軸対称曲面であるワークを研磨
加工する研磨工具とこの研磨工具を用いた研磨装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に曲面を有するワークを研磨
加工する研磨装置は、図6に示すような研磨装置(従来
技術1)が広く知られている。図6において、ワーク1
01は、皿102に貼付され、図示を省略したワーク軸
の軸心mを中心として回転している。ワーク101の表
面101aは、通常非球面などの光学機能面に仕上げら
れる。ワーク101の上方には、NC制御などにより変
曲面を形成する軌跡を辿る研磨ヘッド106が配設され
ている。研磨ヘッド106の下端には、球状の研磨ツー
ル103を回転自在に保持する回転軸104と、この回
転軸104を回転および加圧する回転加圧装置105と
が装備されている。研磨ツール103が、ワーク101
の表面101aに微小面積で接触し、変曲面を形成する
軌跡を辿りながら、研磨加工を行うものである。
【0003】一方、「研磨工具保持装置および該研磨工
具保持装置を備えた研磨ヘッド」として、特許2938
593号公報(登録日平成11年6月11日)所載の技
術(従来技術2)が開示されている。図7を用いてこの
従来技術2の研磨工具保持装置を説明する。図7におい
て、この研磨工具保持装置は、凸球面201を有する工
具保持部202と、凹球面203を有し加工力を伝達す
る工具支持部204と、凸球面201と凹球面203と
の間に挟まれた少なくとも3個の球体205と、工具保
持部202により保持される研磨工具206とを有して
いる。工具保持部202は、工具保持部202に設けら
れた磁石207により、工具支持部204側に吸引され
ており、また、工具保持部202と工具支持部204と
は、可撓性部材208により連結され、可撓性部材20
8により、工具保持部202と工具支持部204との間
に密閉空間が形成されている。
【0004】工具保持部202の凸球面201の中心点
および工具支持部204の凹球面203の中心点は、工
具保持部202に保持される研磨工具206のポリッシ
ャ209の中心点Oに一致している。また、研磨工具2
06は、磁石207により工具保持部202に吸引され
ている。上記構成の研磨工具保持装置では、回転軸21
0が回転すると、板バネ211を介して工具支持部20
4が回転し、この工具支持部204に吸着される工具保
持部202の回転により研磨工具206が回転して、研
磨加工を行うものである。
【0005】さらに、「研磨装置」として、特開平10
−315110号公報所載の技術(従来技術3)が開示
されている。図8を用いてこの従来技術3を説明する。
図8において、回転軸307は、円筒状のカラー308
を介してベアリング309、310により回転自在に上
下方向に保持されている。カラー308と回転軸307
とは、キー307Aによって回転方向へは一体で回転
し、上下方向へはスライド可能に構成されている。この
回転軸307は、プーリ311、ベルト314、プーリ
313およびモータ312に連動しており、所定の回転
数で回転駆動される。また、回転軸307の上方にはエ
アシリンダ315が配設され、その加圧軸315aに固
定されたカップリング316の下面が、スラストベアリ
ング317を介して当接し、加圧力を伝達するように構
成されている。
【0006】回転軸307の下端には、弾性を有するポ
リウレタンシートからなる円盤状のポリッシャ318
が、その裏面中央位置に取着されており、回転軸307
の回転に伴って回転する。回転軸307上のポリッシャ
318の直上には、円筒状のスライド部材319が、回
転軸307に沿って上下動自在に嵌装されている。スラ
イド部材319の下部外周319aとポリッシャ318
の裏面外周318aとは、弾性変形するポリッシャ変形
部材である複数の板バネ320により連結されている。
また、スライド部材319の上端は、スラストベアリン
グ321を介して、上下方向に移動自在なL字状の押圧
部材323の停止位置に従って押圧されるようになって
いる。この押圧部材323は、圧力機構としてのリニア
アクチュエータ322のスライダ322bに取着され、
図示しないボールネジおよびDCサーボモータ322a
によって上下方向に駆動され、位置制御されている。こ
うした構成で、ポリッシャ318によって、ワーク30
4に研磨圧力を作用させるとともに、ワーク304の表
面304aの凹凸形状の高低差によって、押圧部材32
3をリニアアクチュエータ322により位置決めして、
ポリッシャ318をワーク304の表面304aに常に
密着させて、研磨加工するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来技
術にはつぎのような問題点があった。すなわち、従来技
術1においては、研磨ツール103がワーク101の加
工面101aに微小面積で接触することが前提となるた
め、研磨効率が非常に悪く、多大の研磨時間を要する。
また、研磨ツール103が微小面積で接触するため、カ
ッターマーク(前工程の挽目)として見える加工面10
1aの微小凸部に研磨ツール103を選択的に接触させ
て除去する作業が困難であり、カッターマークの効率的
な除去が難しいという問題があった。また、研磨ツール
103の走査による新たな研磨痕が生ずるという問題も
発生する。
【0008】つぎに、従来技術2においては、研磨加工
の凹凸形状に対し、工具保持部202の凸球面部20
1、工具支持部204の凹球面部203および球体20
5によって、ポリッシャ209が面接触に近い状態で姿
勢保持できるが、研磨加工面の状態によっては、面接触
が不完全になる場合もある。また、ポリッシャ209の
接触面積が大きいため、接触部の周速において周速分布
が生じてしまい、接触面積内の研磨除去量の差により、
ワークの形状精度を損ねるという問題がある。
【0009】さらに、従来技術3においては、研磨加工
面であるワーク304の表面304aに対してポリッシ
ャ318の接触状態を一定にすることが可能ではある
が、ポリッシャ318の接触面積が大きくなるととも
に、従来技術2と同様に、ポリッシャ318の接触面積
内の周速分布による研磨除去量の差が生じ、研磨加工に
よる形状精度を劣化させるという問題がある。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1、2または3に係る発明の課題
は、カッターマークの効率的な除去および被加工物の表
面の形状精度が高い研磨加工が可能であり、かつポリッ
シャの走査による研磨痕が生じることのない研磨工具お
よびこの研磨工具を用いた研磨装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1または2に係る発明は、被加工物の表面を
研磨する研磨工具において、被加工物の表面に当接する
回転可能な第1ポリッシャと、該第1ポリッシャの周囲
に配設され前記第1ポリッシャが当接する被加工物の表
面の周囲に当接する回転可能な略筒状の第2ポリッシャ
とを具備する。
【0012】請求項3に係る発明は、被加工物の表面を
研磨する研磨装置において、被加工物の表面に当接する
回転可能な第1ポリッシャおよび該第1ポリッシャの周
囲に配設され前記第1ポリッシャが当接する被加工物の
表面の周囲に当接する回転可能な略筒状の第2ポリッシ
ャを有する研磨工具と、該研磨工具を回転させる回転手
段と、前記研磨工具を被加工物の表面に向かって加圧さ
せるように前記研磨工具を回転軸方向に移動させる移動
手段とを具備する。
【0013】請求項1または2に係る発明の研磨工具で
は、第1ポリッシャが、回転しながら被加工物の表面に
当接し、第1ポリッシャの周囲に配設された第2ポリッ
シャが回転しながら、第1ポリッシャが当接する被加工
物の表面の周囲に当接しつつ研磨加工を行う。
【0014】請求項2に係る発明の研磨工具では、上記
作用に加え、第2ポリッシャは、第1ポリッシャの材質
よりも弾性率の低い材質で構成されていることにより、
被加工物の表面形状に対応して撓みつつ研磨加工を行
う。
【0015】請求項3に係る発明の研磨装置では、研磨
手段が研磨工具を回転させ、移動手段が研磨工具を被加
工物の表面に向かって加圧させるように研磨工具を回転
軸方向に移動させ、第1ポリッシャが、回転しながら被
加工物の表面に当接し、第1ポリッシャの周囲に配設さ
れた第2ポリッシャが、回転しながら第1ポリッシャが
当接する被加工物の表面の周囲に当接しつつ研磨加工を
行う。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、具体的な実施の形態につい
て説明する。
【0017】(実施の形態1)図1および図2は実施の
形態1を示し、図1は研磨装置の斜視図、図2はポリッ
シャユニットおよび研磨工具の縦断面図である。図1に
おいて、研磨装置は、支持定盤1上に配設され被加工物
(以下、ワークと称する)2に後述する所定の運動を行
わせるための加工物駆動部3と、ワーク2の表面として
の加工面2aを回転軸対称曲面に研磨するポリッシャユ
ニット部4と、支持定盤1上に配設されポリッシャユニ
ット部4を支持するとともにポリッシャユニット部4を
上下方向(図1の矢印Z軸方向)に移動させるための移
動手段としてのZ軸機構部5とを有している。
【0018】まず、加工物駆動部3について説明する。
図1において、加工物駆動部3は、ワーク2を水平方向
(図1の矢印X軸方向)に往復移動させるためのX軸機
構部6と、X軸機構部6上に載置されワーク2をX軸と
Z軸とに直交する図1におけるo軸を中心として矢印θ
方向に旋回または揺動させるためのθ軸機構部8とを有
している。
【0019】つぎに、X軸機構部6の詳細を説明する。
支持定盤1上には、X軸方向に平行な2本のガイドレー
ル9a、9bを有するX軸ベース板9が固定されてい
る。このX軸ベース板9上には、X軸テーブル10が2
本のガイドレール9a、9bに案内されて矢印X軸方向
に往復移動自在に装着されている。2本のガイドレール
9a、9bの間には、これと平行にボールネジ11が回
転自在に軸支されている。このボールネジ11は、X軸
テーブル10の下面に設けられている図示しないボール
ナットに螺合し、その一端がX軸ベース板9の右側面に
取着されたモータ12の出力軸と接続されている。そし
て、ボールネジ11がモータ12の駆動により正転、逆
転することにより、X軸テーブル10が矢印X軸方向に
往復移動され、所定の位置で位置決めされる。
【0020】つぎに、θ軸機構部8の詳細を説明する。
L字状のL字基台13は、X軸テーブル10上に固定さ
れており、L字状の立ち上がり側面の内側である前面8
aにエンコーダを内蔵したモータ14が取付けられてい
る。このモータ14の前面には、L字基台13よりも小
さいL字状のワークスピンドル固定板15が取付けられ
ている。ワークスピンドル固定板15上には、ワークス
ピンドル7が取付けられている。このワークスピンドル
7には、ワーク2の回転中心軸mを中心として回転する
ワーク保持具17が回転可能に保持されている。そし
て、ワークスピンドル7の下方には、モータ18が接続
されており、このモータ18によってワーク保持具17
が回転される。
【0021】また、ワークスピンドル固定板15は、モ
ータ14によってX軸とZ軸とに直交する図1における
o軸を中心として、所定の揺動角度の範囲でθ方向に揺
動可能となっている。すなわち、ワークスピンドル固定
板15が旋回したときに、ワーク2の回転中心軸mがo
軸に対して常に垂直となるように構成されている。さら
に、ワークスピンドル固定板15が揺動したときに、ワ
ーク2の回転中心軸mとo軸との交点が常にワーク2の
加工面2aの面頂位置2oになるように設定されてい
る。ワーク保持具17は、図示しない開閉自在な保持チ
ャックによって、加工面2aが上を向けたワーク2を着
脱できるようになっている。
【0022】つぎに、Z軸機構部5の詳細を説明する。
Z軸機構部5は、X軸機構部6の後方で支持定盤1上に
立設された支柱19の上方側面である前面19aに設け
られている。支柱19の前面19aには、平行な2本の
ガイドレール20a、20bを有するZ軸ベース板20
が固定されている。このZ軸ベース板20の前面には、
Z軸テーブル21が2本のガイドレール20a、20b
に案内されて矢印Z軸方向に往復移動自在に装着されて
いる。2本のガイドレール20a、20bの間には、各
ガイドレール20a、20bと平行にボールネジ22が
回転自在に軸支されている。このボールネジ22は、Z
軸テーブル21の後面に設けられた図示しないボールナ
ットに螺合し、その一端がZ軸ベース板20の上面に取
着されたモータ23の出力軸と接続されている。そし
て、ボールネジ22がモータ23の駆動により正転、逆
転することにより、Z軸テーブル21が矢印Z軸方向に
往復移動され、所定の位置で位置決めされる。
【0023】つぎに、ポリッシャユニット部4の詳細を
説明する。ポリッシャユニット部4は、取付け板24を
介してワーク2の加工面2aの上方に位置するように、
Z軸テーブル21に固定されている。図2に示すよう
に、ポリッシャユニット部4の回転軸25は、円筒状の
カラー26を介して、フレーム30に取着されたベアリ
ング27、28に回転可能に支持されている。回転軸2
5には、その外周面の中央部に、回転中心軸mに対して
直交する方向に突出したキー25Aが、回転軸25の長
手方向(中心軸m方向)に延出して埋設されている。ま
た、回転軸25には、その外周面の上部に回転中心軸m
に対して直交する方向に突出した上フランジ部25Bが
設けられ、外周面の下部に回転中心軸mに対して直交す
る方向に突出した下フランジ部25Cが設けられてい
る。
【0024】回転軸25のキー25Aは、円筒状のカラ
ー26の内面に、回転中心軸m方向に延出して設けられ
た溝部に嵌合している。これにより、回転軸25は、カ
ラー26と一体的に回転可能であるとともに、カラー2
6と別体で回転中心軸m方向にスライド可能となってい
る。カラー26の外周面の中央部および下部は、ベアリ
ング27、28にそれぞれ回転可能に支持されている。
また、回転軸25の上フランジ部25Bの直下であっ
て、カラー26の外周面の上部には、プーリ29が取着
されている。このプーリ29は、フレーム30に固定さ
れた回転手段としてのモータ31のプーリ32とベルト
33により連動している。従って、モータ31からの回
転駆動力は、プーリ32、ベルト33、プーリ29およ
びカラー26を介して回転軸25に伝達され、回転軸2
5が所定の回転数で回転駆動される。
【0025】一方、回転軸25の上方には、加圧手段と
してのエアシリンダ34が配設されている。このエアシ
リンダ34の加圧軸34aには、筐状のカップリング3
5が固定されており、カップリング35の下面がスラス
トベアリング36を介して回転軸25の上フランジ部2
5Bの上面に当接している。従って、エアシリンダ34
からの加圧力は、カップリング35およびスラストベア
リング36を介して回転軸25に伝達される。
【0026】回転軸25の下端には、研磨工具37が取
付けられている。この研磨工具37の詳細を説明する。
回転軸25の下端には、回転中心軸mと偏心量δ(0.
1〜1mmが望ましい)だけ偏心させた軸38aが取付
けられており、この軸38aに弾性を有する材質(本実
施の形態ではポリウレタンを用いる)からなる球状の第
1ポリッシャ38が着脱自在に取付けられている。この
ように、回転軸25の回転中心軸mと第1ポリッシャ3
8の中心とが偏心量δだけ偏心しているため、第1ポリ
ッシャ38の偏心運動によって微小面積での研磨作用が
ワーク2の加工面2aに対して生ずることになる。
【0027】回転軸25の下フランジ部25Cの下面に
は、蛇腹状の可撓性部材39を介して第1保持部材とし
ての工具保持部材40が取付けられている。この工具保
持部材40は、回転軸25が回転可能に挿通できるよう
に中空形状をなしており、その内径部40bと回転軸2
5との間には隙間が設けられている。工具保持部材40
の下面は、凹球面形状の凹球面部40aであり、後述す
る第2ポリッシャ43を収納する収納部となっている。
工具保持部材40の凹球面部40aには、3個以上の球
体42を介して略円筒状の第2保持部材としての工具支
持部材41が支持されている。工具支持部材41の上端
面には、略円筒状の磁石44が固着されており、この磁
石44と工具保持部材40の凹球面部40aとの間で磁
力を発生させている。
【0028】一方、工具支持部材41の下端面には、第
1ポリッシャ38よりも弾性率の低い材質(本実施の形
態では発泡率の高いポリウレタンを用いる)からなる略
円筒状の第2ポリッシャ43が固持されている。第2ポ
リッシャ43の研磨作用面43aは平面状に形成されて
いる。第2ポリッシャ43、工具支持部材41および磁
石44には、それぞれ貫通孔43b、41a、44aが
形成され、回転している第1ポリッシャ38と干渉しな
いようになっている。すなわち、第1ポリッシャ38が
回転したときに、常に第2ポリッシャ43、工具支持部
材41および磁石44に接触しないようになっている。
なお、上述した、X軸機構部6、θ軸機構部8、Z軸機
構部5、エアシリンダ34等は、図示しない制御手段と
してのコントローラによってNC制御される。
【0029】つぎに、上記構成の研磨工具および研磨装
置を用いたワークの研磨方法について説明する。まず、
図1に示すように、ワーク保持具17に保持されたワー
ク2を、X軸機構部6によって矢印X軸方向に移動さ
せ、その加工面2aが研磨工具37と対向した時点で停
止させる。つぎに、図2に示すように、研磨工具37の
第1ポリッシャ38をワーク2の研磨加工開始点に接触
できるように、ワーク2を図1に示すθ軸機構部8によ
って矢印θ方向に旋回させる。このとき、図2に示すよ
うに、回転軸25の回転中心軸mは、ワーク2の加工面
2aの法線方向に向いている。つぎに、研磨工具37
を、図1に示すZ軸機構部5によって矢印Z軸方向に下
降させ、ワーク2の加工面2aに接近した状態で停止さ
せる。その後、図2に示すように、研磨工具37を、エ
アシリンダ34によって下方に加圧し、第1ポリッシャ
38と第2ポリッシャ43とをワーク2の加工面2aに
所定の研磨圧力で接触させる。
【0030】このとき、第2ポリッシャ43は、ワーク
2の加工面2aに凹凸形状の高低差があっても、第1ポ
リッシャ38よりも弾性率の低い材質で構成されている
ので、研磨圧力および研磨工具の自重によって弾性変形
し、ワーク2の加工面2aと容易に密着状態となる。そ
の後、回転軸25を回転させて、第1ポリッシャ38を
回転させるとともに、ワーク2を回転軸中心mを中心と
して回転させる。第1ポリッシャ38は、回転軸25の
回転中心軸mからの偏心量δの半径を持つ回転運動によ
って微小面積に対して研磨が行われる。また、第2ポリ
ッシャ43は、第1ポリッシャ38の回転力が、工具保
持部材40、球体42および工具支持部材41を介して
適当に伝達され、第1ポリッシャ38とワーク2との接
触箇所の周囲の研磨が行われる。
【0031】このとき、第2ポリッシャ43は、第1ポ
リッシャ38よりも弾性率が低い材質で構成されている
ので、第1ポリッシャ38の研磨量を減少させることは
ない。また、工具保持部材40の凹球面部40aと工具
支持部材41との間に介在している3個以上の球体42
によって、ワーク2の加工面2aの形状変化に伴い、第
2ポリッシャ43の姿勢が追従する。このように、第1
ポリッシャ38と第2ポリッシャ43をワーク2の加工
面2aに当接させた後、第1ポリッシャ38、第2ポリ
ッシャ43およびワーク2を回転させつつ、X軸機構部
6、θ軸機構部8およびZ軸機構部5を同時に制御す
る。そして、第1ポリッシャ38に対してワーク2の加
工面2aを所定の曲面形状の断面に沿って移動させ、移
動速度を変化させて第1ポリッシャ38の研磨量を制御
することにより、ワーク2の加工面2aを所望の形状の
曲面に研磨する。
【0032】本実施の形態によれば、研磨工具37を構
成する第1ポリッシャ38と第2ポリッシャ43とをワ
ーク2の加工面2aに作用させながら研磨する際、第1
ポリッシャ38による形状創成作用と、第2ポリッシャ
43の研磨作用面43aへの密着による加工面2aの平
滑作用とにより、カッターマークの効果的な除去および
ワーク2の加工面2aの形状精度が高い研磨加工をする
ことができる。また、第1ポリッシャ38により発生す
る研磨痕の除去が第2ポリッシャ43によって同時に行
われるため、研磨痕のない研磨面を能率的に得ることが
できる。
【0033】(実施の形態2)図3は実施の形態2を示
し、ポリッシャユニットおよび研磨工具の縦断面図であ
る。本実施の形態は、ポリッシャユニットと研磨工具と
の連結手段が実施の形態1と異なり、他の部分は実施の
形態1と同一のため、異なる部分のみ示し、同一部分の
図と説明を省略する。図3においても、同一の部材に
は、同一の符号を付し説明を省略する。
【0034】図3において、回転軸25の下部外周に、
工具保持部材40Aを、実施の形態1の可撓性部材39
に替えて、ベアリング45によって固持している。従っ
て、工具保持部材40Aすなわち研磨工具37Aは、ポ
リッシャユニット4Aの回転軸25に一体化され、共に
上下動自在に構成されている。その他の構成は実施の形
態1と同様である。
【0035】上記構成の研磨装置を用いた研磨方法を説
明する。実施の形態1と同様に、図2に示すように、加
工物2の研磨開始点において、ワーク2の加工面2aの
法線方向を向くように、X軸機構部6、θ軸機構部8お
よびZ軸機構部5により位置決めさせる。つぎに、図3
に示すように、エアーシリンダ34の加圧軸34aによ
り、回転軸25の下端に取着されている研磨工具37A
をワーク2の加工面2a(図2参照)に当接させて、所
定の研磨圧力を作用させる。この時、工具保持部材40
Aは、回転軸25にベアリング45により固持されてい
るため、第1ポリッシャ38と同一の研磨圧力が作用す
る。この研磨圧力は、球体42を介して工具支持部材4
1に作用し、第2ポリッシャ部43の弾性体である研磨
面43aとの接触部を弾性変形させ、密着させる。この
時、第2ポリッシャ43の材質は、実施の形態1と同
様、第1ポリッシャ38より弾性率の低い材質であるた
め、容易に変形する。また、第2ポリッシャ43の姿勢
制御も実施の形態1と同様の作用が可能である。
【0036】本実施の形態によれば、実施の形態1と同
様の効果に加え、第2ポリッシャ43への研磨圧力を大
きくすることが可能となるため、実施の形態1より効率
的な研磨加工が可能となる。
【0037】(実施の形態3)図4および図5は実施の
形態3を示し、図4はポリッシャユニットおよび研磨工
具の縦断面図、図5はポリッシャユニットおよび他の研
磨工具の縦断面図である。本実施の形態は、実施の形態
1と研磨工具のみが異なり、他の部分は実施の形態1と
同一のため、異なる部分のみ説明し、同一部分の図と説
明を省略する。また、図4および図5においても、同一
の部材には、同一の符号を付し説明を省略する。
【0038】図4において、研磨工具37Bの第2ポリ
ッシャ43Aは、実施の形態1の第2ポリッシャ43の
研磨作用面43aが平面状であるのに替えて、研磨作用
面43bを一定の曲率半径を有する曲面状に形成してい
る。第2ポリッシャ43Aの他の部分の形状は実施の形
態1と同一である。また、研磨工具37Bのその他の部
材も、実施の形態1の研磨工具37の各部材と同一であ
る。
【0039】図5において、研磨工具37Cの第2ポリ
ッシャ43Bは、実施の形態1の第2ポリッシャ43の
研磨作用面43aが平面状で、かつ内外周の角は直角に
形成されているのに替えて、研磨作用面43aの内外周
の角に、R部43cを形成したものである。第2ポリッ
シャ43Bの他の部分の形状は実施の形態1と同一であ
る。また、研磨工具37Cのその他の部材も、実施の形
態1の研磨工具37の各部材と同一である。
【0040】つぎに、上記構成の研磨工具37B、37
Cを装備した研磨装置を用いた研磨方法を説明する。実
施の形態1と同様に、図2に示すように、加工物2の研
磨開始点において、ワーク2の加工面2aの法線方向を
向くように、X軸機構部6、θ軸機構部8およびZ軸機
構部5により位置決めさせる。つぎに、図4および図5
に示すように、エアーシリンダ34の加圧軸34aによ
り、回転軸25の下端に取着されている研磨工具37
B、37Cをワーク2の加工面2a(図2参照)に当接
させて、所定の研磨荷重を作用させる。この時、図4に
示すように、第2ポリッシャ43Aの一定の曲率半径を
有する曲面状の研磨作用面43b、または、図5に示す
ように、第2ポリッシャ43Bの研磨作用面43aの内
外周の角に設けたR部43cにより、滑らかに第2ポリ
ッシャ43A、43Bが弾性変形して、ワーク2の加工
面2aに密着する。また、第2ポリッシャ43A、43
Bの姿勢保持も実施の形態1と同様の作用が可能であ
る。
【0041】本実施の形態によれば、実施の形態1と同
様の効果に加え、第2ポリッシャの角のない研磨作用面
により、研磨荷重の過大作用によるキズ等の発生を防止
することができ、高品質の研磨面が得られる。
【0042】なお、上述の具体的な実施の形態から、つ
ぎのような構成の技術的思想が導き出される。 (付記) (1) 被加工物の表面を研磨する研磨工具において、
被加工物の表面に当接する回転可能な球状の第1ポリッ
シャと、該第1ポリッシャの周囲に隙間をあけて配設さ
れ前記第1ポリッシャが当接する被加工物の表面の周囲
に当接する回転可能な略筒状の第2ポリッシャとを具備
することを特徴とする研磨工具。
【0043】付記(1)によれば、第1ポリッシャが、
回転しながら被加工物の表面に当接し、第1ポリッシャ
の周囲に配設された第2ポリッシャが、回転しながら第
1ポリッシャが当接する被加工物の表面の周囲に当接し
つつ研磨加工を行うようにしたので、カッターマークの
効率的な除去および被加工物の表面の形状精度が高い研
磨加工が可能であり、かつポリッシャの走査による研磨
痕が生じることのない研磨面を得ることができる。
【0044】(2) 前記第2ポリッシャは、前記第1
ポリッシャの材質よりも弾性率の低い材質で構成されて
いることを特徴とする付記(1)記載の研磨工具。
【0045】付記(2)によれば、付記(1)の効果に
加え、第2ポリッシャが被加工物の表面形状に対応して
撓みつつ研磨加工を行うようにしたので、被加工物の表
面に容易に密着するとともに、第1ポリッシャの研磨量
を減少させることはない。
【0046】(3) 被加工物の表面を研磨する研磨装
置において、被加工物の表面に当接する回転可能な球状
の第1ポリッシャおよび該第1ポリッシャの周囲に隙間
をあけて配設され前記第1ポリッシャが当接する被加工
物の表面の周囲に当接する回転可能な略筒状の第2ポリ
ッシャを有する研磨工具と、前記第1ポリッシャを装着
する回転軸と、該回転軸を回転させる回転手段と、前記
研磨工具を被加工物の表面に向かって加圧させるように
前記回転軸を軸方向に移動させる移動手段とを具備する
ことを特徴とする研磨装置。
【0047】付記(3)によれば、研磨手段が研磨工具
を回転させ、移動手段が研磨工具を被加工物の表面に向
かって加圧させるように研磨工具を回転軸方向に移動さ
せ、第1ポリッシャが、回転しながら被加工物の表面に
当接し、第1ポリッシャの周囲に配設された第2ポリッ
シャが、回転しながら第1ポリッシャが当接する被加工
物の表面の周囲に当接しつつ研磨加工を行うようにした
ので、カッターマークの効率的な除去および被加工物の
表面の形状精度が高い研磨加工が可能であり、かつポリ
ッシャの走査による研磨痕が生じることのない研磨面を
得ることができる。
【0048】(4) 前記回転軸に取り付けられ前記第
1ポリッシャと第2ポリッシャとを収納する凹球面形状
の収納部を有する第1保持部材と、前記第2ポリッシャ
を保持する略筒状の第2保持部材と、前記第2ポリッシ
ャを第1保持部材に対して回転可能に支持するために前
記第1保持部材と前記第2保持部材との間に配設された
球体とをさらに具備することを特徴とする付記(3)記
載の研磨装置。
【0049】付記(4)によれば、付記(3)の効果に
加え、被加工物の表面の形状変化に伴って第2ポリッシ
ャの姿勢が追従するとともに、第1ポリッシャと第2ポ
リッシャとが互いに干渉することなく、円滑に作動させ
ることができる。
【0050】(5) 前記第2ポリッシャは、前記第1
ポリッシャの材質よりも弾性率の低い弾性体で構成され
ていることを特徴とする付記(3)または(4)記載の
研磨装置。
【0051】付記(5)によれば、付記(3)または
(4)の効果に加え、第2ポリッシャが被加工物の表面
形状に対応して撓みつつ研磨加工を行うようにしたの
で、被加工物の表面に容易に密着するとともに、第1ポ
リッシャの研磨量を減少させることはない。
【0052】(6) 前記第1ポリッシャは、前記回転
軸に対して偏心させて装着されたことを特徴とする付記
(3)、(4)または(5)記載の研磨装置。
【0053】付記(6)によれば、付記(3)、(4)
または(5)の効果に加え、回転軸に対して偏心してい
る第1ポリッシャは、偏心運動により微小面積の研磨作
用を被加工物の表面に与える。
【0054】(7) 前記第1保持部材は、可撓性部材
を介して前記回転軸に取付けられていることを特徴とす
る付記(4)、(5)または(6)記載の研磨装置。
【0055】付記(7)によれば、付記(4)、(5)
または(6)の効果に加え、第2ポリッシャの研磨荷重
を支持する第1保持部材が傾斜しても、可撓性部材が傾
斜を吸収し、研磨装置が円滑に作動する。
【0056】(8) 前記第1保持部材は、ベアリング
を介して前記回転軸に取付けられていることを特徴とす
る付記(4)、(5)または(6)記載の研磨装置。
【0057】付記(8)によれば、付記(4)、(5)
または(6)の効果に加え、第2ポリッシャへの研磨荷
重を大きくすることができ、より効率的な研磨加工が可
能となる。
【0058】
【発明の効果】請求項1または2に係る発明によれば、
第1ポリッシャが、回転しながら被加工物の表面に当接
し、第1ポリッシャの周囲に配設された第2ポリッシャ
が、回転しながら第1ポリッシャが当接する被加工物の
表面の周囲に当接しつつ研磨加工を行うようにしたの
で、カッターマークの効率的な除去および被加工物の表
面の形状精度が高い研磨加工が可能であり、かつポリッ
シャの走査による研磨痕が生じることのない研磨面を得
ることができる。
【0059】請求項2に係る発明によれば、上記効果に
加え、第2ポリッシャが被加工物の表面形状に対応して
撓みつつ研磨加工を行うようにしたので、被加工物の表
面に容易に密着するとともに、第1ポリッシャの研磨量
を減少させることはない。
【0060】請求項3に係る発明によれば、研磨手段が
研磨工具を回転させ、移動手段が研磨工具を被加工物の
表面に向かって加圧させるように研磨工具を回転軸方向
に移動させ、第1ポリッシャが、回転しながら被加工物
の表面に当接し、第1ポリッシャの周囲に配設された第
2ポリッシャが、回転しながら第1ポリッシャが当接す
る被加工物の表面の周囲に当接しつつ研磨加工を行うよ
うにしたので、カッターマークの効率的な除去および被
加工物の表面の形状精度が高い研磨加工が可能であり、
かつポリッシャの走査による研磨痕が生じることのない
研磨面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の研磨装置の斜視図である。
【図2】実施の形態1のポリッシャユニットおよび研磨
工具の縦断面図である。
【図3】実施の形態2のポリッシャユニットおよび研磨
工具の縦断面図である。
【図4】実施の形態3のポリッシャユニットおよび研磨
工具の縦断面図である。
【図5】実施の形態3のポリッシャユニットおよび他の
研磨工具の縦断面図である。
【図6】従来技術1の研磨装置の構成図である。
【図7】従来技術2の研磨工具保持装置の縦断面図であ
る。
【図8】従来技術3のポリッシャユニットおよび研磨工
具の縦断面図である。
【符号の説明】
2 ワーク 2a 加工面 37 研磨工具 38 第1ポリッシャ 43 第2ポリッシャ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の表面を研磨する研磨工具にお
    いて、 被加工物の表面に当接する回転可能な第1ポリッシャ
    と、該第1ポリッシャの周囲に配設され前記第1ポリッ
    シャが当接する被加工物の表面の周囲に当接する回転可
    能な略筒状の第2ポリッシャとを具備することを特徴と
    する研磨工具。
  2. 【請求項2】 前記第2ポリッシャは、前記第1ポリッ
    シャの材質よりも弾性率の低い材質で構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の研磨工具。
  3. 【請求項3】 被加工物の表面を研磨する研磨装置にお
    いて、 被加工物の表面に当接する回転可能な第1ポリッシャお
    よび該第1ポリッシャの周囲に配設され前記第1ポリッ
    シャが当接する被加工物の表面の周囲に当接する回転可
    能な略筒状の第2ポリッシャを有する研磨工具と、該研
    磨工具を回転させる回転手段と、前記研磨工具を被加工
    物の表面に向かって加圧させるように前記研磨工具を回
    転軸方向に移動させる移動手段とを具備することを特徴
    とする研磨装置。
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