JP2002045028A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2002045028A
JP2002045028A JP2000230652A JP2000230652A JP2002045028A JP 2002045028 A JP2002045028 A JP 2002045028A JP 2000230652 A JP2000230652 A JP 2000230652A JP 2000230652 A JP2000230652 A JP 2000230652A JP 2002045028 A JP2002045028 A JP 2002045028A
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JP
Japan
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glen tank
lid
grains
combine
opened
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000230652A
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English (en)
Inventor
Masami Osaki
正美 大崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JP2002045028A publication Critical patent/JP2002045028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風搬送によってオーガ排出時の脱ぷ又は汚
粒、損傷を防止するとともにグレンタンク内に貯留する
穀物を均平にできるようにしたコンバインを提供する。 【解決手段】 脱穀した穀物を貯留するグレンタンク4
と、該グレンタンク4より穀物を送風搬送により機外へ
排出するためのオーガ5を備え、グレンタンク4の上部
蓋に拡散ファン18を設ける。該蓋は開閉可能に構成
し、蓋を開くと拡散ファン18も一体的に開く。さら
に、蓋にグレンタンク内部確認用の透明窓を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀した穀物を貯
留するグレンタンクより穀物を送風搬送により機外へ排
出するコンバインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインは、刈取部で刈取った
穀稈を搬送しながら脱穀機に供給し、脱穀機で脱穀した
穀物はグレンタンクに貯留し、次いで貯留した穀物をオ
ーガにより機外へ排出するようにしている。ところで、
従来は、グレンタンクに貯留した穀物の機外への排出は
ラセン搬送によって行なっていたが、ラセン搬送で行な
うと、例えば大豆のような作物の場合は脱ぷ又は汚粒、
損傷が起こりやすいという問題があった。また、従来
は、グレンタンク内に脱穀した穀物が山状に貯留されて
表面が平らにならないため、本来のグレンタンク容量分
を貯留できないという問題があった。さらに、途中でグ
レンタンク内の貯留状況を確認できないという不都合も
生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、送風搬送によってオーガ排出時の脱ぷ又は汚粒、損
傷を防止するとともにグレンタンク内に貯留する穀物を
均平にできるようにしたコンバインを提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、グレンタンクの上部蓋
を開放できるようにしたコンバインを提供することにあ
る。さらに、本発明のその他の目的は、グレンタンク内
部を外から確認できるようにしたコンバインを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、コンバインにおける脱穀し
た穀物を貯留するグレンタンクと、該グレンタンクより
穀物を送風搬送により機外へ排出するためのオーガを備
えるとともに、前記グレンタンクの上部蓋に拡散ファン
を設けたコンバインである。。請求項2に係る発明は、
前記蓋を開閉可能に構成するとともに、前記蓋を開くと
前記拡散ファンも一体的に開くようにしたコンバインで
ある。請求項3に係る発明は、前記蓋にグレンタンク内
部確認用の透明窓を設けたコンバインである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係るコン
バインの全体側面図、図2はその背面側からみた図であ
る。本発明に係るコンバイン1は、コンバインのクロー
ラ2と、刈取部3と、刈取った穀稈を搬送しながら脱穀
部に供給するフィーダーケースと、脱穀部と、脱穀した
穀物を貯留するグレンタンク4と、貯留した穀物を機外
へ排出するオーガ5とを有している。
【0006】本発明に係るコンバイン1は、グレンタン
ク4に貯留した穀物を送風搬送(エア搬送)によって機
外へ排出するようにしている。すなわち、グレンタンク
4の底部4bは、穀粒が滑り落ちる角度(安息角)で形
成されており、その最下点の排出口4aに取付けたシャ
ッタ6によって排出量を規制している。そして、グレン
タンク4の排出口4aの下に臨む位置に設けた繰出しフ
ィーダ7は、複数枚の羽根板7aを水平方向の回転軸に
等角度間隔で取付けた回転体であり、モータ8の駆動に
よって反時計方向(図示矢印方向)に回転する。
【0007】一方、グレンタンク4の前部下方には送風
手段である風量型ファン(ブロア)9を配置しており、
その送風方向はグレンタンク4の後部側(図1の左側)
に向いている。該風量型ファン9は、グレンタンク4と
ボルト止めしてある構成フレーム11に取付けている。
したがって、風量型ファン9はグレンタンク4と一体的
に、さらに詳しくはグレンタンク4の前部下方に一体的
に設けている。
【0008】上述したように、風量型ファン9はグレン
タンク4の構成フレーム11に取付けているが、その動
力は、本機エンジンの出力をギア等を介し、プーリ1
5、プーリ14、これらのプーリ間に掛け渡されたベル
トを介して風量型ファン9の回転軸13に伝達すること
によって得ている。
【0009】上記グレンタンク4の排出口4aより落下
した穀粒は上記繰出しフィーダ7に取り込まれ、繰出し
フィーダ7の回転にしたがって下方に搬送され、そこで
重力により落下する。落下した穀粒は、配管12を通っ
て送られてくる上記風量型ファン9からの送風(搬送エ
ア)によってチューブ10内を水平方向に搬送され、さ
らにチューブ10内を上方へ搬送され、再び水平方向に
搬送されて、オーガ5によって機外に排出される。この
ように、グレンタンク4に貯留した穀物を送風搬送(エ
ア搬送)によって機外へ排出するため、大豆のような作
物の場合も脱ぷ又は汚粒、損傷を防止できる。
【0010】ところで、本発明のコンバインは、上記グ
レンタンク4上部の蓋が開閉可能に構成されており、こ
の開閉可能な蓋に拡散ファンを設けている。図3はグレ
ンタンク上部の断面図、図4はグレンタンクの平面図で
あり、ここに示すように、グレンタンク4上部の点検蓋
16とその上に設けたケーシング17とは一体的に構成
されており、ケーシング17上面の一端に設けたワンタ
ッチノブ20に手を掛けて持ち上げると点検蓋16を開
放できるようになっている。また、この点検蓋16には
下方に向けて拡散ファン18が取付けられている。この
拡散ファン18は、その垂直方向の回転軸22に固定し
た四方に延びるアーム23に4枚の拡散羽根18aを取
付けてなり、ケーシング17内部に設置したモータ19
の駆動によって回転が付与される。たとえば、脱穀スイ
ッチ(図示せず)を入にすると拡散ファン18が作動す
るように制御を行う。
【0011】このように、グレンタンク4上部の点検蓋
16に拡散ファン18を取付けることにより、グレンタ
ンク4内の上部に拡散ファン18を配置したので、グレ
ンタンク4内に貯留する穀粒の山の頂面を、回転する拡
散ファン18が崩して均平化することができる。また、
上記点検蓋16が開閉可能で、この点検蓋16を開放す
ると拡散ファン18も一緒に開放するため、グレンタン
ク4内のメンテナンスが簡単にできる。
【0012】また、図4に示すように、上記点検蓋16
の一部にグレンタンク4の内部が確認できる透明の点検
窓24を設けることが出来る。このような点検窓24を
設けることにより、作業中にグレンタンク4内の穀粒の
貯留状態が簡単に確認できる。また、前述の図3に示す
ように、上記点検蓋16の開放端に点検蓋16の開閉を
検知するリミットスイッチ21を設けておき、点検蓋1
6を開放したら脱穀スイッチがオンになっていても拡散
ファン18の駆動を停止する構成とすることができる。
拡散ファン18が作動中でも点検蓋16を開くと必ず停
止するので安全性を確保できる。
【0013】次に、本発明に関連して、グレンタンクオ
ープン用のヒンジの取付構造について説明する。図5は
リヤフレーム側からみたグレンタンクの側面図、図6は
フロントフレーム側からみたグレンタンクの側面図、図
7はグレンタンクの平面図である。グレンタンク4の両
側の構成フレーム11、つまりフロントフレーム11a
とリヤフレーム11bの間を上下2本の連結チューブ2
6a,26bで連結し、リヤフレーム11bの側面に、
上下2本の連結チューブ26aと26bの取付位置のち
ょうど間にくるように、角チューブ25を縦に溶接等で
一体的に取付ける。そして、この角チューブ25にグレ
ンタンク4オープン用のヒンジ27の先端を溶接等で取
付ける。このようなヒンジの取付構造とすることによ
り、グレンタンク4オープン時のグレンタンク4の垂れ
下がりを防止することが可能となる。
【0014】次に、本発明に関連して、グレンタンクカ
バーの取付構造について説明する。図8はリヤフレーム
側からみたグレンタンク近傍の内部構成図、図9はグレ
ンタンクカバーと反対側からみたグレンタンク近傍の内
部構成図である。グレンタンクカバー28はグレンタン
ク4の下方を外から見えないように覆うものであり、該
グレンタンクカバー28の上部には左右2箇所のワンタ
ッチノブ29、29を有し、下部には内面側に左右2箇
所の受け部28a、28aを有している。そして、グレ
ンタンクカバー28を取付けた状態では、前述のフロン
トフレーム11aとリヤフレーム11bを連結する上下
2本の連結チューブのうち、下側の連結チューブ26b
を上記受け部28aの受けとし、上記ワンタッチノブ2
9の内側の係合部29aは上側の連結チューブ26aよ
りもずっと手前に取付けた別の連結チューブ30と係合
している。そして、ワンタッチノブ29を手で掴んで係
合部29aと連結チューブ30との係合を解除して手前
に倒せばグレンタンクカバー28が外れる。このような
グレンタンクの構成フレームを連結するチューブを利用
したグレンタンクカバーの取付構造とすることにより、
カバーの取付け部を特に別部材で構成する必要もなく、
簡単な構成にして安価である。
【0015】次に、オーガの旋回フレームと上下フレー
ムの接合構造について説明する。図10はオーガ近傍の
構成を示す側面図である。オーガの旋回フレーム31と
上下フレーム32はいずれもパイプ状に形成されてお
り、これらのフレームの内部に穀粒搬送チューブ33を
通している。そして、旋回フレーム31と上下フレーム
32との接続部分には、下方向が開放したコ字状の接続
フレーム34を設け、接続フレーム34の一端は連結板
37によって旋回フレーム31の上部と固定され、他端
は上下フレーム32と連結している。また、接続フレー
ム34の中央下部にはオーガ昇降用の油圧シリンダ35
のシリンダ受部36を設けている。このような接合構造
とすることにより、従来はシリンダを受けるため設けて
いた懸架フレームを廃止することができ構成が簡単にな
る。また、従来は旋回フレーム31から上下フレーム3
2に切り替わる部分で露出していた穀粒搬送チューブを
接続フレーム34で保護するため損傷を防止できる。
【0016】次に、燃料タンクの設置構造について説明
する。図11はグレンタンク下方の構成を示している
が、同図において前述の旋回フレーム31の後部左側で
あってグレンタンク底の傾斜部4bの下方のあいている
スペースに燃料タンク38を設けることで、グレンタン
ク底の傾斜部4b下方の使っていない無駄スペースを有
効利用することができるので、機体のコンパクト化を図
ることが可能になる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るコンバインは、脱穀した穀物を貯留するグレンタンク
と、該グレンタンクより穀物を送風搬送により機外へ排
出するためのオーガを備え、さらにグレンタンクの上部
蓋に拡散ファンを設けたので、送風搬送(エア搬送)に
より大豆のような作物の場合でも脱ぷ又は汚粒、損傷を
防止するとともに、グレンタンク内に貯留する穀物を均
平にならすことができる。
【0018】また、本発明に係るコンバインは、上記グ
レンタンクの蓋を開閉可能に構成し、この蓋を開くと上
記拡散ファンも一体的に開くようにすることにより、グ
レンタンク内のメンテナンスが簡単に行える。また、本
発明に係るコンバインは、上記グレンタンクの蓋にグレ
ンタンクの内部を確認できる透明窓を設けることによ
り、作業中でもグレンタンク内の穀粒の貯留状況を簡単
に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンバインの全体側面図であ
る。
【図2】本発明に係わるコンバインの背面からみた図で
ある。
【図3】本発明に係わるコンバインのグレンタンク上部
の断面図である。
【図4】その平面図である。
【図5】リヤフレーム側からみたグレンタンクの側面図
である。
【図6】フロントフレーム側からみたグレンタンクの側
面図である。
【図7】グレンタンクの平面図である。
【図8】リヤフレーム側からみたグレンタンク近傍の内
部構成図である。
【図9】グレンタンクカバーと反対側からみたグレンタ
ンク近傍の内部構成図である。
【図10】オーガ近傍の構成を示す側面図である。
【図11】燃料タンクの設置構造を示すグレンタンク下
方の構成図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 クローラ 3 刈取部 4 グレンタンク 5 オーガ 7 繰出しフィーダ 9 風量型ファン 11 構成フレーム 16 点検蓋 18 拡散ファン 24 点検窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンバインにおける脱穀した穀物を貯留
    するグレンタンクと、該グレンタンクより穀物を送風搬
    送により機外へ排出するためのオーガを備えるととも
    に、前記グレンタンクの上部蓋に拡散ファンを設けるこ
    とを特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】 前記蓋を開閉可能に構成するとともに、
    前記蓋を開くと前記拡散ファンも一体的に開くことを特
    徴とする請求項1記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】 前記蓋にグレンタンク内部確認用の透明
    窓を設けることを特徴とする請求項1又は2記載のコン
    バイン。
JP2000230652A 2000-07-31 2000-07-31 コンバイン Withdrawn JP2002045028A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160063811A (ko) * 2014-11-27 2016-06-07 엘에스엠트론 주식회사 공급부의 막힘 확인 및 조치를 위한 콤바인
JP2019213510A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 株式会社クボタ コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160063811A (ko) * 2014-11-27 2016-06-07 엘에스엠트론 주식회사 공급부의 막힘 확인 및 조치를 위한 콤바인
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071002