JP2020188693A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】穀粒の損傷を軽減しながらの揚穀を可能にするとともに、穀粒タンク内での容積の利用効率を向上させる。【解決手段】揚穀装置3に、穀粒を載置状態で持ち上げ搬送するエレベーティングコンベアで構成された縦搬送部3Aと、縦搬送部3Aの上端部から穀粒タンク4へ向けて延出された横送り用の横搬送部3Bと、が備えられ、横搬送部3Bに、穀粒タンク4側ほど低くなるように傾斜した姿勢の流下案内路37が備えられ、穀粒タンク4の上面部に、横搬送部3Bから送り込まれる穀粒を受け入れ可能な投入用開口が形成され、流下案内路37を介して縦搬送部3Aから投入用開口への穀粒供給が行われるように構成されている。【選択図】図3
Description
本発明は、収穫された被処理物を脱穀処理する脱穀装置と、脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンクと、脱穀装置の下部から穀粒タンクの上部へ被処理物を揚送搬送する揚穀装置と、が備えられたコンバインに関する。
この種のコンバインにおいては、揚穀装置としてバケットコンベア式のものを用いることがある。このようなバケットコンベア式の揚穀装置を用いると、スクリュー搬送方式の揚穀装置を用いる場合に比べて、大豆などの比較的柔らかい穀粒を損傷させる虞が少ない点で有用である。
従来では、下記の特許文献1に記載のように、バケットコンベア式の揚穀装置を用いて揚送した穀粒を、揚穀装置の上端部から、穀粒タンクの上部における側壁部分に向け、流下させて供給するようにしている(特許文献1参照)。
特許文献2に記載のものでは、バケットコンベア式の揚穀装置を用いて揚送した穀粒を、揚穀装置の上端部から、穀粒タンクの上部に向けて配設した横向きのスクリューコンベアと放擲板で構成された拡散放出部を備えて供給するようにしている(特許文献2参照)。
従来では、下記の特許文献1に記載のように、バケットコンベア式の揚穀装置を用いて揚送した穀粒を、揚穀装置の上端部から、穀粒タンクの上部における側壁部分に向け、流下させて供給するようにしている(特許文献1参照)。
特許文献2に記載のものでは、バケットコンベア式の揚穀装置を用いて揚送した穀粒を、揚穀装置の上端部から、穀粒タンクの上部に向けて配設した横向きのスクリューコンベアと放擲板で構成された拡散放出部を備えて供給するようにしている(特許文献2参照)。
特許文献1のコンバインにおいては、揚穀装置の上端部と穀粒タンクの上部側壁部分とが、タンク側ほど低くなる傾斜面を有した穀粒送出部を介して接続されている。この構造のものでは、穀粒が強制送りされずに自重で流下し、比較的柔らかいものであっても損傷する虞が少ない状態で穀粒タンクへ供給される。しかしながら、穀粒タンク内での穀粒堆積状態は、穀粒送出部が接続される箇所付近を最上位とする堆積状態となる。このため、最大堆積状態となっても、穀粒タンク内の上部に多くの空隙が残り、穀粒タンク内容積の利用効率が良くない。
特許文献2のコンバインにおいては、横向きのスクリューコンベアと放擲板で構成された拡散放出部を備えている。このため、拡散放出部で穀粒タンク内の上部に堆積しようとする穀粒をタンク内の広範囲に拡散して、穀粒タンク内における残留空隙をできるだけ少なくして、穀粒タンク内容積の利用効率を向上し得る。しかしながらこの構造では、バケットコンベア式の揚穀装置を採用したことによる穀粒の損傷を軽減しながらの揚穀の目的を果たすが、僅かな範囲とは云え、横向きのスクリューコンベアを用いて、機械的に強制搬送する部分が存在しているので、穀粒の揚送量が極端に多い場合などには、横向きのスクリューコンベア部分で穀粒を損傷させてしまう虞がある点で改善の余地がある。
特許文献2のコンバインにおいては、横向きのスクリューコンベアと放擲板で構成された拡散放出部を備えている。このため、拡散放出部で穀粒タンク内の上部に堆積しようとする穀粒をタンク内の広範囲に拡散して、穀粒タンク内における残留空隙をできるだけ少なくして、穀粒タンク内容積の利用効率を向上し得る。しかしながらこの構造では、バケットコンベア式の揚穀装置を採用したことによる穀粒の損傷を軽減しながらの揚穀の目的を果たすが、僅かな範囲とは云え、横向きのスクリューコンベアを用いて、機械的に強制搬送する部分が存在しているので、穀粒の揚送量が極端に多い場合などには、横向きのスクリューコンベア部分で穀粒を損傷させてしまう虞がある点で改善の余地がある。
本発明は、穀粒の損傷を軽減しながらの揚穀を可能にするとともに、穀粒タンク内での容積の利用効率を向上させようとするものである。
本発明に係るコンバインは、収穫された被処理物を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置と横並び状態で設けられ、前記脱穀装置によって脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記脱穀装置の下部から前記穀粒タンクの上部へ被処理物を揚送搬送する揚穀装置と、が備えられ、前記揚穀装置に、バケットコンベアで構成された持ち上げ用の縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部から前記穀粒タンクへ向けて延出された横送り用の横搬送部と、が備えられ、前記横搬送部に、前記穀粒タンク側ほど低くなるように傾斜した姿勢の流下案内路が備えられ、前記穀粒タンクの上面部に、前記横搬送部から送り込まれる穀粒を受け入れ可能な投入用開口が形成され、前記流下案内路を介して前記縦搬送部から前記投入用開口への穀粒供給が行われるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、バケットコンベアで構成された持ち上げ用の縦搬送部と、穀粒タンク側ほど低くなるように傾斜した姿勢の流下案内路が備えられた横搬送部と、を用いて穀粒を損傷し難い状態で搬送し易い。それでいて、横搬送部から送り込まれる穀粒を受け入れ可能な投入用開口が、穀粒タンクの上面部に形成され、流下案内路を介して縦搬送部から投入用開口への穀粒供給が行われるので、穀粒タンク内での穀粒堆積状態は、流下案内路が延出される穀粒タンクの上面部の投入用開口付近を最上位とする堆積状態となる。したがって、穀粒タンク内に堆積可能な穀物量を増大し、穀粒タンク内での容積の利用効率を向上させることができる。
本発明において、前記穀粒タンク内の上部に、穀粒を拡散する穀粒拡散装置が備えられ、前記穀粒拡散装置が、前記縦搬送部に対する遠近方向おいて、前記穀粒タンクの側壁のうちの、前記縦搬送部に対面する側壁から離れた中央部に設けられ、前記流下案内路が前記穀粒拡散装置に向けて延出されていると好適である。
本構成によれば、穀粒拡散装置が、縦搬送部に対面する側壁から離れた中央部に設けられ、流下案内路が穀粒拡散装置に向けて延出されているので、穀粒タンク内で山状に堆積する穀粒の頂部が、縦搬送部に対する遠近方向おいて穀粒タンクの側壁から離れた中央部に位置する。穀粒拡散装置は、その中央部に存在して、頂部の堆積物を拡散するように回転作動するので、穀物は、穀粒タンク内で広範囲に均され、より一層、穀粒タンク内での容積の利用効率を向上させることができる。
本発明において、前記流下案内路に、前記縦搬送部に接続された流路上部と、前記穀粒タンクに接続された流路下部と、が備えられ、前記流路下部は、前記穀粒タンクの上面部よりも下方の前記穀粒タンク内に突入する姿勢で配設され、前記流路下部の終端が前記穀粒拡散装置に接続されていると好適である。
本構成によれば、流路下部に案内されて穀粒タンク内へ供給される穀粒が、確実に穀粒拡散装置に送り込まれ、穀粒タンク内の広範囲へ拡散されながら供給される。
本発明において、前記穀粒拡散装置は、前記流下案内路から供給された穀粒を受け入れる筒状のガイドケースと、前記ガイドケース内に設けられた回転羽根と、前記ガイドケースの外周部に形成された吐出口と、が備えられ、前記回転羽根の回転に伴って前記ガイドケース内の穀粒を吐出口から跳ね出すように構成されていると好適である。
本構成によれば、筒状のガイドケース内に設けられた回転羽根の回転に伴って、ガイドケース内の穀粒を吐出口から跳ね出すように構成されているので、単に回転羽根のみを開放空間に備えて拡散させる構造に比べて、回転羽根の掻き出し作用を穀粒に効率良く伝えて、広範囲への拡散を行い易い。
本発明において、前記ガイドケースの前記外周部に対する前記流路下部終端の接続領域は、前記外周部の周方向で、前記回転羽根の回転軸心を通る鉛直線位置よりも、前記吐出口が形成された箇所とは反対側に設けられていると好適である。
本構成によれば、流路下部終端が、ガイドケースの外周部で、回転羽根の回転軸心を通る鉛直線位置よりも、吐出口が形成された箇所とは反対側に設けられている。したがって、ガイドケースを穀粒タンクの上面部に近づけて配置しても、流路下部が穀粒タンクの内部で穀粒を案内しながらガイドケース内へ送り込むことができる。つまり、流路下部とガイドケースが、上下方向ではなく、水平方向に並ぶ状態に位置して穀粒を案内するので、ガイドケースを穀粒タンク内の極力高い箇所に位置させて、より広範囲に穀粒を拡散させやすくしてある。
本発明において、前記ガイドケースに、前記回転羽根の外周を囲む位置のガイドケース主部と、前記穀粒タンクの側壁のうちで前記縦搬送部に対向する位置の側壁に近い位置のガイドケース基部と、が備えられ、前記ガイドケース基部に、前記ガイドケース主部から溢れだした穀粒を前記ガイドケース外へ排出するための抜き孔が形成されていると好適である。
回転羽根の外周を囲む位置のガイドケース主部よりも縦搬送部に対向する位置の側壁に近い位置にガイドケース基部を設けることにより、回転羽根を穀粒タンクの中央部に配置し易くして、回転羽根により拡散作用が良好に行われ易い。
そして、ガイドケース基部には、ガイドケース主部から溢れだした穀粒をガイドケース外へ排出するための抜き孔が形成されているので、ガイドケース主部内における回転羽根と穀粒との接触圧が必要以上に高められる可能性を低くし得る。
そして、ガイドケース基部には、ガイドケース主部から溢れだした穀粒をガイドケース外へ排出するための抜き孔が形成されているので、ガイドケース主部内における回転羽根と穀粒との接触圧が必要以上に高められる可能性を低くし得る。
本発明において、前記穀粒タンクが、前記脱穀装置との横並び状態で穀粒を受け入れ可能な使用位置と、前記脱穀装置から離れる側へ揺動移動する開放位置と、に上下軸心回りで位置変更可能に構成され、前記流路上部と前記流路下部が、前記使用位置で互いに連結され、前記開放位置側への前記穀粒タンクの揺動移動に伴って互いに分離可能に構成されていると好適である。
本構成によれば、流下案内路が、縦搬送部に接続された流路上部と、穀粒タンクに接続された流路下部と、を備えていて、穀粒タンクが、脱穀装置から離れる側へ揺動移動する開放位置と、に上下軸心回りで位置変更可能に構成されている。したがって、穀粒タンクの位置変更の度に流下案内路を脱着するような手間を要さず、穀粒タンクの位置変更を簡便に行い易い。
本発明において、前記穀粒タンクと前記流路下部とが一体に揺動可能に接続され、前記穀粒拡散装置が、前記縦搬送部に支持され、前記穀粒タンクに、その穀粒タンクの前記上下軸心回りでの位置変更に伴って前記穀粒拡散装置を挿抜可能な開口部が形成されていると好適である。
本構成によれば、穀粒タンクを位置変更させる際に、穀粒拡散装置を脱着する必要がなく、穀粒タンクの位置変更が容易である。また、穀粒拡散装置を穀粒タンク側に支持させた場合のように、動力源を穀粒タンク側へ設ける必要もない。
本発明において、前記縦搬送部の下端部に備えた駆動スプロケットと、前記縦搬送部の上端部に備えた従動スプロケットと、にわたって巻回した無端回動帯にバケットが装着され、前記穀粒拡散装置の回転羽根を駆動する駆動軸のうち、前記縦搬送部に近い側の端部が、前記穀粒タンクの外方へ延出され、この穀粒タンク外への延出部分に入力用プーリが装着され、前記入力用プーリと、前記従動スプロケットの動力伝達軸に装着された出力用プーリと、に動力伝達用の伝動ベルトが巻回されていると好適である。
穀粒拡散装置の回転羽根を駆動する駆動軸に備えた入力用プーリを、縦搬送部の上端部に備えた従動スプロケットの動力伝達軸に装着された出力用プーリから、伝動ベルトを介して駆動することができるので、縦搬送部の動力を有効利用して、簡単な構造によって穀粒拡散装置の回転羽根駆動手段を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用したコンバインにおいて、走行機体の作業走行時における前進側の進行方向(図1,図2における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1,2における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用したコンバインにおいて、走行機体の作業走行時における前進側の進行方向(図1,図2における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1,2における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。
〔全体構成〕
図1に示すように、本実施形態で例示するコンバインは、機体フレーム10に支持された左右一対のクローラ式走行装置Cにより走行する。図示の例では、コンバインは普通型として構成されており、圃場に植立するイネ、大豆、そば等の作物を収穫可能である。
図1に示すように、本実施形態で例示するコンバインは、機体フレーム10に支持された左右一対のクローラ式走行装置Cにより走行する。図示の例では、コンバインは普通型として構成されており、圃場に植立するイネ、大豆、そば等の作物を収穫可能である。
コンバインには、植立穀稈を刈り取る刈取部1と、刈り取られた植立穀稈を脱穀処理する脱穀装置2と、脱穀装置2と横並び状態で設けられ、脱穀装置2によって脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンク4と、穀粒タンク4に貯留された穀粒を排出するアンローダ6と、これらの各装置を含むコンバインの全体を操作するための運転部Dと、が備えられている。なお、以下の説明では、刈取部1によって刈り取られた作物がアンローダ6によって排出されるまでの穀粒の流れに基づいて、「上流側」及び「下流側」を定義するものとする。
〔刈取部〕
図1及び図2に示すように、刈取部1は、機体フレーム10の前側に設けられている。刈取部1は、左右方向に沿う軸心周りで上下方向に昇降可能に構成されている。刈取部1は、コンバインの旋回時などの非収穫作業時には上昇状態となり、収穫作業時には圃場面に近接した下降状態となる。
図1及び図2に示すように、刈取部1は、機体フレーム10の前側に設けられている。刈取部1は、左右方向に沿う軸心周りで上下方向に昇降可能に構成されている。刈取部1は、コンバインの旋回時などの非収穫作業時には上昇状態となり、収穫作業時には圃場面に近接した下降状態となる。
刈取部1には、植立穀稈を梳き分けるデバイダ11と、回転駆動されることにより植立穀稈を後方へ掻き込む掻込リール12と、掻込リール12によって掻き込まれた植立穀稈を刈り取る切断装置13と、切断装置13によって刈り取られた刈取穀稈を後方の脱穀装置2へ搬送する横送り装置14及び搬送装置15と、が備えられている。
〔脱穀装置〕
図1に示すように、脱穀装置2は、刈取部1の後方であって機体フレーム10の左部に設けられている。脱穀装置2は、刈取部1によって刈り取られた刈取穀稈を脱穀処理して、一番物としての穀粒を得る。脱穀して得られた穀粒は、脱穀装置2が備える一番物回収部22によって回収されると共に、揚穀装置3に搬送される(図3も参照)。
揚穀装置3は、脱穀装置2の下部から取り出した穀粒を穀粒タンク4の上部に搬送する。
図1に示すように、脱穀装置2は、刈取部1の後方であって機体フレーム10の左部に設けられている。脱穀装置2は、刈取部1によって刈り取られた刈取穀稈を脱穀処理して、一番物としての穀粒を得る。脱穀して得られた穀粒は、脱穀装置2が備える一番物回収部22によって回収されると共に、揚穀装置3に搬送される(図3も参照)。
揚穀装置3は、脱穀装置2の下部から取り出した穀粒を穀粒タンク4の上部に搬送する。
〔穀粒タンク及びその周辺の構成〕
図1及び図2に示すように、穀粒タンク4は、当該穀粒タンク4よりも後方側に設けられた上下軸心y1周りで、左右方向に回動可能に支持されている。これにより、穀粒タンク4は、脱穀装置2に隣接して当該脱穀装置2からの穀粒を受け取ることが可能な使用位置と、脱穀装置2から離間すると共に機体フレーム10からはみ出して当該脱穀装置2の右側方を開放する開放位置と、に位置変換可能に構成されている。
穀粒タンク4が開放位置にある状態で、脱穀装置2やアンローダ6など、穀粒タンク4の周辺機器のメンテナンスを好適に行うことができる。なお、以下では、特に断らない限り、穀粒タンク4が使用位置にある状態を主として説明する。
図1及び図2に示すように、穀粒タンク4は、当該穀粒タンク4よりも後方側に設けられた上下軸心y1周りで、左右方向に回動可能に支持されている。これにより、穀粒タンク4は、脱穀装置2に隣接して当該脱穀装置2からの穀粒を受け取ることが可能な使用位置と、脱穀装置2から離間すると共に機体フレーム10からはみ出して当該脱穀装置2の右側方を開放する開放位置と、に位置変換可能に構成されている。
穀粒タンク4が開放位置にある状態で、脱穀装置2やアンローダ6など、穀粒タンク4の周辺機器のメンテナンスを好適に行うことができる。なお、以下では、特に断らない限り、穀粒タンク4が使用位置にある状態を主として説明する。
図1乃至図3、及び図8に示すように、穀粒タンク4は、前後方向を長手方向とする箱状に形成されている。穀粒タンク4には、下窄まり形状に形成され、貯留された穀粒を穀粒タンク4から排出する底スクリュー4Sが配置された下側タンク部4Lと、下側タンク部4Lの上側に設けられた上側タンク部4Uと、が備えられている。
上側タンク部4Uは、天板40と、天板40の縁から下方に延出する複数の側壁41と、を含んで構成されている。天板40と複数の側壁41とにより囲まれて、下側タンク部4Lの上側に穀粒タンク4の内部空間が形成されている。
天板40の後部には、後方側に向かって下方に傾斜する天板傾斜部40aが形成されている。これにより、穀粒タンク4の後方側に配置されたアンローダ6が旋回する際に、当該アンローダ6と穀粒タンク4とが干渉することを抑制することができる。
天板40の後部には、後方側に向かって下方に傾斜する天板傾斜部40aが形成されている。これにより、穀粒タンク4の後方側に配置されたアンローダ6が旋回する際に、当該アンローダ6と穀粒タンク4とが干渉することを抑制することができる。
複数の側壁41には、穀粒タンク4の前方に配置される前側壁41fと、左右方向において脱穀装置2とは反対側に配置される外側壁41oと、外側壁41oに対して左右方向において対向するように配置される内側壁41iと、前側壁41fに対して前後方向において対向するように配置される後側壁41rと、が含まれる。
前側壁41fは、前後方向において運転部Dと隣接するように配置されている。内側壁41iは、左右方向において脱穀装置2と隣接するように配置されている。後側壁41rは、前後方向においてアンローダ6と隣接するように配置されている。外側壁41oは、コンバインの左右方向において最も外側に配置される外側部分の一部である。
図3、図4、図6乃至図9に示すように、天板40には、揚穀装置3の後述する横搬送部3Bから送り込まれる穀粒を受け入れ可能な投入用開口42が形成されている。
また、当該天板40には、前記投入用開口42の近く位置に天井点検口43が開口されているとともに、その天井点検口43を開閉する蓋43Aが備えられている。天井点検口43は、穀粒タンク4の内部に配置された穀粒拡散装置5の近傍に配置されている。
また、当該天板40には、前記投入用開口42の近く位置に天井点検口43が開口されているとともに、その天井点検口43を開閉する蓋43Aが備えられている。天井点検口43は、穀粒タンク4の内部に配置された穀粒拡散装置5の近傍に配置されている。
〔揚穀装置〕
図1、図3、及び図8、に示すように、脱穀装置2と穀粒タンク4とにわたって、脱穀装置2から取り出した穀粒を穀粒タンク4へ供給搬送するための揚穀装置3が備えられている。
揚穀装置3は、穀粒を上方に搬送する縦搬送部3Aと、上方に搬送された穀粒を横送りして穀粒タンク4の内部に搬送する横搬送部3Bと、を備え、これらの縦搬送部3Aと横搬送部3Bが揚穀ケース30内に設けられている。これにより、脱穀装置2の下部から取り出した穀粒を、穀粒タンク4の上方領域に向けて搬送することができる。
図1、図3、及び図8、に示すように、脱穀装置2と穀粒タンク4とにわたって、脱穀装置2から取り出した穀粒を穀粒タンク4へ供給搬送するための揚穀装置3が備えられている。
揚穀装置3は、穀粒を上方に搬送する縦搬送部3Aと、上方に搬送された穀粒を横送りして穀粒タンク4の内部に搬送する横搬送部3Bと、を備え、これらの縦搬送部3Aと横搬送部3Bが揚穀ケース30内に設けられている。これにより、脱穀装置2の下部から取り出した穀粒を、穀粒タンク4の上方領域に向けて搬送することができる。
縦搬送部3Aは、穀粒タンク4の内側壁41iに対向する位置で、その内側壁41iに沿って上下方向に延設されている。この縦搬送部3Aは、駆動スプロケット31と従動スプロケット32とに亘って巻き掛けられた無端回動チェーン33の外周側に複数のバケット34が備えられたバケット式のエレベーティングコンベアによって構成されている。
このエレベーティングコンベアは、脱穀装置2と穀粒タンク4の間に位置して、穀粒タンク4の内側壁41iに対向する位置に立設された外装ケース30A(揚穀ケース30の一部に相当する)に内装され、脱穀装置2もしくは別途備えた支持手段によって支持されている。
このエレベーティングコンベアは、脱穀装置2と穀粒タンク4の間に位置して、穀粒タンク4の内側壁41iに対向する位置に立設された外装ケース30A(揚穀ケース30の一部に相当する)に内装され、脱穀装置2もしくは別途備えた支持手段によって支持されている。
縦搬送部3Aは、穀粒タンク4の天板40よりも高い位置にまで穀粒を揚送し得るように、当該縦搬送部3Aの下流側の端部(上端部)の高さ位置が、穀粒タンク4の天板40よりも高い位置に設定されている。縦搬送部3Aの下流側の端部(上端部)には、縦搬送部3Aの上端部から穀粒タンク4の天板40が存在する側へ向けて延出された横送り用の横搬送部3Bの上流側の端部が接続されている。
横搬送部3Bは、縦搬送部3A側が高く、穀粒タンク4側ほど低くなるように傾斜した姿勢の流下案内路37を備えている。この流下案内路37は、外装ケース30Aの上端部に接続された筒状ケース30B(揚穀ケース30の一部に相当する)内に存在し、縦搬送部3Aの終端から送り出された穀粒が自重で滑落するように、水平面に対して略45度の傾斜を有した滑落ガイド面37aを備えている。
横搬送部3Bを構成するところの流下案内路37は、縦搬送部3Aに接続された流路上部38と、前記穀粒タンク4に接続された流路下部39とを備えている。この流路上部38と流路下部39は、図6及び図7に示すように、滑落ガイド面37aの長さ方向における中間位置で分断されている。したがって、穀粒タンク4に接続された流路下部39は、穀粒タンク4の開放位置への回動に伴って、上下軸心y1周りで、穀粒タンク4とともに左右方向に回動可能である。
横搬送部3Bを構成するところの流下案内路37は、縦搬送部3Aに接続された流路上部38と、前記穀粒タンク4に接続された流路下部39とを備えている。この流路上部38と流路下部39は、図6及び図7に示すように、滑落ガイド面37aの長さ方向における中間位置で分断されている。したがって、穀粒タンク4に接続された流路下部39は、穀粒タンク4の開放位置への回動に伴って、上下軸心y1周りで、穀粒タンク4とともに左右方向に回動可能である。
流路上部38は、縦搬送部3Aに接続されているので、流路下部39の回動に関係なく、位置固定状態にある。
そして、流路下部39は、穀粒タンク4の使用位置への回動に伴って、流路上部38と接続され、連続した滑落ガイド面37aを備える流下案内路37を構成する。
流路上部38と流路下部39との合わせ面にはパッキン材37bが装着され、穀粒タンク4の使用位置で流下案内路37を流れる穀粒の飛び出し等が確実に抑制されるように構成されている。
そして、流路下部39は、穀粒タンク4の使用位置への回動に伴って、流路上部38と接続され、連続した滑落ガイド面37aを備える流下案内路37を構成する。
流路上部38と流路下部39との合わせ面にはパッキン材37bが装着され、穀粒タンク4の使用位置で流下案内路37を流れる穀粒の飛び出し等が確実に抑制されるように構成されている。
流下案内路37のうち、流路下部39は、穀粒タンク4の上面部、つまり天板40に形成された投入用開口42に対して、穀粒供給が可能であるように設けられている。つまり、流路下部39は、上下方向の中間位置に鍔状取付板39aを備え、この鍔状取付板39aを介して投入用開口42周辺の天板40に固定される。この天板40への固定状態において流路下部39は、鍔状取付板39aよりも上方側に突出する起立筒部分39bと、鍔状取付板39aよりも下方側の穀粒タンク4内空間に突入する垂下筒部分39cと、を備えている。
そして、鍔状取付板39aよりも上方側に起立する起立筒部分39bの上端部が流路上部38の下端部に接続され、鍔状取付板39aよりも下方側で穀粒タンク4内に突入する垂下筒部分39cの下端部が、後述する穀粒拡散装置5のガイドケース50の導入口52に対向する状態で配設される。
このとき、垂下筒部分39cの下端部は、穀粒拡散装置5のガイドケース50の導入口52に対向し、流下案内路37を滑落する穀粒をガイドケース50内に案内する状態ではあるが、ガイドケース50の導入口52内に差し込まれてはいない(図4参照)。したがって、穀粒タンク4が上下軸心y1周りで回動する際に、ガイドケース50の導入口52に対して垂下筒部分39cの下端部が左右方向で相対移動することを妨げられない。
このとき、垂下筒部分39cの下端部は、穀粒拡散装置5のガイドケース50の導入口52に対向し、流下案内路37を滑落する穀粒をガイドケース50内に案内する状態ではあるが、ガイドケース50の導入口52内に差し込まれてはいない(図4参照)。したがって、穀粒タンク4が上下軸心y1周りで回動する際に、ガイドケース50の導入口52に対して垂下筒部分39cの下端部が左右方向で相対移動することを妨げられない。
〔穀粒拡散装置〕
図3乃至図6に示すように、穀粒を拡散する穀粒拡散装置5が、穀粒タンク4内の前部位置で、穀粒タンク4内の上部に備えられている。
また、穀粒拡散装置5は、穀粒タンク4の内側壁41iを挟んで縦搬送部3Aとは反対側に位置し、縦搬送部3Aに対する遠近方向で内側壁41iから中央側へ離れた箇所に配設されている。
図3乃至図6に示すように、穀粒を拡散する穀粒拡散装置5が、穀粒タンク4内の前部位置で、穀粒タンク4内の上部に備えられている。
また、穀粒拡散装置5は、穀粒タンク4の内側壁41iを挟んで縦搬送部3Aとは反対側に位置し、縦搬送部3Aに対する遠近方向で内側壁41iから中央側へ離れた箇所に配設されている。
図4乃至図7に示すように、穀粒拡散装置5は、流下案内路37から供給された穀粒を受け入れる筒状のガイドケース50と、ガイドケース50内に設けられた回転羽根51と、を備えている。
ガイドケース50は、機体左右方向に沿う回転軸心P1を備えた回転羽根51の回転軌跡外周を囲むように筒状に形成された第一ガイドケース部50Aと、その第一ガイドケース部50Aよりも内側壁41iに近い側に位置する第二ガイドケース部50Bと、を備えたものである。
そして、ガイドケース50のうち、回転羽根51を囲む位置にある第一ガイドケース部50Aと、回転羽根51と、が穀粒拡散装置5としての機能を有しており、第二ガイドケース部50Bは、その第一ガイドケース部50Aと回転羽根51を、内側壁41iから離れた位置に支持するための手段として機能している。
ガイドケース50は、機体左右方向に沿う回転軸心P1を備えた回転羽根51の回転軌跡外周を囲むように筒状に形成された第一ガイドケース部50Aと、その第一ガイドケース部50Aよりも内側壁41iに近い側に位置する第二ガイドケース部50Bと、を備えたものである。
そして、ガイドケース50のうち、回転羽根51を囲む位置にある第一ガイドケース部50Aと、回転羽根51と、が穀粒拡散装置5としての機能を有しており、第二ガイドケース部50Bは、その第一ガイドケース部50Aと回転羽根51を、内側壁41iから離れた位置に支持するための手段として機能している。
第一ガイドケース部50Aでは、筒状の外周部のうち、穀粒タンク4の後方側に向かう部位が開放されていて、ここに吐出口53が形成されている。したがって、回転羽根51の回転に伴って掻き出された穀粒が、吐出口53から穀粒タンク4内の後方側へ向けて放擲される。
また、流下案内路37を滑落する穀粒をガイドケース50内に導入する導入口52は、第一ガイドケース部50Aの外周部のうち、回転羽根51の回転軸心P1を通る鉛直線位置よりも、前記吐出口53が形成された箇所とは反対側となる前方位置に形成されている。つまり、ガイドケース50の外周部に対して流路下部39の終端が接続される領域としては、上記の導入口52に形成されているところの、回転羽根51の回転軸心P1を通る鉛直線位置よりも、吐出口53が形成された箇所とは反対側となる範囲が望ましい。このように接続領域が設定されることで、導入された穀粒の大部分が回転羽根51による跳ね出し作用を適切に受け易く、穀粒タンク4内の広範囲に穀粒が拡散され易い。
また、流下案内路37を滑落する穀粒をガイドケース50内に導入する導入口52は、第一ガイドケース部50Aの外周部のうち、回転羽根51の回転軸心P1を通る鉛直線位置よりも、前記吐出口53が形成された箇所とは反対側となる前方位置に形成されている。つまり、ガイドケース50の外周部に対して流路下部39の終端が接続される領域としては、上記の導入口52に形成されているところの、回転羽根51の回転軸心P1を通る鉛直線位置よりも、吐出口53が形成された箇所とは反対側となる範囲が望ましい。このように接続領域が設定されることで、導入された穀粒の大部分が回転羽根51による跳ね出し作用を適切に受け易く、穀粒タンク4内の広範囲に穀粒が拡散され易い。
第二ガイドケース部50Bは、第一ガイドケース部50Aの外周と同心円状で、かつ第一ガイドケース部50Aの外径よりも小径の外径を有した円筒状に形成され、第一ガイドケース部50Aと一体に構成されている。
第二ガイドケース部50Bの一端部は、繋ぎ壁部54を介して第一ガイドケース部50Aの機体内方側の端部に接続されている。そして、第二ガイドケース部50Bの他端部は、穀粒タンク4の内側壁41iに形成された矩形状の開口部44を、穀粒タンク4の外側(内側壁41iよりも機体内方側)から閉塞する閉塞板55に固定されている。
閉塞板55は、連結板36を介して、後述する動力取り出し機構35の支持ケース30C(揚穀ケース30の一部に相当する)に連結固定されている。第二ガイドケース部50Bの他端部は、この連結板36にも連結溶接連結され、閉塞板55と連結板36とで支持されている。
開口部44の大きさは、穀粒タンク4を上下軸心y1周りに回動させて使用位置と開放位置に位置変更する際に、穀粒拡散装置5が内側壁41iに形成された開口部44の周辺と干渉する虞のない大きさに設定されている。そして、閉塞板55の大きさは、使用位置にある穀粒タンク4の内側壁41iに形成された開口部44の全体を覆うことのできる面積であるように、開口部44の面積よりも大きく設定されている。
第二ガイドケース部50Bの一端部は、繋ぎ壁部54を介して第一ガイドケース部50Aの機体内方側の端部に接続されている。そして、第二ガイドケース部50Bの他端部は、穀粒タンク4の内側壁41iに形成された矩形状の開口部44を、穀粒タンク4の外側(内側壁41iよりも機体内方側)から閉塞する閉塞板55に固定されている。
閉塞板55は、連結板36を介して、後述する動力取り出し機構35の支持ケース30C(揚穀ケース30の一部に相当する)に連結固定されている。第二ガイドケース部50Bの他端部は、この連結板36にも連結溶接連結され、閉塞板55と連結板36とで支持されている。
開口部44の大きさは、穀粒タンク4を上下軸心y1周りに回動させて使用位置と開放位置に位置変更する際に、穀粒拡散装置5が内側壁41iに形成された開口部44の周辺と干渉する虞のない大きさに設定されている。そして、閉塞板55の大きさは、使用位置にある穀粒タンク4の内側壁41iに形成された開口部44の全体を覆うことのできる面積であるように、開口部44の面積よりも大きく設定されている。
第二ガイドケース部50Bには、外周壁部のうちの下部に、穀粒を第二ガイドケース部50Bの外側下方へ排出するための抜き孔56が形成されている。この抜き孔56は、次のように用いられる。つまり、第一ガイドケース部50Aに大量の穀粒が導入されて、回転羽根51による掻き出し作用を受けた際に、一部が第一ガイドケース部50Aから溢れ出て第二ガイドケース部50B内に流入することがある。このとき溢れ出た穀粒を、抜き孔56を介して速やかに穀粒タンク4内に還元させるためのものである。
〔動力取り出し機構〕
回転羽根51へは、動力取り出し機構35を介して、縦搬送部3Aの駆動系から動力が伝達される。
図4乃至図8に示すように、動力取り出し機構35は、縦搬送部3Aの上端部に備えた従動スプロケット32の回転軸32a(動力伝達軸に相当する)の端部に備えた出力用プーリ35aと、回転羽根51の駆動軸51aの端部に備えた入力用プーリ35bと、それらの出力用プーリ35aと入力用プーリ35bにわたって巻回された伝動ベルト35cと、伝動ベルト35cを張り付勢するテンションプーリ35dと、を備えている。
回転羽根51の駆動軸51aのうち、縦搬送部3Aに近い側の端部が、穀粒タンク4の内側壁41iよりも外側(機体内方側)へ延出されている。この穀粒タンク4外への延出部分に入力用プーリ35bが装着され、外装ケース30Aの前壁上部に取り付けられた支持ケース30Cに、駆動軸51a及び入力用プーリ35bが支持されている。
回転羽根51へは、動力取り出し機構35を介して、縦搬送部3Aの駆動系から動力が伝達される。
図4乃至図8に示すように、動力取り出し機構35は、縦搬送部3Aの上端部に備えた従動スプロケット32の回転軸32a(動力伝達軸に相当する)の端部に備えた出力用プーリ35aと、回転羽根51の駆動軸51aの端部に備えた入力用プーリ35bと、それらの出力用プーリ35aと入力用プーリ35bにわたって巻回された伝動ベルト35cと、伝動ベルト35cを張り付勢するテンションプーリ35dと、を備えている。
回転羽根51の駆動軸51aのうち、縦搬送部3Aに近い側の端部が、穀粒タンク4の内側壁41iよりも外側(機体内方側)へ延出されている。この穀粒タンク4外への延出部分に入力用プーリ35bが装着され、外装ケース30Aの前壁上部に取り付けられた支持ケース30Cに、駆動軸51a及び入力用プーリ35bが支持されている。
上記のように、回転羽根51に対しては、縦搬送部3Aの従動スプロケット32の回転軸32aから取り出された縦搬送部3Aの駆動力が、動力取り出し機構35を介して伝達される。
このとき、固定位置にある縦搬送部3A及び、その縦搬送部3Aの外装ケース30Aと一体の支持ケース30Cに支持された穀粒拡散装置5は、穀粒タンク4の上下軸心y1周りでの位置変更にかかわらず位置固定されている。つまり、穀粒タンク4の内側壁41iに形成された開口部44が、穀粒拡散装置5の挿抜を可能にして、穀粒タンク4の上下軸心y1周りでの位置変更を許容している。そして、穀粒タンク4の使用位置では、開口部44が閉塞板55で閉塞されることにより、穀粒タンク4内での穀粒貯留が可能となる。
このとき、固定位置にある縦搬送部3A及び、その縦搬送部3Aの外装ケース30Aと一体の支持ケース30Cに支持された穀粒拡散装置5は、穀粒タンク4の上下軸心y1周りでの位置変更にかかわらず位置固定されている。つまり、穀粒タンク4の内側壁41iに形成された開口部44が、穀粒拡散装置5の挿抜を可能にして、穀粒タンク4の上下軸心y1周りでの位置変更を許容している。そして、穀粒タンク4の使用位置では、開口部44が閉塞板55で閉塞されることにより、穀粒タンク4内での穀粒貯留が可能となる。
〔アンローダ〕
図1及び図2に示すように、アンローダ6は、穀粒タンク4に貯留された穀粒を排出口63から排出する。アンローダ6には、穀粒タンク4の底スクリュー4Sによって穀粒タンク4の外部に搬送された穀粒を上方に縦送りする縦スクリューコンベア61と、縦スクリューコンベア61に接続されて当該縦スクリューコンベア61によって搬送された穀粒を排出口63に横送りする横スクリューコンベア62と、が備えられている。アンローダ6は、縦スクリューコンベア61を中心とする上下軸心y1周りに旋回可能に構成されている。
図1及び図2に示すように、アンローダ6は、穀粒タンク4に貯留された穀粒を排出口63から排出する。アンローダ6には、穀粒タンク4の底スクリュー4Sによって穀粒タンク4の外部に搬送された穀粒を上方に縦送りする縦スクリューコンベア61と、縦スクリューコンベア61に接続されて当該縦スクリューコンベア61によって搬送された穀粒を排出口63に横送りする横スクリューコンベア62と、が備えられている。アンローダ6は、縦スクリューコンベア61を中心とする上下軸心y1周りに旋回可能に構成されている。
〔別実施形態〕
以下、本発明に係るコンバインの別実施形態について説明する。
以下、本発明に係るコンバインの別実施形態について説明する。
〔1〕上記の実施形態では、横搬送部3Bを構成するところの流下案内路37として、縦搬送部3Aに接続された流路上部38と、穀粒タンク4に接続された流路下部39とを備えて分離可能な構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、穀粒タンク4の天板40に穀粒の投入用開口42が設けられ、流下案内路37は、縦搬送部3Aに接続された一体物で構成され、下端が投入用開口42の上側に位置して、流下案内路37から滑落する穀粒が穀粒タンク4内に投入されるようにした構造のものであってもよい。この場合、流下案内路37の下端部に可撓性のある軟質の垂れ幕状ガイド部材(図示せず)を連設して、その垂れ幕状ガイド部材が投入用開口42から穀粒タンク4内に差し込まれるようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
例えば、穀粒タンク4の天板40に穀粒の投入用開口42が設けられ、流下案内路37は、縦搬送部3Aに接続された一体物で構成され、下端が投入用開口42の上側に位置して、流下案内路37から滑落する穀粒が穀粒タンク4内に投入されるようにした構造のものであってもよい。この場合、流下案内路37の下端部に可撓性のある軟質の垂れ幕状ガイド部材(図示せず)を連設して、その垂れ幕状ガイド部材が投入用開口42から穀粒タンク4内に差し込まれるようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔2〕上記の実施形態では、穀粒タンク4が、上下軸心y1周りで左右方向に回動して使用位置と開放位置に位置変換可能である構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではなく、穀粒タンク4が位置固定状態で設けられたものであってもよい。
この場合、流下案内路37は、縦搬送部3Aと穀粒タンク4の天板40に連結固定されていても、流路上部38と流路下部39とで分断される構造である必要はなく、一体物で構成されていてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
この場合、流下案内路37は、縦搬送部3Aと穀粒タンク4の天板40に連結固定されていても、流路上部38と流路下部39とで分断される構造である必要はなく、一体物で構成されていてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔3〕上記の実施形態では、横搬送部3Bを構成するところの流下案内路37として、穀粒を強制的に押し出すような強制搬送手段を備えず、穀粒が自重で滑落するように水平面に対して傾斜した滑落ガイド面37aを備えた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、強制的な押し出し作用を与える強制搬送手段ではなく、滑落ガイド面37a上の穀粒を滑落させ易くするような、微振動や揺れを与えるなど、穀粒の滑落を補助する搬送手段を設けるなどしてもよい。この場合、滑落ガイド面37aの水平面に対する傾斜角度は、円滑な滑落が行われる程度であれば、自重のみでの滑落が生じる傾斜に比べて緩やかな傾斜角度であっても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
例えば、強制的な押し出し作用を与える強制搬送手段ではなく、滑落ガイド面37a上の穀粒を滑落させ易くするような、微振動や揺れを与えるなど、穀粒の滑落を補助する搬送手段を設けるなどしてもよい。この場合、滑落ガイド面37aの水平面に対する傾斜角度は、円滑な滑落が行われる程度であれば、自重のみでの滑落が生じる傾斜に比べて緩やかな傾斜角度であっても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔4〕上記の実施形態では、穀粒拡散装置5が、縦搬送部3Aに対する遠近方向おいて、穀粒タンク4の側壁41のうちの、縦搬送部3Aに対面する内側壁41iから離れた中央部寄りに設けられた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、穀粒拡散装置5が内側壁41iから離れずに、内側壁41iに極接近する状態で設けられたり、内側壁41iとは反対側の外側壁41oに近接した位置に設けられたり、縦搬送部3Aに対する遠近方向で複数箇所に設けられたりしても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
例えば、穀粒拡散装置5が内側壁41iから離れずに、内側壁41iに極接近する状態で設けられたり、内側壁41iとは反対側の外側壁41oに近接した位置に設けられたり、縦搬送部3Aに対する遠近方向で複数箇所に設けられたりしても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔5〕上記の実施形態では、ガイドケース50として、回転羽根51を囲む位置にある第一ガイドケース部50Aと、その第一ガイドケース部50Aを、内側壁41iから離れた位置に支持するための手段としての第二ガイドケース部50Bと、を備えた構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、第二ガイドケース部50Bを省略して、第一ガイドケース部50Aを内側壁41iに直接的に取り付けるようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
例えば、第二ガイドケース部50Bを省略して、第一ガイドケース部50Aを内側壁41iに直接的に取り付けるようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔6〕上記の実施形態では、穀粒拡散装置5を縦搬送部3Aに支持させて、穀粒タンク4の内側壁41iに、その穀粒タンク4の位置変更に伴う穀粒拡散装置5の挿抜を許容する開口部44が形成された構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、穀粒拡散装置5を縦搬送部3Aに対してではなく、穀粒タンク4の内側壁41iに取り付け、かつ縦搬送部3Aの駆動系と、穀粒拡散装置5との間の伝動系に、脱着可能なクラッチ部材を設けて、穀粒タンク4が使用姿勢にあるときにクラッチが入り状態となり、穀粒タンク4が開放位置にあるときにクラッチが切り状態となるようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
例えば、穀粒拡散装置5を縦搬送部3Aに対してではなく、穀粒タンク4の内側壁41iに取り付け、かつ縦搬送部3Aの駆動系と、穀粒拡散装置5との間の伝動系に、脱着可能なクラッチ部材を設けて、穀粒タンク4が使用姿勢にあるときにクラッチが入り状態となり、穀粒タンク4が開放位置にあるときにクラッチが切り状態となるようにしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔7〕上記の実施形態では、穀粒拡散装置5に対して縦搬送部3Aの動力を入力して駆動されるようにした構造のものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではない。
例えば、縦搬送部3Aの動力とは全く別に電動モータを設けて駆動するなど、適宜の構造を採用することもできる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
例えば、縦搬送部3Aの動力とは全く別に電動モータを設けて駆動するなど、適宜の構造を採用することもできる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔8〕なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
本発明は、揚穀装置と穀粒タンクが備えられたコンバインに適用可能である。
2 脱穀装置
3 揚穀装置
3A 縦搬送部
3B 横搬送部
31 駆動スプロケット
32 従動スプロケット
32a 動力伝達軸
33 無端回動帯
34 載置体
35a 出力用プーリ
35b 入力用プーリ
35c 伝動ベルト
37 流下案内路
38 流路上部
39 流路下部
4 穀粒タンク
41 側壁
41i 内側壁
42 投入用開口
5 穀粒拡散装置
50 ガイドケース
50A 第一ガイドケース部
50B 第二ガイドケース部
51 回転羽根
51a 駆動軸
53 吐出口
56 抜き孔
P1 回転軸心
y1 上下軸心
3 揚穀装置
3A 縦搬送部
3B 横搬送部
31 駆動スプロケット
32 従動スプロケット
32a 動力伝達軸
33 無端回動帯
34 載置体
35a 出力用プーリ
35b 入力用プーリ
35c 伝動ベルト
37 流下案内路
38 流路上部
39 流路下部
4 穀粒タンク
41 側壁
41i 内側壁
42 投入用開口
5 穀粒拡散装置
50 ガイドケース
50A 第一ガイドケース部
50B 第二ガイドケース部
51 回転羽根
51a 駆動軸
53 吐出口
56 抜き孔
P1 回転軸心
y1 上下軸心
Claims (9)
- 収穫された被処理物を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置と横並び状態で設けられ、前記脱穀装置によって脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンクと、
前記脱穀装置の下部から前記穀粒タンクの上部へ穀粒を揚送搬送する揚穀装置と、が備えられ、
前記揚穀装置に、穀粒を載置状態で持ち上げ搬送するエレベーティングコンベアで構成された縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部から前記穀粒タンクへ向けて延出された横送り用の横搬送部と、が備えられ、
前記横搬送部に、前記穀粒タンク側ほど低くなるように傾斜した姿勢の流下案内路が備えられ、
前記穀粒タンクの上面部に、前記横搬送部から送り込まれる穀粒を受け入れ可能な投入用開口が形成され、
前記流下案内路を介して前記縦搬送部から前記投入用開口への穀粒供給が行われるように構成されているコンバイン。 - 前記穀粒タンク内の上部に、穀粒を拡散する穀粒拡散装置が備えられ、
前記穀粒拡散装置が、前記縦搬送部に対する遠近方向おいて、前記穀粒タンクの側壁のうちの、前記縦搬送部に対面する側壁から離れた中央部に設けられ、
前記流下案内路が前記穀粒拡散装置に向けて延出されている請求項1記載のコンバイン。 - 前記流下案内路に、前記縦搬送部に接続された流路上部と、前記穀粒タンクに接続された流路下部と、が備えられ、
前記流下案内路は、前記穀粒タンクの上面部よりも下方の前記穀粒タンク内に突入する姿勢で配設され、
前記流下案内路の終端が前記穀粒拡散装置に接続されている請求項2記載のコンバイン。 - 前記穀粒拡散装置は、前記流下案内路から供給された穀粒を受け入れる筒状のガイドケースと、
前記ガイドケース内に設けられた回転羽根と、
前記ガイドケースの外周部に形成された吐出口と、が備えられ、
前記回転羽根の回転に伴って前記ガイドケース内の穀粒を吐出口から跳ね出すように構成されている請求項3記載のコンバイン。 - 前記ガイドケースの前記外周部に対する前記流路下部終端の接続領域は、前記外周部の周方向で、前記回転羽根の回転軸心を通る鉛直線位置よりも、前記吐出口が形成された箇所とは反対側に設けられている請求項4記載のコンバイン。
- 前記ガイドケースに、前記回転羽根が存在する範囲の外周を囲む第一ガイドケース部と、その第一ガイドケース部よりも前記穀粒タンクの側壁のうちで前記縦搬送部に対向する側壁に近い側に位置する第二ガイドケース部と、が備えられ、
前記第二ガイドケース部に、前記第一ガイドケース部から前記第二ガイドケース部へ溢れ出た穀粒を前記ガイドケース外へ排出するための抜き孔が形成されている請求項4又は5記載のコンバイン。 - 前記穀粒タンクが、前記脱穀装置との横並び状態で穀粒を受け入れ可能な使用位置と、前記脱穀装置から離れる側へ揺動移動する開放位置と、に上下軸心回りで位置変更可能に構成され、
前記流下案内路に、前記縦搬送部に接続された流路上部と、前記穀粒タンクに接続された流路下部と、が備えられ、
前記流路上部と前記流路下部が、前記使用位置で互いに連結され、前記開放位置側への前記穀粒タンクの揺動移動に伴って互いに分離可能に構成されている請求項3〜6のいずれか一項記載のコンバイン。 - 前記穀粒拡散装置が、前記縦搬送部に支持され、
前記穀粒タンクに、その穀粒タンクの前記上下軸心回りでの位置変更に伴って前記穀粒拡散装置を挿抜可能な開口部が形成されている請求項7記載のコンバイン。 - 前記縦搬送部の下端部に備えた駆動スプロケットと、前記縦搬送部の上端部に備えた従動スプロケットと、にわたって巻回した無端回動帯に穀粒を載置可能な載置体が装着され、
前記従動スプロケットの動力伝達軸に、出力用プーリが装着され、
前記穀粒拡散装置の回転羽根を駆動する駆動軸のうち、前記縦搬送部に近い側の端部が、前記穀粒タンクの外方へ延出され、この穀粒タンク外への延出部分に入力用プーリが装着され、
前記入力用プーリと、前記出力用プーリと、に動力伝達用の伝動ベルトが巻回されている請求項4〜7のいずれか一項記載のコンバイン。
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