JP2005124441A - 脱穀装置におけるカバー - Google Patents

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Ryuji Umebayashi
竜司 梅林
Noboru Ito
昇 伊藤
Rikiya Tsuda
力也 都田
Takahiro Watabe
高広 渡部
Akira Ota
彰 大田
Takeyuki Ishida
健之 石田
Shigeru Nakajima
中島  茂
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】選別性能が高い脱穀装置におけるカバーを提供することを課題としている。
【解決手段】扱室2内に回転駆動自在に軸支される扱胴1の後方位置に、扱胴1に対して左右方向にオフセットして処理胴7を配置し、処理胴7の前方に、扱胴1の側方に位置する空間11を形成させ、扱胴1の側方を空間11を介して側方カバー14によって覆い、側方カバー14と処理胴7の側方を覆う処理胴カバー9とを取り付けた状態で両カバー9,14の外周面が連続して上記空間11を閉塞するように、処理胴カバー9の外形形状と側方カバー14の外形形状を断面視で同一形状とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンバイン等に搭載される脱穀装置におけるカバーに関する。
従来扱室内に回転駆動自在に軸支される扱胴と、該扱胴の後方位置において、扱胴に対して左右方向にオフセットして配置され、回転駆動自在に軸支された処理胴とを備え、処理胴の側方を覆う処理胴カバーと扱胴の側方を覆う側方カバーとを設けた脱穀装置が公知となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−136216号公報
しかし上記脱穀装置は、扱胴の側方に二番処理胴が設けられているため、二番処理胴が妨げになり選別効率が低下する場合があるという欠点があった。
上記課題を解決するための本発明の脱穀装置におけるカバーは、扱室2内に回転駆動自在に軸支される扱胴1と、該扱胴1の後方位置において、扱胴1に対して左右方向にオフセットして配置され、回転駆動自在に軸支された処理胴7とを備え、処理胴7の側方を覆う処理胴カバー9と扱胴1の側方を覆う側方カバー14とを設けた脱穀装置において、処理胴7の前方に、扱胴1の側方に位置する空間11を形成させ、側方カバー14が該空間11を介して扱胴1の側方を覆い、処理胴カバー9の外形形状と側方カバー14の外形形状を断面視で同一形状とし、両カバー9,14が取り付けられた状態で、両カバー9,14の外周面が連続して上記空間11を閉塞することを特徴としている。
以上のように構成される本発明の構造によると、扱胴及び処理胴によって脱穀された後の処理物(脱穀粒とわら屑等の混合物)の選別を扱胴の直下から扱胴の側方に形成される空間に亘る大きなスペースで行うことができ、特に扱胴の側方側から落下する処理物が上記空間を通過して選別側に送られ、処理物が選別側に均等に落下するため、脱穀(選別)性能を向上させることができるという効果がある。
また両カバーが取り付けられた状態で扱胴の側方に形成される空間が閉塞されるため、両カバーのみで該空間からの処理物の漏れ等を防止することができるという効果の他、側方カバーと処理胴カバーの断面形状が同一であるため、両カバーの合わせ構造を簡単にすることができ、さらに組み立てた状態で両カバーが連続するため、外観上の見栄えが向上するという効果がある。
図1は本発明を採用した脱穀装置の側面図、図2は要部平面断面図である。該脱穀装置は上部に回転駆動自在に軸支された扱胴1を備えた扱室2が設けられており、該扱室2の下方に、扱胴1の下方側を扱胴1の外周に沿って覆う受網3を介して、扱胴1により脱穀処理された後の処理物(脱穀粒とわら屑等の混合物)から籾を選別する選別室4が設けられている。
また扱室2の後方には、該扱室2に対して左右方向にオフセットして処理室6が設けられており、該処理室6内には扱胴1に対して左右方向にオフセットされた処理胴7が回転駆動自在に軸支されて設けられている。これにより処理胴7は扱胴1の後方側に扱胴1に対して左右方向にオフセット配置されている。また処理室6は処理網8によって上記選別室4と区切られており、外側方は処理胴カバー9によって覆われている。
そして上記構造によって処理室6の前方には、扱室2の側方に位置して空間11が形成され、処理胴7の駆動軸12が該空間11を通過して前方に突出され、処理胴7は脱穀装置の前方側に設けられるギヤボックス13によって駆動される。このとき該空間11の外側方(扱胴1の反対側)は、側方カバー14によって覆われている。
一方上記選別室4は、上記受網3によって上記扱室2と区切られているとともに、上記空間11とつながっており、即ち上記空間11は選別室4の一部を構成している。そして選別室4内には、扱胴1の直下から上記空間11の外側の端部に亘り揺動選別体16が設けられており、該揺動選別体16の下方に選別風を送風する唐箕ファン17が設けられている。
これにより上記脱穀装置は、脱穀装置の側方に設けられたフィードチェーン18により穀稈を搬送し、該穀稈を扱胴1によって脱穀処理して処理物を受網3を介して選別室4に落下させると共に、扱胴1により処理することができず、扱室2側から処理室6側に送られる穂切れ等を処理胴7によって脱穀処理し、処理物を処理網8を介して選別室4に落下させる。このとき扱胴1の側方に上記空間11が設けられているため、扱胴1の側方側から落下する処理物は上記空間11を通過して選別室4に落下し、つまり処理物は所定の範囲(例えば扱胴1の直下)に集中して落下することなく、扱胴1の直下から上記空間11の外側の端部に亘り均等に落下する。
その後扱室2及び処理室6側から選別室4に落下させられる処理物は揺動選別体16に送られ、揺動選別体16において順次後方に送られてチャフシーブ19によって濾過され、さらに唐箕ファン17によって送風される選別風によって1番物と2番物とに風選される。このとき処理物は扱胴1の直下から上記空間11の外側の端部に亘り均等に落下するため、揺動選別体16上に概ね均等に供給される。なお上記チャフシーブ19は、従来同様複数の開閉自在なフィンを備え、該フィンの開閉により濾過量を設定調節する構成となっている。
また上記脱穀装置には、1番物を収容する1番収容部21と、1番物として収容されなかった枝梗粒,穂切粒等を含む2番物を収容する2番収容部22と、前記1番収容部21に収容された1番物を1番収容部の一端部まで横搬送する1番横らせん23と、一端部まで横搬送された1番物を揚上搬送する揚上搬送筒24と、前記2番収容部22に収容された2番物を2番収容部22の一端部まで横搬送する2番横らせん26と、一端部まで横搬送された2番物を揚上搬送して揺動選別体16に還元する還元搬送筒27等も備えられている。
これにより上記風選された1番物が1番物収容部21に、2番物が2番物収容部22に収容され、その後上記1番物は、1番らせん23によって1番物収容部21の端部に搬送され、揚上搬送筒24に受け継がれ、揚上搬送筒によってグレンタンク等に排出される。また2番物は2番らせん26によって2番物収容部22の端部に搬送され、還元搬送筒27に受け継がれ、還元搬送筒27内の還元らせん28を介して揺動選別体16に還元される。
このとき還元搬送筒27は、還元らせん28によって上端側に搬送される2番物を跳ね出す回転駆動自在な跳出板29と、該跳出板29を収容して跳出板29によって跳ね出される2番物を案内する案内部31とが設けられており、2番物は案内部31の端部から放出される。そして該案内部31の端部は、図1〜図3に示されるように、選別室4における上記空間11の近傍に接続されており、2番物は該空間11を通過して揺動選別体16の始端側中央部分に還元される。
上記構造により本脱穀装置は、選別室4が扱胴1の直下から上記空間11の外側端に亘る大きな幅広なスペースとなり、揺動選別体16が選別室4の幅いっぱい(扱胴1の直下から上記空間11の外側端までのサイズ)に亘る幅広のタイプとなっているため、選別面積が大きくなり、選別効率が高いだけでなく、扱胴1からの処理物がほぼ均等に揺動選別体16に供給され、且つ2番物が上記空間11を通過して揺動選別体16の始端側中央部分に還元されるため、2番物が揺動選別体16上に均等に拡散され、これらにより揺動選別体16上の処理物の層厚が均等化され、選別性能が向上する。
一方前述の側方カバー9は、図3に示されるように、正面視(扱胴1の回転軸心方向から見て)で、外側の上部が下方に向かう傾斜面32をなすプレート状をなし、脱穀装置の枠体33に対して着脱自在となっている。また前述の処理胴カバー9は、図4に示されるように、正面視(処理胴7の回転軸心方向から見て)で、外側の上部が下方に向かう傾斜面34をなすプレート状をなし、脱穀装置の枠体33に対して着脱自在となっている。
そして側方カバー14と処理胴カバー9とは、図3,図4に示されるように、正面視での断面形状が同一であり、また処理室6の前壁36の端面は処理胴カバー9に沿った形状となっており、これにより両カバー9,14が取り付けられた状態では、両カバー9,14は対向する端面同士を突き当てる(両端面を当接させる)又は一方の端面側に他方の端面側を重複させることによって、外周面が連続し、上記空間11を閉塞する。
この構造により両カバー9,14を簡単な構造で合わせて上記空間11を閉塞し、両カバー9,14で空間11からの処理物の漏れ等を防止することができ、且つ組立て作業を容易に行うことができる。そして側方カバー14と処理胴カバー9とを組み立てた(取り付けた)状態では、両カバー9,14の外周面が同面で連続するため、外観上の見栄えもよい。
また処理胴カバー9及び側方カバー14に設けられる傾斜面34,32によって、扱胴1から跳ね飛ばされる処理物の一部は、傾斜面32の内面に当たり、円滑に揺動選別体16上に落下させられ、また傾斜面32,34の上面においては、傾斜面32,34に沿って脱穀時の藁くず等が滑り落ちるため、カバー9,14上への藁屑の堆積等も防止される。
さらに上記空間11内を処理胴7の駆動軸12が通っているため、側方カバー14は駆動軸カバーを兼用しており、側方カバー14を取り外すことによって上記駆動軸12のメンテナンスを容易に行うことができる。また側方カバー14の取り外しによって空間11を介して揺動選別体16や受網3,扱室2内等のメンテナンスも容易に行うことができ、全体としてメンテナンス性も高い。
脱穀装置の側面図である。 脱穀装置の要部平面断面図である。 空間部分を示す脱穀装置の要部正面断面図である。 処理胴部分を示す脱穀装置の要部正面断面図である。
符号の説明
1 扱胴
2 扱室
7 処理胴
9 処理胴カバー
11 空間
14 側方カバー

Claims (1)

  1. 扱室(2)内に回転駆動自在に軸支される扱胴(1)と、該扱胴(1)の後方位置において、扱胴(1)に対して左右方向にオフセットして配置され、回転駆動自在に軸支された処理胴(7)とを備え、処理胴(7)の側方を覆う処理胴カバー(9)と扱胴(1)の側方を覆う側方カバー(14)とを設けた脱穀装置において、処理胴(7)の前方に、扱胴(1)の側方に位置する空間(11)を形成させ、側方カバー(14)が該空間(11)を介して扱胴(1)の側方を覆い、処理胴カバー(9)の外形形状と側方カバー(14)の外形形状を断面視で同一形状とし、両カバー(9),(14)が取り付けられた状態で、両カバー(9),(14)の外周面が連続して上記空間(11)を閉塞する脱穀装置におけるカバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222080A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 収穫機
JP2009125059A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 脱穀装置
JP2017158597A (ja) * 2017-06-27 2017-09-14 ヤンマー株式会社 コンバイン

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