JP2002044437A - 画像読取りシステムおよびその画像読取り方法 - Google Patents

画像読取りシステムおよびその画像読取り方法

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JP2002044437A
JP2002044437A JP2000219015A JP2000219015A JP2002044437A JP 2002044437 A JP2002044437 A JP 2002044437A JP 2000219015 A JP2000219015 A JP 2000219015A JP 2000219015 A JP2000219015 A JP 2000219015A JP 2002044437 A JP2002044437 A JP 2002044437A
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靖之 大岩
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャンモードの種類が多くてもシェーディ
ングデータなどの取得に時間のかからない画像読取りシ
ステム,画像読取りシステムにおける画像読取り方法を
提供する。 【解決手段】 画像読取りを実行する際、シェーディン
グデータファイルに、その読取りのスキャンモードに対
応するシェーディングデータが有るか判断し(S21参
照、以下同様)、有る場合はファイルからそのシェーデ
ィングデータを読み取り(S25)、そのデータを用い
て読取りを実行する(S18)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取りシステ
ム及びその画像読取り方法に関し、特にそのシェーディ
ング補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平11−275310号公報
記載のもののように、使用環境の変化や経年劣化によっ
てイメージセンサの出力レベルが変動しても、常に安定
して高い階調性および再現性を実現できるようにした、
画像読取り装置および方法、記録媒体が提案されてい
る。すなわち、原稿の読取り動作を実行する時、原稿読
取り動作の開始前に、各色光源毎に基準白地読取りを行
いその時A/D変換器から出力される画像データの最大
値が所定の範囲内に入っているかどうかを調べ、所定の
範囲から外れていた場合はその外れた光源の光量調整を
やり直すように制御部を構成することにより、イメージ
センサの出力レベルが装置の使用環境の変化や経年変化
によって変動しても、原稿読取り毎に随時それを実行し
て、安定して高い階調性および再現性を持った画像の読
取りを行えるようにする画像読取り装置および方法が提
案されている。
【0003】一方、昨今、画像読取り装置の高解像度化
に伴い、画像処理用のバッファメモリに大容量の記憶素
子が必要となった。消費電力およびコストを低減するた
めには、DRAMを使用する事が有利であるが、アクセ
ススピードはSRAMに比べあまり早くないため、DR
AMのアクセス速度が読取り時間のボトルネックになる
可能性ある。この事は、高解像度の撮像素子を使って低
解像度の読取りを行う場合に読取り時間を犠牲にする可
能性がある。これを解決するために、読取り解像度に応
じた画素数に変換した後DRAMのアクセスが必要な画
像処理を行う方法が提供されている。この方法を使う
と、スキャンモード毎に撮像素子の駆動速度を変えて、
低解像度時に短時間に読取りを行うことが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、読取り
解像度によって撮像素子の駆動速度が変わり、アナログ
信号の歪みや撮像素子の暗電流に起因する固定パターン
ノイズ等が変化するため、シェーディング補正を厳密に
行うためには各スキャンモード毎にシェーディングデー
タを取得し、データの補正を行う必要が生じてきた。
【0005】また、たとえば1200DPIの高解像度
の撮像素子を使った画像読取り装置の場合、低解像度時
の読取り時間を短くするために、ハード的には、たとえ
ば、75DPI,150DPI,300DPI,600
DPI,1200DPIの解像度の読取りモードをカラ
ーおよびグレイモードで持つ必要がある。そのために
は、これらのスキャンモード毎のキャリブレーションデ
ータとシェーディングデータを持つ必要があるが、スキ
ャンモードの種類が多く、これらのデータを最初のスキ
ャンの時に一括して取得するには、数分から10分程度
の時間が必要になる可能性があった。
【0006】一方、スキャンごとに毎回キャリブレーシ
ョンデータとシェーディングデータを取る方法もある
が、この場合は、高解像度になるほど毎回余分に時間が
かかる可能性があった。
【0007】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、スキャンモードの種類が多くてもシェーディ
ングデータなどの取得に時間のかからない画像読取りシ
ステム,画像読取りシステムにおける画像読取り方法を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像読取りシステムをつぎの(1)な
いし(5)のとおりに構成し、画像読取りシステムにお
ける画像読取り方法を次の(6)ないし(8)のとおり
に構成する。
【0009】(1)複数のスキャンモードについての各
スキャンモード毎の修正データを有する修正データファ
イルを格納した記憶手段と、画像読取りの際、その読取
りのスキャンモードに対応した修正データを前記記憶手
段より読み出しその修正データを用いて画像読取りを実
行するよう制御する制御手段とを備えた画像読取りシス
テム。
【0010】(2)前記(1)記載の画像読取りシステ
ムにおいて、前記修正データは、シェーディングデータ
である画像読取りシステム。
【0011】(3)前記(1)記載の画像読取りシステ
ムにおいて、前記修正データは、キャリブレーションデ
ータおよびシェーディングデータである画像読取りシス
テム。
【0012】(4)前記(1)記載の画像読取りシステ
ムにおいて、前記修正データファイルは、画像読取り装
置の機種名,ドライバのバージョン,スキャン回数につ
いてのデータを有し、前記制御手段は、前記修正データ
ファイルにある画像読取り装置の機種名と使用する画像
読取り装置の機種名が一致するか、前記修正データファ
イルにあるドライバのバージョンが使用するドライバの
バージョンと一致するか、前記修正データファイルにあ
るスキャン回数が特定の回数以下であるかを判断し、画
像読取り装置の機種名が一致しない場合、ドライバのバ
ージョンが一致しない場合、スキャン回数が特定の回数
以下でない場合に、前記各スキャンモード毎の修正デー
タを用いず、新たに読取りのスキャンモードの修正デー
タを取り直しこの修正データにより読取りを実行するよ
う制御する画像読取りシステム。
【0013】(5)前記(1)記載の画像読取りシステ
ムにおいて、前記制御手段は、画像読取りの際、その読
取りのスキャンモードに対応した修正データが前記修正
データファイルに無いときは、その読取りのスキャンモ
ードの修正データを新たに取りこのデータにより読取り
を実行するよう制御する画像読取りシステム。
【0014】(6)複数のスキャンモードについての各
スキャンモード毎の修正データを有する修正データファ
イルを有する画像読取りシステムにおける画像読取り方
法であって、画像読取りのスキャンモードを判断するス
テップAと、このステップAで判断したスキャンモード
の修正データを前記修正データファイルから読み出すス
テップBと、このステップBで読み出した修正データに
より画像読取りを実行するステップCとを備えた画像読
取り方法。
【0015】(7)複数のスキャンモードについての各
スキャンモード毎の修正データと、画像読取り装置の機
種名,ドライバのバージョン,スキャン回数についての
データとを有する修正データファイルを備えた画像読取
りシステムにおける画像読取り方法であって、前記修正
データファイルにある画像読取り装置の機種名と使用す
る画像読取り装置の機種名が一致するか、前記修正デー
タファイルにあるドライバのバージョンが使用するドラ
イバのバージョンと一致するか、前記修正データファイ
ルにあるスキャン回数が特定の回数以下であるかを判断
するステップAと、このステップAで少なくとも画像読
取り装置の機種名が一致しない、ドライバのバージョン
が一致しない、スキャン回数が特定の回数以下でないの
いずれかであると判断した場合に、前記修正データファ
イルの各スキャンモード毎の修正データを用いず、新た
に読取りのスキャンモードの修正データを取り直すステ
ップBと、このステップBで取り直した修正データによ
り読取りを実行するステップCとを備えた画像読取りシ
ステムにおける画像読取り方法。
【0016】(8)複数のスキャンモードについての各
スキャンモード毎の修正データを有する修正データファ
イルを備えた画像読取りシステムにおける画像読取り方
法であって、画像読取りの際、その読取りのスキャンモ
ードに対応した修正データが前記修正データファイルに
あるか判断するステップAと、このステップAで修正デ
ータが無いと判断した場合に、その読取りのスキャンモ
ードの修正データを新たに取るステップBと、このステ
ップBで取った修正データにより読取りを実行するステ
ップCとを備えた画像読取りシステムにおける画像読取
り方法。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を画像読
取りシステムの実施例により詳しく説明する。なお、本
発明は実施例の説明に裏付けられて方法の形においても
実施することができる。
【0018】
【実施例】図1は、実施例1である“画像読取りシステ
ム”の概略を示す斜視図である。図2は、実施例1に関
わるソフトウエアのシステム構成を示すブロック図であ
る。図3は、操作画面を示す図である。図4は、アプリ
ケーション起動の際のシーケンスを示すフローチャート
である。図5は、本実施例の画像読取りシステムの構成
を示すブロック図である。図6は、シェーディングデー
タファイルの構成を示す図である。図7は、スキャナ制
御プログラム起動後の制御シーケンスを示すフローチャ
ートである。図8は、スキャン開始後の制御シーケンス
を示すフローチャートである。
【0019】図1,図2において、1は画像読取り装
置、2は原稿を保持するための原稿台ガラス、3は反射
原稿、5は圧板、6は光源、7はアプリケーションの起
動を行ったり読取り開始を指示するための操作ボタン、
8はUSBインターフェースケーブル、20はホストコ
ンピュータ、31はアプリケーションソフトの操作画面
である。
【0020】9は画像読取り装置(スキャナともいう)
1を制御するためのスキャナコントローラ、10はデバ
イス(画像読取り装置)側のUSBインターフェース、
22はホストコンピュータ20側のUSBインターフェ
ース、23はホストコンピュータ20上で各リソースを
制御するためのシステムドライバ、24はホストコンピ
ュータ20上でスキャナを制御するためのデバイスドラ
イバ、25はホストコンピュータ20上でアプリケーシ
ョンソフトの起動停止等の動作環境の管理を行う管理プ
ログラムのコントロールパネル、26はホストコンピュ
ータ20上でスキャナのアプリケーションソフトの制御
を行う制御プログラムのツールボックス、27は画像読
取り装置1の画像読取りに関する操作を行うためのアプ
リケーションプログラムのスキャンコントローラであ
る。
【0021】図2において、USBインターフェースケ
ーブル8が接続されると、エナミュレーションが行わ
れ、インターフェースの通信速度が決定される。インタ
ーフェース制御回路10はそれ以後、この時決定された
通信速度で動作する。また、ホスト側インターフェース
22もこの時決定された通信速度で動作する。
【0022】スタートボタン7が押されると、スタート
ボタン7が押されたことをインターラプト信号によって
スキャナコントローラ9に伝え、スキャナコントローラ
9はインターラプト転送により「画像読取り装置のスタ
ートボタンが押された」という情報を、デバイス側US
Bインターフェース制御回路10からUSBインターフ
ェースケーブル8を介してホスト側USBインターフェ
ース22に通知する。システムドライバ23は「画像読
取り装置のスタートボタンが押された」という情報をホ
スト側USBインターフェース22から受け取って、デ
バイスドライバ24に通知する。デバイスドライバ24
はコントロールパネル25に、ツールボックス26を起
動するよう通知をする。ツールボックス26はコントロ
ールパネル25から起動されると、画像読取り装置1の
スタートボタンが押されたことを認識しスキャンコント
ローラ27が立ち上がっていないときは、図4(a)の
シーケンスでスキャンコントローラ27を制御する。
【0023】図3は、スキャンコントローラ27の操作
画面を示す図で、透過原稿から画像を読み取る際にホス
トコンピュータ20の表示窓に表示される。31は、ホ
ストコンピュータ20の表示窓に表示された操作画面
で、プレビュー後の操作画面である。
【0024】32は表示窓、33はクロッピングを行う
ためのカーソル、34はプレビュー画面、36はガンマ
特性(濃度特性カーブ)等のスキャンモードを設定する
ためのモード設定ボタン、37は本スキャン開始ボタ
ン、38は解像度設定バー、39はカラーバランス設定
バーで、不図示のマウス等でボタンをクリックしたりバ
ーをドラッグして設定を行ったり、スキャンを開始した
りする。
【0025】図4(a)は、ボタン処理をポーリングに
よって処理しホストに通知する場合のフローチャート
で、スキャナコントローラ27は、定期的にボタンを調
べる様になっている。
【0026】ボタン処理が開始されると、ステップ1
(図ではS1と表記する、以下同様)でボタンが操作さ
れたか検知し、ボタンが押されていなければステップ3
に進み、押されていればステップ2に進みボタンが押さ
れたことをホストコンピュータ20に通知する。
【0027】ステップ3では、たとえば10msecの
タイマで一定時間待ち、ステップ1に戻る。
【0028】ステップ1ではボタンが押されたか否かの
判定を、一定時間ボタンが押されていない状態の後一定
時間ボタンが押された状態になった時にボタンが押され
たと判定する。逆に、一定時間ボタンが押された状態が
続いた後、一定時間ボタンが押されていない状態が続い
たときにボタンが押されたと判定してもよい。
【0029】ここで、図4(a)はボタン処理をポーリ
ングによって処理する方法を開示したが、ボタン信号に
よりハードでインターラプトをかけて処理する方法でも
良い。
【0030】図4(b)は、ホストコンピュータ20上
で画像読取り装置1のアプリケーションソフトの制御を
行う制御プログラムについてのツールボックス26での
処理シーケンスを示すフローチャートである。
【0031】ツールボックス26がコントロールパネル
25によって起動されると、まず、スキャンコントロー
ラ27が立ち上がっているか否か判定し(ステップ
4)、スキャンコントローラ27が立ち上がっていれば
他の起動要因に対応する処理を行い(ステップ5)、ス
キャンコントローラ15が立ち上がっていないときはス
テップ6に進む。ステップS6では、スキャンコントロ
ーラ27を立ち上げる。
【0032】図5は本実施例の画像読取りシステムの構
成を示すブロック図で、2は原稿台ガラス、3は反射原
稿、4は原稿台ガラス2側が一様で反射率が比較的高い
領域を有する基準白色板、8はUSBインターフェース
ケーブル、10はUSBインターフェース制御回路、2
0は画像読取り装置1の制御プログラムを実行するため
のホストコンピュータ、51は副走査方向に駆動される
コンタクトイメージセンサ、52は原稿照明用のLE
D、53は原稿を照明するためにLED52の光束を原
稿面上に導くためのライトガイド、54は原稿台ガラス
2上に置かれた原稿の像を撮像素子上に導くためのセル
ホックレンズアレイ、55は画像読取り用の撮像素子、
56はタイミングジェネレータである。
【0033】57はホストコンピュータ20からインタ
ーフェース制御回路10を介して設定された設定値に応
じてモータの制御,LED52の点灯消灯の制御等、一
連のシーケンス制御を行うシーケンス制御回路、58は
LEDの点灯制御をするためのLED制御回路、59は
コンタクトイメージセンサ51を副走査方向に移動して
副走査するためのキャリッジ駆動機構、60はキャリッ
ジ駆動機構59を介してコンタクトイメージセンサ51
を副走査方向に移動するためのステッピングモータであ
る。
【0034】61は撮像素子55から出力されるアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバー
タを含むアナログ回路で(一般的にアナログフロントエ
ンドと呼ばれる:AFE)、62はシェーディング補
正,ガンマ補正,変倍処理等を行うための画像処理回
路、63は画像処理および画像データを転送する為に使
用するバッファメモリである。
【0035】ここで、コンタクトイメージセンサ51
は、原稿照明用のLED52,ライトガイド53,セル
ホックレンズアレイ54,撮像素子55から構成されて
いる。キャリッジ駆動機構59は、ステッピングモータ
60により、コンタクトイメージセンサ51を副走査方
向に走査するように構成されている。シーケンス制御回
路57は、ホストコンピュータ20からインターフェー
ス制御回路10を介して設定された設定値に応じてステ
ッピングモータ60を制御し、キャリッジ駆動機構59
を介してコンタクトイメージセンサ51を副走査方向に
移動する。前記設定値は、ステッピングモータ60のパ
ルス速度,回転方向等である。
【0036】通信速度決定後、ホストコンピュータ20
のデバイスドライバ24は、通信速度に応じて、画像処
理回路62の設定値あるいはシーケンス制御回路57の
制御の切替えを行う。
【0037】通信速度が速い場合は、画像処理回路62
におけるシェーディング補正,ガンマ補正,変倍は全
て、バイパスされるように画像処理回路62を設定し、
アナログフロントエンド61の出力する14ビットデー
タをインターフェース制御回路10に内蔵されているデ
ータ伝送用のFIFOに出力する様に設定する。
【0038】また、この時、タイミングジェネレータ5
6は撮像素子55に対して、最も速い駆動クロックを発
生するように設定される。
【0039】一方、通信速度が遅い場合は、画像処理回
路62のシェーディング補正,ガンマ補正,変倍は全
て、機能するように画像処理回路62を設定し、画像処
理回路62の出力する8ビットデータをインターフェー
ス制御回路10に内蔵されているデータ伝送用のFIF
Oに出力する様に設定する。
【0040】また、この時は、タイミングジェネレータ
56は撮像素子55に対して、インターフェースの通信
速度に応じた駆動クロックを発生するように設定され
る。
【0041】図6は、シェーディングデータファイル6
3の構成を示したもので、ファイル名は“Shadin
gDataFile.dat”である。シェーディング
データファイル63は、ファイルのヘッダ情報64と、
各スキャンモードに対するシェーディングデータのレコ
ードからなっている。シェーディングデータファイル6
3はデバイスドライバ24が作成するが、ヘッダ情報が
適合しないシェーディングデータファイルが存在した場
合、そのファイルを削除する。
【0042】あるスキャンモードに対応するレコード
は、そのスキャンモードを記述したサブヘッダと、その
スキャンモードに対応するキャリブレーションデータと
シェーディングデータから構成される。
【0043】たとえば、スキャンモード1は、カラー読
取り,解像度75DPI,標準読取りに対応し、スキャン
モード1のレコード65は、スキャンモード1に対応す
るヘッダ66とスキャンモード1に対応するデータ67
から構成される。
【0044】ファイルのヘッダ64の内容は、ベンダ名
として“00000”、製品名として“00000Sc
an650U”、ドライバのバージョンとして“ver
4.1”、スキャン回数として“23”を含み、対応す
る画像読取り装置およびドライバのバージョンを特定で
きるようになっている。
【0045】これらの情報が、デバイスドライバ24に
適合しない場合としては、機種名が異なる場合や、ドラ
イバのバージョンが異なる場合や、スキャン回数が特定
の回数以上の時で、このような場合デバイスドライバ2
4は、そのファイルを削除し、新たにシェーディングデ
ータファイルを作成する。
【0046】スキャン回数は、スキャンモードに関係な
くデバイスドライバ24がスキャン毎にカウントアップ
する。これは、コンタクトイメージセンサのシェーディ
ングやLEDの輝度の経時変化に対応するためで、デバ
イスドライバ24はスキャン100回毎にシェーディン
グデータファイルを削除する。この事によって、キャリ
ブレーションデータやシェーディングデータは100ス
キャン毎に更新される。別の方法として、シェーディン
グデータファイルを削除する代わりに、ヘッダ以外のレ
コードを全て削除しても良い。
【0047】スキャンモード1に対応するヘッダ66の
内容は、カラー,75DPI,標準読取りを含み、この
レコードのデータが対応するスキャンモードを特定す
る。ここで、「標準読取り」は、インターフェースの速
度が、フルスピード(12Mbps)で、出力がRGB
各色8ビットであることを示すものとする。
【0048】この時のモード1に対応するデータ67の
中の、モード1のキャリブレーションデータは、各色L
EDの点灯時間に関する値である。一方、モード1のシ
ェーディングデータは、スキャンモード1に対応するダ
ークシェーディング補正データおよび白シェーディング
補正データであり、デバイスドライバ24は、スキャン
毎にこれらデータを画像読取り装置本体1のバッファメ
モリ63に画処理回路62を介してダウンロードする。
【0049】スキャンモード2は、カラー,600DP
I,高速読取りに対応し、68はスキャンモード2に対
応するレコード、69はスキャンモード2に対応するヘ
ッダ、70はスキャンモード2に対応するデータであ
る。
【0050】ここで、「高速読取り」は、インターフェ
ースの速度が、ハイスピード(480Mbps)で、出
力がRGB各16ビットである事を示す。
【0051】この読取りモードの場合、デバイスドライ
バ24は、画像処理回路62を高速読取りモードに設定
して動作させるため、シェーディング補正は、画像処理
回路62では行われないので、シェーディングデータは
バッファメモリ63にはダウンロードしない。その代わ
り、デバイスドライバ24がシェーディング補正演算を
行う。
【0052】スキャンモードNは、グレイ,300DP
I,標準読取りに対応し、71はスキャンモードNに対
応するレコード、72はスキャンモードNに対応するヘ
ッダ、73はスキャンモードNに対応するデータであ
る。
【0053】ここで、「グレイ」はG(緑)単色の画像デ
ータを出力するモードで、「標準読取り」なので8ビッ
トデータを出力する。
【0054】図7は、スキャナ制御プログラム起動後の
制御シーケンスを示すフローチャートである。
【0055】はじめに、インターフェースケーブル8が
接続されるか、ホストコンピュータ20の電源が投入さ
れると、エナミュレーションが行われ、インターフェー
ス8に接続されている機器の認識,アドレスの振り分
け、および通信速度の決定がなされる(S7)。
【0056】次に、ホストコンピュータ20上で画像読
取り装置1のデバイスドライバ24が起動されると、デ
バイスドライバ24はホストコンピュータ20との通信
の実効速度を測定する(S8)。
【0057】デバイスドライバ24は通信速度に応じ
て、画像読取り装置1の各処理回路に対して初期設定を
行う。タイミングジェネレータ56に対しては、通信の
実効速度に基づいたクロックの設定を行い、コンタクト
イメージセンサ51をホームポジションに戻す(S
9)。
【0058】次に、スキャナコントローラ27からの司
令待ち状態となり、スキャン司令が発行されたか判定し
(S10)、スキャン司令が発行されると、ステップS
12に進みスキャンを開始する。スキャン処理の内容に
ついては、図8のフローチャートを使って詳細に述べ
る。
【0059】一方、発行された司令が、スキャン以外の
時は、ステップ11に進みその司令に従って処理を行
う。
【0060】図8は、デバイスドライバ24のスキャン
開始後の制御シーケンスを詳細に示すフローチャートで
ある。スキャンが開始されるとデバイスドライバ24
は、スキャンコントローラ27から指示されたスキャン
モードに基づいて、各部の制御パラメータを設定する
(S13)。
【0061】次に、デバイスドライバ24は、Shad
ingDataFile.datという名前のシェーデ
ィングデータファイルがあるか検索し、シェーディング
データファイルが存在したらステップ19に進み、なけ
ればステップ15に進む(S14)。
【0062】ShadingDataFile.dat
という名前のシェーディングデータファイルがない場
合、そのスキャンモードのキャリブレーションを行い
(S15)、続いてそのスキャンモードのシェーディン
グデータを取る(S16)。そのスキャンモードのシェ
ーディングデータは、黒シェーディングデータと白シェ
ーディングデータを複数ライン読み取る。黒シェーディ
ングデータは複数ラインを読み取り、平均化してランダ
ムノイズの影響を減らす。また白シェーディングデータ
は基準白色板を150DPIで、10ライン読み取り、
同じ画素のデータを比較して、大きいほうから6個のデ
ータを平均して白シェーディングデータとし、補正デー
タを計算で求める(S16)。
【0063】シェーディングデータファイルを作成する
ため、ShadingDataFile.datという
名前のファイルをホストコンピュータ20のハードデス
クに開き、ヘッダを書き込む。次に、そのスキャンモー
ドのサブヘッダを書き込み、更に、ステップ15で求め
たキャリブレーションデータと、ステップ16で求めた
シェーディング補正データを書き込み、ファイルを閉
じ、このシェーディングモードを含むシェーディングデ
ータファイルを作成する(S17)。次にステップ18
に進み、このスキャンモードに対応したキャリブレーシ
ョンデータに従って画像読取り装置1のスキャンパラメ
ータを設定し、次にシェーディング補正データをバッフ
ァメモリ63にダウンロードした後、シェーディングデ
ータファイルのヘッダ情報に含まれるスキャン回数のカ
ウントを1増やし、スキャンを開始し、ホストコンピュ
ータ20に画像データを送る(S18)。
【0064】デバイスドライバ24は、受信した画像デ
ータに対して操作画面31で設定された処理内容に従っ
て、画像データの演算を行い、最終画像のファイルを作
成する。
【0065】ステップ14で、ShadingData
File.datという名前のシェーディングデータフ
ァイルが有った場合、ステップ19に進み、このシェー
ディングデータファイルがデバイスドライバに適合する
ものか判定する(S19)。
【0066】ファイルのヘッダ情報64の内容は、ベン
ダ名,製品名,ドライバのバージョン、スキャン回数を
含み、対応する画像読取り装置およびドライバのバージ
ョンを特定できるようになっている。これらの情報が、
デバイスドライバ24に適合しない場合としては、機種
名が異なる場合や、ドライバのバージョンが異なる場合
や、スキャン回数が特定の回数以上の時で、このような
場合デバイスドライバ24は、そのファイルが適合しな
いものとみなし、ステップ20に進んでこのファイルを
削除したあと、ステップ15に進む。一方、ヘッダ情報
がデバイスドライバに適合すると判断されると、ステッ
プ21に進む。
【0067】ステップ19では、別の方法が可能であ
る。すなわち、ドライバのバージョンに関しては、単に
ドライバのバージョンが変わっただけで、キャリブレー
ションデータや、シェーディングデータの互換性が無く
なるとは限らないので、過去のいくつかのバージョンに
さかのぼって適合すると判定してもよい。つまり、その
新しいドライバに適合するシェーディングファイルのド
ライバのバージョンのリストを新しいドライバ自体が持
っていて、そのリストに含まれるドライバのバージョン
であれば、そのシェーディングファイルのキャリブレー
ションデータおよびシェーディングデータはそのまま使
用できると判定する。この場合、デバイスドライバ24
は、シェーディングファイルのヘッダ情報に含まれるド
ライバのバージョン情報を新しいバージョンに変更す
る。
【0068】ステップ21では、デバイスドライバ24
はシェーディングデータファイルに、当該スキャンモー
ドのシェーディングデータが含まれているか調べ、含ま
れていない場合、ステップ22に進み、そのスキャンモ
ードのキャリブレーションを行い(S22)、続いてそ
のスキャンモードのシェーディングデータを取る(S2
3)。次に、そのシェーディングデータファイルの最後
のレコードに続けて、そのスキャンモードのサブヘッダ
を書き加え、更に、ステップ22で求めたキャリブレー
ションデータと、ステップ23で求めたシェーディング
補正データを書き込み、ファイルを閉じ、このシェーデ
ィングモードのレコードをシェーディングデータファイ
ルに追加する(S24)。続いて、ステップ18に進
み、画像の読取りを行う。
【0069】ステップ21で、デバイスドライバ24は
シェーディングデータファイルに、当該スキャンモード
のシェーディングデータが含まれているか調べ、含まれ
ていた場合、ステップ25に進み、そのスキャンモード
のキャリブレーションデータとシェーディングデータを
ファイルから読み取る(S25)。次に、ステップS1
8に進み、画像の読取りを行う。
【0070】以上説明したように、本実施例によれば、
スキャンモード毎にキャリブレーションデータやシェー
ディングデータが必要な場合、そのスキャンモードの読
取り時にシェーディングデータファイルからキャリブレ
ーションデータやシェーディングデータを取得するよう
にしたので、読取りを速やかに行うことができる。
【0071】また同じスキャンモードによる2回目以降
の読取り時は、一回目に取得したキャリブレーションデ
ータやシェーディングデータを用いるので、データを取
得するための余分な時間がかからない。
【0072】またキャリブレーションデータやシェーデ
ィングデータを保存するためのシェーディングデータフ
ァイルを、スキャンモード毎に管理するようにし、デー
タをスキャンモード毎に分散して取得するようにしたの
で、最初のスキャン時に余分にかかる時間を低減でき
る。
【0073】また、製品名,ドライバのバージョン情報
でシェーディングデータファイルを管理するようにした
ので、製品名,ドライバの変更に伴ってシェーディング
データの互換性が無くなる場合自動的に更新することが
できる。また、スキャン回数でシェーディングデータフ
ァイルを管理するようにしたので、使用環境の変化や経
年劣化によって読取り特性が変わることが無い。
【0074】(実施例2)図9は、実施例2である“画
像読取りシステム”の構成を示すブロック図である。本
実施例は、反射原稿の他に、透過原稿の読取りもできる
例である。図9において、2は原稿台ガラス、8はUS
Bインターフェースケーブル、10はUSBインターフ
ェース制御回路、20は画像読取り装置の制御プログラ
ムを実行するためのホストコンピュータ、64は透過原
稿を面照明するためのライトボックス、65はフィルム
などの透過原稿、66はフィルムを保持するためのフィ
ルムホルダ、67は副走査方向に駆動されるキャリッ
ジ、68は反射原稿照明用の冷陰極ランプ、69は反射
原稿を照明するために冷陰極ランプ68の光束を原稿面
上に導くための照明光学系、70は原稿台ガラス2上に
置かれた原稿の像を撮像素子上に導くための結像光学
系、71はCCDなどの画像読取り用の撮像素子であ
る。72はCCD撮像素子71やアナログフロントエン
ド61を駆動するためのクロックを発生するタイミング
ジェネレータ、73はホストコンピュータ20からイン
ターフェース制御回路10を介して設定された設定値に
応じてモータの制御,冷陰極ランプ68の点灯消灯の制
御等、一連のシーケンス制御を行うシーケンス制御回路
である。
【0075】74は反射原稿を照明するための冷陰極ラ
ンプ68および透過原稿を照明するためライトボックス
64の点灯制御をするためのランプ制御回路、75はキ
ャリッジ67を副走査方向に移動して副走査するための
キャリッジ駆動機構、76はキャリッジ駆動機構75を
介してキャリッジ67を副走査方向に移動するためのス
テッピングモータ、77は撮像素子71から出力される
アナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコ
ンバータを含むアナログ回路で(一般的にアナログフロ
ントエンドと呼ばれる:AFE)、78はシェーディン
グ補正,ガンマ補正,変倍処理等を行うための画像処理
回路、79は画像処理および画像データを転送する為に
使用するバッファメモリである。
【0076】図9に示す画像読読取りリシステムは、反
射原稿と透過原稿を読み取ることができるように構成さ
れており、反射原稿を読み取る時は実施例1と同様の動
作をする。一方、透過原稿を読み取る際は、ライトボッ
クス64からフィルム65を照明し、結像光学系70を
通してCCD71上にフィルム65の画像を結像する。
【0077】ライトボックス64は不図示の冷陰極管
と、冷陰極管を点灯するためのインバータと、棒状の冷
陰極管で形成される線状の光源を面状の一様光源にする
ためのライトガイドから構成される。
【0078】図10は、フィルムガイドと原稿読取り範
囲を示す図である。80は原稿を読み取る範囲、81は
フィルムを保持するためのフィルムホルダ、82はライ
トボックスを使用して透過原稿を読み取るときのキャリ
ブレーションデータおよびシェーディングデータをサン
プルするためのシェーディング用開口部、83はフィル
ムなどの透過原稿を読み取るための画像読取り窓であ
る。このようにフィルムホルダ81にはシェーディング
用開口部82および画像読取り窓83の2つの開口部が
設けられている。
【0079】透過原稿を読み取る時は、ライトボックス
64でフィルムホルダ66に保持されたフィルム65を
照明し、画像読取り窓83を通して結像光学系70によ
ってCCDなどの画像読取り用の撮像素子71上に結像
された光学像を、CCDなどの画像読取り用の撮像素子
71で電気信号に変換する。
【0080】透過原稿を読み取る時の照明光の光量や、
露光時間などの露光量や、アナログフロントエンド77
のゲイン設定値等のキャリブレーションデータや、シェ
ーディングデータは、シェーディング用開口部82の位
置で、透過原稿無しの状態で読み取ったデータをもとに
作成される。
【0081】図11は、シェーディングデータファイル
の構成を示す図である。
【0082】主な構成は、実施例1における図6のSh
adingDataFile.datと同様である。シ
ェーディングデータファイル110は、ファイルのヘッ
ダ情報111と、各スキャンモードに対するシェーディ
ングデータのレコードからなっている。
【0083】シェーディングデータファイル110はデ
バイスドライバ24が作成するが、ヘッダ情報が適合し
ないシェーディングデータファイルが存在した場合、そ
のファイルを削除する。
【0084】あるスキャンモードに対応するレコード
は、そのスキャンモードを記述したサブヘッダと、その
スキャンモードに対応するキャリブレーションデータと
シェーディングデータから構成される。
【0085】たとえば、スキャンモード1は、カラー読
取り,解像度75DPI,標準読取り,反射原稿に対応
し、スキャンモード1に対応するレコード112は、ス
キャンモード1に対応するヘッダ113とスキャンモー
ド1に対応するデータ114から構成される。
【0086】ファイルのヘッダ情報111の内容は、ベ
ンダ名として“00000”、製品名として“D650
U”、シリアル番号“SYX150003124”、ド
ライバのバージョンとして“ver3.1”、スキャン
回数として“15”を含み、対応する画像読取り装置本
体およびドライバのバージョンを特定できるようになっ
ている。
【0087】これらの情報が、デバイスドライバ24の
管理する項目に適合しない場合としては、機種名が異な
る場合や、本体シリアル番号がシェーディングデータフ
ァイルで管理されている番号と異なる場合や、ドライバ
のバージョンが異なる場合や、スキャン回数が特定の回
数以上の時で、このような場合デバイスドライバ24
は、そのファイルを削除し、新たにシェーディングデー
タファイルを作成する。
【0088】スキャン回数は、スキャンモードに関係な
くデバイスドライバ24がスキャン毎にカウントアップ
する。これは、照明光学系や撮像光学系や撮像素子のシ
ェーディングや冷陰極管の輝度の経時変化に対応するた
めで、デバイスドライバ24はスキャン100回毎にシ
ェーディングデータファイルを削除する。この事によっ
て、キャリブレーションデータやシェーディングデータ
は100スキャン毎に更新される。別の方法として、シ
ェーディングデータファイルを削除する代わりに、ヘッ
ダ以外のレコードを全て削除しても良い。
【0089】スキャンモード1に対応するヘッダ113
の内容は、カラー,75DPI,標準読取り,反射原稿
を含み、このレコードのデータが対応するスキャンモー
ドを特定する。
【0090】ここで、「標準読取り」は、CCD71の
蓄積時間が標準の蓄積時間であることを示すものとす
る。
【0091】この時の、モード1に対応するデータ11
4の中のモード1のキャリブレーションデータは、各色
画像信号を増幅するためのアンプのゲインに関する値で
ある。前記アンプはアナログフロントエンド77に内蔵
されている。一方、モード1のシェーディングデータ
は、スキャンモード1に対応するダークシェーディング
補正データおよび白シェーディング補正データであり、
デバイスドライバ24は、スキャン毎にこれらデータを
画像読取り装置本体1のバッファメモリ79に画処理回
路78を介してダウンロードする。
【0092】スキャンモード2は、カラー,600DP
I,標準読取り,反射原稿に対応し、スキャンモード1
とは、読取解像度が異なる。115はスキャンモード2
に対応するレコード、116はスキャンモード2に対応
するヘッダ、117はスキャンモード2に対応するデー
タである。
【0093】スキャンモード3は カラー,1200D
PI,高画質,透過原稿に対応し、フィルムなどの透過
原稿を高解像度で読み取る読取りモードである。
【0094】118はスキャンモード3に対応するレコ
ード、119はスキャンモード3に対応するヘッダ、1
20はスキャンモード3に対応するデータである。
【0095】ここで、高画質モードは、濃度の高いフィ
ルム画像などに対し、比較的長い蓄積時間で読み取り、
ランダムノイズを抑えた画像を得る読取りモードであ
る。
【0096】スキャンモードNは、グレイスケール,3
00DPI,高速読取り,反射原稿に対応し、単色の画
像を高速に読み取るモードである。
【0097】121はスキャンモードNに対応するレコ
ード、122はスキャンモードNに対応するヘッダ、1
23はスキャンモードNに対応するデータである。
【0098】ここで、高速モードはCCD71の蓄積時
間を標準読取りの蓄積時間より短くして、読取り時間を
短縮する読取り方に対応する。
【0099】高画質読取りや高速読取りモードは、CC
D71の蓄積時間が標準読取り時の蓄積時間と異なるの
で、キャリブレーションデータやシェーディングデータ
が標準読取りの場合と異なる。またグレイスケールの読
取りは、単色の画像データしか必要としないので、キャ
リブレーションデータやシェーディングデータは、たと
えば緑色の信号に対応するもののみでよい。
【0100】図12は、スキャナ制御プログラム起動後
の制御シーケンスを示すフローチャートである。はじめ
に、インターフェースケーブル8が接続されるか、ホス
トコンピュータ20の電源が投入されると、エナミュレ
ーションが行われ、インターフェース22に接続されて
いる機器の認識,アドレスの振り分け,および通信速度
の決定がなされる(S110)。
【0101】次に、ホストコンピュータ20上で画像読
取り装置1のデバイスドライバ24が起動されると、デ
バイスドライバ24はホストコンピュータ20との通信
の実効速度を測定する(S111)。
【0102】デバイスドライバ24は通信速度に応じ
て、画像読取り装置1の各処理回路に対して初期設定を
行う。タイミングジェネレータ72に対しては、通信の
実効速度に基づいたクロックの設定を行い、キャリッジ
67をホームポジションに戻す(S112)。
【0103】次に、シェーディングファイルのヘッダ情
報におけるドライバのバージョン情報から、ドライバの
バージョンが変更されたか判定し(S113)、ドライ
バのバージョンが変更されていたらステップ114に進
み、変更されていなければステップ115へ進む(S1
13)。
【0104】ステップS114では、現在のシェーディ
ングファイルを削除し、ステップ115に進む。
【0105】続いて、スキャナコントローラ27からの
司令待ち状態となり、スキャン司令が発行されたか判定
し(S115)、スキャン司令が発行されると、ステッ
プ117に進みスキャンを開始する。スキャン処理の内
容については、図13に示すフローチャートを使って詳
細に述べる。
【0106】一方、発行された司令が、スキャン以外の
時は、ステップ116に進みその司令に従って処理を行
う(S116)。
【0107】図13は、スキャン開始後の制御シーケン
スを示すフローチャートである。
【0108】デバイスドライバ24に対して、スキャン
コントローラ27から指令が送られてくると、デバイス
ドライバ24は、その指令が、透過原稿の読取りか判断
し、透過原稿の読取りでない場合、ステップ32へ進
み、透過原稿の読取りの場合は、ステップ33に進む
(S31)。
【0109】ステップ32では、反射原稿の読取りの場
合は実施例1における図8と同様のシーケンスで読取り
が行われるので、詳細の説明を省略する。その他の指令
がきた場合は、それぞれの指令にしたがって処理を行
う。
【0110】指令が、透過原稿の読取りの場合、ライト
ボックス64を点灯し(S33)、ホームポジションに
移動する(S34)。続いて、キャリブレーション位置
まで、キャリッジを移動し(S35)、ライトボックス
を点灯してから一定時間経過したか判定し、ランプの発
光量を安定させるため一定時間経過するまで待ち(S3
6)、一定時間経過すると、ステップ37に進みキャリ
ブレーションを行う(S37)。次に、ステップ38に
進み、シェーディングデータファイルがあるか判定し、
シェーディングデータファイルがあれば、ステップ40
に進み、なければステップ39に進む。
【0111】ステップ40では、所望のシェーディング
データがあるか判定し、有る場合はステップ43に進
み、ない場合は、ステップ41に進む(S40)。
【0112】ステップ38でシェーディングデータファ
イルがない場合、ステップ39に進み、シェーディング
データファイルを作成し、次にシェーディングデータを
取り(S41)、続いてシェーディングデータファイル
に新しいレコードを追加してファイルを更新し(S4
2)、シェーディング補正データを画像読取り装置1の
バッファメモリ79に書き込み、シェーディング補正演
算を行う様に画像処理回路78を設定する(ステップ4
4)。ただし、デバイスドライバ24がシェーディング
補正演算を行う場合は、シェーディング補正データを、
デバイスドライバ24が直接参照できるメモリ領域に格
納しておき、シェーディング補正演算に使われるように
しておく。
【0113】スキャンの準備が完了すると、画像の読取
りを行う(S44)。
【0114】(実施例3)図14は、実施例3である
“画像読取りシステム”で用いるシェーディングデータ
ファイルの構成を示す図である。ハードウエアの構成
は、実施例2と同様なので、その説明を援用し説明は省
略する。
【0115】本実施例では、透過原稿のキャリブレーシ
ョンを毎回行うので、たとえば、スキャンモード3で
は、モード3に対するキャリブレーションデータは記録
しない。
【0116】図15は、スキャナ制御プログラム起動後
の制御シーケンスを示すフローチャートである。はじめ
に、インターフェースケーブル8が接続されるか、ホス
トコンピュータ20の電源が投入されると、エナミュレ
ーションが行われ、インターフェース22に接続されて
いる機器の認識,アドレスの振り分け、および通信速度
の決定がなされる(S100)。
【0117】次に、ホストコンピュータ20上で画像読
取り装置1のデバイスドライバ24が起動されると、デ
バイスドライバ24はホストコンピュータ20との通信
の実効速度を測定する(S101)。
【0118】デバイスドライバ24は通信速度に応じ
て、画像読取り装置1の各処理回路に対して初期設定を
行う。タイミングジェネレータ72に対しては、通信の
実効速度にもとづいたクロックの設定を行い、キャリッ
ジ67をホームポジションに戻す(S102)。
【0119】次に、シェーディングデータファイルのヘ
ッダ情報におけるドライバのバージョン情報から、ドラ
イバのバージョンが変更されたか判定し(S103)、
ドライバのバージョンが変更されていたらステップ10
4に進み、変更されていなければステップ105へ進む
(S103)。
【0120】ステップS104では、ドライバが変更さ
れたことを示すドライバ変更フラグをセットしステップ
105に進む。
【0121】続いて、スキャナコントローラ27からの
司令待ち状態となり、スキャン司令が発行されたか判定
し(S105)、スキャン司令が発行されると、ステッ
プ107に進みシェーディングデータを取り、シェーデ
ィングファイルを作成する。このときシェーディングフ
ァイルは削除して作り直してもよいし、現在有るファイ
ルを変更してもよい。ただし、このときドライバのバー
ジョン情報は更新され、スキャン回数は0にクリアさ
れ、さらに、シェーディングおよびキャリブレーション
に関するデータは一部が更新され他は削除される。
【0122】続いて、ステップ108に進み画像の読取
りを開始する。スキャン処理の内容については、実施例
2の図13のフローチャートと同様なので省略する。ス
キャン後ステップ105に戻る。
【0123】一方、発行された司令が、スキャン以外の
時は、ステップ106に進みその司令に従って処理を行
う。その後ステップ105に進む。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スキャンモードの種類が多くてもシェーディングデータ
の取得に時間のかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の概略を示す斜視図
【図2】 ソフトウエアのシステム構成を示すブロック
【図3】 操作画面を示す図
【図4】 アプリケーション起動の際のシーケンスを示
すフローチャート
【図5】 実施例1の構成を示すブロック図
【図6】 シェーディングデータファイルの構成を示す
【図7】 スキャナ制御プログラム起動後の制御シーケ
ンスを示すフローチャート
【図8】 スキャン開始後の制御シーケンスを示すフロ
ーチャート
【図9】 実施例2の構成を示すブロック図
【図10】 フィルムガイドと原稿読取り範囲を示す図
【図11】 シェーディングデータファイルの構成を示
す図
【図12】 スキャナ制御プログラム起動後の制御シー
ケンスを示すフローチャート
【図13】 スキャン開始後の制御シーケンスを示すフ
ローチャート
【図14】 実施例3で用いるシェーディングデータフ
ァイルの構成を示す図
【図15】 スキャナ制御プログラム起動後の制御シー
ケンスを示すフローチャート
【符号の説明】
1 画像読取り装置 20 ホストコンピュータ 27 スキャンコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BA02 BB02 CA19 CB04 DA04 DC01 EA01 5C072 AA01 BA08 DA12 EA05 FB12 LA15 RA16 UA02 XA01 5C077 MM03 MM16 PP06 PQ08 PQ17 PQ20 PQ22 PQ23 SS01 SS05 SS07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスキャンモードについての各スキ
    ャンモード毎の修正データを有する修正データファイル
    を格納した記憶手段と、画像読取りの際、その読取りの
    スキャンモードに対応した修正データを前記記憶手段よ
    り読み出しその修正データを用いて画像読取りを実行す
    るよう制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画
    像読取りシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取りシステムにお
    いて、前記修正データは、シェーディングデータである
    ことを特徴とする画像読取りシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像読取りシステムにお
    いて、前記修正データは、キャリブレーションデータお
    よびシェーディングデータであることを特徴とする画像
    読取りシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像読取りシステムにお
    いて、前記修正データファイルは、画像読取り装置の機
    種名,ドライバのバージョン,スキャン回数についての
    データを有し、前記制御手段は、前記修正データファイ
    ルにある画像読取り装置の機種名と使用する画像読取り
    装置の機種名が一致するか、前記修正データファイルに
    あるドライバのバージョンが使用するドライバのバージ
    ョンと一致するか、前記修正データファイルにあるスキ
    ャン回数が特定の回数以下であるかを判断し、画像読取
    り装置の機種名が一致しない場合、ドライバのバージョ
    ンが一致しない場合、スキャン回数が特定の回数以下で
    ない場合に、前記各スキャンモード毎の修正データを用
    いず、新たに読取りのスキャンモードの修正データを取
    り直しこの修正データにより読取りを実行するよう制御
    することを特徴とする画像読取りシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像読取りシステムにお
    いて、前記制御手段は、画像読取りの際、その読取りの
    スキャンモードに対応した修正データが前記修正データ
    ファイルに無いときは、その読取りのスキャンモードの
    修正データを新たに取りこのデータにより読取りを実行
    するよう制御することを特徴とする画像読取りシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 複数のスキャンモードについての各スキ
    ャンモード毎の修正データを有する修正データファイル
    を有する画像読取りシステムにおける画像読取り方法で
    あって、画像読取りのスキャンモードを判断するステッ
    プAと、このステップAで判断したスキャンモードの修
    正データを前記修正データファイルから読み出すステッ
    プBと、このステップBで読み出した修正データにより
    画像読取りを実行するステップCとを備えたことを特徴
    とする画像読取り方法。
  7. 【請求項7】 複数のスキャンモードについての各スキ
    ャンモード毎の修正データと、画像読取り装置の機種
    名,ドライバのバージョン,スキャン回数についてのデ
    ータとを有する修正データファイルを備えた画像読取り
    システムにおける画像読取り方法であって、前記修正デ
    ータファイルにある画像読取り装置の機種名と使用する
    画像読取り装置の機種名が一致するか、前記修正データ
    ファイルにあるドライバのバージョンが使用するドライ
    バのバージョンと一致するか、前記修正データファイル
    にあるスキャン回数が特定の回数以下であるかを判断す
    るステップAと、このステップAで少なくとも画像読取
    り装置の機種名が一致しない、ドライバのバージョンが
    一致しない、スキャン回数が特定の回数以下でないのい
    ずれかであると判断した場合に、前記修正データファイ
    ルの各スキャンモード毎の修正データを用いず、新たに
    読取りのスキャンモードの修正データを取り直すステッ
    プBと、このステップBで取り直した修正データにより
    読取りを実行するステップCとを備えたことを特徴とす
    る画像読取りシステムにおける画像読取り方法。
  8. 【請求項8】 複数のスキャンモードについての各スキ
    ャンモード毎の修正データを有する修正データファイル
    を備えた画像読取りシステムにおける画像読取り方法で
    あって、画像読取りの際、その読取りのスキャンモード
    に対応した修正データが前記修正データファイルにある
    か判断するステップAと、このステップAで修正データ
    が無いと判断した場合に、その読取りのスキャンモード
    の修正データを新たに取るステップBと、このステップ
    Bで取った修正データにより読取りを実行するステップ
    Cとを備えたことを特徴とする画像読取りシステムにお
    ける画像読取り方法。
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