JP2002044435A - 画像読取システム、画像読取装置、画像読取制御装置、画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取システム、画像読取装置、画像読取制御装置、画像処理方法及び記憶媒体

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JP2002044435A
JP2002044435A JP2000218990A JP2000218990A JP2002044435A JP 2002044435 A JP2002044435 A JP 2002044435A JP 2000218990 A JP2000218990 A JP 2000218990A JP 2000218990 A JP2000218990 A JP 2000218990A JP 2002044435 A JP2002044435 A JP 2002044435A
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Koji Kobayashi
宏次 小林
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シェーディング補正処理より前に画像補正処
理を施すことを可能とし、全体的な読取速度を大幅に向
上させることができる画像読取システム、画像読取装
置、画像読取制御装置、画像処理方法及び記憶媒体を提
供する。 【解決手段】 画像読取装置は、CIS201、LED
202の画像読取系による画像読取に基づく画像データ
に画像補正処理を施す主走査フィルタ処理回路207を
備え、外部装置は、画像読取装置の画像読取系のLED
202の光量ばらつき/CIS201の各受光素子毎の
感度ばらつき補正用のシェーディングデータに、画像補
正処理と同一の補正処理を施すシェーディングデータ補
正変倍手段212Cを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取システ
ム、画像読取装置、画像読取制御装置、画像処理方法及
び記憶媒体に関し、特に、原稿の画像をイメージセンサ
にて読み取り電気的な画像信号に変換すると共に、A/
D変換器にてデジタル化して画像データを生成し、画像
データを外部装置に転送する場合に好適な画像読取シス
テム、画像読取装置、画像読取制御装置、画像処理方法
及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような、原稿の画像を読み
取り画像データを外部装置に転送する機能を持つ画像読
取装置における画像補正処理は、画像読取装置内部でシ
ェーディング補正処理を行った後に行われるのが通常で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、昨今では、画像
読取装置に装備するメモリなどを削減するために、上記
シェーディング補正処理を外部装置側で行う場合が多く
なってきている。このような画像読取装置では、従来の
画像補正処理の流れに従うと、必ず外部装置側でシェー
ディング補正処理を行った後に他の画像補正処理を行う
ことになる。
【0004】その際、特に問題になるのが、例えば、基
本解像度の画像データに対して画像補正処理を行い、そ
の後、変倍処理を行って所望の解像度の画像データを得
なければならないような処理の場合、画像読取装置は常
に基本解像度で読み取って転送を行うため、最終出力の
解像度が低い場合でも、読取に要する全体的な時間が長
くなってしまうということである。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、シェーディング補正処理より前に画像補正処理
を施すことを可能とし、全体的な読取速度を大幅に向上
させることができる画像読取システム、画像読取装置、
画像読取制御装置、画像処理方法及び記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、原稿から画像を読み取り画
像信号に変換する画像読取手段を備えた画像読取装置
と、該画像読取装置との間でデータ通信が可能な外部制
御装置とを具備してなる画像読取システムであって、前
記画像読取手段の画像読取に基づく画像データに所定の
信号処理を施す信号処理手段と、シェーディングデータ
に前記所定の信号処理と同一の処理を施すシェーディン
グデータ処理手段とを有することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、前記画像読取装置が、前記信号処理手段を有
し、前記外部制御装置が、前記シェーディングデータ処
理手段を有することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記画像読取装置が、前記信号処理手段を有す
ると共に、前記シェーディングデータ処理手段を有する
ことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、前記画像読取装置が、更に、前記画像読取手段
で読み取られた画像信号をデジタル信号に変換する変換
手段と、該変換手段で変換された画像データを格納する
読取側格納手段と、該読取側格納手段に格納された画像
データを前記外部制御装置へ転送する転送手段とを有
し、前記外部制御装置が、更に、前記画像読取装置から
転送された画像データを格納する制御側格納手段と、前
記シェーディングデータに基づいて前記画像データにシ
ェーディング補正を行うシェーディング補正手段とを有
することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、前記信号処理手段、前記シェーディングデータ
処理手段は、各々、主走査方向の一次元フィルタから構
成されていることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記信号処理手段、前記シェーディングデータ
処理手段は、各々、前記画像データ、前記シェーディン
グデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を施した後
に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、外部制御装置との間でデータ通信が可能に構成
され、原稿から画像を読み取り画像信号に変換する画像
読取手段を備えた画像読取装置であって、前記画像読取
手段の画像読取に基づく画像データに所定の信号処理を
施す信号処理手段を有し、シェーディングデータに前記
所定の信号処理と同一の処理が施されることを特徴とす
る。
【0013】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、前記シェーディングデータに前記所定の信号処
理と同一の処理を施すシェーディングデータ処理手段
は、前記画像読取装置内に設けられることを特徴とす
る。
【0014】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記シェーディングデータに前記所定の信号処
理と同一の処理を施すシェーディングデータ処理手段
は、前記外部制御装置内に設けられることを特徴とす
る。
【0015】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、更に、前記画像読取手段で読み取られた画像
信号をデジタル信号に変換する変換手段と、該変換手段
で変換された画像データを格納する読取側格納手段と、
該読取側格納手段に格納された画像データを前記外部制
御装置へ転送する転送手段とを有することを特徴とす
る。
【0016】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、前記信号処理手段、前記シェーディングデー
タ処理手段は、各々、主走査方向の一次元フィルタから
構成されていることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記信号処理手段、前記シェーディングデー
タ処理手段は、各々、前記画像データ、前記シェーディ
ングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を施した
後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、原稿から画像を読み取り画像信号に変換する
画像読取手段と該画像読取手段の画像読取に基づく画像
データに所定の信号処理を施す信号処理手段とを備えた
画像読取装置との間でデータ通信が可能な画像読取制御
装置であって、シェーディングデータに前記所定の信号
処理と同一の処理を施すように前記画像読取装置を制御
することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記シェーディングデータに前記所定の信号
処理と同一の処理を施すシェーディングデータ処理手段
は、前記画像読取制御装置内に設けられることを特徴と
する。
【0020】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、前記シェーディングデータに前記所定の信号
処理と同一の処理を施すシェーディングデータ処理手段
は、前記画像読取装置内に設けられることを特徴とす
る。
【0021】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、更に、前記画像読取装置から転送された画像
データを格納する制御側格納手段と、前記シェーディン
グデータに基づいて前記画像データにシェーディング補
正を行うシェーディング補正手段とを有することを特徴
とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、前記信号処理手段、前記シェーディングデー
タ処理手段は、各々、主走査方向の一次元フィルタから
構成されていることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記信号処理手段、前記シェーディングデー
タ処理手段は、各々、前記画像データ、前記シェーディ
ングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を施した
後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、原稿から画像を読み取り画像信号に変換する
画像読取手段を備えた画像読取装置と、該画像読取装置
との間でデータ通信が可能な外部制御装置とを具備して
なる画像読取システムに適用される画像処理方法であっ
て、前記画像読取手段の画像読取に基づく画像データに
所定の信号処理を施す信号処理工程と、シェーディング
データに前記所定の信号処理と同一の処理を施すシェー
ディングデータ処理工程とを有することを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記画像読取装置が、前記信号処理工程を有
し、前記外部制御装置が、前記シェーディングデータ処
理工程を有することを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、前記画像読取装置が、前記信号処理工程を有
すると共に、前記シェーディングデータ処理工程を有す
ることを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記画像読取装置が、更に、前記画像読取手
段で読み取られた画像信号をデジタル信号に変換する変
換工程と、該変換工程で変換された画像データを格納す
る読取側格納工程と、該読取側格納工程で格納された画
像データを前記外部制御装置へ転送する転送工程とを有
し、前記外部制御装置が、更に、前記画像読取装置から
転送された画像データを格納する制御側格納工程と、前
記シェーディングデータに基づいて前記画像データにシ
ェーディング補正を行うシェーディング補正工程とを有
することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、前記信号処理工程、前記シェーディングデー
タ処理工程では、各々、主走査方向の一次元フィルタに
より、前記信号処理、前記シェーディングデータ処理を
行うことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記信号処理工程、前記シェーディングデー
タ処理工程では、各々、前記画像データ、前記シェーデ
ィングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を施し
た後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴とす
る。
【0030】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、原稿から画像を読み取り画像信号に変換する
画像読取手段を備えた画像読取装置と、該画像読取装置
との間でデータ通信が可能な外部制御装置とを具備して
なる画像読取システムの各手段を機能させるためのプロ
グラムを記憶した記憶媒体であって、前記画像読取手段
の画像読取に基づく画像データに所定の信号処理を施す
信号処理手段と、シェーディングデータに前記所定の信
号処理と同一の処理を施すシェーディングデータ処理手
段とを機能させるためのプログラムを記憶したことを特
徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記画像読取装置で、前記信号処理手段を機
能させ、前記外部制御装置で、前記シェーディングデー
タ処理手段を機能させることを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、前記画像読取装置で、前記信号処理手段を機
能させると共に、前記シェーディングデータ処理手段を
機能させることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、前記画像読取装置で、更に、前記画像読取手
段で読み取られた画像信号をデジタル信号に変換する変
換手段と、該変換手段で変換された画像データを格納す
る読取側格納手段と、該読取側格納手段に格納された画
像データを前記外部制御装置へ転送する転送手段とを機
能させ、前記外部制御装置で、更に、前記画像読取装置
から転送された画像データを格納する制御側格納手段
と、前記シェーディングデータに基づいて前記画像デー
タにシェーディング補正を行うシェーディング補正手段
とを機能させることを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項29記載
の発明は、前記信号処理手段、前記シェーディングデー
タ処理手段は、各々、主走査方向の一次元フィルタによ
り、前記信号処理、前記シェーディングデータ処理を行
うことを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項30記載
の発明は、前記信号処理手段、前記シェーディングデー
タ処理手段は、各々、前記画像データ、前記シェーディ
ングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を施した
後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項31記載
の発明は、原稿から画像を読み取り画像信号に変換する
画像読取手段を備えた画像読取装置と、該画像読取装置
との間でデータ通信が可能な外部制御装置とを具備して
なる画像読取システムに適用される画像処理方法の手順
を実行させるためのプログラムを記憶した記憶媒体であ
って、前記画像読取手段の画像読取に基づく画像データ
に所定の信号処理を施すように制御する信号処理ステッ
プと、シェーディングデータに前記所定の信号処理と同
一の処理を施すように制御するシェーディングデータ処
理ステップとを有するプログラムを記憶したことを特徴
とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項32記載
の発明は、前記画像読取装置で、前記信号処理ステップ
を実行し、前記外部制御装置で、前記シェーディングデ
ータ処理ステップを実行することを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項33記載
の発明は、前記画像読取装置で、前記信号処理ステップ
を実行すると共に、前記シェーディングデータ処理ステ
ップを実行することを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項34記載
の発明は、前記画像読取装置で、更に、前記画像読取手
段で読み取られた画像信号をデジタル信号に変換するよ
うに制御する変換ステップと、該変換ステップで変換さ
れた画像データを格納するように制御する読取側格納ス
テップと、該格納ステップで格納された画像データを前
記外部制御装置へ転送するように制御する転送ステップ
とを実行し、前記外部制御装置で、更に、前記画像読取
装置から転送された画像データを格納するように制御す
る制御側格納ステップと、前記シェーディングデータに
基づいて前記画像データにシェーディング補正を行うよ
うに制御するシェーディング補正ステップとを実行する
ことを特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項35記載
の発明は、前記信号処理ステップ、前記シェーディング
データ処理ステップでは、各々、主走査方向の一次元フ
ィルタにより、前記画像補正、前記シェーディングデー
タ補正を行うように制御することを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項36記載
の発明は、前記信号処理ステップ、前記シェーディング
データ処理ステップでは、各々、前記画像データ、前記
シェーディングデータに主走査方向の一次元フィルタ処
理を施した後に、主走査方向の変倍処理を行うように制
御することを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0043】図1は本発明の実施の形態に係る画像読取
システムの画像読取装置の制御系及び外部装置の制御系
の構成を示すブロック図である。画像読取装置は、Co
ntact Image Sensor201(以下C
IS、画像読取手段)、LED(R、G、B)202
(画像読取手段)、LEDドライブ回路203、増幅器
(AMP)204、A/D変換回路205(変換手
段)、ピーク検知回路206、主走査フィルタ処理回路
207(信号処理手段)、変倍回路208(信号処理手
段)、バッファRAM209(読取側格納手段)、パッ
キング/バッファRAM制御回路210、インターフェ
ース回路211(転送手段)、タイミング信号発生回路
213、CPU214、発振器(OSC)215を備え
ている。また、外部装置212(外部制御装置、画像読
取制御装置)は、副走査フィルタ処理/副走査変倍手段
212A、シェーディング補正手段212B(シェーデ
ィング補正手段)、シェーディングデータ補正変倍手段
212C(シェーディングデータ処理手段)を備えてい
る。
【0044】上記構成を動作と共に詳述すると、画像読
取装置において、CIS201は、密着型イメージセン
サであり、光源であるLED202も一体化されてお
り、CIS201を不図示の原稿ガラス上でスキャン方
向に移動させながら、LEDドライブ回路203にて1
ライン毎に各色(R、G、B)のLED202を切り替
えて点灯させることにより、RGB線順次のカラー画像
を読み取ることが可能である。増幅器204は、CIS
201より出力された信号を増幅させる。A/D変換回
路205は、増幅器204の出力のA/D変換を行っ
て、例えば8ビットのデジタル出力を得る。
【0045】ピーク検知回路206は、CIS201で
読み取られた画像データにおけるピーク値をライン毎に
検知する。主走査フィルタ処理回路207は、CIS2
01で読み取られた画像データの主走査方向のフィルタ
補正処理(例えば5×1の一次元積分フィルタ処理)を
行う。変倍回路208は、画像データの変倍処理を行う
回路であり、主走査、副走査いずれの走査方向に対して
も独立して変倍処理を実行することができる。
【0046】バッファRAM209は、実際の読み取り
動作と外部装置212との通信におけるタイミングを合
わせるために、画像データを一時的に記憶させるための
RAMである。パッキング/バッファRAM制御回路2
10は、外部装置212より予め設定された画像出力モ
ード(2値、4ビット多値、8ビット多値、24ビット
多値等)に従ったパッキング処理を行った後に、そのデ
ータをバッファRAM209に書き込む処理と、インタ
ーフェース回路211にバッファRAM209から画像
データを読み込んで出力させる処理とを行う。インター
フェース回路211は、外部装置212との間で、コン
トロール信号の受容や画像信号の出力を行う。
【0047】CPU214は、例えばマイクロコンピュ
ータ形態の中央処理装置であり、処理手順を格納したR
OM214A及び作業用のRAM214Bを有し、RO
M214Aに格納された処理手順に従って画像読取装置
各部の制御を行う。発振器215は、例えば水晶発振器
として構成されている。タイミング信号発生回路213
は、CPU214の設定に応じて発振器215の出力を
分周して動作の基準となる各種タイミング信号を発生す
る。
【0048】外部装置212は、例えばパーソナルコン
ピュータなどの、本実施形態に係る画像読取装置のホス
ト装置となるもので、シェーディングデータ補正変倍手
段212Cにより、シェーディングデータ自体の補正と
変倍処理を行い、それを用いてシェーディング補正手段
212Bにより、画像読取装置から転送された画像デー
タにシェーディング補正処理(LED202の光量ばら
つき、CIS201の各受光素子毎の感度ばらつきを補
正する処理)を行い、更に副走査フィルタ/副走査変倍
手段212Aにより、画像データの副走査方向のフィル
タ処理と副走査方向の変倍処理を行う。また、外部装置
212は、画像読取装置から転送された画像データを格
納するメモリ(制御側格納手段)を備えている。
【0049】図13は本発明の画像処理方法を実行する
プログラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給さ
れる概念例を示す説明図である。本発明の画像処理方法
を実行するプログラム及び関連データは、フロッピディ
スクやCD−ROM等の記憶媒体131を装置132に
装備された記憶媒体ドライブ挿入口133に挿入するこ
とで供給される。その後、プログラム及び関連データを
記憶媒体131から一旦ハードディスクにインストール
しハードディスクからRAMにロードするか、或いはハ
ードディスクにインストールせずに直接RAMにロード
することで、プログラム及び関連データを実行すること
が可能となる。
【0050】この場合、本発明の実施の形態に係る画像
読取システムにおいて、本発明の画像処理方法を実行す
るプログラムを実行する場合は、例えば上記図13を参
照して説明したような手順でイメージスキャナ及び外部
装置に当該プログラム及び関連データを供給するか、或
いはイメージスキャナ及び外部装置に予めプログラム及
び関連データを格納しておくことで、プログラム実行が
可能となる。
【0051】図12は本発明の画像処理方法を実行する
プログラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内
容の構成例を示す説明図である。記憶媒体は、例えばボ
リューム情報121、ディレクトリ情報122、プログ
ラム実行ファイル123、プログラム関連データファイ
ル124等の記憶内容で構成される。本発明のプログラ
ムは、後述の図2、図4、図8のフローチャートに基づ
きプログラムコード化されたものである。
【0052】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係る画像読取システムにおける画像読取装置で
の画像読取処理及び外部装置側でのシェーディングデー
タの補正・変倍処理、画像読取装置側での主走査画像補
正処理、外部装置側でのシェーディング補正処理を図1
〜図11を参照しながら詳細に説明する。以下の動作説
明における画像処理の形態としてはモアレ除去処理を例
として説明を行う。
【0053】最初に、画像読取装置での画像読取処理及
び外部装置側でのシェーディングデータの補正・変倍処
理を図2〜図3を用いて具体的に説明する。
【0054】本発明に係るシェーディングデータ補正処
理は、ステップS1において、シェーディング補正処理
のために、画像読取装置のCIS201にて不図示の黒
基準領域及び白基準領域を基本解像度(例えば600d
pi)で読み取り、白黒シェーディング元データを作成
する。ステップS2では、画像読取装置から上記白黒シ
ェーディング元データを、例えばパーソナルコンピュー
タ等の外部装置212へ転送する。
【0055】次にステップS3では、外部装置側で上記
白黒シェーディング元データから白黒シェーディングデ
ータを作成し、シェーディング補正用の基本データとし
て保存する。上記基本データは、本発明に係る信号処理
(モアレ除去処理)を行わない通常の読取の際に使用す
るためのものである。ステップS4では、外部装置21
2のシェーディングデータ補正変倍手段212Cに予め
設定された一次元フィルタ(例えば図3の5×1一次元
平滑化フィルタ)によって、上記基本データにフィルタ
処理を施して、モアレ除去処理用のシェーディングデー
タとして別途保存する。
【0056】更にステップS5において、同じくシェー
ディングデータ補正変倍手段212Cにて、例えば単純
間引き法などの主走査方向の変倍処理(例えば600d
piから300dpiに変換)を行い、各解像度に対応
したモアレ除去処理用のシェーディングデータを作成し
て、ステップS6にて、モアレ除去処理用のシェーディ
ングデータを外部装置内に保存する。
【0057】尚、本例では、変倍処理によって各解像度
毎のシェーディングデータを作成して保存しているが、
記憶容量を削減するために、上記ステップS4の処理の
後に基本解像度のモアレ除去用シェーディングデータの
みを外部装置内部に保存しておき、スキャンする前毎に
変倍処理を行って、各解像度に対応したシェーディング
データを作成してもよい。
【0058】また、上記図2のフローチャートのステッ
プS4とステップS5は、処理の流れを明確化するため
に、便宜上、分割して説明を行っているが、処理速度向
上のために同時に行ってもよい。
【0059】また、上記図2のフローチャートでは、外
部装置側でモアレ除去用のシェーディングデータを作成
しているが、画像読取装置側にて上記フィルタ処理を行
い、その後、上記変倍処理を行って各解像度毎のモアレ
除去用のシェーディングデータを作成し、外部装置に転
送して保存するという流れで行っても構わない。
【0060】つまり、画像読取装置側でシェーディング
元データが読み取られることと、最終的に画像データに
対するシェーディング補正処理が外部装置側で行われる
ことという2つの条件と、演算処理の順番さえ満足して
いれば、他の処理が行われる場所は、画像読取装置側で
も外部装置側でもどちらでも構わないということであ
る。従って、上記図1のシェーディングデータ補正変倍
手段212Cは画像読取装置側にあってもよいというこ
とになる。
【0061】また、上記シェーディングデータをスキャ
ン毎に取り直すのは読取速度や操作性の点で問題がある
ので、画像読取装置のセンサや光源の特性が安定してい
るという条件のもとに、所定スキャン回数の間は外部装
置に保存されている同じシェーディングデータを使用し
続けるといった制御を行ってもよい。
【0062】以上、シェーディングデータ補正処理につ
いて説明してきたが、ここで注意が必要なのは、以上の
シェーディングデータに対するフィルタ処理と変倍処理
は、後に詳述する画像データのフィルタ処理、変倍処理
と同一の処理を行わなければいけないということであ
る。少しでも処理の内容や演算の順番が異なれば、シェ
ーディング補正処理時に補正するべき画素と当該画素の
シェーディングデータとの整合性が取れなくなり、最終
出力の画像データ上に異常画素による縦スジが発生する
可能性があるからである。
【0063】次に、画像読取装置側での主走査信号処理
(画像補正処理)を図4〜図7を用いて具体的に説明す
る。
【0064】本発明に係る信号処理は、ステップS7に
おいて、画像読取装置のCIS201により印刷物等の
網点原稿を高解像度(例えば600dpi)でスキャン
し、本信号処理(モアレ除去処理)を行うための原画像
データ(図5)を得る。ステップS8では、主走査フィ
ルタ処理回路207に予め設定された一次元フィルタマ
トリクス(例えば図6の5×1一次元平滑化フィルタ)
によって、上記原画像データにフィルタ処理を施す。
【0065】モアレは、一般に、高解像度の画像データ
から画素を間引いて低解像度の画像データを生成する際
のサンプリング周波数と、CIS201によって解像さ
れる網点間隔の周波数との微小なずれによって、低周期
のパターンが低解像度画像データ上に発生する現象であ
る。従って、本信号処理では、変倍する際にこうした周
波数のずれが発生しないように、原画像データの主走査
方向の周波数成分のみを、上記図6の5×1一次元平滑
化フィルタによって限りなく0にするという処理を行っ
ている。また、通常は、上記のような主走査方向の一次
元フィルタ処理のために新規でメモリを追加する必要は
ないので、画像読取装置がコストアップする心配もな
い。
【0066】次にステップS9においては、変倍回路2
08にて例えば単純間引き法などの主走査方向の変倍処
理を行い、最終出力の解像度が300dpiの場合で
は、300×600dpiの補正画像データ(図7)を
生成する(最終出力が75dpiのときは75×600
dpi)。
【0067】上記平滑化処理によって、主走査方向の網
点の周波数成分が0になっているので、この変倍処理で
は主走査方向にモアレパターンは発生しない(但し、こ
の時点ではまだシェーディング補正処理は行われていな
いので、画像データ上にシェーディングがとれていない
ことに起因する縦ムラは発生している)。また、この時
点でデータ量が1/2に減るため、インターフェース
(以下I/F)の転送レートが遅い環境において読取速
度の大幅な向上が期待できる。更に、最終出力が低解像
度であるほど(最終出力75dpiのときでデータ量1
/8)、全体的な読取速度に対する効果が大きいことは
言うまでもない。
【0068】尚、上記ステップS8とステップS9は、
処理の流れを明確化するために、便宜上、分割して説明
を行っているが、処理速度向上のために同時に行っても
よい。
【0069】ステップS10において、画像読取装置か
ら上記一次補正画像データを、例えばパーソナルコンピ
ュータ等の外部装置212へ転送する。
【0070】以上、画像読取装置側での主走査画像補正
処理について説明してきたが、ここで注意が必要なの
は、以上の画像データに対するフィルタ処理と変倍処理
は、上述のシェーディングデータのフィルタ処理、変倍
処理と同一の処理を行わなければいけないということで
ある。その理由としては上記図2のフローチャートの説
明で述べた通りである。
【0071】以上が画像読取装置側での信号処理(画像
補正処理)の詳細であり、本発明の具体的な実施形態で
ある。
【0072】次に、外部装置側でのシェーディング補正
処理を図8〜図11を用いて具体的に説明する。以下は
本発明の内容とは直接関係ないが、本発明の効果により
具体性を持たせるために、最終出力の画像データを得る
ところまで説明する。
【0073】ステップS11において、外部装置は画像
読取装置から転送されてきた補正画像データに、シェー
ディング補正手段212Bによって、上記図2のフロー
チャートの処理で外部装置側に保存しておいたモアレ除
去用シェーディングデータを用いて、上記補正画像デー
タにシェーディング補正処理を施す。
【0074】ステップS12において、シェーディング
補正処理の終了した画像データに対して、副走査フィル
タ/副走査変倍手段212Aに予め設定された一次元フ
ィルタマトリクス(例えば図10の1×5一次元平滑化
フィルタ)によって、上記画像データに副走査方向のフ
ィルタ処理を施した後に、ステップS13において、例
えば単純間引き法などの副走査方向の変倍処理を行い、
最終出力の解像度が300dpiの場合では、300×
300dpiの二次補正画像データ(図11)を生成す
る(最終出力が75dpiのときは75×75dp
i)。
【0075】この処理では、原画像データの副走査方向
の周波数成分のみを、上記平滑化フィルタによって限り
なく0にするという処理を行っているため、その後の変
倍処理では副走査方向にモアレパターンは発生しない。
【0076】尚、上記ステップS12とステップS13
は、処理の流れを明確化するために、便宜上、分割して
説明を行っているが、処理速度向上のために同時に行っ
てもよい。
【0077】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る画像読取システムによれば、画像読取装置は、C
IS201、LED202の画像読取系による画像読取
に基づく画像データに画像補正処理を施す主走査フィル
タ処理回路207を備え、外部装置は、画像読取装置の
画像読取系のLED202の光量ばらつき/CIS20
1の各受光素子毎の感度ばらつき補正用のシェーディン
グデータに、画像補正処理と同一の補正処理を施すシェ
ーディングデータ補正変倍手段212Cを備えているた
め、下記のような作用及び効果を奏する。
【0078】従来の画像読取装置においてシェーディン
グ補正を行った後に、画像補正処理を行うという流れで
あったものを、画像データに対する信号処理(画像補正
処理)と同一の処理を予めシェーディングデータに対し
てかけておくことで、シェーディング補正処理より前に
信号処理(画像補正処理)を施すことが可能となる。
【0079】即ち、外部装置側でシェーディング補正を
行う画像読取装置において、例えば基本解像度で読み取
った画像に対して信号処理(画像補正処理)を行い、そ
の後、変倍処理によって所望の解像度の画像データを得
るような画像補正処理の場合に、予め画像読取装置内部
で画像補正処理と変倍処理を行いデータ量を減らしてか
ら、外部装置に画像データを転送してシェーディング補
正処理を行うことが可能となるので、特に変倍を伴う画
像補正処理を実行する場合に、全体的な読取速度を大幅
に向上させることができるという効果を奏する。
【0080】[他の実施の形態1]上述した本発明の実
施の形態においては、画像読取装置の画像読取用センサ
にはコンタクトイメージセンサを使用したが、本発明は
これに限定されるものではなく、従来使用されているC
CDイメージセンサを用いるのも有効な手段であるとい
える。
【0081】[他の実施の形態2]上述した本発明の実
施の形態においては、一次元フィルタとして線形平滑化
フィルタを使用したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、微分フィルタ、ガウシアンフィルタ等の他の
線形フィルタ、メディアンフィルタ等の非線形フィルタ
を用いるのも有効な手段であるといえる。
【0082】[他の実施の形態3]上述した本発明の実
施の形態においては、上記図1に示した如く、画像読取
装置と外部装置とを各1台ずつ接続した場合を例に上げ
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像読
取装置と外部装置とをネットワークを介して任意台数接
続する場合にも適用可能である。
【0083】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、達成されることは言うまでもない。
【0084】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁
気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、或いはネ
ットワークを介してのダウンロードなどの方法を用いる
ことができる。
【0085】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0086】更に、記憶媒体等の媒体から読出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定の信号処理と同一の処理を予めシェーディングデー
タに対して施すことで、シェーディング補正処理より前
に所定の信号処理を施すことが可能となる。そして、全
体的な読取速度を大幅に向上させることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
画像読取装置の制御系及び外部装置の制御系の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
処理動作を具体的に示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
外部装置の5×1一次元平滑化フィルタの構成を示す説
明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
処理動作を具体的に示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像読取システムに
おける600dpi原画像データを示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
外部装置の5×1一次元平滑化フィルタの構成を示す説
明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像読取システムに
おける300×600dpi補正画像データを示す説明
図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像読取システムの
処理動作を具体的に示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係る画像読取システムに
おける300×600dpi補正画像データを示す説明
図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る画像読取システム
の外部装置の1×5一次元平滑化フィルタの構成を示す
説明図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る画像読取システム
における300dpi二次補正画像データを示す説明図
である。
【図12】本発明の画像処理方法を実行するプログラム
及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例
を示す説明図である。
【図13】本発明の画像処理方法を実行するプログラム
及び関連データが記憶媒体から装置に供給される概念例
を示す説明図である。
【符号の説明】
201 CIS 207 主走査フィルタ処理回路 208 変倍回路 209 バッファRAM 211 インターフェース回路 212 外部装置 212A 副走査フィルタ処理/副走査変倍手段 212B シェーディング補正手段 212C シェーディングデータ補正変倍手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BC23 CB10 DA04 5B057 AA11 BA02 BA11 CD05 CE05 CE06 CH01 CH11 5C062 AA13 AB17 AB41 AB42 AC24 AC43 BA04 5C076 AA21 AA22 AA31 BA06 CB02 5C077 LL03 LL18 MP08 PP02 PP06 PP20 PQ22 SS01

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像を読み取り画像信号に変換
    する画像読取手段を備えた画像読取装置と、該画像読取
    装置との間でデータ通信が可能な外部制御装置とを具備
    してなる画像読取システムであって、 前記画像読取手段の画像読取に基づく画像データに所定
    の信号処理を施す信号処理手段と、シェーディングデー
    タに前記所定の信号処理と同一の処理を施すシェーディ
    ングデータ処理手段とを有することを特徴とする画像読
    取システム。
  2. 【請求項2】 前記画像読取装置が、前記信号処理手段
    を有し、前記外部制御装置が、前記シェーディングデー
    タ処理手段を有することを特徴とする請求項1記載の画
    像読取システム。
  3. 【請求項3】 前記画像読取装置が、前記信号処理手段
    を有すると共に、前記シェーディングデータ処理手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の画像読取システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記画像読取装置が、更に、前記画像読
    取手段で読み取られた画像信号をデジタル信号に変換す
    る変換手段と、該変換手段で変換された画像データを格
    納する読取側格納手段と、該読取側格納手段に格納され
    た画像データを前記外部制御装置へ転送する転送手段と
    を有し、 前記外部制御装置が、更に、前記画像読取装置から転送
    された画像データを格納する制御側格納手段と、前記シ
    ェーディングデータに基づいて前記画像データにシェー
    ディング補正を行うシェーディング補正手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像
    読取システム。
  5. 【請求項5】 前記信号処理手段、前記シェーディング
    データ処理手段は、各々、主走査方向の一次元フィルタ
    から構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の画像読取システム。
  6. 【請求項6】 前記信号処理手段、前記シェーディング
    データ処理手段は、各々、前記画像データ、前記シェー
    ディングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を施
    した後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴とす
    る請求項1乃至3、5の何れかに記載の画像読取システ
    ム。
  7. 【請求項7】 外部制御装置との間でデータ通信が可能
    に構成され、原稿から画像を読み取り画像信号に変換す
    る画像読取手段を備えた画像読取装置であって、 前記画像読取手段の画像読取に基づく画像データに所定
    の信号処理を施す信号処理手段を有し、シェーディング
    データに前記所定の信号処理と同一の処理が施されるこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記シェーディングデータに前記所定の
    信号処理と同一の処理を施すシェーディングデータ処理
    手段は、前記画像読取装置内に設けられることを特徴と
    する請求項7記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記シェーディングデータに前記所定の
    信号処理と同一の処理を施すシェーディングデータ処理
    手段は、前記外部制御装置内に設けられることを特徴と
    する請求項7記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 更に、前記画像読取手段で読み取られ
    た画像信号をデジタル信号に変換する変換手段と、該変
    換手段で変換された画像データを格納する読取側格納手
    段と、該読取側格納手段に格納された画像データを前記
    外部制御装置へ転送する転送手段とを有することを特徴
    とする請求項7乃至9の何れかに記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記信号処理手段、前記シェーディン
    グデータ処理手段は、各々、主走査方向の一次元フィル
    タから構成されていることを特徴とする請求項7乃至9
    の何れかに記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記信号処理手段、前記シェーディン
    グデータ処理手段は、各々、前記画像データ、前記シェ
    ーディングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を
    施した後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴と
    する請求項7乃至9、11の何れかに記載の画像読取装
    置。
  13. 【請求項13】 原稿から画像を読み取り画像信号に変
    換する画像読取手段と該画像読取手段の画像読取に基づ
    く画像データに所定の信号処理を施す信号処理手段とを
    備えた画像読取装置との間でデータ通信が可能な画像読
    取制御装置であって、 シェーディングデータに前記所定の信号処理と同一の処
    理を施すように前記画像読取装置を制御することを特徴
    とする画像読取制御装置。
  14. 【請求項14】 前記シェーディングデータに前記所定
    の信号処理と同一の処理を施すシェーディングデータ処
    理手段は、前記画像読取制御装置内に設けられることを
    特徴とする請求項13記載の画像読取制御装置。
  15. 【請求項15】 前記シェーディングデータに前記所定
    の信号処理と同一の処理を施すシェーディングデータ処
    理手段は、前記画像読取装置内に設けられることを特徴
    とする請求項13記載の画像読取制御装置。
  16. 【請求項16】 更に、前記画像読取装置から転送され
    た画像データを格納する制御側格納手段と、前記シェー
    ディングデータに基づいて前記画像データにシェーディ
    ング補正を行うシェーディング補正手段とを有すること
    を特徴とする請求項13乃至15の何れかに記載の画像
    読取制御装置。
  17. 【請求項17】 前記信号処理手段、前記シェーディン
    グデータ処理手段は、各々、主走査方向の一次元フィル
    タから構成されていることを特徴とする請求項13乃至
    15の何れかに記載の画像読取制御装置。
  18. 【請求項18】 前記信号処理手段、前記シェーディン
    グデータ処理手段は、各々、前記画像データ、前記シェ
    ーディングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を
    施した後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴と
    する請求項13乃至15、17の何れかに記載の画像読
    取制御装置。
  19. 【請求項19】 原稿から画像を読み取り画像信号に変
    換する画像読取手段を備えた画像読取装置と、該画像読
    取装置との間でデータ通信が可能な外部制御装置とを具
    備してなる画像読取システムに適用される画像処理方法
    であって、 前記画像読取手段の画像読取に基づく画像データに所定
    の信号処理を施す信号処理工程と、シェーディングデー
    タに前記所定の信号処理と同一の処理を施すシェーディ
    ングデータ処理工程とを有することを特徴とする画像処
    理方法。
  20. 【請求項20】 前記画像読取装置が、前記信号処理工
    程を有し、前記外部制御装置が、前記シェーディングデ
    ータ処理工程を有することを特徴とする請求項19記載
    の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記画像読取装置が、前記信号処理工
    程を有すると共に、前記シェーディングデータ処理工程
    を有することを特徴とする請求項19記載の画像処理方
    法。
  22. 【請求項22】 前記画像読取装置が、更に、前記画像
    読取手段で読み取られた画像信号をデジタル信号に変換
    する変換工程と、該変換工程で変換された画像データを
    格納する読取側格納工程と、該読取側格納工程で格納さ
    れた画像データを前記外部制御装置へ転送する転送工程
    とを有し、 前記外部制御装置が、更に、前記画像読取装置から転送
    された画像データを格納する制御側格納工程と、前記シ
    ェーディングデータに基づいて前記画像データにシェー
    ディング補正を行うシェーディング補正工程とを有する
    ことを特徴とする請求項19乃至21の何れかに記載の
    画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記信号処理工程、前記シェーディン
    グデータ処理工程では、各々、主走査方向の一次元フィ
    ルタにより、前記信号処理、前記シェーディングデータ
    処理を行うことを特徴とする請求項19乃至21の何れ
    かに記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記信号処理工程、前記シェーディン
    グデータ処理工程では、各々、前記画像データ、前記シ
    ェーディングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理
    を施した後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴
    とする請求項19乃至21、23の何れかに記載の画像
    処理方法。
  25. 【請求項25】 原稿から画像を読み取り画像信号に変
    換する画像読取手段を備えた画像読取装置と、該画像読
    取装置との間でデータ通信が可能な外部制御装置とを具
    備してなる画像読取システムの各手段を機能させるため
    のプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記画像読取手段の画像読取に基づく画像データに所定
    の信号処理を施す信号処理手段と、シェーディングデー
    タに前記所定の信号処理と同一の処理を施すシェーディ
    ングデータ処理手段とを機能させるためのプログラムを
    記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記画像読取装置で、前記信号処理手
    段を機能させ、前記外部制御装置で、前記シェーディン
    グデータ処理手段を機能させることを特徴とする請求項
    25記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記画像読取装置で、前記信号処理手
    段を機能させると共に、前記シェーディングデータ処理
    手段を機能させることを特徴とする請求項25記載の記
    憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記画像読取装置で、更に、前記画像
    読取手段で読み取られた画像信号をデジタル信号に変換
    する変換手段と、該変換手段で変換された画像データを
    格納する読取側格納手段と、該読取側格納手段に格納さ
    れた画像データを前記外部制御装置へ転送する転送手段
    とを機能させ、 前記外部制御装置で、更に、前記画像読取装置から転送
    された画像データを格納する制御側格納手段と、前記シ
    ェーディングデータに基づいて前記画像データにシェー
    ディング補正を行うシェーディング補正手段とを機能さ
    せることを特徴とする請求項25乃至27の何れかに記
    載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記信号処理手段、前記シェーディン
    グデータ処理手段は、各々、主走査方向の一次元フィル
    タにより、前記信号処理、前記シェーディングデータ処
    理を行うことを特徴とする請求項25乃至27の何れか
    に記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記信号処理手段、前記シェーディン
    グデータ処理手段は、各々、前記画像データ、前記シェ
    ーディングデータに主走査方向の一次元フィルタ処理を
    施した後に、主走査方向の変倍処理を行うことを特徴と
    する請求項25乃至27、29の何れかに記載の記憶媒
    体。
  31. 【請求項31】 原稿から画像を読み取り画像信号に変
    換する画像読取手段を備えた画像読取装置と、該画像読
    取装置との間でデータ通信が可能な外部制御装置とを具
    備してなる画像読取システムに適用される画像処理方法
    の手順を実行させるためのプログラムを記憶した記憶媒
    体であって、 前記画像読取手段の画像読取に基づく画像データに所定
    の信号処理を施すように制御する信号処理ステップと、
    シェーディングデータに前記所定の信号処理と同一の処
    理を施すように制御するシェーディングデータ処理ステ
    ップとを有するプログラムを記憶したことを特徴とする
    記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記画像読取装置で、前記信号処理ス
    テップを実行し、前記外部制御装置で、前記シェーディ
    ングデータ処理ステップを実行することを特徴とする請
    求項31記載の記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記画像読取装置で、前記信号処理ス
    テップを実行すると共に、前記シェーディングデータ処
    理ステップを実行することを特徴とする請求項31記載
    の記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記画像読取装置で、更に、前記画像
    読取手段で読み取られた画像信号をデジタル信号に変換
    するように制御する変換ステップと、該変換ステップで
    変換された画像データを格納するように制御する読取側
    格納ステップと、該格納ステップで格納された画像デー
    タを前記外部制御装置へ転送するように制御する転送ス
    テップとを実行し、 前記外部制御装置で、更に、前記画像読取装置から転送
    された画像データを格納するように制御する制御側格納
    ステップと、前記シェーディングデータに基づいて前記
    画像データにシェーディング補正を行うように制御する
    シェーディング補正ステップとを実行することを特徴と
    する請求項31乃至33の何れかに記載の記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記信号処理ステップ、前記シェーデ
    ィングデータ処理ステップでは、各々、主走査方向の一
    次元フィルタにより、前記画像補正、前記シェーディン
    グデータ補正を行うように制御することを特徴とする請
    求項31乃至33の何れかに記載の記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記信号処理ステップ、前記シェーデ
    ィングデータ処理ステップでは、各々、前記画像デー
    タ、前記シェーディングデータに主走査方向の一次元フ
    ィルタ処理を施した後に、主走査方向の変倍処理を行う
    ように制御することを特徴とする請求項31乃至33、
    36の何れかに記載の記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010277599A (ja) * 2004-05-14 2010-12-09 Sony Corp 撮像装置
US8493635B2 (en) 2010-01-13 2013-07-23 Seiko Epson Corporation Optical reading device, control method for an optical reading device, and computer-readable recording medium storing a control program for an optical reading device

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