JP2000006496A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2000006496A
JP2000006496A JP10173568A JP17356898A JP2000006496A JP 2000006496 A JP2000006496 A JP 2000006496A JP 10173568 A JP10173568 A JP 10173568A JP 17356898 A JP17356898 A JP 17356898A JP 2000006496 A JP2000006496 A JP 2000006496A
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processing
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JP10173568A
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Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
Hideaki Shimizu
秀昭 清水
Naotsugu Ito
直紹 伊藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークを介して情報出力装置に接続可能
な画像処理装置において、ネットワーク上の全ての機器
で出力した際にも出力画像品質を損なわないようにする
ことができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 補正データ獲得部10001でスキャナ
画像処理部2080でのガンマ補正処理に必要な情報出
力装置情報(ガンマ補正データ)をネットワークに接続
されている情報を出力させるべき情報出力装置より獲得
する。そしてこの獲得したガンマ補正データをテーブル
変換部2085に格納してガンマ補正テーブルを生成す
る。そしてこのテーブル変換部2085を用いて情報出
力装置に出力する画像データのガンマ補正を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び画
像処理方法に関し、例えば入力されたデジタル画像に画
像処理を施し、ネットワークを介して接続された複写
機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に出力
可能な画像処理装置及び画像処理方法に関ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像形成装置は情報供給
装置に直接接続されており、ネットワークを介して情報
のやりとりを行うものは存在しなかった。
【0003】あるいは、ネットワークに接続されていて
も、画像を形成する際の画像処理は個々の装置で行って
おり、個々の機器内に自装置に特有の補正データを有し
て、個々の機器でこの補正データを用いて独自に補正を
行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワーク上に処理されたデータを出力し、他のネットワー
ク機器にて画像の出力を行うような、ネットワーク画像
形成システムを実現するためには、機器毎に固有のデー
タだけを有していたのでは、出力先での画像品質に不具
合が生じることが懸念される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的として成されたもので、上述した課
題を解決する一手段として以下の構成を備える。
【0006】即ち、ネットワークを介して情報出力装置
に接続可能な画像処理装置であって、前記情報出力装置
に対して出力するべきデジタル画像データに各種画像処
理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段で行う画像
処理内容の指定を行う指定手段と、前記指定手段から指
定された画像処理に必要な情報出力装置情報をネットワ
ークに接続されている情報を出力させるべき情報出力装
置より獲得する処理補正情報獲得手段と、前記処理補正
情報獲得手段により得られた情報に応じて前記画像処理
手段による処理を切り替えて行なわせ、前記ネットワー
クを介して前記情報出力装置に処理画像データを転送す
るネットワークデータ転送手段とを有することを特徴と
する。
【0007】又は、ネットワークを介して情報出力装置
に接続可能な画像処理装置であって、原稿画像を読み取
る画像読み取り手段と、前記画像読取手段で読み取った
画像をデジタル画像データに変換するデジタルデータ変
換手段と、前記デジタルデータ変換手段で変換されたデ
ジタル画像データに各種画像処理を施す画像処理手段
と、前記画像処理手段で行う画像処理内容の指定を行う
指定手段と、前記指定手段から指定された画像処理に必
要な情報出力装置情報をネットワークに接続されている
情報を出力させるべき情報出力装置より獲得する処理補
正情報獲得手段と、前記処理補正情報獲得手段により得
られた情報に応じて前記画像処理手段による処理を切り
替えて行なわせ、前記ネットワークを介して前記情報出
力装置に処理画像データを転送するネットワークデータ
転送手段とを有することを特徴とする。
【0008】そして例えば、切り替えて行なわせる前記
画像処理手段による処理がガンマ補正処理であることを
特徴とする。あるいは、ガンマ補正に用いる補正データ
は各機器で予め測定した濃度測定データであることを特
徴とする。
【0009】また例えば、切り替えて行なわせる前記画
像処理手段による処理が色空間補正処理であることを特
徴とする。あるいは、前記情報出力装置は光ビームプリ
ンタであり、切り替えて行なわせる前記画像処理手段に
よる処理が前記情報出力装置の光ビーム発光手段のヘッ
ドシェーディングであることを特徴とする。
【0010】また、ネットワークを介して情報出力装置
に接続可能で前記情報出力装置に対して出力するべきデ
ジタル画像データに各種画像処理を施す画像処理装置で
あって、前記情報出力装置に対して出力するべきデジタ
ル画像データに施す画像処理内容の指定を行ない、指定
された画像処理に必要な情報出力装置情報をネットワー
クに接続されている情報を出力させるべき情報出力装置
より獲得して獲得した情報出力装置情報に従って指定さ
れた画像処理を施してから処理情報を前記ネットワーク
を介して前記情報出力装置に転送する手段を備えること
を特徴とする。
【0011】そして例えば、前記情報出力装置に対して
出力するべきデジタル画像データは、原稿画像を読み取
り、読み取った画像をデジタル画像データに変換したデ
ータとすることを特徴とする。
【0012】又例えば、指定された画像処理がガンマ補
正処理であり、必要な情報出力装置情報は情報処理装置
の出力特性に対応したガンマ補正データであることを特
徴とする。あるいは、ガンマ補正に用いる補正データは
各機器で予め測定した濃度測定データであることを特徴
とする。
【0013】さらに例えば、指定された画像処理が色空
間補正処理であり、必要な情報出力装置情報は情報処理
装置の出力特性に対応した色空間補正データであること
を特徴とする。あるいは、前記情報出力装置は光ビーム
プリンタであり、指定された処理が前記情報出力装置の
光ビーム発光手段の発光特性に対応したヘッドシェーデ
ィング処理であり、必要な情報出力装置情報は情報処理
装置の出力特性に対応したヘッドシェーディング補正デ
ータであることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0015】[第1の実施の形態例]以下、本発明に係
る一発明の実施の形態例の装置及びその動作について詳
細に説明する。
【0016】<システムの全体構成(ソフトウェア構
成)>まず、図1を参照して本実施の形態例の画像処理
装置が接続されるネットワークシステムの全体構成を説
明する。図1は本発明に係る一発明の実施の形態例の画
像情報処理装置を含む全体ネットワーク構成図である。
【0017】図1において、1001は本実施の形態例
の画像処理装置であり、後述するスキャナとプリンタか
ら構成され、スキャナから読み込んだ画像をローカルエ
リアネットワーク(以下「LAN」と称す。)1010
に転送したり、LAN1010から受信した画像をプリ
ンタによりプリントアウト可能に構成されている。
【0018】また、スキャナから読んだ画像を図示しな
いファクシミリ送信手段により、電話回線網(PST
N)またはデジタル回線網(ISDN)1030に送信
したり、PSTNまたはISDNから受信した画像をプ
リンタによりプリントアウトできる。
【0019】1002はデータベースサーバであり、本
実施の形態例装置1001により読み込んだ2値画像及
び多値画像をデータベースとして管理する。1003は
データベースサーバ1002のデータベースクライアン
トで、データベース1002に保存されている画像デー
タを閲覧/検索等できる。
【0020】1004は電子メールサーバであり、本実
施の形態例装置1001により読み取った画像を電子メ
ールの添付として受け取ることができる。1005は電
子メールのクライアントで、電子メールサーバ1004
の受け取ったメールを受信し閲覧したり、電子メールの
送信したりすることが可能に構成されている。
【0021】1006がHTML文書をLANに提供す
るWWWサーバで、本実施の形態例装置1001により
WWWサーバ1006より提供されるHTML文書をプ
リントアウトできる。1007はルータであり、LAN
1010をインターネット/イントラネット1012と
連結する。インターネット/イントラネットに、前述し
たデータベースサーバ1002、WWWサーバ100
6、電子メールサーバ1004、本実施の形態例装置1
001と同様の装置が、それぞれ1020,1022,
1023として連結している。
【0022】一方、本実施の形態例装置1001は、P
STNまたはISDN1030を介して、ファクシミリ
装置1031と送受信可能になっている。また、LAN
上にプリンタ1040も連結されており、本実施の形態
例装置1001により読み取った画像をプリントアウト
可能なように構成されている。
【0023】(ソフトウェアブロック全体構成)図2
は、本実施の形態例装置1001の機能ブロック(例え
ばソフトウエアブロックで構成可能)図である。
【0024】1501はユーザインターフェイス(U
I)であり、オペレータが本実施例装置の各種操作・設
定を行う際、機器との仲介を行うモジュールである。本
モジュールは、オペレータの操作に従い、後述の各種モ
ジュールに入力情報を転送し処理の依頼、或いはデータ
の設定等を行う。
【0025】1502はデータの送付先、通信先等を管
理するデータベースモジュール(Address-Bookモジュー
ル)である。データベースモジュールの内容は、ユーザ
インタフェース(UI)1501からの操作によりデー
タの追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作によ
り後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与
えるものとして使用されるものである。
【0026】1503はウエブサーバ(Web-Server)モ
ジュールであり、図外のウエブ(Web)クライアントか
らの要求により、本実施の形態例装置1001の管理情
報をウエブクライアントに通知するために使用される。
管理情報は、後述するAPI制御(Controll-API)15
18を介して読み取られ、HTTP1512、TCP/
IP1516、ネットワークドライバ(Network-Drive
r)1517を介してウエブクライアントに通知され
る。
【0027】1504はデータの配信を司るデータ配信
モジュール(Universal-Send)であり、モジュールであ
り、ユーザインタフェース1501によりオペレータに
指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)先
に配布するものである。また、オペレータにより、本機
器のスキャナ機能を使用し配布データの生成が指示され
た場合は、後述のAPI制御1518を介して機器を動
作させ、データの生成を行う。
【0028】1505はデータ配信モジュール1504
内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるプリ
ンタモジュールである。
【0029】1506はデータ配信モジュール1504
内で通信先にEメール(E-mail)アドレスが指定された
際に実行されるEメールモジュールである。
【0030】1507はデータ配信モジュール1504
内で出力先にデータベースが指定された際に実行される
データベースモジュールである。
【0031】1508はデータ配信モジュール1504
内で出力先に本機器と同様の複合機が指定された際に実
行される複合モジュールである。
【0032】1509はスキャナモジュール(Remote-C
opy-Scan)であり、本実施の形態例装置1001のスキ
ャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の複
合機を出力先とし、本実施の形態例装置1001単体で
実現している複写(Copy)機能と同等の処理を行うモジ
ュールである。
【0033】1510はプリントモジュール(Remote-C
opy-Print)であり、本実施の形態例装置1001のプ
リンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の
複合機を入力先とし、本実施の形態例装置1001単体
で実現している複写(Copy)機能と同等の処理を行うモ
ジュールである。
【0034】1511はインターネットまたはイントラ
ネット上の各種ホームページの情報を読み出し、印刷す
る通信モジュール(Web-Pull-print)である。
【0035】1512は本実施の形態例装置1001が
HTTPにより通信する際に使用されるHTTPモジュ
ールであり、後述するTCP/IPモジュール1516
によりウエブサーバモジュール1503,通信モジュー
ル1511に通信を提供するものである。
【0036】1513はTCP/IPモジュール151
6の制御でデータ配信モジュール1504内のプリンタ
モジュール1505に通信を提供するIPRモジュール
である。
【0037】1514はSMTPモジュールであり、T
CP/IPモジュール1516の制御でデータ配信モジ
ュール1504内のEメールモジュール1506に通信
を提供するものである。1515はSLMモジュール
(Salutation-Managerモジュール)であり、TCP/I
Pモジュール1516の制御でデータ配信モジュール1
504内のデータベースモジュール1517、複合モジ
ュール1518、及び複写モジュール1509、プリン
トモジュール1510に通信を提供するものである。
【0038】1516はTCP/IPモジュールであ
り、前述した各種モジュールに後述するネットワークド
ライバ(Network-Driver)1517を介してネットワー
ク通信を提供するものである。1517はネットワーク
ドライバであり、ネットワークに物理的に接続される部
分を制御するものである。
【0039】1518はAPI制御(Controll-API)で
あり、データ配信モジュール1504等の上流モジュー
ルに対し、後述するジョブマネージャ(Job-Manager)
1519等の下流モジュールとのインターフェイスを提
供するものであり、上流、及び下流のモジュール間の依
存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めている。
【0040】1519はジョブマネージャ(Job-Manage
r)であり、前述の各種モジュールよりAPI制御15
18を介して指示される処理を解釈し、後述の各モジュ
ールに指示を与えるものである。また、API制御15
18は、本実施の形態例装置1001内で実行されるハ
ード的な処理を一元管理する。
【0041】1520はコ−デックマネージャ(CODEC-
Manager)であり、ジョブマネージャ(Job-Manager)1
519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を
管理・制御する。1521はFBEエンコーダ(FBE-En
coder)であり、ジョブマネージャ1519, スキャナ
マネージャ(Scan-Manager)1524により実行される
スキャン処理により読み込まれたデータをFBEフォーマ
ットにより圧縮する。
【0042】1522はJPEGコ−デック(JPEG-COD
EC)であり、ジョブマネージャ1519,スキャナマネ
ージャ1524により実行されるスキャン処理、及びプ
リンタマネージャ(Print-Manager)1526により実
行される印刷処理において、読み込まれたデータのJPEG
圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行う。
【0043】1523はMMRコ−デック(MMR-CODE
C)であり、ジョブマネージャ1519, スキャナマネ
ージャ1524により実行されるスキャン処理、及びプ
リンタマネージャ1526により実行される印刷処理に
おいて、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷データ
のMMR伸長処理を行う。
【0044】1524はスキャナマネージャ(Scan-Man
ager)であり、ジョブマネージャ1519が指示するス
キャン処理を管理・制御する。1525はSCSIドラ
イバであり、スキャナマネージャ1524と本実施の形
態例装置1001が内部的に接続しているスキャナ部と
の通信を行う。
【0045】1526はプリンタマネージャ(Print-Ma
nager)であり、ジョブマネージャ1519が指示する
印刷処理を管理・制御する。1527はプリンタエンジ
ンインタフェース(Engine-I/F)ドライバであり、プリ
ンタマネージャ1526と印刷部とのI/Fを提供する
ものである。
【0046】1528はパラレルポートドライバであ
り、通信モジュール1511がパラレルポートを介して
図外の出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供す
るものである。
【0047】<ハードウェア構成>次に以上のソフトウ
エア構成を備える本実施の形態例のハードウエア構成を
説明する。
【0048】(全体構成)図3は本実施の形態例の画像
処理装置の全体構成図である。図4において、2000
はコントローラユニット(Controller Unit)であり、
画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デ
バイスであるプリンタ2095が接続されており、これ
らを制御する。また一方では、LAN2011や公衆回
線網(WAN)2051にも接続されており、これらの回
線網を介して他の装置との間で画像情報やデバイス情報
の入出力を行うことが可能に構成されている。
【0049】CPU2001は本実施例装置の全体制御
を司るコントローラである。RAM2002はCPU2
001が動作するためのシステムワークメモリであり、
画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
ROM2003はブートROMであり、システムのブー
トプログラムが格納されている。HDD2004はハー
ドディスクドライブであり、システムソフトウェアや画
像データを格納する。
【0050】操作部I/F2006はユーザインタフェ
ースである操作部2012とのインターフェースを司る
部分で、操作部2012に具備する表示部に表示する画
像データを操作部2012に対して出力する制御も行っ
ている。また、操作部2012から本実施の形態例に係
るシステム使用者が入力した情報を、CPU2001に
伝える役割も有している。
【0051】LANインタフェース(Network)201
0は、LAN2011に接続されており、LAN201
1を介して他の通信装置との間で情報の送受信を行う。
モデム(Modem)2050は、公衆回線網(WAN)2
051に接続されており、公衆回線網2051に接続さ
れている他の通信装置との間で情報の送受信を行う。
【0052】以上の各デバイスがシステムバス2007
上に配置されている。イメージバスインタフェース(Im
age Bus I/F)2005はシステムバス2007との
間で画像データを高速で転送する画像バス2008を接
続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
【0053】画像バス2008は、PCIバスまたはI
EEE1394の規格に適合して構成される。画像バス
2008上には以下のデバイスが配置される。
【0054】ラスターイメージプロセッサ(RIP)2
060は、PDLLコードをビットマップイメージに展
開する。デバイスI/F部2020は、画像入出力デバ
イスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコン
トローラ2000とを接続し、画像データの同期系/非
同期系の変換を行う。
【0055】スキャナ画像処理部2080は、入力画像
データに対して補正、加工、編集を行う。プリンタ画像
処理部は、プリント出力画像データに対して、プリンタ
の補正処理、解像度変換処理等を行う。画像回転部20
30は画像データの回転処理を行う。画像圧縮部204
0は、多値画像データはJPEGにより圧縮伸張処理を
行ない、2値画像画像データはJPIG,MMR,MH
により圧縮伸張処理を行う。
【0056】(画像入出力部)画像入出力デバイスであ
るスキャナ部2070、プリンタ部2095、及び操作
部2012の外形図を図4に示す。
【0057】画像入力デバイスであるスキャナ部207
0は、原稿となる紙上の画像を照明し、原稿よりの反射
光をCCDラインセンサ(図示せず)を走査して読み取
ることでラスターイメージデータ2071として取り込
み、これを電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィー
ダ2072のトレイ2073にセットし、装置使用者が
操作部2012から読み取り起動指示することにより、
コントローラCPU2001がスキャナ2070に指示
を与え(2071)、フィーダ2072は原稿用紙を1
枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
【0058】画像出力デバイスであるプリンタ部209
5は、印刷イメージデータ2096を用紙上の画像に変
換する部分であり、その印刷方式は感光体ドラムや感光
体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイから
インクを吐出して用紙上に直接画像を印刷するインクジ
ェット方式等があるが、どの方式でも構わない。
【0059】プリント動作の起動は、コントローラのC
PU2001からの指示2096によって開始する。プ
リンタ部2095には、異なる用紙サイズまたは異なる
用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それ
に対応した用紙カセット2101,2102,210
3,2104がある。また、排紙トレイ2111は印刷
し終わった用紙を受けるものである。
【0060】(操作部)操作部2012の詳細構成を図
5に示す。液晶(LCD)表示部2013は、LCD上
にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作
画面を表示するとともに、表示してあるキーが押される
とその位置情報をコントローラCPU2001に伝え
る。スタートキー2014は原稿画像の読み取り動作を
開始する時などに用いる。スタートキー2014中央部
には、緑と赤の2色発光ダイオード(LED)2018
があり、その色によってスタートキー2014が使える
状態にあるかどうかを示す。ストップキー2015は稼
働中の動作を止める働きをする。IDキー2016は、
使用者のユーザーIDを入力する時に用いる。リセット
キー2017は操作部からの設定を初期化する時に用い
る。
【0061】(スキャナ画像処理部)スキャナ画像処理
部2080の詳細構成を図6に示す。図6において、画
像バスI/Fコントローラ2081は、画像バス200
8と接続されており、そのバスアクセスシーケンスを制
御する働きと、スキャナ画像処理部2080内の各デバ
イスの制御及びタイミングを発生させる。
【0062】フィルタ処理部2082は、空間フィルタ
でコンボリューション演算を行う。編集部2083は、
例えば入力画像データからマーカーペンで囲まれた閉領
域を認識して、その閉領域内の画像データに対して、影
つけ、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。
【0063】変倍処理部2084は、読み取り画像の解
像度を変える場合に、ラスターイメージの主走査方向に
ついて補間演算を行い拡大、縮小を行う。副走査方向の
変倍については、画像読み取りラインセンサ(図示せ
ず)を走査する速度を変えることで行う。
【0064】テーブル2085は、読み取った輝度デー
タである画像データを濃度データに変換するために、行
うテーブル変換である。2値化処理部2086は、入力
される多値のグレースケール画像データを、誤差拡散処
理やスクリーン処理等によって2値化する。
【0065】処理が終了した画像データは、再び画像バ
スコントローラ2081を介して、画像バス上に転送さ
れる。
【0066】(プリンタ画像処理部)プリンタ画像処理
部2090の詳細構成を図7に示す。画像バスI/Fコ
ントローラ2091は、画像バス2008と接続されて
おり、そのバスアクセスシーケンスを制御する働きと、
スキャナ画像処理部2090内の各デバイスの制御及び
タイミングを発生させる。
【0067】解像度変換部2092は、LAN2011
あるいは公衆回線網(WAN)2051を介して送られ
てくる他の通信装置よりの画像データを、プリンタ20
95の解像度に変換するための解像度変換を行う。スム
ージング処理部2093は、解像度変換後の画像データ
のジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れる画像のがさ
つき)を滑らかにする処理を行う。
【0068】(画像圧縮部)画像圧縮部2040の詳細
構成を図8に示す。図8において、画像バスI/Fコン
トローラ2401は、画像バス2008と接続されてお
り、そのバスアクセスシーケンスを制御する働き、入力
バッファ2042及び出力バッファ2045とのデータ
のやりとりを行うためのタイミング制御及び、画像圧縮
部2043に対するモード設定などの制御を行う。
【0069】以下に、図8に示す画像圧縮処理部の処理
手順を示す。
【0070】画像バス2008を介してCPU2001
から画像バスI/Fコントローラ2401に画像圧縮制
御のための設定を行う。この設定により画像バスI/F
コントローラ2401は画像圧縮部2043に対して画
像圧縮に必要な設定(たとえばMMR圧縮・JPIG伸
長等の)を行う。
【0071】必要な設定を行った後に、再度CPU20
01から画像バスI/Fコントローラ2401に対して
画像データ転送の許可を行う。、画像バスI/Fコント
ローラ2401は、この許可に従ってRAM2002も
しくは画像バス2008上の各デバイスからの画像デー
タの転送(画像データの受け取り)を開始する。
【0072】受け取った画像データは入力バッファ20
42に一時格納され、画像圧縮部2043よりの画像デ
ータ要求に応じて一定のスピードで画像を転送する。こ
の際、入力バッファ2042は、画像バスI/Fコント
ローラ2401と画像圧縮部2043両者の間で画像デ
ータを転送できるかどうかを判断する。そして、画像バ
ス2008からの画像データの読み込み、及び、画像圧
縮部2043への画像の書き込みが不可能である場合に
はデータの転送を行わないような制御を行う(以後この
ような制御をハンドシェークと呼称する)。
【0073】画像圧縮部2043は、受け取った画像デ
ータを一旦RAM2044に格納する。これは、画像圧
縮を行う際には、行う画像圧縮処理の種類によって数ラ
イン分のデータを要するためであり、最初の1ライン分
の圧縮を行うためには数ライン分の画像データを用意し
てからでないと画像圧縮が行えないためである。画像圧
縮を施された画像データは直ちに出力バッファ2045
に送られる。
【0074】出力バッファ2045では、画像バスI/
Fコントローラ2401及び画像圧縮部2043とのハ
ンドシェークを行い、画像データを画像バスI/Fコン
トローラ2401に転送する。画像バスI/Fコントロ
ーラ2401では転送された圧縮(もしくは伸長)され
た画像データをRAM2002もしくは画像バス200
8上の各デバイスにデータを転送する。
【0075】こうした一連の処理は、CPU2001か
らの処理要求が無くなるまで(必要なページ数の処理が
終わったとき)、もしくはこの画像圧縮部2043から
停止要求が出るまで(圧縮及び伸長時のエラー発生時
等)繰り返される。
【0076】(画像回転部)画像回転部2030の詳細
構成を図9に示す。画像バスI/Fコントローラ203
1は、画像バス2008と接続されており、そのバスシ
ーケンスを制御する。更に、画像回転部2032にモー
ド等を設定する制御及び、画像回転部2032に画像デ
ータを転送するためのタイミング制御を行う。
【0077】以下に画像回転部2030の処理手順を示
す。
【0078】画像バス2008を介して、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2031に画像回転
制御のための設定を行う。この設定により画像バスI/
Fコントローラ2401は画像回転部2032に対して
画像回転に必要な設定(たとえば画像サイズや回転方向
・角度等)を行う。
【0079】必要な設定を行った後に、再度CPU20
01から画像バスI/Fコントローラ2401に対して
画像データ転送の許可を行う。画像バスI/Fコントロ
ーラ2031は、このCPU2001よりの許可に従い
RAM2002もしくは画像バス2008上の各デバイ
スからの画像データの転送を開始する。
【0080】尚、ここでは画像データのサイズを32ビ
ット(ビット)とし、回転を行う画像サイズを32×3
2ビットとする。そして、画像バス2008上に画像デ
ータを転送させる際には、32ビットを単位とする画像
転送を行うものとする(扱う画像は2値を想定する)。
【0081】上述のように、32×32(ビット)の画
像を得るためには、上述の単位データ転送を32回行う
必要があり、且つ不連続なアドレスから画像データを転
送する必要がある。この本実施の形態例における画像デ
ータの転送タイミングを図10に示す。図10に示すよ
うに、不連続アドレッシングにより転送された画像デー
タは、読み出し時に所望の角度に回転されているように
RAM2033に書き込まれる。
【0082】例えば、90度反時計方向回転であれば、
最初に転送された32ビットの画像データを、図11に
示すように、Y方向に書き込んでいく。そして、読み出
し時にX方向に読み出すことで、画像が回転されること
になる。
【0083】32×32(ビット)の画像回転(RAM
2033への書き込み)が完了した後、画像回転部20
32はRAM2033から上述した読み出し方法で画像
データを読み出し、画像バスI/Fコントローラ203
1に画像を転送する。
【0084】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシ
ングを以て、RAM2002もしくは画像バス2008
上の各デバイスにデータを転送する。こうした一連の処
理は、CPU2001からの処理要求が無くなるまで
(必要なページ数の処理が終わったとき)繰り返され
る。
【0085】(デバイスI/F部)本実施の形態例にお
けるデバイスI/F部2020の詳細構成を図12に示
す。
【0086】図12において、画像バスI/Fコントロ
ーラ2021は、画像バス2008と接続されており、
画像バス2008のバスアクセスシーケンスを制御する
と共に、デバイスI/F部2020内の各デバイスの制
御及びタイミングを発生させる。また、外部のスキャナ
2070及びプリンタ2095への制御信号を発生させ
る。
【0087】スキャンバッファ2022は、スキャナ2
070から送られてくる画像データを一時保存し、画像
バス2008に同期させて画像データを出力する。シリ
アルパラレル・パラレルシリアル変換部2023は、ス
キャンバッファ2022に保存された画像データを順番
に並べて、あるいは分解して、画像バス2008に転送
できる画像データのデータ幅に変換する。
【0088】パラレルシリアル・シリアルパラレル変換
部2024は、画像バス2008から転送された画像デ
ータを分解して、あるいは順番に並べて、プリントバッ
ファ2025に保存できる画像データのデータ幅に変換
する。プリントバッファ2025は、画像バス2008
から送られてくる画像データを一時保存し、プリンタ2
095に同期させて画像データを出力する。
【0089】本実施の形態例におけるデバイスI/F部
2020における画像スキャン時の処理手順を以下説明
する。
【0090】スキャナ2070から送られてくる画像デ
ータを、スキャナ2070から送られてくるタイミング
信号に同期させて、スキャンバッファ2022に保存す
る。そして、画像バス2008がPCIバスの場合に
は、バッファ内に画像データが32ビット以上入ったと
きに画像データを先入れ先出しで32ビット分、バッフ
ァからシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部20
23に送る。
【0091】シリアルパラレル・パラレルシリアル変換
部2023で32ビットの画像データに変換し、画像バ
スI/Fコントローラ2021を通して画像バス200
8上に転送する。また、画像バス2008がIEEE139
4の場合には、バッファ内の画像データを先入れ先出し
で、バッファからシリアルパラレル・パラレルシリアル
変換2023に送り、シリアル画像データに変換し、画
像バスI/Fコントローラ2021を通して画像バス2
008上に転送する。
【0092】次に、本実施の形態例におけるデバイスI
/F部2020における画像プリント時の処理手順を以
下に説明する。
【0093】画像バス2008がPCIバスの場合に
は、画像バスから送られてくる32ビットの画像データ
を画像バスI/Fコントローラ2021で受け取り、パ
ラレルシリアル・シリアルパラレル変換部2024に送
り、プリンタ2095の入力データビット数の画像デー
タに分解してプリントバッファ2025に保存する。
【0094】また、画像バス2008がIEEE1394の
場合には、画像バスからおくられてくるシリアル画像デ
ータを画像バスI/Fコントローラ2021で受け取
り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換部202
4に送り、プリンタ2095の入力データビット数の画
像データに変換し、プリントバッファ2025に保存す
る。
【0095】そして、プリンタ2095から送られてく
るタイミング信号に同期させて、バッファ内の画像デー
タを先入れ先出しで、プリンタ2095に送る。
【0096】次に、以上の構成を備える本実施の形態例
の画像処理方法の詳細を図面を用いて説明する。
【0097】図13に本実施の形態例における画像処理
内容切り替え手段の構成を説明する。
【0098】図13において、1503はデバイスマネ
ージャ(Device Management)であり、図外のネットワ
ーク上の機器と通信を行い、各機器の情報を収集する。
例えば、本実施の形態例で説明する画像形成装置の電源
を投入した時点で、ネットワーク上に接続されている機
器を検出し、各機器に搭載されているスキャナ・プリン
タの種類などを検出する。なお、デバイスマネージャ1
503はハードウエアで構成される場合に限定されるも
のではなく、できればソフトウェアで構成することが望
ましい。
【0099】2008は上述した画像バスである。この
画像バス2008を介して、CPU2001からあるい
は画像バスI/Fコントローラ2081から画像データ
及び設定データを転送する。2080はスキャナ画像処
理部である。詳しい説明はすでに説明してあるため省略
するが、ここでは、本実施の形態例に説明が必要な部分
のみを図示しその他は省略してある。
【0100】2081は画像バスI/Fコントローラで
あり、画像バス2008を介して、画像データや設定デ
ータの送受信を行う。2085はテーブル変換部であ
り、入力された画像データに応じてテーブル変換処理を
行う。
【0101】10001は補正データ獲得部であり、ネ
ットワークを介して出力する機器に必要な処理のための
補正データを獲得する。さらに補正データ獲得部100
01は、獲得した補正データをテーブル変換部2085
に設定するため、画像バス2008を介して補正データ
を転送するための機能を有する。
【0102】実際の処理手順(ガンマ補正変換等のテー
ブル変換処理)について以下に詳細に説明する。
【0103】ガンマ補正変換等のテーブル変換は、画像
を出力するプリンタの特性によて機種毎もしくは機械毎
に異なるものである。このため、本実施の形態例で実現
するような、複数のプリンタに対して画像データを転送
する際には、出力側のプリンタの出力特性に合わせて、
テーブル変換を行う必要がある。
【0104】テーブル変換は、入力画像データに対して
予め一意に設定されている参照データを参照して出力画
像データを生成する処理方法である。
【0105】本実施の形態例におけるガンマ補正変換
は、図14に示すような入出力特性を用意する。これに
より、入力に対してガンマ曲線と呼ばれる曲線に対応し
た出力特性を付加して出力するものである。
【0106】上述したように、デバイスマネージャ15
03は、例えば電源投入時にネットワーク上に接続され
ている機器の情報を検出することで、各機器の情報を予
め蓄積しておく。操作部2012の図示しない選択手段
を選択することで、図15に示すようなアドレスブック
が表示される。
【0107】図15は、本実施の形態例におけるネット
ワーク上に接続されている機器情報を表示した操作部例
を説明する図である。図15に示す本実施の形態例のア
ドレスブックには、上述のように、ネットワーク上にど
んな機器が接続されているかが表示される。
【0108】又、図15の(Detail)ボタンを選択して
タッチすることで図16に示す各機器の詳細情報表示画
面が表示される。ネットワーク上に接続された各機器の
情報はデバイスマネージャ1503の内部に格納されて
いる。
【0109】この状態で操作部2012から本実施の形
態例で説明する画像形成装置から画像を読み込んで画像
処理を行い、図示しないネットワーク上の機器Aにプリ
ントアウトするように指示された場合、上記動作の指示
内容はCPU2001から画像バスI/Fコントローラ
2081に対しても行われる。指示を受けた画像バスI
/Fコントローラ2081は、ネットワーク上の機器A
に必要なデータをデバイスマネージャ1503から引き
出してくる。
【0110】次に、このデータからネットワーク上の機
器Aに施す処理内容に応じたガンマ補正データを、ネッ
トワーク機器Aから獲得してくるために、補正データ獲
得部10001に指示を行う。補正データ獲得部100
01は、デバイスマネージャ1503から得られたネッ
トワークアドレス等を指示することで、ガンマ補正デー
タをネットワークを介してネットワーク機器Aから獲得
する。
【0111】獲得した補正データは、画像バスコントロ
ーラ2081を介してテーブル変換部2085に設定す
る。通常こうしたガンマ補正データは256×8ビット
程度のテーブル構成となっているため、こうしたデータ
を書き換えることができるメモリ手段をテーブル変換部
2085に備えておくことが必要である。
【0112】こうして、ネットワーク上の機器Aに対す
るテーブル変換用の設定が完了した後に、CPU200
1から画像バスI/Fコントローラ2081に画像バス
2008を介して画像データを転送するように指示す
る。この指示により画像バス2008を介して順次転送
された画像データにテーブル変換処理を施す。
【0113】以上に説明したように、補正データ獲得部
10001でスキャナ画像処理部2080でのガンマ補
正処理に必要な情報出力装置情報(ガンマ補正データ)
をネットワークに接続されている情報を出力させるべき
情報出力装置より獲得する。そしてこの獲得したガンマ
補正データをテーブル変換部2085に格納してガンマ
補正テーブルを生成する。そしてこのテーブル変換部2
085を用いて情報出力装置に出力する画像データのガ
ンマ補正を行なうことにより各情報出力装置の備える構
成の特性に対応した出力情報を得ることができ、ネット
ワーク上の全ての機器で出力した際にも出力画像品質を
損なわないようにすることができる。
【0114】なお、上記のガンマ補正データは、同じ機
種でも個体差が発生することがあるため、各機械毎に、
所定の原稿を読み込んだ際に一応な出力結果が得られる
ような補正データを自動的に発生するような構成を有
し、得られた補正データを各機械毎に保有し、このよう
な補正データ情報を更新するような構成をとっても良
い。
【0115】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、上述した構成及び方法を用いることで、ネットワー
ク上の機器に応じた最適なテーブル変換処理を切り替え
て施すことが可能になる。
【0116】即ち、ネットワーク上につながる機器自体
が処理に必要なガンマ補正データを予め用意しておき、
ネットワーク上の或る機器が他のネットワーク上の機器
に出力する際に、出力先の機器から処理用のガンマ補正
データをネットワーク経由で獲得し、これに応じて処理
を行い、得られた画像をネットワークを介して転送する
ことで、ネットワーク上の全ての機器で出力した際にも
出力画像品質を損なわないようにすることができる。
【0117】[第2の実施の形態例]以上に説明した第
1の実施の形態例では、ネットワーク上の機器に応じて
切り替える処理として、ガンマ補正処理を例として説明
を行った。しかし、本発明は以上の例に限定されるもの
ではなく、例えばネットワーク上の機器に応じて切り替
える処理として色空間補正を行う場合も本発明の範囲に
含まれることは明らかである。ネットワーク上の機器に
応じて切り替える処理として、色空間補正を行う本発明
に係る第2の発明の実施の形態例を以下に説明する。
【0118】カラーで画像形成を行う画像形成装置にお
いては、そのプリンタ特性が各機種毎もしくは機械毎に
異なる。このため、ネットワーク上に接続される各機種
毎にプリンタ特性に応じた、色空間補正を施す必要があ
る。
【0119】通常、スキャナで読みとられたRGBの輝
度データは例えばLOG変換を施すことにより、YMC
(BK)の濃度データに変換することができる。こうし
て得られた濃度データは、各プリンタ特性及びトナー色
によって異なった特性を持つため、出力後の色見を機器
間で一様にするため、通常はマスキングと呼ばれる色空
間補正が行われる。
【0120】このマスキング処理は、例えば以下に示す
ようなマスキング方程式を用いて演算される。
【0121】
【数1】
【0122】この例では、出力濃度データ(Y',M',
C')を得るために3×10の行列を必要とする。この行
列が各機器の出力特性によって異なってくる。このた
め、上記行列であるマスキング係数データを機器によっ
て切り替えることで、第2の実施の形態例を実行するも
のである。
【0123】なお、第2の実施の形態例においても、基
本的なハードウエア構成は上述した図1、図2、図3、
・・・その他に示す第1の実施の形態例と同様であるた
め、以下は第1の実施の形態例と異なる部分を主に説明
して第1の実施の形態例と同様構成部分の説明は割愛す
る。
【0124】第2の実施の形態例においては、カラー出
力を行う場合における画像処理部としては、例えば図1
7に示すような構成とする。即ち、上述した第2の実施
の形態例における図6に示す画像処理部の変倍処理部2
084と、テーブル変換部2085との間にマスキング
処理部11001が挿入される構成となる。この構成で
の画像処理部全体の説明は割愛するが、カラー画像処理
ということで、白黒画像処理には無い、色空間補正とい
る処理が必要となる。
【0125】又、第2の実施の形態例における図17の
構成では、画像処理部を1セット有するため、YMC
(BK)各色成分の処理を色の順に行うような構成で説
明してあるが、同じ構成を4セット並列で用意し、YM
C(BK)の4色に対する処理を同時に行うような構成
をとっても構わない。
【0126】マスキング補正処理周辺の構成としては、
第2の実施の形態例においては図18に示すような構成
となる。以下、図18を参照して第2の実施の形態例を
説明する。図18において、上述した第1の実施の形態
例の図13と同様構成には同一番号を付してある。
【0127】図18において、1503はデバイスマネ
ージャ(DeviceManagement)であり、図外のネットワー
ク上の機器と通信を行い、各機器の情報を収集する。例
えば、第2の実施の形態例で説明する画像形成装置の電
源を投入した時点で、ネットワーク上に接続されている
機器を検出し、各機器に搭載されているスキャナ・プリ
ンタの種類などを検出する。実際にはデバイスマネージ
ャ1503はソフトウェアとしての機能の一部で構成す
ることが望ましく、この場合には実体は無いがCPUに
より実行される機能として、同図には機能ブロックとし
て表してある。
【0128】2008は第1の実施の形態例と同様の画
像バスである。この画像バス2008を介して、CPU
2001からあるいは画像バスI/Fコントローラ20
81から画像データ及び設定データを転送する。
【0129】2080は第1の実施の形態例と同様のス
キャナ画像処理部である。なお、ここでは、説明に必要
な部分のみを図示しその他は省略してある。2081は
画像バスI/Fコントローラであり、画像バス2008
を介して画像データや設定データの送受信を行う。
【0130】11001はマスキング補正処理部であ
り、入力された画像データに応じてマスキング係数デー
タを参照してテーブル変換処理を行う。10001は補
正データ獲得部であり、ネットワークを介して出力する
機器に必要な処理のための補正データを獲得する。さら
に補正データ獲得部10001は、獲得した補正データ
をマスキング処理部11001に設定するため、画像バ
ス2008を介して補正データを転送するための機能を
有する。こうしてマスキング補正処理部11001に必
要な設定データが登録される。
【0131】以下に、第2の実施の形態例における実際
の処理手順(マスキング補正処理)を詳細に説明する。
【0132】デバイスマネージャ1503は、例えば電
源投入時にネットワーク上に接続されている機器の情報
を検出することで、各機器の情報を予め獲得して蓄積し
てある。
【0133】この状態で操作部2012から第2の実施
の形態例で説明する画像形成装置から画像を読み込んで
画像処理を行い、図示しないネットワーク上の機器Aに
プリントアウトするように指示された場合、上記動作の
指示内容はCPU2001から画像バスI/Fコントロ
ーラ2081に対しても行われる。指示を受けた画像バ
スI/Fコントローラ2081は、ネットワーク上の機
器Aに必要なデータをデバイスマネージャ1503から
引き出してくる。
【0134】ネットワーク上の機器Aに対してのマスキ
ング補正処理が行えるように、このうちのマスキング補
正処理に必要な情報から、ネットワーク上の機器Aに施
す処理内容に応じたマスキング補正データをネットワー
ク機器Aから獲得してくるために、補正データ獲得部1
0001に指示を行う。
【0135】デバイスマネージャ1503から得られ
た、ネットワークアドレス等を指示することで、マスキ
ング補正データをネットワークを介して機器Aから獲得
する。獲得したマスキング補正データは画像バスコント
ローラ2081を介してマスキング処理部11001に
設定する。
【0136】上述した数1の(form1)に示したような
マスキング補正データを処理によって書き換えることが
できるメモリ手段をマスキング処理部11001に備え
ておくことが必要である。
【0137】こうして、ネットワーク上の機器Aに対す
るマスキング補正処理用の設定が完了した後に、CPU
2001から画像バスI/Fコントローラ2081に画
像バス2008を介して画像データを転送するように指
示する。この指示により画像バス2008を介して順次
転送された画像データにマスキング補正処理を施す。こ
うした構成及び方法を用いることで、ネットワーク上の
機器に応じた最適なマスキング補正処理を切り替えて施
すことが可能になる。
【0138】又、上記のマスキング補正データは、同じ
機種でも個体差が発生することがあるため、各機械毎
に、所定の原稿を読み込んだ際に一応な出力結果が得ら
れるような補正データを自動的に発生するような構成を
有し、得られた補正データを各機械毎に保有し、このよ
うな補正データ情報を更新するような構成をとっても良
い。
【0139】以上に説明したように、補正データ獲得部
10001でスキャナ画像処理部2080でのマスキン
グ補正処理に必要な情報出力装置情報(マスキング補正
データ)をネットワークに接続されている情報を出力さ
せるべき情報出力装置より獲得する。そしてこの獲得し
たマスキング補正データをマスキング処理部11001
のテーブルに格納してマスキング補正テーブルを生成す
る。そしてこのテーブルを用いて情報出力装置に出力す
る画像データのマスキング補正を行なうことにより各情
報出力装置の備える構成の特性に対応した出力情報を得
ることができ、ネットワーク上の全ての機器で出力した
際にも出力画像品質を損なわないようにすることができ
る。
【0140】以上説明したように第2の実施の形態例に
よれば、ネットワーク上につながる機器自体が処理に必
要なマスキング補正データを予め用意しておき、ネット
ワーク上の或る機器が他のネットワーク上の機器に出力
する際に、出力先の機器から処理用のマスキング補正デ
ータをネットワーク経由で獲得し、これに応じて処理を
行い、得られた画像をネットワークを介して転送するこ
とで、ネットワーク上の全ての機器で出力した際にも出
力画像品質を損なわないようにすることができる。
【0141】[第3の実施の形態例]以上に説明した第
1の実施の形態例では、ネットワーク上の機器に応じて
切り替える処理として、ガンマ補正処理を例として、第
2の実施の形態例はマスキング補正処理を例として説明
を行った。
【0142】しかし、本発明は以上の例に限定されるも
のではなく、例えばネットワーク上の機器に応じて切り
替える処理としてLEDプリンタのヘッドシェーディン
グを行う場合も本発明の範囲に含まれることは明らかで
ある。ネットワーク上の機器に応じて切り替える処理と
して、LEDプリンタのヘッドシェーディングを行う本
発明に係る第3の実施の形態例を以下に説明する。
【0143】高速なデジタルプリンタにおいて、LED
ヘッドを持つLEDプリンタがある。このプリンタは、
記録用紙の転送方向に直交する方向にLEDをアレイ上
に並べたものである。記録用紙の搬送に合わせ、各LE
Dの明滅により画像の各画素の画像を形成する。こうし
たLEDプリンタヘッドはレーザープリンタのように記
録用紙の直交方向にスキャンする必要がないため、比較
的高速なプリンタに採用される。
【0144】しかし、LED個々の特性がそれぞれ異な
るため、各LEDを全て同様な条件で動作させたので
は、出力画像に記録用紙の搬送方向に向かい画像ムラが
生じてしまう。これを防ぐために、各LED毎に入力−
出力の関係を設定を取り決めたヘッドシェーディング処
理を行っている。
【0145】これは、上述した第1の実施の形態例にお
けるガンマ変換を各LEDヘッド毎に行うような処理で
あり、一様なあるレベルの画像データを出力したとき
に、同じレベルの画像として出力されるよう変換するも
のである。
【0146】以下、図面を参照して本発明に係る第3の
発明の実施の形態例を詳細に説明する。第3の実施の形
態例においても、基本構成は上述した第1の実施と同様
であり、動揺部分の詳細説明を省略して異なる構成のみ
を以下に説明する。第3の実施の形態例におけるヘッド
シェーディング処理周辺の構成を図19に示す。
【0147】以下、第3の実施の形態例のヘッドシェー
ディング処理の詳細を図19を用いて説明する。図19
において、1503はデバイスマネージャであり、図外
のネットワーク上の機器と通信を行い、各機器の情報を
収集する。例えば、第3の実施の形態例で説明する画像
形成装置の電源を投入した時点で、ネットワーク上に接
続されている機器を検出し、各機器に搭載されているス
キャナ・プリンタの種類などを検出する。
【0148】実際にはデバイスマネージャ1503はソ
フトウェアとして構成することが可能であり、ソフトウ
エアとして構成した場合にはソフトウエア機能の一部で
あるため実体は無いが、CPU2001により実行され
る機能として、同図には機能ブロックとして表してあ
る。
【0149】2008は上述した実施の形態例と同様の
画像バスである。この画像バス2008を介して、CP
U2001からあるいは画像バスI/Fコントローラ2
081から画像データ及び設定データを転送する。
【0150】2080はスキャナ画像処理部である。詳
しい説明はすでに説明してあるため省略するが、ここで
は、第3の実施の形態例に説明が必要な部分のみを図示
しその他は省略してある。
【0151】2081は画像バスI/Fコントローラで
あり、画像バス2008を介して、画像データや設定デ
ータの送受信を行う。12001はヘッドシェーディン
グ処理部であり、入力された画像データに応じて、ヘッ
ドシェーディングテーブルを参照してヘッドシェーディ
ング変換処理を行う。
【0152】10001は補正データ獲得部であり、ネ
ットワークを介して出力する機器に必要な処理のための
補正データを獲得する部分である。さらに獲得した補正
データをヘッドシェーディング処理部12001に設定
するため、画像バス2008を介して補正データを転送
するための機能を有する。こうしてヘッドシェーディン
グ処理部12001に設定すべきデータは設定される。
【0153】以下に、第3の実施の形態例における実際
の処理手順(ヘッドシェーディング処理)について以下
に詳細に説明する。
【0154】デバイスマネージャ1503は、例えば電
源投入時にネットワーク上に接続されている機器の情報
を検出することで、各機器の情報をすでに蓄積してあ
る。
【0155】この状態で操作部2012から本実施の形
態例で説明する画像形成装置から画像を読み込んで画像
処理を行い、図示しないネットワーク上の機器Aにプリ
ントアウトするように指示された場合、上記動作の指示
内容はCPU2001から画像バスI/Fコントローラ
2081に対しても行われる。
【0156】指示を受けた画像バスI/Fコントローラ
2081は、ネットワーク上の機器Aに必要なデータを
デバイスマネージャ1503から引き出してくる。
【0157】ネットワーク上の機器Aに対してのヘッド
シェーディング処理が行えるように、このうちのヘッド
シェーディング処理に必要な情報から、ネットワーク上
の機器Aに施す処理内容に応じたヘッドシェーディング
補正データを、ネットワーク機器Aから獲得してくるた
めに、補正データ獲得部10001に指示を行う。
【0158】デバイスマネージャ1503から得られ
た、ネットワークアドレス等を指示することで、ヘッド
シェーディング補正データをネットワークを介して機器
Aから獲得する。獲得したヘッドシェーディング補正デ
ータは画像バスコントローラ2081を介してヘッドシ
ェーディング処理部12001に設定する。
【0159】こうして、ネットワーク上の機器Aに対す
るヘッドシェーディング処理用の設定が完了した後に、
CPU2001から画像バスI/Fコントローラ208
1に画像バス2008を介して画像データを転送するよ
うに指示する。
【0160】この指示により画像バス2008を介して
順次転送された画像データにヘッドシェーディング処理
を施す。こうした構成及び方法を用いることで、ネット
ワーク上の機器に応じた最適なヘッドシェーティング処
理を切り替えて施すことが可能になる。
【0161】以上説明したように第3の実施の形態例に
よれば、ネットワーク上につながる機器自体が処理に必
要なヘッドシェーディング補正データを予め用意してお
き、ネットワーク上の或る機器が他のネットワーク上の
機器に出力する際に、出力先の機器からヘッドシェーデ
ィング処理用の補正データをネットワーク経由で獲得
し、これに応じて処理を行い、得られた画像をネットワ
ークを介して転送することで、ネットワーク上の全ての
機器で出力した際にも出力画像品質を損なわないように
するものである。
【0162】〔他の実施の形態例〕なお、本発明は、複
数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス
機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステム
に適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0163】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0164】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0165】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0166】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0167】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0168】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワーク上につながる機器自体が処理に必要な補正デ
ータを予め用意しておき、ネットワーク上の或る機器が
他のネットワーク上の機器に出力する際に、出力先の機
器から処理用の補正データをネットワーク経由で獲得
し、これに応じて処理を行い、得られた画像をネットワ
ークを介して転送することで、ネットワーク上の全ての
機器で出力した際にも出力画像品質を損なわないように
することができる。
【0170】そして、ネットワーク上につながる機器自
体が処理に必要な補正データとしては、ガンマ補正デー
タ、マスキング補正データあるいはLEDプリンタなど
におけるヘッドシェーディング補正データなど、機器自
体の個々の構成において特性上の相違点があり、出力画
像品質に影響を与えるような補正データに対して適用で
きる。
【0171】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の画像情報
処理装置を含む全体ネットワーク構成図である。
【図2】本実施の形態例装置の機能ブロック図である。
【図3】本実施の形態例の画像処理装置の全体構成図で
ある。
【図4】本実施の形態例の画像入出力デバイスの外形図
である。
【図5】本実施の形態例の操作部の詳細構成を示す図で
ある。
【図6】本実施の形態例のスキャナ画像処理部の詳細ブ
ロック図である。
【図7】本実施の形態例のプリンタ画像処理部の詳細ブ
ロック図である。
【図8】本実施の形態例の画像圧縮処理部の詳細ブロッ
ク図である。
【図9】本実施の形態例の画像回転部の詳細ブロック図
である。
【図10】本実施の形態例の画像回転処理における画像
データの転送タイミングを説明するための図である。
【図11】本実施の形態例の画像回転処理を説明するた
めの図である。
【図12】本実施の形態例のデバイスI/F部の詳細ブ
ロック図である。
【図13】本実施の形態例で説明する画像処理ブロック
の詳細図である。
【図14】本実施の形態例のガンマ補正変換処理を説明
するための図である。
【図15】本実施の形態例のネットワーク上に接続され
ている機器情報を表示した操作部例を説明する図であ
る。
【図16】本実施の形態例のネットワーク上に接続され
ている機器についての詳細情報を表示した操作部例を説
明する図である。
【図17】本発明に係る第2の発明の実施の形態例のス
キャナ画像処理部の詳細ブロック図である。
【図18】第2の実施の形態例の色空間補正に用いるマ
スキング補正処理ブロックの詳細図である。
【図19】本発明に係る第3の発明の実施の形態例のヘ
ッドシェーディング処理を説明する画像処理ブロックの
詳細図である。
【符号の説明】
1001、1020,1022,1023 画像処理装
置 1002 データベースサーバ 1003 データベースクライアント 1004 電子メールサーバ 1005 電子メールのクライアント 1006 WWWサーバ 1007 ルータ 1010 ローカルエリアネットワーク(LAN) 1012 インターネット/イントラネット 1030 電話回線網(PSTN)またはデジタル回線
網(ISDN) 1031 ファクシミリ装置 1040 プリンタ 2012 操作部 2013 液晶(LCD)表示部 2014 スタートキー 2018 2色発光ダイオード(LED) 2015 ストップキー 2016 IDキー 2017 リセットキー 2070 スキャナ部 2071 ラスターイメージデータ 2072 原稿フィーダ 2073 トレイ 2095 プリンタ部 2096 印刷イメージデータ 2101,2102,2103,2104 用紙カセッ
ト 2111 排紙トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 107 H04N 1/00 107Z 5C077 1/40 1/40 Z (72)発明者 伊藤 直紹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 HN05 HN15 HQ12 HQ17 2H027 EA18 EB04 EC09 EC20 EJ15 ZA07 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 BB02 CC05 5B089 AA15 AA21 AA22 AB06 AC05 AE02 BB05 5C062 AA02 AA05 AA13 AA21 AA29 AA30 AA34 AA35 AB17 AB22 AB38 AB42 AB53 AC21 AC25 AC29 AC42 AC43 AE03 AF00 AF02 BA00 BC01 5C077 LL01 MP08 PP06 PP15 PP20 PP22 PP33 PP37 PQ08 PQ12 PQ21 PQ22 PQ23 RR21 SS07 TT03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して情報出力装置に接
    続可能な画像処理装置であって、 前記情報出力装置に対して出力するべきデジタル画像デ
    ータに各種画像処理を施す画像処理手段と、 前記画像処理手段で行う画像処理内容の指定を行う指定
    手段と、 前記指定手段から指定された画像処理に必要な情報出力
    装置情報をネットワークに接続されている情報を出力さ
    せるべき情報出力装置より獲得する処理補正情報獲得手
    段と、 前記処理補正情報獲得手段により得られた情報に応じて
    前記画像処理手段による処理を切り替えて行なわせ、前
    記ネットワークを介して前記情報出力装置に処理画像デ
    ータを転送するネットワークデータ転送手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して情報出力装置に接
    続可能な画像処理装置であって、 原稿画像を読み取る画像読み取り手段と、 前記画像読取手段で読み取った画像をデジタル画像デー
    タに変換するデジタルデータ変換手段と、 前記デジタルデータ変換手段で変換されたデジタル画像
    データに各種画像処理を施す画像処理手段と、 前記画像処理手段で行う画像処理内容の指定を行う指定
    手段と、 前記指定手段から指定された画像処理に必要な情報出力
    装置情報をネットワークに接続されている情報を出力さ
    せるべき情報出力装置より獲得する処理補正情報獲得手
    段と、 前記処理補正情報獲得手段により得られた情報に応じて
    前記画像処理手段による処理を切り替えて行なわせ、前
    記ネットワークを介して前記情報出力装置に処理画像デ
    ータを転送するネットワークデータ転送手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 切り替えて行なわせる前記画像処理手段
    による処理がガンマ補正処理であることを特徴とする請
    求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 ガンマ補正に用いる補正データは各機器
    で予め測定した濃度測定データであることを特徴とする
    請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 切り替えて行なわせる前記画像処理手段
    による処理が色空間補正処理であることを特徴とする請
    求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記情報出力装置は光ビームプリンタで
    あり、切り替えて行なわせる前記画像処理手段による処
    理が前記情報出力装置の光ビーム発光手段のヘッドシェ
    ーディングであることを特徴とする請求項1又は請求項
    2のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して情報出力装置に接
    続可能で前記情報出力装置に対して出力するべきデジタ
    ル画像データに各種画像処理を施す画像処理装置におけ
    る画像処理方法であって、 前記情報出力装置に対して出力するべきデジタル画像デ
    ータに施す画像処理内容の指定を行ない、指定された画
    像処理に必要な情報出力装置情報をネットワークに接続
    されている情報を出力させるべき情報出力装置より獲得
    して獲得した情報出力装置情報に従って指定された画像
    処理を施してから処理情報を前記ネットワークを介して
    前記情報出力装置に転送することを特徴とする画像処理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記情報出力装置に対して出力するべき
    デジタル画像データは、原稿画像を読み取り、読み取っ
    た画像をデジタル画像データに変換したデータとするこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 指定された画像処理がガンマ補正処理で
    あり、必要な情報出力装置情報は情報処理装置の出力特
    性に対応したガンマ補正データであることを特徴とする
    請求項7又は請求項8のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  10. 【請求項10】 ガンマ補正に用いる補正データは各機
    器で予め測定した濃度測定データであることを特徴とす
    る請求項9記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 指定された画像処理が色空間補正処理
    であり、必要な情報出力装置情報は情報処理装置の出力
    特性に対応した色空間補正データであることを特徴とす
    る請求項7又は請求項8のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記情報出力装置は光ビームプリンタ
    であり、指定された処理が前記情報出力装置の光ビーム
    発光手段の発光特性に対応したヘッドシェーディング処
    理であり、必要な情報出力装置情報は情報処理装置の出
    力特性に対応したヘッドシェーディング補正データであ
    ることを特徴とする請求項7又は請求項8のいずれかに
    記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項1乃至請求項12のいずれ
    かに記載の機能を実現する制御手順を格納することを特
    徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記請求項1乃至請求項12のいずれ
    かに記載の機能をコンピュータで実行可能であることを
    特徴とするコンピュータプログラム列。
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