JP3596940B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、論理回路により画像データをパラメータに基づいて論理演算することにより画像処理を行う画像処理装置に関し、例えばデジタルPPC、FAX、イメージスキャナなどに好適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、原稿画像をデジタルデータに置き換えて画像処理を行う技術は、デジタルコピー、FAX、イメージスキャナ等のOA機器に広く用いられている。これらの機器において行われる画像処理用の演算は、例えば実開平4−8574号公報に示すように論理回路により構成されたハードウエアにより行われることが一般的である。その理由は、これらの機器では処理のリアルタイム性が必要不可欠な要素であり、また、パーソナルコンピュータ、EWS等においてCPUのソフトウエアによる演算処理方法では、そもそも一定時間内の演算処理が不可能であったり、高価なCPUの採用によるコスト高の不利が免れることができないためである。
【0003】
しかしながら、ハードウエアによる画像処理は、比較的に安価な且つ高速の処理を実現することができる反面、ソフトウエアによる処理と比べて自由度という面において大きく劣る。また、自由度が高い論理回路を実現しようとすると、膨大なハードウエアが必要になり、逆にコスト高を招くという問題が発生する。そこで、処理に必要な演算手段を論理回路のハードウエアにより構成すると共に、演算に必要なパラメータを予めCPUにより演算してレジスタを介して論理回路に与えることにより、比較的安価なコストで且つ比較的自由度が高い画像処理装置を実現することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記画像処理装置では、画像処理に用いられるパラメータは、原稿読み取りが開始される前にCPUにより計算され、レジスタを介して論理回路に供給されていることが必要がある。特に、異なる又は同一の原稿を連続して複数回読み取り、各々の読み取り毎に異なる画像処理を施す場合には、一回の読み取り及び画像処理終了後、次回の読み取り開始前(以下、「ページ間時間」という。)にCPUがそのパラメータを演算して論理回路への供給を完了する必要がある。したがって、高速の連続画像読み取りを行う場合にはページ間時間が短くなるので、パラメータ演算がページ間時間内に終了せず、高速読み取りの妨げとなる。
【0005】
また、例えば実開平4−8574号公報に示すように論理回路を機能毎にブロック化して多くの画像処理を施す構成では、図8及び図9に示すように多段の論理回路1−1〜1−nがパイプライン式に演算処理を行うので画像読み取り時間と最下流の論理回路1−nによる演算処理実行時間との間に大きなディレイが生じる。したがって、ページ間時間が少なく又は全くなくなることもあるので、CPUは各論理回路1−1〜1−nに対してパラメータを供給するタイミングをずらすような複雑な制御が必要になる。
【0006】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、CPUが複雑な制御を行うことなく高速読み取りを実現することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明は前記目的を達成するために、画像データを強調係数又は平滑化係数の何れか一方を示すパラメータに基づいて論理演算することによりエッジ強調又は平滑化の画像処理を行なう論理回路と、原稿の読み取り動作中に関係なく前記パラメータを出力するCPUと、前記CPUから出力された前記パラメータを保持して出力する第1のレジスタと、前記CPUが原稿の読み取り動作中に出力した前記パラメータを前記第1のレジスタが保持して出力する場合に、前記第1のレジスタから出力された前記パラメータを次回の原稿の読み取り開始時以前に前記CPUから印加された副走査有効信号がアクティブとなるエッジで保持して前記論理回路に出力する第2のレジスタとを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本発明では、CPUから原稿の読み取り動作中に関係なく出力されたパラメータを第1のレジスタにより保持して出力し、CPUが原稿の読み取り動作中にパラメータを出力した場合に第1のレジスタから出力されているパラメータを第2のレジスタにより次回の原稿の読み取り開始時以前に保持して論理回路に出力する。これによりページ間時間が非常に短くなるような高速読み取りを行う場合にCPUの制御が簡単になる。
その際、第1のレジスタから出力されているパラメータを第2のレジスタにより副走査有効信号がアクティブとなるエッジで保持して論理回路に出力する。これにより第1のレジスタから第2のレジスタへの転送信号を特別用意する必要がなくなり、例えば第2のレジスタタを1個追加することにより安価な構成で高速読み取りが行える。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は本発明に係る画像処理装置の一実施例を示すブロック図、図2は図1の論理回路とCPUの関係を示すブロック図、図3は図2のCPUから各論理回路に対して印加される副走査有効信号を示すタイミングチャート、図4は図1のフィルタ回路を詳細に示すブロック図、図5は図1の論理回路に対するパラメータ供給回路を示すブロック図である。
【0012】
図1において、プラテンガラス2上に置かれた原稿1は蛍光灯、ハロゲンランプ等の光源3により照明され、その反射光が3枚のミラー4〜6により順次反射されてレンズ7によりCCD8の受光面に集光され、CCD8により原稿1の画像が光電変換される。CCD8により光電変換された画像信号はアンプ9により増幅された後、アナログ信号処理回路10によりゼロクランプ、サンプルホールド等のアナログ信号処理を施され、続くA/D変換回路11によりデジタル画像データに変換される。
【0013】
このデジタル画像データはシェーディング補正回路12、フィルタ回路13、変倍回路14によりパイプライン方式で各画像処理が施される。これらの回路12〜14の各々は論理演算によるハードウエアにより構成され、その論理演算に必要なパラメータは図2に示すようにCPU18から供給される。また、CPU18から回路12〜14に対しては、図3に示すように各回路12〜14の処理時間に応じて遅延された副走査有効信号Fgate0〜2が印加され、各回路12〜14はそれぞれ副走査有効信号Fgate0〜2がアクティブ(ハイレベル)の間に処理を行う。
【0014】
例えばシェーディング補正回路12は光源3の主走査方向の光量むらやCCD8の画素毎の感度誤差を補正するために、副走査有効信号Fgate0がアクティブとなる間に基準白板の各画素値を記憶し、次の副走査有効信号Fgate0がアクティブとなる間の原稿画像の各画素値を基準白板の各画素値で除算する。
【0015】
フィルタ回路13は図4に示すように、MTF補正フィルタ19と、平滑フィルタ20と、レジスタ21を有する。MTF補正回路19はエッジ強調のフィルタリングを行い、平滑フィルタ20はエッジのスムージング(平滑化)処理を施す。レジスタ21にはCPU18からエッジ強調を行うか又は平滑化を行うかの選択データ(パラメータ)DOが書き込み信号(/WR)(「/」は反転信号を示す)に基づいて書き込まれ、このパラメータに基づいてMTF補正回路19又は平滑フィルタ20の出力が選択される。
【0016】
また、MTF補正回路19と平滑フィルタ20の各々は、例えば3×3、5×5のブロックの各画素値に係数を乗算し、各乗算値の加算値を画素数で除算するために図5に示すように乗除算器と加算器により成る論理演算回路22を有し、この論理演算回路22には強調係数や平滑化係数などを示すパラメータDOがCPU18からレジスタ23、24を介して設定される。この場合、初段のレジスタ23には原稿の読み取り動作中に関係なくCPU18から直接パラメータDOが書き込まれる。そして、この初段のレジスタ23に書き込まれたパラメータは、この書き込みが原稿の読み取り動作中に行われた場合には、次回の原稿の読み取り開始時以前に転送信号LDにより次段のレジスタ24に書き込まれる。
【0017】
次に、図6及び図7を参照して第2の実施例を説明する。この構成ではレジスタ23、24の代わりにDフリップフロップ(D−FF)25、26が設けられ、後段のD−FF26にはクロックとして副走査有効信号Fgate nが印加されている。この回路の動作を図7を参照して説明すると、先ず、初段のD−FF25に対しては第1の実施例と同様に、パラメータDOは論理演算回路22が論理演算中か否かにかかわらず書き込み信号(/WR)がアクティブ(ローレベル)の間に書き込まれ、初段のD−FF25のQ出力は書き込み信号(/WR)の立ち上がりで新パラメータXとなる。そして、次段のD−FF25のQ出力は副走査有効信号Fgateの立ち上がり、すなわち論理演算回路22の処理開始時に新パラメータXとなる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように発明によれば、エッジ強調または平滑化のためのパラメータを論理回路に出力する際、複数のレジスタを用いることによって、高速読み取り時にCPUによる複雑な制御を行うことなく、読み取り動作中であっても効率的にパラメータを前記論理回路に出力することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の論理回路とCPUの関係を示すブロック図である。
【図3】図2のCPUから各論理回路に対して印加される副走査有効信号を示すタイミングチャートである。
【図4】図1のフィルタ回路を詳細に示すブロック図である。
【図5】図1の論理回路に対するパラメータ供給回路を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例のパラメータ供給回路を示すブロック図である。
【図7】図6のパラメータ供給回路の主要信号を示すタイミングチャートである。
【図8】パイプライン方式の画像処理装置を示すブロック図である。
【図9】図8の論理回路の各処理タイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
18 CPU
22 論理演算回路
23,24 レジスタ
25,26 Dフリップフロップ

Claims (1)

  1. 画像データを強調係数又は平滑化係数の何れか一方を示すパラメータに基づいて論理演算することによりエッジ強調又は平滑化の画像処理を行なう論理回路と、
    原稿の読み取り動作中に関係なく前記パラメータを出力するCPUと、
    前記CPUから出力された前記パラメータを保持して出力する第1のレジスタと、
    前記CPUが原稿の読み取り動作中に出力した前記パラメータを前記第1のレジスタが保持して出力する場合に、前記第1のレジスタから出力された前記パラメータを次回の原稿の読み取り開始時以前に前記CPUから印加された副走査有効信号がアクティブとなるエッジで保持して前記論理回路に出力する第2のレジスタと、
    を備えた画像処理装置。
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