JP2671802B2 - シェーディング補正方式 - Google Patents
シェーディング補正方式Info
- Publication number
- JP2671802B2 JP2671802B2 JP6101416A JP10141694A JP2671802B2 JP 2671802 B2 JP2671802 B2 JP 2671802B2 JP 6101416 A JP6101416 A JP 6101416A JP 10141694 A JP10141694 A JP 10141694A JP 2671802 B2 JP2671802 B2 JP 2671802B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- pixel
- peak value
- shading correction
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読取方式に関し、特
に、読取方式におけるシェーディング補正方式に関す
る。
に、読取方式におけるシェーディング補正方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のシェーディング補正方式は、読取
イメージセンサと対向して、白基準となるシート、また
は白基準と原稿搬送手段とを兼ねる白基準ローラを配
し、原稿読み取り前にイメージセンサで、この白基準シ
ートまたは白基準ローラを走査して白基準データとする
か、あるいはあらかじめ白基準データをメモリに格納し
ておき、原稿読取時にこのメモリに格納された固定値を
もつ白基準データをもとにしたシェーディング補正デー
タを用いて、シェーディング補正を行い、イメージセン
サあるいは照明光源等の特性による画素ごとの明暗のば
らつき補正することにより、画質劣化の少ない読取画像
データを得ていた。
イメージセンサと対向して、白基準となるシート、また
は白基準と原稿搬送手段とを兼ねる白基準ローラを配
し、原稿読み取り前にイメージセンサで、この白基準シ
ートまたは白基準ローラを走査して白基準データとする
か、あるいはあらかじめ白基準データをメモリに格納し
ておき、原稿読取時にこのメモリに格納された固定値を
もつ白基準データをもとにしたシェーディング補正デー
タを用いて、シェーディング補正を行い、イメージセン
サあるいは照明光源等の特性による画素ごとの明暗のば
らつき補正することにより、画質劣化の少ない読取画像
データを得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
従来におけるシェーディング補正方式で、あらかじめメ
モリに格納された固定値をもつシェーディング補正デー
タを用いる方式では、イメージセンサ、照明光源等の長
期間使用時の劣化によりシェーディング補正データが不
適性となり、画質劣化が発生するという問題があった。
従来におけるシェーディング補正方式で、あらかじめメ
モリに格納された固定値をもつシェーディング補正デー
タを用いる方式では、イメージセンサ、照明光源等の長
期間使用時の劣化によりシェーディング補正データが不
適性となり、画質劣化が発生するという問題があった。
【0004】さらに、原稿読取前にシェーディング補正
を行う方式では、イメージセンサ、照明光源等の長期間
使用時の劣化による影響に加えて、白基準シートもしく
は白基準ローラがごみまたは埃等の付着により、全体的
または部分的に反射濃度が変化し、適正なシェーディン
グ補正ができず、画質が劣化するという問題もあった。
を行う方式では、イメージセンサ、照明光源等の長期間
使用時の劣化による影響に加えて、白基準シートもしく
は白基準ローラがごみまたは埃等の付着により、全体的
または部分的に反射濃度が変化し、適正なシェーディン
グ補正ができず、画質が劣化するという問題もあった。
【0005】本発明は従来の技術に内在する上記課題を
解決する為になされたものであり、従って本発明の目的
は、イメージセンサ、照明光源等の劣化、あるいは白基
準シートもしくは白基準ローラに付着するごみ、埃等の
汚れにより、シェーディング補正が不適性となることを
防止して、良好な画質を得ることを可能とした新規なシ
ェーディング補正方式を提供することにある。
解決する為になされたものであり、従って本発明の目的
は、イメージセンサ、照明光源等の劣化、あるいは白基
準シートもしくは白基準ローラに付着するごみ、埃等の
汚れにより、シェーディング補正が不適性となることを
防止して、良好な画質を得ることを可能とした新規なシ
ェーディング補正方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るシェーディング補正方式は、原稿読取
中に各画素のピーク値を検出し、各画素毎にピーク値を
更新していくことにより全画素のピーク値で構成された
シェーディング波形データを形成し、このデータを次回
の読取からのシェーディング補正のためのデータとして
使用することにより、イメージセンサ、照明光源等の劣
化あるいは白基準シートもしくは白基準ローラに付着す
るごみ、埃等の汚れにより、シェーディング補正が不適
性となることを防止して、良好な画質を得ることができ
る。
に、本発明に係るシェーディング補正方式は、原稿読取
中に各画素のピーク値を検出し、各画素毎にピーク値を
更新していくことにより全画素のピーク値で構成された
シェーディング波形データを形成し、このデータを次回
の読取からのシェーディング補正のためのデータとして
使用することにより、イメージセンサ、照明光源等の劣
化あるいは白基準シートもしくは白基準ローラに付着す
るごみ、埃等の汚れにより、シェーディング補正が不適
性となることを防止して、良好な画質を得ることができ
る。
【0007】本発明は更に詳しくいえば次の構成要素を
含んでいる。即ち、本発明は、原稿を平面走査し、イメ
ージセンサにより読み取る読取方式のシェーディング補
正方式において、 1.原稿を照明する照明光源と、 2.原稿からの光信号を電気信号に変換するイメージセ
ンサと、 3.イメージセンサからのアナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器と、 4.各画素ごとの読取データのピーク値データを格納す
る全画素ピーク値メモリと、 5.各画素の読取データと全画素ピーク値メモリに格納
されている対応する画素のピーク値データとを比較し、
大きい方(より白い方)の値を出力して、全画素ピーク
値メモリにデータを更新して格納する比較回路と、 6.シェーディング補正用のデータを格納し、ある長期
間の周期で全画素ピーク値メモリのデータでシェーディ
ング補正用のデータが更新される全画素シェーディング
メモリと、 7.A/D変換器より出力される読取データを、全画素
に渡り全画素シェーディングメモリのデータでシェーデ
ィング補正し、適正な読取画像データを出力するシェー
ディング補正回路と、 を備えている。
含んでいる。即ち、本発明は、原稿を平面走査し、イメ
ージセンサにより読み取る読取方式のシェーディング補
正方式において、 1.原稿を照明する照明光源と、 2.原稿からの光信号を電気信号に変換するイメージセ
ンサと、 3.イメージセンサからのアナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器と、 4.各画素ごとの読取データのピーク値データを格納す
る全画素ピーク値メモリと、 5.各画素の読取データと全画素ピーク値メモリに格納
されている対応する画素のピーク値データとを比較し、
大きい方(より白い方)の値を出力して、全画素ピーク
値メモリにデータを更新して格納する比較回路と、 6.シェーディング補正用のデータを格納し、ある長期
間の周期で全画素ピーク値メモリのデータでシェーディ
ング補正用のデータが更新される全画素シェーディング
メモリと、 7.A/D変換器より出力される読取データを、全画素
に渡り全画素シェーディングメモリのデータでシェーデ
ィング補正し、適正な読取画像データを出力するシェー
ディング補正回路と、 を備えている。
【0008】
【実施例】次に本発明をその好ましい一実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
図面を参照して具体的に説明する。
【0009】図1は本発明に係るシェーディング補正方
式の一実施例を示すブロック構成図である。
式の一実施例を示すブロック構成図である。
【0010】図1を参照するに、原稿を平面走査し、イ
メージセンサにより読み取る読取方式のシェーディング
補正方式において、照明光源1より発した光は、読取原
稿2を照明する。原稿2で反射した原稿の光情報は、イ
メージセンサ3に入射し、イメージセンサ3の内部で光
電変換され、電気信号として原稿の読取情報が取り出さ
れる。イメージセンサ3から出力されるアナログ信号の
原稿の読取情報は、A/D変換器4に入力され、A/D
変換器4からディジタルの読取画信号として出力され
る。
メージセンサにより読み取る読取方式のシェーディング
補正方式において、照明光源1より発した光は、読取原
稿2を照明する。原稿2で反射した原稿の光情報は、イ
メージセンサ3に入射し、イメージセンサ3の内部で光
電変換され、電気信号として原稿の読取情報が取り出さ
れる。イメージセンサ3から出力されるアナログ信号の
原稿の読取情報は、A/D変換器4に入力され、A/D
変換器4からディジタルの読取画信号として出力され
る。
【0011】A/D変換器4から出力されたディジタル
の読取画信号は、シェーディング補正回路7および比較
回路5に入力される。シェーディング補正回路7に入力
された読取画信号は、全画素シェーディングメモリ8を
参照してシェーディング補正された読取画像データとし
て出力される。
の読取画信号は、シェーディング補正回路7および比較
回路5に入力される。シェーディング補正回路7に入力
された読取画信号は、全画素シェーディングメモリ8を
参照してシェーディング補正された読取画像データとし
て出力される。
【0012】一方、比較回路5に入力された読取画信号
は、全画素ピーク値メモリ6から読み出されるピーク値
データを参照して比較される。比較回路5は、読取画信
号とピーク値データのうち大きい方のデータ(より白い
方のデータ)を出力し、全画素ピーク値メモリ6に書き
込んで、データを更新する。
は、全画素ピーク値メモリ6から読み出されるピーク値
データを参照して比較される。比較回路5は、読取画信
号とピーク値データのうち大きい方のデータ(より白い
方のデータ)を出力し、全画素ピーク値メモリ6に書き
込んで、データを更新する。
【0013】ここで、参照されるピーク値データは、読
取画信号と同一画素であり、全画素ピーク値メモリ6に
格納されるデータは、以前に読取動作を行った際に検出
されたピーク値の最大値である。全画素ピーク値メモリ
6に格納された全画素にわたるピーク値データは、イメ
ージセンサ3、照明光源1等の劣化速度が原稿読取速度
に比べて非常に遅いために、例えば1000ページの原
稿読取ごとの周期で、全画素シェーディングメモリ8に
書き込まれ、新しいシェーディング補正用のデータとし
て、更新される。
取画信号と同一画素であり、全画素ピーク値メモリ6に
格納されるデータは、以前に読取動作を行った際に検出
されたピーク値の最大値である。全画素ピーク値メモリ
6に格納された全画素にわたるピーク値データは、イメ
ージセンサ3、照明光源1等の劣化速度が原稿読取速度
に比べて非常に遅いために、例えば1000ページの原
稿読取ごとの周期で、全画素シェーディングメモリ8に
書き込まれ、新しいシェーディング補正用のデータとし
て、更新される。
【0014】次に、本発明の主たる特徴点であるシェー
ディング補正データ更新の動作について説明する。
ディング補正データ更新の動作について説明する。
【0015】全画素ピーク値メモリ6には、以前に読み
取られた原稿のピーク値(最も明るいデータ)が画素ご
とに格納されている。例えば、1画素が8bitのデー
タで示され2368画素の場合には、この全画素ピーク
値メモリ6は最低2368ワード×8bitのメモリ容
量が必要である。
取られた原稿のピーク値(最も明るいデータ)が画素ご
とに格納されている。例えば、1画素が8bitのデー
タで示され2368画素の場合には、この全画素ピーク
値メモリ6は最低2368ワード×8bitのメモリ容
量が必要である。
【0016】原稿読取時に比較回路5に入力される読取
走査した1ラインのn画素目の読取画信号データは、全
画素ピーク値メモリ6に格納されているピーク値データ
のn画素目に対応するピーク値データと比較される。読
取画信号データが、ピーク値データを超える値(読取画
信号の方がピーク値データより白い場合)であれば、比
較回路5は、読取画信号データを出力し、逆に読取画信
号データがピーク値データ以下の値(ピーク値データが
読取画信号以上の白さ場合)であれば、ピーク値データ
を出力する。
走査した1ラインのn画素目の読取画信号データは、全
画素ピーク値メモリ6に格納されているピーク値データ
のn画素目に対応するピーク値データと比較される。読
取画信号データが、ピーク値データを超える値(読取画
信号の方がピーク値データより白い場合)であれば、比
較回路5は、読取画信号データを出力し、逆に読取画信
号データがピーク値データ以下の値(ピーク値データが
読取画信号以上の白さ場合)であれば、ピーク値データ
を出力する。
【0017】比較回路5より出力されたデータは新しい
ピーク値データとして全画素ピーク値メモリ6に格納さ
れ、ピーク値データが更新される。このようにして、全
ての画素に対して、ピーク値データの更新が行われる。
この動作を読取走査する1ライン毎に読取原稿内全ての
ラインに亙って行い、さらに読取動作を行う度に、ピー
ク値データの更新を行っていく。
ピーク値データとして全画素ピーク値メモリ6に格納さ
れ、ピーク値データが更新される。このようにして、全
ての画素に対して、ピーク値データの更新が行われる。
この動作を読取走査する1ライン毎に読取原稿内全ての
ラインに亙って行い、さらに読取動作を行う度に、ピー
ク値データの更新を行っていく。
【0018】上述のように読取走査1ライン毎に、ピー
ク値を更新していった後に、全画素ピーク値メモリ6に
格納されたピーク値データをシェーディング補正のため
のデータとして全画素シェーディングメモリ8に書き込
み、シェーディング補正データを更新する。
ク値を更新していった後に、全画素ピーク値メモリ6に
格納されたピーク値データをシェーディング補正のため
のデータとして全画素シェーディングメモリ8に書き込
み、シェーディング補正データを更新する。
【0019】シェーディング補正データの更新は、イメ
ージセンサ3、照明光源1等の劣化速度が、原稿の読取
速度に比べて非常に遅いため、また原稿の文字情報等に
よるピーク値の誤検出を避けるために、例えば、通算1
000ページの読取、あるいは1000時間といった長
い周期で行われる。全画素ピーク値メモリ6は、全画素
シェーディングメモリ8へデータを書き込んだ後にメモ
リクリア(全画素のピーク値データを最小値、すなわち
黒データとする)され、その後、原稿読取ごとに再びピ
ーク値データを更新していく。
ージセンサ3、照明光源1等の劣化速度が、原稿の読取
速度に比べて非常に遅いため、また原稿の文字情報等に
よるピーク値の誤検出を避けるために、例えば、通算1
000ページの読取、あるいは1000時間といった長
い周期で行われる。全画素ピーク値メモリ6は、全画素
シェーディングメモリ8へデータを書き込んだ後にメモ
リクリア(全画素のピーク値データを最小値、すなわち
黒データとする)され、その後、原稿読取ごとに再びピ
ーク値データを更新していく。
【0020】初期の状態は、全画素ピーク値メモリ6を
メモリクリアして、ピーク値データをすべて最小値(黒
のデータ)としておき、白基準とする原稿の読取を行
い、その結果、全画素ピーク値メモリ6に格納されるピ
ーク値データをシェーディング補正のためのデータとし
て、全画素シェーディングメモリ8に格納することによ
り初期のシェーディング補正データが得られる。
メモリクリアして、ピーク値データをすべて最小値(黒
のデータ)としておき、白基準とする原稿の読取を行
い、その結果、全画素ピーク値メモリ6に格納されるピ
ーク値データをシェーディング補正のためのデータとし
て、全画素シェーディングメモリ8に格納することによ
り初期のシェーディング補正データが得られる。
【0021】本発明では、原稿読取時に原稿内のデータ
をシェーディング補正データとして使用するために、従
来、シェーディング補正のために用いられてきた白基準
シートもしくは白基準ローラは必要ない。
をシェーディング補正データとして使用するために、従
来、シェーディング補正のために用いられてきた白基準
シートもしくは白基準ローラは必要ない。
【0022】以上のようにして、シェーディング補正を
おこない、イメージセンサ3、照明光源1等の劣化ある
いは白基準シートもしくは白基準ローラに付着したご
み、埃等の汚れにより、シェーディング補正データが不
適性となることを防止することができ、その結果、画質
の劣化を抑えることができる。
おこない、イメージセンサ3、照明光源1等の劣化ある
いは白基準シートもしくは白基準ローラに付着したご
み、埃等の汚れにより、シェーディング補正データが不
適性となることを防止することができ、その結果、画質
の劣化を抑えることができる。
【0023】図2は本発明の動作フローを示すフローチ
ャートであり、図3、図4は図2を説明する為の図1と
同様の説明図である。
ャートであり、図3、図4は図2を説明する為の図1と
同様の説明図である。
【0024】図2において、参照符号iはi画素目を示
し、jはj枚目の読み取り原稿を示す。Piは全画素ピ
ーク値メモリ6のi画素目に対応するデータ、Siはi
画素目の読み取りデータをそれぞれ示す。Xは全画素ピ
ーク値メモリ6から全画素シェーディングメモリ8へデ
ータを書き込む周期(X枚読取毎に全画素シェーディン
グメモリ8を更新する)。
し、jはj枚目の読み取り原稿を示す。Piは全画素ピ
ーク値メモリ6のi画素目に対応するデータ、Siはi
画素目の読み取りデータをそれぞれ示す。Xは全画素ピ
ーク値メモリ6から全画素シェーディングメモリ8へデ
ータを書き込む周期(X枚読取毎に全画素シェーディン
グメモリ8を更新する)。
【0025】図2ではデータPi、Siともに白いデー
タ程、値が大きい場合を示し、即ち、Pi<Siは、デ
ータSiの方がより白い値であることを示す。
タ程、値が大きい場合を示し、即ち、Pi<Siは、デ
ータSiの方がより白い値であることを示す。
【0026】図2を参照するに、先づステップS1で、
jの値を0にする。即ち、jに0を書き込む。次にステ
ップS2において、原稿読取を開始するか否かを判断
し、YesであればステップS3に移行し、Noであれ
ばステップS2に戻る。ステップS3ではjの値をj+
1にする。次にステップS4でiの値を1にする(1画
素目になる)。
jの値を0にする。即ち、jに0を書き込む。次にステ
ップS2において、原稿読取を開始するか否かを判断
し、YesであればステップS3に移行し、Noであれ
ばステップS2に戻る。ステップS3ではjの値をj+
1にする。次にステップS4でiの値を1にする(1画
素目になる)。
【0027】続いてステップS5にて、i画素目に対応
する読取画信号Siと全画素ピーク値メモリ6の値Pi
を比較する(Pi<Si)。データSiの方がデータP
iより大きい場合(Yes)には、ステップS6に移行
し、i画素目に対応する全画素ピーク値メモリ6の内容
を更新する。これは図1のパスAを用いて行われる。N
oの場合にはステップS7に移行する。ステップS7に
おいてiの値をi+1とする(次画素になる)。
する読取画信号Siと全画素ピーク値メモリ6の値Pi
を比較する(Pi<Si)。データSiの方がデータP
iより大きい場合(Yes)には、ステップS6に移行
し、i画素目に対応する全画素ピーク値メモリ6の内容
を更新する。これは図1のパスAを用いて行われる。N
oの場合にはステップS7に移行する。ステップS7に
おいてiの値をi+1とする(次画素になる)。
【0028】次にステップS8において1ライン読取終
了か否かが判断される。Yesの場合にはステップS9
に移行し、Noの場合にはステップS5に戻る。ステッ
プS9でj枚目の原稿の読取終了か否かが判断される。
Yesの場合にはステップS10に移行し、Noの場合
にはステップS4に戻る。
了か否かが判断される。Yesの場合にはステップS9
に移行し、Noの場合にはステップS5に戻る。ステッ
プS9でj枚目の原稿の読取終了か否かが判断される。
Yesの場合にはステップS10に移行し、Noの場合
にはステップS4に戻る。
【0029】ステップS10において1文書中の読取す
べき原稿がまだ残っているか否かが判断される。Yes
即ち残りの原稿がない場合には文書の読取が終了し、ス
テップS11に移行する。Noすなわち残りの原稿があ
る場合にはステップS3に戻る。
べき原稿がまだ残っているか否かが判断される。Yes
即ち残りの原稿がない場合には文書の読取が終了し、ス
テップS11に移行する。Noすなわち残りの原稿があ
る場合にはステップS3に戻る。
【0030】ステップS11では、j枚目の読取原稿j
が周期Xより大きいか否かが判断され、Yesの場合に
はステップS11に移行し、Noの場合にはステップS
2に戻り、ステップS2〜S11のフローを繰り返す。
が周期Xより大きいか否かが判断され、Yesの場合に
はステップS11に移行し、Noの場合にはステップS
2に戻り、ステップS2〜S11のフローを繰り返す。
【0031】ステップS12では、全画素ピーク値メモ
リ6の内容をすべて全画素シェーディングメモリ8へ格
納し、次いでステップS1に戻り、ステップS1〜S1
2のフローを繰り返す。ステップS12の動作は図1の
パスBにより実行される。
リ6の内容をすべて全画素シェーディングメモリ8へ格
納し、次いでステップS1に戻り、ステップS1〜S1
2のフローを繰り返す。ステップS12の動作は図1の
パスBにより実行される。
【0032】原稿読取中(ステップS2〜ステップS1
0)は、画素単位で図3の実線矢印のパスが動作し、X
枚の原稿読取終了後のみ、図4の実行矢印のパスが動作
する。
0)は、画素単位で図3の実線矢印のパスが動作し、X
枚の原稿読取終了後のみ、図4の実行矢印のパスが動作
する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿読取時の各画素のピーク値を更新していき、そのピ
ーク値のデータをシェーディング補正のためのデータと
して使用するために、イメージセンサあるいは照明光源
等の劣化による画質の劣化を防ぐことができる。
原稿読取時の各画素のピーク値を更新していき、そのピ
ーク値のデータをシェーディング補正のためのデータと
して使用するために、イメージセンサあるいは照明光源
等の劣化による画質の劣化を防ぐことができる。
【0034】また、白基準シートもしくは白基準ローラ
が必要なく、これらに付着するごみあるいは埃等による
画質劣化も発生しないために、良好な画質を得ることが
できる。
が必要なく、これらに付着するごみあるいは埃等による
画質劣化も発生しないために、良好な画質を得ることが
できる。
【図1】本発明に係るシェーディング補正方式の一実施
例を示すブロック構成図である。
例を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の動作フローの一例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図3】図2の動作フローを説明するための説明図であ
る。
る。
【図4】図2の動作フローを説明するための説明図であ
る。
る。
1…照明光源 2…読取原稿 3…イメージセンサ 4…A/D変換器 5…比較回路 6…全画素ピーク値メモリ 7…シェーディング補正回路 8…全画素シェーディングメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿を平面走査し、イメージセンサで読
み取る読取方式のシェーディング補正方式において、 原稿を照明する照明光源と、 前記原稿からの光信号を電気信号に変換するイメージセ
ンサと、 該イメージセンサからのアナログ信号をディジタル信号
に変換するA/D変換器と、 各画素ごとの読取りデータのピーク値データを格納する
全画素ピーク値メモリと、 各画素の読取りデータと前記全画素ピーク値メモリに格
納されている対応する画素のピーク値データとを比較
し、大きい方(より白い方)の値を出力して、前記全画
素ピーク値メモリにデータを更新して格納する比較回路
と、 シェーディング補正用のデータを格納し、前記全画素ピ
ーク値メモリのデータでシェーディング補正用のデータ
が更新される全画素シェーディングメモリと、 前記A/D変換器より出力される読取りデータを、全画
素に渡り前記全画素シェーディングメモリのデータでシ
ェーディング補正し、適正な読取画像データを出力する
シェーディング補正回路と、 を具備し、前記全画素シェーディングメモリに格納され
るシェーディング補正用データの前記全画素ピーク値メ
モリのピーク値データによる更新は、予め定められた期
間の周期で実行されることを特徴とするシェーディング
補正方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6101416A JP2671802B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | シェーディング補正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6101416A JP2671802B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | シェーディング補正方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07312687A JPH07312687A (ja) | 1995-11-28 |
JP2671802B2 true JP2671802B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=14300108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6101416A Expired - Fee Related JP2671802B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | シェーディング補正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2671802B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927675A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-14 | Toshiba Corp | シエ−デイング補正方式 |
JPS60237765A (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-26 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置 |
FR2718528B1 (fr) * | 1994-04-11 | 1996-04-26 | Commissariat Energie Atomique | Appareil pour l'analyse en ligne de produits fluides polyphasés. |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP6101416A patent/JP2671802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07312687A (ja) | 1995-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0834543B2 (ja) | スキャナ | |
US5500745A (en) | Image reading device capable of performing shading correction | |
EP0868072A3 (en) | Shading correction for an image scanner | |
JPH04363967A (ja) | 原稿読取り装置 | |
JP2671802B2 (ja) | シェーディング補正方式 | |
JPH10136154A (ja) | カラー画像読取装置 | |
JP2904258B2 (ja) | シェーディング補正方式 | |
KR0181157B1 (ko) | 중간조처리 및 쉐이딩 보정을 위한 화상 처리장치 및 그 방법 | |
JPS60237765A (ja) | 画像読取装置 | |
US5369506A (en) | Circuit arrangement for selecting an image data correction scheme, writing the correction scheme to a correction table and correcting image data gradation | |
JPH0380668A (ja) | 高品質イメージスキャナー | |
JPS60254876A (ja) | シエ−デイング補正装置 | |
JP2672541B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2888627B2 (ja) | 画像読み取り装置 | |
JP3234650B2 (ja) | 赤黒データ読み取り装置 | |
JP2673690B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JPH0131344B2 (ja) | ||
JPS62252268A (ja) | 原稿画像を拡大縮小処理する画像処理装置 | |
JPS633502B2 (ja) | ||
KR950002386A (ko) | 화상의 세이딩(Shading) 보정 처리장치 | |
JPH04301968A (ja) | 画像信号処理装置 | |
JPH01137883A (ja) | 画像読取装置 | |
JPS589469A (ja) | 画信号補正方式 | |
JPH03244275A (ja) | 原稿読取装置 | |
JPH0377475A (ja) | 画像読取装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070711 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |