JP2002041216A - 操作入力装置 - Google Patents

操作入力装置

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JP2002041216A JP2000226569A JP2000226569A JP2002041216A JP 2002041216 A JP2002041216 A JP 2002041216A JP 2000226569 A JP2000226569 A JP 2000226569A JP 2000226569 A JP2000226569 A JP 2000226569A JP 2002041216 A JP2002041216 A JP 2002041216A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いスペースに配置されたタッチパネルにお
いて、隣り合う任意の区画を同時押しした際に意図した
区画を優先的に検出できるようにする。 【解決手段】 複数区画のスイッチSW1〜SW6に対
し、制御手段1よりの走査信号を、複数入出力ポートP
1,P2より行方向入力ラインL1,L2に印加し、列
方向出力ラインL3〜L5より複数の入力ポートP3〜
P5で読みとり、入力ラインと出力ラインの交差部分の
区画のスイッチSWの押圧を検出する操作入力装置であ
って、行方向入力ラインL1,L2に走査信号を出力す
る複数の入出力ポートは、入力を優先する1つの優先ポ
ートP1と、他の低優先ポートP2が設定され、隣り合
う上下の区画に対応するスイッチSWが同時押しされた
際に、優先ポートに対応するスイッチの押圧を優先して
出力するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器などに搭
載され、指などの押圧を検出する操作入力装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、抵抗膜式タッチパネルの入力を検
出する時には、入力を検出する行方向入力ラインに対し
て走査信号を出力し、他のラインはGND信号を出力
し、列方向ラインの入力を読み込み検出する手段を用
い、同時押しに対しては各入力検出区画の間隔を空け、
指先で押した時に同時押しになりにくくする方法が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような操作入力装
置においては、狭いスペースに配置すると任意のパネル
スイッチを押した時に、誤って隣のパネルスイッチと同
時押しする可能性が多く、その際に意図したパネルスイ
ッチを優先判定できることが要求されている。
【0004】本発明は、省スペースに配置されても意図
したパネルスイッチを優先と判定できる操作入力装置を
提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の操作入力装置は、タッチパネル上においてマ
トリクス状に並べられた複数の区画に対応して配置され
たスイッチの操作入力を検出して出力するように構成す
ると共に、前記複数区画のスイッチに対して、制御手段
よりの走査信号を、複数の入出力ポートより行方向に配
置される入力ラインに印加し、前記走査信号を列方向に
配置される出力ラインより複数の入力ポートで読みと
り、前記入力ラインと前記出力ラインの交差部分の区画
のスイッチの押圧を制御手段で検出するよう構成した操
作入力装置であって、前記行方向入力ラインに走査信号
を出力する複数の入出力ポートは、入力を優先する1つ
の優先ポートと、他の低優先ポートが設定されており、
前記制御手段は、前記タッチパネル上の区画の内隣り合
う上下の区画に対応するスイッチが同時押しされた際
に、優先ポートに対応した入力ラインに接続されたスイ
ッチの押圧を優先して出力する制御を行うように構成し
たものである。
【0006】これにより、タッチパネルの隣合う区画に
対応するスイッチの同時押しに対して、任意に設定した
行方向ラインにおける区画に対応したスイッチの入力を
優先して検出できる操作入力装置が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、タッチパネル上においてマトリクス状に並べられた
複数の区画に対応して配置されたスイッチの操作入力を
検出して出力するように構成すると共に、前記複数区画
のスイッチに対して、制御手段よりの走査信号を、複数
の入出力ポートより行方向に配置される入力ラインに印
加し、前記走査信号を列方向に配置される出力ラインよ
り複数の入力ポートで読みとり、前記入力ラインと前記
出力ラインの交差部分の区画のスイッチの押圧を制御手
段で検出するよう構成した操作入力装置であって、前記
行方向入力ラインに走査信号を出力する複数の入出力ポ
ートは、入力を優先する1つの優先ポートと、他の低優
先ポートが設定されており、前記制御手段は、前記タッ
チパネル上の区画の内隣り合う上下の区画に対応するス
イッチが同時押しされた際に、優先ポートに対応した入
力ラインに接続されたスイッチの押圧を優先して出力す
る制御を行うように構成したものであり、任意に設定し
た行方向ラインにおける区画に対応したスイッチの入力
の検出を優先して行うことができるという作用を有す
る。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1において、前記制御手段はマイクロコンピュー
タ、入出力ポートはマイコン入出力ポート、入力ポート
はマイコン入力ポートであり、前記マイコン入出力ポー
トは、行方向入力ラインに走査信号を出力する際に、入
力を優先する優先ポートより行方向入力ラインに対して
走査信号を出力する時は、他の行方向入力ラインに接続
されているマイコン入出力ポートを入力ポートにするこ
とによりハイインピーダンスに設定し、低優先のポート
より行方向入力ラインに対して走査信号を出力する時
は、他の行方向入力ラインに接続されているマイコン入
出力ポートを出力ポート設定としてローレベル信号を出
力するように構成し、前記マイクロコンピュータは、前
記タッチパネル上の区画の内隣り合う上下の区画に対応
するスイッチが同時押しされた際に、マイコン入出力ポ
ートの優先ポートに対応した入力ラインに接続されたス
イッチの押圧を優先して出力する制御を行うように構成
したものであり、マイコンの制御によって、任意に設定
した行方向ラインにおける区画に対応したスイッチの入
力の検出を優先して行うことができるという作用を有す
る。
【0009】以下本発明の実施の形態について、図1か
ら図7を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態における操作入力装置のブロック図、図2はタッチ
パネルの正面の外観図、図3は制御手段により制御する
タッチパネル入力検出フローチャート、図4〜図6は走
査手段より出力する信号電圧波形とそれにより入力検出
手段に入力される入力電圧波形の説明図、図7は上下段
パネルスイッチ同時押し時の電圧検出等価回路図であ
る。
【0010】図1において、1はマイクロコンピュータ
よりなる制御手段、2は操作入力スイッチを有するタッ
チパネルよりなる入力手段であり、制御手段1から出力
される走査信号を入力手段2の操作状態に応じて制御手
段1で入力として検出するようにしたものである。制御
手段は、入力手段2に対する走査信号の出力を制御する
走査手段3と、入力手段2より入力される信号を読みと
り操作入力を検出する入力検出手段4と、走査手段3の
信号を出力する入出力ポートP1,P2と、入力手段2
より入力される入力ポートP3,P4,P5を備えてい
る。
【0011】入力手段2は、タッチパネル上にマトリク
ス状に並べられた複数の区画TP1〜TP6と、その区
画に対応して配置されたパネルスイッチSW1〜SW6
を有する抵抗膜電極タイプのデジタル式タッチパネルで
あり、図1はその等価回路を示し、図2はその正面の外
観を示す。区画TP1〜TP6及びパネルスイッチSW
1〜SW6は、行方向に2ライン、列方向に3ラインに
配置されている。行方向の2ラインL1,L2は、それ
ぞれ入出力ポートP1,P2に接続され、制御手段1よ
りの走査信号が印加されている。列方向の3ラインL3
〜L5は、それぞれ入力ポートP3,P4,P5に接続
され、操作入力が制御手段1に供給されるようになって
いる。ここで、本発明は、行方向及び列方向のラインL
1〜L5の数は、特に限定するものでは無い。
【0012】なお、抵抗R1は静電気対策の保護抵抗、
抵抗R2,R3,R4は列方向ラインに対するプルダウ
ン抵抗であり、制御手段1に対する電源電圧はVDD
[V]とする。
【0013】また、入力手段2のタッチパネルの正面の
外観を示す図2は、手指5によってタッチパネルの区画
TP1とTP4を同時に押圧している状態をも示してい
る説明図でもある。
【0014】以上のように構成された操作入力装置にお
いて、以下その動作について説明する。
【0015】本実施の形態では、行方向のラインにおい
て、入出力ポートP1に接続されたラインL1を優先す
るよう設定したものとする。まず、走査手段3よりポー
トP2よりラインL2に対して走査信号であるVDD電
圧(出力H)を出力し、その他のラインL1(実施例で
は1ラインのみ)にGND電圧(出力L)を出力する。
その時に、タッチパネルの区画TP4、TP5、TP6
が押されると、それぞれ対応するパネルスイッチSW4
〜SW6が閉じて、L3ライン、L4ライン、L5ライ
ンを介して入力ポートP3〜P5にHレベル電圧が入力
されることとなる。それぞれのタッチパネルの区画TP
4〜TP6が押されていない場合は、それぞれR2、R
3,R4のプルダウン抵抗により、入力ポートP3〜P
5にはGND電圧が入力されることになる。
【0016】ここで、本実施の形態では、入力ポートP
3〜P5に入力されるHレベル電圧の検出可能な閾値を
「0.8・VDD」以上の電圧であるとする。ところ
で、このような走査手段3による制御を行うと、図2に
示すように狭いスペースに入力検出区画を配置したタッ
チパネルにおいては、所定の区画のスイッチを押した時
に、誤って隣合う区画のスイッチも同時に押されること
があり、図2に示す区画TP1と区画TP4のように列
方向の隣合う区画が同時押しされた場合には、パネルス
イッチSW1及びSW4をオンした時の接触抵抗によ
り、入力ラインL3から、ほぼ「0.5・VDD」の電
圧が入力され、Hレベル電圧が検出できないことにな
る。但し、プルアップ抵抗R2,R3,R4の抵抗値
は、区画TP1〜TP6のパネルスイッチをオンした時
の接触抵抗値より十分大きいものとする。
【0017】このような走査手段3で、行方向ライン全
てを同様に走査すると、列方向の区画のスイッチの同時
押しを行った場合、両方の区画のスイッチともその押下
を検出できないという問題がある。このような問題を解
決するため、前述した優先する行方向ラインL1以外の
ラインL2に対しては前述の走査手段3による走査をを
そのまま行う。一方、優先する行方向ラインL1に対し
ては、当該優先する行方向ラインに走査信号の電圧であ
る「VDD」を出力し、それ以外のラインL2に対して
は走査手段3のポートP2を入力ポート設定としてハイ
インピーダンスにすることにより、優先する行方向ライ
ンL1以外のスイッチSW4〜SW6の接触抵抗の影響
を防ぐことができ、列方向に同時押しされた場合に、優
先する行に配置されているスイッチのみの押下を検出す
ることが可能となる。
【0018】次に、図3のタッチパネル入力検出フロー
チャートを用いて、制御手段1であるマイクロコンピュ
ータによる、走査手段3、入力検出手段4の実施例を示
す。まず、ステップS1(以下S1と省略する/S2以
下も同様)によりパネルスイッチの入力を読みとるタイ
ミングをとるため20msタイミング生成カウンタが2
0msタイミングになったかどうかをチェックする。2
0msという時間は、パネルスイッチの入力に対しての
応答と、入力ラインのノイズの影響を考慮して任意に決
めた時間である。20msのタイミングでない場合は、
そのままのタイミング待ちを行い、20msのタイミン
グになった場合は、S2で次の20msタイミングのた
めに、生成カウンタをクリアする。S3で、行方向ライ
ンで下段に配置されている区画TP4,TP5,TP6
のパネルスイッチSW4〜SW6の入力を検出するため
に、入出力ポートP2を出力H、入出力ポートP1を出
力Lに設定する。その後S4で入力安定待ちのため10
0μsの時間待ちを行った後、S5で入力ポートP3,
P4,P5より電圧を読み込み、それぞれ区画TP4,
TP5,TP6のパネルスイッチSW4〜SW6の押下
入力を検出する。
【0019】次に、S6で行方向ラインで上段に配置さ
れている区画TP1,TP2,TP3のパネルスイッチ
SW1〜SW3の入力を検出するため、入出力ポートP
1を出力H、入出力ポートP2を入力に設定する。その
後、S7で100μsの入力安定待ちを行った後、S8
で入力ポートP1,P2,P3より電圧を読み込み、そ
れぞれ区画TP1,TP2,TP3のパネルスイッチS
W1〜SW3の押下入力を検出する。その後、S9によ
り入出力ポートP1を出力L、入出力ポートP2を出力
Lに設定し、走査を停止し、次の20msタイミング待
ちのためS1に戻る。これらS1からS9の処理を繰り
返し、入力手段2としてのタッチパネルの入力検出を行
う。
【0020】次に、図4から図6に基づき、走査手段3
から出力する電圧波形と、入力検出手段4に入力される
電圧波形により、入力手段2のパネルスイッチ入力の単
独押しと同時押しの検出について説明する。
【0021】この図4から図6において、電圧波形
(A)は入出力ポートP1より出力される走査手段3か
らの出力電圧波形、同(B)は入出力ポートP2より出
力される出力電圧波形、同(C)は入力検出手段4に入
力された電圧の読み込みタイミング電圧波形、同(D)
は入力検出手段4に入力される電圧波形であり、この電
圧波形(D)が読み込みタイミング電圧波形(C)のエ
ッジ(立ち上がり又は立ち下がり)部分で読み込まれる
こととなる。これらの図において、(E)は入力電圧波
形(D)が検出されるレベルを設定する閾値ラインであ
り、このレベル以上であれば検出でき、以下であれば検
出できない。ここで、入力電圧波形(D)のHレベルは
ほぼ印加電圧「VDD」であり、閾値は「0.8・VD
D」に設定してある。
【0022】図4は、1つの列方向に並べられた区画の
パネルスイッチにおいて下段の区画TP4〜TP6のパ
ネルスイッチSW4〜SW6のみが押された場合に検出
される電圧波形の説明図であり、入出力ポートP2に接
続されたラインL2の電圧波形(B)がHレベル電圧、
入出力ポートP1に接続されたラインL1の電圧波形
(A)がLレベル電圧である時に、入力検出手段4に入
力される電圧波形(D)のHレベルを検出し、この電圧
波形(D)のHレベルの範囲における読み込みタイミン
グ電圧波形(C)のエッジC1で、所定のパネルスイッ
チの押し下げが読み込まれることとなる。
【0023】次に、図5は、1つの列方向に並べられた
区画のパネルスイッチにおいて上段の区画TP1〜TP
3のパネルスイッチSW1〜SW3のみ押された場合に
検出される電圧波形の説明図であり、入出力ポートP1
のラインL1の電圧波形(A)がHレベル電圧、入出力
ポートP2のラインL2の電圧波形(B)がLレベル電
圧である時に、入力検出手段4に入力される電圧波形
(D)のHレベルを検出し、この電圧波形(D)のHレ
ベルの範囲における読み込みタイミング電圧波形(C)
のエッジC2で、所定のパネルスイッチの押し下げが読
み込まれることとなる。
【0024】次に、図6は、列方向に並べられた区画の
パネルスイッチにおいて、例えば図2に示す上下段の区
画TP1とTP4に対応するパネルスイッチSW1とS
W4が、同時に押された場合に検出される電圧波形の説
明図である。この場合、まず、入出力ポートP2のライ
ンL2の電圧波形(B)がHレベル電圧、入出力ポート
P1のラインL1の電圧波形(A)がLレベル電圧であ
る時、ポートP1とP2間に印可される電圧「VDD」
が、図7に示すように、パネルスイッチSW1とSW4
のそれぞれのスイッチの接触抵抗r1とr4に分圧され
た状態となり、その中間点から出力されるラインL3及
び入力ポートP3へは、Hレベルより低い、ほぼ「0.
5・VDD」の電圧が検出されることとなり、閾値
「0.8・VDD」未満であるため、下段区画TP4に
対応するパネルスイッチSW4の押下は検出されない。
その後、入出力ポートP1のラインL1の電圧波形
(A)をHレベル電圧に設定し、入出力ポートP2を入
力ポートに設定してハイインピーダンスに設定すること
により、ラインL2には電流が流れず、このラインL2
の電圧波形(B)もHレベル電圧(HZ)となるため、
出力ラインL3にはHレベル電圧が印加され、入力ポー
トP3に入力される電圧は「VDD」が検出できるた
め、この時、Hレベル電圧に設定された入出力ポートP
1のラインL1である上段区画TP1に対応するパネル
スイッチSW1の押下が検出できる。従って、上下段区
画に対応するパネルスイッチが同時押しされた場合は、
優先する上段区画TP1〜TP3に対応するパネルスイ
ッチSW1〜SW3のみの押下が検出できることにな
る。
【0025】以上のように本実施形態によれば、列方向
の隣合うパネルスイッチが同時押しされた場合において
も、任意に設定した行方向ラインに配置されたパネルス
イッチの入力を優先して判定できることとなる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タッチパ
ネル上においてマトリクス状に並べられた複数の区画に
対応して配置されたスイッチの操作入力を検出して出力
するように構成すると共に、前記複数区画のスイッチに
対して、制御手段よりの走査信号を、複数の入出力ポー
トより行方向に配置される入力ラインに印加し、前記走
査信号を列方向に配置される出力ラインより複数の入力
ポートで読みとり、前記入力ラインと前記出力ラインの
交差部分の区画のスイッチの押圧を制御手段で検出する
よう構成した操作入力装置であって、前記行方向入力ラ
インに走査信号を出力する複数の入出力ポートは、入力
を優先する1つの優先ポートと、他の低優先ポートが設
定されており、前記制御手段は、前記タッチパネル上の
区画の内隣り合う上下の区画に対応するスイッチが同時
押しされた際に、優先ポートに対応した入力ラインに接
続されたスイッチの押圧を優先して出力する制御を行う
ように構成したものであり、タッチパネルの隣合う区画
に対応するスイッチの同時押しに対して、任意に設定し
た行方向ラインにおける区画に対応したスイッチの入力
を優先して検出できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態における操作入力装置の
ブロック図
【図2】同タッチパネルの正面の外観図及び2区画同時
押しの説明図
【図3】同制御手段により制御するタッチパネル入力検
出フローチャート
【図4】同下段パネルスイッチ押下時に検出される電圧
波形の説明図
【図5】同上段パネルスイッチ押下時の検出される電圧
波形の説明図
【図6】同上下段パネルスイッチ同時押し時に検出され
る電圧波形の説明図
【図7】同上下段パネルスイッチ同時押し時の電圧検出
等価回路図
【符号の説明】
1 制御手段(マイクロコンピュータ) 2 入力手段(タッチパネル) 3 走査手段 4 入力検出手段 5 手指 TP1〜TP6 タッチパネル上の区画 SW1〜SW6 スイッチ P1,P2 入出力ポート P3,P4,P5 入力ポート L1,L2 入力ライン L3,L4 出力ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 琢也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B020 EE31 FF09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネル上においてマトリクス状に
    並べられた複数の区画に対応して配置されたスイッチの
    操作入力を検出して出力するように構成すると共に、前
    記複数区画のスイッチに対して、制御手段よりの走査信
    号を、複数の入出力ポートより行方向に配置される入力
    ラインに印加し、前記走査信号を列方向に配置される出
    力ラインより複数の入力ポートで読みとり、前記入力ラ
    インと前記出力ラインの交差部分の区画のスイッチの押
    圧を制御手段で検出するよう構成した操作入力装置であ
    って、 前記行方向入力ラインに走査信号を出力する複数の入出
    力ポートは、入力を優先する1つの優先ポートと、他の
    低優先ポートが設定されており、 前記制御手段は、前記タッチパネル上の区画の内隣り合
    う上下の区画に対応するスイッチが同時押しされた際
    に、優先ポートに対応した入力ラインに接続されたスイ
    ッチの押圧を優先して出力する制御を行うように構成し
    たことを特徴とする操作入力装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段はマイクロコンピュータ、
    入出力ポートはマイコン入出力ポート、入力ポートはマ
    イコン入力ポートであり、 前記マイコン入出力ポートは、行方向入力ラインに走査
    信号を出力する際に、入力を優先する優先ポートより行
    方向入力ラインに対して走査信号を出力する時は、他の
    行方向入力ラインに接続されているマイコン入出力ポー
    トを入力ポートにすることによりハイインピーダンスに
    設定し、低優先のポートより行方向入力ラインに対して
    走査信号を出力する時は、他の行方向入力ラインに接続
    されているマイコン入出力ポートを出力ポート設定とし
    てローレベル信号を出力するように構成し、 前記マイクロコンピュータは、前記タッチパネル上の区
    画の内隣り合う上下の区画に対応するスイッチが同時押
    しされた際に、マイコン入出力ポートの優先ポートに対
    応した入力ラインに接続されたスイッチの押圧を優先し
    て出力する制御を行うように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の操作入力装置。
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