JP2013137201A - 信号検出回路および加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加を招くことなく信号入力線の接続異常を検出でき、低コストでかつ回路の小型化の要請に適応した信号検出回路を提供する。
【解決手段】サーミスタTHの検出信号をマイコン1のA/D入力ポート11に入力するように構成されている信号検出回路において、A/D入力ポート11への信号入力線2を分岐してマイコン1の入力/出力兼用ポート13に接続する。そして、信号入力線2の接続診断時には入力/出力兼用ポート13をHiレベル出力にして、そのときのA/D入力ポート11の入力値から信号入力線2の接続に異常がないかを判断する。なお、サーミスタTHの検出信号を読み取る時は入力/出力兼用ポート13は入力ポートに設定する。
【選択図】図1

Description

この発明は信号検出回路および加熱装置に関し、より詳細には、センサ等の検出信号をマイコンのA/D入力ポートに入力するように構成されている信号検出回路において、A/D入力ポートへの信号入力線の接続不良の有無を診断する技術に関する。
従来、給湯装置においては、給湯装置への入水温度や出湯温度、さらには、風呂の追い焚き機能を備えている場合には、浴槽に供給される湯水の温度や浴槽から戻る湯水の温度など給湯装置各部の温度を検出するようになっている。
このような給湯装置での温度の検出は、サーミスタなど温度に応じて抵抗値が変化する温度センサに分圧用の抵抗を直列に接続したセンサ回路を所定電圧の電源と接地ラインとの間に挿入するとともに、温度センサと分圧用の抵抗の接続点とマイコンのA/D入力ポートとを信号入力線で接続してなり、温度に応じて変化する上記接続点の電圧(温度センサの検出信号)をマイコンのA/D入力ポートに入力することによって、マイコンが入力された電圧値に基づいて温度を演算するようになっている。
ところで、このような温度センサの信号検出回路では、信号入力線とA/D入力ポートの接続に異常(たとえば、A/D入力ポートの端子の浮きなどによる非接触の部位)があると、マイコンに正常な電圧(検出信号)を入力できなくなることから、特に正確な温度検出が求められる温度センサについては、このような接続異常を検出する診断回路を付加している(たとえば、特許文献1参照)。
図4は、このような信号入力線の接続異常の診断回路を付加してなる信号検出回路の一例を示している。この図4に示す信号検出回路は、温度センサとしてサーミスタTHを備えており、このサーミスタTHの検出信号がマイコン1のA/D入力ポート11に入力されるように構成されている。
具体的には、サーミスタTHに分圧用の抵抗R1が直列に接続されるとともに、この直列回路に所定の電圧(たとえば、5V)の電源Vcc1が接続され、サーミスタTHと分圧用の抵抗R1の接続点Aが抵抗R2,R3を備えた信号入力線2によってマイコン1のA/D入力ポート11に接続されている。なお、図4において符号Vcc2は、マイコン1の駆動電源を示している。
そして、この信号入力回路には、信号入力線2の接続異常を検出するための診断回路として、トランジスタTr1と抵抗R4,R5とが備えられている。具体的には、この診断回路は、トランジスタTr1がオンすることによって上記信号入力線2の抵抗R2と抵抗R3の接続点BをLoレベルに設定する(接続点Bを接地ラインに接続する)回路であって、上記トランジスタTr1のベース端子が抵抗R4を介してマイコン1の出力ポート12に接続されるとともに、コレクタ端子が上記接続点B、エミッタ端子が接地ラインにそれぞれ接続されている。
そして、信号入力線2の接続異常の有無を診断する際には、マイコン1の出力ポート12からHiレベルの信号を出力してトランジスタTr1をオンさせて、このときにA/D入力ポート11の入力が0V(接地レベル)になっているかを確認し、0Vになっていれば信号入力線2の接続は正常である(端子浮きなどがない)と判断するようになっている。
特開2000−356556号公報
しかしながら、このような従来の回路構成には以下のような問題があり、その改善が望まれていた。
すなわち、上述したような診断回路の構成では、信号入力線2の接続異常の検出にあたり、トランジスタTr1、抵抗R4,R5からなる外付けの回路が必要になるため、これら部品点数の増加に伴って製造コストの上昇を招くとともに、信号検出回路の小型化が阻害されるといった問題がある。特に給湯装置においては、装置本体の小型化の要請から信号検出回路を備えた制御基板の小型・高密度化が望まれているが、これら診断回路の負荷に伴う部品点数の増加はそのような要請に逆行するものであった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、部品点数の増加を招くことなく信号入力線の接続異常を検出でき、低コストでかつ回路の小型化の要請に適応した信号検出回路を提供するとともに同回路を備えた給湯装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る信号検出回路は、センサ等の検出信号をマイコンのA/D入力ポートに入力するように構成されている信号検出回路において、上記A/D入力ポートへの信号入力線を分岐して上記マイコンの入力/出力兼用ポートに接続してなり、上記検出信号の読み取り時には上記入力/出力兼用ポートを入力ポートに設定するとともに、上記信号入力線の接続診断時には上記入力/出力兼用ポートを出力ポートに設定することを特徴とする。
そして、上記信号入力線の接続診断時において、上記入力/出力兼用ポートから出力した電位と同等の電位が上記A/D入力ポートに入力される場合には上記信号入力線の接続は正常であると判断することを特徴とする。
すなわち、本発明に係る信号検出回路では、マイコンのA/D入力ポートに接続される信号入力線を分岐してマイコンの入力/出力兼用ポートに接続し、信号入力線の接続診断時にはマイコンの入力/出力兼用ポートを出力ポートに設定するので、このときにA/D入力ポートに出力ポートの設定(たとえば、Hiレベル出力)に応じた入力(すなわち、入力/出力兼用ポートから出力した電位と同等の電位の入力)があれば信号検出線の接続は正常と判断する一方、出力ポートの設定に応じた入力がA/D入力ポートになければ信号検出線の接続は異常であると判断する。
これに対して、信号入力線の接続診断を行わない時、すなわち、検出信号の読み取り時にはマイコンの入力/出力兼用ポートを入力ポートに設定するので、検出信号の読み取り時には検出信号がA/D入力ポートに入力される。
そして、本発明に係る加熱装置は、温度センサの検出信号の信号検出回路に請求項1に記載の信号検出回路を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、センサ等の検出信号をマイコンのA/D入力ポートに入力するように構成されている信号検出回路において、上記A/D入力ポートへの信号入力線を分岐して上記マイコンの入力/出力兼用ポートに接続し、上記検出信号の読み取り時には入力/出力兼用ポートを入力ポートに設定し、上記信号入力線の接続診断時には入力/出力兼用ポートを出力ポートに設定しているので、信号入力線の接続診断のための外付けの部品を必要とせずに信号入力線の接続診断ができ、低コストでかつ回路の小型化の要請に適応した信号検出回路を提供することができる。
また、これにより温度検出が正確に行えないと高温の出湯を招くおそれのある温度センサについて本発明を適用することで、安全な加熱装置(給湯装置を含む)を制御基板の大型化を伴うことなく提供できるようになる。
本発明に係る信号検出回路の概略構成の一例を示す回路図である。 同信号検出回路における信号入力線の接続診断の手順を示すフローチャートである。 同信号検出回路をサーミスタによる温度検出に用いた給湯装置の概略構成の一例を示す説明図である。 従来の信号検出回路の一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る信号検出回路の概略構成の一例を示す回路図である。この図1に示す信号検出回路は、図4に示す従来の信号検出回路における信号入力線2の接続異常の診断回路を改変したものであって、その他の構成は共通するので構成が共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
この図1に示す信号検出回路では、信号入力線2の接続異常の診断回路として、マイコン1の入力/出力兼用ポート13を用いており、信号入力線2を分岐してこの入力/出力兼用ポート13に接続している。具体的には、図1に示すように、信号入力線2における抵抗R2とR3の接続点Bと入力/出力兼用ポート13とが信号出力線3で結線されている。なお、この信号出力線3には図1に一点鎖線で示したように、抵抗R6が備えられていてもよい。
次に、このように構成された信号検出回路の動作について、図2に基づいて説明する。
図2は、本発明に係る信号検出回路における信号入力線2の接続診断の手順を示している。この図2に示すように、本発明に係る信号検出回路では、A/D入力ポート11への信号入力線2の接続診断を行う場合、マイコン1は、まず、入力/出力兼用ポート13を出力ポートに設定する(図2ステップS1参照)。
そして、入力/出力兼用ポート13を出力ポートに設定すると、この状態で、入力/出力兼用ポート13をHiレベル出力とするとともに(図2ステップS2参照)、このときのA/D入力ポート11の入力値Xをマイコン1の記憶領域に記憶する(図2ステップS3参照)。なお、本実施形態では、接続診断時の入力/出力兼用ポート13はHiレベル出力とする場合を示したが、入力/出力兼用ポート13をLoレベル出力とするように構成してもよい。
このようにして、入力/出力兼用ポート13からHiレベル出力を行ったときのA/D入力ポート11の入力値Xを記憶すると、次に、マイコン1は、この入力値Xが入力/出力兼用ポート13の出力電圧(具体的には、マイコン1の駆動電圧Vcc2)と近似する値であるか否か(すなわち、X≒Vcc2であるか否か)を判断する(図2ステップS4参照)。すなわち、信号入力線2とA/D入力ポート11とが端子浮きなどの接続不良がなく正常に接続されている場合には、A/D入力ポート11には入力/出力兼用ポート13の出力電圧と近似する電圧が入力されることになるので、A/D入力ポート11の入力値Xがそのような値を示しているかを判断する。なお、このとき、上述したように、接続診断時の入力/出力兼用ポート13の出力をLoレベル出力としている場合は、A/D入力ポート11の入力値Xが0Vに近似する値であるか否か(X≒0Vであるか否か)を判断することになる。
そして、この判断が肯定的、すなわち、X≒Vcc2である場合(入力/出力兼用ポート13の出力をLoレベル出力に設定しているときはX≒0Vである場合)は、信号入力線2とA/D入力ポート11は正常に接続されていると判断し(図2ステップS5参照)、入力/出力兼用ポート13を入力ポートに設定して(図2ステップS6参照)、接続診断を終了する。
すなわち、信号入力線2の接続診断時に、入力/出力兼用ポート13から出力した電位と同等の電位がA/D入力ポート11に入力されれば信号入力線2とA/D入力ポート11の接続は正常であると判断し、この判断が終了した後は、入力/出力兼用ポート13を入力ポートに設定することで、サーミスタTHによる温度の検出信号をマイコン1のA/D入力ポート11に入力するようにし、マイコン1で温度の検出・演算ができるようにしている。
これに対して、図2ステップS4の判断が否定的、すなわち、X≠Vcc2である場合(入力/出力兼用ポート13の出力をLoレベル出力に設定しているときはX≠0Vである場合)は、信号入力線2とA/D入力ポート11は正常に接続されていない、つまり、A/D入力ポート11の端子浮きなどでA/D入力ポート11と信号入力線2との接続に異常があると判断し(図2ステップS7参照)、この場合も入力/出力兼用ポート13を入力ポートに設定して(図2ステップS6参照)、接続診断を終了する。なお、このようにA/D入力ポート11と信号入力線2との接続に異常がある場合には、入力/出力兼用ポート13を出力ポートに設定したままの状態で接続診断を終了するように構成することも可能である。
ここで、このようにA/D入力ポート11と信号入力線2との接続に異常が検出された場合には、たとえば、マイコン1に所定の警報動作、たとえば、図示しない表示手段などにサーミスタTHに異常がある旨の表示などを行わせて(必要に応じて、マイコン1が搭載された器具の安全動作を行って)、信号入力線2の接続に異常があること(あるいは、当該サーミスタTHでは正確に温度を検出できていないこと)を外部に報知するように構成されていてもよい。
なお、この図2に示す信号入力線2の接続診断は、定期的または適時に行われるように構成される。たとえば、一定期間(たとえば10m秒間)入力/出力兼用ポート13を入力ポートに設定してサーミスタTHによる温度検出を行った後、次の一定期間(たとえば10m秒)は入力/出力兼用ポート13を出力ポートに設定して信号入力線2の接続診断を行い、さらに次の一定期間は再び温度検出を行うといったように、温度検出と接続診断とを繰り返し行うように構成することができる。
このように、本発明によれば、サーミスタTHの検出信号をマイコン1のA/D入力ポート11に入力するように構成されている信号検出回路において、上記A/D入力ポート11への信号入力線2を分岐してマイコン1の入力/出力兼用ポート13に接続し、検出信号の読み取り時には入力/出力兼用ポート13を入力ポートに設定する一方、上記信号入力線の接続診断時には入力/出力兼用ポート13を出力ポートに設定し、信号入力線2の接続診断時において、入力/出力兼用ポート13から出力した電位と同等の電位がA/D入力ポート11に入力される場合には信号入力線2の接続は正常であると判断するので、信号入力線2の接続診断のために外付けの部品を必要とせず、低コストでかつ回路の小型化の要請に適応した信号検出回路を提供することができる。
次に、本発明に係る信号検出回路をサーミスタTHによる温度検出に用いた給湯装置の一例を図3に基づいて説明する。
図3は、給湯機能および風呂追い焚き機能を備えた給湯装置100を示しており、この給湯装置100は、その内部に給湯用熱交換器101と風呂追い焚き用熱交換器102とを備えている。これら熱交換器101,102は、ガスバーナ103,104によって加熱されるようになっている。
給湯用熱交換器101には、市水などの上水道から水の供給を受ける入水管105と、上記給湯用熱交換器101で加熱・昇温された温水をカランなどの給湯栓(図示せず)に供給する出湯管106とが接続されている。また、風呂追い焚き用熱交換器102には、図示しない浴槽からの湯水を風呂追い焚き用熱交換器102に供給する風呂戻り配管107と、風呂追い焚き用熱交換器102で加熱・昇温された温水を浴槽に供給する風呂往き配管108とが接続されており、これら風呂戻り配管107および風呂往き配管108によって浴槽と給湯装置100との間に湯水の循環経路が形成され、循環ポンプ109によって湯水の強制循環が行えるようになっている。
110は浴槽への温水の落し込み用に設けられた給湯落し込み配管であって、上記出湯管106を分岐して風呂戻り配管109に接続されている。なお、給湯落し込み配管110には電磁弁111が備えられており、この電磁弁111を閉じることで温水の落し込みを停止できるようになっている。
そして、このような構成の給湯装置100においては、温度検出用のサーミスタTHとして、給湯用熱交換器101への入水温度を検出する入水サーミスタ112、給湯栓への給湯温度を検出する出湯サーミスタ113、風呂追い焚き用熱交換器102への入水温度を検出する風呂戻りサーミスタ114、および風呂追い焚き用熱交換器102からの出湯温度を検出する風呂往きサーミスタ115などが備えられており、これらがそれぞれ上記信号入力線2を介して給湯装置のコントローラ116に備えられたマイコン1に接続されている。
なお、117は給湯装置100のリモコン(操作装置)であって、このリモコン117は給湯装置100のコントローラ116と通信線118を介して接続されており、コントローラ116との間で制御信号等の送受信を行うようになっている。そして、このリモコン117には、表示部(図示せず)が備えられており、この表示部に給湯装置100の状態などを表示するように構成されている。
そして、このように構成された給湯装置100において、本発明は、たとえば、出湯サーミスタ113、風呂戻りサーミスタ114、風呂往きサーミスタ115など、温度検出が正確に行えない場合に高温の出湯を招くおそれのあるサーミスタに適用される。
適用にあたっては、マイコン1には本発明を適用するサーミスタの数と同数のA/D入力ポート11と入力/出力兼用ポート13とが設けられる。そして、各サーミスタからの信号入力線2がそれぞれ個別のA/D入力ポートに接続されるとともに、これら信号入力線2からそれぞれ分岐される信号出力線3もそれぞれ個別の入力/出力兼用ポート13に接続される。なお、本発明を適用しない、つまり、接続診断を行わないサーミスタ(たとえば、入水サーミスタ112)については、本発明が適用されるサーミスタとは異なるA/D入力ポート11にその信号入力線2が接続される。
このように、給湯装置100において、温度検出が正確に行えないと高温の出湯を招くおそれのあるサーミスタについて本発明を適用し、かつ、信号検出回路での接続診断によって異常が検出された場合には、バーナ103,104の燃焼を禁止するなどの安全動作や、リモコン117による異常表示などの報知動作を行わせることにより、安全な給湯装置が提供される。
なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなく発明の範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、本発明をサーミスタTHの検出信号の信号検出回路として用いた場合を示したが、本発明は信号入力線2を通じてマイコン1のA/D入力部11にアナログ信号を入力する構成であれば、サーミスタTHの検出信号の読み取り以外にも適用可能である。たとえば、マイコン1による比例弁の駆動電流を検出するための抵抗を電圧信号で読み取る回路などにも適用可能である。
また、上述した実施形態では、本発明を風呂追い焚き機能を備えた給湯装置100の温度検出に適用した場合を示したが、風呂追い焚き機能を備えていない給湯装置はもちろん、給湯装置と同様にバーナや熱交換器などの加熱手段を備えた加熱装置(たとえば、給湯装置、ファンヒータ、コンロなど)における温度センサの検出信号の読み取りにも適用可能である。
また、上述した実施形態では、信号出力線3には抵抗を設けない場合を示したが、図1に一点鎖線で示すように抵抗R6を設けておき、入力/出力兼用ポート13を出力ポートに設定したときのA/D入力ポート11の入力値が正常範囲内か否かを確認することで、部品(抵抗R1,R2、サーミスタTH)の異常検出を行うこともできる。なお、この場合、抵抗R6は、抵抗R1およびサーミスタTHに対して抵抗値が小さな抵抗を用いることが望ましい。
また、上述した実施形態では、出湯サーミスタ113、風呂戻りサーミスタ114、風呂往きサーミスタ115など複数のサーミスタの温度検出を行う場合、マイコン1には本発明を適用するサーミスタの数と同数の入力/出力兼用ポート13を設ける場合を示したが、信号出力線3に抵抗R6を設けない構成を採用すれば、1の入力/出力兼用ポート13を複数の信号入力線2に接続して上述した温度検出と接続診断を行うことができる。したがって、信号出力線3に抵抗R6を設けない構成を採用する場合には、入力/出力兼用ポート13はA/D入力ポート11の数以下に設定することもできる。
1 マイコン
2 信号入力線
3 信号出力線
11 A/D入力ポート
13 入力/出力兼用ポート
100 給湯装置(加熱装置)
101 給湯用熱交換器
102 風呂追い焚き用熱交換器
105 入水管
106 出湯管
107 風呂戻り配管
108 風呂往き配管
112 入水サーミスタ
113 出湯サーミスタ
114 風呂戻りサーミスタ
115 風呂往きサーミスタ
116 コントローラ
117 リモコン
TH サーミスタ

Claims (3)

  1. センサ等の検出信号をマイコンのA/D入力ポートに入力するように構成されている信号検出回路において、
    前記A/D入力ポートへの信号入力線を分岐して前記マイコンの入力/出力兼用ポートに接続してなり、
    前記検出信号の読み取り時には前記入力/出力兼用ポートを入力ポートに設定するとともに、前記信号入力線の接続診断時には前記入力/出力兼用ポートを出力ポートに設定することを特徴とする信号検出回路。
  2. 前記信号入力線の接続診断時において、前記入力/出力兼用ポートから出力した電位と同等の電位が前記A/D入力ポートに入力される場合には前記信号入力線の接続は正常であると判断することを特徴とする請求項1に記載の信号検出回路。
  3. 温度センサの検出信号の信号検出回路に請求項1または2に記載の信号検出回路を備えていることを特徴とする加熱装置。
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