JP2014167418A - 異常検出装置および給湯装置 - Google Patents

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Hajime Sano
肇 佐野
裕司 ▲高▼木
Yuji Takagi
Yoshinari Naruse
吉成 鳴瀬
Yoichiro Moriyasu
陽一郎 守安
Atsushi Umehara
淳 梅原
Taisuke Okamoto
泰典 岡本
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Abstract

【課題】複数のセンサを備える異常検出装置において、隣接するセンサ入力回路間の短絡に配慮しつつ設計上の自由度を高める。
【解決手段】重要性の高いセンサ304,308のコントローラ220への入力回路と、その他のセンサ302,306,310の入力回路とは、交互に配設される。回路382は、センサ304,308の検出電圧をコントローラ220へ伝送する伝送線334,338に接続される。コントローラ220は、回路382を作動させたときのA/Dポート372,376,380の入力に基づいて、センサ304,308の入力回路と、それらに隣接するセンサ302,306,310の入力回路との間の絶縁異常を検知する。
【選択図】図2

Description

この発明は、異常検出装置および給湯装置に関し、特に、測定される物理量に応じた検出電圧を出力する複数の検出部を備える異常検出装置および給湯装置に関する。
従来より、温度センサの異常検知に関する技術が知られている。たとえば、特開2005−9924号公報(特許文献1)は、温度により抵抗値が変化する温度センサを用いた温度センサ回路の故障診断装置を開示する。この故障診断装置は、モード切替手段と、故障判定手段とを備える。モード切替手段は、温度センサ回路の動作モードを、通常モードから、抵抗要素を介して温度センサがグランドに接続される診断モードへ切替える。故障判定手段は、診断モードにおける温度センサ回路の出力に基づいて温度センサ回路の故障の有無を判定する。
また、特開2006−200914号公報(特許文献2)は、故障判定機能付きの温度検出回路を開示する。この温度検出回路は、電源である低電圧源と、低電圧源に直列に接続される外部抵抗器と、外部抵抗器に直列に接続される計測手段と、A/Dコンバータと、故障判定手段とを備える。計測手段は、互いに並列接続される複数の温度検出手段を含む。各温度検出手段は、直列接続される温度検出素子およびスイッチング素子を含む。A/Dコンバータは、各温度検出手段のスイッチング素子がスイッチングする毎に、外部抵抗器と計測手段との間の電位を入力する。故障判定手段は、A/Dコンバータに入力される電位に基づいて、複数の温度検出手段のうちいずれか1つの故障を判定する。
特開2005−9924号公報 特開2006−200914号公報
給湯装置には、多数のセンサが用いられている。これらのセンサのうち、給湯栓からの給湯水の温度やふろの浴用水の温度を検出する温度センサ(サーミスタ等)は、給湯水や浴用水の温度を保証するものであり、重要度が高い。重要なセンサについては、センサ自身の異常検知とともに、センサから処理装置(マイコン等)のA/Dポートまで検出電圧を伝送する電路(センサ入力回路)の短絡に対する配慮が必要である。特に、給湯装置のように多数のセンサが設けられる装置においては、隣接する他のセンサの電路との短絡に配慮する必要がある。
隣接するセンサ入力回路間の短絡を懸念して、複数のセンサから検出電圧を受ける集合コネクタにおいて、重要なセンサからの検出電圧を受けるコネクタピンに隣接するコネクタピンを不使用としたり、センサ毎に個別にコネクタを設けたりすることも考えられる。しかしながら、このような対応は設計上の大きな制約となり、また、装置の小型化も阻害する。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のセンサを備える異常検出装置において、隣接するセンサ入力回路間の短絡に配慮しつつ設計上の自由度を高めることである。
また、この発明の別の目的は、複数の温度センサを備える給湯装置において、隣接するセンサ入力回路間の短絡に配慮しつつ設計上の自由度を高めることである。
この発明の異常検出装置は、複数の検出部と、処理部と、第1の検出部の異常を検知するための回路とを備える。各検出部は、測定される物理量に応じた検出電圧を出力する。処理部は、各検出部から出力される検出電圧を受ける。複数の検出部は、処理部へ検出電圧を伝送する電路が互いに隣接する第1および第2の検出部を含む。上記回路は、第1の検出部の検出電圧を処理部へ伝送する第1の電路に接続され、第1の電路の電位を変化させることによって第1の検出部の異常を検知するためのものである。処理部は、上記回路を作動させたときの、第2の検出部の検出電圧を処理部へ伝送する第2の電路からの入力に基づいて、第1の電路と第2の電路との間の絶縁異常を検知する。
好ましくは、異常検出装置は、集合コネクタをさらに備える。集合コネクタは、複数の検出部から検出電圧を受けて処理部へ出力する複数のコネクタピンを含む。第1の検出部の検出電圧を受けるコネクタピンは、第2の検出部の検出電圧を受けるコネクタピンに隣接して配置される。
好ましくは、処理部は、上記回路を作動させた場合に第2の電路からの入力が第1の電路からの入力と同じ値を示すとき、第1の電路と第2の電路とが短絡しているものと判定する。
好ましくは、物理量は、温度である。各検出部は、サーミスタを含む。
また、この発明の給湯装置は、上述の異常検出装置を備える。
また、この発明の給湯装置は、複数の温度検出部と、処理部と、異常を検知するための回路とを備える。各温度検出部は、測定温度に応じた検出電圧を出力する。処理部は、各温度検出部から出力される検出電圧を受ける。複数の温度検出部は、複数の第1の温度検出部と、複数の第2の温度検出部とを含む。複数の第1の温度検出部の検出電圧を処理部へ伝送する複数の第1の電路は、複数の第2の温度検出部の検出電圧を処理部へ伝送する複数の第2の電路と交互に配設される。上記回路は、複数の第1の電路に接続され、複数の第1の電路の電位を変化させることによって、電位を変化させた第1の電路に対応する第1の温度検出部の異常を検知するためのものである。処理部は、上記回路により電位を変化させた第1の電路に隣接する第2の電路からの入力に基づいて、電位を変化させた第1の電路とそれに隣接する第2の電路との間の絶縁異常を検知する。
好ましくは、給湯装置は、集合コネクタをさらに備える。集合コネクタは、複数の温度検出部から検出電圧を受けて処理部へ出力する複数のコネクタピンを含む。複数の第1の温度検出部の検出電圧を受ける複数の第1のコネクタピンは、複数の第2の温度検出部の検出電圧を受ける複数の第2のコネクタピンと交互に配置される。
好ましくは、処理部は、上記回路により電位を変化させた第1の電路に隣接する第2の電路からの入力が、電位を変化させた第1の電路からの入力と同じ値を示すとき、電位を変化させた第1の電路とそれに隣接する第2の電路とが短絡しているものと判定する。
好ましくは、各温度検出部は、サーミスタを含む。
この異常検出装置においては、第1の検出部の異常を検知するための回路を作動させたときの第2の電路からの入力に基づいて、隣接する第1および第2の電路間の絶縁異常が検知される。したがって、この異常検出装置によれば、隣接する第1および第2の電路間の絶縁異常を検知しないことを前提とした、第1の電路と第2の電路とを離隔させるなどの設計上の配慮は不要であり、設計上の自由度を高めることができる。また、この異常検出装置によれば、第1の検出部の異常を検知するための回路を用いて第1および第2の電路間の絶縁異常を検知するので、絶縁異常検知用の別途の回路を追加することなく第1および第2の電路間の絶縁異常を検知することができる。
この発明の実施の形態による給湯装置の全体構成図である。 給湯装置におけるセンサ入力回路の構成を示した図である。 従来のセンサ入力回路の構成例を示す参考図である。 センサ入力回路の異常チェックに関する処理の手順を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による給湯装置の全体構成図である。図1を参照して、給湯装置100は、暖房一次熱交換器102と、給湯一次熱交換器104と、二次熱交換器106と、点火装置108と、元ガス電磁弁110と、ガス供給管112とを備える。
また、給湯装置100は、暖房ガス比例弁120と、暖房用点火プラグ122と、暖房立消え安全装置124と、暖房燃焼管126と、暖房ガス電磁弁128と、暖房能力切替ガス電磁弁130,132と、暖房ファン134と、暖房高温サーミスタ136とをさらに備える。また、給湯装置100は、給湯ガス比例弁140と、給湯用点火プラグ142と、給湯立消え安全装置144と、給湯燃焼管146と、給湯ガス電磁弁148と、給湯能力切替ガス電磁弁150,152と、給湯ファン154と、給湯缶体サーミスタ156とをさらに備える。
また、給湯装置100は、ふろ熱交換器162と、ふろポンプ164と、ふろ水流スイッチ166と、ふろ熱動弁168と、ふろサーミスタ170と、ふろ往きサーミスタ172とをさらに備える。また、給湯装置100は、暖房膨張タンク182と、暖房ポンプ184と、暖房低温サーミスタ186と、暖房熱動弁188とをさらに備える。また、給湯装置100は、バイパス水量調整弁202と、給湯水量センサ204と、給湯入水サーミスタ206と、水量調整弁208と、給湯出湯サーミスタ210と、注湯電磁弁212と、コントローラ220と、給湯栓222とをさらに備える。
[給湯動作]
コントローラ220に接続されるリモコン(図示せず)の運転スイッチがオンのときに給湯栓222が開かれると、コントローラ220は、給湯水量センサ204の検出値に基づいて、給湯量が最低作動水量以上であるか否かを判定する。給湯量が最低作動水量以上であると、コントローラ220は、給湯ファン154を一定時間作動させ、燃焼室内の残留ガスを排除するためのプリパージを実行する。プリパージの実行後、コントローラ220は、点火装置108へ点火指令を出力するとともに、元ガス電磁弁110、給湯ガス電磁弁148、および給湯ガス比例弁140へ開指令を出力する。
点火装置108が作動すると給湯用点火プラグ142が連続放電し、給湯燃焼管146が点火される。そして、給湯立消え安全装置144により給湯燃焼管146の炎が検知されると、コントローラ220から点火装置108へ停止指令が出力され、リモコンに給湯燃焼中である旨が表示される。
なお、給湯負荷(概略的には給湯温度と給湯量との積に依存する。)が極低負荷のときは、給湯ガス電磁弁148および給湯能力切替ガス電磁弁150,152のうち、給湯ガス電磁弁148のみが開状態となる。給湯負荷が低負荷のときは、給湯能力切替ガス電磁弁150のみが開状態となり、給湯負荷が中負荷のときは、給湯ガス電磁弁148および給湯能力切替ガス電磁弁150が開状態となる。給湯負荷が高負荷のときは、給湯ガス電磁弁148および給湯能力切替ガス電磁弁150,152が開状態となる。
給湯燃焼管146により発生された熱は、給湯一次熱交換器104に与えられ、給湯一次熱交換器104を介して給湯配管内の湯水の温度上昇に用いられる。給湯一次熱交換器104の排熱は、二次熱交換器106に与えられ、二次熱交換器106を介して給湯配管内の湯水の温度上昇に用いられる。
給水口から入力される水は、二次熱交換器106へ供給され、その後、給湯一次熱交換器104へ供給される。二次熱交換器106および給湯一次熱交換器104によって加熱された湯水は、バイパス水量調整弁202からバイパスされた水と混合され、水量調整弁208を通って給湯栓222から出湯される。
給湯栓222からの給湯温度は、給湯出湯サーミスタ210によって検出される。給湯出湯サーミスタ210は、給湯温度を検出し、その検出値をコントローラ220へ出力する。コントローラ220は、給湯出湯サーミスタ210により検出される給湯温度が設定温度に一致するように、バイパス水量調整弁202の開度を制御する。具体的には、給湯温度が設定温度よりも低いときは、バイパス水量調整弁202からのバイパス水量が絞られ、給湯温度が設定温度よりも高いときは、バイパス水量調整弁202からのバイパス水量が増量される。
給湯栓222が閉じられ、給湯量が最低作動水量よりも少なくなると、コントローラ220は、元ガス電磁弁110、給湯ガス電磁弁148、給湯能力切替ガス電磁弁150,152、および給湯ガス比例弁140へ閉指令を出力する。各弁が閉じた後、コントローラ220は、給湯ファン154を一定時間作動させ、消火後の燃焼室内の残留ガスを排除するためのポストパージを実行する。
なお、ふろへの注湯については、注湯電磁弁212によって注湯量が制御され、ふろからの戻り管に湯水が供給される。
[ふろ追いだき動作]
浴室に設けられるリモコン(図示せず)において、「追いだき」スイッチが操作されると、コントローラ220は、ふろポンプ164へ駆動指令を出力する。ふろポンプ164が作動し、ふろ水流スイッチ166により規定流量以上の流量が検知されると、コントローラ220は、ふろ熱動弁168へ開指令を出力するとともに、暖房ポンプ184および暖房ファン134へ駆動指令を出力する。
暖房ファン134が回転すると、コントローラ220は、点火装置108へ点火指令を出力するとともに、元ガス電磁弁110、暖房ガス電磁弁128、および暖房ガス比例弁120へ開指令を出力する。
点火装置108が作動すると暖房用点火プラグ122が連続放電し、暖房燃焼管126が点火される。そして、暖房立消え安全装置124により暖房燃焼管126の炎が検知されると、コントローラ220から点火装置108へ停止指令が出力され、リモコンに燃焼中である旨が表示される。
暖房燃焼管126により発生された熱は、暖房一次熱交換器102に与えられ、暖房一次熱交換器102を介して暖房配管内の湯水の温度上昇に用いられる。暖房一次熱交換器102の排熱は、二次熱交換器106に与えられ、二次熱交換器106を介して暖房配管内の湯水の温度上昇に用いられる。
ふろポンプ164が作動すると、ふろ熱交換器162内を介して浴用水が循環する。ふろ熱交換器162には、暖房一次熱交換器102によって加熱された暖房水が流れる配管が配設されており、この暖房水が有する熱量がふろ熱交換器162を介して浴用水の温度上昇に用いられる。
ふろ熱交換器162を通過した暖房水は、ふろ熱動弁168および二次熱交換器106を順次通り、暖房膨張タンク182において気水分離された後、暖房ポンプ184により加圧されて暖房一次熱交換器102へ供給され、ふろ熱交換器162へ再び供給される。二次熱交換器106から出力される湯水の一部は、暖房一次熱交換器102からの湯水と混合されてふろ熱交換器162へ供給される。
浴用水の温度は、ふろサーミスタ170およびふろ往きサーミスタ172によって検出される。ふろサーミスタ170は、ふろから給湯装置100へ供給される浴用水の温度を検出する。ふろ往きサーミスタ172は、ふろ熱交換器162により加熱されてふろへ供給される浴用水の温度を検出する。ふろサーミスタ170およびふろ往きサーミスタ172の検出値は、コントローラ220へ出力される。コントローラ220は、ふろサーミスタ170により検出される浴用水の温度がふろ設定温度よりも所定温度(たとえば1℃)以上低い場合には、浴用水の温度がふろ設定温度に達するまで追いだきを実行し、それ以外の場合には、浴用水の温度が所定温度(たとえば1℃)上昇するまで追いだきを実行する。
ふろサーミスタ170により検出される浴用水の温度が、ふろ設定温度に達するか、あるいは上記所定温度上昇すると、コントローラ220は、元ガス電磁弁110、暖房ガス電磁弁128、暖房能力切替ガス電磁弁130,132、暖房ガス比例弁120、およびふろ熱動弁168へ閉指令を出力する。各弁が閉じた後、コントローラ220は、暖房ファン134を一定時間作動させ、消火後の燃焼室内の残留ガスを排除するためのポストパージを実行する。ポストパージの終了後、コントローラ220は、ふろポンプ164および暖房ポンプ184へ停止指令を出力する。
[暖房(高温)動作]
放熱器(浴室暖房乾燥機等)の運転スイッチがオンされると、コントローラ220は、暖房ポンプ184および暖房ファン134へ駆動指令を出力する。暖房高温サーミスタ136によって検出される暖房一次熱交換器102からの暖房水の温度が規定温度以下であり、かつ、暖房膨張タンク182内の暖房水が検知されると、コントローラ220は、点火装置108へ点火指令を出力するとともに、元ガス電磁弁110、暖房ガス電磁弁128、および暖房ガス比例弁120へ開指令を出力する。暖房膨張タンク182内の水位が低下している場合には、給水口から暖房膨張タンク182へ給水が行なわれる。
点火装置108が作動すると暖房用点火プラグ122が連続放電し、暖房燃焼管126が点火される。暖房立消え安全装置124により暖房燃焼管126の炎が検知されると、コントローラ220から点火装置108へ停止指令が出力され、リモコンに燃焼中である旨が表示される。
暖房一次熱交換器102により加熱された暖房水は、放熱器へ供給される。なお、ふろ熱動弁168は閉じているので、暖房一次熱交換器102からの暖房水がふろ熱交換器162へ流れることはない。なお、二次熱交換器106により加熱された暖房水の一部も、暖房一次熱交換器102からの湯水と混合されて放熱器へ供給される。
コントローラ220は、暖房負荷の変動に応じて暖房水の温度を制御する。一例として、コントローラ220は、暖房高温サーミスタ136の検出温度に基づく比例制御を実行する。なお、暖房負荷が小さい場合には、オン/オフ制御によって設定温度を維持するようにしてもよい。
[暖房(低温)動作]
暖房端末(床暖房等)の運転スイッチがオンされると、上述の暖房(高温)動作と同様に給湯装置100の運転が開始される。そして、コントローラ220から暖房熱動弁188へ開指令が出力されると、暖房膨張タンク182から暖房端末へ暖房水が供給される。
暖房端末から戻った暖房水は、二次熱交換器106により加熱され、暖房一次熱交換器102により加熱された暖房水と混合されて暖房膨張タンク182へ供給される。そして、暖房水は、暖房膨張タンク182において気水分離された後、暖房ポンプ184により加圧され、一部は、暖房一次熱交換器102へ供給されて加熱された後再び暖房膨張タンク182へ戻り、残りは、暖房熱動弁188から暖房端末へ供給される。
コントローラ220は、暖房負荷の変動に応じて暖房水の温度を制御する。暖房(低温)動作においても、コントローラ220は、一例として、暖房低温サーミスタ186の検出温度に基づく比例制御を実行する。なお、暖房負荷が小さい場合には、オン/オフ制御によって設定温度を維持するようにしてもよい。
この給湯装置100は、多数のサーミスタを備えている。すなわち、給湯装置100には、ふろサーミスタ170、ふろ往きサーミスタ172、暖房高温サーミスタ136、暖房低温サーミスタ186、給湯缶体サーミスタ156、給湯入水サーミスタ206、および給湯出湯サーミスタ210が備えられている。これらのサーミスタのうち、ふろサーミスタ170、ふろ往きサーミスタ172、暖房高温サーミスタ136、暖房低温サーミスタ186、および給湯出湯サーミスタ210は、給湯水や浴用水、暖房等の温度を保証するものであり、その他のサーミスタと比較して重要性が高い。そこで、これらの重要なサーミスタについては、センサの検出電圧をコントローラ220へ伝送するセンサ入力回路の異常を検知するための回路が設けられている。
図2は、給湯装置100におけるセンサ入力回路の構成を示した図である。図2を参照して、センサ302〜310は、給湯装置100に設けられるサーミスタである。センサ304,308は、重要性の高いサーミスタであり、たとえば、ふろサーミスタや、ふろ往きサーミスタ、暖房高温サーミスタ、暖房低温サーミスタ、給湯出湯サーミスタ等である。センサ302,306,310は、上記以外のサーミスタであり、たとえば、給湯缶体サーミスタや、給湯入水サーミスタ、図1では図示されていないその他のサーミスタである。
センサ302〜310は、集合コネクタ320のコネクタピン322〜330にそれぞれ接続される。センサ302〜310の他端は、接地ノード392に接続される。コネクタピン322〜330は、伝送線332〜340によってコントローラ220のA/Dポート372〜380とそれぞれ接続される。伝送線332〜340には、それぞれ抵抗素子342〜350を介して定電圧ノード352(たとえば5V)が接続される。
伝送線332の電圧は、定電圧ノード352の電圧を抵抗素子342とセンサ302とによって分圧した電圧である。センサ302(サーミスタ)の抵抗値は温度によって変化するので、センサ302の温度に応じて伝送線332の電圧が変化する。したがって、伝送線332が接続されるA/Dポート372の入力電圧に基づいて、センサ302により温度を検出することができる。その他のセンサ304〜310についても同様である。
センサ304,308に対しては、センサの検出電圧をコントローラ220へ伝送するセンサ入力回路の異常を検知するための回路382が設けられる。回路382は、スイッチング素子388,390を含む。スイッチング素子388は、センサ304の伝送線334と接地ノード392との間に接続され、コントローラ220の出力ポート384にゲート端子が接続される。スイッチング素子390は、センサ308の伝送線338と接地ノード392との間に接続され、コントローラ220の出力ポート386にゲート端子が接続される。
出力ポート384の出力を論理ハイ(Hi)にすると、スイッチング素子388が導通状態になることにより伝送線334の電位は接地レベルとなる。出力ポート384の出力が論理ロー(Low)のときは、伝送線334の電位はセンサ304の検出温度に応じた電圧である。そこで、出力ポート384の出力をオン/オフさせたときのA/Dポート374の入力に基づいて、センサ304の入力回路の異常をチェックすることができる。同様に、出力ポート386の出力をオン/オフさせたときのA/Dポート378の入力に基づいて、センサ308の入力回路の異常をチェックすることができる。
回路382を用いて異常チェックが行なわれるセンサ304,308の入力回路の各々には、異常チェック回路を有しないセンサの入力回路が隣接して配設される。すなわち、回路382を用いて異常チェックが行なわれるセンサ304の入力回路には、異常チェック回路を有しないセンサ302,306の入力回路が隣接して配設される。また、回路382を用いて異常チェックが行なわれるセンサ308の入力回路には、異常チェック回路を有しないセンサ306,310の入力回路が隣接して配設される。図2では、回路382を用いて異常チェックが行なわれるセンサ(センサ304,308)の入力回路は、異常チェック回路を有しないセンサ(センサ302,306,310)の入力回路と交互に配置されている。
集合コネクタ320においても、センサ入力回路の異常チェックが行なわれるセンサ(センサ304,308)が接続されるコネクタピン(コネクタピン324,328)は、異常チェック回路を有しないセンサ(センサ302,306,310)が接続されるコネクタピン(コネクタピン322,326,330)に隣接して配設される。図2では、センサ入力回路の異常チェックが行なわれるセンサが接続されるコネクタピン(コネクタピン324,328)は、異常チェック回路を有しないセンサが接続されるコネクタピン(コネクタピン322,326,330)と交互に配置されている。
この実施の形態では、回路382を作動させることによって、重要性の高いセンサ304,308の入力回路の異常をチェックするとともに、センサ304,308の入力回路とそれらに隣接するセンサ入力回路との短絡異常をさらにチェックする。
すなわち、コントローラ220は、出力ポート384の出力をオン/オフさせたときのA/Dポート374の入力に基づいてセンサ304の入力回路の異常をチェックするとともに、A/Dポート374に隣接するA/Dポート372,376の入力に基づいて、センサ304の入力回路とそれに隣接するセンサ302,306の入力回路との間の短絡異常(絶縁異常)をチェックする。
より詳しくは、コントローラ220は、出力ポート384の出力をオン/オフさせたときときに、A/Dポート374の入力とともにA/Dポート374に隣接するA/Dポート372,376の入力も読込む。そして、コントローラ220は、出力ポート384の出力変化に応じてA/Dポート372または376の入力が変化した場合には、センサ304の入力回路と、それに隣接するセンサ302の入力回路またはセンサ306の入力回路との間で絶縁異常が生じているものと判断する。特に、A/Dポート372または376の入力がA/Dポート374の入力と同じ値を示す場合には、コントローラ220は、センサ304の入力回路と、それに隣接するセンサ302の入力回路またはセンサ306の入力回路との間で短絡が生じているものと判断する。
同様に、コントローラ220は、出力ポート386の出力をオン/オフさせたときときに、A/Dポート378の入力とともにA/Dポート378に隣接するA/Dポート376,380の入力も読込む。そして、コントローラ220は、出力ポート386の出力変化に応じてA/Dポート376または380の入力が変化した場合には、センサ308の入力回路と、それに隣接するセンサ306の入力回路またはセンサ310の入力回路との間で絶縁異常が生じているものと判断する。特に、A/Dポート376または380の入力がA/Dポート378の入力と同じ値を示す場合には、コントローラ220は、センサ308の入力回路と、それに隣接するセンサ306の入力回路またはセンサ310の入力回路との間で短絡が生じているものと判断する。
各センサの入力回路を上記のように配置して、重要なセンサの入力回路の異常を検知するとともに入力回路間の絶縁異常(短絡異常)も検知可能とすることによって、重要なセンサの入力回路についての配置制約を小さくすることができる。
図3は、従来のセンサ入力回路の構成例を示す参考図である。図3を参照して、センサ502,504は、給湯装置に設けられるサーミスタである。センサ502は、重要性の高いサーミスタであり、たとえば、ふろサーミスタや、ふろ往きサーミスタ、暖房高温サーミスタ、暖房低温サーミスタ、給湯出湯サーミスタ等である。センサ504は、上記以外のサーミスタであり、たとえば、給湯缶体サーミスタや給湯入水サーミスタ等である。
センサ502,504は、集合コネクタ520のコネクタピン522,524にそれぞれ接続される。センサ502,504の他端は、接地ノード592に接続される。コネクタピン522,524は、伝送線532,534によってコントローラのA/Dポート572,574にそれぞれ接続される。伝送線532,534には、それぞれ抵抗素子542,544を介して定電圧ノード552(たとえば5V)が接続される。
伝送線532の電圧は、定電圧ノード552の電圧を抵抗素子542とセンサ502とによって分圧した電圧である。センサ502(サーミスタ)の抵抗値は温度によって変化するので、センサ502の温度に応じて伝送線532の電圧が変化する。したがって、伝送線532が接続されるA/Dポート572の入力電圧に基づいて、センサ502により温度を検出することができる。センサ504についても同様である。
センサ502に対しては、センサ502の検出電圧をコントローラへ伝送するセンサ入力回路の異常を検知するための回路582が設けられる。回路582は、スイッチング素子588を含む。スイッチング素子588は、センサ502の伝送線532と接地ノード592との間に接続され、コントローラの出力ポート584にゲート端子が接続される。
出力ポート584の出力を論理ハイ(Hi)にすると、スイッチング素子588が導通状態になることにより伝送線532の電位は接地レベルとなる。出力ポート584の出力が論理ロー(Low)のときは、伝送線532の電位はセンサ502の検出温度に応じた電圧である。そこで、出力ポート584の出力をオン/オフさせたときのA/Dポート572の入力に基づいて、センサ502の入力回路の異常をチェックすることができる。
センサ502,504の入力回路間の絶縁異常検知を行なっていない従来の給湯装置においては、入力回路間の短絡防止のために、センサ502が接続されるコネクタピン522とセンサ504が接続されるコネクタピン524との間に、接地された不使用のコネクタピン523が設けられている。また、重要なセンサ502が接続されるコネクタピン522については、集合コネクタ520の端部に配置する等している。このような配置は、設計上の制約になるとともに、集合コネクタを含むセンサ入力回路の小型化の制約となるものである。
再び図2を参照して、この実施の形態では、重要性の高いセンサ(センサ304,308)の入力回路に隣接して、その他のセンサ(センサ302,306,310)の入力回路が配置される。そして、回路382を作動させたときに、重要性の高いセンサの入力回路の異常をチェックするとともに入力回路間の絶縁異常を検知可能としたので、重要なセンサが接続されるコネクタピンを集合コネクタの端部に配置したりコネクタピン間に不使用のコネクタピンを設けたりする必要はなく、設計上の制約が緩和される。
図4は、センサ入力回路の異常チェックに関する処理の手順を説明するためのフローチャートである。この処理は、重要性の高いセンサ(図2のセンサ304,308)の各々に対して実行されるものであり、図4ではセンサ304についての処理が代表的に示される。フローチャート中の各ステップについては、コントローラ220に予め記憶されたプログラムがメインルーチンから呼び出されて、所定周期もしくは所定の条件が成立したことに応答して実行されることによって実現される。
図4とともに図2を参照して、コントローラ220は、センサ304の入力回路のチェック処理を実行する(ステップS10)。具体的には、コントローラ220は、出力ポート384の出力をオン/オフさせる。そして、コントローラ220は、まず、センサ304の入力回路が接続されるA/Dポート374の入力RAM値Rを読込む(ステップS20)。
次いで、コントローラ220は、A/Dポート374の入力RAM値Rが正常であるか否かを判定する(ステップS30)。詳しくは、コントローラ220は、出力ポート384の出力変化に同期して入力RAM値Rも変化しているか否かを判定する。RAM値Rがが異常であると判定されると(ステップS30においてNO)、コントローラ220は、センサ304の入力回路が異常である旨の警報を出力する(ステップS40)。
ステップS30においてRAM値Rが正常であると判定されたとき(ステップS30においてYES)、あるいはステップS40の処理が実行された後、コントローラ220は、センサ304の入力回路に隣接するセンサ302,306の入力回路が接続されるA/Dポート372,376の入力RAM値R1,R2を読込む(ステップS50)。
そして、コントローラ220は、入力RAM値R1またはR2がA/Dポート374の入力RAM値Rと同じ値を示しているか否かを判定する(ステップS60)。なお、RAM値R1またはR2とRAM値Rとの同一性は厳密である必要はなく、RAM値R1またはR2とRAM値Rとの差がある程度の範囲内であれば同じ値であると判定される。
RAM値R1またはR2がRAM値Rと同じ値であると判定されると(ステップS60においてYES)、コントローラ220は、センサ304の入力回路と、それに隣接するセンサ302,306の入力回路との間に短絡異常が生じている旨の警報を出力する(ステップS70)。RAM値R1,R2がRAM値Rと異なるときは(ステップS60においてNO)、ステップS80へ処理が移行される。
以上のように、この実施の形態においては、重要性の高いセンサ304,308の異常を検知するための回路382を作動させたときの、センサ304,308の入力回路に隣接するセンサ302,306,310の入力回路からの入力に基づいて、入力回路間の絶縁異常が検知される。したがって、この実施の形態によれば、センサの入力回路間の絶縁異常を検知しないことを前提とした、たとえば隣接する入力回路を離隔させるなどの設計上の配慮は不要であり、設計上の自由度を高めることができる。また、この実施の形態によれば、センサ304,308の異常を検知するための回路382を用いて入力回路間の絶縁異常を検知するので、絶縁異常検知用に別途の回路を追加することなく入力回路間の絶縁異常を検知することができる。
なお、上記の実施の形態においては、センサ302〜310はサーミスタであるとものとしたが、この発明は、サーミスタ以外のセンサに対しても適用可能である。この発明は、測定される物理量に応じた検出電圧を出力するセンサ全般に適用可能であり、たとえば、センサ302,306,310は、バーナセンサやCOセンサ等であってもよい。
また、上記においては、重要なセンサ(センサ304,308)の入力回路と、その他のセンサ(センサ302,306,310)の入力回路とは、交互に配置されるものとしたが、センサの数によっては必ずしも交互配置とならない場合もある。この発明では、基本的には、異常チェック機能を有するセンサ入力回路と、異常チェック機能を有しないセンサ入力回路とが隣接して配設されていればよい。
また、上記の実施の形態においては、給湯装置100は、燃料にガスを用いるガス給湯装置としたが、この発明は、石油給湯器や、電気給湯器、ヒートポンプ給湯器、太陽熱給湯器等、様々なタイプの給湯装置にも適用可能であり、さらには給湯装置以外のものにも適用可能である。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 給湯装置、102 暖房一次熱交換器、104 給湯一次熱交換器、106 二次熱交換器、108 点火装置、110 元ガス電磁弁、112 ガス供給管、120 暖房ガス比例弁、122 暖房用点火プラグ、124 暖房立消え安全装置、126 暖房燃焼管、128 暖房ガス電磁弁、130,132 暖房能力切替ガス電磁弁、134 暖房ファン、136 暖房高温サーミスタ、140 給湯ガス比例弁、142 給湯用点火プラグ、144 給湯立消え安全装置、146 給湯燃焼管、148 給湯ガス電磁弁、150,152 給湯能力切替ガス電磁弁、154 給湯ファン、156 給湯缶体サーミスタ、162 ふろ熱交換器、164 ふろポンプ、166 ふろ水流スイッチ、168 ふろ熱動弁、170 ふろサーミスタ、172 ふろ往きサーミスタ、182 暖房膨張タンク、184 暖房ポンプ、186 暖房低温サーミスタ、188 暖房熱動弁、202 バイパス水量調整弁、204 給湯水量センサ、206 給湯入水サーミスタ、208 水量調整弁、210 給湯出湯サーミスタ、212 注湯電磁弁、220 コントローラ、302〜310,502,504 センサ、320,520 集合コネクタ、322〜330,522〜524 コネクタピン、332〜340,532,534 伝送線、342〜350,542,544 抵抗素子、352,552 定電圧ノード、372〜380,572,574 A/Dポート、382,582 回路、384,386,584 出力ポート、388,390,588 スイッチング素子、392,592 接地ノード。

Claims (9)

  1. 測定される物理量に応じた検出電圧を出力する複数の検出部と、
    前記複数の検出部の各々から出力される検出電圧を受ける処理部とを備え、
    前記複数の検出部は、前記処理部へ検出電圧を伝送する電路が互いに隣接する第1および第2の検出部を含み、さらに
    前記第1の検出部の検出電圧を前記処理部へ伝送する第1の電路に接続され、前記第1の電路の電位を変化させることによって前記第1の検出部の異常を検知するための回路を備え、
    前記処理部は、前記回路を作動させたときの、前記第2の検出部の検出電圧を前記処理部へ伝送する第2の電路からの入力に基づいて、前記第1の電路と前記第2の電路との間の絶縁異常を検知する、異常検出装置。
  2. 前記複数の検出部から検出電圧を受けて前記処理部へ出力する複数のコネクタピンを含む集合コネクタをさらに備え、
    前記第1の検出部の検出電圧を受けるコネクタピンは、前記第2の検出部の検出電圧を受けるコネクタピンに隣接して配置される、請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記処理部は、前記回路を作動させた場合に前記第2の電路からの入力が前記第1の電路からの入力と同じ値を示すとき、前記第1の電路と前記第2の電路とが短絡しているものと判定する、請求項1または2に記載の異常検出装置。
  4. 前記物理量は、温度であり、
    前記複数の検出部の各々は、サーミスタを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の異常検出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の異常検出装置を備える給湯装置。
  6. 測定温度に応じた検出電圧を出力する複数の温度検出部と、
    前記複数の温度検出部の各々から出力される検出電圧を受ける処理部とを備え、
    前記複数の温度検出部は、
    複数の第1の温度検出部と、
    複数の第2の温度検出部とを含み、
    前記複数の第1の温度検出部の検出電圧を前記処理部へ伝送する複数の第1の電路は、前記複数の第2の温度検出部の検出電圧を前記処理部へ伝送する複数の第2の電路と交互に配設され、さらに
    前記複数の第1の電路に接続され、前記複数の第1の電路の各々の電位を変化させることによって、電位を変化させた第1の電路に対応する第1の温度検出部の異常を検知するための回路を備え、
    前記処理部は、前記回路により電位を変化させた第1の電路に隣接する第2の電路からの入力に基づいて、電位を変化させた前記第1の電路とそれに隣接する前記第2の電路との間の絶縁異常を検知する、給湯装置。
  7. 前記複数の温度検出部から検出電圧を受けて前記処理部へ出力する複数のコネクタピンを含む集合コネクタをさらに備え、
    前記複数の第1の温度検出部の検出電圧を受ける複数の第1のコネクタピンは、前記複数の第2の温度検出部の検出電圧を受ける複数の第2のコネクタピンと交互に配置される、請求項6に記載の給湯装置。
  8. 前記処理部は、前記回路により電位を変化させた第1の電路に隣接する第2の電路からの入力が、電位を変化させた前記第1の電路からの入力と同じ値を示すとき、電位を変化させた前記第1の電路とそれに隣接する前記第2の電路とが短絡しているものと判定する、請求項6または7に記載の給湯装置。
  9. 前記複数の温度検出部の各々は、サーミスタを含む、請求項6から8のいずれか1項に記載の給湯装置。
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