JP2018045939A - 電池温度監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セル温度検出回路用の短絡検出回路を構成するに当たり、高電圧系のみで完結可能な回路構成とする。【解決手段】電池温度監視システムは、サテライト基板16に温度検出回路部28及び演算部29を備える。温度検出回路部28は、複数のサーミスタ30_1〜30_n−1、基準電圧源40、共通負極線44、短絡検出線50及び電流センサ34を備える。複数のサーミスタは、それぞれの電池セル18_1〜18_mのケース23に絶縁部材36を介して接する。共通負極線44は、複数のサーミスタの負極側端子のいずれにも接続されるとともに、演算部29にも接続される。演算部は、複数のサーミスタ30_1〜30_n−1の両端電圧Vtを求める電圧検出部と、電流センサ34によって検出された短絡検出線50の電流Ioutに基づいて、電池セル18_1〜18_mとサーミスタ30_1〜30_n−1との短絡有無を判定する短絡判定部を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、複数の電池セルが接続された電池ブロックの、各電池セルの温度を監視する、電池温度監視システムに関する。
回転電機を駆動源とするハイブリッド車両や電気自動車には、電源である電池モジュール(バッテリモジュール)が搭載されている。電池モジュールでは、50〜100個程度の複数の電池セル(単電池)が接続されている。
電池モジュールは、電池セルが例えば数十個単位のグループ(電池ブロック)に分割(小分け)される場合がある。例えばグループ化された電池セルをケーシングに収容させた電池ブロックを複数設けて、各電池ブロックを接続させる場合がある。このようにすることで、全電池セルを一つの大型電池モジュールに収容させた場合と比較して、車内のより小さなスペースに電池セルを配置できる等、車両内の電池セルの配置(レイアウト)の自由度が向上するというメリットがある。
電池セルの各種特性(電圧、SOC等)を測定するために、例えば特許文献1には、各電池セルの電圧を監視する電池電圧監視基板が設けられている。この基板はいわゆるサテライト基板と呼ばれるものであり、1つの電池ブロックに対して1つのサテライト基板が割り当てられている。このような構成を備えることで、電池ブロックと監視基板(サテライト基板)のペア単位での、電源系統のレイアウトが可能となる。
特許文献1では、サテライト基板に電圧センサと監視ICが実装される。監視ICは電池ブロック内の全電池セルの電圧を検出し、これをメイン基板の制御マイコン(例えば電池ECU)に送る。サテライト基板の監視ICとメイン基板の制御マイコンとはデジタル通信等で信号伝送を行っており、メイン基板は高電圧の電池モジュールに対して絶縁保護される(電気的に切り離される)。
仮に、電池モジュールと制御マイコンとを電気的に接続したり、または、例えば特許文献2のように、電池モジュールと制御マイコンとを包含するように漏電(短絡)検出回路を設ける場合には、制御マイコンを高電圧印加から保護する保護回路を設ける必要があるが、上記のように、サテライト基板とメイン基板との信号伝達をデジタル信号通信で行い、制御マイコンを高電圧系から絶縁することで、制御マイコン用の高電圧保護回路は不要になるというメリットがある。
特開2015−79585号公報 特開2004−347372号公報
ところで、電池ブロックのレイアウト変更等に柔軟に対応可能となるように、サテライト基板に電圧検出回路に加えて温度検出回路を実装させたいとの要望がある。一般的に温度検出回路には、温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタと、サーミスタに基準電圧を印加する電圧源が実装される。仮に温度検出回路と電池セルとの間に短絡が発生すると、サーミスタに印加される電圧が基準電圧と大きく乖離してしまい、その結果誤った温度検出値が出力されてしまうことから、温度検出回路には短絡検出回路が実装される必要がある。
しかしながら、高電圧系のサテライト基板と低電圧系のメイン基板とが電気的に絶縁された回路構成の場合、従来のような高電圧系と低電圧系を跨ぐような短絡検出回路とは異なる回路構成とする必要がある。そこで本発明は、高電圧系と低電圧系を跨がずに、高電圧系のみで完結可能な短絡検出回路を備えた、電池温度監視システムを提供することを目的とする。
本発明は、電池温度監視システムに関する。当該システムは、直列接続された複数の電池セルのそれぞれの温度を検出する温度検出回路部と、前記温度検出回路部に接続され前記電池セルのそれぞれの温度検出値を求める演算部と、を備える。前記温度検出回路部は、複数のサーミスタ、基準電圧源、共通負極線、短絡検出線、及び電流センサを備える。複数のサーミスタは、それぞれの前記電池セルのケースに絶縁部材を介して接する。基準電圧源は、前記複数のサーミスタに対して基準電圧を印加する。共通負極線は、前記複数のサーミスタの負極側端子のいずれにも接続される。短絡検出線は、前記複数のサーミスタのうち最も負極側の前記サーミスタの負極側端子と前記共通負極線との接続点と、直列接続された前記複数の電池セルのうち最も負極側の前記電池セルの負極とを接続する。電流センサは、前記短絡検出線の電流を検出する。前記演算部は、電圧検出部及び短絡判定部を備える。電圧検出部は、前記複数のサーミスタの両端電圧を求める。短絡判定部は、前記電流センサによって検出された前記短絡検出線の電流に基づいて、前記電池セルと前記サーミスタとの短絡有無を判定する。
本発明によれば、電池セルとサーミスタとの間に短絡が発生したときに、短絡検出線に短絡電流が流れる。これを電流センサが検出することで、短絡の発生検出が可能となる。したがって、高電圧系と低電圧系を跨がずに、高電圧系のみで短絡検出が可能となる。
本実施形態に係る電池温度監視システムを例示する図である。 サテライト基板及び電池ブロックの詳細について説明する図である。 演算部のハード構成を例示する図である。 演算部の機能ブロックを例示する図である。 電池セルの温度検出プロセスを説明する図である。 電池セル−サーミスタ間の短絡有無の判定プロセスを説明する図である。 電池セル−サーミスタ間の短絡有無の判定フローを例示する図である。
図1には、本実施形態に係る電池温度監視システム10が例示されている。電池温度監視システム10は、例えばハイブリッド車両や電気自動車等の、回転電機を駆動源とする車両に搭載され、電源である電池モジュール12の電圧、温度等の特性を監視する。電池温度監視システム10は、電池モジュール12、メイン基板14、及びサテライト基板16を備える。
電池モジュール12は、複数の電池セル18が直列接続される。これら複数の電池セル18は複数のグループに分割(小分けに)されて電池ブロック20を構成する。電池ブロック20は、例えば直列接続された複数の電池セル18と、これら複数の電池セル18を収容するケーシング等の筐体を備える。
電池セル18は、例えばニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池のような、充放電可能な二次電池から構成される。図2に示すように、電池セル18は、電極22(正極及び負極)がケース23に収容されており、例えば角型(いわゆる角型電池)や円柱形状(いわゆる円筒電池)に形成される。
図1に戻り、メイン基板14には、制御マイコン24が実装される。制御マイコン24は、例えばコンピュータであってよく、いわゆる電池ECU(電子制御ユニット)であってよい。メイン基板14は、電池モジュール12やサテライト基板16等の高電圧系回路とは電気的に絶縁されている。例えばメイン基板14と高電圧系回路との間には絶縁部材が設けられる。
また、例えばサテライト基板16の演算部29(監視IC)とメイン基板14の制御マイコン24とはデジタル信号通信によって、フォトカプラ等の絶縁素子を介して信号伝送を行っており、それ以外の電気的な接続は遮断される。メイン基板14を高電圧系回路から絶縁することで、メイン基板14に実装された制御マイコン24等の機器に対する高電圧保護回路が不要になる。
サテライト基板16は、複数の電池ブロック20のそれぞれに対応して設けられる。例えばサテライト基板16は、電池ブロック20と同数設けられる。個々のサテライト基板16は、電圧測定回路部26、温度検出回路部28、及び演算部29を備える。
図2には、サテライト基板16の温度検出回路部28及び演算部29の回路構成が例示されている。なお、電圧測定回路部26は既知のためここでは図示を省略する。温度検出回路部28は、複数のサーミスタ30、マルチプレクサ32、及び電流センサ34を備え、電池ブロック20内のそれぞれの電池セル18の温度を検出する。
サーミスタ30は、それぞれの電池セル18のケース23に、絶縁部材36を介して接するように設けられる。サーミスタ30は、一つの電池セル18に対して複数設けられてよい。図2に示す例では、一つの電池セル18_1のケース23に2つのサーミスタ30_1及び30_2が取り付けられている。
個々のサーミスタ30の正極側端子は、マルチプレクサ32の各チャンネルに接続される。例えばサーミスタ30_1、30_2、・・・、30_n−2、30_n−1の正極側端子は、マルチプレクサ32のチャンネルCH1、CH2、・・・、CHn−2、CHn−1に接続される。
さらに、それぞれのサーミスタ30の正極側端子とマルチプレクサ32のチャンネルとの間に基準電圧印加用の正極線38が接続される。正極線38は演算部29内の基準電圧源40にも接続される。また、基準電圧源40と各サーミスタ30との間には基準抵抗R1が設けられる。このような構成を備えることで、基準電圧源40から基準抵抗R1を介して、各サーミスタ30_1、30_2、・・・、30_n−2、30_n−1に並列に基準電圧Vrefが印加される。
それぞれのサーミスタ30の負極側端子は、いずれも共通負極線44に接続される。共通負極線44は、演算部29にも接続されるとともに接地される。
また、複数の電池セル18が直列接続される母線48と共通負極線44とは、短絡検出線50で接続される。具体的には、電池ブロック20の、直列接続された複数の電池セル18_1、18_2、・・・、18_mのうち、最も負極側の電池セル18_mの負極51に短絡検出線50の一端が接続される。また、複数のサーミスタ30_1、30_2、・・・、30_n−1のうち、サテライト基板16中最も負極側のサーミスタ30_n−1の負極側端子と、共通負極線44との接続点49に、短絡検出線50の他端が接続される。接続形態としては、電池セル18_mの負極51及び接続点49に直接短絡検出線50を接続させてもよいし、共通負極線44や母線48の一部を介して(間接的に)電池セル18_mの負極51及び接続点49に短絡検出線50を接続させてもよい。
短絡検出線50には、電流センサ34が設けられる。後述するように、電流センサ34が短絡検出線50を流れる電流Ioutを検出することで、電池セル18とサーミスタ30との間に短絡有りと判定される。電流センサ34は、マルチプレクサ32の任意のチャンネルに接続される。図2に示す例では、マルチプレクサ32の最も負極側のチャンネルCHnに電流センサ34が接続される。また、電流センサ34とマルチプレクサ32との間に、電流センサ34の検出信号を増幅させる増幅器54(アンプ)を挿入してもよい。
電流センサ34は、例えばホール素子を備えた非接触型の電流センサであってよい。または、短絡検出線50上にシャント抵抗を挿入させた接触型の電流センサであってもよい。ただし、接触型の電流センサを用いる場合は、後述する数式(1)において、サーミスタ30の抵抗Rtの項が、サーミスタ抵抗Rtとシャント抵抗Rshの和に変更される。
演算部29(監視IC)は、温度検出回路部28に接続され、それぞれの電池セル18の温度検出値を求める。また、電流センサ34から、短絡検出線50を流れる電流値Ioutを取得する。演算部29は演算処理回路を備えており、例えば高耐圧型のLSIから構成される。図3には演算部29のハード構成が例示されている。演算部29は、CPU56(マイクロプロセッサ)、メモリ58(DRAMモジュール)、及び入出力インターフェース60を備え、これらの機器がシステムバスを介してそれぞれ接続される。
メモリ58に記憶された電池温度検出プログラム及び短絡有無判定プログラムをCPU56が実行することで、演算部29には図4にて例示する各機能部が構成される。すなわち、演算部29には、チャンネル選択部62、電圧検出部64、温度変換部66、短絡判定部68、及び温度信号合成部70が構成される。
チャンネル選択部62は、マルチプレクサ32のチャンネルを選択するスイッチング信号を出力する。電圧検出部64は、サーミスタ30_1〜30_n−1の両端電圧Vtを求める。具体的には、チャンネル選択部62により選択されたチャンネル先のサーミスタ30の両端電圧Vtを順次検出、測定する。電圧検出部64は、例えば電圧センサを備えていてよい。温度変換部66は、電圧検出部64が検出したサーミスタ30の電圧値Vtと、図示しない電圧−温度換算マップを参照して、電圧値Vtに対応するサーミスタ温度Ttを求める。
温度信号合成部70は、チャンネル選択部62が出力したスイッチング信号を受信して、これと、図示しないスイッチング信号と電池セルIDとの対応マップから、温度検出対象の電池セル18を特定する。さらに温度変換部66からサーミスタ温度Ttを取得する。温度信号合成部70は、電池セル18のIDとサーミスタ温度Tt(温度検出値)とを組み合わせた信号を合成して、制御マイコン24に送信する。
短絡判定部68は、電流センサ34が検出した電流値Ioutを受信する。また、チャンネル選択部62から、マルチプレクサ32の電流センサ34との接続チャンネルCHnを選択するスイッチング信号を受信すると、後述するように、電流値Ioutと閾値Ithとの比較に基づいて、いずれかの電池セル18とサーミスタ30との短絡有無を判定する。短絡有りと判定された場合、短絡判定部68は、短絡発生信号を制御マイコン24に送信する。
図5には、サーミスタ30の温度取得時の回路図が例示されている。マルチプレクサ32のチャンネルはサーミスタ30_1と接続されたチャンネルCH1が選択されている。
サーミスタ30と電池セル18との間に短絡が生じていない正常状態のとき、基準電圧源40からマルチプレクサ32のチャンネルCHnまで電流I1が流れ、短絡検出線50には電流は実質的に流れない。この状態において、マルチプレクサ32によって選択されたチャンネルCH1と共通負極線44間の電圧、つまり、サーミスタ30_1の両端電圧Vtは、基準抵抗R1、基準電圧Vref、及びサーミスタ抵抗Rtを用いて、下記数式(1)のように表される。
数式(1)において、サーミスタ抵抗Rtは温度によって変化する。サーミスタ30は電池セル18に取り付けられているので、電池セル18の温度変化に応じてサーミスタ抵抗Rtが変化する。この変化がサーミスタ30の両端電圧Vtの変化として表れる。演算部29の温度変換部66は、電圧Vtに対応する温度Ttを求めて、これを電池セル18の検出温度とする。
図6には、電池セル18_1とサーミスタ30_1との間に短絡が生じた例が示されている。絶縁部材36の絶縁破壊が生じると、電池セル18とサーミスタ30との間の電解液抵抗Rsを経由して、電池セル18とサーミスタ30とが短絡する。この短絡時に、電池セル18→サーミスタ30→共通負極線44→短絡検出線50→母線48→電池セル18と循環するリーク電流I2が生じる。このとき、電流センサ34の検出値はI2(Iout=I2)となる。
短絡判定部68は、電流センサ34から取得した短絡検出線50の電流値Ioutを取得して、これに基づいて電池セル18とサーミスタ30との短絡有無を判定する。図7には、演算部29による短絡有無判定フローが例示されている。
短絡有無発生フローは、サーミスタ30_1〜30_n−1の温度検出フローの一部として実行されてもよい。例えば、マルチプレクサ32のチャンネルがCH1、CH2、・・・CHn−1と切り替わり、続いてCHnが選択される。このときに短絡有無が判定される。
チャンネル選択部62は、マルチプレクサ32のチャンネルのうち、電流センサ34が接続されたチャンネルCHnを選択するスイッチング信号をマルチプレクサ32及び短絡判定部68に出力する(S10)。短絡判定部68は、スイッチング信号を受けて、電流センサ34が検出した電流値Ioutが所定の閾値Ith未満であるか否かを判定する(S12)。
短絡判定部68は、電流値Ioutが閾値Ith未満である場合、いずれの電池セル18及びサーミスタ30間にも短絡が発生していないと判定する(S14)。一方、電流値Ioutが閾値Ith以上である場合、例えばIout=I2の場合、いずれかの電池セル18とサーミスタ30間に短絡が発生したと判定し、短絡発生信号を制御マイコン24に出力する(S16)。
10 電池温度監視システム、12 電池モジュール、14 メイン基板、16 サテライト基板、18 電池セル、20 電池ブロック、23 ケース、24 制御マイコン、28 温度検出回路部、29 演算部、30 サーミスタ、32 マルチプレクサ、34 電流センサ、36 絶縁部材、38 正極線、40 基準電圧源、44 共通負極線、50 短絡検出線、62 チャンネル選択部、64 電圧検出部、66 温度変換部、68 短絡判定部、70 温度信号合成部。

Claims (1)

  1. 直列接続された複数の電池セルのそれぞれの温度を検出する温度検出回路部と、
    前記温度検出回路部に接続され前記電池セルのそれぞれの温度検出値を求める演算部と、
    を備える、電池温度監視システムであって、
    前記温度検出回路部は、
    それぞれの前記電池セルのケースに絶縁部材を介して接する、複数のサーミスタと、
    前記複数のサーミスタに対して基準電圧を印加する基準電圧源と、
    前記複数のサーミスタの負極側端子のいずれにも接続される、共通負極線と、
    前記複数のサーミスタのうち最も負極側の前記サーミスタの負極側端子と前記共通負極線との接続点と、直列接続された前記複数の電池セルのうち最も負極側の前記電池セルの負極とを接続する短絡検出線と、
    前記短絡検出線の電流を検出する電流センサと、
    を備え、
    前記演算部は、
    前記複数のサーミスタの両端電圧を求める電圧検出部と、
    前記電流センサによって検出された前記短絡検出線の電流に基づいて、前記電池セルと前記サーミスタとの短絡有無を判定する短絡判定部と、
    を備える、
    ことを特徴とする、電池温度監視システム。
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