JP6745149B2 - 連結給湯システム - Google Patents

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本発明は、複数の給湯器が並列に連結された連結給湯システムに関する。
配管内を流れる水を加熱して湯を供給する給湯器が複数連結された連結給湯システムが知られている。複数の給湯器は、基本的には全て同じ仕様であって、同様に動作可能であると共に、互いに並列に連結されている。また、各給湯器は、流入する水の温度を検知する給水温度センサーや、加熱されて流出する湯の温度を検知する出湯温度センサーなどの温度センサーを備えており、これらの温度センサーで検知した温度に基づいて、加熱量を制御している。こうした温度センサーでは、センサー素子の欠陥や経年劣化などにより、出力は出ているが間違っている故障(以下、中間故障)が生じることがある。中間故障が生じると、加熱量を正しく制御できず、設定温度からずれた温度の湯が供給されることがある。
給湯器の温度センサーの中間故障を検知する技術としては、加熱を停止した状態で給湯器に通水し、1台の給湯器に搭載された複数の温度センサーの検知温度を比較することが提案されている(特許文献1)。加熱を停止していれば、複数の温度センサーで同じ温度が検知されるはずなので、検知温度に所定値以上の違いがあれば、何れかの温度センサーが中間故障している疑いがある。
特開2013−24503号公報
しかし、連結給湯システムに特許文献1の技術を適用すると、複数の給湯器のうち温度センサーの中間故障が生じている給湯器が1台だけであったとしても、1台だけ加熱を停止した状態で通水することはできないので、中間故障を検出するのに全ての給湯器で加熱を停止しなければならず、その間は給湯することができないという問題があった。
この発明は従来の技術における上述した課題に対応してなされたものであり、連結給湯システムによる給湯を継続しながら、複数の給湯器の中に温度センサーの中間故障が生じている給湯器があることを検出可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の連結給湯システムは次の構成を採用した。すなわち、
複数の給湯器が並列に連結された連結給湯システムにおいて、
前記複数の給湯器の各々は、前記給湯器の配管内を流れる水を加熱して湯を生成する加熱手段と、前記配管内の温度を検知する温度センサーとを有し、
前記加熱手段によって加熱が行われている前記複数の給湯器について、前記温度センサーの検知温度を比較し、互いの温度差に所定の異常検出値以上離れたものがあると、前記加熱手段によって加熱が行われている前記複数の給湯器の中に、前記温度センサーに異常が生じている異常給湯器があると判断する判断手段を備え
前記複数の給湯器の各々は、前記温度センサーとして、互いに前記配管の異なる位置で温度を検知する複数の温度センサーを有しており、
前記判断手段は、前記複数の温度センサーのうち同じ位置の温度センサー同士で検知温度をそれぞれ比較して、前記異常検出値以上離れた前記温度差があると、前記加熱手段によって加熱が行われている前記複数の給湯器の中に前記異常給湯器があると判断し、
前記判断手段によって前記異常給湯器があると判断された場合に、前記複数の給湯器の前記加熱手段による加熱の停止後に前記配管に通水された状態で所定時間が経過すると、前記給湯器毎に比較した前記複数の温度センサーの互いの検知温度に、所定の異常特定値以上の隔たりがある給湯器を前記異常給湯器として特定する特定手段を更に備える
ことを特徴とする。尚、「所定時間」は、加熱の停止後の通水によって、複数の温度センサーの各位置を流れる水の温度が均一になる時間に設定されている。
このような本発明の連結給湯システムでは、給湯器が加熱中であっても、他の加熱中の給湯器と温度センサーの検知温度を比較することができるので、連結給湯システムによる給湯を継続しながら、システム内に異常給湯器があることを検出することが可能となる。
また、1台の給湯器に複数の温度センサーを搭載している場合でも、加熱中の給湯器について比較すると、同じ位置の温度センサーで検知される温度は、ほぼ一致するはずなので、比較した互いの温度差に異常検出値以上離れたものがあることに基づいて、加熱中の給湯器の中に異常給湯器が存在することを検出することができる。
さらに、異常給湯器があることを検出した場合に、加熱を停止したまま配管に通水して所定時間が経過した後は、給湯器内の複数の温度センサーで検知される温度は均一になっているはずなので、給湯器毎に複数の温度センサーの検知温度を比較して異常特定値以上の隔たりがあることに基づいて、該当する給湯器を異常給湯器として特定することができる。このように異常給湯器の存在を検出したときとは、検知温度を比較する状況を変える(加熱を停止する)と共に、検知温度を比較する対象を変える(給湯器毎の複数の温度センサーを比較する)ことにより、異常給湯器を特定する精度の向上を図ることができる。
また、上述した本発明の連結給湯システムでは、次のようにしてもよい。まず、複数の給湯器の各々に、複数の温度センサーの1つとして、給湯器から流出する湯の温度を検知する出湯温度センサーを備える。そして、出湯温度センサー同士の比較に基づいて異常給湯器があると判断した場合には、複数の給湯器の加熱の停止後に配管に通水された状態で所定時間が経過すると、給湯器毎に比較した複数の温度センサーの互いの検知温度に、異常特定値以上の隔たりがある給湯器を異常給湯器として特定する。また、出湯温度センサー以外の温度センサー同士の比較に基づいて異常給湯器があると判断した場合には、3台以上の複数の給湯器について温度センサーの検知温度を比較できれば、一の給湯器に対して温度差が異常検出値以上である他の給湯器の台数に基づき、複数の給湯器の中でその台数が最多である一の給湯器を異常給湯器として特定する。
出湯温度センサーは、連結給湯システムから流出してユーザーが触れる湯の温度に近い温度を検知するので、他の温度センサーに比べて特に重要である。そこで、温度センサーの重要性に応じて異常給湯器の特定方法を変えることにより、出湯温度センサー以外の温度センサーに関しては簡易的に異常給湯器を特定し、出湯温度センサーに関しては異常給湯器を特定する精度を高めることができる。
また、こうした本発明の連結給湯システムでは、異常給湯器があると判断した場合に、特定した異常給湯器の配管への通水および加熱を停止させた状態で、異常給湯器を除く他の給湯器について、配管への通水および加熱を復帰させることとしてもよい。
このようにすれば、仮に異常給湯器が生じても、連結給湯システム全体を停止することなく、異常給湯器を除いて連結給湯システムによる給湯を継続することができる。
本実施例の連結給湯システム1の全体構成を示した説明図である。 本実施例の給湯器10の内部構成を示した説明図である。 本実施例のシステムコントローラ50が実行する温度センサー異常検出処理のフローチャートである。 温度センサー異常検出処理の中で実行される異常給湯器特定処理のフローチャートである。
図1は、本実施例の連結給湯システム1の全体構成を示した説明図である。図示されるように連結給湯システム1は、湯を生成する複数(図示した例では3台)の給湯器10a,10b,10cと、上水を給湯器10a〜10cに供給する給水配管2と、給湯器10a〜10cで生成された湯を出湯栓5に供給する出湯配管3などを備えている。3台の給湯器10a〜10cは、互いに並列に連結されている。すなわち、給水配管2は、3つに分岐して給湯器10a〜10cの各々に接続されており、給湯器10a〜10cの各々から延設された3つの出湯配管3は、1つに合流して出湯栓5に接続されている。
また、給水配管2には、分岐点よりも上流側に逆止弁4が設けられており、給湯器10a〜10c側からの逆流を逆止弁4によって阻止している。一方、出湯配管3には、合流点よりも下流側に流量センサー6が設けられており、出湯栓5の開栓によって流出する湯の流量を検知可能となっている。また、本実施例の連結給湯システム1では、給水配管2の逆止弁4よりも下流側と、出湯配管3の流量センサー6よりも上流側とが循環配管7によって接続されている。そして、循環配管7には、出湯配管3側から湯を吸い込んで給水配管2側に送ることが可能な循環ポンプ8が設けられている。
さらに、連結給湯システム1は、システム全体を制御するシステムコントローラ50を備えており、3台の給湯器10a〜10c、流量センサー6、循環ポンプ8がシステムコントローラ50と電気的に接続されている。システムコントローラ50は、流量センサー6によって出湯栓5からの湯の流出が検知されると、流出する湯の流量に応じて給湯器10a〜10cを制御する。例えば、出湯栓5から流出する湯の流量が3段階のうちの最小であれば給湯器10aのみを作動させ、3段階のうちの中間であれば給湯器10a,10bの2台を作動させ、3段階のうちの最大であれば3台の給湯器10a〜10cの全てを作動させる。
また、システムコントローラ50は、流量センサー6によって出湯栓5からの湯の流出が検知されていない場合は、循環ポンプ8を駆動して出湯配管3側から湯を給水配管2側に戻すと共に、給湯器10a〜10cを制御することによって保温運転を行う。こうすることで、ユーザーが出湯栓5を開栓すると、直ちに設定温度の湯を供給することができる。このように湯を循環させて保温する方式の連結給湯システム1は、「即時給湯タイプ」と呼ばれることがある。尚、3台の給湯器10a〜10cは、基本的には全て同じ仕様であって、同様に動作可能であるため、以下では、特に区別する必要がなければ、単に給湯器10と表記することがある。
図2は、本実施例の給湯器10の内部構成を示した説明図である。図示されるように給湯器10は、まず、燃焼室11内に収容されて燃料ガスを燃焼させるバーナ12と、バーナ12に燃料ガスを供給するガス配管13と、バーナ12に燃焼用空気を送る燃焼ファン16などを備えている。ガス配管13には、ガス配管13を開閉する元弁14と、ガス配管13を通過する燃料ガスの流量を調節する比例弁15とが設けられている。また、燃焼室11には、火花を飛ばして燃料ガスに点火する点火プラグ17や、バーナ12での着火(火炎)を検知するフレームロッド18などが設けられている。
バーナ12の上方には、熱交換器19が設けられており、バーナ12での燃焼によって生じる高温の燃焼排気は、燃焼ファン16の送風で熱交換器19に送られ、熱交換器19を通過すると、給湯器10の上部の排気筒20から外部に排出される。熱交換器19は、一端に給水配管2が接続されており、他端に出湯配管3が接続されている。給湯器10内には、給水配管2を通って給湯器10に流入する水の温度(以下、給水温度)を検知する給水温度センサー21や、給湯器10に流入する水の流量を検知する流量センサー22や、給水配管2を開閉する給水サーボ弁23などが設けられている。
給水サーボ弁23の開弁によって給湯器10に流入した水は、熱交換器19に供給されると、バーナ12の燃焼排気との熱交換によって加熱された後、湯となって出湯配管3へと流出する。尚、本実施例のバーナ12および熱交換器19は、本発明の「加熱手段」に相当している。
給湯器10内には、熱交換器19から流出した直後の湯の温度(以下、熱交温度)を検知する熱交温度センサー24が設けられている。また、本実施例の給湯器10では、熱交換器19をバイパスするバイパス管25によって給水配管2と出湯配管3とが接続されており、バイパス管25の接続位置よりも出湯配管3の下流側には、給湯器10から流出する湯の温度(以下、出湯温度)を検知する出湯温度センサー26が設けられている。尚、本実施例の給湯器10に搭載された各種の温度センサー21,24,26には、温度の変化によって電気抵抗が変化するサーミスターをセンサー素子として用いている。
給水配管2を通って給湯器10に流入した水は、一部が熱交換器19に供給されることなくバイパス管25を通り、残りが熱交換器19に供給される。そして、熱交換器19で加熱された湯は、バイパス管25を通った水と混合された後、給湯器10から流出する。そのため、出湯温度センサー26の検知温度(出湯温度)は、熱交温度センサー24の検知温度(熱交温度)よりも低くなっている。尚、本実施例の給湯器10では、熱交換器19で加熱された湯と、バイパス管25を通った水とが一定の混合比で混合されるようになっているが、バイパス管25にバイパスサーボ弁を設けることとして、混合比を可変としてもよい。
さらに、給湯器10は、機器全体を制御する給湯コントローラ30を搭載しており、前述の元弁14、比例弁15、燃焼ファン16、点火プラグ17、フレームロッド18、給水温度センサー21、流量センサー22、給水サーボ弁23、熱交温度センサー24、出湯温度センサー26などが給湯コントローラ30と電気的に接続されている。また、給湯コントローラ30は、システムコントローラ50と電気的に接続されている。
給湯コントローラ30は、システムコントローラ50の制御下で給水サーボ弁23を開弁すると共に、燃焼ファン16や、元弁14、比例弁15、点火プラグ17などを制御してバーナ12での燃焼を開始させる。そして、給湯コントローラ30は、流量センサー22の検知流量や、各種の温度センサー21,24,26の検知温度(給水温度、熱交温度、出湯温度)に基づいて、バーナ12での燃焼(加熱量)を制御する。例えば、検知流量が増加したり、給水温度が低下したりした場合には、バーナ12への燃料ガスの供給量を増やして加熱量を多くすることにより、出湯温度が設定温度を維持するように調節する。また、熱交温度が所定のカット温度(例えば95度)を超えた場合には、熱交換器19での突沸を防ぐためにバーナ12での燃焼を停止する。また、出湯温度が設定温度よりも所定の許容値以上高くなった場合には、異常と判断してバーナ12での燃焼を停止する。
このような給湯器10に搭載された各種の温度センサー21,24,26では、センサー素子(サーミスタ)の欠陥や経年劣化などにより、出力は出ているが間違っている故障(以下、中間故障)が生じることがある。中間故障が生じると、バーナ12での燃焼(加熱量)を正しく制御することができず、設定温度からずれた状態で給湯が継続されることがある。特に、出湯温度センサー26は、出湯栓5から流出してユーザーが触れる湯の温度に近い温度を検知しており、給水温度センサー21や熱交温度センサー24に比べて、中間故障の検出が重要とされる。
そこで、本実施例の連結給湯システム1では、システムコントローラ50が3台の給湯器10a〜10cの各々の給湯コントローラ30から各種の温度センサー21,24,26の検知温度を取得することが可能になっており、各種の温度センサー21,24,26の中間故障などの異常を検知するために、システムコントローラ50が以下のような温度センサー異常検出処理を実行している。
図3は、本実施例のシステムコントローラ50が実行する温度センサー異常検出処理のフローチャートである。この温度センサー異常検出処理は、所定周期で定期的に、あるいはユーザーによって所定の開始操作が行われると実行される。温度センサー異常検出処理では、まず、3台の給湯器10a〜10cの何れかで加熱中(バーナ12で燃焼中)であるか否かを判断する(STEP100)。そして、3台の給湯器10a〜10cの何れも加熱中ではない場合は(STEP100:no)、そのまま続いて、後述する異常給湯器特定処理を実行する(STEP120)。
一方、3台の給湯器10a〜10cの何れかが加熱中である場合は(STEP100:yes)、加熱中の給湯器10について、同じ位置の温度センサー同士で検知温度を比較する(STEP102)。前述したように給湯器10内には、給水温度センサー21、熱交温度センサー24、出湯温度センサー26の3つの温度センサーが設置されており、それぞれ検知する温度(給水温度、熱交温度、出湯温度)が異なっている。STEP102の処理では、給水温度センサー21同士の検知温度、熱交温度センサー24同士の検知温度、出湯温度センサー26同士の検知温度をそれぞれ比較する。また、3台の給湯器10a〜10cのうち加熱中の給湯器10が2台であれば2台で比較し、3台であれば3台で比較するが、1台である場合は、2台以上になるまで待機する。尚、熱交温度センサー24および出湯温度センサー26に関しては、加熱(バーナ12での燃焼)を開始してから所定の昇温時間(例えば10秒)が経過して温度が安定した後に、検知温度を比較するようになっている。
こうして各種の温度センサー21,24,26の種類毎に検知温度を比較したら、互いの温度差(絶対値)に所定の異常検出値(本実施例では7度)以上離れたものがあるか否かを判断する(STEP104)。前述したように本実施例の3台の給湯器10a〜10cは、基本的には全て同様の仕様であるため、加熱中の給湯器10について比較すると、同じ位置の温度センサーで検知される温度は、ほぼ一致するはずである。そして、互いの温度差が何れも異常検出値未満である場合は(STEP104:no)、加熱中の給湯器10の中に、温度センサーに中間故障などの異常がある給湯器(以下、異常給湯器)10xは含まれていないと判断して、そのまま図3の温度センサー異常検出処理を終了する。
一方、互いの温度差に異常検出値以上離れたものがある場合は(STEP104:yes)、加熱中の給湯器10の中に異常給湯器10xが含まれていると判断して、ユーザーに向けてエラーの報知を行う(STEP108)。尚、エラーの報知は、異常給湯器10xがあることを示す所定のエラー表示を表示部(図示せず)で行うこととしてもよいし、所定の報知音を出力することとしてもよい。また、異常給湯器10xがあると判断する本実施例のシステムコントローラ50は、本発明の「判断手段」に相当している。
続いて、STEP104の処理で3台の給湯器10a〜10cについて比較したか否かを判断し(STEP110)、3台の給湯器10a〜10cで比較していた場合は(STEP110:yes)、次に、出湯温度センサー26に異常があるか否か、すなわち、出湯温度センサー26同士の検知温度を比較して温度差が異常検出値以上であったか否かを判断する(STEP112)。そして、出湯温度センサー26に異常はなく、給水温度センサー21または熱交温度センサー24に異常がある場合は(STEP112:no)、他の2台との温度差が何れも異常検出値以上である給湯器10を異常給湯器10xとして特定する(STEP114)。尚、異常給湯器10xを特定する本実施例のシステムコントローラ50は、本発明の「特定手段」に相当している。
例えば、給湯器10aと給湯器10bとの給水温度センサー21の温度差が異常検出値以上であり、給湯器10aと給湯器10cとの給水温度センサー21の温度差が異常検出値以上であり、給湯器10bと給湯器10cとの給水温度センサー21の温度差が異常検出値未満である場合は、他の2台との温度差が何れも異常検出値以上である給湯器10aを異常給湯器10xとして特定する。こうして異常給湯器10xを特定したら、特定した異常給湯器10xをユーザーに向けて報知する(STEP116)。尚、異常給湯器10xの報知は、表示によって行ってもよいし、音声によって行ってもよい。
一方、STEP110の判断において、2台の給湯器10について比較していた場合や(STEP110:no)、STEP112の判断において、出湯温度センサー26に異常がある場合は(STEP112:yes)、加熱中の給湯器10の加熱を停止して(STEP118)、以下の異常給湯器特定処理を実行する(STEP120)。尚、前述したように、温度センサー異常検出処理の開始直後のSTEP100の判断において、3台の給湯器10a〜10cの何れも加熱中ではない場合は(STEP100:no)、上述のSTEP102〜STEP118の処理を省略して、STEP120の異常給湯器特定処理を実行する。
図4は、温度センサー異常検出処理の中で実行される異常給湯器特定処理のフローチャートである。異常給湯器特定処理では、まず、加熱を停止したままの状態で対象の給湯器10について給水サーボ弁23を開弁することで通水する(STEP130)。尚、対象の給湯器10とは、STEP118の処理で加熱を停止させた給湯器10、あるいはSTEP100の判断において何れの給湯器10も加熱中ではない場合は全ての給湯器10である。また、前述したように本実施例の連結給湯システム1では、循環配管7によって給水配管2と出湯配管3とが接続されており、出湯栓5が開栓されなくても、循環ポンプ8を駆動することで給湯器10に通水することが可能である。
続いて、給湯器10への通水の開始から所定の冷却時間が経過したか否かを判断する(STEP132)。この冷却時間は、加熱を停止したまま通水によって、給水温度センサー21、熱交温度センサー24、出湯温度センサー26の各位置を流れる水の温度が均一になる時間(すなわち、熱交温度および出湯温度が給水温度まで冷却される時間)に設定されている。そして、冷却時間が未だ経過していない場合は(STEP132:no)、冷却時間が経過するまで待機する。尚、本実施例の冷却時間は、本発明の「所定時間」に相当している。
その後、冷却時間が経過した場合は(STEP132:yes)、給湯器10に搭載された各種の温度センサー21,24,26の検知温度を給湯器10毎に比較する(STEP134)。前述したように給湯器10内には、給水温度センサー21、熱交温度センサー24、出湯温度センサー26の3つの温度センサーが設置されており、それぞれ異なる位置の温度(給水温度、熱交温度、出湯温度)を検知する。STEP134の処理では、検知された給水温度と熱交温度と出湯温度とを給湯器10毎に比較する。
こうして給湯器10毎に各種の温度センサー21,24,26の検知温度を比較したら、互いの温度差が所定の異常特定値(例えば7度)以上である給湯器10が含まれているか否かを判断する(STEP136)。前述したように、加熱を停止したまま所定の冷却時間に亘って通水しているので、各種の温度センサー21,24,26で検知される温度(給水温度、熱交温度、出湯温度)は均一になっているはずである。そして、温度差が異常特定値以上である給湯器10が含まれていない場合は(STEP136:no)、そのまま図4の異常給湯器特定処理および図3の温度センサー異常検出処理を終了する。尚、STEP100の判断において何れの給湯器10も加熱中ではない場合に異常給湯器特定処理が実行されると、異常給湯器10xが含まれていない(全ての給湯器10が正常である)ことがある。
一方、温度差が異常特定値以上である給湯器10が含まれている場合は(STEP136:yes)、温度差が異常特定値以上である該当の給湯器10を異常給湯器10xとして特定する(STEP138)。そして、特定した異常給湯器10xをユーザーに向けて報知すると(STEP140)、図4の異常給湯器特定処理を終了して、図3の温度センサー異常検出処理に復帰する。尚、異常給湯器10xを特定する本実施例のシステムコントローラ50は、本発明の「特定手段」に相当している。
以上のようにして異常給湯器10xを特定すると、特定した異常給湯器10xについては、通水(給水サーボ弁23の開弁)および加熱(バーナ12での燃焼)を禁止する処理を行う(STEP122)。一方、異常給湯器10xを除く他の正常な給湯器10については、通水および加熱を復帰させる処理を行うと(STEP124)、図3の温度センサー異常検出処理を終了する。尚、正常な給湯器10について通水および加熱を復帰させる本実施例のシステムコントローラ50は、本発明の「復帰手段」に相当している。
以上に説明したように本実施例の連結給湯システム1では、互いに並列に連結された3台の給湯器10a〜10cのうち加熱中の給湯器10について、同じ位置の温度センサー同士で検知温度を比較するようになっている。すなわち、給水温度センサー21同士の検知温度、熱交温度センサー24同士の検知温度、出湯温度センサー26同士の検知温度のそれぞれを加熱中の給湯器10について比較すると、同じ位置の温度センサーで検知される温度は、ほぼ一致するはずなので、互いの温度差に異常検出値以上離れたものがあることに基づいて、加熱中の給湯器10の中に異常給湯器10xが存在する(何れかの給湯器10で温度センサーの中間故障が生じている)と判断することができる。その結果、連結給湯システム1による給湯を継続しながら(給湯器10の加熱を停止させなくても)、システム内に異常給湯器10xがあることを検出することが可能となる。
また、3台以上(本実施例では3台)の給湯器10について比較していれば、異常給湯器10xでは、比較した温度差が異常検出値以上である他の給湯器10の台数が最多となる(本実施例では、他の2台の給湯器10との温度差が何れも異常検出値以上である)可能性が高い。そのため、温度差が異常検出値以上である他の給湯器10の台数に基づいて異常給湯器10xの特定を行うことにより、給湯器10の加熱を停止させることなく簡易的に異常給湯器10xを特定することが可能となる。
また、異常給湯器10xがあると検出した場合に、加熱を停止したまま給湯器10に通水して所定の冷却時間が経過した後は、給湯器10内の各種の温度センサー21,24,26で検知される温度は均一になっているはずなので、給湯器10毎に各種の温度センサー21,24,26の検知温度を比較した温度差が異常特定値以上であることに基づいて、該当する給湯器10を異常給湯器10xとして特定することができる。このように異常給湯器10xの存在を検出したときとは、検知温度を比較する状況を変える(加熱を停止する)と共に、検知温度を比較する対象を変える(給湯器10毎の各種の温度センサー21,24,26を比較する)ことにより、異常給湯器10xを特定する精度の向上を図ることができる。
そして、本実施例の連結給湯システム1では、給湯器10に搭載された各種の温度センサー21,24,26のうち、給水温度センサー21および出湯温度センサー26に関しては、給湯器10の加熱を停止させることなく、比較した温度差が異常検出値以上である他の給湯器10の台数に基づいて異常給湯器10xを特定するのに対して、出湯温度センサー26に関しては、加熱を停止したまま所定の冷却時間に亘って通水した後で、給湯器10毎に各種の温度センサー21,24,26の検知温度を比較することによって異常給湯器10xを特定するようになっている。前述したように出湯温度センサー26は、出湯栓5から流出してユーザーが触れる湯の温度に近い温度を検知するので、給水温度センサー21や熱交温度センサー24に比べて特に重要である。そこで、温度センサーの重要性に応じて異常給湯器10xの特定方法を変えることにより、給水温度センサー21および出湯温度センサー26に関しては簡易的に異常給湯器10xを特定し、出湯温度センサー26に関しては異常給湯器10xを特定する精度を高めることができる。
さらに、本実施例の連結給湯システム1では、異常給湯器10xを特定したら、その異常給湯器10xについては通水および加熱を禁止した状態で、異常給湯器10xを除く他の正常な給湯器10については通水および加熱を復帰させるようになっている。これにより、仮に異常給湯器10xが生じても、連結給湯システム1全体を停止することなく、異常給湯器10xを除いて連結給湯システム1による給湯を継続することができる。
以上、本実施例の連結給湯システム1について説明したが、本発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
例えば、前述した本実施例の連結給湯システム1では、3台の給湯器10a〜10cが並列に連結されていたが、給湯器10の台数は、複数であれば3台に限られず、2台であってもよいし、4台以上であってもよい。
また、前述した本実施例の連結給湯システム1は、湯を循環させて保温することが可能な即時給湯タイプであるものとして説明したが、即時給湯タイプに限られず、出湯栓5の開栓に伴って給水配管2内に水の流れが生じると、給湯器10のバーナ12で燃焼を開始するタイプであってもよい。この場合は、前述したSTEP130の処理において対象の給湯器10に通水するために、出湯栓5が開栓されなくても出湯配管3から自動的に水を排出するための排出弁を設けておけばよい。
また、前述した実施例の連結給湯システム1では、システムコントローラ50と、各給湯器10の給湯コントローラ30とを別体に設けていたが、システムコントローラ50の機能を、何れかの給湯器10の給湯コントローラ30に包含してもよい。
また、前述した実施例では、出湯温度センサー26については給水温度センサー21や熱交温度センサー24に比べて特に重要視して、異常給湯器10xの特定方法を変えていたが、もちろん、給水温度センサー21や熱交温度センサー24についても出湯温度センサー26と同様の方法で異常給湯器10xの特定精度を高めてもよい。さらに、各種の温度センサー21,24,26の何れについても、前述した2種類の特定方法の両方で二重にチェックすることによって、異常給湯器10xの特定精度を一層高めることが可能である。
また、前述した実施例では、異常給湯器10xを特定した後に、異常給湯器10xを除く他の給湯器10の通水および加熱を復帰させるようになっていた。しかし、加熱中の給湯器10の中に異常給湯器10xがあると判断した場合に、判断対象となった加熱中の給湯器10(異常給湯器10xの疑いがある給湯器10)を除いて、判断対象となっていない残りの給湯器10で通水および加熱を復帰させてもよい。例えば、5台の給湯器10が並列に連結された連結給湯システム1において、加熱中の2台の給湯器10の中に異常給湯器10xがあると判断した場合には、異常給湯器10xの疑いがある加熱中の2台の給湯器10については通水および加熱を禁止する処理を行い、加熱中ではなかった3台の給湯器10の中から通水および加熱を復帰させる処理を行ってもよい。このようにすれば、異常給湯器10xを特定する前であっても、異常給湯器10xの疑いがある給湯器10を除いて連結給湯システム1による給湯を継続することができる。
1…連結給湯システム、 2…給水配管、 3…出湯配管、
4…出湯栓、 5…逆止弁、 6…流量センサー、
7…循環配管、 8…循環ポンプ、 10…給湯器、
11…燃焼室、 12…バーナ、 13…ガス配管、
14…元弁、 15…比例弁、 16…燃焼ファン、
17…点火プラグ、 18…フレームロッド、 19…熱交換器、
20…排気筒、 21…給水温度センサー、 22…流量センサー、
23…給水サーボ弁、 24…熱交温度センサー、 25…バイパス管、
26…出湯温度センサー、 30…給湯コントローラ、
50…システムコントローラ。

Claims (3)

  1. 複数の給湯器が並列に連結された連結給湯システムにおいて、
    前記複数の給湯器の各々は、前記給湯器の配管内を流れる水を加熱して湯を生成する加熱手段と、前記配管内の温度を検知する温度センサーとを有し、
    前記加熱手段によって加熱が行われている前記複数の給湯器について、前記温度センサーの検知温度を比較し、互いの温度差に所定の異常検出値以上離れたものがあると、前記加熱手段によって加熱が行われている前記複数の給湯器の中に、前記温度センサーに異常が生じている異常給湯器があると判断する判断手段を備え
    前記複数の給湯器の各々は、前記温度センサーとして、互いに前記配管の異なる位置で温度を検知する複数の温度センサーを有しており、
    前記判断手段は、前記複数の温度センサーのうち同じ位置の温度センサー同士で検知温度をそれぞれ比較して、前記異常検出値以上離れた前記温度差があると、前記加熱手段によって加熱が行われている前記複数の給湯器の中に前記異常給湯器があると判断し、
    前記判断手段によって前記異常給湯器があると判断された場合に、前記複数の給湯器の前記加熱手段による加熱の停止後に前記配管に通水された状態で所定時間が経過すると、前記給湯器毎に比較した前記複数の温度センサーの互いの検知温度に、所定の異常特定値以上の隔たりがある給湯器を前記異常給湯器として特定する特定手段を更に備える
    ことを特徴とする連結給湯システム。
  2. 請求項1に記載の連結給湯システムにおいて、
    前記複数の給湯器の各々は、前記複数の温度センサーとして、前記給湯器から流出する湯の温度を検知する出湯温度センサーを含み、
    前記特定手段は、
    前記判断手段によって前記出湯温度センサー同士の比較に基づいて前記異常給湯器があると判断された場合には、前記複数の給湯器の前記加熱手段による加熱の停止後に前記配管に通水された状態で前記所定時間が経過すると、前記給湯器毎に比較した前記複数の温度センサーの互いの検知温度に、前記異常特定値以上の隔たりがある給湯器を前記異常給湯器として特定し、
    前記判断手段によって前記出湯温度センサー以外の前記温度センサー同士の比較に基づいて前記異常給湯器があると判断された場合には、3台以上の複数の前記給湯器について前記温度センサーの検知温度を比較できれば、一の給湯器に対して前記温度差が前記異常検出値以上である他の給湯器の台数に基づき、前記複数の給湯器の中で該台数が最多である一の給湯器を前記異常給湯器として特定する
    ことを特徴とする連結給湯システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の連結給湯システムにおいて、
    前記判断手段によって前記異常給湯器があると判断された場合に、前記特定手段によって特定された前記異常給湯器の前記配管への通水および前記加熱手段による加熱を停止させた状態で、該異常給湯器を除く他の給湯器について、前記配管への通水および前記加熱手段による加熱を復帰させる復帰手段を備えることを特徴とする連結給湯システム。
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