JP5796772B2 - 給湯システム - Google Patents
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Description
また、メイン給湯器のCOセンサが信頼性の乏しい所定の状況にある場合には、このメイン給湯器のバーナの燃焼駆動が阻止され、安全性が担保される。一方、そのような状況下であっても、給湯先には、メイン給湯器を経由した非加熱の湯水の供給が可能である。したがって、仮に、サブ給湯器が通水不能な状態にあったとしても、システム全体としての通水性を確保し、断水状態を生じさせないようにすることができる。
ナの燃焼駆動が防止された状態にあるときには、給湯補完要求を受けたとしても、このサブ給湯器の流水路は通水状態にはならないため、やはり給湯温度が不当に低下する不具合が防止される。
共用のものとされている必要はなく、たとえば2本の給水管が2つの給湯器B1,B2のそれぞれに個別に接続されていてもよい。
ただし、COセンサSaについてのドリフトチェック処理のうち、給湯器Bの設置後に初めて実行されるCOセンサSaについてのドリフトチェック処理が未完了の場合には、バーナ11が燃焼駆動しないように構成されている。また、COセンサSaについての所定の異常検出(たとえば、断線、回路故障など)があった場合において、その異常が解消した後に初めて実行されるドリフトチェック処理が未完了である場合にも、前記同様に、バーナ11が燃焼駆動しないようにされている。なお、COセンサSaの異常検出があった場合には、安全のためにバーナ11の燃焼駆動が強制的に停止される仕様となっている。この場合、給湯システムAの運転をオフ状態として、前記の異常状態を解消する作業を完了すれば、その後に給湯システムAを再度運転オン状態に復帰させることとなる。異常検出後に初めて実行されるドリフトチェック処理とは、そのような復帰動作を終えた後に初めて実行されるドリフトチェック処理である。
また、「ドリフトチェック処理が未完了」とは、ドリフトチェック処理が未だ開始されていない場合と、ドリフトチェック処理が開始されてはいるものの、その処理が未だ途中段階にある場合との双方を含む。制御部Cは、前記したようなバーナ11の駆動制御に加え、バルブV1,V2を利用した流水路2の通水制御をも実行する。ただし、その詳細については、後述する。
完要求は、メイン給湯器の運転動作のみでは給湯負荷に対応することが困難となる虞を生じたときに出力され、たとえばメイン給湯器内の通水流量が所定値を超えた際に、このメイン給湯器から出力される。メインとサブとの関係は固定されている必要はない。たとえば、所定時間が経過する都度、あるいは給湯運転の累積時間が所定時間に達する都度、メインとサブとの関係が入れ替わるようにすることができる。
なお、以降の説明では、理解の容易のため、給湯器B1をメイン給湯器、給湯器B2をサブ給湯器とする。また、とくに明示しない限り、給湯システムAは、運転オン状態(運転オン・オフ切替え用のリモコンを具備している場合に、このリモコンのスイッチが運転オンとされた状態)である。
おいて、サブ給湯器B2の設置後2回目以降のドリフトチェック処理、あるいはCOセンサSaのエラー検出後における2回目以降のドリフトチェック処理が実行されている最中である場合には、この処理を中断してから、サブ給湯器B2を給湯運転状態とする。このことにより、サブ給湯器B2の給湯運転を迅速に開始することができる。また、ドリフトチェック処理が少なくとも一度なされていれば、COセンサSaの信頼度を比較的高い状態に維持することができるために、前記した2回目以降のドリフトチェック処理を中断したとしても、とくに問題はない。
あるが、これとは異なり、3台あるいはそれ以上の台数の給湯器を組み合わせた構成とすることが可能である。給湯器の台数を多くした場合であっても、それらの基本的な動作制御は、2台のものと同様である。給湯器としては、ガス燃焼式のものに代えて、たとえばオイル燃焼式のものとすることも可能であり、種々の構成とすることができる。
B(B1,B2) 給湯器(B1:メイン給湯器,B2:サブ給湯器)
C(C1,C2) 制御部(ドリフトチェック処理手段)
Sa COセンサ
2 流水路
3 給水管
4 共用の出湯管
11 バーナ
Claims (3)
- 給水管ならびに共用の出湯管に接続された流水路、この流水路を流通する湯水を加熱可能なバーナ、COセンサ、およびこのCOセンサについてのドリフトチェック処理が可能なドリフトチェック処理手段をそれぞれ有する複数の給湯器を備え、
これら複数の給湯器のそれぞれは、前記COセンサについての所定のドリフトチェック処理が未完了であるときには、前記バーナの燃焼駆動が阻止されるように構成されており、
前記複数の給湯器のうち、いずれか1つの給湯器は、所定の給湯開始条件が満たされたときに最初に給湯運転動作を開始するメイン給湯器とされ、かつ他の給湯器は、給湯補完要求を受けたときに給湯運転動作を開始するサブ給湯器とされる、給湯システムであって、
前記サブ給湯器は、前記給湯補完要求を受けたときであっても、前記所定のドリフトチェック処理が未完了である場合には、このサブ給湯器の流水路の通水が阻止されるように構成されており、
前記メイン給湯器は、その流水路に所定量以上の通水があったときに、前記メイン給湯器の設置後に初めて実行される前記COセンサについてのドリフトチェック処理が未完了である場合、または前記COセンサについての所定の異常検出があった場合においてその後に初めて実行される前記COセンサについてのドリフトチェック処理が未完了である場合には、バーナを燃焼駆動させることなく、このメイン給湯器の流水路の通水許容状態を維持するように構成されていることを特徴とする、給湯システム。 - 請求項1に記載の給湯システムであって、
前記所定のドリフトチェック処理は、前記サブ給湯器の設置後に初めて実行される前記COセンサについてのドリフトチェック処理である、給湯システム。 - 請求項1または2に記載の給湯システムであって、
前記所定のドリフトチェック処理は、前記COセンサについての所定の異常検出があった場合において、その後に初めて実行される前記COセンサについてのドリフトチェック処理である、給湯システム。
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