JP2009052813A - 即湯制御装置及びこの即湯制御装置を備えた即湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 熱源の暖房温水の温水供給切換弁に開故障が万一発生したとしても、即湯のための目標温度を超える高温の湯が給湯栓から出湯される事態の発生を防止又は抑制する。
【解決手段】 給湯熱源機3からの主給湯配管40や暖房給湯ヘッダー5からの分岐給湯配管41〜43に対し暖房熱源機2からの温水の往き配管90〜93、戻り配管94〜97を接触させて結束する。給湯ヘッダー部51の温度センサ54の検出温度を監視し、設定給湯温度よりも所定量高温になれば、開故障発生と判定して故障表示と共に給湯熱源機の流量調整弁を全閉切換作動させる。リモコン81の運転スイッチOFF、暖房燃焼停止及び温度センサの検出温度の低下を条件に解除する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給湯栓を開けば熱源機からの湯が給湯栓まで流れてくるのを待つことなしに給湯栓から直ぐに出湯(即湯)して湯が利用し得るように構成された即湯システムを対象にして即湯制御を実行する即湯制御装置に関し、特に即湯を実現するために給湯配管を液−液熱交換により加温する熱源である暖房温水の供給を開閉切換する弁に開故障が発生した場合の対策に係る。
従来、即湯システムとして、給湯熱源機から給湯栓まで延びる給湯配管に対し往きと戻りとの循環配管を添わせるように組み合わせ、その循環配管に対し、温水循環式の暖房熱源機からの暖房用温水を熱源として循環供給させるようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−317092号公報
ところで、上記文献で提案されたものは、給湯熱源機から給湯栓までの給湯配管内に滞留している湯水に対し熱源である暖房温水を循環供給し、互いに接触させた循環配管及び給湯配管を介した伝熱により液−液熱交換させることにより、給湯配管内の湯水を加温して所定温度に維持させておき、給湯栓が開かれれば即座にその加温された湯が出湯されるようにしたものである。つまり、加温対象が給湯配管内に滞留状態にあるため、熱源の暖房温水を循環供給し続けると本来の目的以上の高温にまで加温されてしまうため、間欠的に循環供給するという即湯制御を行うことにより、給湯配管内の滞留湯水が一定温度の加温状態に維持されるようにしている。
しかしながら、暖房温水の循環供給を開閉切換する弁に特に開故障(閉作動制御しても開き放しになってしまうという故障)が生じた場合には、暖房熱源機の暖房運転が継続している限り暖房温水が循環供給され続けることになり、この結果、給湯配管内の滞留湯水が本来の目的以上の高温にまで加温されてしまうという不都合が生じることになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、熱源である暖房温水の循環供給を開閉切換するための弁に開故障が万一発生したとしても、即湯のための目標温度を超える高温の湯が給湯栓から出湯されるという事態の発生を防止又は抑制し得る即湯制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、給湯熱源機から給湯栓まで給湯するための給湯配管に対し、暖房熱源機から熱媒供給切換弁を介して熱媒を循環供給する循環配管を添わせ、熱媒供給切換弁の開閉切換制御により熱媒を循環配管に循環供給させることにより熱媒を熱源として給湯運転停止中の給湯配管内の湯水を液−液熱交換により加温して所定の目標温度に維持する即湯制御装置を対象にして、次の特定事項を備えることとした。すなわち、上記循環配管が添わされた給湯配管内の湯水の温度を検出する温度検出手段と、上記熱媒供給切換弁が開故障状態に陥ったことを検出して故障対応制御を実行する故障対応制御部とを備える。そして、上記故障対応制御部として、上記温度検出手段による検出温度を監視し、この検出温度が上記目標温度を基準にして所定以上高温側に変動すれば上記熱媒供給切換弁が開故障状態に陥ったと故障判定し、この故障判定により給湯熱源機に設けられている流量調整手段を出湯停止又は微小流量に絞るよう切換作動する故障処理を実行する構成とした(請求項1)。
本発明の場合、熱媒供給切換弁が開故障状態に陥ると、給湯配管内の滞留湯水の加温を目標温度に維持させるために、熱媒の循環供給を一旦停止すべく熱媒供給切換弁を閉作動したとしても、開き放しとなって熱媒の循環供給が継続されることになる。このため、給湯配管内の湯水が目標温度を超えて加温されることになるため、上記の温度検出手段の検出温度の高温側変動を監視・検出することにより、熱媒供給切換弁に開故障状態が発生したと判定し得ることになる。そして、この故障判定に基づいて故障処理が実行されて給湯熱源機側の流量調整手段が出湯停止又は微小流量に絞られるため、ユーザが給湯栓をたとえ開いたとしても、給湯が阻止又は抑制されることになる。これにより、熱媒供給切換弁の開故障に起因する高温出湯を防止又は抑制し得ることになる。
本発明においては、報知手段をさらに備えるようにし、上記故障対応制御部における故障処理として、上記報知手段により故障表示を行う構成とすることができる(請求項2)。このようにすることにより、ユーザに対し開故障の発生を報知して交換等の修理対応を促すことが可能となる。
又、上記故障対応制御部として、上記温度検出手段による検出温度が上記目標温度を基準として温度低下すれば、上記故障処理を解除する解除処理を開始する構成とすることができる(請求項3)。熱媒供給切換弁が交換等の修理によって開故障が解消し閉作動可能となれば、熱媒の循環供給も停止されるため、上記検出温度も低下する。そして、この温度低下が目標温度を基準とする温度低下量となれば、故障処理を解除して通常の即湯制御及び通常の給湯使用を可能とし得ることになる。
さらに、上記給湯配管の構成として、給湯熱源機から暖房給湯ヘッダーまで連通接続される主給湯配管と、上記暖房給湯ヘッダーにより2以上に分岐されてそれぞれ給湯栓まで連通接続される2以上の分岐給湯配管とを備えて構成し、温度検出手段として上記暖房給湯ヘッダーの給湯ヘッダー部内の湯水の温度を検出するように設けられたものとすることができる(請求項4)。複数の給湯先に対し給湯可能としつつ、それぞれの分岐給湯配管内の湯水についても即湯のために事前に加温しておくことが可能となる一方、このような構成においても給湯ヘッダー部に設けた温度検出手段によって本発明の故障対応制御が確実に実行されることになる。
以上の即湯制御装置を備えた即湯システムでは、出湯量の流量調整手段を有する給湯熱源機と、熱媒循環式の暖房熱源機と、上記給湯熱源機から給湯栓まで配管された給湯配管と、この給湯配管に対し上記暖房熱源機から熱媒供給切換弁を介して熱媒を循環供給する循環配管であって給湯配管内の湯水と液−液熱交換可能に添わせた熱媒の循環配管と、上記の請求項1〜請求項4のいずれかに記載の即湯制御装置とを備えるようにすればよい(請求項5)。この即湯システムでは、以上の即湯制御装置に基づく作用を確実に得られることになる。
以上、説明したように、請求項1〜請求項4のいずれかの即湯制御装置によれば、熱媒供給切換弁が開故障状態に陥ったとしても、故障対応制御部による温度検出手段からの検出温度の監視によってその開故障状態の発生を的確に判定することができ、この故障判定に基づいて故障処理が実行されるため、ユーザが給湯栓をたとえ開いたとしても、給湯が阻止又は抑制されて、熱媒供給切換弁の開故障に起因する高温出湯を確実に防止又は抑制することができる。
特に、請求項2によれば、熱媒供給切換弁の開故障発生を報知手段によりユーザに報知させることができ、ユーザに対し交換等の修理対応を促すことができる。
請求項3によれば、熱媒供給切換弁が開故障状態に陥って故障処理を実行したとしても、その熱媒供給切換弁が交換等の修理によって開故障が解消し閉作動可能となれば、温度検出手段による検出温度に基づいてその故障処理を解除して通常の即湯制御及び通常の給湯使用に復帰させることができる。
請求項4によれば、複数の給湯先に対し給湯可能としつつ、それぞれの分岐給湯配管内の湯水についても即湯のために事前に加温しておくことができる即湯システムにおいても、給湯ヘッダー部に設けた温度検出手段からの検出温度によって、本発明の故障対応制御を確実に実行することができる。
一方、請求項5の即湯システムでは、以上の即湯制御装置に基づく効果を確実に得ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る即湯制御装置及びこれを適用した即湯システムを示す。同図中、符号1は熱源機であり、この熱源機1は熱媒循環式の暖房熱源機2と給湯熱源機3とを同じハウジング内に併設して一体式に構成したものである。このような熱源機1は熱媒循環式暖房機能付きの給湯器、あるいは、給湯機能付きの熱媒循環式暖房機ともいわれる。なお、これに限らず、暖房熱源機2と、給湯熱源機3とが互いに独立に構成されたものを備えた即湯システムであってもよい。本実施形態の即湯システムは、上記の給湯熱源機3から主給湯配管40を通して暖房即湯ヘッダー5に給湯した後、この暖房即湯ヘッダー5で分岐された分岐給湯配管41,42,43を通して種々の給湯栓61,62,63に対し給湯を分岐供給するようになっている。そして、上記の主給湯配管40や各分岐給湯配管41,42,43に対し暖房熱源機2からの熱媒(例えば温水;以下「温水」という)を循環供給するようにしたものである。上記の主給湯配管40や分岐給湯配管41,42,43が給湯配管4を構成する。以下、詳細に説明する。
上記暖房熱源機2は、その詳細構成を図2に例示するように、膨張タンク21と、循環ポンプ22と、燃焼バーナ23と、熱交換器24と、熱動弁付きの暖房往きヘッダー25と、暖房戻りヘッダー26とを備え、各種の放熱器に対し熱媒を循環供給するように構成されたものである。そして、循環供給する放熱器に応じて高温水(例えば80度の温水)と、低温水(例えば60度の温水)との2種類の温度の温水を循環供給し得るようになっている。
上記放熱器が高温水を必要とする例えば浴室乾燥機71であると、循環ポンプ22を作動する一方、燃焼バーナ23を燃焼作動させ、膨張タンク21内の熱媒を戻り路27を通して熱交換器24に送り、燃焼バーナ23の燃焼熱により熱交換加熱して所定の高温度まで昇温させた熱媒を高温往き路28及び機外の高温往き配管72を通して浴室乾燥機71に供給する。この浴室乾燥機71で放熱して低温となった熱媒は戻り配管73を通して暖房戻りヘッダー26に戻され、ついで膨張タンク21に戻される。以後、これが繰り返されて浴室乾燥機71に対し高温度の熱媒が循環供給され、これに伴い、膨張タンク21に放熱後の熱媒が戻されることになる。
又、上記放熱器が低温熱媒を必要とする例えば床暖房機74であると、暖房往きヘッダー25の上記床暖房機74に対応する熱動弁を開け上記循環ポンプ22を作動することにより、上記膨張タンク21内の低温度の熱媒がそのまま低温往き路29,暖房往きヘッダー25及び低温往き配管75を通して床暖房機74に供給される。そして、床暖房機74で放熱された後の値の熱媒が戻り配管76及び暖房戻りヘッダー26を通して膨張タンク21に戻されることになる。なお、図2には低温度の熱媒の循環供給を受ける放熱器として1つの床暖房機74だけが図示されているが、他にも別の部屋の床暖房機等が低温度の熱媒の循環供給を受けるように暖房往きヘッダー25等の分岐数だけ接続可能となっている。
上記の暖房往きヘッダー25は、上記低温往き路29の下流端と接続される入側接続口と、所定の分岐数と同数の出側接続口と、この出側接続口の手前位置に個別に介装された温水供給切換弁(熱媒供給切換弁)としての熱動弁とを備え、入り側接続口から流入する温水を熱動弁が開状態にされている出側接続口に流出させるようになっている。又、上記の暖房戻りヘッダー26は所定数の入側接続口と、膨張タンク21に戻す側の出側接続口とを備えたものであり、各入側接続口から戻された温水を合流させて出側接続口から膨張タンク21に戻すようになっている。なお、以上の暖房往きヘッダー25の不使用の出側接続口や、暖房戻りヘッダー26の不使用の入側接続口には閉止栓が連結されて閉止されるようになっている。
上記給湯熱源機3は、給水路31と、燃焼バーナ32と、熱交換器33と、出湯路34とを備えたものであり、給水路31により給水された水が熱交換器33を通過する間に燃焼バーナ32からの燃焼熱により熱交換加熱され、所定温度に昇温された湯が出湯路34に出湯されるようになっている。上記給水路31には入水流量センサ35が介装され、上記出湯路34には給湯温度センサ36と全閉機能付きの流量調整弁37が介装されている。そして、出湯路34の下流端の出湯接続口341には上記の主給湯配管40の上流端が接続されている。この給湯熱源機3では、いずれかの給湯栓61,62,63が開かれて入水流量センサ35により最低作動流量以上の流量が検出されると熱源機コントローラ8による給湯運転制御が開始され、給湯温度センサ36からの検出温度等に基づく燃焼制御等が行われ、これにより、給湯栓61,62,63への給湯温度が例えばリモコン81に入力設定された設定給湯温度になるようにされている。なお、リモコン81としては図1又は図2に1つのみ図示するが、2以上配設されていてもよい。例えば給湯栓61が台所カランであれば台所に、給湯栓62が洗面カランであれば洗面所に、あるいは、給湯栓63が風呂カランもしくはシャワーカランであれば風呂場に、それぞれリモコン81を設置するようにしてもよい。
上記暖房即湯ヘッダー5は、図3にも示すように給湯ヘッダー部51と、温水往きヘッダー部52と、温水戻りヘッダー部53とが、例えば鋳造又は合成樹脂により一体に形成されたものである。給湯ヘッダー部51は上記主給湯配管40の下流端が連通接続される1つの入口510と、この入口510に連通する所定の分岐数(図例では3つ)と同数の出口511,512,513を備え、温水往きヘッダー部52も同様に後述の温水往き配管90の下流端が連通接続される1つの入口520と、この入口520に連通する上記分岐数と同数の出口521,522,523を備え、温水戻りヘッダー部53は上記分岐数と同数の入口531,532,533と、これら各入口531,532,533と連通する1つの出口534とを備えている。そして、上記給湯ヘッダー部51の入口510に主給湯配管40の下流端が連通接続され、分岐給湯配管41の上流端が出口511に、分岐給湯配管42の上流端が出口512に、分岐給湯配管43の上流端が出口513に、それぞれ連通接続されている。
又、上記温水往きヘッダー部52の入口520には、暖房往きヘッダー25のある一つの熱動弁251(図2参照)及び接続口に接続された温水往き配管90の下流端が連通接続され、第1温水循環配管の往き配管部91の上流端が出口521に、第2温水循環配管の往き配管部92の上流端が出口522に、第3温水循環配管の往き配管部93の上流端が出口523に、それぞれ連通接続されている。そして、第1温水循環配管の往き配管部91の下流端が給湯栓61の直近又は近傍位置まで分岐給湯配管41に添って延ばされた後に折り返され、以後、戻り配管部94となって分岐給湯配管41に添って暖房給湯ヘッダー5まで戻されて温水戻りヘッダー部53の入口531に連通接続されている。同様に、第2温水循環配管の往き配管部92の下流端が給湯栓62の直近位置まで分岐給湯配管42に添って延ばされた後に折り返され、以後、戻り配管部95となって分岐給湯配管42に添って暖房給湯ヘッダー5まで戻されて温水戻りヘッダー部53の入口532に連通接続されている。加えて、第3温水循環配管の往き配管部93の下流端が給湯栓63の直近位置まで分岐給湯配管43に添って延ばされた後に折り返され、以後、戻り配管部96となって分岐給湯配管43に添って暖房給湯ヘッダー5まで戻されて温水戻りヘッダー部53の入口533に連通接続されている。そして、温水戻りヘッダー部53の出口534には温水戻り配管97の上流端が連通接続され、この温水戻り配管97の下流端は暖房戻りヘッダー26のある1つの接続口に連通接続されている。
以上の主給湯配管40は上記の温水往き配管90及び温水戻り配管97と共に3本まとめて1本に組み付けられ、又、各分岐給湯配管41,42,43も、上記の往き配管部91,92,93及び戻り配管部94,95,96と共にそれぞれ3本まとめて1本に組み付けられている。例えば、図4に示すように、主給湯配管40に対し温水往き配管90及び温水戻り配管97が接触されて伝熱可能なように3本まとめて例えばアルミニウムテープ901により結束されて組み付けられ、さらに、その外周囲に保護筒902が被せられて断熱等がなされた状態で1本のものとしてまとめられている。同様に、分岐給湯配管41と、往き配管部91及び戻り配管部94との3本が1本に、分岐給湯配管42と、往き配管部92及び戻り配管部95との3本が1本に、分岐給湯配管43と、往き配管部93及び戻り配管部96との3本が1本に、それぞれまとめられている。
以上により、暖房熱源機2の循環ポンプ22及び燃焼バーナ23が熱源機コントローラ8又は後述の即湯コントローラ10により作動された暖房運転中において、暖房往きヘッダー25の対応する熱動弁251が開作動されて温水が温水往き配管90に供給されるという即湯暖房循環が開始されると、温水が温水往き配管90を通して温水往きヘッダー部52に供給され、ついで第1〜第3の各往き配管部91,92,93に分岐供給され、各給湯栓61,62,63近傍で折り返されて各戻り配管94,95,96を流れて温水戻りヘッダー部53に戻され、ここで合流して温水戻り配管97を通して暖房戻りヘッダー26に戻されるというように温水が循環することになる。上記の温水往き配管90、温水往きヘッダー部52、各往き配管部91,92,93、各戻り配管94,95,96、及び、温水戻り配管97が、即湯機能の実現のために給湯配管4を加温する温水(熱媒)の循環配管を構成する。
そして、上記の温水の循環供給が給湯熱源機3での給湯運転停止中、すなわち、主給湯配管40,給湯ヘッダー部51、各分岐給湯配管41,42,43の各内部に給湯用の湯水が残留して滞留している状態で実行されると、まず、主給湯配管40内の湯水が温水往き配管90に供給される温水からの伝熱を受けて加温され、給湯ヘッダー部51内の湯水が温水往きヘッダー部52に供給される温水からの伝熱を受けて加温され、ついで各分岐給湯配管41,42,43内の湯水が往き配管部91,92,93に供給される温水からの伝熱を受けて加温され、以上の加温(液−液熱交換加熱)の分だけ低温となった温水が戻り配管部94,95,96、温水戻りヘッダー部53及び温水戻り配管97を通って戻される間も上記湯水に若干の伝熱を与えることになる。これにより、給湯熱源機3から各給湯栓61,62,63に至るまでの間の経路内に滞留している給湯用の湯水の全てが給湯運転停止中に加温されると共に、上記主給湯配管40内や給湯ヘッダー部51内で加温された湯水の自然対流等により加温域が出湯路34内に沿って上昇して給湯熱源機3内部までも加温されることになる。この際、各分岐給湯配管41,42,43への分岐前の給湯ヘッダー部51内において加温された湯水の温度が、この給湯ヘッダー部51に配設された給湯ヘッダー温度センサ54により検出され、この検出温度が即湯コントローラ10に入力されることになる。
上記即湯コントローラ10は、熱源機コントローラ8と、この熱源機コントローラ8を介して報知手段としてのリモコン81と互いに連係され、熱源機コントローラ8からの暖房熱源機2や給湯熱源機3の運転状況に関する情報を取得しつつ上記給湯ヘッダー温度センサ54の検出温度に基づき即湯運転制御を実行するようになっている。通常は、給湯運転が停止中において即湯運転(即湯暖房循環)を開始させ、まず、対応する熱動弁251を開作動させて温水往き配管90に対し暖房熱源機2から熱源としての温水を前述の如く循環供給させる。そして、給湯ヘッダー温度センサ54からの検出温度を監視し、この検出温度が第1判定温度(例えばリモコン81に入力設定された設定給湯温度)未満であれば、上記の即湯運転を継続する一方、上記検出温度が第1判定温度以上になれば、上記熱動弁251を閉作動させて温水の循環供給を停止させて即湯運転を停止する。検出温度が第1判定温度未満になれば、即湯運転を再開させるというように間欠運転させることにより、主給湯配管40や分岐給湯配管41,42,43内の滞留湯水を上記の設定給湯温度を目標温度にして一定温度に維持し保温するようにする。これにより、いずれかの給湯栓61,62,63がユーザにより開かれると、即座に設定給湯温度の湯が出湯(即湯)されることになる。
一方、即湯コントローラ10では、かかる通常の即湯運転制御と併行して、故障対応制御部によって上記の熱動弁251についての故障対応制御を行うようになっている。すなわち、故障対応制御として、継続して故障監視処理を行いつつ、故障発生時には故障処理及びその解除処理を実行するようになっている。故障監視処理は、上記の熱動弁251に開故障が発生したか否かの検出を継続して行うものであり、これを給湯ヘッダー部51内の滞留湯水が異常な温度上昇をするか否かを継続して監視することにより行う。すなわち、上記の給湯ヘッダー温度センサ54の検出温度が第2判定温度(例えば上記の設定給湯温度+α℃;αは例えば5℃)を超えたか否かの判定を継続して行う。開故障が万一発生したことが検出されれば、即座に故障処理を実行し、その開故障の解消を待って、それまで継続させた故障処理の解除処理を実行するようになっている。
例えば図5のフローチャートの如く、継続して給湯ヘッダー温度センサ54の検出温度が第2判定温度を超えたか否か、つまり設定給湯温度よりも所定温度(α℃)以上の高温度まで異常に温度上昇したか否かの判定を継続し(ステップS1でNO)、もしも異常に温度上昇していれば(ステップS1でYES)、温水供給弁である熱動弁251が開故障に陥っていると判定する(ステップS2)。この故障判定に基づく故障処理として、熱源機コントローラ8を介してリモコン81に設けられた故障表示用のランプもしくはLED等を点灯させてユーザに対し即湯機能用の弁が故障である旨を報知する一方、給湯熱源機3の流量調整弁37(図1又は図2参照)を閉(全閉)切換作動させる(ステップS2)。この流量調整弁37の全閉切換作動により、リモコン81の故障表示にユーザが気付かずにいずれかの給湯栓61,62,63を開いたとしても出湯路34で出湯が遮断され、これにより、設定給湯温度よりも過度に高温の湯が出湯することを回避することができる。そして、上記の故障表示にユーザが気付き、熱動弁251の交換等の修理が行われることになる。
以上の故障判定に基づく故障処理を実行した後、リモコン81の運転スイッチ811がユーザによりOFF操作されたか否かの判定(ステップS3)と、暖房熱源機2の燃焼バーナ23の燃焼(暖房燃焼)が停止されたか否かの判定(ステップS4)とを熱源機コントローラ8からの情報取得により行う。運転スイッチ811がONであり(ステップS3でNO)、暖房燃焼が継続されていれば(ステップS4でNO)、上記の故障処理の状態を維持する一方、運転スイッチ811がOFFにされ(ステップS3でYES)、しかも暖房燃焼が停止されれば(ステップS4でYES)、故障処理解除のための前提条件が整ったと判断して、上記の流量調整弁37の全閉作動状態の解除指令を、熱源機コントローラ8を介して出力する(ステップS5)。なお、このステップでは通常開度までは復帰させずに最低作動流量未満の流れを許容する程度の微小開度まで、あるいは、最低作動流量を超えるものの極めて小流量に留める程度の小開度まで、僅かに開くに止める。そして、給湯ヘッダー温度センサ54の検出温度が下降傾向にあること、又は、所定の第3判定温度(例えば設定給湯温度又はプラス・マイナス2〜3℃)まで温度低下したことが確認されるまで、上記の微小開度を続ける(ステップS6でNO)。ステップS6で検出温度が下降傾向にあること又は第3判定温度までの温度低下が確認されれば(ステップS6でYES)、熱動弁251の開故障は上記の交換等の修理によって解除(復旧)され故障処理の解除条件が完全に整ったと判定して、ステップS2での故障表示を消灯させる(ステップS7)。
上記のステップS5及びステップS6による解除処理は、より安全性を高めるために行うものである。すなわち、熱動弁251の開故障は解除・復旧されたとしても、それまでの温水の循環供給によって主給湯配管40、給湯ヘッダー部51や分岐給湯配管41,42,43内の滞留湯水の温度が設定給湯温度よりも高温に加温された状態にあるおそれがあり、そのまま通常通りの給湯使用を許可すると、ユーザが給湯栓61,62,63を開くことによりその配管内の高温の湯が出湯されることになる。これが、上記の微小開度又は小開度にしばらくの間だけ維持させることにより回避することができるようになる。上記の流量調整弁37を例えば上記の微小開度に維持すると、給湯栓61,62,63がたとえ最低作動流量以上の開度に開かれても、流量調整弁37により通過流量が規制されるため給湯熱源機3の燃焼バーナ32は燃焼せず、上記の主給湯配管40等の配管内の滞留湯水がちょろちょろと給湯栓61,62,63から排出されるに過ぎず、これが排出されると、ステップS6での温度低下が確認されて通常通りの燃焼バーナ32の燃焼作動による給湯使用が可能となる。流量調整弁37が上記の小開度に維持された場合であっても、燃焼バーナ32は一応燃焼作動を開始するものの、出湯流量が極めて限られた小流量に規制されるため、給湯栓61,62,63を開いたとしても、その当初は主給湯配管40等の配管内の滞留湯水が上記と同様にちょろちょろと給湯栓61,62,63から排出されるに過ぎないことになる。以上により、意図しない温度の湯が給湯栓61,62,63から出湯されてしまうことを抑制・防止することができる。
なお、上記のステップS2の故障表示としては、ランプ等の点灯・点滅の他に、リモコン81に備わっている音声回路を用いて音声による故障報知を実行させたり、液晶表示等の表示部に文字情報として故障表示を表示させたりするようにしてもよい。又、ステップS3の運転スイッチ811のOFF操作の確認に代えて、電源スイッチのOFF(電源OFF)の確認を行うようにしてもよい。つまり、運転スイッチOFFや電源スイッチOFFは故障表示リセットのための一つの確認条件に過ぎないからである。さらに、暖房燃焼停止を解除の前提条件にしたのは、少しでも過加温の影響を回避させるためである。従って、故障処理の本格的な解除はステップS6の温度低下が条件となる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、暖房給湯ヘッダー5において、3つの分岐給湯配管41,42,43に分岐させているが、分岐数は適宜変更すればよい。又、暖房給湯ヘッダー5により分岐給湯配管41,42,43として給湯分岐のためだけでなくて、温水往きヘッダー部52及び温水戻りヘッダー部53を利用して暖房用の放熱器への温水供給を分岐させるという暖房用のヘッダーとして利用するようにしてもよい。
又、故障対応制御部による故障対応制御においては、給湯ヘッダー温度センサ54による検出温度に代えて、主給湯配管40の途中に介装した給湯温度センサによる検出温度を用いるようにしてもよい。
上記実施形態では流量調整手段として全閉機能付きの流量調整弁37を用い、故障処理として全閉に切換える処理を行っているが、全閉機能付きではない流量調整弁を用いてもよい。この場合には、上記のステップS2の故障処理として最小開度まで閉切換作動させるようにすればよい。又、流量調整手段としては、出湯路34のみならず、給水路31の側に設けられているものを利用するようにしてもよい。
さらに、熱媒供給切換弁として熱動弁251を示したが、熱動弁以外の開閉切換弁を用いてもよい。
本発明の実施形態を示す模式図である。 図1の熱源機の詳細構成を例示する模式図である。 暖房給湯ヘッダーの詳細構成例を示す拡大斜視図である。 即湯機能を実現させるための給湯配管と温水循環のための配管との組み合わせの構成を示す破断状態の斜視図である。 即湯運転制御における故障対応制御に係るフローチャートである。
符号の説明
1 熱源機
2 暖房熱源機
3 給湯熱源機
4 給湯配管
5 暖房給湯ヘッダー
8 熱源機コントローラ
10 即湯コントローラ(即湯運転制御手段)
37 流量調整弁(流量調整手段)
40 主給湯配管(給湯配管)
41,42,43 分岐給湯配管(給湯配管)
51 給湯ヘッダー部
52 温水往きヘッダー部
53 温水戻りヘッダー部
54 給湯ヘッダー温度センサ(温度検出手段)
61,62,63 給湯栓
81 リモコン(報知手段)
90 温水往き配管(循環配管)
91,92,93 往き配管部(循環配管)
94,95,96 戻り配管部(循環配管)
251 熱動弁(熱媒供給切換弁)

Claims (5)

  1. 給湯熱源機から給湯栓まで給湯するための給湯配管に対し、暖房熱源機から熱媒供給切換弁を介して熱媒を循環供給する循環配管を添わせ、熱媒供給切換弁の開閉切換制御により熱媒を循環配管に循環供給させることにより熱媒を熱源として給湯運転停止中の給湯配管内の湯水を液−液熱交換により加温して所定の目標温度に維持する即湯制御装置において、
    上記循環配管が添わされた給湯配管内の湯水の温度を検出する温度検出手段と、上記熱媒供給切換弁が開故障状態に陥ったことを検出して故障対応制御を実行する故障対応制御部とを備え、
    上記故障対応制御部は、上記温度検出手段による検出温度を監視し、この検出温度が上記目標温度を基準にして所定以上高温側に変動すれば上記熱媒供給切換弁が開故障状態に陥ったと故障判定し、この故障判定により給湯熱源機に設けられている流量調整手段を出湯停止又は微小流量に絞るよう切換作動する故障処理を実行するように構成されている
    ことを特徴とする即湯制御装置。
  2. 請求項1に記載の即湯制御装置であって、
    報知手段をさらに備え、
    上記故障対応制御部は、故障処理として、上記報知手段により故障表示を行うように構成されている、即湯制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の即湯制御装置であって、
    上記故障対応制御部は、上記温度検出手段による検出温度が上記目標温度を基準として温度低下すれば、上記故障処理を解除する解除処理を開始するように構成されている、即湯制御装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の即湯制御装置であって、
    上記給湯配管は、給湯熱源機から暖房給湯ヘッダーまで連通接続される主給湯配管と、上記暖房給湯ヘッダーにより2以上に分岐されてそれぞれ給湯栓まで連通接続される2以上の分岐給湯配管とを備えて構成され、
    温度検出手段は上記暖房給湯ヘッダーの給湯ヘッダー部内の湯水の温度を検出するように設けられている、即湯制御装置。
  5. 出湯量の流量調整手段を有する給湯熱源機と、熱媒循環式の暖房熱源機と、上記給湯熱源機から給湯栓まで配管された給湯配管と、この給湯配管に対し上記暖房熱源機から熱媒供給切換弁を介して熱媒を循環供給する循環配管であって給湯配管内の湯水と液−液熱交換可能に添わせた熱媒の循環配管と、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の即湯制御装置とを備えた、即湯システム。
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