JP6143093B2 - 貯湯給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は貯湯給湯装置に関し、特に貯湯タンクと外部熱源機とを接続する湯水循環回路に貯湯タンクをバイパスするバイパス配管が設けられたものに関する。
従来から、高温水を生成して貯湯し、所望の給湯先に供給可能な貯湯給湯装置が実用に供されている。この種の貯湯給湯装置は、湯水を貯留する為の貯湯タンクを備えたタンクユニットと、貯湯タンク内の湯水を加熱する為の外部熱源機と、タンクユニットと外部熱源機とを接続する湯水循環回路等を備えている。
上記の湯水循環回路は、貯湯タンクの下部から外部熱源機に至る往き側配管と、外部熱源機で加熱された湯水を貯湯タンクの上部に戻す戻り側配管とから閉回路に構成され、循環ポンプの駆動を介して、貯湯タンクの下部から低温の湯水が外部熱源機に送られ、外部熱源機で加熱された高温の湯水が貯湯タンクの上部に戻される。また、戻り側配管から分岐され往き側配管に接続されたバイパス配管が設けられ、往き側配管とバイパス配管との接続部に三方弁が設置された構造のものもある。
ところで、貯湯給湯装置においては、一般的に、定期的なメンテナンス、長期間使用しない場合における貯湯タンク内の湯水の腐敗防止や凍結防止等の為に、貯湯タンクや配管系(回路や通路)から水を外部に排水する水抜きを行う必要がある。この種の貯湯給湯装置の水抜きに関する技術は、以下に示すように種々の文献に開示されている。
例えば、特許文献1の貯湯給湯装置では、貯湯タンク内の湯水を排水する排水モードの実行時に、給湯混合弁を水側全開で排水を行った後に、給湯混合弁をお湯側全開で排水を行うことで、貯湯タンク内の湯水及び配管系の残水を排水し、長期間使用しない場合に冬になっても凍結を防止可能な技術が開示されている。
また、特許文献2の給湯装置では、自動排水モードの開始時に、湯水循環回路に設置された循環ポンプを駆動して、貯湯タンク内の湯水を湯水循環回路に循環させることで貯湯タンク内の湯水を攪拌し、その後循環ポンプを停止して自動排水を行うことで、高温の湯水の排水を防止可能な技術も開示されている。
特許第4294624号公報 特開2011−58658号公報
ところで、特許文献1,2の貯湯給湯装置は、外部熱源機を備えた構造であるので、貯湯タンクと外部熱源機とは湯水循環回路の一部を構成する外部配管で接続されている。しかし、故障・交換等で外部熱源機を取り外す必要が生じた場合、貯湯タンク内に湯水が貯留されている状態で外部熱源機を取り外すと、貯湯タンク内の湯水が外部配管の配管接続部から外部に排水されてしまう。
このため、従来では、貯湯給湯装置の水抜きを実行することで、貯湯タンク内の湯水の排水を行い、この排水が完了してから外部熱源機を取り外していた。しかし、貯湯タンク内の湯水の貯留量は、一般的に膨大な量であるので、作業時間が長時間化するという問題がある。
本発明の目的は、貯湯給湯装置において、貯湯タンクの水抜きをせずに外部熱源機の取り外しが可能なもの、水抜き時に貯湯タンク内の湯水が湯水循環回路を流れるのを防止可能なもの、等を提供することである。
請求項1の貯湯給湯装置は、貯湯タンクを備えたタンクユニットと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する為の外部熱源機と、前記タンクユニットと前記外部熱源機とを接続する湯水循環回路と、この湯水循環回路に設けられた循環手段とを備えた貯湯給湯装置であって、前記湯水循環回路は、前記貯湯タンクの下部から前記外部熱源機に至る往き側配管と、前記外部熱源機で加熱された湯水を前記貯湯タンクの上部に戻す戻り側配管と、前記戻り側配管から分岐され前記往き側配管に接続されたバイパス配管とを備え、前記往き側配管と前記バイパス配管との接続部に三方弁が設置された貯湯給湯装置において、前記タンクユニットの排水を行う為の排水弁と、前記タンクユニットに設けられた各種の弁手段を開放状態又は閉止状態にして排水を行う排水モードを設定する排水モード設定手段とを備え、前記排水モードが設定された場合、前記排水モード設定手段は、所定条件成立する迄、前記三方弁を前記貯湯タンクをバイパスするバイパス側に維持することを特徴としている。
請求項2の貯湯給湯装置は、請求項1の発明において、前記所定条件成立は、前記排水モードが設定されてから所定時間経過した場合であり、前記排水モード設定手段は、前記所定時間経過後に前記三方弁を中立位置に設定することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、タンクユニットの排水を行う為の排水弁と、タンクユニットに設けられた各種の弁手段を開放状態又は閉止状態にして排水を行う排水モードを設定する排水モード設定手段とを備え、排水モードが設定された場合、排水モード設定手段は、所定条件成立する迄、三方弁を貯湯タンクをバイパスするバイパス側に維持するので、排水モード時に、貯湯タンク内の湯水が湯水循環回路の三方弁から下流側に向かって流れるのを防止することができる。
従って、タンクユニットの水抜きをせずに外部熱源機を取り外しても、三方弁によって貯湯タンク内の湯水が湯水循環回路を通って配管接続部から外部に排水されないので、タンクユニットの水抜きが不要になり、外部熱源機を取り外す為の作業時間の短縮化を実現できる。
請求項2の発明によれば、所定条件成立は、排水モードが設定されてから所定時間経過した場合であり、排水モード設定手段は、所定時間経過後に三方弁を中立位置に設定するので、貯湯タンク内の湯水が十分に抜けた後に、三方弁を中立位置に設定することで、三方弁を介して湯水循環回路の水を完全に抜くことができ、従来の水抜き性能を確保することができる。
本発明の実施例に係る貯湯給湯装置の概略構成図である。 排水モード時における排水制御のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
先ずは、本発明の貯湯給湯装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、貯湯給湯装置1は、貯湯、給湯、床暖房パネル等の温水暖房端末への温水の供給等の機能を有するものであり、貯湯タンク2を備えたタンクユニット1A、貯湯タンク2内の湯水を加熱する為の外部熱源機10、タンクユニット1Aと外部熱源機10とを接続する湯水循環回路6等を備えている。
タンクユニット1Aは、貯湯タンク2、補助熱源機3、暖房用熱交換器4、給水経路5、湯水循環回路6、給湯経路7、暖房水を床暖房パネル等に供給する温水暖房回路8、温水暖房回路8の暖房水を加熱する熱利用循環回路9等を備え、これら大部分は外装ケース11内に一体的に収納されている。尚、外部熱源機10としては、ヒートポンプ式熱源機や燃料電池発電ユニットの排熱回収熱交換器等が活用される。
次に、貯湯タンク2について説明する。
図1に示すように、貯湯タンク2は、外部熱源機10で加熱された高温水(例えば、80〜90℃)を貯留可能な密閉タンクで構成され、貯留された湯水の放熱を防ぐ為にタンク周囲は断熱材で覆われている。
貯湯タンク2の外周部には、下側から上側に向かって等間隔に湯水温度検知センサ2a〜2dが順に設けられ、これら複数の湯水温度検知センサ2a〜2dにより貯湯タンク2内の複数の貯留層の湯水の温度が検出される。
補助熱源機3は、バーナーや熱交換器等を内蔵した公知のガス給湯器で構成されている。補助熱源機3は、貯湯タンク2内の湯水温度が低下した場合等の特別な場合に限り、制御ユニット35から指令が送信されて燃焼作動され、湯水を加熱するものである。
暖房用熱交換器4は、温水暖房回路8を流れる暖房水を加熱するものであり、熱利用循環回路9の一部となる熱交換通路部4aと、温水暖房回路8の一部となる熱交換通路部4bとを有している。この暖房用熱交換器4において、熱利用循環回路9を流れる高温水と温水暖房回路8を流れる暖房水との間で熱交換され、暖房水が加熱される。
次に、給水経路5について説明する。
図1に示すように、給水経路5は、上水源から低温の上水を貯湯タンク2に供給するものであり、上流給水通路部5a、中間給水通路部5b、下流給水通路部5cを有している。上流給水通路部5aの上流端が上水源に接続され、下流給水通路部5cの下流端が貯湯タンク2の下部に接続されている。上流給水通路部5aと中間給水通路部5bとの間から給湯経路7に接続するバイパス通路部12が分岐されている。
上流給水通路部5aには、手動式又は自動式の開閉弁からなる給水弁5eが設置され、通常は給水弁5eは開弁されていて、低温の湯水を貯湯タンク2内に供給するようになっている。中間給水通路部5bには、逆止弁5dが設置され、バイパス通路部12には、逆止弁12aが設置されている。
中間給水通路部5bと下流給水通路部5cとの間から熱利用循環回路9に接続するバイパス通路部14が分岐され、この分岐部には、蓄熱切換弁15が設置されている。このバイパス通路部14により、低温の上水を熱利用循環回路9に供給することができ、また逆に、熱利用循環回路9から湯水を貯湯タンク2に戻すことができる。
下流給水通路部5cから外部に連なる排水通路31が分岐されている。この排水通路31に貯湯タンク2の排水を行う為の手動式又は自動式の開閉弁からなる排水弁32が設置され、通常は排水弁32は閉弁されている。
次に、湯水循環回路6について説明する。
図1に示すように、湯水循環回路6は、貯湯タンク2と外部熱源機10との間に湯水を循環させて加熱する閉回路であり、貯湯タンク2の下部から外部熱源機10に至る往き側通路6A(往き側配管に相当する)と、外部熱源機10で加熱された湯水を貯湯タンク2の上部に戻す戻り側通路6B(戻り側側配管に相当する)と、戻り側通路6Bから分岐され往き側通路6Aに接続されたバイパス通路16(バイパス配管に相当する)とを備えている。
往き側通路6Aは、上流低温側循環通路部6a、ユニット外低温側循環通路部6b、下流低温側循環通路部6cを有している。戻り側通路6Bは、上流高温側循環通路部6d、ユニット外高温側循環通路部6e、下流高温側循環通路部6fを有している。上流低温側循環通路部6aの上流端が貯湯タンク2の下部に接続され、下流高温側循環通路部6fの下流端が貯湯タンク2の上部に接続されている。
上流低温側循環通路部6aと下流高温側循環通路部6fは、外装ケース11内に設置されている。上流低温側循環通路部6aから下流高温側循環通路部6fに接続するバイパス通路16が分岐され、この分岐部(往き側通路1Aとバイパス通路16との接続部)には、貯湯タンク2を含めた循環回路(図1の実線矢印参照)と貯湯タンク2をバイパスする循環回路(図1の破線矢印参照)とを択一的に選択可能な三方弁17が設置されている。上流低温側循環通路部6aの三方弁17の下流側に循環ポンプ18(循環手段に相当する)が設置されている。
下流低温側循環通路部6cと上流高温側循環通路部6dは、外部熱源機10の外装ケース10a内に設置されている。下流低温側循環通路部6cと上流高温側循環通路部6dとの間に外部熱源機10の熱交換器10bが設けられている。
外装ケース11に1対の継手19a,19bが設置され、外部熱源機10の外装ケース10aにも1対の継手19c,19dが設置されている。ユニット外低温側循環通路部6bの両端部は継手19a,19cに連結され、ユニット外高温側循環通路部6eの両端部は継手19b,19dに連結されている。各継手19a〜19dには、水抜き栓が夫々設けられている。
次に、給湯経路7について説明する。
図1に示すように、給湯経路7は、貯湯タンク2内に貯湯された湯水を風呂等の所望の給湯先に供給するものであり、給湯栓に接続される給湯通路21、貯湯タンク2の上部から給湯通路21に接続されるタンク出湯通路22、このタンク出湯通路22から分岐され燃焼式の補助熱源機3に接続される補助加熱通路23、補助熱源機3から給湯通路21に接続される補助熱源機出湯通路24等を有している。
給湯通路21は、高温水が流れる上流給湯通路部21a、混合湯水が流れる下流給湯通路部21bを有し、上流給湯通路部21aの上流端がタンク出湯通路22の下流端に接続され、下流給湯通路部21bの下流端が給湯栓に接続されている。上流給湯通路部21aと下流給湯通路部21bとの間には、混合弁25が設置されている。この混合弁25に給水経路5から分岐したバイパス通路部12が接続されている。混合弁25は、出湯温度が指令温度になるように水と高温水の混合比を制御するものである。下流給湯通路部21bには、流量センサ21cが設置されている。
タンク出湯通路22は、上流出湯通路部22a、下流出湯通路部22bを有し、上流出湯通路部22aの上流端が貯湯タンク2の上部に接続され、下流出湯通路部22bの下流端が上流給湯通路部21aの上流端に接続されている。上流出湯通路部22aと下流出湯通路部22bとの間から補助加熱通路23が分岐されている。タンク出湯通路22の補助加熱通路23が分岐する分岐部よりも上流側であって上流出湯通路部22aには、タンク出湯通路22から補助加熱通路23に流れる湯水温度を検知する為の通路湯水温度検知センサ25が設置されている。
補助加熱通路23は、上流加熱通路部23a、下流加熱通路部23bを有し、上流加熱通路部23aの上流端がタンク出湯通路22に接続され、下流加熱通路部23bの下流端が補助熱源機3の導入口に接続されている。上流加熱通路部23aと下流加熱通路部23bとの間にタンク出湯通路22と補助加熱通路23とを切り換え可能な三方弁26が設置されている。三方弁26には、熱利用循環回路9の湯水戻り側通路部9bの下流端も接続されている。この三方弁26は、上流加熱通路部23aと下流加熱通路部23bとの間の接続・遮断及び下流加熱通路部23bと湯水戻り側通路部9bとの間の接続・遮断を切換可能なものである。下流加熱通路部23bには、圧送ポンプ27が設置されている。
補助熱源機出湯通路24は、上流補助出湯通路部24a、下流補助出湯通路部24bを有し、上流補助出湯通路部24aの上流端が補助熱源機3の導出口に接続され、下流補助出湯通路部24bの下流端が上流給湯通路部21aの上流端に接続されている。上流補助出湯通路部24aと下流補助出湯通路部24bとの間から熱利用循環回路9の湯水往き側通路部9aが分岐されている。下流補助出湯通路部24bにタンク水比例弁28が設置されている。
次に、温水暖房回路8について説明する。
図1に示すように、温水暖房回路8は、床暖房パネルや浴室乾燥機等に供給される暖房水を循環させる回路であり、暖房戻り側通路部8a、暖房往き側通路部8bを有している。暖房戻り側通路部8aと暖房往き側通路部8bとの間に暖房用熱交換器4の熱交換通路部4bが設置されている。
次に、熱利用循環回路9について説明する。
図1に示すように、熱利用循環回路9は、湯水を循環させて温水暖房回路8との間で熱交換を行う閉回路であり、湯水往き側通路部9a、湯水戻り側通路部9b、補助加熱通路23の下流加熱通路部23b、補助熱源機出湯通路24の上流補助出湯通路部24aを有している。湯水往き側通路部9aと湯水戻り側通路部9bとの間に、暖房用熱交換器4の熱交換通路部4aが接続されている。
次に、制御ユニット35について説明する。
図1に示すように、貯湯給湯装置1は、制御ユニット35によって制御される。各種のセンサの検知信号が制御ユニット35に送信され、この制御ユニット35により、貯湯給湯装置1の動作、各種のポンプの作動・停止、各種の弁の開閉状態の切り換え及び開度調整等を制御し、各種運転(給湯モード、湯水加熱モード、暖房モード、排水モード等)を実行する。
制御ユニット35は、ユーザーが操作可能な操作リモコン36との間でデータ通信可能であり、操作リモコン36のスイッチ操作により各種のモードが設定されると、その指令が操作リモコン36から制御ユニット35に送信される。例えば、操作リモコン36のスイッチ操作により目標給湯温度が設定されると、その目標給湯温度データが操作リモコン36から制御ユニット35に送信される。
次に、本発明に係る排水モード設定手段について説明する。
貯湯給湯装置1は、タンクユニット1Aに設けられた各種の弁手段(蓄熱切換弁15,三方弁17,混合弁25,三方弁26等)を開放状態又は閉止状態にして排水を行う排水モードを設定する排水モード設定手段を備えている。この排水モード設定手段は、各種の弁手段を排水可能状態に制御する制御ユニット35、ユーザーの操作により排水モードに設定可能な操作リモコン36等を備えている。
次に、排水モードに設定された際に、制御ユニット35により自動的に実行される、貯湯給湯装置1の水抜きを行う排水制御について、図2のフローチャートに基づいて説明する。尚、図中の符号Si(i=1,2,・・)は各ステップを示す。この排水モード時おける排水制御プログラムは、制御ユニット35に予め格納されている。
図2のフローチャートにおいて、この制御が開始されると、最初にS1にて、操作リモコン36の操作に基づき、操作リモコン36から制御ユニット35に排水モード設定信号が入力されたか否か判定し、Noの場合、排水モード設定信号が入力されるまでS1を繰り返し、排水モード設定信号が入力されると、S1の判定がYesとなり、S2に移行する。
次に、S2において、制御ユニット35は、貯湯給湯装置1の各種機器(補助熱源機3、外部熱源機10、循環ポンプ18,27等)を停止することで運転停止状態に切換え、S3に移行する。
次に、S3において、制御ユニット35は、貯湯給湯装置1を排水モードに設定して排水モードを開始する。即ち、制御ユニット35は、三方弁17を貯湯タンク2をバイパスするバイパス側に設定し、三方弁17を除く各種の弁部材を排水モードに対応した排水可能状態に設定し、タイマーによる計時が開始され、給水弁5eが閉止され、排水弁32が開放されることで、タンクユニット1Aの貯湯タンク2と湯水循環回路6を除く配管系(回路や通路)の水抜きが開始される。
尚、給水弁5eと排水弁32は、制御ユニット35によって自動的に開閉制御しても良いし、ユーザーによって手動的に開閉しても良い。タイマーは、排水弁32が開放される前に計時を開始しても良いし、排水弁32が開放されてから計時を開始しても良い。
次に、S4において、S3で排水モードが設定されてから所定時間経過したか否かを判定する。所定時間経過している場合、つまり、貯湯タンク2内の湯水の排水が完了する時間(例えば10分程度)経過している場合、S4の判定がYesとなり、S5に移行し、三方弁17を中立位置(オールポートオープン)に設定して、湯水循環回路6に残留していた水を排水し、排水モードを終了する。S4の判定がNoのうちはS4を繰り返す。
ところで、S3の段階において、三方弁17がバイパス側に設定されるので、貯湯タンク2内の湯水は、上流低温側循環通路部6aの三方弁17から下流側やバイパス通路16には流れない。このため、タンクユニット1Aと外部熱源機2とを接続するユニット外低温側循環通路部6bとユニット外高温側循環通路部6eを取り外しても、湯水循環回路6の三方弁17の下流側に残留している少量の湯水が排水されるだけで、貯湯タンク2内の湯水は湯水循環回路6を通って外部に排水されないので、タンクユニット1Aの水抜きが完了する前に外部熱源機10を取り外すことができる。
このように、貯湯給湯装置1を排水モードに設定するだけで、外部熱源機10をタンクユニット1Aから容易に取り外すことができる。また、排水モードに設定した段階で貯湯給湯装置1の電源をオフにすると、各種の弁部材は、排水モードで設定された状態で維持されるので、排水弁32が手動式の場合は開放せずに閉止状態を維持することで、貯湯タンク2内の湯水を保持したまま外部熱源機10の交換だけを行うことも可能である。
本発明の貯湯給湯装置1の作用及び効果について説明する。
貯湯給湯装置1においては、排水モードが設定された場合、排水モード設定手段(制御ユニット35,操作リモコン36等)は、所定条件成立する迄、三方弁17を貯湯タンク2をバイパスするバイパス側に維持する。所定条件成立は、排水モードが設定されてから所定時間経過した場合であり、排水モード設定手段は、所定時間経過後に三方弁17を中立位置に設定する。
以上説明したように、タンクユニット1Aの排水を行う為の排水弁32と、タンクユニット1Aに設けられた各種の弁手段を開放状態又は閉止状態にして排水を行う排水モードを設定する排水モード設定手段とを備え、排水モードが設定された場合、排水モード設定手段は、所定条件成立する迄、三方弁17を貯湯タンク2をバイパスするバイパス側に維持するので、排水モード時に、貯湯タンク2内の湯水が湯水循環回路6の三方弁17から下流側に向かって流れるのを防止することができる。
従って、タンクユニット1Aの水抜きをせずに外部熱源機10を取り外しても、三方弁17によって貯湯タンク2内の湯水が湯水循環回路6を通って配管接続部(継手19a〜19d)から外部に排水されないので、タンクユニット1Aの水抜きが不要となり、外部熱源機10を取り外す為の作業時間の短縮化を実現できる。
また、所定条件成立は、排水モードが設定されてから所定時間経過した場合であり、排水モード設定手段は、所定時間経過後に三方弁17を中立位置に設定するので、貯湯タンク2内の湯水が十分に抜けた後に、三方弁17を中立位置に設定することで、三方弁17を介して湯水循環回路6の水を完全に抜くことができ、従来の水抜き性能を確保することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した形態について説明する。
[1]前記実施例において、所定時間経過後に三方弁17を中立位置に切り換えているが、この制御方式に限定する必要はなく、貯湯タンク2の下部に湯水温度センサや圧力センサを設置し、これらセンサの検知信号に基づいて蓄熱切換弁を中立位置に切り換えるようにしても良い。
[2]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 貯湯給湯装置
1A タンクユニット
2 貯湯タンク
6 湯水循環回路
6A 往き側通路
6B 戻り側通路
10 外部熱源機
16 バイパス通路
17 三方弁
32 排水弁
35 制御ユニット
36 操作リモコン

Claims (2)

  1. 貯湯タンクを備えたタンクユニットと、前記貯湯タンク内の湯水を加熱する為の外部熱源機と、前記タンクユニットと前記外部熱源機とを接続する湯水循環回路と、この湯水循環回路に設けられた循環手段とを備えた貯湯給湯装置であって、前記湯水循環回路は、前記貯湯タンクの下部から前記外部熱源機に至る往き側配管と、前記外部熱源機で加熱された湯水を前記貯湯タンクの上部に戻す戻り側配管と、前記戻り側配管から分岐され前記往き側配管に接続されたバイパス配管とを備え、前記往き側配管と前記バイパス配管との接続部に三方弁が設置された貯湯給湯装置において、
    前記タンクユニットの排水を行う為の排水弁と、前記タンクユニットに設けられた各種の弁手段を開放状態又は閉止状態にして排水を行う排水モードを設定する排水モード設定手段とを備え、
    前記排水モードが設定された場合、前記排水モード設定手段は、所定条件成立する迄、前記三方弁を前記貯湯タンクをバイパスするバイパス側に維持することを特徴とする貯湯給湯装置。
  2. 前記所定条件成立は、前記排水モードが設定されてから所定時間経過した場合であり、
    前記排水モード設定手段は、前記所定時間経過後に前記三方弁を中立位置に設定することを特徴とする請求項1に記載の貯湯給湯装置。
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