JP4257596B2 - 連結給湯システム - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも給湯機能及びふろの追い焚き機能を有する複合給湯器を複数台連結したものであって、一般家庭用の浴槽よりは大型である老人ホーム等の浴槽、又は、社員寮等の浴槽等の大型浴槽に対する湯張り・追い焚きのために好適に用いられる連結給湯システムに関する。
従来、給湯器を複数台並列に連結して連結給湯システムを構成したものが知られている(例えば特許文献1参照)。このものでは、複数台の給湯器の各コントローラをシステムコントローラに接続しこのシステムコントローラから各コントローラへの制御信号によって全給湯器の作動制御を統括し、給湯先からの給湯要求に応じて何台の給湯器を給湯作動、つまり何台の給湯器に通水させて燃焼作動させるかという台数制御を行うようにしている。
ここで、従来、複数台の給湯器を連結する目的は、1台では満足させ得ないような比較的大きな給湯要求に対しても複数台燃焼せさることで満足させ得る一方、比較的小さな給湯要求に対しても燃焼作動させる台数を絞ることで対応させ得るようにすることであり、その用途や必要機能としては給湯に限られているため、給湯単機能の給湯器を複数台用いてこれらを連結するのが通常である。
特開平6−292268号公報
ところで、老人ホーム又は社員寮等の大型浴槽を対象として、一般家庭用の給湯・追い焚き機能を備えた複合給湯器を適用してその大型浴槽に対する湯張りや、追い焚きを行わせることも考えられる。
しかしながら、一般家庭用の複合給湯器を適用すると、上記大型浴槽の容積が一般家庭用の浴槽よりもかなり大きいことから、湯張り制御により湯張りを実行させてもその湯張り完了までに多大な時間がかかる上に、追い焚き制御により追い焚きを実行させても追い焚き能力が不足して追い焚きが完了しない、つまり追い焚き燃焼を継続しても設定ふろ温度までなかなか昇温しない結果、燃焼停止せずに燃焼が継続するという事態を招いてしまうおそれがある。
そこで、上記の複合給湯器を2台以上用いて上記の大型浴槽に対する湯張りを行わせることも考えられる。ところが、湯張り流量の増大により湯張り完了までの時間の短縮化は期待し得るものの、その湯張り流量の増大により所定の湯張り量(湯張り水位)を目標にして湯張り動作を停止させる制御を行ったとしても誤差が増大してしまい湯張り動作を正確に停止させるという制御が困難になる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大型浴槽に対しても一般家庭用の複合給湯器を適用可能としその湯張り時間の短縮化と湯張り量の正確化を図り得る連結給湯システムを提供することにある。併せて、湯張り後の追い焚きに要する時間の短縮化をも図り得るようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、それぞれ給湯回路と追い焚き回路とを備え1つの浴槽に対し給湯可能に並列に連結された2台以上の複合給湯器と、これら2台以上の複合給湯器と通信可能に接続されてその作動を制御する制御手段とを備えることとし、上記制御手段として、上記浴槽に対する上記給湯回路からの給湯作動を制御することにより湯張り制御を実行する湯張り制御部と、上記湯張り制御の実行に伴い上記浴槽に給湯される給湯流量の検出に基づき上記浴槽に湯張りされる湯張り量を検出する湯張り量検出部とを備えて構成する。そして、上記湯張り制御部として、湯張り指令の出力を受けて全台数の複合給湯器の給湯回路から上記浴槽に対し同時に給湯させる全数湯張り制御を開始し、上記湯張り量検出手段により検出される検出湯張り量が最終目標の湯張り量よりも所定量少ない設定湯張り量に到達すれば、いずれか1台の複合給湯器の給湯回路から上記浴槽に対し給湯させる単独湯張り制御に切換える構成とする(請求項1)。
この請求項1に係る発明の場合、2台以上の複合給湯器が連結されて制御手段により統合して作動制御されるため、給湯能力や、追い焚き能力の大幅な増大が図られ、適用される浴槽が大型のものであっても適応可能となる。しかも、そのような大型の浴槽に適用したとしても、全台数の複合給湯器から同時に湯張りされる全数湯張り制御に基づき単独の場合と比べ極めて大流量での湯張りによって迅速な湯張りが実現される一方、最終目標の湯張り量に近付けば単独湯張り制御への切換えにより正確な湯張り量を実現させることが可能になる。つまり、大流量での湯張りによる湯張り時間の短縮化と、絞った流量での湯張りによる湯張り量の正確化との両立を図ることが可能になる。
ここで、本連結給湯システムにおける湯張り量検出部としては、各複合給湯器が有する給湯流量センサにより検出された給湯流量について各複合給湯器から送信を受け、給湯流量の積算及び合算を行うことにより湯張り量を検出する構成とすればよい(請求項2)。このようにすることにより、浴槽への給湯量、すなわち湯張り量について、2台以上の複合給湯器から同時に給湯する場合であっても、各複合給湯器の給湯流量センサを用いて全体の湯張り量を簡易かつ確実に検出し得ることになる。
また、本発明の連結給湯システムにおける湯張り制御部として、上記全数湯張り制御を実行している途中段階において、いずれか1台の複合給湯器の給湯作動を一旦停止させ、この給湯停止中にその複合給湯器が有する水位センサにより上記浴槽内の水位検出を行った後に、給湯作動を再開させる構成を追加することもできる(請求項3)。このようにすることにより、湯張りの途中段階において、給湯流量の低減化を最小限に抑制した状態で湯張りを継続しつつも、浴槽内の実際の水位を検出することが可能になる。そして、この水位検出に基づき湯張り量検出部により検出されている湯張り量の確認や、実際の水位に基づく補正等が可能となるため、湯張り量についてのより一層の正確化を図ることが可能になる。
さらに、本発明の連結給湯システムでは、上記制御手段として、上記追い焚き回路の作動を制御することにより浴槽内の湯水を設定風呂温度まで沸き上げる追い焚き制御を実行する追い焚き制御部をさらに備えものとし、この追い焚き制御部として、上記湯張り制御部による全数湯張り制御から単独湯張り制御への切換えに引き続き、浴槽に対する給湯が停止された複合給湯器について追い焚き制御を開始させる構成とすることができる(請求項4)。このようにすることにより、最終目標の湯張り量までの湯張り続行中であっても、湯張りを停止された複合給湯器を用いて追い焚きを既に開始させることが可能になる。この結果、所定の設定風呂温度までの沸き上がりに要する時間を短縮化し得ることになる。
以上、説明したように、請求項1〜請求項4のいずれかの連結給湯システムによれば、単独の複合給湯器では能力不足となるような大型の浴槽に対しても適応させることができ、これにより、特別に大能力の給湯器を製作する必要を排して通常能力の複合給湯器で適用可能となる。特にそのような大型の浴槽に適用したとしても、全台数の複合給湯器から同時に湯張りされる全数湯張り制御に基づき単独の場合と比べ極めて大流量での湯張りによって迅速な湯張りを実現することができる一方、最終目標の湯張り量に近付けば単独湯張り制御への切換えにより正確な湯張り量を実現させることができる。すなわち、大流量での湯張りによる湯張り時間の短縮化と、絞った流量での湯張りによる湯張り量の正確化との両立を図ることができるようになる。
特に請求項2によれば、湯張り量検出部での湯張り量の検出において、2台以上の複合給湯器から同時に給湯する場合であっても、各複合給湯器の給湯流量センサを用いて全体の湯張り量を簡易かつ確実に検出することができるようになる。
請求項3によれば、湯張りの途中段階において、給湯流量の低減化を最小限に抑制した状態で湯張りを継続しつつも、浴槽内の実際の水位を検出することができる。そして、この水位検出に基づき湯張り量検出部により検出されている湯張り量の確認や、実際の水位に基づく補正等を行うことにより、湯張り量についてのより一層の正確化を図ることができるようになる。
請求項4によれば、最終目標の湯張り量までの湯張り続行中であっても、湯張りを停止された複合給湯器を用いて追い焚きを既に開始させることができるようになり、この結果、所定の設定風呂温度までの沸き上がりに要する時間を短縮化させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る連結給湯システムとして2台の複合給湯器を連結して構成したものを示し、同図中の符号100は循環アダプタ101,101が設置された浴槽、200,200(同図では区別のために符号200a,200bも付している)は互いに同じ構成の複合給湯器、300は本連結給湯システム用のリモコンである。本実施形態の連結給湯システムは、2台の複合給湯器200,200を給水配管11と、給湯配管12及びそれぞれ一対のものからなる2組の循環配管13,13との間に並列に連結したいわゆる簡易2連結型に構成したものである。この簡易2連結型の連結給湯システムの場合、上記リモコン300が接続される側の1台がマスタ機(符号200a参照)としての役割を果たし、リモコン300が非接続の他の1台がスレーブ機(符号200b参照)としての役割を果たすようになっている。
なお、両複合給湯器200a,200bの各コントローラ5(同図では区別のために符号5a,5bも付している)が簡易2連結型の連結給湯システムを構成したこと、及び、自己がマスタ機かスレーブ機かいずれの制御上の役割を担うかの認識は次のようにして行われる。すなわち、両複合給湯器200a,200bは互いの通信接続口201,201間が所定の通信接続ライン14により接続されて両複合湯器200a,200bの両コントローラ5,5が双方向通信可能に接続される。上記通信接続ライン14は送信用、受信用及び簡易2連結型であることを各コントローラ5に認識させるための識別信号用の3つのラインを備えたものである。そして、この通信接続ライン14が接続されることにより両コントローラ5a,5bは簡易2連結型であることを識別して認識するようになっている。また、上記マスタ機となる複合給湯器200aのリモコン接続口202に報知手段を兼ねるリモコン300が通信接続ライン15を介して接続されてその導通検知を得ることにより、この複合給湯器200aのコントローラ5aが自己の制御上の役割はマスタ機であると識別して認識するようになっている。
上記識別に基づき、マスタ機のコントローラ5aは、予め搭載された種々の役割に対応する各種制御部の内から主制御部としての後述のマスタ制御部32を選択しこのマスタ制御部32による作動制御を実行する一方、自己以外の他の複合給湯器200bのコントローラ5bに対し役割はスレーブ機であるとの識別情報を送出するようになっている。そして、上記のコントローラ5bは、マスタ機からの識別情報の送出を受信することにより、自己の制御上の役割は簡易2連結型の内のスレーブ機であると識別して認識し、上記と同様に予め搭載された種々の役割に対応する各種制御部の内から従制御部としての後述のスレーブ制御部33を選択しこのスレーブ制御部35による作動制御を実行するようになっている。
つまり、各複合給湯器のコントローラ5には、単独で使用される場合の制御部分の他に、2台で簡易2連結型の連結給湯システムに用いられる場合のマスタ機及びスレーブ機用の制御部分や、3台以上の連結給湯システムに用いられる場合の制御部分等が予め搭載され、設置工事の際の自動識別又は手動設定により対応する制御部分が起動するようになっている。
上記の各複合給湯器200(200a,200bの総称として符号「200」を用いる)は、給湯栓16や浴槽100に対する給湯機能と、浴槽100内の湯水の強制循環式追い焚き機能との複合機能を発揮するように構成された給湯器であり、このような複合給湯器200の例を図2に基づいて説明する。なお、上記の浴槽100に対する給湯機能とは給湯栓16に対する給湯機能を利用して浴槽100に注湯するという湯張り機能のことであり、後述の注湯回路4が給湯回路2と共に浴槽100に給湯するための「給湯回路」の一部を構成するものである。又、図2では給湯用の加熱源と、追い焚き用の加熱源とを別異に構成した2缶2水路形式のものを示すが、これに限らず、給湯用と追い焚き用とを共通の加熱源により構成した1缶2水路形式のもので図1の連結給湯システムを構成することもできる。
上記複合給湯器200は、給湯回路2と、追い焚き回路3と、給湯回路2からの出湯を追い焚き回路3に注湯して上記浴槽100(図1参照)への湯張りを行う注湯回路4とを備えたものである。なお、上記注湯回路4は、上記給湯回路2と共に浴槽100へ給湯(注湯)するための「給湯回路」の一部を構成するものである。すなわち、「注湯」とは浴槽100に対する給湯を意味するものである。
上記給湯回路2は、給水接続口203で給水配管11と接続された給水路21から給湯用熱交換器22に導入される水を給湯用燃焼バーナ23の燃焼熱により加熱し、加熱後の湯水を出湯路24に出湯して給湯接続口204に接続された給湯配管12を通して下流端の給湯栓16まで給湯させるようになっている。上記給水路21と出湯路24との間にはバイパス路26が設けられて、調整弁27による水の混合調節により温度調整が行われるようになっている。
上記給水路21には入水量センサ28と、入水温度センサ29とが配設されている一方、上記出湯路24には水量調整弁30と、上記給湯栓16もしくは注湯回路4に供給される湯水の温度を検出する給湯温度センサ31とが配設されている。
上記追い焚き回路3は、循環配管13の戻り配管131(図1参照)と戻り接続口205で接続された戻り路31と、往き配管132と往き接続口206で接続された往き路32とからなる循環配管33を備え、循環ポンプ34の作動により上記戻り配管131、戻り接続口205及び戻り路31を通して追い焚き用熱交換器35に戻される浴槽100内の湯水を追い焚き用燃焼バーナ36の燃焼熱により加熱し、加熱後の湯水を往き路32、往き接続口206及び往き配管132を通して再び上記浴槽100内に供給して追い焚きさせるようになっている。
上記戻り路31には、循環湯水の循環方向上流側から順に、水圧検出により浴槽100内の水位を検出する水位センサ37と、上記循環ポンプ34と、循環流の通過によりフラップが開いて循環判定のON指令が出力される水流スイッチ38と、浴槽100内から追い焚き用熱交換器35に戻される循環湯水の温度を検出する戻り温度センサ39とが配設されている。この戻り温度センサ39により検出される戻り温度によって、追い焚き時における浴槽100内の湯水温度が把握されることになる。
上記注湯回路4は、上流端が上記出湯路24の下流側から分岐し、途中で二つに分岐して一方の下流端が上記循環ポンプ34の吐出側の戻り路31に連通する第1注湯路41と、他方の下流端が上記往き路32に連通する第2注湯路42とを備えており、これらの注湯路41,42を通して上記給湯回路2からの注湯湯水を追い焚き回路3の上記戻り路31及び往き路32の双方に流入させて浴槽100に注湯し得るようになっている。上記注湯回路4の上流端側位置には注湯流量(湯張りのための給湯流量)を検出する注湯流量センサ(給湯流量センサ)43が介装され、各注湯路41,42には開閉制御により注湯の切換を行う注湯電磁弁44,45が配設され、また、各注湯電磁弁44,45の下流側位置には二段配置の逆止弁46,47が配設されている。これにより、追い焚き回路3側からの循環湯水の給湯回路2側への逆流入を阻止するようになっている。
そして、図2において、61,62はそれぞれ燃焼用空気を供給する送風ファン、63は燃料ガスを供給するガス供給管であり、このガス供給管63は元ガス電磁弁64及び電磁比例弁65を介して給湯用燃焼バーナ23と追い焚き用燃焼バーナ36とのそれぞれに燃料ガスを供給するようになっている。
以上の如き各複合給湯器200はMPU及びメモリ等を備えたコントローラ5によって、連結給湯システムにおける給湯制御や、湯張り制御及び追い焚き制御からなる風呂作動制御等の各制御がリモコン300等からの出力及び上記の各種センサからの出力等に基づいて行われるようになっている。
上記各コントローラ5はリモコン300の通信接続ライン15が接続されるリモコン接続口202と、通信接続ライン14が接続される通信接続口201とを備えている。上記コントローラ5は、図3に示すように、単独設置の場合に上記の給湯制御等を実行する単独制御部31と、マスタ機として給湯制御等に係る作動制御を実行するマスタ制御部32と、スレーブ機として給湯制御等に係る作動制御を実行するスレーブ制御部33とを備えている。以下では、コントローラ5aではマスタ制御部32が選択されてこのマスタ制御部32に基づく制御が実行される一方、コントローラ5bではスレーブ制御部33が選択されてこのスレーブ制御部33による制御が実行されるものとして、説明する。
又、全複合給湯器200,200の各種制御においては、マスタ機もしはくスレーブ機という役割に加えて、メイン機及びサブ機という台数制御上の役割も設定される。メイン機とは、給湯用又は追い焚き用の燃焼バーナ23,36を燃焼作動させる必要が生じたときには最先に燃焼作動させる複合給湯器200のことであり、全複合給湯器200,200の内から1台がこのメイン機として役割設定される。また、上記サブ機とは、メイン機の燃焼作動では不足となる場合にメイン機を補完するために燃焼作動される複合給湯器200のことであり、上記のメイン機以外の複合給湯器200がサブ機として役割設定される。そして、このメイン機としての役割設定は例えば所定時間又は所定燃焼時間の経過毎に順次切換えられるようになっており、これにより、各複合給湯器200での積算燃焼時間の均一化、耐久性の均一化が図られるようになっている。以下では、説明の簡略化のため、マスタ機の複合給湯器200aがその時点でのメイン機として役割設定され、スレーブ機の複合給湯器200bがその時点でのサブ機として役割設定されているものとして、説明する。
上記マスタ制御部32は、自己の複合給湯器200aにおける給湯制御や風呂作動制御の他に、連結給湯システムを構成する全複合給湯器200a,200bを統括的に作動制御するものである。これに対し、上記スレーブ制御部33は、マスタ機である他の複合給湯器200aのコントローラ5aから通信線14を介して送信される制御信号によりスレーブ機の作動指示又は作動許可等を受信することを条件に、スレーブ機の複合給湯器200bによる給湯、湯張り又は追い焚き等の風呂作動制御を実行するものである。主として、以上のようなマスタ制御部32によって特許請求の範囲の「制御手段」が構成される。
以下、複合給湯器200aのコントローラ5aのマスタ制御部32と、複合給湯器200bのコントローラ5bのスレーブ制御部33とに基づく連結給湯システムでの各種制御中、特に風呂作動制御に係る部分、すなわち給湯回路2からの出湯を注湯回路4を通して浴槽100に注湯することにより所定の水位まで湯張りする湯張り制御と、浴槽100内の湯水をリモコン300によりユーザが設定した風呂設定温度まで追い焚きして沸き上げる追い焚き制御とについて説明する。
リモコン300の風呂自動スイッチ又は湯張りスイッチがユーザによりON操作されることにより湯張り指令がマスタ制御部32に出力され、マスタ制御部32ではこれを受けて湯張り制御の実行を開始する。この湯張り制御は、リモコン300にユーザが予め入力設定した風呂水位、あるいは、浴槽100に対し予め設定された標準的な風呂水位に到達するまで、注湯回路4を通して浴槽100に注湯して湯張りするものであり、このような予め定められた設定風呂水位F.Lよりも所定レベルだけ下位の設定直前水位B.Lまでの湯張りを迅速に、設定直前水位B.Lから設定風呂水位F.Lまでの湯張りを正確にそれぞれ行うようになっている。上記の設定風呂水位F.Lに相当する湯張り量が最終目標の湯張り量であり、上記の設定直前水位B.Lに相当する湯張り量が上記最終目標のそれよりも所定量少ない設定湯張り量である。本実施形態では浴槽100として老人ホーム又は社員寮等に設置される大型浴槽を想定しており、上記設定風呂水位F.Lとして例えば500L(リットル)分に相当する水位、上記設定直前水位B.Lとして上記設定風呂水位F.Lよりも例えば50L少ない450L分に相当する水位がそれぞれ例示される。なお、浴槽100の水位とその容積に関するデータは設置工事時等の使用開始前の段階にリモコン300等により入力設定されるようになっている。そして、このデータに基づき、湯張り量と水位との相互の換算処理が実行されるようになっている。
具体的に説明すると、マスタ制御部32の風呂作動制御部321は、湯張り指令の出力を受けると、メイン機及びサブ機の全台数の複合給湯器200a,200bの注湯回路4,4から浴槽100に対し同時に注湯させるという全数湯張り制御を開始し、これにより、上記設定直前水位B.Lまでの湯張りを実行することになる。具体的には、全複合給湯器200a,200bの注湯電磁弁44,45、44,45を開作動し、給湯用燃焼系(燃焼バーナ)23等,23等を燃焼作動させて、各複合給湯器200a,200bから所定湯温の湯を出湯路24、注湯路41,42、循環路33、循環配管13及び循環アダプタ101を通して浴槽100に注湯することにより、浴槽100内に湯張りする。
一方、上記マスタ制御部32の湯張り量検出部322は、この注湯開始からメイン機及びサブ機の各複合給湯器200a,200bの注湯流量センサ43からの検出流量を積算して浴槽100に対する湯張り量の検出を行う。具体的には、メイン機の複合給湯器200aの注湯流量センサ43からの検出流量を積算すると同時に、サブ機の複合給湯器200bの注湯流量センサ43による検出流量をコントローラ5bから通信接続線14を介して受信し受信しつつその検出流量を積算し、双方の積算値の和(合算)によりその時点での湯張り量を検出する。
この湯張り量検出部322での検出湯張り量が上記設定直前水位B.Lに対応する湯張り量に到達するまでの間に、上記の湯張り量検出部322による検出湯張り量の正否確認と、補正とを行う処理を少なくとも1回又は所定時間経過毎に間欠的に実行する。すなわち、上記風呂作動制御部321では、注湯開始後の所定のタイミングが到来になれば、メイン機の複合給湯器200aの燃焼作動を停止させかつ注湯電磁弁44,45を閉作動させて注湯を停止させ、注湯停止後に水位センサ37により浴槽100内の水位検出を行う。この際、サブ機の複合給湯器200bは注湯を継続して、湯張りの促進を図るようにする。そして、水位センサ37による実際の検出水位と、その時点での上記検出湯張り量に対応する水位とを対比し、同一又は水位差があっても所定の誤差範囲内であれば、上記検出湯張り量を正しいものと評価して湯張り量検出部322による検出を継続する一方、水位差がありその水位差が上記誤差範囲以上の差であれば、実際の検出水位から対応する湯張り量を割り出し、割り出した湯張り量をその時点での検出湯張り量と置換補正し、置換補正した湯張り量に対し以後の上記湯張り量検出部322での積算を行うようにする。この正否確認又は補正が終了すれば、上記メイン機の複合給湯器200aの注湯電磁弁44,45を開作動し燃焼作動を再開させて注湯を再開する。なお、上記の燃焼作動を停止させる対象をその時点でのメイン機ではなくてサブ機にし、水位センサ37による実際の水位検出をサブ機側で行うようにしてもよい。つまり、内圧検出式の水位センサ37により水位検出を行うために、いずれか1台の複合給湯器200a又は200bの注湯作動を停止させるようにすればよいのである。
そして、上記風呂作動制御部321は、この湯張り量検出部322での検出湯張り量が上記設定直前水位B.Lに対応する湯張り量に到達すれば、メイン機の複合給湯器200aによる注湯を継続する一方、他のサブ機の複合給湯器200bによる注湯を停止させるという単独湯張り制御に切換える。すなわち、サブ機の複合給湯器200bの燃焼作動を停止させて注湯電磁弁44,45を閉作動させる。これにより、浴槽100に対する注湯流量をほぼ半減させた状態で設定風呂水位F.Lに到達するまで湯張りする。そして、上記湯張り量検出部321による検出湯張り量が設定風呂水位F.Lに相当する湯張り量に到達すれば、メイン機の複合給湯器200aの燃焼を停止させて注湯電磁弁44,45を閉作動させることにより注湯を停止させる。なお、この場合も、設定直前水位B.Lに対応する湯張り量への到達により注湯を停止するのをメイン機にし、サブ機単独により注湯を継続させるようにしてもよい。この場合には、後述の追い焚き開始をメイン機により実行させるようにする。
一方、注湯を停止させた上記サブ機の複合給湯器200bのコントローラ5bに対し、注湯停止に引き続き追い焚き制御の開始指令を送信して追い焚きを開始させる。すなわち、サブ機の複合給湯器200bの循環ポンプ34を作動させ追い焚き用燃焼系(燃焼バーナ)36等を燃焼作動させて、浴槽100内の湯水を循環配管13及び循環路33に循環させながら追い焚き用熱交換器35で加熱する。つまり、設定直前水位B.Lまでの湯張りが終了すれば、メイン機の複合給湯器200aにより設定風呂水位F.Lまでの湯張りを続けながらも、既にサブ機の複合給湯器200bによる追い焚きを開始させて、設定風呂温度への沸き上がり完了までの時間短縮化を図るようにしている。
浴槽100への湯張り量が設定風呂水位F.Lに到達すれば、上記のメイン機の複合給湯器200aの注湯を停止させ、代わりに追い焚きを開始するように切換える。そして、戻り温度センサ39による検出温度が設定風呂温度まで昇温すれば、メイン機及びサブ機の複合給湯器200a,200bによる追い焚き作動を停止させる。すなわち、追い焚き用燃焼系36等の燃焼作動を停止させ、循環ポンプ34の作動を停止させる。以上で浴槽100に対し設定風呂温度の湯を設定風呂水位F.Lまで湯張りするという処理が終了するため、リモコン300により湯張りが完了した旨の報知(文字表示又は音声案内等)を行うべくリモコン300に対し報知指令を発し、これにより、全ての処理を終了する。
以上において、風呂作動制御部321によって特許請求の範囲の湯張り制御部と、追い焚き制御部とが構成されている。
以上の連結給湯システムの場合、浴槽100が比較的大型のものであっても、連結された全台数の複合給湯器200a,200bの全てから注湯されて湯張りされるため迅速に湯張りを完了させることができ、単独の複合給湯器で湯張りする場合と比べ大幅に湯張り時間を短縮することができる。しかも、全台数からの大注湯流量による湯張りであっても、設定風呂水位F.Lの直前の水位である設定直前水位に到達した後はメイン機の複合給湯器200aの1台のみからの注湯に切換えられるため、正確に設定風呂水位F.Lで注湯を停止させることができる。これにより、湯張りの迅速化と、湯張り水位の正確化との両立を図ることができる。
しかも、湯張りの途中段階で注湯流量の積算に基づく湯張り量検出の正否を実際の水位検出により確認・補正する処理を介装させているため、所定の水位B.Lに到達したか否かの確認を正確に行うことができ、上記の湯張り水位の正確化をより一層確実に行うことができる。
さらに、設定直前水位B.Lに到達した後は、注湯を停止させたサブ機により追い焚きを引き続き開始させるようにしているため、設定風呂温度までの沸き上がり時間を短縮化させることができる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、2台の複合給湯器200,200により簡易2連結型の連結給湯システムを構成した場合について説明したが、これに限らず、3台以上の複合給湯器200,200,…を連結して連結給湯システムを構成するようにしてもよい。この場合には、上記実施形態の如くいずれか1台をマスタ機に割り付けてそのマスタ機のコントローラに内蔵されたマスタ制御部により連結時の制御を実行させるようにしてもよいし、他に連結時用の制御部分(本願の制御手段)を搭載したコントローラ(以下「メインコントローラ」という)を各複合給湯器の個別のコントローラに対し相互通信可能に接続し、メインコントローラにより統合して制御させるようにしてもよい。なお、この場合のメインコントローラは、各複合給湯器とは別に設置してもよいし、いずれか1台の複合給湯器に内蔵させるようにしてもよい。
また、入水温度センサ29により検出される入水温度が比較的高温(例えば30℃以上)であり、この入水に対し燃焼熱により加熱すると、リモコン300にユーザが設定した設定風呂温度を超えてしまうと判断される場合には、湯張り制御時に全台数の複合給湯器200,200を燃焼作動させて注湯させるのではなくて、例えばいずれか1台の複合給湯器200だけ燃焼作動させて浴槽100に対し注湯すると同時に、他の複合給湯器200については燃焼作動させずに注湯電磁弁44,45を開くだけの制御として他の複合給湯器200からは浴槽100に対し注水のみを行うようにしてもよい。これにより、入水温度が高い場合であっても、浴槽100の湯張りを適正温度にしつつ、所定の設定風呂水位F.Lまでの湯張りを迅速に行うことができる。すなわち、全台数の複合給湯器200,200の双方を燃焼させて注湯し、次いで双方を燃焼停止させて注水し、双方を再度燃焼させて注湯し、というように注湯と注水とを繰り返すことにより設定風呂温度を超えないようにする制御を実行した場合には、燃焼作動と燃焼停止との間の切換えに燃焼排ガスのパージ等の処理を行う必要があり、これらの蓄積により湯張り完了までに時間を要することになるのに対し、上記の如く注湯と注水とに役割分担させることで時間の短縮化が図られるからである。
本発明の実施形態を示す模式図である。 図1の各複合給湯器の例を示す模式図である。 図1のシステムにおけるコントローラの構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 給湯回路
3 追い焚き回路
4 注湯回路(給湯回路)
32 マスタ制御部(制御手段)
37 水位センサ
43 注湯流量センサ(給湯流量センサ)
100 浴槽
200 複合給湯器
321 風呂作動制御部(湯張り制御部、追い焚き制御部)
322 湯張り量検出部

Claims (4)

  1. それぞれ給湯回路と追い焚き回路とを備え1つの浴槽に対し給湯可能に並列に連結された2台以上の複合給湯器と、これら2台以上の複合給湯器と通信可能に接続されてその作動を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記浴槽に対する上記給湯回路からの給湯作動を制御することにより湯張り制御を実行する湯張り制御部と、上記湯張り制御の実行に伴い上記浴槽に給湯される給湯流量の検出に基づき上記浴槽に湯張りされる湯張り量を検出する湯張り量検出部とを備え、
    上記湯張り制御部は、湯張り指令の出力を受けて全台数の複合給湯器の給湯回路から上記浴槽に対し同時に給湯させる全数湯張り制御を開始し、上記湯張り量検出手段により検出される検出湯張り量が最終目標の湯張り量よりも所定量少ない設定湯張り量に到達すれば、いずれか1台の複合給湯器の給湯回路から上記浴槽に対し給湯させる単独湯張り制御に切換えるように構成されている
    ことを特徴とする連結給湯システム。
  2. 請求項1に記載の連結給湯システムであって、
    上記湯張り量検出部は、各複合給湯器が有する給湯流量センサにより検出された給湯流量について各複合給湯器から送信を受け、給湯流量の積算及び合算を行うことにより湯張り量を検出するように構成されている、連結給湯システム。
  3. 請求項1に記載の連結給湯システムであって、
    上記湯張り制御部は、上記全数湯張り制御を実行している途中段階において、いずれか1台の複合給湯器の給湯作動を一旦停止させ、この給湯停止中にその複合給湯器が有する水位センサにより上記浴槽内の水位検出を行った後に、給湯作動を再開させるように構成されている、連結給湯システム。
  4. 請求項1に記載の連結給湯システムであって、
    上記制御手段は、上記追い焚き回路の作動を制御することにより浴槽内の湯水を設定風呂温度まで沸き上げる追い焚き制御を実行する追い焚き制御部を備え、
    この追い焚き制御部は、上記湯張り制御部による全数湯張り制御から単独湯張り制御への切換えに引き続き、浴槽に対する給湯が停止された複合給湯器について追い焚き制御を開始させるように構成されている、連結給湯システム。
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