JP2002287889A - ペン入力装置 - Google Patents

ペン入力装置

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JP2002287889A
JP2002287889A JP2001085399A JP2001085399A JP2002287889A JP 2002287889 A JP2002287889 A JP 2002287889A JP 2001085399 A JP2001085399 A JP 2001085399A JP 2001085399 A JP2001085399 A JP 2001085399A JP 2002287889 A JP2002287889 A JP 2002287889A
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JP2001085399A
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Takeshi Sakai
健 阪井
Masashi Kagawa
正志 香川
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネルの入力領域を複数に分割し、座
標入力を有効にする入力有効領域と座標入力を無効にす
る入力無効領域の設定を可能にする。 【解決手段】 ペンのペンアップ、ペンダウン及びペン
ドラッグ操作により座標を入力する入力領域を有し、こ
の入力領域を複数に分割して個別に動作させることが可
能なタッチパネルと、各入力領域に対して座標入力を有
効にする入力有効領域または座標入力を無効にする入力
無効領域を設定する領域設定部と、この領域設定部の設
定結果に基づいて各入力領域が入力有効領域または入力
無効領域として動作するように制御するタッチパネル制
御部と、入力有効領域に入力された座標を検出する入力
検出部と、検出された座標を記憶する記憶部と、記憶さ
れた座標を表示する表示部とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペン入力装置に関
し、詳しくは、タッチパネルを適用するペン入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、抵抗膜方式のタッチパネルは、携
帯情報端末などのペン入力装置として多用されている。
図8は従来例1による抵抗膜方式タッチパネルの入力位
置検出回路とその等価回路を示す図である。図8(a)
は従来例1による抵抗膜方式タッチパネルの入力位置検
出回路を示し、図8(b)は図8(a)の等価回路を示
す。
【0003】図8において、101、102は抵抗膜シ
ート、103〜106は電極、107は直流電源、10
8は接地部、109はペン、110a、110bは入力
点、111は入力点110a、110bによる接触抵
抗、112は電圧検出端子、113a、113bは誤入
力点、114は誤入力点113a、113bによる接触
抵抗を示す。2枚の抵抗膜シート101と102間に、
ドットスペーサ(図示しない)を挟んで積層している。
【0004】図8において、ペン109で入力点110
aに入力したとする。抵抗膜シート107、108はド
ットスペーサによって隔てられているが、ペン109で
十分な力で入力されると、接触抵抗111を介して入力
点110aと入力点110bが接触する。したがって、
電圧検出端子112から入力点110aの電位を検出す
ることができる。そこで、例えば、A/D変換回路(図
示しない)によりデジタル値に変換して位置情報データ
として検出する。
【0005】しかしながら、従来例1の回路では、入力
点110a、110bを2枚の抵抗膜シート101、1
02の接触点の分圧で検出するため、お手つきなどによ
って2点以上同時に入力された場合、例えば、点113
aにお手つきなどにより誤って入力された場合、点11
3aと点113bが接触抵抗114を介して接触するの
で、入力点の合成抵抗(接触抵抗111、接触抵抗11
4)にかかる電圧値を検出することになり誤入力される
という問題があった。
【0006】この問題を改善する従来例2として、例え
ば、特願平6−191403号公報の記載によれば、入
力点の電圧値を検出する2つの電極と、この2つの電極
から出力される電圧値を比較することにより誤入力を検
出する電圧比較回路とを備え、お手つきにより、2点以
上同時に入力された場合には、電圧検出側の抵抗膜シー
トの両端に出力される電圧値に差が生じる。そこで、こ
の差を電圧比較回路により検出することによってお手つ
きなどによる誤入力を防止する抵抗膜タッチパネルが提
案されている。
【0007】図9は従来例2による抵抗膜方式タッチパ
ネルの入力位置検出回路とその等価回路を示す図であ
る。図9(a)は従来例2による抵抗膜方式タッチパネ
ルの入力位置検出回路を示し、図9(b)は図9(a)
の等価回路を示す。図9の回路構成は、図8の回路構成
に電圧比較回路115、割り込み発生回路116をさら
に追加したものである。
【0008】図9(a)において、ペン109で入力し
たとすると、接触抵抗111を介して入力点110aと
入力点110bと接触しており、電極105、106か
ら入力点110aの電圧値が出力されるが、この場合、
1点しか入力されていないので、電極105、106の
電圧値は等しい。しかし、点113aにお手つきなどに
より誤って入力された場合、点113aと点113bが
接触抵抗114を介して接触する。したがって、電位V
1とV2に差が生じる。これは、誤入力点113bと点
110bの間の抵抗膜シート102により電圧降下が発
生するからである。この電圧の差を電圧比較回路115
により検出して、割り込み発生回路116へ入力する。
【0009】そして、この割り込み発生回路116は、
電圧比較回路115によりお手付きによる誤入力の検出
結果を受けたとき、演算装置(図示しない)に対して割
り込みを発生させ、この割り込みにより、演算装置はタ
ッチパネルからの入力を無視し、入力エラーとして処理
する。
【0010】また、お手つき防止のタッチパネルとし
て、他にドットスペーサの間隔を狭くすることにより入
力荷重を大きくしたものが既に商品化されており、入力
荷重が大きい場合のみ入力を検出し、入力荷重が比較的
小さいお手つきなどによる誤入力を防ぐものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペン入
力を手のひらサイズ程度の入力領域に長時間行っても手
が疲れないが、例えば、入力領域が7インチ以上の大型
サイズになれば、手の甲をタッチパネルにのせずにペン
入力を長時間正確に行うのは非常に手が疲れる。従っ
て、従来例2では、タッチパネルにお手つきしたとき、
ペン入力されたデータは、無効になるので、大型サイズ
のタッチパネルの入力領域にペン入力する際、ペンを持
つ手が疲れても手の甲をタッチパネルに乗せて書くこと
ができず、非常に手が疲れるという問題がある。
【0012】また、透明導電膜フィルムのドットスペー
サの間隔を狭くしたタッチパネルでは、ペン入力ときの
入力荷重も同時に重くなるため、長時間の入力で手が疲
れるばかりか、透明導電膜フィルムの耐久性が悪くなる
という問題がある。
【0013】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、例えば、タッチパネルを複数の入力領域の集
合として構成し、タッチパネルの全入力領域のうち、座
標入力を有効にする入力有効領域と座標入力を無効にす
る入力無効領域の設定を可能にしたことにより、入力無
効領域に手が触れても入力有効領域に入力された座標は
有効として取り扱うことができるペン入力装置を提供す
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ペンのペンア
ップ、ペンダウン及びペンドラッグ操作により座標を入
力する入力領域を有し、この入力領域を複数に分割して
個別に動作させることが可能なタッチパネルと、各入力
領域に対して座標入力を有効にする入力有効領域または
座標入力を無効にする入力無効領域を設定する領域設定
部と、この領域設定部の設定結果に基づいて各入力領域
が入力有効領域または入力無効領域として動作するよう
に制御するタッチパネル制御部と、入力有効領域に入力
された座標を検出する入力検出部と、検出された座標を
記憶する記憶部と、記憶された座標を表示する表示部と
を備えたことを特徴とするペン入力装置である。
【0015】本発明によれば、タッチパネルを複数の入
力領域の集合として構成し、タッチパネルの全入力領域
のうち、座標入力を有効にする入力有効領域と座標入力
を無効にする入力無効領域の設定を可能にしたことによ
り、入力無効領域に手が触れても入力有効領域に入力さ
れた座標は有効として取り扱うことができる。これによ
り、例えば、大型サイズのタッチパネルに対して入力無
効領域に手を添えながら入力有効領域に座標入力するこ
とができるので、長時間、入力しても疲れにくい。
【0016】前記タッチパネル制御部は、ペンダウン及
びペンドラッグ操作により入力有効領域から隣の入力無
効領域をまたいで連続座標が入力されたとき、連続座標
が入力された入力無効領域を入力有効領域に切り替える
構成にしてもよい。この構成によれば、連続座標を入力
するときに入力有効領域を複数設定する必要がなく、連
続して座標入力されている領域だけ入力有効領域に切り
替えられるので、座標入力されていない領域に手が触れ
ても、入力された連続座標を有効にすることができる。
【0017】前記タッチパネル制御部は、ペンダウン及
びペンドラッグ操作により入力有効領域から入力領域を
分割する透明境界線をまたいで隣の入力無効領域に座標
入力されたとき、前記入力検出部により検出されない透
明境界線上の座標を補完し、補完した連続座標を表示部
に表示する構成にしてもよい。この構成によれば、ペン
ダウン及びペンドラッグ操作による連続座標の入力にお
いて、入力領域を分割する透明境界線上で連続座標が途
切れることなく表示部に表示することができ、分割され
た入力領域に入力された連続座標から正しいデータに変
換することができる。よって、ドローイング時の途切れ
やドラッグ時の誤ったドロップを防ぐことができる。
【0018】前記領域設定部により、複数の入力有効領
域が設定され、前記入力検出部により、各入力有効領域
毎に入力された座標が検出され、前記表示部により、検
出された全ての座標がリスト表示されたとき、表示され
た座標から有効とする座標を選択する座標選択部をさら
に備え、前記タッチパネル制御部は、選択された座標の
みを有効とする構成にしてもよい。この構成によれば、
設定した複数の入力有効領域にそれぞれ入力された座標
から、選択した座標のみを有効にすることができる。
【0019】前記タッチパネル制御部は、前記領域設定
部により、複数の入力有効領域が設定され、前記入力検
出部により、各入力有効領域毎に入力された座標が検出
されたとき、検出された全ての座標を有効とする構成に
してもよい。この構成によれば、設定した複数の入力有
効領域にそれぞれ入力された全ての座標を有効に取り扱
うことができるので、ドローイングソフトなどを利用す
る場合に好適である。
【0020】前記領域設定部により、複数の入力有効領
域が設定され、前記入力検出部により、各入力有効領域
毎に入力された座標が検出され、前記表示部により、検
出された全ての座標がリスト表示されたとき、表示され
た座標から有効とする座標を選択する座標選択部と、座
標選択部により選択された座標を有効とする第1入力モ
ードまたは検出された全ての座標を有効とする第2入力
モードを指定する入力モード指定部とをさらに備え、前
記タッチパネル制御部は、指定されたそれぞれの入力モ
ードに基づいて座標を有効とする構成にしてもよい。こ
の構成によれば、設定した複数の入力有効領域にそれぞ
れ入力された座標から、入力モードを指定して、選択し
た座標のみを有効にしたり、全ての座標を有効にしたり
することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明を詳述する。なお、本発明はこれによって限定さ
れるものではない。
【0022】図1は本発明の一実施例によるペン入力装
置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、
本発明のペン入力装置は、タッチパネル1、中央処理部
2、タッチパネル制御部3、入力検出部4、主記憶部
5、補助記憶部6、表示部7、タッチパネル接続部8、
バス9から構成されている。
【0023】タッチパネル1は、例えば、ガラス板表面
に透明導電膜の抵抗体を形成し、さらにその抵抗体の両
端部に透明電極を形成した抵抗膜ガラス板と、フィルム
表面に透明導電膜の抵抗体を形成し、さらにその抵抗体
の両端部に透明電極を形成した抵抗膜シートで構成さ
れ、さらに抵抗膜ガラス板の抵抗膜及び透明電極、及び
抵抗膜シートの抵抗膜及び透明電極をそれぞ直角方向に
分離する透明境界絶縁線(透明絶縁パターン)が形成さ
れている(図2参照)。
【0024】また、抵抗膜ガラス板と抵抗膜シートとの
両抵抗体間には絶縁体である直径数十μ程度のスペーサ
が配置されており、タッチパネルを押さない限り、両抵
抗体は絶縁されている。
【0025】タッチパネル1は、ペンのペンアップ、ペ
ンダウン及びペンドラッグ操作により座標を入力する入
力領域を有し、この入力領域を複数に分割して個別に動
作させることが可能である。つまり、入力領域となる抵
抗膜シートの透明導電膜に電圧を印加して、ペンのペン
アップ、ペンダウン及びペンドラッグ操作により抵抗膜
シートの接触点の接触電圧を検出する。
【0026】中央処理部2は、例えば、CPUで構成さ
れ、バス9を介し、補助記憶部6に記憶された制御プロ
グラムにより各部を制御する。また、補助記憶部6に記
憶されたアプリケーションプログラムにより入力データ
を処理する。また、中央処理部2は、補助記憶部6に記
憶された制御プログラムにより、タッチパネル1の各入
力領域に対して座標入力を有効にする入力有効領域また
は座標入力を無効にする入力無効領域を設定する領域設
定部2aとして機能する。
【0027】また、中央処理部2は、領域設定部2aに
より、複数の入力有効領域が設定され、入力検出部4に
より、各入力有効領域毎に入力された座標が検出され、
表示部7により、検出された全ての座標がリスト表示さ
れたとき、表示された座標から有効とする座標を選択す
る座標選択部2b、座標選択部2bにより選択された座
標を有効とする第1入力モードまたは入力検出部4によ
り検出された全ての座標を有効とする第2入力モードを
指定する入力モード指定部2cとして機能する。
【0028】タッチパネル制御部3は、例えば、タッチ
パネル1の入出力信号を制御するタッチパネルコントロ
ーラ、タッチパネル1から検出した情報を中央処理部2
との間で送受信するI/Oなどで構成されている。タッ
チパネル制御部3は、タッチパネル接続部8を介してタ
ッチパネル1を、領域設定部2aによる設定結果に基づ
いて各入力領域が入力有効領域または入力無効領域とし
て動作するように制御し、複数の入力有効領域に設定さ
れたとき、最初に入力された座標を含む入力有効領域以
外の領域を入力無効領域として制御するよう構成されて
いる。
【0029】また、タッチパネル制御部3は、ペンダウ
ン及びペンドラッグ操作により入力有効領域から隣の入
力無効領域をまたいで連続座標が入力されたとき、連続
座標が入力された入力無効領域を入力有効領域に切り替
え、かつ元の入力有効領域を入力無効領域に切り替える
よう構成してもよい。
【0030】また、タッチパネル制御部3は、座標選択
部2bにより、表示された座標から有効とする座標が選
択されたとき、選択された座標のみを有効とするよう構
成してもよい。また、タッチパネル制御部3は、領域設
定部2aにより、複数の入力有効領域が設定され、入力
検出部4により、各入力有効領域毎に入力された座標が
検出されたとき、検出された全ての座標を有効にするよ
う構成してもよい。
【0031】また、タッチパネル制御部3は、領域設定
部2aにより、複数の入力有効領域が設定され、入力検
出部4により、各入力有効領域毎に入力された座標が検
出され、表示部5により、検出された全ての座標がリス
ト表示されたとき、入力モード指定部2cにより、選択
された座標を有効とする第1入力モードまたは検出され
た全ての座標を有効とする第2入力モードが指定された
とき、指定されたそれぞれの入力モードに基づいて座標
を有効とする構成にしてもよい。
【0032】入力検出部3は、例えば、A/D変換器で
構成され、タッチパネル1の入力有効領域に入力された
接触電圧を座標データとしてA/D変換(アナログ/デ
ジタル変換)する。
【0033】主記憶部5は、例えば、RAM、EEPR
OM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
クなどで構成され、入力検出部4により検出された座標
を記憶する記憶部として機能する。また、選択された入
力モードを記憶する(図4参照)。
【0034】補助記憶部6は、例えば、RAM、EEP
ROM、フロッピーディスク、CD−R/RWなどで構
成され、装置を制御するための制御プログラム、ユーザ
用のアプリケーションプログラム、入力モードを変更す
るための変更コマンド、表示するメッセージが記憶され
ている(図4参照)。
【0035】表示部7は、例えば、液晶ディスプレイ、
プラズマディスプレイ、ELディスプレイなどで構成さ
れ、画面上にタッチパネル1を配置している。また、表
示部7は、入力検出部4により検出された座標や第1ま
たは第2入力モードを選択するためのメッセージなどを
表示する。
【0036】タッチパネル接続部8は、例えば、インタ
フェース、コネクタなどで構成され、タッチパネル1と
タッチパネル制御部3及び入力検出部4を接続する。
【0037】図2は本発明の一実施例によるタッチパネ
ルの構成を示す図である。図2において、タッチパネル
1は、例えば、フィルム表面に透明導電膜の抵抗体を形
成し、さらにその抵抗体の両端部に透明電極を形成した
抵抗膜シート11a、ガラス板表面に透明導電膜の抵抗
体を形成し、さらにその抵抗体の両端部に透明電極を形
成した抵抗膜ガラス板11bとで構成され、さらに抵抗
膜シート11aの抵抗膜及び透明電極12a〜15a、
及び抵抗膜ガラス板11bの抵抗膜及び透明電極12b
〜15bをそれぞれ直角方向に分離する透明境界絶縁線
(透明絶縁パターン)16a、16bが形成されてい
る。
【0038】絶縁パターン16a、16bの形成は、抵
抗膜を形成するときに、マスキングすることで実現でき
る。各透明導電膜の抵抗体に接続されている透明電極
は、透明絶縁パターンにて分離されており、それぞれ4
つの透明電極で構成している。図2に示さないが、透明
導電膜の両抵抗体間には絶縁体である直径数十μ程度の
スペーサが配置されており、タッチパネルを押さない限
り、両抵抗体は絶縁されている。
【0039】以下、タッチパネル1の上部抵抗膜11
a、下部抵抗膜11bは、絶縁パターン16a、16b
によりそれぞれ2分割され、入力領域は、XH1電極12
bとXL1電極14bで囲まれる第1領域及び第2領域、X
H2電極13bとXL2電極15bで囲まれる第3領域及び
第4領域、YH1電極12aとYL1電極14aで囲まれる第
1領域及び第3領域、YH2電極13aとYL2電極15aで
囲まれる領域を第2領域及び第4領域で構成される。
【0040】例えば、第1領域を入力有効領域として設
定し、第1領域にペン17により座標18aが入力され
たとする。このとき、入力点18aと入力点18bが接
触抵抗19を介して接触する。タッチパネル制御部4の
制御により、XH1電極12bとXL1電極14b間に定電圧
が印加され、その入力点18bに発生するアナログ電圧
(X1座標)を、電圧検出端子としてYL1電極14aから
検出する。さらに、YH1電極12aとYL1電極14a間に
電圧を印加して、その入力点18aに発生するアナログ
電圧(Y1座標)を、電圧検出端子としてXL1電極14b
から検出する。検出されたアナログ電圧は、入力検出部
4のA/D変換器によりデジタルの座標データ(X1、Y
1)に変換され、中央処理部2に転送される。
【0041】同様に入力有効領域として設定した領域の
各2組の電極に定電圧を印加し、入力点に対応する電極
からアナログ電圧を検出することにより、第2領域に入
力されたアナログ電圧から座標データ(X2、Y2)、第3
領域に入力されたアナログ電圧から座標データ(X3、Y
3)、第4領域に入力されたアナログ電圧から座標デー
タ(X4、Y4)を得ることができる。
【0042】図3は本発明の一実施例によるタッチパネ
ル制御部及び入力検出部を含む部分回路を示す図であ
る。図3に示すように、タッチパネル制御部3のタッチ
パネルコントローラと入力検出部4のA/D変換器は、
タッチパネル接続部8を介してタッチパネル1の各電極
と接続され、バス9を介して中央処理部2に接続されて
いるものとする。
【0043】図3では、第1領域の座標を検出する場合
の部分回路を示し、タッチパネルコントローラは、図示
しない、SWXH1及びSWXH2信号によりアナログスイッチを
共にオンすることで、全領域にVCC電圧を印加してお
く。タッチパネル1への入力が無い場合には、上部抵抗
膜11aと下部抵抗膜11b間に絶縁性のスペーサが存
在するため、MONY1及びMONY2信号はプルダウンされてい
るのでLowレベルとなっている。
【0044】このとき、タッチパネル1の入力領域に入
力されると、MONY1またはMONY2がHighレベルとなり、タ
ッチパネルコントローラの座標変換領域指定と座標変換
スタートのトリガーとなる。例えば、第1領域にペン入
力されたならば、入力割込み信号MONY1は、Highレベル
となる、これにより、タッチパネルコントローラは、第
1領域に入力されたことを認識し、SWXH1信号とSWYL1信
号と二つのアナログスイッチによりXH1電極とXL1電極間
にVCC電圧を印加する。
【0045】読み取り信号SENSEX1により、アナログス
イッチをオンすることにより、入力された位置に対応し
て印加した電圧の分圧レベルのX1DATAがA/D変換器の
入力ポートに入力され、X1座標のデジタルデータを得
る。
【0046】このように、タッチパネルコントローラ
は、入力された入力割込み信号MONY1、MONY2からどの領
域が入力されたか予め認識し、VCC電圧を印加する二つ
の電極の組み合わせを決め、読み取り信号を出力する。
同様に、入力された位置に対応して、YH2電極とYL2電極
を組合せた回路、XH1電極をXL1電極を組合せた回路、XH
2電極とXL2電極を組合せた回路にVCC電圧を印加する。
【0047】本発明のタッチパネル1の各領域毎の駆動
方法は、タッチパネルの上部抵抗膜11a及び下部抵抗
膜11bの両端部に形成されている各電極が、絶縁パタ
ーン16a、16bによりそれぞれ2分割されているた
め、最初の入力を検出する入力割込み信号が2つあり、
分割された複数の領域への同時入力も実現するため、A
/D変換器の入力チャネル数は上下併せた領域数分の4
ポートが必要となる。
【0048】図4は本発明の一実施例によるペン入力装
置の記憶部の構成を示す図である。主記憶部5は、読み
出し/書き込みが可能な揮発性メモリであり、タッチパ
ネル制御プログラム、アプリケーションプログラム、オ
ペレーティングシステムやタッチパネルデータ抽出プロ
グラムが使用するさまざまな領域が確保されている。補
助記憶部6は、読み出し専用の不揮発性メモリであり、
タッチパネル制御プログラム、アプリケーションプログ
ラム、オペレーティングシステム、タッチパネルデータ
抽出プログラムなどが記憶されている。
【0049】図5は本発明の一実施例によるタッチパネ
ル制御の手順1を示すフローチャートである。図5にお
いて、 S1-1:ペン入力装置の電源が投入されると、主記憶部に
ある第1〜第4領域の有・無効識別格納領域に有効を示
す値を書きこんで、初期状態として全領域を入力可能状
態とする。 S1-2:主記憶部のMONY1レベル格納領域、MONY2レベル格
納領域に0を書きこむ。
【0050】S1-3:中央処理部2から現在使われている
アプリケーションの有効領域指定コマンドを受信する。 S1-4:入力指定があるか、無いかを確認する。入力指定
が無かった場合には、S1-5をスキップし、全領域を入力
可能状態とする。 S1-5:指定されなかった領域の有・無効識別格納領域に
無効を示すデータ(値)を書き込み、入力無効領域とす
る。
【0051】S1-6:第1領域あるいは第2領域の有・無
効識別格納領域に有効を示すデータが格納されているか
否かを確認する。第1領域と第2領域ともに有効を示す
データが格納されていなければ、S1-8にスキップする。 S1-7:第1領域あるいは第2領域の有・無効識別格納領
域に有効を示すデータが格納されているならば、XH1-XL
1電極間に電圧を印加する。
【0052】S1-8:第3領域あるいは第4領域の有・無
効識別格納領域に有効を示すデータが格納されているか
否かを確認する。第3領域と第4領域ともに有効を示す
データが格納されていなければ、S1-10にスキップす
る。 S1-9:第3領域あるいは第4領域の有・無効識別格納領
域に有効を示すデータが格納されているならば、XH2-XL
2電極間に電圧を印加する。
【0053】S1-10:MONY1及びMONY2信号の両方がLowレ
ベルであるか否かを確認する。MONY1及びMONY2信号の両
方がLowレベルであれば、タッチパネルが入力可能領域
で押されていないことになるため、制御をS1-3に移す。 S1-11:MONY1またはMONY2信号がHighレベルであれば、M
ONY1またはMONY2信号のレベル値をMONY1レベル格納領域
またはMONY2レベル格納領域に書きこみ(Highレベルなら
ば1をLowレベルならば0)、制御をS1-12に移す。
【0054】図6は本発明の一実施例によるタッチパネ
ル制御の手順2を示すフローチャートである。図6にお
いて、 S1-12:ペンモード格納領域にダウンを示す値を書きこ
む。 S1-13:XH2-XL2電極間に印加した電圧を解除する(XH1-
XL1電極間に印加した電圧はそのままにする)。 S1-14:第1領域の有・無効識別格納領域に格納されて
いるデータが有効か無効かを確認する。無効を示すデー
タが格納されていれば、制御をS1-17に移す。 S1-15:有効を示すデータが格納されていれば、MONY1レ
ベル格納領域に格納されている値を確認し、MONY1の値
が1であるか否かを確認する。MONY1の値が1でなけれ
ば、S1-17にスキップする。
【0055】S1-16:MONY1の値が1であれば、第1領域
の座標を検出する。第1領域の座標検出手順のサブルー
チンは下記の通りである。例えば、SWXH1−SWXL1信号を
オンし、SENSEX1信号をオンすることによってYL1電極か
らX座標を検出し、第1領域のX座標格納領域に格納す
る。ただし、入力が不充分で適切な座標値を検出できな
かった場合には、各座標格納領域には無効を示す値を格
納する。Y座標検出手順もX座標検出手順と同様であるの
で説明を省略する。
【0056】S1-17:第2領域の有・無効識別格納領域
に格納されているデータが有効か無効かを確認する。無
効を示すデータが格納されていれば、制御をS1-20に移
す。 S1-18:有効を示すデータが格納されていれば、MONY2レ
ベル格納領域に格納されている値を確認し、MONY2の値
が1であるか否かを確認する。MONY2の値が1でなけれ
ば、S1-20にスキップする。 S1-19:MONY2の値が1であれば、第2領域の座標を検出
する。第2領域の座標検出手順も第1領域の座標検出手
順と同様であるので説明を省略する。
【0057】S1-20:XH1-XL1電極間に印加した電圧を解
除する。 S1-21:XH2-XL2電極間に電圧を印加する。
【0058】S1-22:第3領域の有・無効識別格納領域
に格納されているデータが有効か無効かを確認する。無
効を示すデータが格納されていれば、制御をS1-25に移
す。 S1-23:有効を示すデータが格納されていれば、MONY1レ
ベル格納領域に格納されている値を確認し、MONY1の値
が1であるか否かを確認する。MONY1の値が1でなけれ
ば、S1-25にスキップする。 S1-24:MONY1の値が1であれば、第3領域座標を検出す
る。第3領域の座標検出手順も第1領域の座標検出手順
と同様であるので説明を省略する。
【0059】S1-25:第4領域の有・無効識別格納領域
に格納されているデータが有効か無効かを確認する。無
効を示すデータが格納されていれば、制御をS1-28に移
す。 S1-26:有効を示すデータが格納されていれば、MONY2レ
ベル格納領域に格納されている値を確認し、MONY2の値
が1であるか否かを確認する。MONY2の値が1でなけれ
ば、S1-28にスキップする。 S1-27:MONY2の値が1であれば、第4領域の座標を検出
する。第4領域の座標検出手順も第1領域の座標検出手
順と同様であるので説明を省略する。
【0060】S1-28:XH2-XL2電極間に印加した電圧を解
除する。 S1-29:検出した全ての座標が無効であるか否かを確認
する。無効であれば、制御をS1-32に移し、有効な座標
が存在すれば、制御をS1-30に移す。
【0061】S1-30:有効な座標が存在すれば、検出し
た座標のうち、他の無効領域との境界点を示すものがあ
るか否かを確認する。該当の座標が確認されなければ、
制御をS1-12に移す。 S1-31:該当の座標が確認されたら、境界情報として境
界情報格納領域に現在領域の番号と隣接領域の番号を格
納して、制御をS1-12に移す。
【0062】S1-32:境界情報が有効か無効かを確認
し、境界情報が無効であれば、入力有効領域から入力無
効領域へのドローイングと判断し、S1-36に移り、ペン
モードをアップとし、ペンが離されたと判断する。 S1-33:境界情報が有効ならば、境界情報に記憶されて
いる隣接領域を示す入力領域の有・無効識別格納領域に
有効を示す値を書き込む。 S1-34:境界領域に記憶されている前回の入力領域の有
・無効識別格納領域に無効を示す値を書き込む。 S1-35:境界情報を初期化するためNull(無効)を書き
込む。制御をS1-12に移す。
【0063】各座標検出時には、中央処理部2に割込み
を発生させ、検出した座標データと入力モードを転送す
る。ただし、入力荷重が不充分であれば、無効なデータ
と確認し、中央処理部2への割込みは発生させない。
【0064】図7は本発明の一実施例によるタッチパネ
ルデータ検出の手順を示すフローチャートである。 S2-1:タッチパネルデータ検出プログラムを起動し、主
記憶部の同時入力モード格納領域に選択を示す値を格納
する。 S2-2:タッチパネル制御部を初期化する。
【0065】S2-3:利用者に入力を求めるActiveなアプ
リケーションを抽出する。。 S2-4:タッチパネル制御部に対して入力有効領域を指定
する。タッチパネル制御部は、第1〜第4領域の有・無
効識別格納領域を設定する。
【0066】S2-5:タッチパネル制御部からペン入力割
込みが発生しているか否かを確認する。 S2-6:ペン入力割込みが発生していれば、S2-3で抽出し
たアプリケーションがドローイングソフトのような複数
領域への同時入力有効なアプリケーションであるか否か
を確認する。該当のアプリケーションであれば、制御を
S2-11に移し、該当のアプリケーションでなければ、制
御をS2-7に移す。
【0067】S2-7:タッチパネル制御部より転送される
座標及びペンモードを抽出する。 S2-8:アプリケーションに座標及びペンモード情報を転
送する。例えば、ドローイングアプリケーションの場
合、タッチパネルの透明絶縁パターンをまたいで入力を
行われた場合、アプリケーションはこのときにタッチパ
ネル制御部より受信するペンモードがダウンとなってい
るため、透明絶縁パターンの前後の座標を結ぶことにな
る。
【0068】S2-9:アプリケーションの入力領域が変わ
ったか否かを確認する。入力領域が変わると、制御をS2
-3に戻し、入力領域が変わっていなければ、制御をS2-1
0に移す。 S2-10:アプリケーションがActiveでなくなったか否か
を確認する。Activeでなくなったら、制御をS2-3に戻
し、Activeであれば、制御をS2-5に戻す。
【0069】S2-11:S2-6にて、複数領域への同時入力
が有効なアプリケーションである場合、タッチパネル制
御部より全ての入力有効領域からの座標及びそれぞれの
ペンモードを抽出する。 S2-12:同時入力モードの変更コマンドであるか否かを
確認する。 S2-13:同時入力モードの変更コマンドで無ければ、通
常のアプリケーションへの入力と判断し、現在の同時入
力モードが選択モードであるか否かを確認する。
【0070】S2-14:同時入力モードが選択モードであ
れば、検出した全ての領域からの座標をリスト表示し、
利用者に選択させる。 S2-15:利用者が選択した座標のみを有効な入力と判断
し、アプリケーションに転送し、制御をS2-5に移す。
【0071】S2-16:S2-12にて、同時入力モードの変更
コマンド、現在の同時入力モードを変更する。 S2-17:S2-13にて、同時入力モードが選択モードでなけ
れば、全ての領域からの座標をアプリケーションに転送
し、制御をS2-5に移す。
【0072】なお、同時入力コマンドについては、画面
上にボタンのみのWindowを表示し、ボタン上を押された
場合に機能するトグルスイッチを想定している。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、タッチパネルの複数の
入力領域の集合領域として構成し、タッチパネルの全入
力領域のうち、座標入力を有効にする入力有効領域と座
標入力を無効にする入力無効領域の設定を可能にしたこ
とにより、入力無効領域に手が触れても入力有効領域に
入力された座標は有効として取り扱うことができる。こ
れにより、例えば、大型サイズのタッチパネルに対して
入力無効領域に手を添えながら入力有効領域に座標入力
することができるので、長時間、入力しても疲れにく
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるペン入力装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるタッチパネルの構成を
示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるタッチパネル制御部及
び入力検出部を含む部分回路を示す図である。
【図4】本発明の一実施例によるペン入力装置の記憶部
の構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施例によるタッチパネル制御の手
順1を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例によるタッチパネル制御の手
順2を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例によるタッチパネルデータ検
出の手順を示すフローチャートである。
【図8】従来例1による抵抗膜方式タッチパネルの入力
位置検出回路とその等価回路を示す図である。
【図9】従来例2による抵抗膜方式タッチパネルの入力
位置検出回路とその等価回路を示す図である。
【符号の説明】
1 タッチパネル 2 中央処理部 2a 領域設定部 2b 座標選択部 2c 入力モード指定部 3 タッチパネル制御部 4 入力検出部 5 主記憶部 6 補助記憶部 7 表示部 8 タッチパネル接続部 9 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B068 AA22 BB06 BD02 BD13 BE06 DE02 5B087 AC05 BC03 BC33 CC02 CC26 CC36 5E501 AA04 BA02 CA02 CB05 CB11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペンのペンアップ、ペンダウン及びペン
    ドラッグ操作により座標を入力する入力領域を有し、こ
    の入力領域を複数に分割して個別に動作させることが可
    能なタッチパネルと、各入力領域に対して座標入力を有
    効にする入力有効領域または座標入力を無効にする入力
    無効領域を設定する領域設定部と、この領域設定部の設
    定結果に基づいて各入力領域が入力有効領域または入力
    無効領域として動作するように制御するタッチパネル制
    御部と、入力有効領域に入力された座標を検出する入力
    検出部と、検出された座標を記憶する記憶部と、記憶さ
    れた座標を表示する表示部とを備えたことを特徴とする
    ペン入力装置。
  2. 【請求項2】 前記タッチパネル制御部は、ペンダウン
    及びペンドラッグ操作により入力有効領域から隣の入力
    無効領域をまたいで連続座標が入力されたとき、連続座
    標が入力された入力無効領域を入力有効領域に切り替え
    ることを特徴とする請求項1記載のペン入力装置。
  3. 【請求項3】 前記タッチパネル制御部は、ペンダウン
    及びペンドラッグ操作により入力有効領域から入力領域
    を分割する透明境界線をまたいで隣の入力無効領域に連
    続座標が入力されたとき、前記入力検出部により検出さ
    れない透明境界線上の座標を補完し、補完した連続座標
    を表示部に表示することを特徴とする請求項1記載のペ
    ン入力装置。
  4. 【請求項4】 前記領域設定部により、複数の入力有効
    領域が設定され、前記入力検出部により、各入力有効領
    域毎に入力された座標が検出され、前記表示部により、
    検出された全ての座標がリスト表示されたとき、表示さ
    れた座標から有効とする座標を選択する座標選択部をさ
    らに備え、前記タッチパネル制御部は、選択された座標
    のみを有効とすることを特徴とする請求項1記載のペン
    入力装置。
  5. 【請求項5】 前記タッチパネル制御部は、前記領域設
    定部により、複数の入力有効領域が設定され、前記入力
    検出部により、各入力有効領域毎に入力された座標が検
    出されたとき、検出された全ての座標を有効とすること
    を特徴とする請求項1記載のペン入力装置。
  6. 【請求項6】 前記領域設定部により、複数の入力有効
    領域が設定され、前記入力検出部により、各入力有効領
    域毎に入力された座標が検出され、前記表示部により、
    検出された全ての座標がリスト表示されたとき、表示さ
    れた座標から有効とする座標を選択する座標選択部と、
    座標選択部により選択された座標を有効とする第1入力
    モードまたは検出された全ての座標を有効とする第2入
    力モードを指定する入力モード指定部とをさらに備え、
    前記タッチパネル制御部は、指定されたそれぞれの入力
    モードに基づいて座標を有効とすることを特徴とする請
    求項1記載のペン入力装置。
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