JPH0640462B2 - キーボード入力回路 - Google Patents
キーボード入力回路Info
- Publication number
- JPH0640462B2 JPH0640462B2 JP1226964A JP22696489A JPH0640462B2 JP H0640462 B2 JPH0640462 B2 JP H0640462B2 JP 1226964 A JP1226964 A JP 1226964A JP 22696489 A JP22696489 A JP 22696489A JP H0640462 B2 JPH0640462 B2 JP H0640462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- input
- line
- circuit
- output line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、種々の入力装置で用いられるキーボード入力
回路に関する。
回路に関する。
従来の技術 数字やアルファベット等、多くの種類のキー(ボタン)
を備えたキーボードで、それらのキーのうち、どのキー
が操作された(押された)のかを検出するキーボード入
力回路には、従来、第3図に示すようなマトリクス回路
が用いられていた。これは、電源VDDに接続されたn本
の入力線LI1〜LInと各々トランジスタスイッチTRを備
えるm本の出力線LO1〜LOmとをマトリクス状に配線
し、それらの線のn×m個の交点キースイッチを設けた
ものである。キー操作の検出は次のようにして行われ
る。出力線側のトランジスタにキースキヤン信号を入力
することにより各トランジスタスイッチTR1〜TRmを順次
開閉してゆき、その間、入力線LI1〜LIn側で電位をモ
ニタしておく、第4図に示すように、入力線LIの電位
は通常は高位であるが、あるキーSWを押したとき、そこ
で入力線LIと出力線LOとが短絡されるため、キース
キヤン信号SKSによりトランジスタTRがONとなったと
き、検出電位が下がる。このキースキャン信号SKSのタ
イミングと電位低下検出のタイミングから、マトリクス
上のどのキーが押されたかが判別される。
を備えたキーボードで、それらのキーのうち、どのキー
が操作された(押された)のかを検出するキーボード入
力回路には、従来、第3図に示すようなマトリクス回路
が用いられていた。これは、電源VDDに接続されたn本
の入力線LI1〜LInと各々トランジスタスイッチTRを備
えるm本の出力線LO1〜LOmとをマトリクス状に配線
し、それらの線のn×m個の交点キースイッチを設けた
ものである。キー操作の検出は次のようにして行われ
る。出力線側のトランジスタにキースキヤン信号を入力
することにより各トランジスタスイッチTR1〜TRmを順次
開閉してゆき、その間、入力線LI1〜LIn側で電位をモ
ニタしておく、第4図に示すように、入力線LIの電位
は通常は高位であるが、あるキーSWを押したとき、そこ
で入力線LIと出力線LOとが短絡されるため、キース
キヤン信号SKSによりトランジスタTRがONとなったと
き、検出電位が下がる。このキースキャン信号SKSのタ
イミングと電位低下検出のタイミングから、マトリクス
上のどのキーが押されたかが判別される。
このような動作を行うキー入力検出回路10は、通常、あ
らかじめ1つのチップとして製造されており、その入力
線と出力線の数(n,m)はチップにより定められてい
る。ところが、キーボードのキーの数をn×mよりも少
しだけ増やさねばならないとき、そのチップではもはや
対応できない。1ランク上の、より多くのキー数に対応
したチップは、通常、n×mよりもはるかに多くのキー
数に対応したものとなり、設計変更が大きくなることや
コスト的な問題から、容易に採用することができない。
らかじめ1つのチップとして製造されており、その入力
線と出力線の数(n,m)はチップにより定められてい
る。ところが、キーボードのキーの数をn×mよりも少
しだけ増やさねばならないとき、そのチップではもはや
対応できない。1ランク上の、より多くのキー数に対応
したチップは、通常、n×mよりもはるかに多くのキー
数に対応したものとなり、設計変更が大きくなることや
コスト的な問題から、容易に採用することができない。
このようなときのために、従来既に、少数のキー数の増
加に対応可能な配線が考案されていた。これは第5図に
示すように、マトリクスに1本の線LOm+1(出力線側で
も入力線側でもよい)を追加し、その追加線LOm+1を従
来の線2本LOk,LOk+1に接続するというものである。
加に対応可能な配線が考案されていた。これは第5図に
示すように、マトリクスに1本の線LOm+1(出力線側で
も入力線側でもよい)を追加し、その追加線LOm+1を従
来の線2本LOk,LOk+1に接続するというものである。
発明が解決しようとする課題 このようなマトリクス線追加による対応の場合、第5図
に示すように、それに接続される従来の線への電流の逆
流防止のために、それらの間にダイオードD1,D2を
設ける必要がある。
に示すように、それに接続される従来の線への電流の逆
流防止のために、それらの間にダイオードD1,D2を
設ける必要がある。
この場合、第4図に示すように、キーSWが押されたとき
には、キー入力検出回路10の入力と出力との間にダイオ
ードDが挿入されたことになり、キー入力検出回路10に
おける検出部Bの検出電位差を下げることになる。
には、キー入力検出回路10の入力と出力との間にダイオ
ードDが挿入されたことになり、キー入力検出回路10に
おける検出部Bの検出電位差を下げることになる。
これは、キー入力の検出精度を悪化させ、特に、キース
イッチSWに接触抵抗の大きい種類のものを使用したと
きには、誤検出、或いは検出不能という事態を引き起こ
す場合がある。
イッチSWに接触抵抗の大きい種類のものを使用したと
きには、誤検出、或いは検出不能という事態を引き起こ
す場合がある。
本発明はこのような問題を解決し、キー入力の検出精度
を悪化させることなく、かつ、簡単に少数のキー数の増
加に対応することのできるキーボード入力回路を提供す
ることを目的とする。
を悪化させることなく、かつ、簡単に少数のキー数の増
加に対応することのできるキーボード入力回路を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明では、キースキャン信
号に応じてオンオフするスイッチング素子を介して低電
位点に接続された出力線と、電源に接続された入力線と
の間にキー接点がマトリクス状に配設され、いずれかの
キー接点が操作されたときに入力線と出力線とを短絡す
ることにより、入力線側でキー入力を検出するキーボー
ド入力回路において、マトリクス配線の出力線側に、キ
ー接点と前記低電位点間とを前記スイッチング素子を介
することなく結ぶ配線を設けたことを特徴とする。
号に応じてオンオフするスイッチング素子を介して低電
位点に接続された出力線と、電源に接続された入力線と
の間にキー接点がマトリクス状に配設され、いずれかの
キー接点が操作されたときに入力線と出力線とを短絡す
ることにより、入力線側でキー入力を検出するキーボー
ド入力回路において、マトリクス配線の出力線側に、キ
ー接点と前記低電位点間とを前記スイッチング素子を介
することなく結ぶ配線を設けたことを特徴とする。
作用 従来からある出力線と入力線との交点のキー接点が操作
されたときは、キースキャン信号により出力線側スイッ
チング素子がオンとなったときのみ、入力線の電位が低
位となる。従って、キースキャン信号のタイミングと検
出低電圧のタイミングとから、どのキーが押されたかを
判別することができる。
されたときは、キースキャン信号により出力線側スイッ
チング素子がオンとなったときのみ、入力線の電位が低
位となる。従って、キースキャン信号のタイミングと検
出低電圧のタイミングとから、どのキーが押されたかを
判別することができる。
一方、この追加たれた配線とある入力線との交点のキー
接点が操作されたとき、その入力線の検出電位は、出力
線側スイッチング素子のオンオフ状態にかかわらず(す
なわち、キースキャン信号のタイミングにかかわら
ず)、常に低位となる。これにより、押されたキーは、
追加配線とその入力線との交点のキーであると判別でき
る。
接点が操作されたとき、その入力線の検出電位は、出力
線側スイッチング素子のオンオフ状態にかかわらず(す
なわち、キースキャン信号のタイミングにかかわら
ず)、常に低位となる。これにより、押されたキーは、
追加配線とその入力線との交点のキーであると判別でき
る。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図を参照しつつ説明する。
本実施例のキーボード入力回路は、第3図のマトリクス
配線の出力線側L1〜LOmに1本の線LOm+1を追加し、
その線はトランジスタTRを介挿することなく接地したも
のである。
本実施例のキーボード入力回路は、第3図のマトリクス
配線の出力線側L1〜LOmに1本の線LOm+1を追加し、
その線はトランジスタTRを介挿することなく接地したも
のである。
このようにしたときの、キー入力検出の方法を次に説明
する。第2図に示すように、各出力線のトランジスタTR
1,TR2,TR3,…に、順次時間をずらせて、非常に短い時間
のスキャンパルスPを入力してゆく、各トランジスタTR
は、スキャンパルスPが入力されたときにON(導通状
態)となる。しかし、いずれのキーも押されていないと
きは、全入力線側の検出電位は常に高位である。トラン
ジスタTRが接続された出力線といずれかの入力線との交
点のキーが押されたとき、その入力線の電位は、その出
力線に対応するスキャンパルスのタイミングのときの
み、低位となる。他の入力線の電位はスキャンパルスの
状態にかかわらず、常に高位である。これにより、押さ
れたキーを特定することができる。
する。第2図に示すように、各出力線のトランジスタTR
1,TR2,TR3,…に、順次時間をずらせて、非常に短い時間
のスキャンパルスPを入力してゆく、各トランジスタTR
は、スキャンパルスPが入力されたときにON(導通状
態)となる。しかし、いずれのキーも押されていないと
きは、全入力線側の検出電位は常に高位である。トラン
ジスタTRが接続された出力線といずれかの入力線との交
点のキーが押されたとき、その入力線の電位は、その出
力線に対応するスキャンパルスのタイミングのときの
み、低位となる。他の入力線の電位はスキャンパルスの
状態にかかわらず、常に高位である。これにより、押さ
れたキーを特定することができる。
次に、追加出力線LOm+1とある入力線との交点のキーが
押されたときは、その入力線の電位は、スキャンパルス
の状態にかかわらず、常に低位となる(他の入力線の電
位はもちろん高位のままである)。従って、このような
場合には、押されたキーは追加出力線LOm+1とその入力
線との交点のキーであると判別することができる。
押されたときは、その入力線の電位は、スキャンパルス
の状態にかかわらず、常に低位となる(他の入力線の電
位はもちろん高位のままである)。従って、このような
場合には、押されたキーは追加出力線LOm+1とその入力
線との交点のキーであると判別することができる。
発明の効果 以上説明した通り、本発明によれば、非常に簡単な回路
により、少数のキー数の増加に対応することのできるキ
ーボード入力回路を構成することができる。また、本発
明ではキー入力検出回路の入力と出力との間にダイオー
ドをはさむことがないため、検出電位差の低下がなく、
常に確実なキー入力の検出を行うことができる。
により、少数のキー数の増加に対応することのできるキ
ーボード入力回路を構成することができる。また、本発
明ではキー入力検出回路の入力と出力との間にダイオー
ドをはさむことがないため、検出電位差の低下がなく、
常に確実なキー入力の検出を行うことができる。
第1図は本発明を使用したキーボード入力回路の回路
図、第2図はその出力線側のトランジスタに入力するス
キャンパルスを示すタイミングチャート、第3図は従来
のキーボード入力回路の回路図、第4図はキー入力検出
の原理を説明するための概略回路図、第5図は従来行わ
れていた検出キー数増加のためのダイオード使用回路の
回路図である。 10……キー入力検出回路
図、第2図はその出力線側のトランジスタに入力するス
キャンパルスを示すタイミングチャート、第3図は従来
のキーボード入力回路の回路図、第4図はキー入力検出
の原理を説明するための概略回路図、第5図は従来行わ
れていた検出キー数増加のためのダイオード使用回路の
回路図である。 10……キー入力検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】キースキャン信号に応じてオンオフするス
イッチング素子を介して低電位点に接続された出力線
と、電源に接続された入力線との間にキー接点がマトリ
クス状に配設され、いずれかのキー接点が操作されたと
きに入力線と出力線とを短絡することにより、入力線側
でキー入力を検出するキーボード入力回路において、 マトリクス配線の出力線側に、キー接点と前記低電位点
間とを前記スイッチング素子を介することなく結ぶ配線
を設けたことを特徴とするキーボード入力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226964A JPH0640462B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | キーボード入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226964A JPH0640462B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | キーボード入力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0389422A JPH0389422A (ja) | 1991-04-15 |
JPH0640462B2 true JPH0640462B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=16853379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1226964A Expired - Fee Related JPH0640462B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | キーボード入力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640462B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8915234B2 (en) | 2010-10-25 | 2014-12-23 | Briggs & Stratton Corporation | Fuel cap |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4664845B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2011-04-06 | 日本無線株式会社 | キーマトリックス回路 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1226964A patent/JPH0640462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8915234B2 (en) | 2010-10-25 | 2014-12-23 | Briggs & Stratton Corporation | Fuel cap |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0389422A (ja) | 1991-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102484475B (zh) | 使用模拟输入及数字输出进行的电容性键触摸感测 | |
JPH07109572B2 (ja) | キャパシティブキ−ボ−ド | |
JPH0556690B2 (ja) | ||
US5430443A (en) | Scanned switch matrix | |
JPH0348180A (ja) | スイッチ状態高速検出装置 | |
KR930008505Y1 (ko) | 마이크로 컴퓨터의 키이신호 입력회로 | |
US3765015A (en) | Switch monitoring circuitry | |
US5914677A (en) | Apparatus and method for scanning a switch array | |
JPH0640462B2 (ja) | キーボード入力回路 | |
US4567469A (en) | Matrix keyboard | |
US4288787A (en) | Control keyboard with switches of mechanical constructions | |
JP4944295B2 (ja) | 双方向走査・スイッチ・マトリックス法及び装置 | |
US4607251A (en) | Matrix switch apparatus including pull-up resistors for sense lines | |
US5783874A (en) | Keypad handling circuits | |
JPS5965348A (ja) | キヤパシテイブキ−ボ−ド | |
JPS6036607B2 (ja) | 静電容量形キ−ボ−ド | |
JP2002041216A (ja) | 操作入力装置 | |
KR0183931B1 (ko) | 키 스캔 매트릭스 장치 | |
JPH02310714A (ja) | キーボードスイッチ | |
JP2001142620A (ja) | キーボード | |
KR100335051B1 (ko) | 키 신호 입력회로 | |
JP2631002B2 (ja) | キャパシティブキーボード | |
CA1333924C (en) | Keyboard | |
JPS5917631A (ja) | 入力装置 | |
JPS61261922A (ja) | 静電容量型キ−ボ−ド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |