JP2002036823A - 不整地走行用の空気入りタイヤ - Google Patents

不整地走行用の空気入りタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不整地適用路面を拡大する。 【解決手段】 ブロックパターンの不整地走行用の空気
入りタイヤである。トレッド面2aの展開状態におい
て、ブロックBは、中央領域A1に配された中央ブロッ
クB1と、端部領域A3に配された端部ブロックB3
と、前記中央領域A1と前記端部領域A3の間の中間領
域A2に配された中間ブロックB2とからなる。前記各
領域毎において、各ブロックBは、タイヤ周方向に一定
のピッチP1、P2、P3を隔てて配される。中央ブロ
ックB1のピッチP1は、中間ブロックB2のピッチP
2よりも大、しかも、中央ブロックB1と中間ブロック
B2とがタイヤ軸方向で位相を揃えて横並びする横並び
配置部11を、タイヤ周方向に中央ブロックのピッチP
1のn倍の等間隔を隔ててタイヤ周上に複数個出現させ
る。端部ブロックB3は、軸方向内側で周方向に並ぶ中
間ブロックA2の間に配される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行路面の適用範
囲を拡大しうるブロックパターンを具えた不整地走行用
の空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
砂地、泥濘地といったソフト路、タイヤの沈み込みがな
い軟土地等のミディアム路、岩盤、砕石地、硬く締まっ
た赤土などの硬い路面からなるハード路など各種の不整
地路面を走行するモトクロスレースには、不整地走行用
の空気入りタイヤが使用される。一般に、この種の空気
入りタイヤは、トレッド面を、ブロックからなるブロッ
クパターンで構成している。図3にはこのようなタイヤ
のブロックパターンの展開図を例示している。
【0003】図3(A)に示すものは、中央ブロックb
1、中間ブロックb2及び端部ブロックb3を千鳥状に
配置したものが示されている(例えば特開平6−171
311号公報)。また前記各ブロックb1、b2、b3
は、一定の配設間隔Aでタイヤ周方向に隔置されるとと
もに、タイヤ赤道Cに対して略線対称に配置されてい
る。このようなブロックパターンは、路面が比較的硬い
前記ミディアム路乃至ハード路において好適なトラクシ
ョン性能(牽引性能)を発揮しうるが、前記ソフト路に
おいてやや難がある。
【0004】他方、図3(B)に示すものは、中央ブロ
ックb1と中間ブロックb2とがタイヤ軸方向で位相を
揃えて横並びする横並び配置をなし、端部ブロックb3
が、前記中央ブロックb1、中間ブロックb2の間に千
鳥状に配置されている(例えば特開平5−104911
号公報)。またこのものも、前記各ブロックb1、b
2、b3は、一定のピッチAでタイヤ周方向に隔置され
るとともに、タイヤ赤道Cに対して略線対称に配置され
ている。このようなブロックパターンは、トレッド面の
中央部分で中央ブロックb1と中間ブロックb2とが横
並び配置をなすため、前記ソフト路でのトラクション性
能に優れる一方、前記ハード路ではトラクション性能が
不足する傾向がある。
【0005】このように、従来のパターンでは、走行に
適した路面がそれぞれ限定されているため、例えばソフ
ト路とミディアム路とが混在するような走行コースにあ
っては、十分なトラクション性能などを発揮させること
が困難である。
【0006】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、ブロックパターンを改良することを基
本として、走行路面の適用範囲を拡大しうるブロックパ
ターンを具えた不整地走行用の空気入りタイヤを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、トレッド面に、周方向にのびる複数本の縦
溝とこの縦溝と交わる向きにのびる複数本の横溝とを設
けることにより、複数個のブロックからなるブロックパ
ターンを形成した不整地走行用の空気入りタイヤであっ
て、前記トレッド面を平面に展開した展開状態におい
て、前記ブロックは、タイヤ赤道を中心とするトレッド
展開巾の25%の中央領域に、ブロックの接地部表面積
が50%よりも多く含まれる中央ブロックと、両側のト
レッド端縁からそれぞれ前記トレッド展開巾の12.5
%の端部領域に、ブロックの接地部表面積が50%より
も多く含まれる端部ブロックと、前記中央領域と前記端
部領域との間の中間領域に、ブロックの接地部表面積が
50%よりも多く含まれる中間ブロックとからなり、か
つ前記各領域毎において、タイヤ周方向に一定のピッチ
を隔てて前記各ブロックを配するととともに、前記中央
ブロックのピッチP1は、前記中間ブロックのピッチP
2よりも大であり、しかも、前記中央ブロックと前記中
間ブロックとがタイヤ軸方向で位相を揃えて横並びする
横並び配置部を、タイヤ周方向に前記中央ブロックのピ
ッチP1のn倍(ただし、nは2以上の整数)の等間隔
を隔ててタイヤ周上に複数個出現させるとともに、前記
端部ブロックを、そのタイヤ軸方向内側でタイヤ周方向
に並ぶ前記中間ブロックの間に配したことを特徴として
いる。
【0008】また請求項2記載の発明は、前記中間ブロ
ックのピッチP2は、前記中央ブロックのピッチP1の
n/(n+1)倍であることを特徴とする請求項1記載
の不整地走行用の空気入りタイヤである。
【0009】また請求項3記載の発明は、前記ブロック
の接地部表面積の総和である陸面積(L)と、溝底面全
体の面積である海面積(S)との比であるランドシー比
(L/S)を18〜28%としたことを特徴とする請求
項1又は2記載の不整地走行用の空気入りタイヤであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づき説明する。図1には、本実施形態の空気入り
タイヤ1のタイヤ軸を含む子午線断面図を示しており、
例えばモトクロスレース等で使用される不整地走行用の
自動二輪車用空気入りタイヤを例示している。前記空気
入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3
を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、
このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド
部2の内部に配されたブレーカ7とを具え、前記トレッ
ド端縁E、E間のタイヤ軸方向の距離であるトレッド巾
TWがタイヤ最大幅を形成するものを例示している。
【0011】前記カーカス6は、複数本のカーカスコー
ドを平行に配列したコード配列体の両側を薄いトッピン
グゴムで被覆した1枚以上のカーカスプライ6Aにより
形成される。前記カーカスコードには、例えばポリエス
テル、ナイロン、レーヨン、アラミドといった有機繊維
コードが好ましいが、必要により金属コードを用いるこ
ともできる。本例の前記カーカス6は、前記カーカスコ
ードをタイヤ赤道Cに対して例えば30〜65°の角度
で傾けてかつ互いに前記コードが交差する向きに重ねた
2枚以上のカーカスプライにより構成されたクロスプラ
イ構造をなすものを例示している。ただし、このような
態様に限定されることなく、例えばカーカスコードをタ
イヤ赤道Cに対して85〜90゜程度に傾けて配列した
ラジアル構造のカーカスをも採用できる。
【0012】また前記カーカス6の外側かつトレッド部
2の内部に配されたブレーカ7は、トレッド部2を保護
し耐外傷性を向上するのに役立つ。ただし、このブレー
カ7は、必要に応じて省略することでも良い。またトレ
ッド部2の表面であるトレッド面2aは、比較的深く形
成された周方向にのびる複数本の縦溝9と、この縦溝9
と交わる向きにのびる複数本の横溝10とを設けること
により、複数個のブロックBからなるブロックパターン
を形成している。
【0013】図2には前記トレッド面2aを平面に展開
した展開状態を示している。図2において、前記ブロッ
クBは、タイヤ赤道Cを中心とするトレッド展開巾LW
の25%の中央領域A1に、ブロックBの上面である接
地部Baの表面積である接地部表面積が50%よりも多
く含まれる中央ブロックB1と、両側の各トレッド端縁
Eからそれぞれ前記トレッド展開巾LWの12.5%の
領域である端部領域A3に、ブロックBの接地部表面積
が50%よりも多く含まれる端部ブロックB3と、前記
中央領域A1と前記端部領域A3との間の中間領域A2
に、ブロックの接地部表面積が50%よりも多く含まれ
る中間ブロックB2とを含んで構成されている。
【0014】前記中央領域A1には、本例ではタイヤ軸
方向に位相を揃えた一対の中央ブロックB1、B1をタ
イヤ周方向に並べたものを例示する。この一対の中央ブ
ロックB1、B1は、前記中央領域A1内でタイヤ軸方
向に徐々に接近、離間を繰り返して配置されている。具
体的には、一対の中央ブロックB1、B1が軸方向に最
も接近したときの離間距離Ksと、最も離れたときの離
間距離Kmとの比(Km/Ks)は2.0〜5.0が好
ましいが、この態様に限定はされず、中央領域A1に1
個の中央ブロックB1をタイヤ周方向に並べることもで
きる。
【0015】本実施形態では、前記各ブロックB1、B
2及びB3はいずれも略矩形状をなすとともに、比較的
疎らに形成されている。より具体的には、前記各ブロッ
クBの上面がなす接地部Baの接地部表面積の総和であ
る陸面積(L)と、溝底面全体の面積である海面積
(S)との比であるランドシー比(L/S)は、例えば
18〜28%の範囲から設定される。このようにランド
シー比(L/S)を規制することにより、ハード路から
ソフト路までを包含する不整地走行に際して特に好まし
い陸面積、海面積が確保される。なお前記ランドシー比
(L/S)が18%未満であると、陸面積が少なくなる
ためソフト路では効果的なトラクション性能が得られや
すいが、ハード路ないしミディアム路でのタイヤの剛性
等が不足しトラクション性能やコーナリング性能が低下
する傾向があり、逆に28%を超えるとハード路での直
進安定性などは向上しうるもののソフト路でのトラクシ
ョン性能が低下し易い。なお前記シーランド比は、走行
路面が限定される場合、ハード路用の設定として22〜
28%、ミディアム路用の設定として20〜24%、ソ
フト路用として18〜22%とするのが特に望ましい。
【0016】また前記各領域A1、A2、A3毎におい
て、前記各ブロックB1、B2、B3は、タイヤ周方向
にそれぞれ一定のピッチP1、P2、P3を隔てて配置
されている。例えば、前記中央領域A1では、一定のピ
ッチP1で中央ブロックB1がタイヤ周方向に配置され
る。ここで、一定のピッチでブロックBがタイヤ周方向
に配置されるとは、例えば、タイヤ周方向で隣り合うブ
ロックB、Bにおいて、ブロックBの周方向の中心位置
間の長さを一定の距離(ピッチ)とする場合が含まれる
のは勿論であるが、ブロックBの周方向の中心位置間の
各長さは一定の距離(ピッチ)とはならないが、一定の
距離(ピッチ)を隔ててタイヤ周方向に隔設した仮想等
間隔線L1、L2、L3…上にブロックBの接地部Ba
が位置しているような場合を含むものとする。同様に、
中間領域A2では、一定のピッチP2で中間ブロックB
2が、さらに端部領域A3では、一定のピッチP3で端
部ブロックB3がそれぞれタイヤ周方向に配置されてい
る。
【0017】前記中央ブロックB1のピッチP1は、前
記中間ブロックB2のピッチP2よりも大で形成されて
いる。このように、中央ブロックB1のピッチP1を前
記中間ブロックB2のピッチP2よりも大で形成するこ
とにより、とりわけミディアム路〜ソフト路での直進時
におけるトラクションを効果的に発揮しうる。また、前
記ピッチP2よりも前記ピッチP1を大きくすることに
より、接地形状中、接地中心部において高くなる接地圧
を分散させることができ、接地感が向上するとともに直
進安定性が大きく向上される点で好ましい。なおこの中
央ブロックB1のピッチP1は、例えば30〜70mmと
することが望ましい。
【0018】また本実施形態のブロックパターンは、中
央ブロックB1と前記中間ブロックB2とがタイヤ軸方
向で位相を揃えて横並びする横並び配置部11を、タイ
ヤ周方向に前記中央ブロックB1のピッチP1のn倍
(ただし、nは2以上の整数)の等間隔を隔ててタイヤ
周上に複数個出現させる。本例では前記nを4としたも
のを例示する。前記横並び配置部11は、本例では中央
ブロックB1、中間ブロックB2それぞれタイヤ周方向
の中心位置をタイヤ軸方向に揃えて配置しているが、必
ずしも厳密に前記各ブロックB1、B2の中心が整一し
ている必要はなく、実質的なもので足りる。
【0019】このような横並び配置部11を等間隔を隔
ててタイヤ周上に複数個出現させることにより、該横並
び配置部11を利用してミディアム路ないしハード路で
のトラクション、コーナーリングといった走行性能を向
上でき、他方、それ以外の部分、すなわち中央ブロック
B1と中間ブロックB2とが横並びしない部分ではソフ
ト路等において好適なトラクション性能を発揮すること
ができる。またこれにより前記中間ブロックB2のピッ
チP2は、前記中央ブロックB1のピッチP1のn/
(n+1)倍として設定される。また前記一対の中央ブ
ロックB1は、そのピッチP1のn倍を1つの周期とし
てタイヤ軸方向の離間距離を増減させている。
【0020】また前記nは、3〜8、より好ましくは4
〜6とするのが望ましい。前記nが3未満になると、横
並び配置部11がタイヤ周上に出現する回数が増し、ハ
ード路等では走行性能が大巾に向上するがソフト路での
走行性能が低下する傾向があり、逆に9以上になると、
横並び配置部11の出現する回数が少なくなって、ソフ
ト路でのトラクション性能が向上するもののハードない
しミディアム路での走行性能が低下しやすくなる。
【0021】また前記端部ブロックB3は、そのタイヤ
軸方向内側でタイヤ周方向に並ぶ前記中間ブロックB2
の間に千鳥状に配されている。換言すれば、端部ブロッ
クB3の接地部Baの周方向中心がそのタイヤ軸方向内
側で周方向に隣り合う中間ブロックの接地部Baの周方
向中心間に位置している。このように端部ブロックB3
を配置することにより、トレッド面の端部側に大きな非
接地領域が形成されるのを防止してハードないしミディ
アム路でのコーナリング時のトラクション性能を向上し
うる。なお端部ブロックB3のピッチP3は、本例では
前記中間ブロックB2のピッチP2と同一としている
が、異ならせても良い。この場合、端部ブロックB3の
ピッチP3と中間ブロックB2のピッチP2との比(P
2/P3)は、1〜1.5とするのが望ましい。
【0022】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明の空気入りタイヤは、自動二輪車用のみなら
ず、不整地走行用の3輪ないし4輪バギー車用の空気入
りタイヤとして適用しうるのは言うまでもない。
【0023】
【実施例】図1、図2に示す基本構成ないしトレッドパ
ターンを有するタイヤ(実施例)を試作するとともに、
排気量250ccのモトクロス用自動二輪車の前後輪
(前輪サイズ:90/100−20、後輪サイズ:11
0/90−19)に装着し、ハード路、ミディアム路、
ソフト路を実車走行し、ドライバーによるフィーリング
にて評価した。評価は数値が大きいほど良好であること
を示す。
【0024】なおテストに用いたタイヤは、トレッド面
の展開巾が前輪タイヤで100mm、後輪タイヤで130
mmであり、ブロックの高さは前輪タイヤで11.5mm、
後輪タイヤで17.0mm、ランドシー比はいずれも20
%に設定した。またピッチ(展開状態)は次の通りとし
た。 (前輪タイヤ) 中央ブロックのピッチP1:49.7mm 中間ブロックのピッチP2:39.8mm 端部ブロックのピッチP3:39.8mm (後輪タイヤ) 中央ブロックのピッチP1:59.6mm 中間ブロックのピッチP2:47.7mm 端部ブロックのピッチP3:47.7mm また横並び配置部は、前輪タイヤでタイヤ周上11個、
後輪タイヤで同9個に設定した。
【0025】また比較のために、図3(A)、(B)に
示したトレッドパターンを有するタイヤについても同様
にテストを行った。シーランド比やブロック高さなどは
実施例と略一定となるように設定した。テストの結果は
表1に示されるが、実施例のものは比較例のものに比べ
てハード路からソフト路まで広範囲に亘って走行性能が
優れていることが確認できた。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】叙上の如く本発明の不整地走行用の空気
入りタイヤは、所定のブロックパターンを具えることに
より、ハード路からソフト路まで走行路面の適用範囲を
拡大して高いトラクション性能、コーナリング性能を発
揮しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すタイヤ断面図であ
る。
【図2】そのトレッドパターンの一例を示す展開図であ
る。
【図3】(A)、(B)は、従来の技術を示すトレッド
パターンの展開図である。
【符号の説明】
2 トレッド部 2a トレッド面 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 6A カーカスプライ 7 ブレーカ 9 縦溝 10 横溝 11 横並び配置部 B ブロック B1 中央ブロック B2 中間ブロック B3 端部ブロック C タイヤ赤道

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド面に、周方向にのびる複数本の縦
    溝とこの縦溝と交わる向きにのびる複数本の横溝とを設
    けることにより、複数個のブロックからなるブロックパ
    ターンを形成した不整地走行用の空気入りタイヤであっ
    て、 前記トレッド面を平面に展開した展開状態において、 前記ブロックは、タイヤ赤道を中心とするトレッド展開
    巾の25%の中央領域に、ブロックの接地部表面積が5
    0%よりも多く含まれる中央ブロックと、 両側のトレッド端縁からそれぞれ前記トレッド展開巾の
    12.5%の端部領域に、ブロックの接地部表面積が5
    0%よりも多く含まれる端部ブロックと、 前記中央領域と前記端部領域との間の中間領域に、ブロ
    ックの接地部表面積が50%よりも多く含まれる中間ブ
    ロックとからなり、 かつ前記各領域毎において、タイヤ周方向に一定のピッ
    チを隔てて前記各ブロックを配するととともに、 前記中央ブロックのピッチP1は、前記中間ブロックの
    ピッチP2よりも大であり、 しかも、前記中央ブロックと前記中間ブロックとがタイ
    ヤ軸方向で位相を揃えて横並びする横並び配置部を、タ
    イヤ周方向に前記中央ブロックのピッチP1のn倍(た
    だし、nは2以上の整数)の等間隔を隔ててタイヤ周上
    に複数個出現させるとともに、 前記端部ブロックを、そのタイヤ軸方向内側でタイヤ周
    方向に並ぶ前記中間ブロックの間に配したことを特徴と
    する不整地走行用の空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】前記中間ブロックのピッチP2は、前記中
    央ブロックのピッチP1のn/(n+1)倍であること
    を特徴とする請求項1記載の不整地走行用の空気入りタ
    イヤ。
  3. 【請求項3】前記ブロックの接地部表面積の総和である
    陸面積(L)と、溝底面全体の面積である海面積(S)
    との比であるランドシー比(L/S)を18〜28%と
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の不整地走行
    用の空気入りタイヤ。
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