JP2004306843A - モーターサイクルの不整地用タイヤ、及びモーターサイクルの不整地用タイヤ装着方法 - Google Patents

モーターサイクルの不整地用タイヤ、及びモーターサイクルの不整地用タイヤ装着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】硬い路面から柔らかい路面までの広い範囲での性能を向上することのできるモーターサイクルの不整地用タイヤを提供することが目的である。
【解決手段】トレッド12のネガティブ比については65〜97%に設定し、各ブロック14の寸法についてはタイヤ周方向の投影長さLsをトレッド12のタイヤ赤道面CLでの周長の0.3%以上、タイヤ幅方向の投影長さLwをトレッド12のペリフェリ長さWpの3.5%以上に設定し、トレッド12のブロック数についてはショルダー域12sのブロック数>中間域12mのブロック数≧センター域12cのブロック数とすると、センター域12cではトラクション、及び泥はけ性が確保され、ショルダー域12sでは横方向へのグリップ特性が確保され、中間域12mでは、センター域2cとショルダー域21sとの中間的な特性となり、硬い路面から柔らかい路面までの広い範囲での性能を向上できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モーターサイクルの不整地用タイヤ、及びモーターサイクルの不整地用タイヤ装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータサイクルの不整地用タイヤの各種特性のうち、特に不整地でのコーナリング性(横方向グリップ性)とトラクション性は、ブレーキング性と共に非常に重要な要求特性となっている。
【0003】
特に、モトクロスレース等で使用される競技用タイヤにおいては、高速でコーナリングが行われるため、タイヤの横方向グリップの良否がタイヤにとって非常に重要な要素となっている。
【0004】
また、年々向上するオートバイのエンジンパワーをいかに有効に路面に伝えるかというトラクション特性も競技用タイヤにおいては重要な要素である。
【0005】
一方、不整地という路面コンディションの特性から、モトクロスレースにおいては、乾いた路面、柔らかい路面、泥濘地等の多様な路面コンディションに対応可能なタイヤが要求される。
【0006】
ところで、硬い路面での使用と前提とした従来のモーターサイクルタイヤにおいては、▲1▼接地面積を増やしてグリップを確保するためネガティブ比を小さくする、▲2▼オートバイを傾けて走る割合が多くなるため特にタイヤのショルダー域でのコーナリング特性の向上が求められる、事を傾向としていた(例えば、非特許文献1参照)。
【0007】
また、柔らかい路面から泥濘地での使用を前提とした従来のモーターサイクルタイヤにおいては、▲1▼トラクションを重視するためにタイヤ周方向ブロック列を基本としたパターンになる、▲2▼泥はけ性を確保するためにネガティブ比を大きくすると共に、タイヤ周方向ブロック列の間にはブロックを配置しない、事を傾向としていた(例えば、非特許文献1参照)。
【0008】
【非特許文献1】
2002年5月作成の株式会社ブリヂストンMotocross & Enduro Tireカタログに記載のM401(Front)、M402(Rear)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このため、硬い路面用のタイヤでは、柔らかい路面から泥濘地において十分な接地圧によるエッジ効果、及び泥はけ性が得られず、柔らかい路面から泥濘地におけるグリップ特性、及びトラクション特性が不足する結果となっていた。
【0010】
一方、柔らかい路面から泥濘地用のタイヤでは、硬い路面において十分な接地面積が得られない事から、硬い路面でのグリップ特性、及びトラクション特性が不足する問題があった。
【0011】
よって、従来では、硬い路面用、柔らかい路面用、及び中間の路面用として、違う種類のタイヤを使い分けており、各々のタイヤも、以下のような構成、及び問題点を有していた。
【0012】
即ち、硬い路面用のタイヤでは、センター域のブロック数に対し、ショルダーブロック域のブロック数を同じかそれ以上にする事で、コーナリング特性を確保していた。その結果、トータルのネガティブ比が小さくなり過ぎないように中間域でのブロック数が、センター域、及びショルダー域より少なかった。
【0013】
一方、柔らかい路面用のタイヤでは、柔らかい路面でのトラクション特性確保と泥はけ性確保の狙いから、センター域、中間域、及びショルダー域のブロック数が同じになる傾向があった。その結果、ショルダー域での接地面積が十分に確保できず、硬い路面でのコーナリング特性が十分ではなかった。
【0014】
従来の手法では、例えば、タイヤ周方向ブロック列の間隔を広げネガティブを増加させると、横方向入力に対する抵抗が減少し、硬い路面での横滑りが悪くなり、横方向の抵抗を得るためにタイヤ周方向ブロック列の間にブロックを配置すると、泥はけ性が悪くなる等の問題が発生し、硬い路面か柔らかい路面の何れか一方に対してのみ高い性能を有するタイヤしか無かった。
【0015】
したがって、硬い路面、柔かい路面、及び泥濘地が混在しているようなモトクロスレースでは、従来では、硬い路面用のタイヤ、及び柔かい路面用のタイヤの何れかを使用せざるを得ず、硬い路面と柔かい路面の混在した状態で性能を発揮できるタイヤが望まれていた。
【0016】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、硬い路面と柔らかい路面の混在した状態で性能を発揮することのできるモーターサイクルの不整地用タイヤ、及びモーターサイクルの不整地用タイヤ装着方法を提供することが目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】
発明者は、不整地で使用されるモーターサイクルについて種々検討した結果、モーターサイクル用タイヤは、モーターサイクルを傾けて使うという特徴から踏面部の機能を分け、以下のようにトレッドの各領域にあった設定を行うことにより、硬い路面から柔らかい路面までの広い範囲での性能を向上できることを見出した。
【0018】
先ず、トレッドのセンター域は、横方向のグリップ特性よりもモーターサイクルのパワーを路面に伝えるトラクション特性を優先することが良い。
【0019】
ショルダー域は、車体を傾けてコーナリングする場合の横方向のグリップ特性を重視した方が良い。特に、硬い路面では、モーターサイクルを傾ける割合が多くなり、トレッドのネガティブ比の効果も大きくなる。なお、柔かい路面、及び泥濘地では、車体を傾けた状態で走行することは硬い路面対比で少なく、一旦車体を傾けた後、車体を起こしてトラクションを掛けて走行する場合が多い。したがって、ショルダー域は、ネガティブ比を小さくして硬い路面でのコーナリング重視とした方が、レースでのラップタイム短縮に繋がる。
【0020】
中間域は、センター域とショルダー域の両方の特性を必要とするが、センター域ほどのパワーはかけられず、ショルダー域ほどの横方向グリップ特性も必要としない。
【0021】
以上のことから、センター域では、トラクション性能を向上させるためにブロック数を少なくしてトラクション、及び泥はけ性を確保し、ショルダー域では、特に硬い路面で多用される領域のため、ブロック数を増やす事でネガティブ比を小さくし、接触面積増加による横方向へのグリップ特性を確保する、また、中間域では、センター域とショルダー域との中間的な特性をもたせ、トラクション特性とグリップ特性を両立することで、硬い路面から柔らかい路面までの広い範囲での性能を向上できることを見出した。
【0022】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、トレッドの踏面に複数のブロックを備えたモーターサイクルの不整地用タイヤであって、トレッドのネガティブ比が65〜97%の範囲内に設定され、各ブロックは、タイヤ周方向の投影長さがトレッドのタイヤ赤道面での周長の0.3%以上、タイヤ幅方向の投影長さがトレッドのペリフェリ長さの3.5%以上に設定され、トレッドの踏面をタイヤ幅方向に6等分したときの中央の2つの領域をセンター域、前記センター域の両側の領域を中間域、トレッド幅方向最外側の領域をショルダー域としたときに、ショルダー域のブロック数>中間域のブロック数≧センター域のブロック数、を満足することを特徴としている。
【0023】
次に、請求項1に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤの作用を説明する。
【0024】
請求項1に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤでは、トレッドのネガティブ比を65〜97%の範囲内に設定し、各ブロックについては、タイヤ周方向の投影長さをトレッドのタイヤ赤道面での周長の0.3%以上、タイヤ幅方向の投影長さをトレッドのペリフェリ長さの3.5%以上に設定し、さらに、トレッドのブロック数について、ショルダー域のブロック数>中間域のブロック数≧センター域のブロック数とすることにより、センター域では、柔かい路面、及び泥濘でのトラクション、及び泥はけ性が確保され、ショルダー域では、ブロック数が多いため接触面積増加による横方向へのグリップ特性が確保されて硬い路面でのコーナリング性が向上し、中間域では、センター域とショルダー域との中間的な特性となり、これにより、硬い路面と柔らかい路面の混在した状態で性能を発揮することができる。
【0025】
なお、センター域では、ブロック数は少ないが、溝面積が多いため、個々のブロックの1個の大きさを大きくして剛性を高く設定することができ、これにより硬い路面での直進走行性を確保できる。
【0026】
ここで、トレッドのネガティブ比が65%未満になると、硬い路面で有効な接地面積は増えるが、逆に接地面内のブロック接地圧が小さくなり有効なエッジ効果が得られなくなる。
【0027】
一方、トレッドのネガティブ比が97%を越えると、最低限必要な接地面積が得られず、かつ必然的にブロックが小さくなる為にブロック剛性も確保できなくなる。
【0028】
また、ブロックのタイヤ周方向の投影長さがトレッドのタイヤ赤道面での周長の0.3%未満になると、周方向のブロック剛性が低くなり、トラクション性能、及びブレーキ性能が著しく劣るようになる。
【0029】
一方、ブロックのタイヤ幅方向の投影長さがトレッドのペリフェリ長さの3.5%未満になると、タイヤ幅方向のブロック剛性が低くなり、横方向のグリップ特性が著しく劣るようになる。
【0030】
なお、本発明において、ブロックの数え方は、ブロック接地面の重心がどの領域に含まれるかで数える。
【0031】
また、ブロックの接地面の重心が領域を分ける線上(境界線上)と一致する場合には、両方の領域にそれぞれ0.5個と数えることとする。
【0032】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤにおいて、ネガティブ比が75〜97%の範囲内に設定されている、ことを特徴としている。
【0033】
次に、請求項2に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤの作用を説明する。
【0034】
不整地を走行する際、前輪は直進安定性とハンドリング特性が重要になる。必要以上に接地すると路面からの外乱を受け易くなるため、後輪に比べるとネガティブが大きく、トレッド曲率は小さくなる傾向になる。
【0035】
上記より、ネガティブ比が75〜97%の範囲であれば、前輪用として用いた場合、必要な接地面積とブロック剛性を確保できる上に、必要以上の接地面積による直進安定性の低下を防ぐことが出来る。
【0036】
なお、トレッドのネガティブ比が75%未満になると、従来対比で高い性能は得られるが、前輪として好適な上述した作用が十分得られなくなる。
【0037】
請求項3に記載の発明は、ネガティブ比が68〜85%の範囲内に設定され、請求項1に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤにおいて、各ブロックは、タイヤ周方向の投影長さがトレッドのタイヤ赤道面での周長の0.6%以上、タイヤ幅方向の投影長さがトレッドのペリフェリ長さの7.0%以上に設定されている、ことを特徴としている。
【0038】
次に、請求項3に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤの作用を説明する。
【0039】
不整地を走行する際、駆動輪である後輪は、前輪対比でトラクション特性が重要である。
【0040】
請求項3に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤでは、トレッドのネガティブ比を75〜97%とし、各ブロックのタイヤ周方向の投影長さをトレッドのタイヤ赤道面での周長の0.6%以上、タイヤ幅方向の投影長さをトレッドのペリフェリ長さの7.0%以上に設定したので、後輪として好ましい高いトラクション特性、及び横ブリップが得られ、エンジンパワーを路面に効率的に伝達でき好ましい。
【0041】
なお、トレッドのネガティブ比が75%未満になった場合、ブロックのタイヤ周方向の投影長さがトレッドのタイヤ赤道面での周長の0.6%未満になった場合、及びブロックのタイヤ幅方向の投影長さがトレッドのペリフェリ長さの7.0%未満になった場合には、従来対比で高い性能は得られるが、後輪として好適な上述した作用が十分得られなくなる。
【0042】
請求項4に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤ装着方法は、請求項2に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤをモーターサイクルの前輪に、請求項3に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤをモーターサイクルの後輪に用いた、ことを特徴としている。
【0043】
次に、請求項4に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤ装着方法の作用を説明する。
【0044】
請求項2に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤをモーターサイクルの前輪に用いたときの作用は前述した通りであり、請求項3に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤをモーターサイクルの後輪に用いたときの作用は前述した通りである。
【0045】
このようにモーターサイクルの不整地用タイヤをモーターサイクルの前後輪に用いることにより、モーターサイクルの性能を最大限に発揮でき、硬い路面から柔らかい路面までの広い範囲での性能を向上することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係るモーターサイクルの不整地用タイヤを図1乃至図3にしたがって説明する。
【0047】
図1は、モーターサイクルの前輪に用いる不整地用タイヤ10Fのトレッド12の展開図であり、図2は後輪に用いる不整地用タイヤ10Rのトレッド12の展開図である。
(前輪用の不整地用タイヤ)
先ず、前輪に用いる不整地用タイヤ10Fについて説明する。
【0048】
図1に示すように、不整地用タイヤ10Fのトレッド12には、複数のブロック14が形成されている。
【0049】
各ブロック14は、タイヤ周方向の投影長さLsをトレッド12のタイヤ赤道面CLでの周長の0.3%以上、タイヤ幅方向の投影長さLwをトレッド12のペリフェリ長さWpの3.5%以上に設定する必要がある。
【0050】
なお、トレッド12のペリフェリ長さWpとは、図2に示すように、トレッド12を回転軸に沿った断面で見たときに、トレッド12の踏面を一方のトレッド端12E(タイヤ幅方向最外のブロックのタイヤ幅方向最外端)から他方のトレッド端12Eまでの踏面に沿って計測した長さをいう。
【0051】
図1に示すように、トレッド12を展開して平面状とし、展開したトレッド12の踏面(一方のトレッド端12Eから他方のトレッド端12Eまでの領域)を幅方向に6等分したときの中央の2つの領域をセンター域12c、センター域12cの両側の領域を中間域12m、トレッド幅方向最外側の領域をショルダー域12sとしたときに、ショルダー域12sのブロック数>中間域12mのブロック数≧センター域12cのブロック数の関係を満足する必要がある。
【0052】
なお、図1において、14cはセンター域12cのブロック、14mは中間域12mのブロック、14sはショルダー域12sのブロックを示している。
【0053】
更に、トレッド12のネガティブ比(トレッド12の全体の平均値)は、65〜97%の範囲内に設定する必要があり、前輪では75〜97%の範囲内に設定することが好ましい。
【0054】
さらに、前輪用の場合、トレッド12のネガティブ比は、センター域12cでは85〜97%、中間域12mでは80〜95%、ショルダー域12sでは75〜90%の範囲に設定することが好ましい。
【0055】
なお、図2に示すように、トレッド12の回転軸に沿って計測したトレッド幅をTw、トレッド12の踏面のタイヤ赤道面位置P1からトレッド端12E(タイヤ幅方向最外のブロックのタイヤ幅方向最外端)までのタイヤ半径方向に沿って計測した距離をHとし、H/TwをTr曲率比と定義したときに、Tr曲率比は0.20〜0.50の範囲内に設定することが好ましく、中でも0.23〜0.45の範囲内に設定することが更に好ましい。
(後輪用の不整地用タイヤ)
次に、後輪に用いる不整地用タイヤ10Rを説明する。
【0056】
図3に示すように、不整地用タイヤ10Rのトレッド12には、複数のブロック14が形成されている。
【0057】
各ブロック14は、タイヤ周方向の投影長さLsをトレッド12のタイヤ赤道面CLでの周長の0.3%以上、タイヤ幅方向の投影長さLwをトレッド12のペリフェリ長さWpの3.5%以上に設定する必要があるが、好ましくは、後輪用のブロック14は、前輪用のブロック14よりも、タイヤ周方向の投影長さLs、及びタイヤ幅方向の投影長さLwを大きく設定し、タイヤ周方向の投影長さLsをトレッド12のタイヤ赤道面CLでの周長の0.6%以上、タイヤ幅方向の投影長さLwをトレッド12のペリフェリ長さWpの7.0%以上に設定することが好ましい。
【0058】
なお、トレッド12のブロック数は、前輪用の不整地用タイヤ10Fと同様に、ショルダー域12sのブロック数>中間域12mのブロック数≧センター域12cのブロック数の関係を満足する必要がある。
【0059】
更に、トレッド12のネガティブ比(トレッド12の全体の平均値)は、65〜97%の範囲内に設定する必要があり、好ましくは、前輪用の不整地用タイヤ10Fよりもネガティブ比を小さく設定し、そのネガティブ比を68〜85%の範囲内に設定することが好ましい。
【0060】
さらに、後輪用の場合、トレッド12のネガティブ比は、センター域12cでは75〜85%、中間域12mでは72〜82%、ショルダー域12sでは68〜79%の範囲に設定することが好ましい。
【0061】
なお、後輪用の不整地用タイヤ10RのTr曲率比も、0.20〜0.50の範囲内に設定することが好ましく、中でも0.23〜0.45の範囲内に設定することが更に好ましい。
【0062】
なお、前輪用の不整地用タイヤ10F、及び後輪用の不整地用タイヤ10Rは、所謂バイアスタイヤであっても良く、ラジアルタイヤであっても良いが、ラジアルタイヤの方が好ましい。
【0063】
ラジアルタイヤでは、タイヤ構造の特徴によりタイヤ質量を少なくできる。その結果、ハンドリングの軽快性、バネ下荷重の低減に有利となる。
(作用)
本実施形態の不整地用タイヤ10F、及び不整地用タイヤ10Rは、トレッド12のネガティブ比については、65〜97%の範囲内に設定し、各ブロック14の寸法については、タイヤ周方向の投影長さLsをトレッド12のタイヤ赤道面CLでの周長の0.3%以上、タイヤ幅方向の投影長さLwをトレッド12のペリフェリ長さWpの3.5%以上に設定し、さらに、トレッド12のブロック数については、ショルダー域12sのブロック数>中間域12mのブロック数≧センター域12cのブロック数としたので、センター域12cでは柔かい路面から泥濘地においてトラクション、及び泥はけ性が確保され、ショルダー域12sではブロック数が多いための接触面積増加により硬い路面での横方向へのグリップ特性が確保され、中間域12mでは、センター域2cとショルダー域21sとの中間的な特性となり、硬い路面と柔らかい路面の混在した路面状況、例えば、モトクロス用のコースにおいて性能を向上することができる。
【0064】
なお、不整地用タイヤ10F、及び不整地用タイヤ10Rにおいて、トレッド12のネガティブ比が65%未満になると、硬い路面で有効な接地面積は増えるが、逆に接地面内のブロック接地圧が小さくなり、柔かい路面で有効なエッジ効果が得られなくなる。
【0065】
一方、不整地用タイヤ10F、及び不整地用タイヤ10Rにおいて、トレッド12のネガティブ比が97%を越えると、最低限必要な接地面積が得られず、かつ必然的にブロックが小さくなる為にブロック剛性も確保できなくなる。
【0066】
また、不整地用タイヤ10F、及び不整地用タイヤ10Rにおいて、ブロック14のタイヤ周方向の投影長さLsがトレッド12のタイヤ赤道面での周長の0.3%未満になると、周方向のブロック剛性が低くなり、トラクション性能、及びブレーキ性能が著しく劣るようになる。
【0067】
一方、不整地用タイヤ10F、及び不整地用タイヤ10Rにおいて、ブロック14のタイヤ幅方向の投影長さLwがトレッド12のペリフェリ長さWpの3.5%未満になると、タイヤ幅方向のブロック剛性が低くなり、横方向のグリップ特性が著しく劣るようになる。
【0068】
また、Tr曲率比が0.20未満になると、オートバイを傾けるほど、接地面積が小さくなる、あるいは、必要以上にタイヤ幅が太くなることでハンドリング特性が悪くなる。
【0069】
一方、Tr曲率比が0.50を越えると、タイヤ赤道面とショルダー部との径差が大きくなり過ぎ、接地面積が小さくなり、最低限のグリップが得られなくなる。
【0070】
なお、本実施形態では、前輪用の不整地用タイヤ10Fにおいて、ネガティブ比を後輪用の不整地用タイヤ10Rよりも大きく、かつその値を75〜97%の範囲内に設定したので、高い直進安定性とハンドリング性能が得られる。
【0071】
また、本実施形態では、後輪用の不整地用タイヤ10Rにおいて、ネガティブ比を前輪用の不整地用タイヤ10Fよりも小さく、かつその値を68〜85%の範囲内に設定し、ブロック14のタイヤ周方向の投影長さLsをトレッド12のタイヤ赤道面CLでの周長の0.6%以上、タイヤ幅方向の投影長さLwをトレッド12のペリフェリ長さWpの7.0%以上に設定したので、柔かい路面及び泥濘地において高いトラクション特性が得られ、後輪に用いることによりエンジンパワーを路面に効率的に伝達できるようになる。
【0072】
なお、前輪用の不整地用タイヤ10Fにおいて、トレッド12のネガティブ比が75%未満になると、従来対比で高い性能は得られるが、前輪として好適な上述した作用が十分得られなくなる。
【0073】
また、後輪用の不整地用タイヤ10Rにおいて、トレッド12のネガティブ比が75%未満になった場合、ブロック14のタイヤ周方向の投影長さLsがトレッド12のタイヤ赤道面CLでの周長の0.6%未満になった場合、及びブロック14のタイヤ幅方向の投影長さLwがトレッド12のペリフェリ長さWpの7.0%未満になった場合には、従来対比で高い性能は得られるが、後輪として好適な上述した作用が十分得られなくなる。
(試験例)
本発明の効果を確かめるために、本発明の適用された実施例のタイヤ(試験種10、11、15、16)、比較例のタイヤ(試験種1〜9、12〜14)を用意し、試験タイヤを装着した実車にてトラクション、横滑り、ギャップ通過性、泥はけ性についての試験を行った。
【0074】
試験は、硬い路面、及び柔かい路面(共に不整地)で行い、評価はテストライダーによる10点満点評価とした。数値が大きいほど性能が優れていることを示す。
【0075】
なお、タイヤ構造は、以下に説明する通りである。
・比較例のバイアス構造の後輪用タイヤ:ナイロンコードからなるバイアス構造のカーカスプライを2枚有し(コード交差角度30°)、ナイロンコードからなるブレーカーを1枚有している。トレッドパターンは、図4参照。なお、図中の符号100はブロックを示している。
・比較例のバイアス構造の前輪用タイヤ:ナイロンコードからなるバイアス構造のカーカスプライを2枚有し(コード交差角度30°)、ナイロンコードからなるブレーカーを1枚有している。トレッドパターンは、図5参照。なお、図中の符号100はブロックを示している。
・実施例のラジアル構造の後輪用タイヤ:ナイロンコードからなるラジアル構造のカーカスプライを1枚有し、アラミド繊維コードからなるベルトプライを2枚有する。トレッドパターンは、図3参照。
・実施例のラジアル構造の前輪用タイヤ:ナイロンコードからなるラジアル構造のカーカスプライを1枚有し、アラミド繊維コードからなるベルトプライを2枚有する。トレッドパターンは、図1参照。
・比較例のラジアル構造の後輪用タイヤ:ナイロンコードからなるラジアル構造のカーカスプライを1枚有し、アラミド繊維コードからなるベルトプライを2枚有する。トレッドパターンは、図4参照。
・比較例のラジアル構造の前輪用タイヤ:ナイロンコードからなるラジアル構造のカーカスプライを1枚有し、アラミド繊維コードからなるベルトプライを2枚有する。トレッドパターンは、図5参照。
【0076】
【表1】
Figure 2004306843
【0077】
【表2】
Figure 2004306843
【0078】
【表3】
Figure 2004306843
【0079】
【表4】
Figure 2004306843
【0080】
【表5】
Figure 2004306843
【0081】
【表6】
Figure 2004306843
【0082】
【表7】
Figure 2004306843
【0083】
【表8】
Figure 2004306843
【0084】
【表9】
Figure 2004306843
試験の結果から、本発明の適用された試験種4,5,9,10,14,15,19,20のタイヤは、硬い路面、及び柔かい路面が混在した状況で性能を発揮できることが分かる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のモーターサイクルの不整地用タイヤ、及びモーターサイクルの不整地用タイヤ装着方法によれば、硬い路面、及び柔かい路面が混在した状況で性能を発揮することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る前輪用の不整地用タイヤのトレッドの展開平面図である。
【図2】一実施形態に係る前輪用の不整地用タイヤの回転軸に沿った断面図である。
【図3】一実施形態に係る後輪用の不整地用タイヤのトレッドの展開平面図である。
【図4】従来例に係る後輪用の不整地用タイヤのトレッドの展開平面図である。
【図5】従来例に係る前輪用の不整地用タイヤのトレッドの展開平面図である。
【符号の説明】
10F 不整地用タイヤ
10R 不整地用タイヤ
12 トレッド
12c センター域
12s ショルダー域
12m 中間域
12E トレッド端
14 ブロック

Claims (4)

  1. トレッドの踏面に複数のブロックを備えたモーターサイクルの不整地用タイヤであって、
    トレッドのネガティブ比が65〜97%の範囲内に設定され、
    各ブロックは、タイヤ周方向の投影長さがトレッドのタイヤ赤道面での周長の0.3%以上、タイヤ幅方向の投影長さがトレッドのペリフェリ長さの3.5%以上に設定され、
    トレッドの踏面をタイヤ幅方向に6等分したときの中央の2つの領域をセンター域、前記センター域の両側の領域を中間域、トレッド幅方向最外側の領域をショルダー域としたときに、ショルダー域のブロック数>中間域のブロック数≧センター域のブロック数、を満足することを特徴とするモーターサイクルの不整地用タイヤ。
  2. ネガティブ比が75〜97%の範囲内に設定されている、ことを特徴とする請求項1に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤ。
  3. ネガティブ比が68〜85%の範囲内に設定され、
    各ブロックは、タイヤ周方向の投影長さがトレッドのタイヤ赤道面での周長の0.6%以上、タイヤ幅方向の投影長さがトレッドのペリフェリ長さの7.0%以上に設定されている、ことを特徴とする請求項1に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤ。
  4. 請求項2に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤをモーターサイクルの前輪に、請求項3に記載のモーターサイクルの不整地用タイヤをモーターサイクルの後輪に用いた、ことを特徴とするモーターサイクルの不整地用タイヤ装着方法。
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