JP2002035400A - 遊技機用icコイン処理方法、その装置、台間機およびicコイン - Google Patents
遊技機用icコイン処理方法、その装置、台間機およびicコインInfo
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Abstract
媒体を使用することにより、払出し用媒体の記録処理の
制御が容易であり、さらに、払出し用媒体の発行機構が
コンパクトに構成し得、かつ、払出し用媒体の取扱いも
容易な遊技機用ICコイン処理方法、その装置、台間機
およびICコインの提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、貨幣の投入に基づいて、該貨
幣の価値をICコインに記録して放出口に臨ませ、次ぎ
に払出し指令に基づいて、放出口のICコインを取込
み、所定量の遊技機用遊技動体の払出し分に対応する価
値をICコインの価値から減算して、残価値をICコイ
ンに記録し、価値を減算した分の遊技動体の払出しを許
容する遊技機用ICコイン処理方法、その装置、台間機
およびICコインであることを特徴とする。
Description
コ遊技場において、パチンコあるいはスロットルマシン
(パチスロ)に使用される球やメダルを借受けることが
できる遊技機用ICコイン処理方法、その装置、台間機
およびICコインに関する。
機に、現金を処理する現金処理機能と、遊技カード(プ
リペードカード)を発行するカード発行機能とを備え、
現金が投入されると、装置内部にプール(保留)してい
る遊技カードに投入金額に対応する価値を磁気記録し
て、該遊技カードを装置前面の開口部に送出しその一部
を臨ませ、プレーヤ(遊技者)が目視確認してプレース
イッチを操作することに基づいて、該遊技カードを装置
内部に取込み、磁気記録されている価値データを読出
し、価値相当の遊技媒体、例えばパチンコ玉やメダルを
遊技機に払出すように構成した台間機(遊技カード処理
装置)がある。また、この台間機には、発行した遊技カ
ードを装置外に放出して、他の台間機での使用が可能に
する発行放出機能や、さらに、他の台間機で発行された
遊技カードを受入れて、遊技媒体の払出しを行う受付け
機能も付加される。
ぎのような問題点を有する。すなわち、価値データを記
録した遊技カードは磁気記録により処理されるので、記
録処理に方向性を有し、そのためて店員がカード装填を
行うときやプレーヤが遊戯するときなどで遊技カードを
台間機に装填または挿入するに当っては、その方向性を
誤ることがあり、これを回避するために遊技カードの方
向確認がその都度必要であって、店員やプレーヤの取扱
いが煩わしい。
に磁気ヘッドが接触して行うので、カードの汚れや小さ
な損傷、さらに磁気ヘッドに付着する埃などにより磁気
処理エラーが生じ、また、カードの搬送にジャムが生じ
る問題点も有する。
する装置の構成では、カードを水平姿勢で搬送処理する
ように構成すると、カードの搬送幅が装置の横幅に影響
し、台間機に構成したとき、該台間機の横幅が広くな
り、既存の遊技機の台間に使用できない。
ように構成することが提案できるが、しかし、カードの
搬送処理ではカードの面に対して搬送ローラや搬送ベル
トの搬送手段が対設されるので、これらの搬送手段が装
置の横幅に影響し、さらに、カードの所定量を装置内部
で保留して、カード発行に応じて繰出し発行するように
構成すると、この保留の構成も装置の横幅に影響を与え
ることになり、台間機の幅寸法が、30mm以内に制限さ
れたとき、上述の搬送手段やカードの保留手段の構成に
より、制限幅を越え、横幅をコンパクトにした台間機が
得られない。
に方向性のない払出し用媒体を使用することにより、払
出し用媒体の記録処理の制御が容易であり、さらに、払
出し用媒体の発行機構がコンパクトに構成し得、かつ、
払出し用媒体の取扱いも容易な遊技機用ICコイン処理
方法、その装置、台間機およびICコインの提供を目的
とする。
に基づいて、該貨幣の価値をICコインに記録して放出
口に臨ませ、次ぎに払出し指令に基づいて、放出口のI
Cコインを取込み、所定量の遊技機用遊技動体の払出し
分に対応する価値をICコインの価値から減算して、残
価値をICコインに記録し、価値を減算した分の遊技動
体の払出しを許容する遊技機用ICコイン処理方法であ
ることを特徴とする。
の遊技機用遊技動体の払出し分に対応する価値を貨幣の
価値から減算して、残価値をICコインに記録し、価値
を減算した分の遊技動体の払出しを許容する遊技機用I
Cコイン処理方法であることを特徴とする。
動体の払出し用媒体に設定し、データの書込みおよび読
出し可能な記録手段、データの送受信を行う通信手段お
よびこれらを制御するコイン側制御手段を内蔵してコイ
ン状に形成し、記録手段に価値データを記録することが
できる。通信手段はアンテナを使用して無線で通信が可
能である。
払出し指令を出力する操作ボタンや、所定時間を計時し
て払出し指令を出力するタイマで構成することができ
る。
インが取込まれた状態で払出し指令が入力されることに
基づいて、所定量の遊技機用遊技動体の払出し分に対応
する価値をICコインの価値から減算して、残価値をI
Cコインに記録し、価値を減算した分の遊技動体の払出
しを許容することができる。
値を記録したICコインの2回目以降の使用を、1回目
の使用後ICコインを内部に取込んだ状態のままで行う
ことと、一旦放出したICコイン(外部に取出された場
合も含む)を取込んで行うこととを可能にしている。
残価値がないときはICコインを内部にプールすること
ができる。このプールで使用済みのICコインを再使用
することができる。
可能な記録手段、データの送受信を行う通信手段および
これらを制御するコイン側制御手段を内蔵してコイン状
に形成したICコインを、遊技機における遊技動体の払
出し用媒体に設定し、投入された貨幣の有効性を識別す
る識別手段と、遊技機用遊技動体の払出しを指令する払
出し指令手段と、前記ICコインをプールするプール手
段と、当該手段に供ぜられた前記ICコインに対してデ
ータの送受信を行う本体側通信手段と、前記識別手段が
有効な貨幣を識別したとき、本体側通信手段に供ぜられ
たICコインに、貨幣の価値を記録して放出口に臨ませ
る処理と、払出し指令に基づき、投入口から本体側通信
手段に供ぜられたICコインの価値データを読取り、該
価値データが有効であるとき、所定量の遊技機用遊技動
体の払出し分に対応する価値を価値データから減算し
て、残価値があるとき該残価値をICコインに記録する
処理と、価値を減算した分の遊技動体の払出しを許容す
る処理とを実行する本体側制御手段とを備えた遊技機用
ICコイン処理装置であることを特徴とする。
可能な記録手段、データの送受信を行う通信手段および
これらを制御するコイン側制御手段を内蔵してコイン状
に形成したICコインを、遊技機における遊技動体の払
出し用媒体に設定し、投入された貨幣の有効性を識別す
る識別手段と、前記ICコインをプールするプール手段
と、当該手段に供ぜられた前記ICコインに対してデー
タの送受信を行う本体側通信手段と、前記識別手段が有
効な貨幣を識別したとき、本体側通信手段に供ぜられた
ICコインに、所定量の遊技機用遊技動体の払出し分に
対応する価値を貨幣の価値から減算して、残価値をIC
コインに記録する処理と、価値を減算した分の遊技動体
の払出しを許容する処理とを実行する本体側制御手段と
を備えた遊技機用ICコイン処理装置であることを特徴
とする。
インが本体側通信手段に供ぜられたとき、遊技機用遊技
動体の払出し分の価値をICコインの価値から減算し
て、残価値をICコインに記録し、価値を減算した分の
遊技動体の払出しを許容する処理機能を、前記本体側制
御手段に備えることができる。
ICコインの価値データをなしと判断したとき、該IC
コインを前記プール手段にプール制御する処理機能を、
前記本体側制御手段に備えることができる。
可能な保持回動体で形成し、該保持回動体の円周上に、
ICコインが外周方向に出し入れ可能に保持される保持
部を複数形成することができる。
されるICコインを受入れるための保持部と、投入され
たICコインの他に内部でICコインをプールするめた
の保持部とを含む複数で形成することができる。さら
に、前記保持回動体の周縁対向部に、ICコインの投入
口、返却口、回収口、補給口を対設することができる。
さらに、前記保持回動体を円盤状の保持ディスクで形成
することができ、そのディスク面を垂直にして奥行き方
向に平行に配置することができる。
理装置を遊技機の一側に隣設し、遊技機用遊技動体の払
出しを許容する払出し指令手段を備えることで台間機と
することができる。
読出し可能な記録手段、データの送受信を行う通信手段
およびこれらを制御するコイン側制御手段を内蔵してコ
イン状に形成したICコインに価値を記録して、遊技機
における遊技動体の払出し用媒体に設定することができ
る。
対する価値の記録は、内部に備える記録手段に対して通
信により行い、記録処理のためにICコインを搬送する
必要がないので、記録処理の制御が容易となり、しかも
該処理が速くなり、プレーヤに対する応答性がよく、不
安を与えることがない。また、ICコインには方向性が
ないので、装置の設計において、自由度が高くなり、設
計が容易となり、また、利用においては、ICコインの
投入に戸惑いがなく店員やプレーヤの取扱いが容易とな
り、しかも、外観の汚れや小さな損傷で読取りや書込み
の不良がない。
ンには厚みがあるので、この厚みを利用し、この厚みに
対し押し引きして、径方向に搬送することにより、カー
ドのように面で搬送する場合のような搬送ローラや搬送
ベルトなどの搬送手段が不要となり、コンパクトに形成
できそのため、例えば、台間機の厚みを30mm以内に規
制しても、その規制幅内に十分構成することができる。
面と共に説明する。
む遊技機システムを示し、図1は遊技機システムを示
し、ホストコンピュータ10に対して、複数の島A1,
A2の遊技機11(パチンコ遊技台11a、スロットル
(パチスロ)遊技台11b)の一側に隣設した台間機1
2(パチンコ用台間機12a、スロットル用台間機12
b)がケーブル13を介して、データの送受信が可能に
接続し、また、ICコイン発行機14、およびICコイ
ン精算機15もケーブル13を介してデータの送受信が
可能に接続している。又、上述のホストコンピュータ1
0は他のシステム、例えば、営業管理用のホストコンピ
ュータに接続することができる。
を遊技動体として遊技し、また、スロットル遊技台11
bはメダルを遊技動体として遊技することは周知の通り
である。
どの遊技機11(11a,11b)に対応した遊技動体
を払出し、この遊技動体の払出し用媒体としてICコイ
ン(後述する)を設定している。
入することにより発行して、この発行したICコインを
使用することができると共に、前述のICコイン発行機
14で発行したICコインを使用することもできる。
1に投入した現金(紙幣)を回収し、また、遊技機11
にプールしたICコインがオーバフローした場合、これ
を回収する回収機16を配設している。
Cコイン、すなわち、遊技機11における遊技動体(パ
チンコ球またはメダル)の払出し用媒体として使用する
ICコイン(後述する)を発行し、この発行は現金の投
入に基づいて、該現金の金額に対応する価値(金額また
は度数)のデータをICコインに記録して放出する。
が遊技を止めた際、使用したICコインに残価値がある
場合、ICコインを投入してその残価値分の現金を放出
することにより、ICコインの価値を精算する。
ン20は、外観形状(外観)を合成樹脂で偏平な円盤
状、つまりコイン状に形成し、表裏両面は印刷面に設定
して、例えば、定額の「1000円」の金額(価値)を
示す文字を印刷(または刻設)している。なお、金額は
これに限定されるものではない。
ジュウル21を内蔵している。図4は、ICモジュウル
21に形成される回路構成を示し、CPU22はROM
23に格納されたプログラムに沿って、各回路装置を駆
動制御し、RAM24は動作に必要なデータを記憶す
る。不揮発性で消去・再書込み可能なEEPROM25
は価値データを記録する。また、A/D変換器26とア
ンテナ27とにより通信手段を構成しており、この通信
手段により台間機12、ICコイン発行機14,ICコ
イン精算機15に投入されたときそれぞれの本体側の通
信手段と非接触状態でデータの送受信が可能である。電
源回路28はアンテナ27に信号を受信したときの起電
力により電源を発生して、各回路に供給している。
リアに記録されるデータを示し、記録エリアはデータの
書換えが不可能なシステムエリアと、データの書換えが
可能なデータエリアとを設定し、システムエリアには、
ユニーク番号、ホール番号、データエリアには、
金額(または度数)、日付(発行日)、書込み回数、の
データを記録している。
タは、各ICコインに割り当たられた番号で、大きな桁
数で設定することができるので、他のICコインと番号
が重合することが避けられ、このユニーク番号を管理す
ることで不正使用を防止することができる。また、シス
テムエリアのホール番号データは、ICコイン20の使
用を可能にした遊技ホールを示す番号であって、これら
の番号を遊技ホールごとに対応させて管理することによ
り信頼のあるセキュリティが得られる。
入された貨幣の金額に対応する価値データであり、日付
データはICコイン20に金額データを記録して発行し
た発行日、書込み回数データは、データを書き込んだ回
数データであって、これらのデータは使用の度に書換え
られる。なお、金額のデータに代えて、可能な払出しの
回数を示す度数データを価値データとすることもでき
る。また、書込み回数はICコインの使用限界を設定し
たときこの回数で規制することができる。
用台間機12aとスロットル用台間機12bとは払出し
の対象である遊技動体がパチンコ球とメダルとの違いで
あって、ICコイン20の処理は同一であるため、総合
して説明する。
上部には貨幣、例えば、紙幣の1000円札を挿入する
紙幣挿入口32を形成し、この紙幣挿入口32の内部に
は、紙幣処理部33を配置し、この紙幣処理部33は投
入された紙幣の有効性を識別する、すなわち、投入紙幣
の真偽判別、金種(例えば、1000円紙幣)の判別を
行い、有効な紙幣を識別したときは、紙幣を内部に取込
り、無効性を識別したときは紙幣挿入口32に返却す
る。
ネル31は前方に膨出して形成し、この膨出した傾斜面
にはICコイン20のコイン投入および放出(取出し)
を行う投入放出口34を形成している。
イン20を搬送し、かつプールする搬送プール部35を
配設している。この搬送プール部35には、円盤状であ
って、円周上の4等分の各位置にICコイン20を保持
する凹状の保持部36…を形成した保持ディスク37
を、そのディスク面が垂直で奥行き方向と平行になるよ
うに軸支しており、この保持ディスク37は1つの保持
部36を前述の投入放出口34に対向して配置し、か
つ、正逆方向に回転制御されて、ICコイン20を搬送
し、プールする。
ン20を取込んだ位置の保持部36と対向する位置に
は、データの送受信を行うアンテナ38を配置してい
る。
遊技動体(パチンコ用台間機12aの場合はパチンコ
球、スロットル用台間機12bの場合はメダル)を払出
す遊技動体払出し部39を配設しており、該部39より
払出される遊技動体はシュータ40を介して遊技機11
に供給される。
前述のアンテナ38と接続された通信装置41と、全体
を制御する制御部42とを配設している。
払出しボタン、44は遊技動体の払出し状態、およびI
Cコイン20に記録された残価値を表示する払出し表示
器、45はICコイン20の返却を入力するICコイン
返却ボタンである。
し、前述した保持部36…は、円盤状の保持ディスク3
7の一側面側であって、円周上の4等分の各位置を凹状
に形しており、また、この凹状の保持部36側の側面は
適宜の固定壁を対設することによってICコイン20の
落下を防止している。さらに、前述の投入放出口34を
除いた外周部には周壁50を対設して、保持部36に保
持したICコイン20の飛出しを防止するように形成し
ている。
構51により正逆に所定の角度(例えば、角90度)に
ごとに駆動されるように構成している。上述のゼネバギ
ヤ機構51は、ゼネバギヤホイール52と、ゼネバギヤ
ドライバホイール53とにより構成している。
スク37の背面に一体的に形成しており、保持部36と
対応する位置に、半径方向に駆動溝54…を形成し、こ
れらの各駆動溝54…の間は、ゼネバギヤホイール52
の回動を禁止するための凹状の規制円弧55…で接続し
ている。
は、ゼネバギヤホイール52の駆動溝54…に係合して
ゼネバギヤホイール52を所定の角度ごとに駆動する駆
動ピン56と、また、上述の駆動ピン56が駆動溝54
…と外れいてる位置で、ゼネバギヤホイール52の規制
円弧55…と摺接して該ホイール52の回動を禁止する
摺接円弧57とを形成している。
53が1回転すると、その回転中に駆動ピン56がゼネ
バギヤホイール52の駆動溝54に係合して、これを回
動させることによりゼネバギヤホイール52をこの例で
は90度回転させ、駆動ピン56が駆動溝54から外れ
て、摺接円弧57が規制円弧55に摺接するとゼネバギ
ヤホイール52の回動が禁止されて、その結果、ゼネバ
ギヤホイール52に一体的に形成された保持ディスク3
7は正または逆方向に90度の間欠回動する。
回転駆動は、正逆転モータ58により駆動される。すな
わち、モータ58の出力軸59に取り付けられた第1の
ギヤ60、アイドルの第2のギヤ61を介して、ゼネバ
ギヤドライバホイール53に連設形成した第3のギヤ6
2に動力が伝動されるように形成している。
は、投入放出口34にはICコイン20がなく、ICコ
イン20を受け入れる状態であり、該位置の保持部36
にはIDコイン20の投入および取り出しを検知するた
めのコインセンサ65を対設している。また、投入放出
口34の90度時計方向に回転した位置は通信手段のア
ンテナ38と対向する位置であって、この位置を第1の
コインプール位置P1に設定し、さらに、この位置から
90度時計方向に回転した位置を第2のコインプール位
置P2に設定し、さらに、90度時計方向に回転した位
置を第3のコインプール位置P3に設定している。
2,P3の中間位置には、保持ディスク37のホームポ
ジションを検知するためのポジションセンサ66を配設
し、該ポジションセンサ66が保持ディスク37の特定
位置を検知し、これをホームポジションとして正逆回転
の所定角度の回動が制御される。
2のプール部70のプール通路71が接続しており、こ
のプール位置P3とプール通路71との境にはゲート板
72を配設している。
2はプール通路71を開閉するために該通路71を出退
操作される。この操作のために、ゲート板72はL字状
に形成されて、その基端部をピン73により適宜の固定
部に枢着し、さらに、基端部の近傍にソレノイド74の
プランジャ75をピン76で連結し、このソレノイド7
4を駆動制御することによって、ゲート板72を出退操
作することができる。第3のプール位置P3にICコイ
ン20がプールされている状態で、投入放出口34にI
Cコイン20が投入された場合(例えば、プレーヤが所
持していたICコイン20が投入された場合)、ゲート
板72を開放操作して、第3のプール位置P3にプール
されているICコイン20を第2のプール部70に移動
させて、投入されたICコイン20の取込みを可能に
し、また、第1のプール位置P1で、アンテナ38で送
受信処理されていたICコイン20が、投入放出口34
に移動して取り出されたときは、第3のプール位置P3
には第2のプール部70からICコイン20を供給して
初期状態を形成する。
部位置には、ICコイン20をプールしたり、送出した
りするために正逆に搬送するための搬送ベルト80を張
設している。
り屈曲状態に張設すると共に、搬送面にはICコイン2
0を正逆搬送できるように突起82…をICコイン20
の幅ピッチに対応させて取付けている。そして、搬送ベ
ルト80は第2の正逆転モータ83によりギヤ84,8
5を介して正逆に駆動される。
ール部70の下端開放部は適宜の回収部を形成し、必要
以上のICコイン20は開放端から回収部に回収され
る。
図を示し、制御部42はCPU,ROM,RAMを備
え、CPUはROMに格納されたプログラムに沿って各
回路装置を制御し、RAMは動作に必要なデータを記憶
する。
タン43、ICコイン返却ボタン45、コインセンサ6
5、ポジションセンサ66、第1正逆転モータ58、第
2正逆転モータ83、ソレノイド74、払出し表示器4
4、ICコイン通信装置41、紙幣処理部33、遊技動
体払出し部39、外部通信装置90を接続している。な
お、外部通信装置90はホストコンピュータ10に接続
してデータ通信を行う。
を、図12のフローチャートを参照して説明する。
示すように、投入放出口34の位置の保持ディスク37
の保持部36はICコイン20が投入可能状態にあり、
第1、第2および第3のコインプール位置P1,P2,
P3にはそれぞれICコイン20がプールされている。
2に紙幣を挿入すると、該紙幣処理部33が紙幣の真偽
判別、金種判別を行って、真紙幣、例えば、千円札であ
ることを識別すると、第1のコインプール位置P1にプ
ールされたICコイン20に対してアンテナ38を介し
てICコイン通信装置41で、貨幣の価値、すなわち、
1000円の価値をICコイン20に書込むべく、デー
タを送信する(ステップn1,n2)。
て、その価値データをEEPROM25に記録する。
コインプール位置P1にプールしているICコイン20
を投入放出口34に放出するべくゼネバギヤ機構51を
駆動して保持ディスク37を反時計方向に90度の回転
制御を行う。すなわち、第1の正逆転モータ58を所定
方向に駆動して、ゼネバギヤドライバホイール53を1
回転制御する(ステップn3)。
に、価値データを記録したICコイン20が投入放出口
34に放出されるので、プレーヤはこの放出を目視する
ことでICコイン20の発行を確認することができる。
に、すなわち、遊技動体の払出しを実行するために、払
出しボタン43を押下操作すると(ステップn4)、投
入放出口34に放出していたICコイン20を第1のコ
インプール位置P1に取込むべく(図13の状態)、ゼ
ネバギヤ機構51を駆動制御して取込み、次ぎに、IC
コイン通信装置41を駆動制御して、ICコイン20に
記録されている価値データを読取る(ステップn5)。
データが2回分の払出しに対応する価値があるか否かを
判定し(ステップn6)、例えば、遊技動体の1回の払
出し量が500円に対応する量に設定している場合、I
Cコイン20の初期発行が1000円であるとすれば、
2回分の価値があるので、ICコイン20の価値を1回
分を減算して残価値(上述例では500円の残価値)に
更新記録する(ステップn7)。そして、ICコイン2
0はこの第1のコインプール位置P1で待機する。
して、1回分、例えば、500円に対応する量の遊技動
体を払出す(ステップn8)。この払出し状態は払出し
表示器44で表示し、さらに、払出しが終了すると、I
Cコイン20に記録されている残価値を表示する。
プレーヤは遊技を実行し、この遊技中は、ICコイン2
0は内部の第1のコインプール位置P1にプールしてい
る。プレーヤが続けて遊技をするときは、払出しボタン
43を押下することにより、ステップn5,n6の処理
が実行されるが、しかし、この払出しでICコイン20
の残価値が零(0円)になるときは、ICコイン通信装
置41を駆動制御して、ICコイン20の価値データを
零に記録更新し(ステップn10)、次ぎに、遊技動体
払出し部39を駆動制御して、1回分(500円に対応
する量)の遊技動体を払出す(ステップn11)。この
払出し状態も払出し表示器44で表示し、さらに、払出
しが終了すると、ICコイン20の記録されている残価
値が零であることを表示すると共に、該ICコイン20
は放出されることなく、第1のコインプール位置P1で
プールを保持し(ステップn12)、図13で示した、
初期状態として待機することになる。
遊技を中止して、残価値のあるICコイン20の返却を
希望するべく、ICコイン返却ボタン45を操作する
と、ゼネバギヤ機構51を放出方向に駆動制御して、第
1のコインプール位置P1にプールされているICコイ
ン20を投入放出口34に放出し(ステップn13)、
コインセンサ65がICコイン20の抜取りを検出する
ことにより(ステップn14)処理を終了する。
14で示す投入放出口34にあるICコイン20を抜取
ることになるので、第3のコインプール位置P3にIC
コイン20のプールがなくなる。そのため、第2のプー
ル部70から1枚のICコイン20を補充するべく、ソ
レノイド74を駆動し、ゲート板72を退避してプール
通路71を開放し、第2の正逆転モータ83を補充方向
に駆動制御して、1枚のICコイン20を第3のコイン
プール位置P3にプールした後、ゲート板72を突出さ
せてプール通路71を閉鎖して、ICコイン20のプー
ルの初期状態に戻す。
が投入放出口34に放出された状態であるので、この状
態でICコイン20が抜取られた場合、あるいは、、I
Cコイン返却ボタン45が操作されると、この場合、I
Cコイン20の発行のみで、プレーヤは遊技を実行しな
かったことを意味し、コインセンサ65がICコイン2
0の抜取りを検出することにより(ステップn15)処
理を終了して、上述したICコイン20の補充の処理が
実行される。
コイン20を発行して、遊技動体を払出したが、他の払
出しとしては、ホール内のICコイン発行機14で発行
したICコイン20を投入して遊技する場合がある。
が、図13に示すように、投入放出口34の位置の保持
ディスク37の保持部36はICコイン20が投入可能
状態にあり、第1、第2および第3のコインプール位置
P1,P2,P3にはそれぞれICコイン20をプール
している。
0が投入されて、これを内部に取込むと、第3のコイン
プール位置P3のICコイン20は過剰プールとなるた
め、このICコイン20を第2のプール部70に移動さ
せる。この移動のタイミングはICコイン20の投入を
コインセンサ65が検知したときに実行される(ステッ
プn16)。
ド74を駆動して、ゲート板72を退避してプール通路
71を開放し、第2の正逆転モータ83をプール方向に
駆動制御して、ICコイン20の1枚分スペースを開け
ることにより、第3のコインプール位置P3にプールさ
れていたICコイン20が第2のプール部70に移動し
てプールされ、その後、ゲート板72を突出させてプー
ル通路71を閉鎖する。
の払出しは、前述したステップn4以降のフローで実行
される。
14で発行した場合、高額の紙幣での発行が可能である
ので、換言すれば、3回分以上の払出しが可能な価値を
付与することができるので、遊技動体の払出しに伴うI
Cコイン20のプール処理において、ICコイン20に
記録した価値が零(0円)になるか、またはICコイン
返却ボタン45が操作されるまで、アンテナ38と対向
する第1のコインプール位置P1にICコイン20を取
込んだ状態にして払出しを行うもよく、または、遊技動
体の払出しの度に、すなわち、1回の払出し分の価値を
減算する度にICコイン20を投入放出口34に放出
し、払出しボタン43の操作の度に内部に取り込むよう
に構成してもよい。
を示し、この例では、台間機12に紙幣を投入したとき
(ステップn21)、この紙幣の投入は遊技を行う意思
表示であると判断して、投入金額から1回分の価値を減
算し、その残価値をICコイン20に記録して(ステッ
プn22)、遊技動体の払出しを実行する。この払出し
の処理は、図12で示したステップn8に移行し、その
後の払出し処理およびICコイン20の処理は該図12
で説明した処理が実行される。
の保持ディスク37をゼネバギヤ機構51で角90度の
駆動を行ったが、他の手段としてはパルスモータにより
角90度の駆動をすることができる。しかし、ゼネバギ
ヤ機構51を用いた場合、正確な位置出しが安価なモー
タの使用で可能となる利点を有する。
に保持部36を4個所形成したが、この個数に限定され
ることなく、任意数に設定することができる。
35の他の例を示し、投入放出口34内部には、投入さ
れるICコイン20を内部に取込み、また、内部にプー
ルされているICコイン20を放出搬送する突起付きの
搬送ベルト91が張設され、該搬送ベルト91は第3の
正逆転モータ92に正逆方向に駆動制御される。
91の搬送奥部に設定して、この位置P1にICコイン
通信装置41のアンテナ38を対設し、第1のコインプ
ール位置P1とICコイン20に対する通信位置とを兼
ねている。
2〜第4のコインプール位置P2,P3,P4を形成し
たプール部93を形成しており、該プール部93は、I
Cコイン20の径方向で上下方向に重合させてプールす
るように形成しており、自重で下方に付勢している。上
述の第1と第2のコインプール部P1,P2の間には、
ICコイン20を上下に昇降するリフト装置94を設け
ており、該リフト装置94はICコイン20の上下また
は厚み方向を適宜の手段で挟持し、モータのような駆動
源95で、上方のコインプール位置P2に上昇させ、該
位置P2のICコイン20を押上げて挟持しているIC
コイン20をプール部93にプールさせるように形成し
ている。
ン20の回収部96を形成し、プール部93をオーバフ
ローしたICコイン20を該回収部96で回収するよう
に設けている。このようにICコイン20の搬送プール
部35を形成するも有効である。
35の他の例を示し、この例で示す搬送プール部100
は、円盤状であって、円周上を2等分した角180度の
各位置にICコイン20を保持する凹状(Uの字状)の
保持部101,101を側面に形成した保持ディスク1
02を、そのディスク面が垂直で台間機12の奥行き方
向と平行になるように軸支し、保持部101,101側
の側面は適宜の固定壁を対設することによってICコイ
ン20の落下を防止している。
部101をICコイン20の投入口103に対向して配
置したとき、その周縁対向部において、内部の角90度
の位置に、ICコイン20が補給される補給通路104
を対設し、この補給通路104は上方の補給部105か
らシャッタ106の開閉制御によりICコイン20が補
給されるように設けられている。
内部の角180度の周縁対向部の位置に、プールされた
ICコイン20を回収する回収通路107を対設し、こ
の回収通路107は下方の適宜構成される回収部(図示
省略)にシャッタ108の開閉制御によりICコイン2
0を回収するように設けている。
対して内部の角270度の周縁対向部の位置に、プール
されたICコイン20をプレーヤに返却する返却通路1
09を対設し、この返却通路109は下方で適宜構成さ
れるシュータ(図示省略)および台間機12の前面の返
却口(図示省略)にシャッタ110の開閉制御により、
プールされたICコイン20を返却するように設けてい
る。
3,回収通路107,返却通路109を除いた外周部に
は周壁111…を対設して、保持部101,101に保
持したICコイン20の飛出しを防止するように形成し
ている。
ICコイン20を取込んだ内部の角90度の位置の保持
部101と側面で対向する位置には、データの送受信を
行うアンテナ38を配置している。
ータ112により正逆方向に回転制御される。すなわ
ち、モータ112で回転される斜歯ギヤ113、アイド
ル斜歯ギヤ114、115、さらにアイドル斜歯ギヤ1
15に連設したギヤ116が保持ディスク102の裏面
側に形成した内歯ギヤ117にギヤ連結してモータ11
2の回動力が伝導されて、該保持ディスク102が正逆
回転制御される。
よび返却通路109のシャッタ110は、連動して1つ
のソレノイド118により開閉制御される。該ソレノイ
ド118と各シャッタ108,110は、各シャッタ1
08,110を連動して開閉制御するように適宜構成し
たリンク機構119により連結している。なお、ICコ
イン20が同時に回収通路107と返却通路109とに
対向することはないので、各シャッタ108,110は
1つのソレノイド118で開閉制御が可能となる。
06は適宜のソレノイドおよびリンク機構により開閉制
御されるように設けている。
101が投入口103に対向しているとき、これをホー
ムポジシンに設定し、このホームポジションをホームポ
ジションセンサ120で検知する。このセンサ120は
透過型光電センサで形成し、保持ディスク102の背面
側であって所定の円周上の一箇所に形成された検知片
(図示省略)を検知することによりホームポジションの
検知としている。
のホームポジションからの角90度ごとの搬送(移動)
を90度位置センサ121で検知する。この90度位置
センサ121も透過型光電センサで形成して、前述のホ
ームポジションセンサ120と併設し、保持ディスク1
02の背面側であってホームポジションの検知片とは異
なる円周上であって角90度ごとの4箇所の位置に形成
した検知片(図示省略)を検知することによって、ホー
ムポジションからの角90度、角180度、角270度
の位置を検出する。これらの位置は保持ディスク102
の保持部101が投入口103、アンテナ38、回収通
路107、返却通路109と対応する位置である。
が投入口103に対応する位置、回収通路107に対応
する位置、さらに、返却通路109に対応する位置の各
位置は、各位置で保持部101にICコイン20が存在
することを投入コインセンサ122、回収コインセンサ
123、返却コインセンサ124で検知する。これらの
センサ122,123,124は透過型光電センサで形
成し、保持ディスク102のセンサ対応位置には貫通口
125…を形成して、前述の各位置でICコイン20が
センサを遮ることでICコイン20の存在検知としてい
る。
0によるICコイン20の処理制御は、図11で示した
制御回路と等価な制御回路で実行される。次ぎに、この
例の搬送プール部100のICコイン20の処理制御を
図19のフローチャートおよび図20の動作説明図を参
照して説明する。
投入口103に対向させたホームポジションの位置にあ
ってICコイン20の投入可能な状態にあり、他方の回
収通路107の位置にある保持部101には1個のIC
コイン20をプールして待機している(図20、A参
照)。
103に投入されて、該ICコイン103が保持ディス
ク102の保留部101に収納されると、投入コインセ
ンサ122がこれを検知し、この検知に基づいて保持デ
ィスク102が内側に角90度回転制御され、投入され
たICコイン20はアンテナ38と対向し、ICコイン
20に記録された価値データを含むコインデータが読出
され、有効なICコイン20であるか否かが判定される
(ステップn21〜n24)(図20、B参照)。
時は、保持ディスク102を外側に角180度回転制御
して投入されたICコイン20を投入口103経由で返
却通路109に回動させ、該返却通路109のシャッタ
110を開放して、投入されたICコイン20をプレー
ヤに返却し、初期状態にリターンする(ステップn2
5,n21)(図20、C.D参照)。なお、この返却
処理時にICコイン20が投入口103から一瞬目視す
ることができるので、プレーヤは返却処理を確認するこ
とができる。
ン20であると判定されたときは、払出しボタン(図7
の払出しボタン43参照)が操作されるまで待機し、該
ボタンの信号(払出し指令)で設定された1回分の遊技
媒体の払出しを許容する信号を出力する(ステップn2
6,n27)。なお、ICコイン20が投入されること
はプレーヤが遊技を行うことの意思表示であるので、払
出しボタンの操作を待つことなく、ICコイン20の有
効性を判定してから所定時間を計時して、そのタイムア
ップで1回分の遊技媒体の払出しを許容する信号を出力
することもできる。
の払出しに対応する価値をICコイン20に価値データ
から減算し記録を更新して、残価値があるか否かを判定
し、残価値があるときは、ステップn26にリターンし
て、次ぎの払出しボタンの操作まで待機する(ステップ
n28,n29)。なお、ICコイン20に残価値があ
る状態で返却ボタン45が操作されたときは、ステップ
n25に移行して、ICコイン20は返却される。
出しが繰返されてICコイン20の残価値が零(0円)
になったことがステップn29で判定されたときは、ス
テップn30で該ICコイン20は回収して初期状態に
リターンする(図20、E.A参照)。
90度回転制御してアンテナ38の位置にあるICコイ
ン20を回収通路107の位置に回動させ、さらに該通
路107のシャッタ108を開放して、ICコイン20
を回収し、続いて保持ディスク102を外側に角180
度回転制御して、空の保持部101を投入口103に対
向させてホームポジションに復帰して、ステップn21
にリターンする。
ICコイン20を投入したときの処理を示したが、次ぎ
にプレーヤが現金を投入してICコイン20を発行処理
してプレーする場合を、図21のフローチャートと、図
22の動作説明図を参照して説明する。
投入口103に対向させたホームポジションの位置にあ
ってICコイン20の投入可能な状態にあり、他方の保
持部101には1個のICコイン20をプールして待機
している(図22、A参照、または図20、A参照)。
(図11の紙幣処理部33を参照)に投入すると、真紙
幣あることの判定に基づいて、保持ディスク102にI
Cコイン20のプールがあるか否かを判定する(ステッ
プn31,32)。
イン20のプールが回収コインセンサ123の出力で判
定されると、この判定に基づいて保持ディスク102は
外側に角90度回転制御され、上述の回収通路107と
対向する位置でプールされているICコイン20をアン
テナ38と対向する位置に回動させて、投入された金額
に基づいて価値データを含むコインデータをICコイン
20に記録処理する(ステップn33,n34)(図2
2、B参照)。
持ディスク102は外側に角90度回転制御され、IC
コイン20は投入口103の位置に回動されて、該投入
口103に臨ませて、フレーヤにICコイン20の正常
な発行を示す(ステップn35)(図22、C参照)。
7の払出しボタン43参照)が操作されるまで待機し、
該ボタンが操作されることに基づいて、前述した図19
のステップ26に移行して、遊技媒体の発行を許容す
る。
遊技を行うことの意思表示であるので、払出しボタンの
操作を待つことなく、ICコイン20の記録処理が終了
してから所定時間を計時して、そのタイムアップで遊技
媒体の払出しを許容することもできる。
02にICコイン20のプールがないと判定された時、
すなわち、現金の投入が2回連続すると、1回目の現金
投入時にプールされたICコイン20を使用するので、
2回目の現金投入時にはICコイン20のプールがなく
なる(図22、D参照)。この場合、補給部105から
ICコイン20を保持ディスク102に補給する(ステ
ップn36)。
角90度回動制御して保持部101を補給通路104に
対向させ、次いで補給部105のシャッタ106を開放
して1枚のICコイン20を保持部101に補給し、ス
テップn34に移行して、以後ICコイン20の処理を
実行する。
テップn21で説明するように、保持ディスク102に
は1枚のICコイン20をプールした状態で動作するよ
うにしているが、他の制御方法としては、ICコイン2
0プールすることなく、プレーヤが投入したICコイン
20の価値データが残価値なくなると、これを回収し、
また、現金が投入されることにより補給部105からI
Cコイン20を補給してICコイン20の発行処理を実
行することもできる。
において、この発明の遊技機用ICコイン処理方法およ
びその装置は、実施例の紙幣処理部33とICコイン2
0の搬送プール部35および100とを備えた装置にお
ける処理、およびその装置に対応し、以下同様に、IC
コインの記録手段は、実施例のEEPROM25に対応
し、ICコインの通信手段は、A/D変換器26、アン
テナ27に対応し、コイン側制御手段は、CPU22に
対応し、識別手段は、紙幣処理部33に対応し、ICコ
インの投入口および放出口は、投入放出口34に対応
し、ICコインのプール手段は、搬送プール部35、第
2のプール部70、プール部93に対応し、本体側通信
手段は、アンテナ38を接続したICコイン通信装置4
0に対応し、 本体側制御手段は、制御部42に対応
し、払出し指令手段は、払い出しボタン43、タイマに
対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限
定されるものではなく、多くの実施の形態を備える。
図。
説明図。
示す説明図。
ート。
ート。
状態を示す説明図。
ローチャート。
ンの処理状態を示す説明図。
Claims (14)
- 【請求項1】貨幣の投入に基づいて、該貨幣の価値をI
Cコインに記録して放出口に臨ませ、次ぎに払出し指令
に基づいて、放出口のICコインを取込み、所定量の遊
技機用遊技動体の払出し分に対応する価値をICコイン
の価値から減算して、残価値をICコインに記録し、価
値を減算した分の遊技動体の払出しを許容する遊技機用
ICコイン処理方法。 - 【請求項2】貨幣を投入し、所定量の遊技機用遊技動体
の払出し分に対応する価値を貨幣の価値から減算して、
残価値をICコインに記録し、価値を減算した分の遊技
動体の払出しを許容する遊技機用ICコイン処理方法。 - 【請求項3】残価値を有するICコインが取込まれた状
態で払出し指令が入力されることに基づいて、所定量の
遊技機用遊技動体の払出し分に対応する価値をICコイ
ンの価値から減算して、残価値をICコインに記録し、
価値を減算した分の遊技動体の払出しを許容する請求項
1または2に記載の遊技機用ICコイン処理方法。 - 【請求項4】ICコインに残価値がないときはICコイ
ンを内部にプールする請求項1、2または3に記載の遊
技機用ICコイン処理方法。 - 【請求項5】データの書込みおよび読出し可能な記録手
段、データの送受信を行う通信手段およびこれらを制御
するコイン側制御手段を内蔵してコイン状に形成したI
Cコインを、遊技機における遊技動体の払出し用媒体に
設定し、投入された貨幣の有効性を識別する識別手段
と、遊技機用遊技動体の払出しを入力する払出し指令す
る払出し指令手段と、前記ICコインをプールするプー
ル手段と、当該手段に供ぜられた前記ICコインに対し
てデータの送受信を行う本体側通信手段と、前記識別手
段が有効な貨幣を識別したとき、本体側通信手段に供ぜ
られたICコインに貨幣の価値を記録した後放出口に臨
ませる処理と、払出し指令に基づき、投入口から本体側
通信手段に供ぜられたICコインの価値データを読取
り、該価値データが有効であるとき、所定量の遊技機用
遊技動体の払出し分に対応する価値を価値データから減
算して、残価値があるとき該残価値をICコインに記録
する処理と、価値を減算した分の遊技動体の払出しを許
容する処理とを実行する本体側制御手段とを備えた遊技
機用ICコイン処理装置。 - 【請求項6】データの書込みおよび読出し可能な記録手
段、データの送受信を行う通信手段およびこれらを制御
するコイン側制御手段を内蔵してコイン状に形成したI
Cコインを、遊技機における遊技動体の払出し用媒体に
設定し、投入された貨幣の有効性を識別する識別手段
と、前記ICコインをプールするプール手段と、当該手
段に供ぜられた前記ICコインに対してデータの送受信
を行う本体側通信手段と、前記識別手段が有効な貨幣を
識別したとき、本体側通信手段に供ぜられたICコイン
に、所定量の遊技機用遊技動体の払出し分に対応する価
値を貨幣の価値から減算して、残価値をICコインに記
録する処理と、価値を減算した分の遊技動体の払出しを
許容する処理とを実行する本体側制御手段とを備えた遊
技機用ICコイン処理装置。 - 【請求項7】残価値を有するICコインが本体側通信手
段に供ぜられたとき、遊技機用遊技動体の払出し分の価
値をICコインの価値から減算して、残価値をICコイ
ンに記録し、価値を減算した分の遊技動体の払出しを許
容する処理機能を、前記本体側制御手段に備えた請求項
5または6に記載の遊技機用ICコイン処理装置。 - 【請求項8】前記本体側制御手段がICコインの価値デ
ータをなしと判断したとき、該ICコインを前記プール
手段にプール制御する処理機能を、前記本体側制御手段
に備えた請求項5、6、7または8に記載の遊技機用I
Cコイン処理装置。 - 【請求項9】前記プール手段を回動可能な保持回動体で
形成し、該保持回動体の円周上に、ICコインが外周方
向に出し入れ可能に保持される保持部を複数形成した請
求項5、6、または7に記載の遊技機用ICコイン処理
装置。 - 【請求項10】前記保持回動体の保持部を、投入される
ICコインを受入れるための保持部と、投入されたIC
コインの他に内部でICコインをプールするめたの保持
部とを含む複数で形成した請求項9に記載の遊技機用I
Cコイン処理装置。 - 【請求項11】前記保持回動体の周縁対向部に、ICコ
インの投入口、返却口、回収口、補給口を対設した請求
項9または10に記載の遊技機用ICコイン処理装置。 - 【請求項12】前記保持回動体を円盤状の保持ディスク
で形成した請求項9、10または11に記載の遊技機用
ICコイン処理装置。 - 【請求項13】請求項5、6、7、8、9、10、11
および12に記載の遊技機用ICコイン処理装置を遊技
機の一側に隣設して、遊技機用遊技動体の払出しを許容
する払出し指令手段を備えた台間機。 - 【請求項14】データの書込みおよび読出し可能な記録
手段、データの送受信を行う通信手段およびこれらを制
御するコイン側制御手段を内蔵してコイン状に形成した
ICコインを、遊技機における遊技動体の払出し用媒体
に設定したICコイン。
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